JPWO2008013128A1 - 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム - Google Patents

端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2008013128A1
JPWO2008013128A1 JP2008526752A JP2008526752A JPWO2008013128A1 JP WO2008013128 A1 JPWO2008013128 A1 JP WO2008013128A1 JP 2008526752 A JP2008526752 A JP 2008526752A JP 2008526752 A JP2008526752 A JP 2008526752A JP WO2008013128 A1 JPWO2008013128 A1 JP WO2008013128A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
data
content
rendering
display element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2008526752A
Other languages
English (en)
Inventor
高橋 昇
昇 高橋
浩二 松澤
浩二 松澤
智史 会田
智史 会田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Access Co Ltd
Original Assignee
Access Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Access Co Ltd filed Critical Access Co Ltd
Publication of JPWO2008013128A1 publication Critical patent/JPWO2008013128A1/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/048Indexing scheme relating to G06F3/048
    • G06F2203/04806Zoom, i.e. interaction techniques or interactors for controlling the zooming operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈手段と、その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを抽出するデータ抽出手段と、該抽出データの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付け手段と、該関連付けされた抽出データの各々を選択可能な表示要素として生成する表示要素生成手段と、該生成された表示要素をレンダリングして、当該表示要素が表示されるモードの表示を行うレンダリング手段と、該レンダリングされた表示要素を選択する選択手段とを具備し、ある表示要素が選択されたとき、レンダリング手段が当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて当該表示要素が画面上に現れるよう該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに表示を切り替える端末装置を提供する。

Description

本発明は、コンテンツのデータを解釈し、その解釈結果に基づいてコンテンツの表示を行う端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムに関する。
近年、インターネットに代表されるネットワークの急速な普及やその技術の発展に伴って、ユーザは、デスクトップやラップトップ等のPC(Personal Computer)のみならず、携帯電話や、PDA(Personal Digital Assistance)、家電、カーナビゲーション装置等を含む様々な情報端末を用いてネットワーク上の情報を閲覧することができる。これらの情報端末には情報閲覧ソフトウェア(以下、ブラウザと記す)が組み込まれている。ブラウザが、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)で記述されたマークアップ言語の文書を解釈し、次いでその解釈結果に基づいたレイアウト処理を行う。これにより、端末の表示部にネットワーク上の情報(例えばページ)が表示(すなわちレンダリング)される。
先ず、本明細書において用いられる用語について定義する。
・ネットワーク
キャリアの通信網、イントラネット、インターネット等を含む各種通信網
・コンテンツ
ネットワーク経由で伝送される、又は端末に格納されている、ユーザが鑑賞する映像や画像、音楽、文章、又はそれらの組み合わせから構成される一纏まりの情報
・Webコンテンツ
コンテンツの一形態であり、ネットワーク経由で伝送される一纏まりの情報
・Webページ(或いは単に「ページ」)
Webコンテンツの一形態であり、ユーザがあるURI(Uniform Resource Identifier)を指定したときに表示されるべき内容全体。すなわち、ディスプレイ上の画像をスクロールすることにより表示され得る内容全体。なお、Webページにはオンラインで閲覧されるものに限らず、オフラインで閲覧されるものも含まれる。オフラインで閲覧されるWebページには、例えばインターネット経由で伝送されてブラウザによりキャッシングされたページや、端末装置のローカルフォルダ等にmht形式で保存されたページ等が含まれる。Webページは、例えばHTML文書、イメージファイル、音声データ等の種々のデータ(Webページデータ)から構成される。
上記定義によれば、コンテンツはWebコンテンツを包括し、WebコンテンツはWebページ、ページを包括する。
ここで、例えば携帯電話等の携帯端末の画面サイズはデスクトップPC等と比べて格段に小さい。従ってページの表示サイズも小さくなってしまい、その視認性が低い。特に、デスクトップPC等を想定して制作されたページを携帯端末で表示させた場合においては、その視認性の低さは顕著である。
このようにページの視認性が低い場合、ユーザにとって、例えばページに含まれる所望のアンカーリンクを正確にポインティングすることが困難であり得る。附言するにページの視認性の低さは例えば操作ミスの原因となる。また、操作に掛かる時間が増大する原因にもなる。
例えば特開2002−351620号公報には、このような問題を鑑みて成された技術が開示されている。特開2002−351620号公報によれば、表示中のページが複数の領域に分割される。そしてユーザにより何れかの領域が選択されると、当該領域に含まれるアンカーリンクが抽出されてリスト状にポップアップで表示される。ユーザは、このリストの中から所望のアンカーリンクを選択するという簡単な操作によって、例えば興味のあるトピック等(すなわちリンク先)を画面上に表示させることができる。
しかし特開2002−351620号公報に記載の端末装置においても結局は、領域を選択する段階ではページの視認性が低い。つまり、ユーザにとって、所望のアンカーリンクを含む領域を正確に選択すること自体が困難であり得る。このような観点から、特開2002−351620号公報に記載の端末装置では、ユーザはポインティング操作を正確に行ってページ中の所望の箇所を画面上に表示させることが困難であり得る。
そこで本発明は上記の事情に鑑みて、正確なポインティングを簡単な操作で実現してコンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させることができる端末装置を提供することを課題としている。また正確なポインティングを簡単な操作で実現してコンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させるのに好適なコンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムを提供することを課題としている。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係るコンテンツを表示可能な端末装置は、コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈手段と、その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを抽出するデータ抽出手段と、該抽出データの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付け手段と、該関連付けされた抽出データの各々を選択可能な表示要素として生成する表示要素生成手段と、該生成された表示要素をレンダリングして、当該表示要素が表示されるモードの表示を行うレンダリング手段と、該レンダリングされた表示要素を選択する選択手段とを具備したものであり、レンダリング手段は、ある表示要素が選択されたとき、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該表示要素が画面上に現れるよう該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに表示を切り替えることを特徴としたものである。
このように構成された端末装置によれば、ある条件で抽出された特定のデータだけがレンダリングされ、選択可能な表示要素として画面上に表示される。このためユーザは、正確且つ簡単にポインティング操作を行って、コンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させることができる。
ここでいう該所定の条件を満たすデータとは、例えばイメージデータ、ボールドフォントで定義されたテキストデータ、スタイルシートで定義されたテキストデータ、リンクのデータ、所定のキーワードを含むテキストデータの少なくとも一つである。
また上記レンダリング手段は、該特定のモードを表示する際、各表示要素を、それぞれ関連付けられた位置情報に基づいてレイアウトすることができる。また、少なくとも画面上下方向に関して、該位置情報に基づいたレイアウト処理を実行するよう動作し得る。
また上記レンダリング手段は、例えば該抽出されたデータの各々に対する、レンダリングする際の表示倍率を全て同一に設定する。このとき上記レンダリング手段は、例えば該表示要素が全て一画面中に収まるよう該表示倍率を設定しても良い。
また上記の課題を解決する本発明の別の態様に係るコンテンツを表示可能な端末装置は、コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈手段と、その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを検知するデータ検知手段と、該検知されたデータの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付け手段と、その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータをレンダリングするレンダリング手段であって、レンダリング結果として得られる表示要素のうち該検知されたデータを基とする所定の表示要素を他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素としてレンダリングして、当該他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が表示されるモードの表示を行うレンダリング手段と、該所定の表示要素を選択する選択手段とを具備しており、レンダリング手段が、ある他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が選択されたとき、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該選択された表示要素が画面上に現れるように該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに切替えることを特徴としたものである。
このように構成された端末装置によれば、ある条件を満たすとされたデータが他のデータと識別可能に且つ選択可能な表示要素としてレンダリングされる。このためユーザは、本来表示されるべきコンテンツの全体像をイメージしながら正確且つ簡単にポインティング操作を行って、コンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させることができる。
なお上記端末装置において、上記レンダリング手段は、例えば該検知されたデータを基とする所定の表示要素を、他の表示要素よりも高い表示倍率でレンダリングすることで識別可能とさせる。
また上記端末装置において、例えば該所定の条件を満たすデータが所定のタグで定義されたフォントによるテキストデータであるとき、上記レンダリング手段は、該テキストデータを基として得られる所定のテキストを該コンテンツに対して縮小された範囲内にレイアウトし、当該コンテンツにおけるフォントサイズを維持しつつも当該範囲内に収まりきらない文字列を表示しないようにすることができる。
また上記の課題を解決する本発明の一態様に係るコンテンツを表示するためのコンテンツ表示方法は、コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈ステップと、その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを抽出するデータ抽出ステップと、該抽出データの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付けステップと、該関連付けされた抽出データの各々を選択可能な表示要素として生成する表示要素生成ステップと、該生成された表示要素をレンダリングして、当該表示要素が表示されるモードの表示を行う第一のレンダリングステップと、該レンダリングされた表示要素を選択する選択ステップとを含む方法であり、ある表示要素が選択されたとき、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該表示要素が画面上に現れるよう該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに表示を切り替える第二のレンダリングステップとを含む方法である。
このようなコンテンツ表示方法によれば、ある条件で抽出された特定のデータだけがレンダリングされ、選択可能な表示要素として画面上に表示される。このためユーザは、正確且つ簡単にポインティング操作を行って、コンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させることができる。
ここで、上記第一のレンダリングステップにおいて、各表示要素を、それぞれ関連付けられた位置情報に基づいてレイアウトするようにしても良い。
また上記第一のレンダリングステップにおいて、少なくとも画面上下方向に関して、該位置情報に基づいたレイアウト処理を実行するようにしても良い。
また上記第一のレンダリングステップにおいて、該抽出されたデータの各々に対する、レンダリングする際の表示倍率を全て同一に設定するようにしても良い。
また上記第一のレンダリングステップにおいて、該抽出されたデータのレンダリング結果として得られる表示要素が全て一画面中に収まるよう該表示倍率を設定するようにしても良い。
また上記の課題を解決する本発明の別の態様に係るコンテンツを表示するためのコンテンツ表示方法は、コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈ステップと、その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを検知するデータ検知ステップと、該検知されたデータの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付けステップと、その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータをレンダリングするレンダリングステップであって、レンダリング結果として得られる表示要素のうち該検知されたデータを基とする所定の表示要素を他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素としてレンダリングして、当該他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が表示されるモードの表示を行うレンダリングステップと、該所定の表示要素を選択する選択ステップとを含む方法であり、ある他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が選択されたとき、レンダリングステップにおいて、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該選択された表示要素が画面上に現れるように該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに切替えることを特徴とした方法である。
このようなコンテンツ表示方法によれば、ある条件を満たすとされたデータが他のデータと識別可能に且つ選択可能な表示要素としてレンダリングされる。このためユーザは、本来表示されるべきコンテンツの全体像をイメージしながら正確且つ簡単にポインティング操作を行って、コンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させることができる。
なお上記レンダリングステップにおいて、例えば該検知されたデータを基とする所定の表示要素を、他の表示要素よりも高い表示倍率でレンダリングすることで識別可能とさせる。
また例えば該所定の条件を満たすデータが所定のタグで定義されたフォントによるテキストデータであるとき、上記レンダリングステップにおいて、該テキストデータを基として得られる所定のテキストを該コンテンツに対して縮小された範囲内にレイアウトし、当該コンテンツにおけるフォントサイズを維持しつつも当該範囲内に収まりきらない文字列を表示しないようにすることができる。
また上記の課題を解決する本発明の一態様に係るコンテンツ表示プログラムは、上記コンテンツ表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態の端末装置の外観を示した図である。 本発明の実施の形態の端末装置の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態のブラウザに含まれるブラウザエンジンの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態のブラウザで表示されるページの一例を示した図である。 本発明の実施の形態のイメージジャンプモード時に表示されるページの一例を示した図である。 本発明の実施の形態のタイトルジャンプモード時に表示されるページの一例を示した図である。 本発明の実施の形態のイメージジャンプモードにおけるページの表示処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の端末装置10の外観を示した図である。また図2は、本発明の実施の形態の端末装置10の構成を示したブロック図である。本実施形態において端末装置10は携帯電話であるが、別の実施の形態では例えばデスクトップやラップトップ等のPC、携帯電話、PDA或いはPHS(Personal Handy phone System)等の種々の形態のものが想定される。
端末装置10はその全体を統括的に制御するCPU103を具備する。CPU103にはバス119を介して各構成要素が接続されている。これらの構成要素には、ROM(Read-Only Memory)105、RAM(Random-Access Memory)107、ネットワークインタフェース109、ディスプレイドライバ1111、インタフェース115がある。ディスプレイドライバ111、インタフェース115はそれぞれ、ディスプレイ113、ユーザインタフェースデバイス117に接続されている。
ROM105には各種プログラムや各種データが格納されている。ROM105に格納されているプログラムには例えばブラウザ50がある。このブラウザ50は、所定のマークアップ言語で記述されたオンライン又はオフライン上の情報を閲覧するための情報閲覧ソフトウェアである。
RAM107は例えばROM105に格納されている各種プログラムの展開先である。ユーザインタフェースデバイス117を用いたユーザ・オペレーション(以下、単に「ユーザ・オペレーション」と記す)にしたがって、ROM105に格納されているプログラム(例えばブラウザ50)が読み出されてRAM107の所定領域に展開されて実行される。これにより、ブラウザ50が起動する。
なおユーザインタフェースデバイス117には5ウェイキー、およびファンクションキーF、Fが含まれている。5ウェイキーは四つの方向キー(117U、117D、117R、117L)およびエンタキー117Eから成る。
ここで、ブラウザ50の機能について説明する。図3を参照してブラウザ50の基本的な構成要素であるブラウザエンジン30について説明する。
図3は、ブラウザ50に含まれるブラウザエンジン30の機能ブロック図である。図3に示されるように、ブラウザエンジン30は、パーサー31、ページメーカ32、およびフォーマッタ33の各機能ブロックから構成される。
ユーザ・オペレーションによりURIが入力されると(又はWebページに含まれるアンカータグを選択することによりURIが指定、或いは端末装置10内部にブックマークや履歴として保持されたURIが選択されると)、ブラウザ50は、インターネット上のURI(例えばサーバ)からHTML文書21(すなわちリクエストされたページ)を取得するよう動作する。
サーバは、ブラウザ50によるリクエストに応じてHTML文書21を送出する。送出されたHTML文書21は、所定のネットワークおよびネットワークインタフェース109を介して次にパーサー31に渡される。
パーサー31は、このHTML文書21を解釈し、HTML文書21の文法構造がツリー構造で表されたドキュメントツリー23を作成する。なお、ドキュメントツリー23は、HTML文書21の文法構造を表現するのみであり、ドキュメントの表現に関する情報までは含んでいない。
次に、ページメーカ32は、ドキュメントツリー23およびタグに関する情報を基に、HTML文書21の表現形式、例えばblock, inline, table, list, item等を含むレイアウトツリー25を作る。すなわち、レイアウトツリー25は、block, inline, tableなどの順番に関する情報を含んでいる。なお、レイアウトツリー25は、これらの要素(block, inline, table等)の画面上での位置やサイズについての情報は含んでいない。
フォーマッタ33は、レイアウトツリー25および携帯装置10の仕様の情報に基づいて周知のフォーマッティングを実行し、ディスプレイ113の画面上に各要素(テキストやイメージ等)をレイアウトする。パーサー31、ページメーカ32、フォーマッタ33による以上のような処理を経て、HTML文書21、すなわちリクエストされたページがディスプレイ113に表示される。
なお、ブラウザエンジン30によるレンダリング処理により、ディスプレイ113の画面上にレイアウトして表示されたテキストやイメージ等の各々を「要素」と表現することもできる。
ここで、図4に、ブラウザ50で表示されるページの一例を示す。なおこのページは、例えばデスクトップPC等のディスプレイ(例えばXGA(eXtended Graphics Array))を想定して制作されたものである。これに対してディスプレイ113は例えばQVGA(Quarter Video Graphics Array)である。本実施形態においてフォーマッタ33は、ディスプレイ113のピクセル数に合わせたフォーマッティング(例えば画面幅方向のピクセル数に合わせた文字の折り返し等)を実行していない。このためページは、図4に示されるように、ディスプレイ113の表示領域に収まらずその一部しか表示されていない。
ブラウザ50にてページが表示されてから所定のユーザ・オペレーションが実行されると、当該ブラウザ50は、図4に示されるように、ページの前面側にインジケータIを表示させる。またこれと同時に画面下中央、左下のボタンのそれぞれに「OK」、「Cancel」を付す。
なおエンタキー117Eが押下されたとき、画面下中央のボタン(図4では「OK」)が選択されてそれに応じた処理が実行される。またファンクションキーFが押下されたとき、画面左下のボタン(図4では「Cancel」)が選択されてそれに応じた処理が実行される。またファンクションキーFが押下されたとき、画面右下のボタンが選択されてそれに応じた処理が実行される。
インジケータIは、複数のアイコンが縦および横方向にそれぞれ一列並べられたものである。図4に示されるように、初期的には、インジケータIの最も下のアイコンが他のアイコンと異なる色で表示される。すなわち最も下のアイコンが注視された状態にある。ユーザは方向キー117U又は117Dを押下することで、注視状態にある縦方向のアイコンを変更することができる。
また図4に示されるように、注視状態にある縦方向のアイコンの横(インジケータIの右側)には「100%」、「Image」、「Text」、「Read」のアイコンが一列に並べられて表示されている。これらのアイコンの中で初期的には「100%」アイコンが注視された状態にある。「100%」アイコンはページの表示倍率を決定するためのアイコンである。「100%」アイコンが注視された状態でエンタキー117Eが押下(すなわち「OK」のボタンが選択)されると、ブラウザ50はページを等倍で表示させる。附言するに、ブラウザ50は初期的にはページを等倍で表示させている。従ってインジケータIが表示され、ユーザが最初にエンタキー117Eを押下してもページの表示倍率は変化しない。なおユーザがファンクションキーFを押下(すなわち「Cancel」のボタンを選択)した場合、ブラウザ50はインジケータIを消去する。
ユーザは方向キー117R又は117Lを押下することで、注視状態にある横方向のアイコンを変更することができる。このような操作でアイコンが変更されると、ブラウザ50は、その注視されているアイコン(例えば「Image」、「Text」、「Read」アイコン)に応じたモードでページを表示する。
例えば「Image」アイコンが注視されるよう操作が行われると、ブラウザ50は、ページの表示モードをイメージジャンプモードに変更する。ここで、図5(a)乃至(d)に、イメージジャンプモードで表示されているページの一例を示す。また、図7に、イメージジャンプモードにおけるページの表示処理のフローチャートを示す。以下、このイメージジャンプモードについて説明する。
イメージジャンプモードは、先程まで表示されていた、通常の解釈結果によって本来表示されるべきページ(以下、「元のページ」と記す。また元のページを表示するモードを便宜的に「通常モード」と記す。)に含まれるイメージのみを抽出して表示するモードである。具体的には、「Image」アイコンが選択されたとき(ステップ1:YES、以下、明細書及び図面においてステップを「S」と略記)、ブラウザ50は先ず元のページの表示を消す。なおこのとき、各イメージのファイルはメモリ(例えばRAM107等)にキャッシングされた状態にある。次いで、ブラウザ50(フォーマッタ33)は、元のページのHTML文書に含まれる各イメージ情報(例えばimageでの定義に用いられているイメージファイル名、width、height、align属性、元のページにおいてイメージがレイアウトされるべき位置の情報等)およびディスプレイ113の画面サイズに関する情報に基づいて、キャッシングされている各イメージを、元のページでの相関が維持された状態で配置されるようレンダリングする(S2)。これによりディスプレイ113の画面上において、元のページからイメージだけが抽出して配置されたページ(以下、「イメージインデックスページ」と記す)が表示される。別の言い方をすると、ディスプレイ113上の表示形態が通常モード(場合によっては後述するタイトルジャンプモード)からイメージジャンプモードに切り替わる。附言するにイメージジャンプモードにおいてブラウザ50は、各イメージと各イメージ情報との対応関係を把握している(例えばRAM107等にその対応関係の情報を保持している)。また各イメージは、5ウェイキーで選択可能な表示データ(すなわちフォーカスを当てることが可能なイメージ)として生成されレンダリングされている。
イメージインデックスページにおいて各イメージは、同一の縮小率で変倍された状態で配置される。これは、元のページにおける各イメージ間の相対的な大きさがイメージジャンプモードにおいても維持されることを意味する。なおこのときの縮小率は、全てのイメージが一画面中(ディスプレイ113で一度に表示可能な領域)に収まる程度が好ましい。
また、イメージインデックスページにおいて各イメージは、等倍で配置されても良く、或いは同一の拡大率で変倍された状態で配置されても良い。この場合も各イメージ間の相対的な大きさは維持される。
また、イメージインデックスページにおいて各イメージは、画面上下方向に関してレイアウトが維持されるよう配置される。附言するに、元のページで上側に配置されていたイメージは、イメージインデックスページでも上側に配置される。また、元のページで下側に配置されていたイメージは、イメージインデックスページでも下側に配置される。
図5(a)においてエンタキー117Eが押下されると、ブラウザ50は、図5(b)に示されるように、インジケータIを消去してイメージインデックスページの最上段に配置されたイメージにフォーカスfを当てる。附言するに最上段に配置されているイメージが複数存在する場合、ブラウザ50は、その中で最も左に配置されたイメージにフォーカスfを当てる。ユーザは、各方向キーを用いたユーザ・オペレーションにより、所望のイメージにフォーカスfを当てることができる。
図5(c)に、イメージインデックスページにおいて人物が描かれたイメージimgにフォーカスfが当てられている状態を示す。このときエンタキー117Eが押下されると、ブラウザ50は、当該イメージimgが選択されたとして図7のS3の処理で「YES」と判定し、イメージimgに関連付けられたイメージ情報と元のページのHTML文書とを照合する。そしてその照合の結果、および元のページのレイアウトツリーとディスプレイ113の画面サイズに関する情報に基づいて、ディスプレイ113の画面上に元のページを表示させる(S4)。別の言い方をすると、ディスプレイ113上の表示形態をイメージジャンプモードから通常モードに切り替える。より詳細には、このとき元のページは、図5(d)に示されるように、イメージimgがディスプレイ113の画面上に現れる位置で表示される。つまりイメージジャンプモードにおいて各イメージは、元のページにおいて自身が表示されるべき位置のリンクとしてレンダリングされていると云える。附言するに上記例で元のページを表示するとき、ブラウザ50は、イメージimgにフォーカスが当てられた状態で当該元のページを表示することもできる。
本実施形態のイメージジャンプモードによれば、元のページに含まれるイメージのみが抽出されてディスプレイ113の画面上に表示される。表示対象がイメージだけであるため、ブラウザ50は、ページに含まれる全てのイメージを比較的大きなサイズで一画面(又は少数の画面)中に表示させることができる。つまり、各イメージを高い視認性で表示させることができる。またこれらのイメージは、元のページにおいて自己が表示されるべき位置の情報と関連付けられている。ユーザは、これら視認性の高いイメージの中から所望のイメージを選択して、例えばページ中の興味のある箇所をディスプレイ113の画面上に表示させることができる。すなわちユーザは、正確且つ簡単にポインティング操作を行ってページを閲覧することができる。附言するにユーザは、画面をあまりスクロールさせることなくページ中の所望の箇所を正確且つ簡単に閲覧することができる。
また本実施形態のイメージインデックスページでは、各イメージは、元のページでの相関が維持された状態で表示される。従ってユーザは、元のページの全体像を視覚的や感覚的に把握している場合、イメージインデックスページにおいて所望のイメージをより容易に探し出すことができる。
次に、「Text」アイコンが注視されたときの処理について説明する。「Text」アイコンが注視されるよう操作が行われると、ブラウザ50は、ページの表示モードをタイトルジャンプモードに変更する。ここで、図6(a)乃至(d)に、タイトルジャンプモードで表示されているページの一例を示す。
タイトルジャンプモードは、元のページの中でタイトルとなりそうなテキスト(以下、「タイトルテキスト」と記す)のみを抽出して表示するモードである。具体的には、「Text」アイコンが選択されたとき、ブラウザ50は先ず元のページの表示を消す。次いで、元のページのHTML文書を検索してタイトルテキストを取得する。このときブラウザ50は、取得された各タイトルテキストと、その各々の位置情報(すなわち元のページにおいて表示されるべき箇所の情報)との対応関係を把握している(例えばRAM107等にその対応関係の情報を保持している)。
ここで、タイトルテキストについて説明する。このタイトルテキストには、例えばボールドフォント(HTML文書における"<b><strong><h1> ... <h6>")やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシートで定義されたテキスト(例えばCSSで強調表示(BOLD)やフォントサイズ(文字サイズ)を定義されたテキスト等)、アンカーテキスト、所定のキーワードを含むテキスト等が挙げられる。
ブラウザ50はタイトルテキスト取得に次いで、その各々の上記位置情報およびディスプレイ113の画面サイズに関する情報に基づいて、各タイトルテキストを元のページでの相関が維持された状態で配置されるようレンダリングする。これによりディスプレイ113の画面上において、元のページからタイトルテキストだけが抽出して配置されたページ(以下、「タイトルインデックスページ」と記す)が表示される。別の言い方をすると、ディスプレイ113上の表示形態が通常モード(場合によってはイメージジャンプモード)からタイトルインデックスページに切り替わる。これらのタイトルテキストも、5ウェイキーで選択可能な表示データ(すなわちフォーカスを当てることが可能なテキスト)として生成されレンダリングされている。
タイトルインデックスページにおいて各タイトルテキストは、例えば元々のフォントサイズが維持された状態、或いは、統一的なフォントサイズで表示される。若しくは、同一の縮小率(又は拡大率)で変倍された状態で表示される。
また、タイトルインデックスページにおいて各タイトルテキストは、画面上下および左右方向に関してレイアウトが維持されるよう配置される。附言するに、元のページで上側、下側に配置されていたタイトルテキストは、タイトルインデックスページでもそれに合わせて上側、下側のそれぞれに配置される。また、元のページで右側、左側に配置されていたタイトルテキストは、タイトルインデックスページでもそれに合わせて右側、左側のそれぞれに配置される。
図6(a)においてエンタキー117Eが押下されると、ブラウザ50は、図6(b)に示されるように、インジケータIを消去してタイトルインデックスページの最上段に配置されたタイトルテキストにフォーカスf’を当てる。附言するに最上段に配置されているタイトルテキストが複数存在する場合、ブラウザ50は、その中で最も左に配置されたタイトルテキストにフォーカスf’を当てる。ユーザは、各方向キーを用いたユーザ・オペレーションにより、所望のタイトルテキストにフォーカスf’を当てることができる。
図6(c)に、タイトルインデックスページにおいて「Marketplace」と付されたタイトルテキストにフォーカスf’が当てられている状態を示す。このときエンタキー117Eが押下されると、ブラウザ50は、「Marketplace」のタイトルテキストに関連付けられた上記位置情報と元のページのHTML文書とを照合する。そしてその照合の結果、および元のページのレイアウトツリーとディスプレイ113の画面サイズに関する情報に基づいて、ディスプレイ113の画面上に元のページを表示させる。別の言い方をすると、ディスプレイ113上の表示形態を通常モードからタイトルジャンプモードに切り替える。より詳細には、このとき元のページは、図6(d)に示されるように、「Marketplace」のタイトルテキストがディスプレイ113の画面上部に現れる位置で表示される。つまりタイトルジャンプモードにおいて各タイトルテキストは、元のページにおいて自身が表示されるべき位置のリンクとしてレンダリングされていると云える。
本実施形態のタイトルジャンプモードによれば、元のページに含まれるタイトルテキストのみが抽出されてディスプレイ113の画面上に表示される。表示対象がタイトルテキストだけであるため、ブラウザ50は、ページに含まれる全てのタイトルテキストを比較的大きなサイズで一画面(又は少数の画面)中に表示させることができる。つまり、各タイトルテキストを高い視認性で表示させることができる。またこれらのタイトルテキストは、元のページにおいて自己が表示されるべき位置の情報と関連付けられている。ユーザは、これら視認性の高いタイトルテキストの中から所望のタイトルテキストを選択して、例えばページ中の興味のある箇所をディスプレイ113の画面上に表示させることができる。すなわちユーザは、正確且つ簡単にポインティング操作を行ってページを閲覧することができる。附言するにユーザは、画面をあまりスクロールさせることなくページ中の所望の箇所を正確且つ簡単に閲覧することができる。
また本実施形態のタイトルインデックスページでは、各タイトルテキストは、元のページでの相関が維持された状態で表示される。従ってユーザは、元のページの全体像を視覚的や感覚的に把握している場合、タイトルインデックスページにおいて所望のタイトルテキストをより容易に探し出すことができる。
以上が本発明の実施の形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
例えばイメージジャンプモードの別の実施の形態として、イメージインデックスページにおいて、イメージだけでなく他の要素(例えばテキスト等)も表示されるようにしても良い。この場合ブラウザ50は、イメージ以外の要素の元のページに対する表示倍率を、当該イメージの元のページに対する表示倍率よりも低くしてディスプレイ113の画面上に表示させる。具体的には、例えば各イメージを70%の倍率で表示させると共にテキスト等を50%の倍率で表示させる。
すなわち別の実施の形態によれば、イメージジャンプモードにおいて、各イメージが元のページに対して他の要素よりも相対的に大きく表示されることになる。従って各イメージの視認性は高いままである。このためユーザは、各イメージに対する正確且つ簡単なポインティング操作を行うことができる。附言するにテキスト等が小さく表示される分、一画面中に表示されるイメージの数は増加する。従ってユーザは、画面をあまりスクロールさせることなく何れかのイメージを選択することで、本実施形態と同様にページ中の所望の箇所を簡単な操作で正確に閲覧することができる。またテキスト等が表示されている分、元のページのレイアウトにより近い状態でイメージインデックスページが表示されることになる。従ってユーザは、元のページの全体像を視覚的や感覚的に把握している場合、イメージインデックスページにおいてページ中の所望の箇所をより容易に探し出すことができる。
イメージジャンプモードの別の実施の形態について上記したが、例えばこの「イメージジャンプモード」を「タイトルジャンプモード」に置き換えた実施の形態も想定される。つまりこの実施の形態によれば、タイトルインデックスページにおいて各タイトルテキストが、元のページに対して他の要素(例えばテキスト(タイトルテキスト以外)やイメージ等)よりも相対的に大きく表示されることになる。この場合も何れかのタイトルテキストを選択することで、本実施形態と同様にページ中の所望の箇所を簡単な操作で正確に閲覧することができる。
なお、タイトルインデックスページにおいてタイトルテキストの視認性をより優先させる表示の形態として以下のものが考えられる。具体的には、例えば各タイトルテキストの表示範囲を70%のサイズとしてタイトルテキスト自体を等倍で表示させると共に他のテキストやイメージ等を50%の倍率で表示させる。ここでいう70%の表示範囲とは、タイトルインデックスページでのタイトルテキストの表示範囲が元のページにおける同タイトルテキストの表示範囲の70%のサイズになることを意味する。各タイトルテキストの表示範囲が狭くなる一方でタイトルテキストのフォントサイズ自体は元のページと同一であるため、例えばタイトルテキストの中で70%の表示範囲に収まりきらない文字列(例えば後半部分の文字列)は表示されず、典型的にはその先頭部分の文字列が表示されることになる。この実施の形態では各タイトルテキストの表示範囲を狭くすることにより、他のテキストやイメージ等の表示領域確保を達成すると共に、タイトルテキストを等倍表示することでその視認性の確保も同時に達成している。従ってユーザは、ページの全体像をより感覚的に掴むことができると共に、高い視認性が維持されたタイトルテキストを簡単な操作で正確にポインティングすることができる。
また更に別の実施の形態では、イメージジャンプモードとタイトルジャンプモードを複合化したようなモードでページを表示させても良い。このようなモードによれば、ブラウザ50は、各タイトルテキストおよびイメージのみを抽出したページを表示する。この場合、タイトルテキストとイメージの双方がユーザ・オペレーションで選択可能な要素(フォーカス対象)となる。
また更に別の実施の形態では、各タイトルテキストおよびイメージが、元のページに対して他の要素(例えばタイトルテキスト以外のテキスト等)よりも相対的に大きくなるように表示されても良い。
また更に別の実施の形態では、他の要素に対してイメージやタイトルテキストを相対的に大きく表示したとき、それらのイメージやタイトルテキストだけをユーザ・オペレーションで選択可能な要素となるように処理しても良い。つまりこの場合、他の要素に関してはフォーカス対象とならないよう処理が行われる。
また更に別の実施の形態では、イメージやタイトルテキストに対して相対的に小さく表示されるテキストに関しては、「・・・」や「□□□」等の規定の文字列(すなわちテキストが存在することを最低限視認させることが可能な表示)で表示しても良い。附言するにタイトルテキストに関しては正しい文字列での表示が行われる。このように他の要素のテキストを規定の文字列で表示することで、元のページにより近い状態のレイアウトを維持しつつ、タイトルインデックスページの表示処理に掛かる時間の短縮も実現される。
本発明によれば、正確なポインティングを簡単な操作で実現してコンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させることができる端末装置が提供される。また正確なポインティングを簡単な操作で実現してコンテンツ中の所望の箇所を画面上に表示させるのに好適なコンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラムが提供される。
また、例えば検索エンジン等の検索結果を表示する場合に、本実施形態のイメージジャンプモードやタイトルジャンプモードは極めて有効である。例えば検索エンジン等でイメージ検索をした場合、各コンテンツの検索結果として例えばイメージ、URI、サマリー等のセットが表示される。このような検索結果画面において例えばイメージジャンプモードを実行すると、各コンテンツの検索結果がイメージのみが限定される。この結果、一画面中により多くの検索結果が表示される。これにより、より多くの検索結果をユーザに一度に提示することが可能となり、例えば携帯電話等の画面サイズの限られた機器ではユーザにもたらす利益が特に大きい。また、タイトルジャンプモードを実行した場合には、各コンテンツの検索結果をタイトルテキスト(換言すると特定の文字列)に限定して表示することが可能である。この場合もイメージジャンプモードの例と同様の効果があり、ユーザに多大な利益をもたらすものと云える。

Claims (18)

  1. コンテンツを表示可能な端末装置において、
    コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈手段と、
    その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを抽出するデータ抽出手段と、
    該抽出データの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付け手段と、
    該関連付けされた抽出データの各々を選択可能な表示要素として生成する表示要素生成手段と、
    該生成された表示要素をレンダリングして、当該表示要素が表示されるモードの表示を行うレンダリング手段と、
    該レンダリングされた表示要素を選択する選択手段と、を具備し、
    前記レンダリング手段は、ある表示要素が選択されたとき、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該表示要素が画面上に現れるよう該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに表示を切り替えること、を特徴とする端末装置。
  2. 該所定の条件を満たすデータとは、イメージデータ、ボールドフォントで定義されたテキストデータ、スタイルシートで定義されたテキストデータ、リンクのデータ、所定のキーワードを含むテキストデータの少なくとも一つであること、を特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記レンダリング手段は、該特定のモードを表示する際、各表示要素を、それぞれ関連付けられた位置情報に基づいてレイアウトすること、を特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の端末装置。
  4. 前記レンダリング手段は、少なくとも画面上下方向に関して、該位置情報に基づいたレイアウト処理を実行すること、を特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記レンダリング手段は、該抽出されたデータの各々に対する、レンダリングする際の表示倍率を全て同一に設定すること、を特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の端末装置。
  6. 前記レンダリング手段は、該表示要素が全て一画面中に収まるよう該表示倍率を設定すること、を特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  7. コンテンツを表示可能な端末装置において、
    コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈手段と、
    その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを検知するデータ検知手段と、
    該検知されたデータの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付け手段と、
    その解釈結果に基づいて該コンテンツのデータをレンダリングするレンダリング手段であって、レンダリング結果として得られる表示要素のうち該検知されたデータを基とする所定の表示要素を他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素としてレンダリングして、当該他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が表示されるモードの表示を行うレンダリング手段と、
    該所定の表示要素を選択する選択手段と、を具備し、
    前記レンダリング手段は、ある他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が選択されたとき、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該選択された表示要素が画面上に現れるように該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに切替えること、を特徴とする端末装置。
  8. 前記レンダリング手段は、該検知されたデータを基とする所定の表示要素を他の表示要素よりも高い表示倍率でレンダリングすることで識別可能にすること、を特徴とする請求項7に記載の端末装置。
  9. 該所定の条件を満たすデータが所定のタグで定義されたフォントによるテキストデータであるとき、前記レンダリング手段は、該テキストデータを基として得られる所定のテキストを該コンテンツに対して縮小された範囲内にレイアウトし、当該コンテンツにおけるフォントサイズを維持しつつも当該範囲内に収まりきらない文字列を表示しないこと、を特徴とする請求項7又は請求項8の何れかに記載の端末装置。
  10. コンテンツを表示するためのコンテンツ表示方法において、
    コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈ステップと、
    その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを抽出するデータ抽出ステップと、
    該抽出データの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付けステップと、
    該関連付けされた抽出データの各々を選択可能な表示要素として生成する表示要素生成ステップと、
    該生成された表示要素をレンダリングして、当該表示要素が表示されるモードの表示を行う第一のレンダリングステップと、
    該レンダリングされた表示要素を選択する選択ステップと、
    ある表示要素が選択されたとき、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該表示要素が画面上に現れるよう該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに表示を切り替える第二のレンダリングステップと、を含むコンテンツ表示方法。
  11. 前記第一のレンダリングステップにおいて、各表示要素を、それぞれ関連付けられた位置情報に基づいてレイアウトすること、を特徴とする請求項10に記載のコンテンツ表示方法。
  12. 前記第一のレンダリングステップにおいて、少なくとも画面上下方向に関して、該位置情報に基づいたレイアウト処理を実行すること、を特徴とする請求項11に記載のコンテンツ表示方法。
  13. 前記第一のレンダリングステップにおいて、該抽出されたデータの各々に対する、レンダリングする際の表示倍率を全て同一に設定すること、を特徴とする請求項9から請求項12の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  14. 前記第一のレンダリングステップにおいて、該表示要素が全て一画面中に収まるよう該表示倍率を設定すること、を特徴とする請求項13に記載のコンテンツ表示方法。
  15. コンテンツを表示するためのコンテンツ表示方法において、
    コンテンツのデータを解釈するコンテンツデータ解釈ステップと、
    その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータの中から所定の条件を満たすデータを検知するデータ検知ステップと、
    該検知されたデータの各々に、該解釈の結果得られたそれぞれ対応する該コンテンツ内での位置情報を関連付ける位置情報関連付けステップと、
    その解釈結果に基づいて、該コンテンツのデータをレンダリングするレンダリングステップであって、レンダリング結果として得られる表示要素のうち該検知されたデータを基とする所定の表示要素を他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素としてレンダリングして、当該他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が表示されるモードの表示を行うレンダリングステップと、
    該所定の表示要素を選択する選択ステップと、を含み、
    ある他の表示要素と識別可能に且つ選択可能な表示要素が選択されたとき、前記レンダリングステップにおいて、当該表示要素に関連付けられた位置情報に基づいて、当該選択された表示要素が画面上に現れるように該コンテンツのデータをレンダリングして本来表示されるべき通常のモードに切替えること、を特徴とするコンテンツ表示方法。
  16. 前記レンダリングステップにおいて、該検知されたデータを基とする所定の表示要素を他の表示要素よりも高い表示倍率でレンダリングすることで識別可能にすること、を特徴とする請求項15に記載のコンテンツ表示方法。
  17. 該所定の条件を満たすデータが所定のタグで定義されたフォントによるテキストデータであるとき、前記レンダリングステップにおいて、該テキストデータを基として得られる所定のテキストを該コンテンツに対して縮小された範囲内にレイアウトし、当該コンテンツにおけるフォントサイズを維持しつつも当該範囲内に収まりきらない文字列を表示しないこと、を特徴とする請求項15又は請求項16の何れかに記載のコンテンツ表示方法。
  18. 請求項10から請求項17の何れかに記載のコンテンツ表示方法をコンピュータに実行させるためのコンテンツ表示プログラム。
JP2008526752A 2006-07-28 2007-07-23 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム Ceased JPWO2008013128A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006206411 2006-07-28
JP2006206411 2006-07-28
PCT/JP2007/064404 WO2008013128A1 (fr) 2006-07-28 2007-07-23 Dispositif terminal, procédé d'affichage de contenu et programme d'affichage de contenu

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2008013128A1 true JPWO2008013128A1 (ja) 2009-12-17

Family

ID=38981440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008526752A Ceased JPWO2008013128A1 (ja) 2006-07-28 2007-07-23 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8429152B2 (ja)
JP (1) JPWO2008013128A1 (ja)
WO (1) WO2008013128A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101187123B1 (ko) 2008-02-04 2012-09-28 가부시키가이샤 아쿠세스 콘텐츠 표시 방법, 콘텐츠 표시 프로그램, 및 콘텐츠 표시 장치
JP5338298B2 (ja) * 2008-12-19 2013-11-13 カシオ計算機株式会社 ページ閲覧装置およびプログラム
JP5638051B2 (ja) * 2012-09-28 2014-12-10 富士フイルム株式会社 情報提供システム、情報提供装置、情報提供方法およびプログラム
KR101462892B1 (ko) 2012-12-14 2014-11-19 주식회사 인프라웨어 전자문서 편집 방법과 장치 및 이를 기록한 기록매체
CN105975274B (zh) * 2013-10-31 2020-02-18 青岛海信移动通信技术股份有限公司 一种应用于Android平台的显示窗口的方法和装置
JP6598600B2 (ja) * 2015-09-03 2019-10-30 コニカミノルタ株式会社 文書生成システム、文書サーバ、端末装置、文書生成方法、およびコンピュータプログラム
US10019412B2 (en) * 2016-03-22 2018-07-10 Verizon Patent And Licensing Inc. Dissociative view of content types to improve user experience
CN114115669B (zh) * 2020-09-01 2024-05-24 青岛海尔智能家电科技有限公司 用于动态显示内容的方法、装置、旋钮开关及设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1049531A (ja) * 1996-07-29 1998-02-20 Oki Electric Ind Co Ltd Html文書作成方法
JP2000076473A (ja) * 1998-04-07 2000-03-14 Fuji Xerox Co Ltd 自動文書再オ―サリング方法及びシステム
JP2006092499A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Norio Goto コンテンツ閲覧システム、コンテンツ閲覧コンピュータプログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7181438B1 (en) * 1999-07-21 2007-02-20 Alberti Anemometer, Llc Database access system
US6636242B2 (en) * 1999-08-31 2003-10-21 Accenture Llp View configurer in a presentation services patterns environment
JP2002351620A (ja) 2001-05-25 2002-12-06 Canon Inc 携帯情報端末装置、通信システム、画面領域選択処理方法、記憶媒体、及びプログラム
US20080177994A1 (en) * 2003-01-12 2008-07-24 Yaron Mayer System and method for improving the efficiency, comfort, and/or reliability in Operating Systems, such as for example Windows
JP2005043971A (ja) 2003-07-22 2005-02-17 Fuji Electric Holdings Co Ltd 電子文書作成装置、その方法、プログラム、記録媒体
JP2006113976A (ja) 2004-10-18 2006-04-27 Toshiba Corp コンテンツ表示装置及びコンテンツ表示方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1049531A (ja) * 1996-07-29 1998-02-20 Oki Electric Ind Co Ltd Html文書作成方法
JP2000076473A (ja) * 1998-04-07 2000-03-14 Fuji Xerox Co Ltd 自動文書再オ―サリング方法及びシステム
JP2006092499A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Norio Goto コンテンツ閲覧システム、コンテンツ閲覧コンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008013128A1 (fr) 2008-01-31
US8429152B2 (en) 2013-04-23
US20090305685A1 (en) 2009-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5941093B2 (ja) 電子ドキュメントの選択された領域を表示する際に、動的にテキストを配置するデバイス及び方法
JP5816670B2 (ja) 電子ドキュメント内の関心領域を選択し、表示するための方法とデバイス
JP4599898B2 (ja) 画面表示制御のためのプログラム、方法及び携帯情報機器
JP5235671B2 (ja) 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム
US20110145688A1 (en) Apparatus and method for providing bookmark service in communication terminal
JPWO2008013128A1 (ja) 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム
US10180991B2 (en) Information processing apparatus and information processing method for displaying transition state of web pages
JPWO2008146784A1 (ja) 端末装置、ヒストリ管理方法、およびヒストリ管理の為のコンピュータ使用可能な記憶媒体
US20110016386A1 (en) Information processing device which controls display of summaries and previews of content of columns in web content depending on display area sizes, and recording medium which records control program thereof
KR20100048433A (ko) 웹 컨텐츠를 효율적으로 디스플레이하기 위한 장치 및 방법
US11386184B2 (en) Information processing apparatus, search server, web server, and non-transitory computer readable storage medium
KR20140039209A (ko) 빠른 사이트 액세스 사용자 인터페이스를 갖춘 웹 브라우저
US20110066983A1 (en) Electronic device and method for providing shortcut interface
US20100042936A1 (en) Information processing apparatus, program, and display control method
US20120032983A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP5247445B2 (ja) 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム
JP2010152797A (ja) 表示ウインドウ選択方法、表示ウインドウ選択プログラムおよび端末装置
KR20080057907A (ko) 무선 인터넷 접속이 가능한 이동 통신 단말기에서하이퍼링크 정보를 제공하기 위한 방법
JP4938589B2 (ja) ウェブページ閲覧装置およびウェブページ閲覧サーバ
WO2013078665A1 (en) Methods performed by electronic devices that facilitate navigating a webpage
JP2015114955A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2012181693A (ja) ウェブページ表示制御装置およびスクロール制御方法
JP2012173946A (ja) ウェブページ表示装置およびフォーカス制御方法
KR101131215B1 (ko) 복수의 객체들에 대한 탭 입력의 처리 방법, 상기 처리 방법이 실행되는 휴대용 통신 단말기 및 컴퓨터에서 독출가능한 저장 미디어
US20200081958A1 (en) Information processing apparatus, method for displaying a web page, and non-transitory recording medium storing a program for displaying a web page

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100721

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20131024