JPWO2006132376A1

JPWO2006132376A1 - Flat knitting machine provided with knitted fabric presser and control method thereof

Info

Publication number: JPWO2006132376A1
Application number: JP2007520191A
Authority: JP
Inventors: 充生久保; 学由井
Original assignee: Shima Seiki Mfg Ltd
Current assignee: Shima Seiki Mfg Ltd
Priority date: 2005-06-10
Filing date: 2006-06-09
Publication date: 2009-01-08
Anticipated expiration: 2026-06-09
Also published as: EP1908868A1; CN101194060B; EP1908868A4; EP1908868B1; WO2006132376A1; JP4977603B2; CN101194060A

Abstract

編地プレッサをセット位置とリセット位置との間で切換える際には、給糸のための部材などと干渉が生じる場合のみ干渉を避けて、編成に支障が生じないようにする。ヤーンキャリア２８ｂは、編み端２２ａ付近で、編地２２の編幅の外方に待機している。ヤーンキャリア２８ｂの待機位置は、記憶部３６に記憶されている。ヤーンキャリア２８ｂが無ければ、キャリッジ２５は編地２２の編み端２２ａを編幅の外方に抜けると直ちにステッチプレッサ２１をセット位置からリセット位置に切換えるリセット動作を行いながら減速し、停止後移動方向を反転して、次のコースの編成を行う。編み端２２ａ付近にヤーンキャリア２８ｂが存在していると、ステッチプレッサ２１のリセット動作と干渉する可能性があるので、キャリッジ２５が方向を反転するまでの移動ストロークを延長して、干渉を避ける。When the knitted fabric presser is switched between the set position and the reset position, interference is avoided only in the case where interference occurs with a yarn feeding member or the like so as not to cause trouble in knitting. The yarn carrier 28b stands by outside the knitting width of the knitted fabric 22 near the knitting end 22a. The standby position of the yarn carrier 28b is stored in the storage unit 36. Without the yarn carrier 28b, the carriage 25 decelerates while performing the reset operation to switch the stitch presser 21 from the set position to the reset position as soon as the knitting end 22a of the knitted fabric 22 passes through the outside of the knitting width. Reverse the and organize the next course. If the yarn carrier 28b is present in the vicinity of the knitting end 22a, there is a possibility of interference with the reset operation of the stitch presser 21, so the movement stroke until the carriage 25 reverses its direction is extended to avoid interference.

Description

本発明は、キャリッジとともに移動し、編地を押圧するセット位置または編地を押圧しないリセット位置にフィンガを切換え可能な編地プレッサを備える横編機およびその制御方法に関する。 The present invention relates to a flat knitting machine including a knitted fabric presser that moves with a carriage and can switch a finger to a set position that presses the knitted fabric or a reset position that does not press the knitted fabric, and a control method thereof.

従来から、図８Ａに示すようなステッチプレッサ１が横編機の歯口で編成中の編地２を、図８Ｂに示すように、押圧するために使用されている（たとえば、特公平３−６６４１５号公報および特開平６−１５８４８５号公報参照。）。ステッチプレッサ１は、編地プレッサとも呼ばれ、大略的にＬ字状であり、図８Ａでは横方向に延びるように示されているフィンガ１ａで、図８Ｂに示すように編地２を押圧して編地が浮き上がるのを防止する。フィンガ１ａの基端側には、図８Ａでは縦方向となるアーム１ｂが設けられる。
工業用の横編機では、図８Ｂに示されるように、歯口３を挟んで前後の針床４ａ，４ｂが逆Ｖ字状に対向する。このような横編機は、Ｖベッド横編機とも呼ばれ、前側の針床４ａおよび後側の針床４ｂは、紙面に垂直な方向に延びており、この長手方向に沿って、多数の編針５ａ，５ｂがそれぞれ歯口３に対して進退可能なように設けられている。各針床４ａ，４ｂで、編針５ａ，５ｂ間には、シンカ６ａ，６ｂも設けられる。編針５ａ，５ｂが歯口３に対して進出して先端のフックに編糸を受けると、針床４ａ，４ｂに編糸を引き込んで編目のうちのニードルループを形成する。シンカ６ａ，６ｂは、ニードルループ間のシンカループを形成する。ニードルループとシンカループが交互に連なり、編目列が１コースずつ形成されながら、編地７が歯口３の下方に編成される。
図９Ａおよび図９Ｂは、Ｖベッド横編機の歯口３付近での基本的な構成を示す。図９Ａは歯口の上方を拡大して示し、図９Ｂは歯口３付近の全体的な構成を示す。図９Ａに示すように、歯口３の上方には、通常複数の糸道レール７ａ，７ｂ，７ｃが針床４ａ，４ｂの長手方向に沿って架設される。各糸道レール７ａ，７ｂ，７ｃには、編地２を編成するための編糸を供給する、１または複数のヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆを走行させることができるトラックが１または複数形成される。ヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆは、ヤーンフィーダとも呼ばれる。各ヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆの下側には、編糸を編針５ａ，５ｂに供給するための給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆがそれぞれ設けられている。図９Ｂに示すように、各給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆは、前後の針床４ａ，４ｂから歯口３に進出する編針５ａ，５ｂのいずれにも編糸を供給可能なように、歯口３の中央付近に集まっている。ただし、異なるトラックを走行するヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆ間では、給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆが干渉して走行の障害となるのを避けるため、各トラックのヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆは、相互に接触しない位置に配置されている。
前後の針床４ａ，４ｂに対して、キャリッジ１０ａ，１０ｂがそれぞれ長手方向に沿って往復移動する。キャリッジ１０ａ，１０ｂには、編針５ａ，５ｂを選択的に駆動し、歯口３に対して進退させるための選針機構およびカム機構が搭載される。選針機構およびカム機構は、編針５ａ，５ｂを選択的に駆動するシステムとして、複数組搭載されることが多い。前後の針床４ａ，４ｂのキャリッジ１０ａ，１０ｂは、糸道レール７ａ，７ｂ，７ｃを跨ぐブリッジ１１で連結され、編地２の編幅を含む範囲で往復移動する。ブリッジ１１には、ヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆを選択して連行する機構が設けられる。工業用の横編機では、キャリッジ１０ａ，１０ｂおよび編針５ａ，５ｂの動作は自動化されており、予め設定される編成データに基づいて行われる。キャリッジ１０ａ，１０ｂが移動するストロークを、編成データ等に基づいて最適化する横編機も提案されている（たとえば、特許第２６２７５２２号公報参照。）。
ステッチプレッサ１は、キャリッジ１０ａ，１０ｂのいずれかに搭載される。ステッチプレッサ１のフィンガ１ａは、歯口３で、給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆよりも下方で、図８Ｂに示すように、前後の針床４ａ，４ｂの編針５ａ，５ｂ間に形成される編地２を押圧する。キャリッジ１０ａ，１０ｂには、ステッチプレッサ１の駆動機構が設けられる。駆動機構は、アーム１ｂを駆動してフィンガ１ａの位置を切換える。ステッチプレッサ１に設けられるフィンガ１ａで押圧する編地２は、キャリッジ１０ａ，１０ｂに搭載されるシステムが編針５ａ，５ｂを選択的に駆動して編成動作を行わせる部分およびその近傍となるので、ステッチプレッサ１はシステム毎に設けられる。前後の針床４ａ，４ｂを走行するキャリッジ１０ａ，１０ｂには前後で対応する位置にシステムが搭載されるので、ステッチプレッサ１は前後のキャリッジ１０ａ，１０ｂの一方に搭載すればよい。ただし、図８Ａに示すようなステッチプレッサ１には方向性があり、図では右側となるフィンガ１ａの先端側が移動の後方、アーム１ｂ側が移動の前方となるようにする必要がある。したがって、キャリッジ１０ａ，１０ｂの往復移動のいずれでもステッチプレッサ１を使用可能にするためには、前後のキャリッジ１０ａ，１０ｂに、異なる向きのステッチプレッサ１を搭載する必要がある。なお、特開平６−１５８４８５号公報では、１つのキャリッジに往動用のステッチプレッサおよび復動用のステッチプレッサを搭載するようにしている。
特公平３−６６４１５号公報および特開平６−１５８４８５号公報に示すようなステッチプレッサ１は、キャリッジ１０ａ，１０ｂに搭載される駆動機構にモータなどの駆動源を備え、編地２を押圧するセット位置と、編地２を押圧しないリセット位置との間を、任意のタイミングで移動させることができる。逆方向となるステッチプレッサ１は、リセット位置に保持する。順方向となるステッチプレッサ１は、セット位置に保持して、編地２の押圧に使用することができる。順方向となるステッチプレッサ１でも、リセット位置に保持して使用しないこともできる。しかし、セット位置に保持して使用した場合は、キャリッジ１０ａ，１０ｂが逆方向に移動方向を反転する際には、リセット位置に退避させなければならない。また、キャリッジ１０ａ，１０ｂが逆方向に移動する際にステッチプレッサ１を使用するのであれば、それまでリセット位置に保持されている逆向きのステッチプレッサ１をセット位置まで移動させなければならない。このようなステッチプレッサ１のセット位置とリセット位置との切換は、キャリッジ１０ａ，１０ｂが編地２の編幅の外部に抜けて、移動方向を反転する際に行われる。
図１０は、特開平６−１５８４８５号公報では図１３として示されている２つのステッチプレッサの移動軌跡を、説明の便宜上、参照符を変更したり、歯口３の中心線３ａを追加して示す。１つの方向のステッチプレッサのフィンガ１ａの軌跡を１２ａ，１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ，１２ｅで示し、他の方向のステッチプレッサ１のフィンガ１ａの軌跡を１３ａ，１３ｂ，１３ｃ，１３ｄ，１３ｅで示す。２つのステッチプレッサ１が歯口３内で編地２を押圧するときのフィンガ１ａのセット位置１２ｅ，１３ｅは同一であるけれども、リセット位置１２ａ，１３ａは相互に異なる。移動中におけるフィンガ１ａの軌跡は、相互に干渉することがないように設定される。また移動軌跡は、針床４ａ，４ｂのシンカ６ａ，６ｂは接触しないように設定される。さらに、アーム１ｂは、セット位置およびリセット位置では図９Ａおよび図９Ｂに示す給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆと接触しないように配置される。なお、一対のキャリッジ１０ａ，１０ｂに、それぞれ異なる方向のステッチプレッサ１を搭載する場合は、歯口３の中心線３ａを挟んでほぼ対称の移動軌跡となり、移動軌跡の違いは大きくなるので、移動のタイミングを異ならせれば干渉を避けることができる。なお、中心線３ａは、説明の便宜上傾斜させているけれども、実際の横編機では基本的に鉛直方向となる。
横編機で複数のヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆを使用するのは、異なる編糸を切換え可能にするためである。使用するヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆをブリッジ１１に設ける選択機構で選択するような構成では、使用予定のヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆは、編地２の編幅の外部で待機させる場合でも、できるだけ近付けることが、キャリッジ１０ａ，１０ｂの移動ストロークを短くする点で好ましい。キャリッジ１０ａ，１０ｂの移動ストロークが長くなると、時間がかかり、生産性が低下してしまうからである。
特公平３−６６４１５号公報に開示されているようなステッチプレッサ１は、編地の編成に使用されるキャリッジ１０ａ，１０ｂのシステムに対応して、キャリッジ１０ａ，１０ｂの移動方向が順方向となるものを編み端に入る前にセット位置に移動させ、セット位置を保持することができる。キャリッジ１０ａ，１０ｂが連続的に往復移動して編地２を編成する際には、編み端におけるヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆの停止位置を考慮することなく、編み端を抜けるとセット位置にあるステッチプレッサ１をリセット位置に移動させるリセット動作を開始する。リセット動作の終了後、リセット位置にあるステッチプレッサ１をセット位置に移動させるセット動作開始し、キャリッジ１０ａ，１０ｂが移動方向を反転して、再び編み端から編地２の編幅内に移動する際には、ステッチプレッサ１がセット位置に保持されるようにしている。
図１０に示すようなステッチプレッサ１の移動軌跡は、セット位置１２ｅ，１３ｅとリセット位置１２ａ，１３ａとの中間では、ヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆの給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆ等の位置と重複あるいは近接することは避けられない。給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆ等が糸道レール７ａ，７ｂ，７ｃに沿う方向では離れた位置であれば機械的な干渉は生じないけれども、編地２の編み端で待機しているような場合は、ステッチプレッサ１のセット動作やリセット動作を行うと、フィンガ１ａの移動軌跡内にヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆの給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆが入り、フィンガ１ａが給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆに引っ掛かった状態となる可能性がある。これは単独のヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆより複数のヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆが接近している場合にヤーンキャリアの給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆ同士が当接し、フィンガ１ａの移動軌跡内にヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆの給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆが入る可能性が高く、フィンガ１ａが給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆに引っ掛かった状態のまま、キャリッジ１０ａ，１０ｂが移動方向を反転してしまうおそれがある。キャリッジ１０ａ，１０ｂが移動方向を反転しても、リセット動作を行ったステッチプレッサ１のフィンガ１ａに給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆなどが引っ掛かった状態となっていると、ステッチプレッサ１が破損したり、破損には至らなくてもフィンガ１ａが曲がってしまうおそれがある。
編地２の編み端で多くのヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆが待機する状態は、多くのヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆを使用するインターシャ編成などで生じやすい。ステッチプレッサ１のフィンガ１ａが給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆに引っ掛かっているか否かは、フィンガ１ａの変形を検出するセンサを設ければ検出可能である。ただし、横編機の編針５ａ，５ｂの配列ピッチが小さいファインゲージの場合などは、ステッチプレッサ１のフィンガ１ａは細くてしなりやすいものを使用する。このような場合、センサはステッチプレッサ１がリセット動作を終了したと検出しても、実際のフィンガ１ａはヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆの給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆなどに引っ掛かった状態になっている場合がある。また、引っ掛からなくても、細いフィンガが１ａが給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆに接触することで、フィンガ１ａが曲がるおそれもある。フィンガ１ａが曲がったり破損したりすると、編地２を押圧する機能を果たすことはできず、編地２や編糸を傷つけたりして、編成に支障を生じさせてしまう。また、フィンガ１ａが給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆには接触しなくても、給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆから編地２の途中に編糸が渡る状態であれば、その渡り糸にフィンガ１ａが絡まるおそれもある。
このようなステッチプレッサ１とヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆや渡り糸との機械的な干渉による破損等を避けるため、編成データを修正して、キャリッジ１０ａ，１０ｂのストローク補正を行う方法がある。この方法では、通常のキャリッジ反転位置よりもストロークを所定量だけ多くすることで、リセット動作でステッチプレッサ１のフィンガ１ａがヤーンキャリア８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆの給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆに引っ掛かっても、フィンガ１ａが確実に外れる位置までキャリッジ１０ａ，１０ｂを移動させてから方向を反転させ、給糸口９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆに引っ掛かっていたフィンガ１ａをリセット位置まで戻すことができる。しかし、キャリッジ１０ａ，１０ｂの移動ストロークを、全部の反転時に増大させると、編成の効率は低下してしまう。Conventionally, a stitch presser 1 as shown in FIG. 8A has been used to press a knitted fabric 2 being knitted at the tooth opening of a flat knitting machine as shown in FIG. No. 66415 and JP-A-6-158485.) The stitch presser 1 is also called a knitted fabric presser and is generally L-shaped, and presses the knitted fabric 2 as shown in FIG. 8B with fingers 1a shown to extend in the lateral direction in FIG. 8A. To prevent the knitted fabric from floating. On the proximal end side of the finger 1a, an arm 1b which is in the vertical direction in FIG. 8A is provided.
In the industrial flat knitting machine, as shown in FIG. 8B, the front and back needle beds 4a and 4b face each other in an inverted V shape with the tooth opening 3 interposed therebetween. Such a flat knitting machine is also called a V-bed flat knitting machine, and the front needle bed 4a and the rear needle bed 4b extend in a direction perpendicular to the paper surface. The knitting needles 5a and 5b are provided so as to be able to advance and retreat with respect to the tooth opening 3, respectively. In each of the needle beds 4a and 4b, sinkers 6a and 6b are also provided between the knitting needles 5a and 5b. When the knitting needles 5a and 5b advance into the tooth opening 3 and receive the knitting yarn at the hook at the tip, the knitting yarn is drawn into the needle beds 4a and 4b to form a needle loop of the stitches. The sinkers 6a and 6b form a sinker loop between the needle loops. The knitted fabric 7 is knitted below the tooth opening 3 while the needle loop and the sinker loop are alternately connected to form a stitch row for each course.
9A and 9B show a basic configuration in the vicinity of the mouth 3 of the V-bed flat knitting machine. FIG. 9A shows an enlarged view of the upper portion of the tooth mouth, and FIG. 9B shows an overall configuration in the vicinity of the tooth mouth 3. As shown in FIG. 9A, a plurality of yarn path rails 7a, 7b, 7c are usually installed above the tooth mouth 3 along the longitudinal direction of the needle beds 4a, 4b. A track on which one or a plurality of yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, 8f for supplying knitting yarn for knitting the knitted fabric 2 can be run on each yarn path rail 7a, 7b, 7c. One or more are formed. The yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f are also called yarn feeders. Under each yarn carrier 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, 8f, yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f for supplying knitting yarn to the knitting needles 5a, 5b are respectively provided. Yes. As shown in FIG. 9B, the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f can supply knitting yarn to any of the knitting needles 5a, 5b that advance from the front and back needle beds 4a, 4b to the tooth mouth 3. As shown in FIG. However, in order to avoid that the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f interfere with each other between the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, 8f traveling on different tracks, The yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f of each track are arranged at positions that do not contact each other.
The carriages 10a and 10b reciprocate along the longitudinal direction with respect to the front and back needle beds 4a and 4b. The carriages 10a and 10b are mounted with a needle selection mechanism and a cam mechanism for selectively driving the knitting needles 5a and 5b and moving them forward and backward with respect to the tooth opening 3. A plurality of needle selection mechanisms and cam mechanisms are often mounted as a system for selectively driving the knitting needles 5a and 5b. The carriages 10a and 10b of the front and back needle beds 4a and 4b are connected by a bridge 11 straddling the yarn path rails 7a, 7b and 7c, and reciprocate within a range including the knitting width of the knitted fabric 2. The bridge 11 is provided with a mechanism for selecting and taking the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f. In an industrial flat knitting machine, the operations of the carriages 10a and 10b and the knitting needles 5a and 5b are automated and are performed based on preset knitting data. There has also been proposed a flat knitting machine that optimizes the strokes that the carriages 10a and 10b move based on knitting data or the like (see, for example, Japanese Patent No. 2627522).
The stitch presser 1 is mounted on one of the carriages 10a and 10b. The finger 1a of the stitch presser 1 is the knitting needles 5a and 5b of the front and back needle beds 4a and 4b, as shown in FIG. 8B, below the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, and 9f. The knitted fabric 2 formed therebetween is pressed. The carriage 10a, 10b is provided with a drive mechanism for the stitch presser 1. The drive mechanism drives the arm 1b to switch the position of the finger 1a. The knitted fabric 2 pressed by the fingers 1a provided on the stitch presser 1 is a portion where the system mounted on the carriages 10a, 10b selectively drives the knitting needles 5a, 5b to perform the knitting operation, and its vicinity. The stitch presser 1 is provided for each system. Since the carriages 10a and 10b traveling on the front and back needle beds 4a and 4b are mounted at corresponding positions in the front and rear, the stitch presser 1 may be mounted on one of the front and rear carriages 10a and 10b. However, the stitch presser 1 as shown in FIG. 8A has directionality, and in the figure, the tip side of the finger 1a on the right side needs to be the rear of the movement, and the arm 1b side needs to be the front of the movement. Therefore, in order to enable the stitch presser 1 to be used in any of the reciprocating movements of the carriages 10a and 10b, it is necessary to mount the stitch pressers 1 in different directions on the front and rear carriages 10a and 10b. In Japanese Patent Laid-Open No. 6-158485, a forward stitch presser and a backward stitch presser are mounted on one carriage.
A stitch presser 1 as shown in Japanese Patent Publication No. 3-66415 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-158485 is provided with a drive mechanism such as a motor in a drive mechanism mounted on the carriages 10a and 10b, and presses the knitted fabric 2 It is possible to move at any timing between the position and a reset position where the knitted fabric 2 is not pressed. The stitch presser 1 in the reverse direction is held at the reset position. The stitch presser 1 in the forward direction can be held at the set position and used to press the knitted fabric 2. Even the stitch presser 1 in the forward direction can be held at the reset position and not used. However, when the carriage 10a, 10b is used while being held at the set position, the carriage 10a, 10b must be retracted to the reset position when the movement direction is reversed in the reverse direction. If the stitch presser 1 is used when the carriages 10a and 10b move in the reverse direction, the reverse stitch presser 1 held at the reset position until then must be moved to the set position. Such switching between the set position and the reset position of the stitch presser 1 is performed when the carriages 10a and 10b come out of the knitting width of the knitted fabric 2 to reverse the movement direction.
FIG. 10 shows the movement trajectories of the two stitch pressers shown as FIG. 13 in Japanese Patent Laid-Open No. 6-158485. For convenience of explanation, the reference marks are changed or the center line 3a of the tooth mouth 3 is added. Show. The trajectory of the finger 1a of the stitch presser in one direction is indicated by 12a, 12b, 12c, 12d, 12e, and the trajectory of the finger 1a of the stitch presser 1 in the other direction is indicated by 13a, 13b, 13c, 13d, 13e. The setting positions 12e and 13e of the finger 1a when the two stitch pressers 1 press the knitted fabric 2 in the mouth 3 are the same, but the reset positions 12a and 13a are different from each other. The trajectories of the fingers 1a during movement are set so as not to interfere with each other. The movement trajectory is set so that the sinkers 6a and 6b of the needle beds 4a and 4b do not contact each other. Furthermore, the arm 1b is disposed so as not to contact the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, and 9f shown in FIGS. 9A and 9B at the set position and the reset position. When the stitch presser 1 in different directions is mounted on the pair of carriages 10a and 10b, the movement trajectory becomes almost symmetrical with the center line 3a of the tooth mouth 3 interposed therebetween, and the difference in the movement trajectory increases. If the timing is different, interference can be avoided. Although the center line 3a is inclined for convenience of explanation, it is basically a vertical direction in an actual flat knitting machine.
The reason why the plurality of yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f are used in the flat knitting machine is to enable switching between different knitting yarns. In the configuration in which the yarn carrier 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, 8f to be used is selected by the selection mechanism provided in the bridge 11, the yarn carrier 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, 8f to be used is knitted fabric Even when waiting outside the knitting width of 2, it is preferable to approach as close as possible in terms of shortening the movement stroke of the carriages 10a and 10b. This is because if the movement strokes of the carriages 10a and 10b are long, it takes time and the productivity is lowered.
In the stitch presser 1 as disclosed in Japanese Examined Patent Publication No. 3-66415, the movement direction of the carriages 10a and 10b is the forward direction corresponding to the system of the carriages 10a and 10b used for knitting the knitted fabric. The object can be moved to the set position before entering the knitting end and the set position can be maintained. When the carriages 10a and 10b are continuously reciprocated to knit the knitted fabric 2, the knitting ends are moved without considering the stop positions of the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e and 8f at the knitting ends. When it comes off, a reset operation for moving the stitch presser 1 at the set position to the reset position is started. After completion of the reset operation, a set operation for moving the stitch presser 1 at the reset position to the set position is started, and the carriages 10a and 10b reverse the moving direction and move again from the knitting end into the knitting width of the knitted fabric 2. At this time, the stitch presser 1 is held at the set position.
The movement trajectory of the stitch presser 1 as shown in FIG. 10 is such that the yarn feeders 9a, 9b, and 8f of the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f are intermediate between the set positions 12e and 13e and the reset positions 12a and 13a. It is inevitable to overlap or approach the positions 9c, 9d, 9e, 9f, etc. If the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f, etc. are separated from each other in the direction along the yarn path rails 7a, 7b, 7c, mechanical interference does not occur, but standby is performed at the knitting end of the knitted fabric 2 If the stitch presser 1 is set or reset, the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f of the yarn carriers 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, and 9f may enter, and the finger 1a may be caught by the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, and 9f. This is because when a plurality of yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f are approaching from a single yarn carrier 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f, yarn feeders 9a, 9b, and 9c of the yarn carrier are used. , 9d, 9e, and 9f come into contact with each other, and the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, and 9f of the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f may enter the movement locus of the finger 1a. There is a possibility that the carriage 10a, 10b reverses the moving direction while the finger 1a is caught in the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f. Even if the carriages 10a and 10b reverse the moving direction, if the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, and 9f are caught on the fingers 1a of the stitch presser 1 that has performed the reset operation, the stitches There is a possibility that the finger 1a may be bent even if the presser 1 is damaged or not damaged.
The state where many yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f are waiting at the knitting end of the knitted fabric 2 is an intarsia knitting that uses many yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f. It is easy to occur. Whether or not the finger 1a of the stitch presser 1 is caught by the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, and 9f can be detected by providing a sensor for detecting the deformation of the finger 1a. However, in the case of a fine gauge where the arrangement pitch of the knitting needles 5a, 5b of the flat knitting machine is small, the fingers 1a of the stitch presser 1 are thin and easy to bend. In such a case, even if the sensor detects that the stitch presser 1 has finished the resetting operation, the actual finger 1a is used in the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d of the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, 8f. , 9e, 9f, etc. Even if the fingers are not caught, the fingers 1a may bend when the thin fingers 1a contact the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f. If the finger 1a is bent or damaged, the function of pressing the knitted fabric 2 cannot be achieved, and the knitted fabric 2 or the knitting yarn may be damaged to cause trouble in knitting. Even if the finger 1a does not contact the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f, the knitting yarn passes from the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f to the middle of the knitted fabric 2. If it is in a state, there is a possibility that the finger 1a may be entangled with the connecting yarn.
In order to avoid such damage due to mechanical interference between the stitch presser 1 and the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, and 8f and the crossover yarn, the knitting data is corrected and the strokes of the carriages 10a and 10b are corrected. There is a way to do. In this method, the stroke 1 is increased by a predetermined amount from the normal carriage reversal position so that the finger 1a of the stitch presser 1 is reset by the yarn feeding ports 9a, 9b of the yarn carriers 8a, 8b, 8c, 8d, 8e, 8f. , 9c, 9d, 9e, 9f, the carriage 10a, 10b is moved to the position where the finger 1a is surely removed, and then the direction is reversed, and the yarn feeders 9a, 9b, 9c, 9d, 9e, 9f are hooked. The finger 1a that has been stored can be returned to the reset position. However, if the movement strokes of the carriages 10a and 10b are increased during the entire reversal, the knitting efficiency is reduced.

本発明の目的は、編地プレッサをセット位置とリセット位置との間で切換える際には、給糸のための部材や渡り糸などと干渉が生じる場合のみ干渉を避けて、編成に支障が生じないようにすることが可能な、編地プレッサを備える横編機およびその制御方法を提供することである。
本発明は、針床に沿って往復移動しながら編針に選択的な編成動作を行わせるキャリッジに搭載され、編成される編地を押圧可能なフィンガを、キャリッジの移動中に、編地を押圧するセット位置または編地を押圧しないリセット位置に切換え可能な編地プレッサを備える横編機であって、
編地プレッサのフィンガの少なくともセット位置からリセット位置への間の移動に対して、干渉が生じる可能性を判定する判定手段と、
編地の編成データに基づいてキャリッジの往復移動を制御する制御手段であって、キャリッジが編地の編幅の外側に抜ける際に編地プレッサのフィンガをセット位置とリセット位置との間で切換えるとフィンガの移動に対して干渉が生じる可能性があると判定手段によって判定されれば、キャリッジの移動ストロークを延長させて干渉を回避するように、キャリッジを制御する、制御手段とを、
含むことを特徴とする編地プレッサを備える横編機である。
また本発明で、前記制御手段は、
前記編地プレッサのフィンガをセット位置とリセット位置との間で切換える動作を、前記判定手段の判定が干渉の可能性有りではなくなってから行い、
該動作が終了するまで、前記キャリッジの移動ストロークを延長するように、キャリッジを制御することを特徴とする。
また本発明で、前記制御手段は、
前記編地プレッサのフィンガをセット位置とリセット位置との間で切換える動作を、前記編地の編幅の外側に抜ける位置で開始し、
前記判定手段の判定が干渉の可能性有りではなくなるまで、前記キャリッジの移動ストロークを延長するように、キャリッジを制御することを特徴とする。
また本発明で、前記判定手段が干渉の有無を判定する部材は、キャリッジに選択的に連行可能で、連行時には編成動作を行う編針に給糸口から編糸を供給するヤーンキャリアであることを特徴とする。
また本発明で、前記ヤーンキャリアは複数使用され、
前記判定手段は、該複数のヤーンキャリアのうち、前記給糸口が他のヤーンキャリアの給糸口と予め定める距離の範囲内にあるものについて干渉の有無を判定することを特徴とする。
さらに本発明は、針床に沿って往復移動しながら編針に選択的な編成動作を行わせるキャリッジに搭載され、編成される編地を押圧可能なフィンガを、キャリッジの移動中に、編地を押圧するセット位置または編地を押圧しないリセット位置に切換え可能な編地プレッサを備える横編機の制御方法であって、
編地の編成データに基づいて、キャリッジが編地の編幅の外側に抜ける際に編地プレッサのフィンガを少なくともセット位置からリセット位置への間で移動させるときに干渉が生じる可能性の有無を判定し、
判定結果が干渉有りであれば、編地プレッサの位置切換えのための移動ストロークを延長して干渉を回避するように、キャリッジを制御することを特徴とする編地プレッサを備える横編機の制御方法である。It is an object of the present invention to avoid interference only when there is interference with a yarn feeding member or a crossover yarn when the knitted fabric presser is switched between a set position and a reset position, resulting in trouble in knitting. It is an object to provide a flat knitting machine including a knitted fabric presser and a control method thereof.
The present invention is mounted on a carriage that allows a knitting needle to perform a selective knitting operation while reciprocating along a needle bed, and presses the knitted fabric while the carriage is moving. A flat knitting machine comprising a knitted fabric presser that can be switched to a set position or a reset position that does not press the knitted fabric,
Determination means for determining the possibility of interference with respect to movement between at least the set position and the reset position of the fingers of the knitted fabric presser;
Control means for controlling the reciprocating movement of the carriage based on the knitting data of the knitted fabric, and switches the finger of the knitted fabric presser between the set position and the reset position when the carriage moves out of the knitting width of the knitted fabric. And a control means for controlling the carriage so as to avoid the interference by extending the movement stroke of the carriage.
It is a flat knitting machine provided with the knitted fabric presser characterized by including.
In the present invention, the control means includes
The operation of switching the finger of the knitted fabric presser between the set position and the reset position is performed after the determination of the determination means is not likely to interfere,
The carriage is controlled to extend the movement stroke of the carriage until the operation is completed.
In the present invention, the control means includes
The operation of switching the finger of the knitted fabric presser between the set position and the reset position is started at a position where the finger goes outside the knitting width of the knitted fabric,
The carriage is controlled so as to extend the movement stroke of the carriage until the judgment by the judgment means is not likely to cause interference.
Further, in the present invention, the member for determining the presence or absence of interference by the determination means is a yarn carrier that can be selectively entrained in the carriage and supplies knitting yarn from a yarn feeder to a knitting needle that performs knitting operation at the time of entrainment. And
In the present invention, a plurality of the yarn carriers are used,
The determining means determines whether or not there is interference among the plurality of yarn carriers in which the yarn feeder is within a predetermined distance from the yarn feeders of other yarn carriers.
Furthermore, the present invention provides a finger that is mounted on a carriage that allows a knitting needle to perform selective knitting operations while reciprocating along a needle bed, and that can press the knitted fabric to be knitted. A control method for a flat knitting machine comprising a knitted fabric presser that can be switched to a pressing set position or a reset position that does not press the knitted fabric,
Based on the knitting data of the knitted fabric, whether or not there is a possibility of interference when moving the finger of the knitted fabric presser at least from the set position to the reset position when the carriage moves outside the knitting width of the knitted fabric. Judgment,
Control of a flat knitting machine equipped with a knitted fabric presser characterized by controlling the carriage so as to avoid interference by extending the movement stroke for switching the position of the knitted fabric presser if the judgment result is interference Is the method.

本発明の目的、特色、および利点は、下記の詳細な説明と図面とからより明確になるであろう。
図１は、本発明の実施の一形態としての編地プレッサを備える横編機２０の概略的な構成を示す正面図である。
図２は、図１のステッチプレッサ２１の移動の際に、干渉する可能性があるなるヤーンキャリアなどの位置を検索する区間の詳細を示す図である。
図３は、図１で干渉対象となるヤーンキャリア２８の条件を示す図である。
図４は、図１で、ステッチプレッサ２１のリセット動作とヤーンキャリア２８とが干渉する可能性がある場合に、干渉を回避する考え方を示す図である。
図５は、図４のような干渉回避を含む制御装置３５によるキャリッジ２５の制御手順を概略的に示すフローチャートである。
図６は、本発明の実施の他の形態での干渉を回避する考え方を示す図である。
図７は、図６のような干渉回避を含む制御装置３５によるキャリッジ２５の制御手順を概略的に示すフローチャートである。
図８Ａおよび図８Ｂは、従来からのステッチプレッサ１の正面図、およびステッチプレッサ１の使用状態を示す側面断面図である。
図９Ａおよび図９Ｂは、従来からのＶベッド横編機の歯口３付近での基本的な構成を示す側面断面図である。
図１０は、ステッチプレッサ１の移動軌跡の例を示す部分的な側面断面図である。Objects, features, and advantages of the present invention will become more apparent from the following detailed description and drawings.
FIG. 1 is a front view illustrating a schematic configuration of a flat knitting machine 20 including a knitted fabric presser as an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing details of a section for searching a position of a yarn carrier or the like that may interfere with the movement of the stitch presser 21 of FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating conditions of the yarn carrier 28 that is an interference target in FIG.
FIG. 4 is a diagram illustrating a concept of avoiding interference when there is a possibility that the reset operation of the stitch presser 21 and the yarn carrier 28 interfere with each other in FIG.
FIG. 5 is a flowchart schematically showing a control procedure of the carriage 25 by the control device 35 including interference avoidance as shown in FIG.
FIG. 6 is a diagram showing a concept of avoiding interference in another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a flowchart schematically showing a control procedure of the carriage 25 by the control device 35 including interference avoidance as shown in FIG.
8A and 8B are a front view of a conventional stitch presser 1 and a side cross-sectional view showing a use state of the stitch presser 1.
9A and 9B are side cross-sectional views showing a basic configuration in the vicinity of the mouth 3 of a conventional V-bed flat knitting machine.
FIG. 10 is a partial side cross-sectional view showing an example of the movement trajectory of the stitch presser 1.

以下図面を参考にして本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
図１は、本発明の実施の一形態としての編地プレッサを備える横編機２０の概略的な構成を示す。編地プレッサであるステッチプレッサ２１は、セット位置に設定され、編地２２が歯口２３の下方で編成される際に、押圧して、編地２２が浮き上がるのを防止する。編地２２の編成は、歯口２３で対向する前後の針床２４を、キャリッジ２５が長手方向に往復移動しながら行われる。キャリッジ２５には、針床２４の編針を選択して駆動するカム機構などのシステム２６が搭載される。歯口２３の上方には、複数の糸道レール２７が架設される。各糸道レール２７に沿って、１または複数のヤーンキャリア２８ａ，２８ｂがキャリッジ２５に連行されて移動可能である。各ヤーンキャリア２８ａ，２８ｂには、それぞれ給糸口２９が備えられ、システム２６による選択的な駆動で編成動作を行っている編針に編糸３０ａ，３０ｂを供給する。ヤーンキャリア２８ａ，２８ｂの選択は、前後の針床２４にそれぞれ設けられるキャリッジ２５間を連結するブリッジ３１に選択機構を設けておいて行う。編糸３０ａ，３０ｂは、各ヤーンキャリア２８ａ，２８ｂに、コーン３２から天ばね機構３３およびサイドテンション機構３４を通って、供給される。編糸３０ａ，３０ｂの選択は、各編糸３０ａ，３０ｂが導かれるヤーンキャリア２８ａ，２８ｂのいずれを、キャリッジ２５が連行するかで決められる。キャリッジ２５によるヤーンキャリア２８ａ，２８ｂの選択は、制御装置３５に与えられる編成データに基づいて行われる。編成データは、制御装置３５内の記憶部３６に記憶されている。
図１では、キャリッジ２５がヤーンキャリア２８ａを連行しながら編地２２の左側の編み端２２ａに向かって左行している途中を示す。このコースでは選択されなくても、これまでに選択されたり、これから選択されるヤーンキャリア２８ｂは、編み端２２ａ付近で、編地２２の編幅の外方に待機している。ヤーンキャリア２８ｂの待機位置は、ヤーンキャリア２８ｂをキャリッジ２５が連行した後で、連行から解放した位置付近であり、記憶部３６に記憶されている。ヤーンキャリア２８ｂが無ければ、キャリッジ２５は編地２２の編み端２２ａを編幅の外方に抜けると直ちにステッチプレッサ２１をセット位置からリセット位置に切換えるリセット動作を行いながら減速し、停止後移動方向を反転して、次のコースの編成を行う。編み端２２ａ付近にヤーンキャリア２８ｂが存在していると、ステッチプレッサ２１のリセット動作と干渉する可能性があるので、キャリッジ２５が方向を反転するまでの移動ストロークを延長して、干渉を避ける。
図２は、ステッチプレッサ２１の移動の際に、干渉する可能性があるヤーンキャリアなどの位置を検索する区間の詳細を示す。動作開始位置は、図１の編み端２２ａを、ステッチプレッサ２１のフィンガ２１ａの後端が抜ける位置である。図１ではキャリッジ２５に搭載されているシステム２６が１組であるように示しているけれども、２〜３組の場合が多い。各システム２６毎にステッチプレッサ２１が設けられ、各システム２６の中心の位置を基準とする各ステッチプレッサ２１の位置、特にフィンガ２１ａおよびアーム２１ｂの位置、ならびにキャリッジ２５上の各システム２６の中心の位置などは、データとして記憶部３６に予め記憶されている。ステッチプレッサ２１のリセット動作に要する時間は、たとえば１００ｍｓ程度であり、この時間でリセット動作は完了する。この間にキャリッジ２５が最高速度で移動するとして、動作開始位置から動作完了位置までのキャリア検索区間を設定する。ただし、キャリア検索区間は、動作開始位置から動作完了位置までの区間に、ステッチプレッサ２１のフィンガ２１ａの後端からアーム２１ｂまでの長さを加えたものとなる。
図３は、干渉対象となるヤーンキャリアの条件を示す。たとえば、図１で、単独のヤーンキャリア２８ｂが停止しているだけでは、ステッチプレッサ２１のリセット動作での移動軌跡と干渉しても、ステッチプレッサ２１のフィンガ２１ａがしなってヤーンキャリア２８ｂの給糸口２９ｂとの干渉を回避し、ステッチプレッサ２１が通過すれば元に戻る可能性が高い。ただし、給糸口２９ａが近辺に停止しているヤーンキャリア２８ｂの給糸口２９ｂと重なっていると、フィンガ２１ａの移動軌跡内にヤーンキャリア２８ａ，２８ｂの給糸口２９ａ，２９ｂが入り込む可能性が高くなる。このとき、フィンガ２１ａがヤーンキャリア２８ａ，２８ｂの給糸口２９ａ，２９ｂを回避できず、フィンガ２１ａが給糸口２９ａ，２９ｂに引っ掛かった状態となり、ステッチプレッサ２１側に大きな反力を及ぼすおそれがある。
したがって、給糸口２９ａの中心からＤ［ｍｍ］の範囲を重なり条件の設定区間とし、その前後に停止誤差ΔＤの区間を設定する。ΔＤは３ｍｍ程度である。給糸口２９ａに対しては、針床２４の長手方向に関し、中心に対して、±（Ｄ＋ΔＤ）の範囲内に他の給糸口２９ｂが停止していれば、両者のヤーンキャリアは重なっており、ステッチプレッサ２１のリセット動作と干渉を生じる可能性が有ると判断する。
図４は、ステッチプレッサ２１のリセット動作とヤーンキャリア２８とが干渉する可能性がある場合に、干渉を回避する考え方を示す。干渉が無ければ、図１の編み端２２ａのような編幅の端部を抜ける位置が動作開始位置となる。しかし、この動作開始位置を基準とするキャリア検索範囲内に干渉対象となるヤーンキャリア２８が存在していると判定されるときは、動作開始位置をヤーンキャリア２８との干渉が生じる可能性がない位置までキャリッジ２５の走行を続けてから、リセット動作を開始する。すなわち、動作開始位置を移動する。動作開始位置を通過すると、キャリッジ２５も減速し、停止してから移動方向を反転する。この反転位置は、動作開始位置が編み端２２ａである場合に比較して移動ストロークとしては延長されているけれども、制御装置３５はキャリッジ２５の走行を制御する際の減速カーブから求めて、ストロークの最適化を図ることができる。動作開始位置では、フィンガ２１ａの先端が干渉対象となるヤーンキャリア２８の給糸口２９と干渉する可能性がある位置は過ぎているので、キャリッジ２５が最高速度ではなく、低速で移動して直ぐに停止しても、ステッチプレッサ２１とヤーンキャリア２８との干渉は生じない。
リセット動作の動作開始位置を決定するのは次のような考え方に基づいて行う。
（ａ）編み端を抜けてからリセット動作を開始する場合のキャリア検索区間内に、
干渉対象となるヤーンキャリアがない場合、編み端を抜けた位置をリセット動作開始位置とする。
干渉対象となるヤーンキャリアがある場合、干渉対象のヤーンキャリアを抜けた位置を新たなリセット動作開始位置とする。
（ｂ）干渉対象となるヤーンキャリアを抜けた位置でリセット動作を開始する場合のキャリア検索区間内に、
干渉対象となるヤーンキャリアがない場合、リセット動作の開始位置の検索を終了する。
干渉対象となるヤーンキャリアがある場合、干渉対象のヤーンキャリアを抜けた位置を新たなリセット動作開始位置とする。
（ｃ）干渉対象のヤーンキャリアがなくなるまで、（ｂ）を繰り返す。
図５は、図４のような干渉回避を含む制御装置３５によるキャリッジ２５の制御手順を概略的に示す。ステップａ０で横編機２０を起動すると、ステップａ１では各部の初期設定が行われる。ステップａ２で編成する編地２２についての編成データを読込む。編成データは、たとえば各種ディスクなどの記録媒体を介して、あるいはＬＡＮ（Local Area Network）などを介するデータ通信で、記憶部３６に読込まれる。次のステップａ３では、次に編成するコースの準備を行う。キャリッジ２５に複数のシステム２６が搭載されていれば、複数のシステム２６で、キャリッジ２５の１コース分の移動で、複数コース分編地２２を編成することができる。
ステップａ４では、次のコースが最終コースであるか否かを判断する。最終コースでないと判断するときは、ステップａ５で、現在のコースでステッチプレッサ２１を使用しているか否かを、編成データに基づいて判断する。ステッチプレッサ２１を使用していると判断するときは、次のコースでは現在のコースで使用中のステッチプレッサ２１をリセット動作する必要がある。ステップａ５でステッチプレッサ２１を使用しているときは、ステップａ６で、図２に示すようなキャリア検索を行う。キャリア検索の結果、図４に示すように、干渉する可能性がある場合、ステップａ７で干渉キャリア有りと判断する。ステップａ７で干渉キャリア有りと判断するときは、ステップａ８で動作開始位置を移動し、さらにステップａ４に戻る。以下、干渉する可能性があるヤーンキャリア２８が検出されなくなるまで、動作開始位置の移動を繰り返す。ステップａ５でステッチプレッサ２１を使用していないと判断するとき、ステップａ７で干渉対象のキャリア無しと判断するとき、ステップａ９に移り、動作開始位置を基準として、反転位置を決定し、ステップａ４に戻る。ステップａ４で最終コースと判断するときは、ステップａ１０で手順を終了する。
図６は、本発明の実施の他の形態での干渉を回避する考え方を示す。本実施形態では、動作開始位置は編み端とする。動作開始位置を基準とするキャリア検索範囲内に干渉対象となるヤーンキャリア２８が検出されれば、ステッチプレッサ２１のフィンガ２１ａの後端が干渉対象となるヤーンキャリア２８の給糸口２９の位置を抜けるまで、キャリッジ２５の移動ストロークを延長する。動作開始位置からステッチプレッサ２１のリセット動作を開始して、給糸口２９などと干渉を生じても、移動ストロークの延長でフィンガ２１ａの後端が干渉から離脱してしまえば、干渉の問題は解消する。なお、干渉対象となるヤーンキャリア２８が実際は図３に示すように重なっている場合、ストローク延長位置は、ステッチプレッサ２１のフィンガ２１ａの後端が、給糸口２９ｂ側の中心から干渉条件の設定区間だけ離れた位置を抜ける位置とする。この干渉条件の設定区間は、たとえば給糸口２９ｂの存在範囲とすることができる。
図７は、図６のような干渉回避を含む制御装置３５によるキャリッジ２５の制御手順を概略的に示す。ステップｂ０からステップｂ１０までの各ステップは、ステップｂ８を除いて、ステップａ８を除く図５のステップａ０からステップａ１０までの各ステップと同等である。ステップｂ８で図６に示すようなストローク延長を行うと、反転位置もストロークを延長した位置となり、ステップｂ９に移る。
図４および図６の説明では、ステッチプレッサ２１のリセット動作での干渉対象となるヤーンキャリア２８は１つの場合を示しているけれども、図３に示すように、複数のヤーンキャリア２８ａ，２８ｂが重なりを生じている場合に、編成に支障を生じるような問題が生じやすい。複数のヤーンキャリア２８ａ，２８ｂに重なりが生じている場合には、動作開始位置から最も遠いヤーンキャリア２８の給糸口２９の中心から、ステッチプレッサ２１のフィンガ２１ａの先端が、予め設定される干渉条件の設定区間だけ外側となる位置を、ステッチプレッサ２１が抜ける位置とする。
編地２２の編み端２２ａから針床２４の端部側には、ヤーンキャリア２８またはグリッパからの編糸が渡り糸となって続いている場合もあるので、ヤーンキャリア２８またはグリッパは干渉の対象となるよりも離れている場合でも、渡り糸がステッチプレッサ２１と干渉する場合もある。渡り糸は、位置に応じて高さが変化し、変化する高さがステッチプレッサ２１の移動軌跡と一致する範囲で干渉を生じる可能性がある。特に、干渉の判定を行う編成コースでのキャリッジ２５の移動方向と同方向に編成された後に停止しているヤーンキャリア２８であって、そのヤーンキャリア２８を取り付けている糸道レール２７が針床２４間の歯口２３よりもステッチプレッサ２１を設けているキャリッジ２５側である場合に、ステッチプレッサ２１のリセット動作により停止しているヤーンキャリア２８からの渡り糸がフィンガ２１ａに引っ掛かって絡まり、その状態のままキャリッジ２５が反転するおそれがある。渡り糸とステッチプレッサ２１との干渉についても、編成データに基づいて判定することができる。
また端糸挿入装置などを、編み端２２ａの近辺に配置する場合もある。端糸挿入装置などを構成する部材またはグリッパなどの給糸に関連する部材等との干渉は、ステッチプレッサ２１がリセット位置からセット位置までのセット動作を行う場合にも生じる可能性がある。したがって、干渉を避ける動作は、これらの部材等の検出時にもヤーンキャリア２８と同様に行うようにすればよい。
以上のように、ステッチプレッサ２１である編地プレッサは、針床２４に沿って往復移動しながら編針に選択的な編成動作を行わせるキャリッジ２５に搭載され、編成される編地２２を押圧可能なフィンガ２１ａを、キャリッジ２５の移動中に、編地２２を押圧するセット位置または編地を押圧しないリセット位置に切換え可能である。記憶部３６は判定手段として機能し、編地プレッサのフィンガ２１ａのセット位置とリセット位置との間の移動に対して、機械的な干渉の可能性を判定する。制御装置３５は制御手段として機能し、編地２２の編成データに基づいてキャリッジ２５の往復移動を制御する。キャリッジ２５が編地２２の編幅の外側に抜ける際に、編地プレッサのフィンガ２１ａをセット位置とリセット位置との間で切換えると、フィンガ２１ａの移動軌跡に対して機械的な干渉の可能性が判定手段によって判定されるので、機械的な干渉の可能性を知ることができる。判定手段が干渉の可能性有りと判定すれば、制御手段はキャリッジ２５の移動ストロークを延長させて干渉を回避するように制御するので、編地プレッサをセット位置とリセット位置との間で切換える際には、給糸のための部材または渡り糸などと干渉が生じる場合のみ干渉を避けて、編成に支障が生じないようにすることが可能である。なお、記憶部３６を干渉が生じる可能の有無の判定手段として機能させているけれども、たとえばキャリッジ２５に超音波または光学的に障害物の有無を検出するセンサを設けて、記憶されたデータではなく、実際の検出結果で判定するようにしてもよい。また、判定手段による干渉の可能性の判定は、実際に編地２２の編成を開始する前のシミュレーションとして、バッチ処理で行っても構わない。
さらに、ステッチプレッサ２１のリセット動作位置は、編地２２の編み端２２ａで行うことに限定はされず、編地２２の編成コースにおける各システムの編成領域毎に判定すればよい。編成領域の端部などに待機する給糸のための部品などとフィンガ２１ａが干渉する可能性があれば、キャリッジ２５の移動ストロークを延長させて干渉を回避することができる。
なお、渡り糸とステッチプレッサ２１との干渉で、渡り糸がフィンガ２１ａに引っ掛かって絡まると編成を続行することができなくなるけれども、ステッチプレッサ２１等が破損するまでには至らない。このような場合、フィンガ２１ａへの渡り糸の絡まりを解除すれば、編成を再開することができる。渡り糸はステッチプレッサ２１のフィンガ２１ａに比較して変形しやすいので、干渉が生じても渡り糸はフィンガ２１ａから逃げて、フィンガ２１ａに絡まらない可能性もある。
したがって、ステッチプレッサ２１との干渉の判定では、少なくともヤーンキャリア２８などの給糸の部材を対象とする干渉を判定し、干渉の可能性があれば回避するように制御することで、ステッチプレッサ２１等の破損を未然に防ぐことができる。さらに渡り糸を干渉の判定の対象に含めれば、編成に支障が生じる可能性を総合的に判定し、干渉の可能性ありと判定する場合に、回避するように制御することで、円滑な編成を継続して行うことができる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形態で実施できる。したがって、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a schematic configuration of a flat knitting machine 20 including a knitted fabric presser as an embodiment of the present invention. The stitch presser 21 which is a knitted fabric presser is set at a set position, and prevents the knitted fabric 22 from being lifted by pressing when the knitted fabric 22 is knitted below the tooth opening 23. Knitting of the knitted fabric 22 is performed while the carriage 25 reciprocates in the longitudinal direction on the front and back needle beds 24 facing each other at the tooth opening 23. A system 26 such as a cam mechanism for selecting and driving a knitting needle of the needle bed 24 is mounted on the carriage 25. A plurality of yarn path rails 27 are installed above the tooth opening 23. Along one yarn path rail 27, one or a plurality of yarn carriers 28 a and 28 b can be moved along with the carriage 25. Each yarn carrier 28a, 28b is provided with a yarn feeder 29, and supplies the knitting yarns 30a, 30b to the knitting needles performing the knitting operation by selective driving by the system 26. The yarn carriers 28a and 28b are selected by providing a selection mechanism in the bridge 31 that connects the carriages 25 provided on the front and back needle beds 24, respectively. The knitting yarns 30a and 30b are supplied to the yarn carriers 28a and 28b from the cone 32 through the top spring mechanism 33 and the side tension mechanism 34. The selection of the knitting yarns 30a and 30b is determined depending on which of the yarn carriers 28a and 28b through which the respective knitting yarns 30a and 30b are guided is carried by the carriage 25. Selection of the yarn carriers 28 a and 28 b by the carriage 25 is performed based on knitting data given to the control device 35. The knitting data is stored in the storage unit 36 in the control device 35.
FIG. 1 shows a state in which the carriage 25 is moving leftward toward the knitting end 22a on the left side of the knitted fabric 22 while carrying the yarn carrier 28a. Even if not selected in this course, the yarn carrier 28b that has been selected or will be selected so far is waiting outside the knitting width of the knitted fabric 22 in the vicinity of the knitting end 22a. The standby position of the yarn carrier 28b is in the vicinity of the position where the yarn carrier 28b is released from the entrainment after the carriage 25 is entrained, and is stored in the storage unit 36. Without the yarn carrier 28b, the carriage 25 decelerates while performing the reset operation to switch the stitch presser 21 from the set position to the reset position as soon as the knitting end 22a of the knitted fabric 22 passes through the outside of the knitting width, and the movement direction after stopping. Reverse the and organize the next course. If the yarn carrier 28b exists in the vicinity of the knitting end 22a, there is a possibility of interference with the reset operation of the stitch presser 21, so the movement stroke until the carriage 25 reverses the direction is extended to avoid interference.
FIG. 2 shows details of a section for searching for a position of a yarn carrier or the like that may interfere when the stitch presser 21 moves. The operation start position is a position where the rear end of the finger 21a of the stitch presser 21 comes out of the knitting end 22a of FIG. Although FIG. 1 shows that the system 26 mounted on the carriage 25 is one set, there are many cases of two to three sets. A stitch presser 21 is provided for each system 26, and the position of each stitch presser 21 with respect to the center position of each system 26, particularly the positions of fingers 21 a and arms 21 b, and the center of each system 26 on the carriage 25. The position and the like are stored in advance in the storage unit 36 as data. The time required for the reset operation of the stitch presser 21 is about 100 ms, for example, and the reset operation is completed in this time. Assuming that the carriage 25 moves at the maximum speed during this period, a carrier search section from the operation start position to the operation completion position is set. However, the carrier search section is obtained by adding the length from the rear end of the finger 21a of the stitch presser 21 to the arm 21b to the section from the operation start position to the operation completion position.
FIG. 3 shows the conditions of the yarn carrier to be interfered with. For example, in FIG. 1, even if the single yarn carrier 28b is stopped, the finger 21a of the stitch presser 21 is bent and the yarn carrier 28b is fed even if it interferes with the movement locus in the reset operation of the stitch presser 21. When the stitch presser 21 passes by avoiding interference with the yarn port 29b, there is a high possibility of returning to the original position. However, if the yarn feeder 29a overlaps the yarn feeder 29b of the yarn carrier 28b that is stopped in the vicinity, the yarn feeders 29a and 29b of the yarn carriers 28a and 28b are likely to enter the movement locus of the finger 21a. . At this time, the finger 21a cannot avoid the yarn feeders 29a and 29b of the yarn carriers 28a and 28b, and the finger 21a is caught by the yarn feeders 29a and 29b, which may cause a large reaction force on the stitch presser 21 side.
Accordingly, the range of D [mm] from the center of the yarn feeder 29a is set as the overlapping condition setting section, and the section of the stop error ΔD is set before and after that. ΔD is about 3 mm. If the other yarn feeder 29b is stopped within a range of ± (D + ΔD) with respect to the center with respect to the longitudinal direction of the needle bed 24 with respect to the yarn feeder 29a, both yarn carriers overlap. It is determined that there is a possibility of causing interference with the reset operation of the stitch presser 21.
FIG. 4 shows a concept of avoiding interference when there is a possibility that the reset operation of the stitch presser 21 and the yarn carrier 28 interfere with each other. If there is no interference, the position where the end of the knitting width such as the knitting end 22a in FIG. However, when it is determined that there is a yarn carrier 28 to be interfered with in the carrier search range based on this operation start position, there is no possibility that the operation start position interferes with the yarn carrier 28. After the carriage 25 continues to travel to the position, the reset operation is started. That is, the operation start position is moved. When the operation start position is passed, the carriage 25 is also decelerated, and the movement direction is reversed after stopping. Although this reversal position is extended as a moving stroke as compared with the case where the operation start position is the knitting end 22a, the control device 35 obtains from the deceleration curve when controlling the travel of the carriage 25, and Optimization can be achieved. At the operation start position, the position where the tip of the finger 21a may interfere with the yarn feeder 29 of the yarn carrier 28 to be interfered has passed, so the carriage 25 moves at a low speed, not at the maximum speed, and immediately stops. Even so, there is no interference between the stitch presser 21 and the yarn carrier 28.
The operation start position of the reset operation is determined based on the following concept.
(A) In the carrier search section when starting the reset operation after exiting the knitting end,
When there is no yarn carrier to be interfered with, the position from which the knitting end is removed is set as the reset operation start position.
When there is a yarn carrier to be interfered with, a position that has passed through the yarn carrier to be interfered with is set as a new reset operation start position.
(B) In the carrier search section in the case where the reset operation is started at a position that has passed through the yarn carrier to be interfered with,
If there is no yarn carrier to be interfered with, the search for the start position of the reset operation is terminated.
When there is a yarn carrier to be interfered with, a position that has passed through the yarn carrier to be interfered with is set as a new reset operation start position.
(C) Repeat (b) until no interference target yarn carriers are left.
FIG. 5 schematically shows a control procedure of the carriage 25 by the control device 35 including interference avoidance as shown in FIG. When the flat knitting machine 20 is activated in step a0, initial setting of each unit is performed in step a1. The knitting data for the knitted fabric 22 knitted in step a2 is read. The knitting data is read into the storage unit 36 via a recording medium such as various disks or data communication via a LAN (Local Area Network). In the next step a3, a course to be knitted next is prepared. If a plurality of systems 26 are mounted on the carriage 25, the knitted fabric 22 for a plurality of courses can be knitted by the movement of one course of the carriage 25 by the plurality of systems 26.
In step a4, it is determined whether or not the next course is the final course. When it is determined that the course is not the final course, it is determined in step a5 based on the knitting data whether or not the stitch presser 21 is used in the current course. When it is determined that the stitch presser 21 is used, it is necessary to reset the stitch presser 21 being used in the current course in the next course. When the stitch presser 21 is used in step a5, carrier search as shown in FIG. 2 is performed in step a6. As a result of the carrier search, if there is a possibility of interference as shown in FIG. 4, it is determined in step a7 that there is an interference carrier. When it is determined in step a7 that there is an interference carrier, the operation start position is moved in step a8, and the process returns to step a4. Thereafter, the movement of the operation start position is repeated until no yarn carrier 28 that may interfere is detected. When it is determined at step a5 that the stitch presser 21 is not used, when it is determined at step a7 that there is no carrier to be interfered with, the process proceeds to step a9, where the reverse position is determined based on the operation start position, and the process proceeds to step a4. Return. When it is determined in step a4 that the course is the final course, the procedure ends in step a10.
FIG. 6 illustrates the idea of avoiding interference in another embodiment of the present invention. In this embodiment, the operation start position is the knitting end. If the yarn carrier 28 to be interfered with is detected within the carrier search range based on the operation start position, the rear end of the finger 21a of the stitch presser 21 leaves the position of the yarn feeder 29 of the yarn carrier 28 to be interfered with. Until the movement stroke of the carriage 25 is extended. Even if the stitch presser 21 reset operation is started from the operation start position and interference occurs with the yarn feeder 29 or the like, if the rear end of the finger 21a is separated from the interference by extension of the moving stroke, the problem of interference is solved. To do. When the yarn carrier 28 to be interfered is actually overlapped as shown in FIG. 3, the stroke extension position is the interval where the rear end of the finger 21a of the stitch presser 21 is set from the center on the yarn feeder 29b side. It is a position that passes through a position that is far away. The setting section of the interference condition can be, for example, an existing range of the yarn feeder 29b.
FIG. 7 schematically shows a control procedure of the carriage 25 by the control device 35 including interference avoidance as shown in FIG. Each step from step b0 to step b10 is the same as each step from step a0 to step a10 in FIG. 5 except for step a8, except for step b8. When the stroke extension as shown in FIG. 6 is performed in step b8, the reverse position also becomes the position where the stroke is extended, and the process proceeds to step b9.
In the description of FIGS. 4 and 6, although the case where there is one yarn carrier 28 to be interfered in the reset operation of the stitch presser 21 is shown, as shown in FIG. 3, a plurality of yarn carriers 28a and 28b overlap. If this occurs, problems that may hinder knitting are likely to occur. When there is an overlap between the plurality of yarn carriers 28a and 28b, the leading end of the finger 21a of the stitch presser 21 from the center of the yarn feeder 29 of the yarn carrier 28 farthest from the operation start position is a preset interference condition. The position that is outside the set section is the position from which the stitch presser 21 comes off.
Since the knitting yarn from the yarn carrier 28 or the gripper may continue as a cross yarn from the knitting end 22a of the knitted fabric 22 to the end of the needle bed 24, the yarn carrier 28 or the gripper is subject to interference. Even when the distance is greater than the distance, the crossover yarn may interfere with the stitch presser 21. The crossover yarn has a height that changes depending on the position, and there is a possibility that interference occurs within a range in which the changing height matches the movement locus of the stitch presser 21. In particular, the yarn carrier 28 is stopped after being knitted in the same direction as the movement direction of the carriage 25 in the knitting course for determining the interference, and the yarn path rail 27 to which the yarn carrier 28 is attached has a needle bed. In the case of the carriage 25 side where the stitch presser 21 is provided rather than the tooth gap 23 between 24, the transition yarn from the yarn carrier 28 stopped by the reset operation of the stitch presser 21 is caught by the finger 21a and entangled. There is a possibility that the carriage 25 may be reversed in the state. The interference between the transition yarn and the stitch presser 21 can also be determined based on the knitting data.
An end yarn inserting device or the like may be disposed in the vicinity of the knitting end 22a. Interference with a member constituting the end yarn inserting device or a member related to yarn feeding such as a gripper may also occur when the stitch presser 21 performs a setting operation from the reset position to the setting position. Therefore, the operation for avoiding the interference may be performed in the same manner as the yarn carrier 28 when detecting these members and the like.
As described above, the knitted fabric presser that is the stitch presser 21 is mounted on the carriage 25 that causes the knitting needles to perform selective knitting operations while reciprocating along the needle bed 24, and can press the knitted fabric 22 to be knitted. The finger 21 a can be switched to a set position for pressing the knitted fabric 22 or a reset position for not pressing the knitted fabric during the movement of the carriage 25. The storage unit 36 functions as a determination unit, and determines the possibility of mechanical interference with respect to the movement between the set position and the reset position of the finger 21a of the knitted fabric presser. The control device 35 functions as control means, and controls the reciprocating movement of the carriage 25 based on the knitting data of the knitted fabric 22. If the finger 21a of the knitted fabric presser is switched between the set position and the reset position when the carriage 25 goes out of the knitting width of the knitted fabric 22, there is a possibility of mechanical interference with the movement locus of the finger 21a. Is determined by the determining means, so that the possibility of mechanical interference can be known. If the determination means determines that there is a possibility of interference, the control means performs control so as to avoid the interference by extending the movement stroke of the carriage 25. Therefore, when the knitted fabric presser is switched between the set position and the reset position. In this case, it is possible to avoid interference only when interference occurs with a yarn supplying member or a crossover yarn, so as not to cause trouble in knitting. Although the storage unit 36 functions as a means for determining whether interference can occur or not, for example, the carriage 25 is provided with a sensor for detecting the presence or absence of an obstacle ultrasonically or optically, and not stored data. The determination may be made based on the actual detection result. The determination of the possibility of interference by the determination unit may be performed by batch processing as a simulation before actually knitting the knitted fabric 22 is started.
Furthermore, the reset operation position of the stitch presser 21 is not limited to being performed at the knitting end 22 a of the knitted fabric 22, and may be determined for each knitting region of each system in the knitting course of the knitted fabric 22. If there is a possibility that the finger 21a interferes with a yarn supplying part waiting on the end of the knitting region, the interference can be avoided by extending the movement stroke of the carriage 25.
It should be noted that the knitting cannot be continued if the crossover yarn is caught by the finger 21a due to the interference between the crossover yarn and the stitch presser 21, but the stitch presser 21 or the like is not damaged. In such a case, the knitting can be resumed by releasing the entanglement of the crossover yarn to the finger 21a. Since the transition yarn is more easily deformed than the finger 21a of the stitch presser 21, there is a possibility that even if interference occurs, the transition yarn escapes from the finger 21a and does not get entangled with the finger 21a.
Therefore, in the determination of the interference with the stitch presser 21, the stitch presser 21 is controlled by determining at least the interference of the yarn feeding member such as the yarn carrier 28 and avoiding if there is a possibility of the interference. Etc. can be prevented in advance. In addition, if crossover yarn is included in the object of interference determination, it is possible to comprehensively determine the possibility of trouble in knitting, and smooth knitting by controlling to avoid when it is determined that there is a possibility of interference Can be continued.
The present invention can be implemented in various other forms without departing from the spirit or main features thereof. Therefore, the above-described embodiment is merely an example in all respects, and the scope of the present invention is shown in the claims, and is not restricted by the text of the specification. Further, all modifications and changes belonging to the scope of the claims are within the scope of the present invention.

本発明によれば、編地の編成データに基づいてキャリッジを往復移動させ、キャリッジが編地の編幅の外側に抜ける際に編地プレッサのフィンガが少なくともセット位置からリセット位置への間で切換えても、フィンガの移動に対して干渉が生じないように、キャリッジの移動ストロークを延長させることができる。編地プレッサをセット位置からリセット位置への間で切換える際には、給糸のための部材や渡り糸などと干渉が生じる場合のみ干渉を避けて、編成に支障が生じないようにすることが可能となる。
また本発明によれば、編地プレッサのセット位置とリセット位置との切換えを、干渉の可能性が無くなってから開始するので、切換え中の干渉を確実に避けることができる。
また本発明によれば、編地プレッサのセット位置とリセット位置との切換えを編地の編幅の外側に抜ける位置で開始してから、干渉の可能性がなくなるまでキャリッジの移動ストロークを延長するので、キャリッジが方向を反転する際には、編地プレッサに対する干渉を解消させることができる。
また本発明によれば、ヤーンキャリアが編地の編み端付近に待機しているような場合に、編地プレッサの切換え動作に伴う干渉を確実に回避することができる。
また本発明によれば、ヤーンキャリアが接近して待機しているような場合に、編地プレッサの切換え動作に伴う干渉を確実に回避することができる。
さらに本発明によれば、編地の編成データに基づいて、キャリッジが編地の編幅の外側に抜ける際に、編地プレッサのフィンガの移動によって干渉が生じる可能性がなくなるまでキャリッジの移動ストロークを延長し、干渉を避けて編地の編成に支障が生じないようにすることができる。According to the present invention, the carriage is reciprocated on the basis of the knitting data of the knitted fabric, and when the carriage moves out of the knitting width of the knitted fabric, the finger of the knitted fabric presser is switched at least from the set position to the reset position. However, the movement stroke of the carriage can be extended so as not to interfere with the movement of the fingers. When switching the knitted fabric presser from the set position to the reset position, avoid the interference only when there is interference with the yarn feeding member or the crossover yarn, so that the knitting is not hindered. It becomes possible.
Further, according to the present invention, switching between the set position and the reset position of the knitted fabric presser is started after the possibility of interference disappears, so that interference during switching can be surely avoided.
Further, according to the present invention, after the switching between the set position and the reset position of the knitted fabric presser is started at a position where it goes out of the knitting width of the knitted fabric, the movement stroke of the carriage is extended until there is no possibility of interference. Therefore, when the carriage reverses the direction, interference with the knitted fabric presser can be eliminated.
Further, according to the present invention, when the yarn carrier is waiting near the knitting end of the knitted fabric, it is possible to reliably avoid the interference due to the switching operation of the knitted fabric presser.
Further, according to the present invention, when the yarn carrier is approaching and waiting, interference associated with the switching operation of the knitted fabric presser can be surely avoided.
Further, according to the present invention, based on the knitting data of the knitted fabric, the movement stroke of the carriage is eliminated until there is no possibility of interference due to the movement of the fingers of the knitted fabric presser when the carriage moves out of the knitting width of the knitted fabric. It is possible to prevent the interference of the knitting of the knitted fabric by avoiding interference.

Claims

針床に沿って往復移動しながら編針に選択的な編成動作を行わせるキャリッジに搭載され、編成される編地を押圧可能なフィンガを、キャリッジの移動中に、編地を押圧するセット位置または編地を押圧しないリセット位置に切換え可能な編地プレッサを備える横編機であって、
編地プレッサのフィンガの少なくともセット位置からリセット位置への間の移動に対して、干渉が生じる可能性を判定する判定手段と、
編地の編成データに基づいてキャリッジの往復移動を制御する制御手段であって、キャリッジが編地の編幅の外側に抜ける際に編地プレッサのフィンガをセット位置とリセット位置との間で切換えるとフィンガの移動に対して干渉が生じる可能性があると判定手段によって判定されれば、キャリッジの移動ストロークを延長させて干渉を回避するように、キャリッジを制御する、制御手段とを、
含むことを特徴とする編地プレッサを備える横編機。A finger that is mounted on a carriage that allows the knitting needle to perform selective knitting operation while reciprocating along the needle bed and that can press the knitted fabric to be knitted, or a set position that presses the knitted fabric during the movement of the carriage A flat knitting machine including a knitted fabric presser that can be switched to a reset position that does not press the knitted fabric,
Determination means for determining the possibility of interference with respect to movement between at least the set position and the reset position of the fingers of the knitted fabric presser;
Control means for controlling the reciprocating movement of the carriage based on the knitting data of the knitted fabric, and switches the finger of the knitted fabric presser between the set position and the reset position when the carriage moves out of the knitting width of the knitted fabric. And a control means for controlling the carriage so as to avoid the interference by extending the movement stroke of the carriage.
A flat knitting machine comprising a knitted fabric presser.

前記制御手段は、
前記編地プレッサのフィンガをセット位置とリセット位置との間で切換える動作を、前記判定手段の判定が干渉の可能性有りではなくなってから行い、
該動作が終了するまで、前記キャリッジの移動ストロークを延長するように、キャリッジを制御することを特徴とする請求項１記載の編地プレッサを備える横編機。The control means includes
The operation of switching the finger of the knitted fabric presser between the set position and the reset position is performed after the determination of the determination means is not likely to interfere,
2. The flat knitting machine having a knitted fabric presser according to claim 1, wherein the carriage is controlled to extend the movement stroke of the carriage until the operation is completed.

前記制御手段は、
前記編地プレッサのフィンガをセット位置とリセット位置との間で切換える動作を、前記編地の編幅の外側に抜ける位置で開始し、
前記判定手段の判定が干渉の可能性有りではなくなるまで、前記キャリッジの移動ストロークを延長するように、キャリッジを制御することを特徴とする請求項１記載の編地プレッサを備える横編機。The control means includes
The operation of switching the finger of the knitted fabric presser between the set position and the reset position is started at a position where the finger goes outside the knitting width of the knitted fabric,
2. The flat knitting machine having a knitted fabric presser according to claim 1, wherein the carriage is controlled so that the movement stroke of the carriage is extended until the determination by the determination means is not likely to cause interference.

前記判定手段が干渉の可能性を判定する対象は、キャリッジに選択的に連行可能で、連行時には編成動作を行う編針に給糸口から編糸を供給するヤーンキャリアであることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１つに記載の編地プレッサを備える横編機。 The target for determining the possibility of interference by the determination means is a yarn carrier that can be selectively entrained in a carriage and supplies knitting yarn from a yarn feeder to a knitting needle that performs knitting operation at the time of entrainment. A flat knitting machine comprising the knitted fabric presser according to any one of 1 to 3.

前記ヤーンキャリアは複数使用され、
前記判定手段は、該複数のヤーンキャリアのうち、前記給糸口が他のヤーンキャリアの給糸口と予め定める距離の範囲内にあるものについて干渉の有無を判定することを特徴とする請求項４記載の編地プレッサを備える横編機。A plurality of the yarn carriers are used,
5. The determination unit according to claim 4, wherein among the plurality of yarn carriers, the yarn feeding port determines whether or not there is interference with a yarn feeding port of another yarn carrier within a predetermined distance. Flat knitting machine with knitted fabric presser.

針床に沿って往復移動しながら編針に選択的な編成動作を行わせるキャリッジに搭載され、編成される編地を押圧可能なフィンガを、キャリッジの移動中に、編地を押圧するセット位置または編地を押圧しないリセット位置に切換え可能な編地プレッサを備える横編機の制御方法であって、
編地の編成データに基づいて、キャリッジが編地の編幅の外側に抜ける際に編地プレッサのフィンガを少なくともセット位置からリセット位置への間で移動させるときに干渉が生じる可能性の有無を判定し、
判定結果が干渉有りであれば、編地プレッサの位置切換えのための移動ストロークを延長して干渉を回避するように、キャリッジを制御することを特徴とする編地プレッサを備える横編機の制御方法。A finger that is mounted on a carriage that allows the knitting needle to perform selective knitting operation while reciprocating along the needle bed and that can press the knitted fabric to be knitted, or a set position that presses the knitted fabric during the movement of the carriage A method for controlling a flat knitting machine including a knitted fabric presser that can be switched to a reset position that does not press the knitted fabric,
Based on the knitting data of the knitted fabric, whether or not there is a possibility of interference when moving the finger of the knitted fabric presser at least from the set position to the reset position when the carriage moves outside the knitting width of the knitted fabric. Judgment,
Control of a flat knitting machine equipped with a knitted fabric presser characterized by controlling the carriage so as to avoid interference by extending the movement stroke for switching the position of the knitted fabric presser if the judgment result is interference Method.