JPWO2007105706A1 - 美白用皮膚外用剤及び皮膚の美白方法 - Google Patents

美白用皮膚外用剤及び皮膚の美白方法 Download PDF

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Abstract

ショ糖リノール酸エステルを有効成分として含有する美白用皮膚外用剤である。

Description

本発明は、新規な美白用皮膚外用剤及び皮膚の美白方法に関する。
従来、高級脂肪酸のエステル類は、系の安定化に寄与する剤、例えば、界面活性剤等として、皮膚外用剤に広く使用されている。例えば、製剤安定性の向上を目的として、脂肪酸エステル類が配合された皮膚外用剤が提案されている(特許文献1)。また、炭素数12〜22の飽和もしくは不飽和脂肪酸を含むショ糖エステル型の非イオン界面活性剤を膜の成分として含有する活性成分担体が開示され、化粧品への利用も提案されている(特許文献2)。
また、高級脂肪酸及びその誘導体等そのものを、美白剤等の有効成分として皮膚外用剤に配合することも提案され、例えば、炭素数18〜22で、且つ分子構造中の不飽和数が2以上のリノール酸等の脂肪酸、その塩、又はその一価もしくは二価アルコールとのエステルを活性成分として含有する美白化粧料が提案されている(特許文献3)。また、リノール酸等の脂肪酸等と、甘草から抽出された油溶性エキスとを含有する美白化粧料(特許文献4)が提案されている。
特開平9−294927号公報 特許第3414752号公報 特開昭63−284109号公報 特開平5−194176号公報
しかし、リノール酸、その塩又はそのアルコールとのエステルを実際に皮膚外用剤に配合すると、経時で変臭・変色を起こし易く、保存安定性の点で問題がある。
従って、本発明は、経時における変臭・変色がなく(もしくは少なく)、保存安定性が良好であるとともに、リノール酸を配合した場合と同様の優れた美白効果を奏する皮膚外用剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、リノール酸と同様の優れた美白効果を奏する化合物を探索した結果、ショ糖とリノール酸とがエステル結合したショ糖リノール酸エステルは、リノール酸と同様の優れた美白効果を奏することを見出した。さらに、ショ糖リノール酸エステルは、遊離脂肪酸よりも格段に経皮吸収効果が高く、且つ製剤中での安定性にも優れているとの知見を得、これらの知見に基づいてさらに検討を重ね、本発明を完成した。
即ち、本発明は、上記課題を解決するため、ショ糖リノール酸エステルを有効成分として含有する美白用皮膚外用剤を提供する。
本発明の皮膚外用剤に用いられる前記ショ糖リノール酸エステルの1分子中のエステル結合の数については、特に制限されず、モノエステル体、ジエステル体、及びトリ、テトラ又はそれ以上の複数のエステル結合を有するポリエステル体(以下、3以上のエステル結合を含むエステル体を「ポリエステル体」という場合がある)のいずれであってもよく、またこれらから選択される2種以上の混合物であってもよい。本発明の好ましい態様として、前記ショ糖リノール酸エステルが、ジエステル体を20質量%以上含む前記美白用皮膚外用剤;前記ショ糖リノール酸エステルが、モノエステル体を20質量%以上含む前記美白用皮膚外用剤;ならびに前記ショ糖リノール酸エステルが、ジエステル体を20質量%以上、及びモノエステル体を20質量%以上含む前記美白用皮膚外用剤;が提供される。
また、本発明の美白用皮膚外用剤は、さらに、ショ糖リノール酸エステル以外の美白剤の少なくとも一種を含有しているのが好ましく、前記美白剤が、アスコルビン酸及びその誘導体、アルブチン並びにエラグ酸から選ばれる少なくとも一種であるのが好ましい。
また、別の観点から、本発明によって、ショ糖リノール酸エステルを有効成分として用いる皮膚の美白方法;及びショ糖リノール酸エステルを添加することを含む美白用化粧料の製造方法;が提供される。
本発明によれば、経時における変臭・変色がなく(もしくは少なく)、保存安定性が良好であるとともに、リノール酸を配合した場合と同様の優れた美白効果を奏する皮膚外用剤を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書において、「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。また、数値について、「以上」は、その数値及びその数値を超える範囲を意味し、及び「以下」は、その数値及びその数値未満の範囲を意味する。
本発明は、ショ糖リノール酸エステルを有効成分として含有する美白用皮膚外用剤に関する。ショ糖は、リノール酸のカルボキシル基とエステル結合可能な8つの水酸基を有する。本発明に用いるショ糖リノール酸エステルは、モノエステル体、ジエステル体、及びポリエステル体のいずれであってもよいし、これらのうちの2種又は3種を所定の割合で含む混合物であってもよい。また、ショ糖のいずれの位置の水酸基がリノール酸のカルボキシル基とエステル結合していてもよい。
前記ショ糖リノール酸エステルは、一般的なエステル化反応により製造することができる。例えば、ショ糖、リノール酸又はリノール酸のアルコールエステル(例えばリノール酸メチル)及び炭酸水素カリウム等の触媒を、ジメチルスルホキシド(DMSO)等の有機溶媒中に溶解し、エステル化反応を進行させる。その後、DMSO等の有機溶媒を除去し、所望により、水洗等することで得られる。触媒中和用に無水クエン酸等を添加してもよい。エステル化反応進行時には、必要により、加熱又は冷却してもよいし、また反応液を攪拌してもよい。ショ糖及びリノール酸の仕込み量を調整することで、又は温度等の反応条件を調整することで、例えば、モノエステル体、ジエステル体及びポリエステル体を、所望の割合で含むショ糖リノール酸エステルが得られる。モノエステル体、ジエステル体及び各種のポリエステル体を単離する場合や、異なる組成比のショ糖リノール酸エステルを調製する場合は、エステル化反応により得られたモノエステル体、ジエステル体及びポリエステル体の混合物を、カラムクロマトグラフィー等で精製するのが好ましい。また、得られる生成物中には、未反応のショ糖が含まれる場合もあるが、そのまま皮膚外用剤中に配合してもよいし、上記精製法等で除去してから配合してもよい。
ショ糖とリノール酸のエステル体のうち、細胞毒性が低い点及び美白効果が高い点で、ジエステル体が好ましく、ジエステル体を多く含有するショ糖リノール酸エステルを用いるのが好ましい。用いるショ糖リノール酸エステルは、ジエステル体を20質量%以上含有しているのが好ましく、30質量%以上含有しているのがより好ましく、50質量%以上含有しているのがさらに好ましい。一方、モノエステル体は、細胞毒性の観点からは、ジエステル体に劣るものの、美白効果は最も高いので、用いるショ糖リノール酸エステル中にある程度含有されているのが好ましい。用いるショ糖リノール酸エステルは、モノエステル体を20質量%以上含有しているのが好ましく、30質量%以上含有しているのがより好ましく、40質量%以上含有しているのがさらに好ましい。
ショ糖リノール酸エステルは、そのエステル化の程度や、モノ、ジ及びポリエステル体等の組成比に応じて、常温における状態が異なり、固体〜ペースト状の形態で存在する。例えば、モノエステル体の比率が高くなると、常温で固体となり、ジ又はポリエステル体の比率が高くなるとペースト状になる。この形態はいずれであってもよく、皮膚外用剤の剤型に応じて配合しやすい形態となるように、モノ、ジ及びポリエステル体の比率を調整してもよい。
本発明の美白用皮膚外用剤中のショ糖リノール酸エステルの含有量の好ましい範囲は、皮膚外用剤の剤型やショ糖リノール酸エステルのモノ、ジ及びポリエステル体等の組成比に応じて変動するが、一般的には、皮膚外用剤の全質量中、0.01〜20質量%であるのが好ましく、0.1〜5質量%であるのがより好ましい。ショ糖リノール酸エステルの含有量が前記範囲であると、ショ糖リノール酸エステルの配合に起因するべたつき感を生じることなく、優れた美白効果を有する皮膚外用剤となる。また、上記した通り、皮膚外用剤の剤型によってショ糖リノール酸エステルの含有量の好ましい範囲も変動し、例えば、化粧水の形態では、0.01〜3質量%が好ましく、0.1〜1質量%がより好ましい。また、乳液の形態では、0.01〜15質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましい。また、クリームの形態では、0.01〜20質量%が好ましく、0.5〜15質量%がより好ましい。
また、本発明の皮膚外用剤は、乳化型皮膚外用剤であってもよく、かかる場合は、W/O型及びO/W型のいずれであってもよい。ショ糖リノール酸エステルは、水相及び油相のいずれにも添加可能であり、皮膚外用剤の調製を容易にする点でも有用な剤である。
本発明において、ショ糖リノール酸エステルは、美白用皮膚外用剤の有効成分、即ち、美白剤として用いられる。なお、本明細書において「美白」の用語は、肌を白くする効果のみならず、肌の黒化を抑制する効果も含む意味で用いるものとする。例えば、しみ、そばかす等の色素沈着を改善する効果のみならず、色素沈着を抑制する効果も含むものとする。ショ糖リノール酸エステルが美白効果を奏する機構の詳細については定かでないが、ショ糖リノール酸エステルが、メラニンの合成を促進するチロシナーゼタンパク質に対して分解促進能を有することに起因するものと推察される。
本発明の皮膚外用剤は、ショ糖リノール酸エステルとともに、他の薬効成分を含有していてもよい。特に、他の美白剤と組み合わせると美白効果がより高くなるので好ましく、さらにショ糖リノール酸エステルの上記推定機構とは異なる機構により美白効果を奏する美白剤と組み合わせると、その効果が相乗的に高められるので好ましい。ここで、皮膚の黒化のメカニズムの概略は、紫外線やケラチノサイトより分泌されるメラノサイト活性化因子等の刺激により、メラノサイト内でチロシナーゼ遺伝子の発現が高まってチロシナーゼタンパク質が合成され、このチロシナーゼタンパク質の酵素反応により、チロシンからメラニンが合成され、その後、メラニンがケラチノサイトへと受け渡され、皮膚の色が黒くなると考えられている。従来公知の美白剤として、以下の機構により美白効果を奏する剤がそれぞれ知られている;
(1) メラノサイト活性化因子がメラノサイトに作用するのを阻害する、
(2) メラノサイト内のチロシナーゼタンパク質の活性を阻害する、
(3) チロシナーゼタンパク質の分解を促進する、
(4) チロシンからメラニンへの合成の際の酸化を抑制する。
上記した通り、ショ糖リノール酸エステルは、(3)の機構によりメラニンの合成を抑制して、美白効果を奏すると推察される。従って、(1)、(2)及び(4)の機構により美白効果を奏する美白剤と組み合わせるのが好ましく、機構の連関性から、(2)又は(4)の機構により美白効果を奏する美白剤と組み合わせるのがより好ましい。(1)の機構により美白効果を奏する美白剤としては、t−AMCHA(t−4−アミノメチル−シクロヘキサンカルボン酸)、カモミラET等が挙げられる。(2)の機構により美白効果を奏する美白剤としては、アルブチン、エラグ酸、ルシノール(4−n−ブチルレゾルシノール)、t−AMCHA、アスコルビン酸及びその誘導体が挙げられる。(4)の機構により美白効果を奏する美白剤としては、アスコルビン酸及びその誘導体が挙げられる。中でも、アルブチン、エラグ酸並びにアスコルビン酸及びその誘導体から選ばれる少なくとも一種と組み合わせるのが好ましい。アスコルビン酸の誘導体の好ましい例としては、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、アスコルビン酸パルミチン酸エステル、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸エチルが挙げられる。
本発明の皮膚外用剤には、上記必須成分の他に、化粧料や医薬部外品、外用医薬品等に通常使用される各種の成分、即ち、水、アルコール、油剤、界面活性剤、増粘剤、粉体、キレート剤、pH調整剤、各種薬効剤、動植物・微生物由来の抽出物、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜加えることができる。各種薬効剤としては、例えば、抗酸化剤、細胞賦活剤、抗炎症剤、紫外線防止剤等が挙げられ、これらの薬効剤を併用して、本発明の効果を更に高める、もしくは他の効果をさらに付加してもよい。
本発明の皮膚外用剤の形態については、特に限定されず、例えば、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟膏、液剤、エアゾール、貼付剤、パップ剤、リニメント剤等の、いずれの形態の化粧料であっても、外用医薬品等であってもよい。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。
[例1:ショ糖リノール酸エステルの調製]
まず、反応容器に、ショ糖を76質量部、リノール酸メチルを64質量部、ジメチルスルホキシド(DMSO)を190質量部及び触媒(炭酸水素化カリウム)を2〜2.5質量部を入れ、ショ糖とリノール酸とのエステル化反応を進行させた。反応終了後、触媒中和用に無水クエン酸を添加し、DMSOを除去し、その後、水洗して生成物(試料1)を得た。
この生成物を、逆相カラムクロマトグラフィー(溶離液はエタノール→ヘキサン)により分画し、それぞれの分画を混合等することで、表1に示す組成の試料2〜4をそれぞれ得た。
得られた試料1〜4について、イヤトロスキャン分析法(TLC/FID分析法)により、モノエステル、ジエステル、及びポリエステルの組成を調べ、全体を100とした時の質量%で求めた結果を表1に示した。なお、分析には、株式会社ヤトロンの薄層自動検出装置イヤトロンスキャンTH−10を用いた。
Figure 2007105706
[例2:メラニン産生抑制効果]
2枚の6穴のシャーレに培地を適量採取し、マウス由来B16メラノーマ細胞を播種し、37℃、二酸化炭素濃度5v/v%中にて静置した。翌日、各試料を最終濃度が所定の濃度となるようにエタノールに溶解した検体調製液を添加混和した。尚、対照は溶液(エタノール)のみを添加混合した。培養5日目に培地を交換し、再度検体調製液を添加する。翌日、培地を撤去し、1枚のシャーレについて細胞をリン酸緩衝液にて洗浄した後回収し、B16メラノーマ培養細胞の白色化度を以下の基準にて目視で評価した。
(判定基準)
++:対照に対して極めて白色である。
+:対照に対して明らかに白色である。
±:対照に対してやや白色である。
−:対照と同じ黒色である。
残りの1枚のシャーレについて、細胞をホルマリン固定後、1%クリスタルバイオレット溶液を添加し、染色した。各検体濃度に対する生存細胞数(A)及び対照の細胞数(B)をモノセルレータによって測定し、(A)/(B)%の比率により細胞生存率を算出した。
各試料のそれぞれの濃度における白色化度の評価、及び細胞生育率を下記表2に示す。
Figure 2007105706
ND:判定不能
上記結果より、ショ糖リノール酸エステルの試料1〜4はいずれも、リノール酸と同等の高いメラニン産生抑制能を示した。特に、モノエステル体の割合が20質量%以上である試料2、ジエステル体の割合が20質量%以上である試料3、及び双方の割合が20質量%以上である試料1は、特に高いメラニン産生抑制能を示した。
[例3:ヒトUV惹起色素沈着抑制試験]
例1で調製した試料1を1質量%配合したクリーム1、及び試料1を1質量%及びアルブチンを3質量%配合したクリーム2をそれぞれ調製した。また、比較用に、アルブチンのみを3質量%配合したクリーム3と、試料1及びアルブチンの両者を配合していないブランククリームをそれぞれ調製した。各クリームの組成を表3にそれぞれ示す。以下の製造方法によりそれぞれ調製した。
A. 成分4〜7を混合し、70℃で加熱溶解する。
B. 成分1〜3を混合した後70℃に加温し、Aを入れ乳化した後、成分8〜11を添加混合する。
C. 成分12〜14を混合溶解し、Bに添加し均一に混合する。
D. Cを容器に充填し試験用クリームを得た。
Figure 2007105706
被験者の上腕内側部の4箇所に、約1MEDの紫外線を3日間(1日目〜3日目まで)照射して、人工的に色素沈着を形成した。
また、それぞれのクリームを4箇所の照射部に7日間(照射1日目〜7日目まで)、1日2回塗布を行った。
尚、ヒトUV惹起色素沈着抑制能については、目視判定を照射及びクリーム塗布から7日目に、色差測定判定を3日目と7日目にそれぞれ下記の方法にて判定し、評価を行った。
・目視判定
3名の熟練判定者が、複数の被験者について、ブランククリームの塗布部位と、クリーム1〜3をそれぞれ塗布した塗布部位の計4箇所の色素沈着の程度を比較し、その差を3段階(+1、0、−1:但し、「−1」の評価が最も紫外線による色素沈着の程度が高く、「0」、「+1」になるにしたがって色素沈着の程度が低く、通常の肌色に近づいたという評価である)で評価した。判定者の評価の数値の平均値(但し、ブランククリームの塗布部位の平均値を0として換算した平均値)を目視ポイントとした。なお、判定は、上記作業を7日間行った後に実施した。結果を下記表4に示す。
・色差測定判定
ミノルタ色彩色差計CR−200を用いて、ブランククリームの塗布部位と、クリーム1〜3をそれぞれ塗布した部位との色差を測定した。測定は、上記作業を3日間行った後と、7日間行った後に実施した。結果を下記表5に示す。
Figure 2007105706
Figure 2007105706
上記表4及び表5に示した結果から、ショ糖リノール酸エステルである試料1を含有するクリーム1及び2は、いずれも優れたヒトUV惹起色素沈着抑制能を示すことが理解できる。特に、ショ糖リノール酸エステル及びアルブチンの双方を含有するクリーム2は、アルブチンのみを含有するクリーム3と比較して、格段に優れたヒトUV惹起色素沈着抑制能を示すことが理解できる。
[例4:くすみ改善効果の評価]
下記表6に示す組成の化粧水を以下の方法でそれぞれ調製した。
A. 成分1〜11を均一に混合溶解し、70℃に加温した。
B. 成分12〜17を均一に混合溶解し、70℃に加温した。
C. BにAを加えてホモミキサーで攪拌し、容器に充填し化粧水を得た。
下記表7に示す組成のクリームを以下の方法でそれぞれ調製した。
A. 成分1〜11を70℃で加温溶解し、均一に混合した。
B. 成分12〜20を70℃で加温溶解し、均一に混合した。
C. AにBを加えてホモミキサーで攪拌、乳化後、容器に充填しW/O型クリームを得た。
調製した各化粧水及び各W/O型クリームについて、下記の方法および基準により評価した。
(試験方法:くすみ改善効果)
化粧水1〜6及びW/O型クリーム4〜7に関して、1品につき35〜59才の女性10名をパネルとし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に被験化粧水またはクリームの適量を顔面左半分に塗布してもらった。同時に、比較用化粧水7〜8及び比較用W/O型クリーム8〜10に関して、上記と同様の方法で適量を顔面右半分に塗布してもらった。塗布によるくすみ改善効果を、以下のそれぞれの基準によって評価した。
(評価基準)
くすみ改善効果
<評価> <内容>
有 効 肌のくすみが目立たなくなった。
やや有効 肌のくすみがあまり目立たなくなった。
無 効 使用前と変化がなかった。
<判定>
◎:有効及びやや有効が9名以上
○:有効及びやや有効が6名以上8名以下
△:有効及びやや有効が3名以上5名以下
×:有効及びやや有効が2名以下
評価結果を表6及び7にそれぞれ示す。
(肌の保湿感と柔軟性に関する評価方法)
化粧水1〜8及びW/O型クリーム4〜10の各試料につき、(イ)肌の保湿感、(ロ)肌の柔軟性について上記10名の女性パネル員により官能検査を行った。官能検査は、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって使用した後、サンプル毎に、下記絶対評価基準に基づき7段階で評価を行い、その評点の平均値を更に下記判定基準に基づき判定した。
<絶対評価基準>
(評点): (評価)
6 : 非常に良い
5 : 良い
4 : やや良い
3 : 普通
2 : やや悪い
1 : 悪い
0 : 非常に悪い
<判定基準>
(評点の平均値) :(判定)
5.0以上 : ◎ (非常に良好)
3.5以上、5.0未満 : ○ (良好)
1.0以上、3.5未満 : △ (やや不良)
1.0未満 : × (不良)
評価結果を表6及び7にそれぞれ併記する。
(保存安定性試験(変臭・変色))
化粧水1〜8及びW/O型クリーム4〜10の各試料につき、5℃及び40℃の恒温槽に、それぞれ3ヶ月間保存した後、経日による臭いと色の変化を比較した。評価は、5℃保存のサンプルを基準とし、これに対して40℃保存のサンプルを比較し、下記の評価基準により評価した。
(評価基準)
◎:基準品と変化(変臭、変色)がない。
○:基準品と比較してやや変化(変臭、変色)があるが、問題ない。
×:基準品と比べ明らかに変化(変臭、変色)があり、問題である。
結果を表6及び表7にそれぞれ示す。


Figure 2007105706
Figure 2007105706
表6及び表7の結果より明らかなように、本発明品である化粧水1〜6及びW/O型クリーム4〜7は、くすみ改善効果、保存安定性、肌の保湿性、肌の柔軟性に優れるものであり、使用感も良好なものであった。一方、比較品である化粧水7〜8及びW/O型クリーム8〜10は、全ての評価項目について本発明品と同等なものはなかった。
例えば、化粧水7及び8では、ショ糖リノール酸エステルの替わりに、ショ糖とステアリン酸とがエステル結合したショ糖ジステアリン酸エステル、及びショ糖とパルミチン酸とがエステル結合したショ糖ジパルミチン酸エステルをそれぞれ配合したが、化粧水1〜6のようなくすみ改善効果は得られなかった。
また、W/O型クリーム8及び9では、ショ糖リノール酸エステルの替わりに、ショ糖ジステアリン酸エステル及びショ糖ジパルミチン酸エステルをそれぞれ配合したが、同様に、クリーム4〜7のようなくすみ改善効果が得られなかった。
また、W/O型クリーム10では、ショ糖リノール酸エステルの替わりに、リノール酸を配合したが、特に変臭、変色が観察され、保存安定性に問題があった。
[例5:紫外線防止美容液の調製]
表8に示す組成の美容液を、下記方法により調製した。
A. 成分1〜11を70℃で加温溶解し、均一に混合した。
B. 成分12〜18を70℃で加温溶解し、均一に混合した。
C. BにAを加えてホモミキサーで攪拌し、容器に充填し美容液を得た。
Figure 2007105706
調製した紫外線防止美容液は、美白効果に優れ、使用感も良好であった。また、経時による変色・変臭も観察されなかった。
[例6:クレンジングクリームの調製]
表9に示す組成のクレンジングクリームを、下記の方法により調製した。
A. 成分1〜12を70℃で加温溶解し、均一に混合した。
B. 成分13〜17を70℃で加温溶解し、均一に混合した。
C. BにAを加えてホモミキサーで攪拌、乳化後、容器に充填し、クレンジングクリームを得た。
Figure 2007105706
調製したクレンジングクリームは、美白効果に優れ、使用感も良好であった。また、経時による変色・変臭も観察されなかった。
[例7:パックの調製]
下記表10に示す組成のパックを、下記の方法により調製した。
A. 成分4〜8を混合し、70℃で加熱溶解する。
B. 成分1〜3を混合した後70℃に加温し、Aを入れ乳化した後、成分9〜11を添加混合する。
C. Bに成分12を添加し中和し、成分13〜15を添加し混合する。
D. Cを容器に充填しパックを得た。
Figure 2007105706
調製したパックは、美白効果に優れ、使用感も良好であった。また、経時による変色・変臭も観察されなかった。
[例8:リキッドファンデーションの調製]
(成分) 質量%
(1)液状ラノリン 2.0
(2)流動パラフィン 5.0
(3)ステアリン酸 2.0
(4)セタノール 1.0
(5)自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(6)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 8.0
(7)4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン
2.0
(8)試料3(例1で調製) 0.5
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)グリセリン 5.0
(11)トリエタノールアミン 1.0
(12)カルボキシメチルセルロース 0.2
(13)ベントナイト 0.5
(14)精製水 残量
(15)酸化チタン 6.0
(16)微粒子酸化亜鉛 5.0
(17)マイカ 2.0
(18)タルク 4.0
(19)着色顔料 4.0
(20)オウゴン抽出物*1 0.5
(21)香料 適量
*1 一丸ファルコス社製
(製法)
A.成分(1)〜(8)を混合溶解する。
B.Aに成分(15)〜(19)を加え、均一に混合し、70℃に保つ。
C.成分(9)〜(14)を均一に溶解し、70℃に保つ。
D.CにBを添加して、均一に乳化する。
E.Dを冷却後、成分(20)、(21)を添加してリキッドファンデーションを得た。
例8のリキッドファンデーションは保存安定性に優れ、また肌なじみが非常によい使用感に優れたリキッドファンデーションであった。また、上記リキッドファンデーションを肌に塗布することにより、優れた美白効果があった。
[例9:日焼け止め乳液の調製]
(成分) 質量%
(1)ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン 1.0
(2)ジメチルポリシロキサン 5.0
(3)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0
(4)イソノナン酸イソトリデシル 5.0
(5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 5.0
(6)水添レシチン*1 1.0
(7)試料4(例1で調製) 0.5
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)シリコーン処理微粒子酸化チタン 10.0
(10)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛 10.0
(11)ポリスチレン末 3.0
(12)トリメチルシロキシケイ酸 0.5
(13)ジプロピレングリコール 3.0
(14)エチルアルコール 10.0
(15)精製水 残量
(16)塩化ナトリウム 0.2
(17)サンザシ抽出物*2 1.0
(18)香料 適量
*1 日光ケミカルズ社製 ニッコールレシノールS−10E
*2 丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(12)を混合する。
B.成分(13)〜(16)を混合する。
C.AにBを添加して、均一に乳化する。
D.Cに成分(17)、(18)を加えて日焼け止め乳液を得た。
例9の日焼け止め乳液は、保存安定性に優れ、また肌なじみが非常によい使用感に優れたものであった。また、上記日焼け止め乳液を肌に塗布することにより、優れた美白効果があった。
本発明によれば、美白効果に優れ、経時安定性も良好な、乳液、クリーム、化粧水、パック、洗浄料、メーキャップ化粧料等の皮膚外用剤を提供することができる。

Claims (7)

  1. ショ糖リノール酸エステルを有効成分として含有する美白用皮膚外用剤。
  2. 前記ショ糖リノール酸エステルが、ジエステル体を20質量%以上含む請求項1に記載の美白用皮膚外用剤。
  3. 前記ショ糖リノール酸エステルが、モノエステル体を20質量%以上含む請求項1に記載の美白用皮膚外用剤。
  4. 前記ショ糖リノール酸エステルが、モノエステル体を20質量%以上、及びジエステル体を20質量%以上含む請求項1に記載の美白用皮膚外用剤。
  5. ショ糖リノール酸エステル以外の美白剤の少なくとも一種をさらに含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の美白用皮膚外用剤。
  6. 前記美白剤が、アスコルビン酸及びその誘導体、アルブチン並びにエラグ酸から選ばれる少なくとも一種である請求項5に記載の美白用皮膚外用剤。
  7. ショ糖リノール酸エステルを有効成分として用いる皮膚の美白方法。
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