JPWO2007026762A1 - クリーニング方法 - Google Patents

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Abstract

RTP装置などの基板処理装置の処理室内に、汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態でN2とO2を含むクリーニングガスを導入し、圧力133.3Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行う。このクリーニングを複数のキャリアを順次入れ替えて繰り返し実施する。

Description

本発明は、クリーニング方法に関し、詳細には、半導体ウエハ等の被処理基板に対し、アニールなどの処理を行なう基板処理装置の処理室内から汚染物質を除去するクリーニング方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスの一つとして、RTP(Rapid Thermal Processing;高速熱処理)が知られている。例えば半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と記すことがある)にイオン注入をした後に、不純物を再配列させたり、結晶損傷を回復させたりするためにアニールが行われる。このアニール工程におけるサーマル・バジェット(熱処理量)が大きくなると、例えばトランジスタの場合、ソース・ドレイン領域でドーパント(不純物)の拡散が起こり、接合が深くなり、ドーパント濃度が薄くなる傾向がある。微細化されたデザインルールの下では、浅い接合が不可欠であるため、短時間で急速に昇温、降温を行うことにより、トータルでのサーマル・バジェットを低減できるRTPが活用されている。
このようなRTPでは、容器内に異物やコンタミネーションのないクリーンな雰囲気でウエハに対して制御性よく急速な昇温や降温を行う必要がある。このため、RTP装置の納品後や補修後に、例えば、処理室内に温度計測機能を持つTCウエハ(熱電対付きSi基板)を入れた状態で昇温・降温を実施し、温度校正を行うことが不可欠である。しかし、この温度校正用のTCウエハの使用によって、処理室内がCuで汚染されてしまうという問題があった。処理室内がCuで汚染された場合、その後のアニール処理の際に被処理ウエハにCuが付着し、コンタミネーションとして素子に入り込むおそれがあるなど、半導体装置の信頼性が大幅に損なわれるという懸念がある。
熱処理装置における金属汚染を除去するための従来技術としては、熱拡散炉において、アンモニアなどのパージガスを反応室内に供給するとともに、これらのガスを活性化させて反応室の部材中に含まれる金属汚染物質と反応させ、金属汚染物質を除去することが提案されている(例えば、特開2004−311929号公報;その請求項2、図6など)。
上記特開2004−311929号公報の方法は、具体的には温度950℃、圧力15960Paでアンモニアガスを活性化しており、この条件では、Nガスを使用する場合に比べてアンモニアガスを使用した方が、クリーニング効果が大きいことが示されている。しかし、この特開2004−311929号公報の方法は、アンモニアによって反応室内の石英部材の表面を窒化することによって、石英部材中に金属等の不純物を閉じ込め、反応室内に金属等の不純物が拡散することを防止する作用についても記載されており、反応室内から金属等の不純物を問題の生じないレベルまで低減させることを目的とする方法ではない。従って、フッ素を含むクリーニングガスで反応室内をクリーニングする度に、上記の方法でアンモニアガスによるパージ処理を行なわなければならないという問題があった。
本発明は、処理室内を汚染しているCu等の汚染物質を効率良く除去することが可能なクリーニング方法を提供することを課題としている。
上記実情に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、ウエハへのCu汚染は、熱処理等のプロセス時に処理室内の圧力を低くした方が、圧力を高くした場合に比べて増加する傾向があるとの知見を得た。これは、処理室内の壁や器具等に付着ないし混入していたCuが、低圧力での熱処理中に処理室内に拡散してウエハに付着するためであると考えられる。従って、処理室内に存在するCuを低減するためには、クリーニング時にも圧力を低くした方がよいと考えられる。
また、Cuを効率的に排出するには、金属Cuを、より大きな蒸気圧を持つ物質例えば金属オキシナイトライドに変化させることが有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
また、上記特開2004−311929号公報の方法のように、単にアンモニアガスをパージするよりも、適切なキャリアを処理室内に配備し、そこに積極的にCuを付着させて搬出した方が、クリーニング効率が高くなることも明らかになった。
従って、本発明の第1の観点は、基板処理装置の処理室内に存在する金属を含む汚染物質を除去するクリーニング方法であって、
前記処理室内にNとOを含むクリーニングガスを導入し、圧力133.3Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行い、前記汚染物質を金属オキシナイトライドとして前記処理室内から排出することを特徴とする、クリーニング方法を提供する。
上記第1の観点において、前記クリーニングガス中のNとOの流量比率は1:1であることが好ましい。また、前記金属オキシナイトライドがCuNO(ここで、xは化学量論的にとり得る数値を意味する)であることが好ましい。また、前記温度が、1000〜1100℃であることが好ましい。
また、本発明の第2の観点は、基板処理装置の処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法であって、
前記処理室内に、汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことを特徴とする、クリーニング方法を提供する。
上記第2の観点において、前記圧力は、1.3Pa〜133.3Paであることが好ましい。
また、前記クリーニングガスは、NとOを含むガスであることが好ましく、この場合、NとOの流量比率が1:1であることがより好ましい。
また、前記汚染物質は、金属またはその化合物であることが好ましい。また、複数の前記キャリアを順次入れ替えて前記条件にて繰り返しクリーニングを行うことが好ましい。この場合、前記キャリアがシリコンを含有する材料により構成されることが好ましい。
また、前記基板処理装置は、RTP装置であることが好ましい。また、前記処理室は、その内部に石英製部材が使用されているものであってもよい。
本発明の第3の観点は、基板処理装置の処理室内に汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを搬入する工程と、
前記処理室内を昇温する工程と、
前記処理室内を減圧排気する工程と、
前記処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件で処理する工程と、
前記処理室内を降温する工程と、
前記クリーニングガスを停止し、前記処理室内の圧力を上昇させる行程と、
前記処理室内から前記汚染物質が付着した前記キャリアを搬出する工程と、
を含む、クリーニング方法を提供する。この場合、前記温度が、1000〜1100℃であることが好ましい。
本発明の第4の観点は、コンピュータ上で動作し、実行時に、基板処理装置の処理室内に、汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことにより、前記処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法が行なわれるように前記基板処理装置を制御することを特徴とする、制御プログラムを提供する。
本発明の第5の観点は、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、
基板処理装置の処理室内に汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことにより、前記処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法が行なわれるように前記基板処理装置を制御するものであることを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記憶媒体を提供する。
本発明の第6の観点は、被処理基板を収容する処理室と、
前記処理室内で被処理基板を加熱する加熱手段と、
前記処理室内を減圧する減圧手段と、
前記処理室内に汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことにより、前記処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法が行なわれるように制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする、基板処理装置を提供する。
本発明によれば、基板処理装置の処理室内を効率良くクリーニングできるので、被処理基板の金属汚染を抑制し、これを利用して製造される半導体製品の歩止まりと製品の信頼性を向上させ得る。
熱処理装置の概略構成を示す断面図である。 クリーニングの工程手順の一例を説明するためのフロー図である。 クリーニングの説明に供する図面である。 温度校正前後のCu汚染量の測定結果を示すグラフ図である。 圧力とCu汚染量との関係を示すグラフ図である。 クリーニング前とクリーニング後のCu汚染量を示すグラフ図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい形態について説明する。
図1は、本発明のクリーニング方法を適用可能な熱処理装置の概略構成図である。この熱処理装置100は、制御性がよい短時間アニール(RTA;Rapid Thermal Annealing)を行なうための枚葉式のRTP装置として構成されている。この熱処理装置100は、例えばウエハWに形成した薄膜に不純物をドープした後の800〜1100℃程度の高温領域でのアニール処理などに用いることができるものである。
図1において、符号1は、円筒状のチャンバである。このチャンバ1の下方には下部発熱ユニット2が着脱可能に設けられ、また、チャンバ1の上方には、下部発熱ユニット2と対向するように上部発熱ユニット4が着脱可能に設けられている。下部発熱ユニット2は、水冷ジャケット3の上面に複数配列された加熱手段としてのタングステンランプ6を有している。同様に、上部発熱ユニット4は、水冷ジャケット5と、その下面に複数配列された加熱手段としてのタングステンランプ6とを有している。なお、ランプとしてはタングステンランプに限らず、例えば、キセノンランプなどでもよい。このように、チャンバ1内において互いに対向して配備された各タングステンランプ6は、図示しないヒータ電源に接続されており、そこからの電力供給量を調節することにより、発熱量を制御できるようになっている。
下部発熱ユニット2と上部発熱ユニット4との間には、ウエハWを支持するための支持部7が設けられている。この支持部7は、ウエハWをチャンバ1内の処理空間に保持した状態で支持するためのウエハ支持ピン7aと、処理中にウエハWの温度を計測するためのホットライナー8を支持するライナー設置部7bを有している。また、支持部7は、図示しない回転機構と連結されており、支持部7を全体として鉛直軸廻りに回転させる。これにより、処理中にウエハWが所定速度で回転し、熱処理の均一化が図られる。
チャンバ1の下方には、パイロメーター11が配置されている。熱処理中にホットライナー8からの熱線を、ポート11aおよび光ファイバー11bを介して、このパイロメーター11で計測することにより、間接的にウエハWの温度を把握できるようになっている。なお、直接ウエハWの温度を計測するようにしてもよい。
また、ホットライナー8の下方には、下部発熱ユニット2のタングステンランプ6との間に石英部材9が介在配備されている。図示のように前記ポート11aはこの石英部材9に設けられている。なお、ポート11aを複数配備することも可能である。
さらに、ウエハWの上方にも、上部発熱ユニット4のタングステンランプ6との間に石英部材10aが介在配備されている。また、ウエハWを囲繞するように、チャンバ1の内周面にも石英部材10bが配設されている。
なお、ウエハWを支持して昇降させるためのリフターピン(図示せず)が、ホットライナー8を貫通して設けられており、ウエハWの搬入出に使用される。
下部発熱ユニット2とチャンバ1との間、および上部発熱ユニット4とチャンバ1との間には、それぞれシール部材(図示せず)が介在されており、チャンバ1内は気密状態となる。
また、チャンバ1の側部には、ガス導入管12に接続されたガス供給源13が配備されている。このガス導入管12を介して、チャンバ1の処理空間内に、Nガス、Oガスなどのクリーニングガス、アルゴンガスなどの不活性ガスなどを導入できるようになっている。また、チャンバ1の下部には、排気管14が設けられており、図示しない排気装置により、チャンバ1内を減圧できるように構成されている。
熱処理装置100の各構成部は、CPUを備えたプロセスコントローラ21に接続されて制御される構成となっている。プロセスコントローラ21には、工程管理者が熱処理装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、熱処理装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース22が接続されている。
また、プロセスコントローラ21には、熱処理装置100で実行される各種処理をプロセスコントローラ21の制御にて実現するための制御プログラム(ソフトウエア)や処理条件データ等が記録されたレシピが格納された記憶部23が接続されている。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース22からの指示等にて任意のレシピを記憶部23から呼び出してプロセスコントローラ21に実行させることで、プロセスコントローラ21の制御下で、熱処理装置100での所望の処理が行われる。例えば、プロセスコントローラ21によって下部発熱ユニット2と上部発熱ユニット4に設けられた各タングステンランプ6への電力供給量を制御することにより、ウエハWの加熱速度や加熱温度を調節することができる。また、例えば、プロセスコントローラ21によって図示しない排気装置の駆動やガス供給源13からのガス導入量を制御することにより、チャンバ1内の圧力を調節することができる。
また、前記制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばCD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどに格納された状態のものを利用したり、あるいは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
以上のように構成される熱処理装置100において、ウエハWの処理は以下のように行われる。まず、図示しないウエハ搬入出口を介してチャンバ1内にウエハWを搬入し、ウエハ支持部7にセットした後、気密な空間を形成する。プロセスコントローラ21の制御の下、図示しないヒータ電源から所定の電力を下部発熱ユニット2および上部発熱ユニット4の各タングステンランプ6に供給して点灯させると、各タングステンランプ6が発熱する。これにより発生した熱が石英部材9および石英部材10aを通過してウエハWに至り、レシピに基づく条件(昇温レート、加熱温度など)でウエハWが上下から急速に加熱される。ウエハWを加熱しながら、図示しない排気装置を作動させて排気管14から排気を行うことにより、チャンバ1内を減圧状態とする。
熱処理の間は、図示しない回転機構により支持部7を全体として鉛直軸廻り、つまり水平方向に回転させることにより、ウエハWを回転させる。その結果、ウエハWへの供給熱量の均一性が確保される。
また、熱処理中には、ホットライナー8の温度をパイロメーター11により計測し、間接的にウエハWの温度を制御する。パイロメーター11により計測された温度データは、プロセスコントローラ21にフィードバックされ、レシピにおける設定温度との間に差がある場合には、タングステンランプ6への電力供給が調節される。
熱処理が終了した後は、下部発熱ユニット2および上部発熱ユニット4のタングステンランプ6を消灯するとともに、チャンバ1内を昇圧する。また、図示しないパージポートより窒素等のパージガスを流し込みつつ排気管14から排気してウエハWを冷却した後、図示しないウエハ搬入出口を介してチャンバ1から搬出する。
次に、熱処理装置100におけるクリーニングについて、図2および図3を参照しながら説明する。クリーニングは、Cuなどの汚染物質をチャンバ1の外へ運び出すキャリアとしてのクリーニング用ウエハCWを用い、所定の圧力で行う。クリーニング用ウエハCWは、汚染物質の種類に応じてその材質等を選択できる。例えば、除去したい汚染物質がCuの場合は、クリーニング用ウエハCWとして、シリコンを含有する材料により構成される部材、例えばSi基板のほか、ポリシリコン、窒化シリコン、酸化シリコンなどを構成要素に含む基板を用いることが可能である。クリーニング用ウエハCWの材質は、汚染物質の種類に応じて使い分けることができる。
まず、ステップS1では、チャンバ1内にクリーニング用ウエハCWを搬入してウエハ支持部7にセットし、その後、チャンバ1内に気密な空間を形成する。次に、ステップS2では、プロセスコントローラ21の制御の下、図示しないヒータ電源をオン(入)にして所定の電力を下部発熱ユニット2および上部発熱ユニット4の各タングステンランプ6に供給し、各タングステンランプ6を点灯させる。これにより発生した熱線(近赤外線領域の波長800〜3000nm)がチャンバ1内のホットライナー8を加熱してウエハWを所定温度に加熱する。
次に、クリーニング用ウエハCWを加熱しながら、ガス供給源13からチャンバ1内にクリーニングガスを導入する(ステップS3)。クリーニングガスとしては、特に制限はないが、Nガスのみで加熱をすると、チャンバ1内の石英製部材へダメージを与えてしまい、パーティクルを発生させる懸念があるため、NおよびOを用いることが好ましい。
また、NとOは、例えば900℃以上特に1000℃以上の高温で反応してNOを生成し、このNOが例えば汚染物質のCuと反応するとCuNO(ここで、xは化学量論的に取りうる数値を意味する)などの金属オキシナイトライドを生成する。この金属オキシナイトライドは、金属単体よりも大きな蒸気圧を持っており、真空条件では雰囲気中に放出されやすくなることから、チャンバ1内の汚染物質であるCuを金属オキシナイトライドの形で雰囲気中に放出させ、排気ガスとともに効率良くチャンバ外へ排出することができる。この場合、例えばNとOとの流量比は、N:O=1:0.1〜3とすることができ、効率良くNOを生成させる観点から1:1とすることが好ましい。
次に、ステップS4では、図示しない排気装置を作動させて排気管14から排気を行うことにより、チャンバ1内を所定の減圧状態にしてクリーニングガスの流量を安定化させる。
ステップS5では、設定温度、設定圧力で、所定時間クリーニングを実施する。ステップS5は、666.6Pa以下のクリーニング圧力で行われる。クリーニング圧力が666.6Paを超える場合には、十分なクリーニング効果が得られない。クリーニング効果を高める観点からは、クリーニング圧力を例えば1.3Pa〜133.3Paとすることが好ましく、6.7Pa〜106.7Paとすることがより好ましい。例えば、Cuの蒸気圧は133.3Pa/1628℃と非常に小さいが、チャンバ内でCuとNOとが反応して生成する金属オキシナイトライドは、Cu単体よりも蒸気圧が大きく、真空中では放出されやすくなることから、低圧条件でクリーニングを行うことが効果的であるためである。
また、クリーニング温度は、例えば700℃〜1100℃とすることが好ましく、900℃〜1100℃がより好ましく、1000℃〜1100℃が望ましい。
クリーニングの間は、図示しない回転機構により支持部7を全体として鉛直軸廻り(つまり水平方向)に、例えば20rpmの回転速度で回転させることにより、クリーニング用ウエハCWを回転させる。その結果、クリーニング用ウエハCWへの供給熱量の均一性が確保される。
また、クリーニング処理中には、パイロメーター11により、ホットライナー8を介してクリーニング用ウエハCWの温度を間接的に計測する。パイロメーター11により計測された温度データは、プロセスコントローラ21にフィードバックされ、レシピで設定されたクリーニング温度との間に差がある場合には、タングステンランプ6への電力供給が調節される。
クリーニング処理が終了した後は、図示しないヒータ電源をオフ(切)にして下部発熱ユニット2および上部発熱ユニット4のタングステンランプ6を消灯し、温度を降下させる(ステップS6)。次に、ステップS7では、クリーニングガスを停止し、チャンバ1内を昇圧する。そして、ステップS8で、クリーニング用ウエハCWをチャンバ1から搬出する。以上のステップS1〜ステップS8までの処理により、1枚のクリーニング用ウエハCWによるクリーニングが終了する。
そして、図3に示すように、例えば1枚目からn枚目までのクリーニング用ウエハCWを用い、上記ステップS1〜ステップS8を繰り返し実施することにより、チャンバ1のクリーニングが終了する。クリーニングの終点は、使用した各クリーニング用ウエハCW上のCu汚染量を、例えばICP−MS(誘導結合プラズマイオン源質量分析装置)などの装置で計測し、Cu汚染量が所定の値以下になった時点とすることができる。汚染の程度や要求値によっても異なるが、通常25枚〜50枚程度のクリーニング用ウエハCWを使用して上記ステップS1〜ステップS8を繰り返すことにより、Cu等の汚染物質を問題のないレベルまで低減させ、チャンバ1内を清浄化することが可能になる。なお、ステップS1〜ステップS8を単位とする1回のクリーニング毎に、使用するクリーニング用ウエハCWの種類を変えて複数の汚染物質を除去することもできる。
このように本発明では、クリーニングガスによりチャンバ1内のパージを行うと同時に、複数枚のクリーニング用ウエハCWを汚染物質のキャリアとして用いる。この結果、排気によってチャンバ外へ排出されるCuと、クリーニング用ウエハをキャリアとしてチャンバ外へ運び出されるCuとの合計量がチャンバ1から除去される。従って、単にクリーニングガスを用いて排気のみのクリーニングを行う場合に比較して、Cuの除去効率即ちクリーニング効率を高くすることができる。
次に、本発明の基礎となった実験結果について、図4および図5を参照しながら説明する。
図4は、熱処理装置100において、温度計測機能を持つTCウエハを用いて温度校正を行う前と行った後で、それぞれウエハWに対して熱処理を実施し、各ウエハW表面の単位面積当りのCu量をICP−MSにより測定した結果を示している。この図4より、温度校正前に処理したウエハW表面のCu量は、0.9×1010[atoms/cm]であったのに対し、温度校正後に処理したウエハW表面のCu量は、7.0×1010[atoms/cm]であり、Cu量が大幅に増加していることがわかる。
次に、図5は、熱処理装置100において、温度計測機能を持つTCウエハを用いて温度校正を行った後で、圧力を変えてウエハWに対して熱処理を実施し、各ウエハW表面の単位面積当りのCu量をICP−MSにより測定した結果を示している。この熱処理における処理圧力としては、6.7Pa(50mTorr)、106.7Pa(800mTorr)、10666Pa(80Torr)、79992Pa(600Torr)の4通りとした。チャンバ1内には、Oガスを2L/min(slm)の流量で導入し、温度1100℃で処理した[ただし、処理圧力が6.7Paの場合はOガスを20mL/min(sccm)で導入した]。
図5から、熱処理の圧力が高圧側(79992Pa)から低圧側(6.7Pa)になるに従い、Cu汚染量が増加していることがわかる。特に処理圧力が6.7PaではCu汚染量の顕著な増加が認められた。このことから、温度校正によってCuで汚染されたチャンバ1内においては、クリーニングの際にも低圧条件を採用することにより、チャンバ1の内壁やチャンバ内部品に付着もしくは混入していたCuなどの汚染物質を処理空間中に効率的に放出させ得ることが推測された。
また、放出したCuの一定量がウエハWに付着していることから、クリーニング時に汚染物質のキャリアとなる部材、例えばクリーニング用ウエハCWを配備してクリーニングを行い、このキャリアにより汚染物質をチャンバ外へ運び出すことによって、効率のよいクリーニングを実現できる可能性が推測された。
次に、本発明の効果を確認した試験結果について説明する。
図1と同様の熱処理装置100を使用し、温度計測機能を持つTCウエハを用いて温度校正を行った後で、クリーニングを実施した。クリーニング前とクリーニング後に、それぞれ熱処理を実施し、処理後のウエハWにおけるCu汚染量をICP−MSにより測定した。その結果を図6に示した。なお、クリーニング条件および熱処理条件は下記の通りである。
<クリーニング条件>
処理ガス:NとOを流量比N:O=1000:1000mL/min(sccm)で使用した。
処理圧力:133.3Pa(1Torr)
処理温度(最大温度):1100℃
処理時間:クリーニング用ウエハ1枚につき50秒
クリーニング回数:25回
<熱処理条件>
処理ガス:N:Oを流量比1:1で使用した。
処理圧力:133.3Pa(1Torr)
処理温度(最大温度):1100℃
最大温度の継続時間:50秒
図6より、クリーニング前(温度校正直後)に処理したウエハW表面のCu量は7.0×1010[atoms/cm]であったのに対し、クリーニング後には0.9×1010[atoms/cm]に低減しており、Cu汚染量を温度校正前(図4参照)のレベルまで低下させることができた。
以上の結果から、本発明のクリーニング方法を実施することによって、ウエハWの金属汚染を抑制し、これを利用して製造される半導体製品の歩留りと製品の信頼性を向上させ得ることが示された。
以上、本発明の実施形態を述べたが、本発明は上記実施形態に制約されることはなく、種々の変形が可能である。
例えば、図1ではRTPの熱処理装置100を例に挙げて説明したが、本発明のクリーニング方法は、基板に対して成膜等を行う基板処理装置や、プラズマを利用してCVD成膜等を行う処理装置にも適用できる。
また、被処理基板が、例えば液晶表示ディスプレイ(LED)に代表されるフラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板である場合や、化合物半導体基板などである場合にも本発明の技術思想を適用できる。
本発明は、各種半導体装置の製造過程で使用される基板処理装置の処理室内のクリーニングに好適に利用可能である。

Claims (18)

  1. 基板処理装置の処理室内に存在する金属を含む汚染物質を除去するクリーニング方法であって、
    前記処理室内にNとOを含むクリーニングガスを導入し、圧力133.3Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行い、前記汚染物質を金属オキシナイトライドとして前記処理室内から排出することを特徴とする、クリーニング方法。
  2. 前記クリーニングガス中のNとOの流量比率が1:1であることを特徴とする、請求項1に記載のクリーニング方法。
  3. 前記金属オキシナイトライドがCuNO(ここで、xは化学量論的にとり得る数値を意味する)であることを特徴とする、請求項1に記載のクリーニング方法。
  4. 前記温度が、1000〜1100℃であることを特徴とする、請求項1に記載のクリーニング方法。
  5. 基板処理装置の処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法であって、
    前記処理室内に、汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことを特徴とする、クリーニング方法。
  6. 前記圧力が、1.3Pa〜133.3Paであることを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング方法。
  7. 前記クリーニングガスが、NとOを含むガスであることを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング方法。
  8. とOの流量比率が1:1であることを特徴とする、請求項7に記載のクリーニング方法。
  9. 前記汚染物質が、金属またはその化合物であることを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング方法。
  10. 複数の前記キャリアを順次入れ替えて前記条件にて繰り返しクリーニングを行うことを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング方法。
  11. 前記キャリアがシリコンを含有する材料により構成されることを特徴とする、請求項10に記載のクリーニング方法。
  12. 前記基板処理装置は、RTP装置であることを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング方法。
  13. 前記処理室は、その内部に石英製部材が使用されているものであることを特徴とする、請求項5に記載のクリーニング方法。
  14. 基板処理装置の処理室内に汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを搬入する工程と、
    前記処理室内を昇温する工程と、
    前記処理室内を減圧排気する工程と、
    前記処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件で処理する工程と、
    前記処理室内を降温する工程と、
    前記クリーニングガスを停止し、前記処理室内の圧力を上昇させる行程と、
    前記処理室内から前記汚染物質が付着した前記キャリアを搬出する工程と、
    を含む、クリーニング方法。
  15. 前記温度が、1000〜1100℃であることを特徴とする、請求項14に記載のクリーニング方法。
  16. コンピュータ上で動作し、実行時に、
    基板処理装置の処理室内に、汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことにより、前記処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法が行なわれるように前記基板処理装置を制御することを特徴とする、制御プログラム。
  17. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に、
    基板処理装置の処理室内に汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことにより、前記処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法が行なわれるように前記基板処理装置を制御するものであることを特徴とする、コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
  18. 被処理基板を収容する処理室と、
    前記処理室内で被処理基板を加熱する加熱手段と、
    前記処理室内を減圧する減圧手段と、
    前記処理室内に汚染物質を付着させてこれを運び出すキャリアを配備した状態で、該処理室内にクリーニングガスを導入し、圧力666.6Pa以下、温度700℃〜1100℃の条件でクリーニングを行うことにより、前記処理室内に存在する汚染物質を除去するクリーニング方法が行なわれるように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする、基板処理装置。
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