JP2011126832A - 油中水型乳化日焼け止め化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い紫外線防御効果を有しかつ耐水性および使用性に優れた油中水型乳化日焼け止め化粧料を提供する。
【解決手段】35〜75質量%の油相を含む油中水型乳化日焼け止め化粧料において、油相全量に対して10〜50質量%の紫外線吸収剤および20〜60質量%の揮発性油分を配合し、さらに、デキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを化粧料全量に対して0.5〜2質量%配合する。
【選択図】なし

Description

本発明は、油中水型乳化日焼け止め化粧料に関する。さらに詳しくは、耐水性および使用性に優れた高SPF油中水型乳化日焼け止め化粧料に関する。
日焼け止め化粧料には通常、皮膚への紫外線照射を遮断して高いSPF(Sun Protection Factor)値を得るために、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤(二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機系粉末)が配合されており、特に耐水性に優れた高SPFの日焼け止め化粧料として、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤とを含有する油中水(WO)型組成物が知られている。例えば、特許文献1には、紫外線散乱剤に、化粧料全量に対して0.25〜1.5質量%のオクチルメトキシシンナメートを添加することにより紫外線防御効果を向上させた日焼け止め化粧料が記載されている。しかしながら、従来技術における紫外線吸収剤および紫外線散乱剤を配合した油中水型組成物では、紫外線散乱剤により肌に塗布した際にきしみ感や白浮きが生じて使用感が悪いという問題があった。
紫外線散乱剤を配合しないで高SPFの油中水型日焼け止め化粧料を作成しようとすると、紫外線吸収剤を高配合することが必要となり、油っぽさやべたつきが生じて使用性が悪くなる。また、紫外線散乱剤を含まない水中油(OW)型の日焼け止め化粧料も知られている(例えば、特許文献2)が、それら水中油型の日焼け止め化粧料は耐水性が悪いという問題がある。
油中水型乳化化粧料における使用性等の改善に関して、例えば、特許文献3には、シリコーン油を含有する油性基剤と水とを、ポリエーテルアルキル変性シリコーンとデキストリン脂肪酸エステルからなる乳化剤を用いて乳化することにより、安定性、使用感、のびに優れた乳液状の油中水型乳化化粧料が得られることが記載されているが、紫外線吸収剤を高配合した際の油っぽさやべたつきの改善については全く報告されていない。
特開2003−327521号公報 特開2009−234996号公報 特許第3220177号公報
本発明は、上記のような事情に鑑み、より高い紫外線防御効果を有し、かつ耐水性および使用性に優れた油中水型乳化日焼け止め化粧料を提供することを目的とするものである。
本発明者は、油中水型乳化日焼け止め化粧料において、油相中に10〜50質量%の紫外線吸収剤および20〜60質量%の揮発性油分を含ませ、さらにデキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを配合することにより、紫外線散乱剤を配合する必要なしに非常に高いSPF値を達成でき、かつ油っぽさやべたつきが少なく、使用感および使用性に優れた高SPFの油中水型乳化日焼け止め化粧料を調製できることの発見に基づくものである。すなわち、デキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを配合することで、使用性を損なわずにUV吸収剤を高配合し、高いSPF値を達成することができたものである。
デキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを配合することによって、油中水型乳化日焼け止め化粧料において紫外線吸収剤を高配合しても油っぽさやべたつきを抑制できることは全く知られていなかった。
本発明は、35〜75質量%の油相を含む油中水型乳化日焼け止め化粧料であって、油相が油相全量に対して10〜50質量%の紫外線吸収剤および20〜60質量%の揮発性油分を含み、さらに、デキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを化粧料全量に対して0.5〜2質量%含有することを特徴とする。
本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、必要に応じて紫外線散乱剤をさらに含んでいてよいが、使用感等の観点からその配合量は化粧料全量に対して5質量%以下であることが好ましい。
本発明で用いられる紫外線吸収剤は、好ましくは、オクチルメトキシシンナメート、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オクトクリレン、ジメチコジエチルベンジルマロネート、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンおよび2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノンより成る群から選択される1種または2種以上を含み、より好ましくは、オクチルメトキシシンナメートおよび/またはジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルを含む。
また本発明で用いられる揮発性油分は、好ましくは、環状アルキルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、イソドデカン、イソヘキサデカンおよびカプリリルメチコンより成る群から選択される1種または2種以上を含む。
本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、紫外線吸収剤を高配合するため紫外線防御効果が高く、また上記構成を有する油中水型組成物であるためのび広がりがよく耐水性にも優れている。さらに、きしみや白浮きの原因となる紫外線散乱剤を多量に配合しなくても高いSPF値を達成でき、かつ紫外線吸収剤を高配合した油中水型乳化化粧料であるにも関わらず油っぽさやべたつきが少なく、耐水性および使用性に優れた高SPFの油中水型乳化日焼け止め化粧料を提供することを可能にする。
本発明で用いられる紫外線吸収剤は、油溶性紫外線吸収剤であり、化粧料に配合され得るものであれば特に限定されない。例えば、オクチルメトキシシンナメート、オクトクリレン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ジメチコジエチルベンザルマロネート、ビスエチルへキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、トリメトキシケイヒ酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ジメトキシケイヒ酸エチルヘキサン酸グリセリル、ジメチコジエチルベンジルマロネート(ポリシリコーン−15としても知られる)、2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン-3としても知られる)などが例示される。
好ましくは、本発明で使用される紫外線吸収剤は、オクチルメトキシシンナメート、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オクトクリレン、ジメチコジエチルベンジルマロネート、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンおよび2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノンから選択される1種または2種以上を含み、より好ましくは、オクチルメトキシシンナメートおよび/またはジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルを含む。それら紫外線吸収剤はいずれも市販されており、例えば、オクチルメトキシシンナメートとしてParsol MCX(DSM社)、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルとしてUvinul A plus(BASF社)、オクトクリレンとしてUvinul N539T(BASF)、ジメチコジエチルベンジルマロネートとしてPersol SLX(DSM)、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンとしてTINOSORB(登録商標)S(チバ・ジャパン(株))、2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノンとしてASL-24(三協化成社)やUvinul M40(BASF)等の市販品を好ましく利用できる。それら紫外線吸収剤を用いることにより、より高い紫外線防御効果をもたらすことができる。
本発明において、紫外線吸収剤を1種単独で用いても、また2種以上を組合せて用いてもよい。本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料における紫外線吸収剤の配合量は、油相全量に対して10〜50質量%であり、好ましくは25〜40質量%である。紫外線吸収剤の配合量が油相中10質量%未満では十分な紫外線防御効果を達成することができず、また50質量%を超えて配合すると油っぽさやべたつきが生じる傾向がある。
本発明における揮発性油分は、常圧における沸点が60〜260℃の範囲である成分を意味するものとする。本発明で用いられる揮発性油分としては、揮発性のシリコーンベース油および炭化水素ベース油等が挙げられる。
揮発性シリコーンベース油として、例えば、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン等の環状ポリシロキサン、またはカプリリルメチコン等が例示される。これらの商品例としては、KF96L−0.65、KF96L−1、KF96L−1.5、KF995、(信越化学工業)、SH200−1cs、SH200−1.5cs、SH200−2cs、2−1184Fluid、SH245Fluid、DC246Fluid、DC345Fluid、SS3408(東レ・ダウコーニング)、TSF404、TSF405、TSF4045(東芝シリコーン)等が挙げられる。
また、本発明に用いられる揮発性の炭化水素ベース油として、直鎖状、分岐状のいずれのものを用いてもよい。このような揮発性の炭化水素ベース油としては、イソデカン、イソドデカン、イソヘキサデカン等のC8−C16イソアルカン(イソパラフィンとしても知られる)等が例示される。これらの商品例としては、例えば、アイソパー(登録商標)A、同C、同D、同E、同G、同H、同K、同L、同M(エクソン社)、シェルゾール(登録商標)71(シェル社)、ソルトロール(登録商標)100、同130、同220(フィリップ社)、アイソゾール(登録商標)400(日本石油化学)、パ−ルリ−ム(登録商標)4(日本油脂)、IPソルベント(登録商標)1620、同2028(出光石油化学)、イソヘキサデカン、テトライソブタン90(バイエル社)、パ−メチル(登録商標)99A、同101A、同102A(プレスパース社)等が挙げられる。
好ましくは、本発明で使用される揮発性油分は、環状アルキルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、イソドデカン、イソヘキサデカンおよびカプリリルメチコンから選択される1種または2種以上を含む。それら揮発性油分を用いることにより、より優れた使用感および使用性をもたらすことができる。
本発明において、揮発性油分を1種単独で用いても、また2種以上を組合せて用いてもよい。本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料における揮発性油分の配合量は、油相全量に対して20〜60質量%であり、より好ましくは25〜55質量%であり、さらに好ましくは30〜40質量%である。揮発性油分の配合量が油相中20質量%未満では伸び広がりが悪く仕上りが不均一になり、また60質量%を超えると肌なじみが悪くなる。
本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、上記紫外線吸収剤および揮発性油分と共に、化粧料全量に対して0.5〜2質量%のデキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを含有する。斯かる量でデキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを配合することによって、油中水型乳化日焼け止め化粧料において紫外線吸収剤を高配合しても油っぽさやべたつきを抑制することができる。配合量が、0.5質量%未満では油性感やべたつきが生じ、また2質量%を超えると粘度が高くなり使用性が悪くなる。
本発明に用いるデキストリン脂肪酸エステルは、デキストリンまたは還元デキストリンと高級脂肪酸とのエステルであり、化粧料に一般的に使用されているものであれば特に制限されず使用することができる。デキストリンまたは還元デキストリンの平均糖重合度は、3〜100のものを用いるのが好ましい。また、デキストリン脂肪酸エステルの構成脂肪酸としては、炭素数8〜22の飽和脂肪酸を用いるのが好ましい。具体的には、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ベヘン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン等が挙げられ、これらを1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。
例えば、平均糖重合度3〜100のデキストリンまたは還元デキストリンの1種または2種以上と、炭素数8〜22の飽和脂肪酸の1種または2種以上とを、3級アミンを触媒とするとともにデキストリンの総量に対して3.0〜50.0質量%の水またはアルコールの1種以上の存在下において、飽和脂肪酸の置換度がデキストリンのグルコース単位あたり1.2〜2.4となるように反応させ、エステル化して得られるデキストリン脂肪酸エステルまたは該デキストリン脂肪酸エステルを、水およびアルコールで洗浄したデキストリン脂肪酸エステルを好適に使用できる。あるいは、「レオパールKL」、「レオパールMKL」、「レオパールTT」(以上、いずれも千葉製粉(株)製)等として市販されているデキストリン脂肪酸エステルを好適に用いることができる。
また、本発明に用いられるショ糖脂肪酸エステルとしては、その脂肪酸が直鎖状あるいは分岐鎖状の、飽和あるいは不飽和の、炭素数12から22のものを好ましく用いることができる。具体的には、ショ糖カプリル酸エステル、ショ糖カプリン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖オレイン酸エステル、ショ糖エルカ酸エステル等が例示され、これらを1種又は2種以上組み合わせて用いることができる。例えば、「コスメライクSA−10」(酢酸ステアリン酸スクロール)および「コスメライクMX−10」(ショ糖混合脂肪酸エステル)(共に第一工業製薬(株)製)、「クロデスタ4−IS」(クローダジャパン(株)製)(テトライソステアリン酸スクロース)等の市販品を本発明において好ましく使用できる。
本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、本発明の効果を損なわない限り、必要に応じて、酸化亜鉛、酸化チタン等の化粧料に使用される紫外線散乱剤をさらに含んでいてよいが、きしみ感や白浮き等の使用感の観点から、その配合量は5質量%以下であることが好ましく、より好ましくは3質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下であり、最も好ましくは紫外線散乱剤を含まない。
本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、35〜75質量%の油相、より好ましくは40〜60質量%の油相を含む。斯かる範囲の油相を含むことにより、伸び広がりがよく、また耐水性および使用性に優れている。
例えば、他の油性成分として、限定はされないが、パルミチン酸オクチル、2−エチルヘキサン酸セチル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、ポリオキシブチレンポリオキシプロピレングリコール、8(または9)メチルヘプタデカン酸、セバシン酸ジイソプロピル、ジメチルポリシロキサン(6cs)などを本発明において好ましく用いることができる。
さらに、上記の油溶性紫外線吸収剤の他に、水溶性紫外線吸収剤を必要に応じて配合できるが、水溶性紫外線吸収剤として、例えば2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;フェニルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸およびその塩、フェニレンビスベンゾイミダゾールテトラスルホン酸およびその塩等のベンゾイミダゾール系紫外線吸収剤;ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2,2−(1,4−フェニレン)ビス−(1H−ベンズイミダゾール−4,6−ジスルホン酸)、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸等が挙げられる。
本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、上記の成分の他に、通常化粧料に用いられる成分、例えば、界面活性剤、キレート剤、美白剤、保湿剤、酸化防止剤、アルコール類、増粘剤、色剤、各種の粉末成分、各種の油性成分、各種の水性成分などを必要に応じて適宜配合して、常法により油中水型乳化組成物に調製することができる。
本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料の製品形態として、特に限定はされないが、軟膏、クリーム、乳液、ローション等の製品形態が挙げられる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。配合量は特に断りのない限り、%(質量百分率)である。
下記表1に示す処方で油中水型乳化日焼け止め化粧料(乳液状のサンスクリーン)を常法により製造し、皮膚に塗布した際の使用感(使用性)について、下記方法にて評価した。
油中水型乳化日焼け止め化粧料の調製
油相成分を混合し、80℃に加温しホモミキサーで分散させた。この分散液に粉末を加えて油相部を調製する。さらにホモミキサーを用いて十分混合分散を行う。水性成分を混合溶解し、水相部を調製する。ホモミキサーで攪拌しながら、油相部に水相部を徐々に添加後、さらに十分にホモミキサーで攪拌し、試料を調製した。
使用性の評価
評価専門パネリスト10名により、日焼け止め化粧料を実際に使用して官能試験を行い、下記評価基準により、使用性(油っぽさおよびなじみ感)について評価した:
○:7〜10名のパネルが良好と評価した
△:4〜6名のパネルが良好と評価した
×:0〜3名のパネルが良好と評価した。
Figure 2011126832
表1に示す結果から明らかであるように、35〜75質量%の油相を含み、その油相中に10〜50質量%の紫外線吸収剤および20〜60質量%の揮発性油分を含み、さらに、デキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを0.5〜2質量%含有する実施例1−8の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、油っぽさがなくまた肌なじみもよく使用感および使用性に優れていた。一方、油相の割合が35質量%未満であるかまたは75質量%を超える比較例1および2、デキストリン脂肪酸エステルもショ糖脂肪酸エステルも含まない比較例3、あるいは揮発性油分の量が油相中20質量%未満であるかまたは60質量%を超える比較例4および5はいずれも使用性が悪かった。
さらに、上記実施例の日焼け止め化粧料について、JCIA法に従い紫外線防御効果(SPF値)についても評価した。
紫外線防御効果(SPF)の評価
日焼け止め化粧料を透明テープ上に2mg/cm2の塗付量で塗付し評価試料とした。この評価試料を紫外線領域において太陽光とほぼ同一のスペクトルを有する光源であるソーラーライト社製ソーラーシミュレーターと分光光度計との間に挿入し、評価試料の有無によるスペクトルを比較し、SPF値(太陽光シミュレーション値)を算出し、紫外線防御効果を評価した。それぞれのスペクトルからの算出方法は、特公平6−27064号公報の段落番号「0076」及び「0077」に記載されている方法と同様である。
実施例3の組成物のSPF値は59であり、また他の実施例の組成物も50以上の高いSPF値を示し、本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料は、非常に高い紫外線阻害効果を有していた。
以下に、本発明の油中水型乳化日焼け止め化粧料の処方例を実施例として示す。配合量は全て化粧料全量に対する質量%で表し、上記と同様の方法に従い調製した。
実施例9:油中水型乳化日焼け止め化粧料(サンスクリーン)
(成分) 配合量(質量%)
オクチルメトキシシンナメート(Parsol MCX(DSM社)) 7
ジメチルポリシロキサン(1.5cs) 3
環状アルキルポリシロキサン(DC246Fluid(東レ・ダウコーニング)) 20
トリメチルシロキシケイ酸 3
パルミチン酸デキストリン(レオパールKL (千葉製粉)) 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 5
スクワラン 1
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2
ステアリン酸アルミニウム被覆酸化チタン 1
シリコーン樹脂粉末 5
タルク 2
球状ナイロン粉末 1
エデト酸塩 適量
グリセリン 1
1,3−ブチレングリコール 5
油溶性甘草エキス 0.5
パラベン 適量
フェノキシエタノール 適量
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.8
一般アルコール95度合成 6
イオン交換水 残余
実施例10:二層型油中水型乳化日焼け止め化粧料(サンスクリーン)
(成分) 配合量(質量%)
オクチルメトキシシンナメート(Parsol MCX(DSM社)) 7.5
ジメチルポリシロキサン(1.5cs) 5
環状アルキルポリシロキサン(DC246Fluid(東レ・ダウコーニング)) 15
トリメチルシロキシケイ酸 5
ショ糖混合脂肪酸エステル(コスメライクMX−10(第一工業製薬)) 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 5
セバシン酸ジイソプロピル 5
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 5
オクチルトリエトキシシラン被覆微粒子酸化亜鉛 15
ポリアルキルシルセスキオキサン 5
エデト酸塩 適量
ジプロピレングリコール 5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.02
グルタチオン 1
チオタウリン 0.05
クララエキス 1
フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸 3
トリエタノールアミン 1.7
パラベン 適量
フェノキシエタノール 適量
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
香料 適量
イオン交換水 残余
実施例11:油中水型乳化日焼け止め化粧料(サンスクリーン)
(成分) 配合量(質量%)
オクチルメトキシシンナメート(Parsol MCX(DSM社)) 7.5
オクトクリレン(Uvinul N539T(BASF社)) 5
ジメチルポリシロキサン(1.5cs) 20
環状アルキルポリシロキサン(DC246Fluid(東レ・ダウコーニング)) 20
ショ糖混合脂肪酸エステル(コスメライクMX−10(第一工業製薬)) 0.5
セバシン酸ジイソプロピル 5
2−エチルヘキサン酸セチル 5
パルミチン酸オクチル 2
ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 2
オクチルトリエトキシシラン被覆微粒子酸化亜鉛 5
シリコーン樹脂粉末 5
エデト酸塩 適量
グリセリン 5
ジプロピレングリコール 1
アスコルビン酸 0.01
一般アルコール95度合成 6
香料 適量
イオン交換水 残余
上記実施例の油中水型乳化日焼け止め化粧料はいずれも、高い紫外線防御効果(SPF値)を有し、かつ油っぽさがなくまた肌なじみもよく使用感および使用性に優れていた。

Claims (5)

  1. 35〜75質量%の油相を含む油中水型乳化日焼け止め化粧料であって、前記油相が油相全量に対して10〜50質量%の紫外線吸収剤および20〜60質量%の揮発性油分を含み、さらに、デキストリン脂肪酸エステルおよび/またはショ糖脂肪酸エステルを化粧料全量に対して0.5〜2質量%含有することを特徴とする油中水型乳化日焼け止め化粧料。
  2. 紫外線散乱剤の配合量が化粧料全量に対して5質量%以下であることを特徴とする請求項1記載の油中水型乳化日焼け止め化粧料。
  3. 前記紫外線吸収剤が、オクチルメトキシシンナメート、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オクトクリレン、ジメチコジエチルベンジルマロネート、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンおよび2−ヒドロキシ−4メトキシベンゾフェノンより成る群から選択される1種または2種以上を含むことを特徴とする請求項1または2記載の油中水型乳化日焼け止め化粧料。
  4. 前記紫外線吸収剤が、オクチルメトキシシンナメートおよび/またはジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルを含むことを特徴とする請求項3記載の油中水型乳化日焼け止め化粧料。
  5. 前記揮発性油分が、環状アルキルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、イソドデカン、イソヘキサデカンおよびカプリリルメチコンより成る群から選択される1種または2種以上を含むことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の油中水型乳化日焼け止め化粧料。
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