JPWO2006112017A1 - Elevator equipment - Google Patents
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Abstract
昇降路内には、かご及び釣合おもりが主索により吊り下げられている。また、昇降路内には、主索を移動させてかご及び釣合おもりを昇降させる駆動装置が設けられている。駆動装置は、主索が貫通体として貫通する回転体を含む駆動装置本体と、回転体に設けられ、かつ貫通体に接触し、貫通体に垂直投影されたときに貫通体の中心線に対して傾斜された回転軸を中心に回転可能な接触ローラとを有している。接触ローラは、回転体が回転されることにより、貫通体の外周面上に螺旋の軌跡を残すように貫通体に接触しながら転動されるようになっている。主索は、接触ローラが貫通体に接触しながら転動されることにより、主索の長さ方向へ駆動装置に対して移動されるようになっている。A car and a counterweight are suspended from the main rope in the hoistway. In addition, a drive device is provided in the hoistway to move the main rope up and down the car and the counterweight. The driving device includes a driving device main body including a rotating body through which the main rope penetrates as a penetrating body, and the rotating device is in contact with the penetrating body and perpendicularly projected onto the penetrating body with respect to the center line of the penetrating body. And a contact roller that is rotatable about a tilted rotating shaft. The contact roller is rolled while contacting the penetrating body so as to leave a spiral locus on the outer peripheral surface of the penetrating body by rotating the rotating body. The main rope is moved with respect to the drive device in the length direction of the main rope when the contact roller rolls in contact with the penetrating body.
Description
この発明は、昇降路内をかご及び釣合おもりが昇降されるエレベータ装置に関するものである。 The present invention relates to an elevator apparatus in which a car and a counterweight are raised and lowered in a hoistway.
従来のエレベータ装置では、かご及び釣合おもりを吊り下げる主索が巻上機の駆動綱車に巻き掛けられている。かご及び釣合おもりは、駆動綱車が回転されることにより昇降路内を昇降される(特許文献1参照)。 In a conventional elevator apparatus, a main rope for suspending a car and a counterweight is wound around a driving sheave of a hoisting machine. The car and the counterweight are moved up and down in the hoistway by rotating the driving sheave (see Patent Document 1).
しかし、このような従来のエレベータ装置では、主索の曲げ部分に駆動力を与えることになるので、主索に負担がかかってしまい、主索の寿命が短くなってしまう。このため、主索の本数を多くする必要がある。
また、主索の曲げ部分以外の箇所には巻上機を配置することができないので、巻上機のレイアウト設計上の自由度が制限されてしまう。これにより、エレベータ装置全体の小形化を図ることができなくなってしまう。However, in such a conventional elevator apparatus, since a driving force is applied to the bent portion of the main rope, a load is applied to the main rope and the life of the main rope is shortened. For this reason, it is necessary to increase the number of main ropes.
Moreover, since a winding machine cannot be arrange | positioned in places other than the bending part of a main rope, the freedom degree on the layout design of a winding machine will be restrict | limited. This makes it impossible to reduce the size of the entire elevator apparatus.
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、駆動装置のレイアウト設計の自由度の制約を少なくすることができ、小形化を図ることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and can provide an elevator apparatus that can reduce restrictions on the degree of freedom in layout design of the drive device and can be downsized. Objective.
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内を昇降可能なかご及び釣合おもり、かご及び釣合おもりを昇降路内に吊り下げる主索、及び昇降路に設けられ、主索を移動させてかご及び釣合おもりを昇降させる駆動装置を備え、駆動装置は、モータとモータにより回転される回転体とを含み主索が貫通体として回転体内を貫通する駆動装置本体と、回転体に設けられ、かつ貫通体に接触し、貫通体に垂直投影されたときに貫通体の中心線に対して傾斜される回転軸を中心に回転可能な接触ローラとを有し、接触ローラは、回転体が回転されることにより、貫通体の外周面上に螺旋の軌跡を残すように貫通体に接触しながら転動されるようになっており、主索は、接触ローラが貫通体に接触しながら転動されることにより、主索の長さ方向へ駆動装置に対して移動されるようになっている。 An elevator apparatus according to the present invention includes a car that can be raised and lowered in a hoistway and a counterweight, a main rope that suspends the car and the counterweight in the hoistway, and a hoistway that moves the main rope to move the car and A driving device that raises and lowers the counterweight, the driving device including a motor and a rotating body that is rotated by the motor, the main rope passing through the rotating body as a penetrating body; A contact roller that is in contact with the penetrating body and is rotatable about a rotation axis that is inclined with respect to the center line of the penetrating body when vertically projected onto the penetrating body. Thus, the main rope is rolled while the contact roller is in contact with the penetrating body so as to leave a spiral trajectory on the outer peripheral surface of the penetrating body. Drive along the length of the main rope It is adapted to be moved relative to the location.
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1の上端部には、複数のかご側そらせ車2と、複数の釣合おもり側そらせ車3とが設けられている。かご側そらせ車2と釣合おもり側そらせ車3とは、水平方向について、互いに間隔を置いて配置されている。Preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
Embodiment 1 FIG.
1 is a block diagram showing an elevator apparatus according to Embodiment 1 of the present invention. In the figure, a plurality of car-
各かご側そらせ車2及び各釣合おもり側そらせ車3には、複数本の主索4,5が巻き掛けられている。各主索4,5の一端部はかご6に接続され、各主索4,5の他端部は釣合おもり7に接続されている。即ち、各主索4,5は、かご6に接続された一端部から、かご側そらせ車2及び釣合おもりそらせ車3の順に巻き掛けられた後、釣合おもり7に接続された他端部に至っている。これにより、かご6及び釣合おもり7は、各主索4,5により昇降路1内に吊り下げられている。
A plurality of
かご側そらせ車2と釣合おもり側そらせ車3との間には、かご6及び釣合おもり7を昇降路1内で昇降させるための駆動装置8が設けられている。駆動装置8は、昇降路1内に固定された支持部材(図示せず)に支持されている。駆動装置8内には、複数の主索4,5のうち、1本の主索4のみが貫通体として貫通されている。即ち、駆動装置8内には、主索4のかご側そらせ車2と釣合おもり側そらせ車3との間に張られた部分のみが貫通体として通されている。従って、駆動装置8は、駆動装置8を貫通する1本の主索4のみに駆動力を与えることにより、かご6及び釣合おもり7を昇降させるようになっている。
A
図2は、図1の駆動装置8を示す正面図である。また、図3は、図2のIII-III線に沿った断面図である。図において、支持部材には、円筒状に形成された筒状部10を有する基台11がボルト12により固定されている。基台11は、主索(貫通体)4の中心線と、筒状部10の軸線とが互いに同軸となるように配置されている。
FIG. 2 is a front view showing the
駆動装置8は、基台11により支持されている。また、駆動装置8は、駆動装置本体13と、駆動装置本体13に設けられ、主索4に接触する複数の接触ローラ14とを有している。
The
駆動装置本体13は、筒状部10内に設けられたモータ15と、モータ15により回転される回転体16とを有している。回転体16は、筒状部10に貫装されている。また、回転体16の軸線は、筒状部10の軸線と同軸に配置されている。また、回転体16と筒状部10との間には、一対の軸受け17が配置されている。回転体16は、各軸受け17を介して筒状部10に回転自在に支持されている。主索4は、回転体16内を貫通体として通されている。
The
回転体16は、筒状部10の軸線方向について筒状部10を挟むように配置された一対の環状のホイール18,19と、各ホイール18,19間を連結する連結部20とを有している。連結部20には、主索4が通される通し穴21が設けられている。筒状部10内には、連結部20が通されている。なお、各ホイール18,19の外径は、連結部20の外径よりも大きくされている。
The rotating
モータ15は、連結部20と筒状部10との間に配置されている。また、モータ15は、連結部20の外周面に設けられた複数の永久磁石22と、筒状部10の内周面に設けられ、永久磁石22にギャップを介して対向する固定子23とを有している。各永久磁石22は、回転体16の周方向へ並べられており、環状体を構成している。永久磁石22には、固定子23への通電により回転力が与えられる。これにより、回転体16は、筒状部10の軸線を中心に永久磁石22と一体に回転される。なお、この例では、モータ15は、永久磁石式のモータとされているが、誘導モータとしてもよい。
The
各接触ローラ14は、ホイール18,19にそれぞれ設けられている。この例では、各ホイール18,19には、接触ローラ14が4つずつ設けられている。各接触ローラ14の外周部は、高摩擦材により構成されている。主索4には、各接触ローラ14の外周部が接触している。各接触ローラ14は、ホイール18,19の内側に配置され、かつ主索4の周囲に配置されている。各接触ローラ14は、回転体16の軸線に対して垂直な方向への主索4の回転体16に対する変位を規制するようになっている。また、各接触ローラ14は、主索4に垂直投影されたときに主索4の中心線に対して傾斜された回転軸24を中心に回転可能になっている。各接触ローラ14が主索4に垂直投影されたときの回転軸24と主索4の中心線とがなす傾斜角度は、それぞれλ[rad]とされている。
Each
各接触ローラ14は、回転体16が回転されることにより、主索4の外周面上に螺旋の軌跡を残すように主索4に接触しながら転動されるようになっている。主索4は、各接触ローラ14が主索4に接触しながら転動されることにより、主索4の長さ方向へ駆動装置8に対して移動されるようになっている。
Each
ここで、回転体16の回転角速度ω[rad/s]と、回転体16の回転数f[1/s]との関係は、以下の式(1)で表される。
ω=2・π・f…(1)Here, the relationship between the rotational angular velocity ω [rad / s] of the
ω = 2 · π · f (1)
従って、主索4の直径がd[m]であるとすると、主索4の移動速度V[m/s]は、以下の式(2)で表される。
V=π・d・f・tanλ…(2)Therefore, if the diameter of the
V = π · d · f · tan λ (2)
また、主索4の中心線から永久磁石22の外周面までの距離の2倍、即ち永久磁石22により構成された環状体の外径がDr[m]であるとすると、回転体16が回転されるときの永久磁石22の環状体の周速度Vg[m/s」は、以下の式(3)で表される。
Vg=2・π・f・Dg/2…(3)Further, when the distance from the center line of the
Vg = 2 · π · f · Dg / 2 (3)
従って、主索4の移動速度Vと、永久磁石22の環状体の周速度Vgとの比、即ち減速比zは、以下の式(4)で表される。
z=V/Vg
=(π・d・f・tanλ)/(2・π・f・Dg/2)
=(d・tanλ)/Dg…(4)Therefore, the ratio between the moving speed V of the
z = V / Vg
= (Π · d · f · tanλ) / (2 · π · f · Dg / 2)
= (D · tanλ) / Dg (4)
これにより、主索4に作用する力F[N]に対して、永久磁石22の環状体の外周部分が受ける接線力Fg[N]は、以下の式(5)で表される。
Fg=F・V/Vg
=(F・d・tanλ)/Dg…(5)Accordingly, the tangential force Fg [N] received by the outer peripheral portion of the annular body of the
Fg = F · V / Vg
= (F · d · tanλ) / Dg (5)
従って、モータ15が発生するトルクTq[N・m]は、以下の式(6)で表される。
Tq=Fg・Dg/2
=(F・d・tanλ)/2…(6)Therefore, the torque Tq [N · m] generated by the
Tq = Fg · Dg / 2
= (F · d · tanλ) / 2 (6)
次に、動作について説明する。交流電力が固定子23に供給されると、回転磁界が発生し、回転体16が回転される。これにより、各接触ローラ14が主索4に接触しながら主索4の周囲を移動される。このとき、各接触ローラ14は、主索4の外周面上に螺旋の軌跡を残すように転動される。これにより、主索4は、駆動装置8に対して主索4の長さ方向へ移動される。これにより、かご6及び釣合おもり7が昇降路1内を昇降される。
Next, the operation will be described. When AC power is supplied to the
このようなエレベータ装置では、主索4に垂直投影されたときに主索4の中心線に対して傾斜される回転軸24を中心に回転可能な複数の接触ローラ14が回転体16に設けられており、各接触ローラ14は、回転体16が回転されることにより、主索4の外周面上に螺旋の軌跡を残すように主索4に接触しながら転動されるようになっているので、主索4を曲げることなく、駆動装置8の駆動力を主索4に与えることができる。これにより、主索4の直線状に張られた部分に駆動装置8を設置することができ、駆動装置8のレイアウト設計の自由度の制約を少なくすることができる。従って、エレベータ装置全体の縮小化を図ることができる。
In such an elevator apparatus, the rotating
また、このような構造の駆動装置8が発生するトルクTq[N・m]は、上記の式(6)で表されるのに対し、従来の減速機を持たない巻上機が発生するトルクTqm[N・m]は、駆動綱車の外径がDs[m]であるとすると、以下の式(7)で表される。
Tqm=F・Ds/2…(7)The torque Tq [N · m] generated by the
Tqm = F · Ds / 2 (7)
通常、従来の駆動綱車の外径Dsは、主索4の曲げ寿命に配慮すれば主索4の直径dの数十倍とする必要がある。このことを踏まえて、式(6)と式(7)とを対比すると、この実施の形態1による駆動装置8の所要トルクTqは、従来の巻上機の所要トルクTqmの数十分の1で済むことが分かる。即ち、従来の巻上機では、電動機の所要トルクを小さくするために、歯車により構成される減速機を電動機とは別に付加しなければならない。従って、この実施の形態1によるエレベータ装置では、歯車による減速機を必要としないので、駆動装置8の小形化も図ることができる。
Usually, the outer diameter Ds of the conventional drive sheave needs to be several tens of times the diameter d of the
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、釣合おもり7の上方に位置する昇降路1の上端部には、上部接続部31が設けられている。また、釣合おもり7の下方に位置する昇降路1の下端部には、下部接続部32が設けられている。また、昇降路1内には、釣合おもり7が昇降される方向へ延びる軌道体である駆動用索33が張られている。上部接続部31には駆動用索33の一端部が接続され、下部接続部32には駆動用索33の他端部が接続されている。
4 is a block diagram showing an elevator apparatus according to
釣合おもり7の内側には、空間部34が設けられている。また、釣合おもり7には、空間部34から上方へ延びる上部貫通孔35と、空間部34から下方へ延びる下部貫通孔36とが設けられている。空間部34内には、実施の形態1と同様の構成とされた駆動装置8が設けられている。駆動装置8は、釣合おもり7に固定された基台37により支持されている。即ち、釣合おもり7には、駆動装置8が搭載されている。
A
駆動用索33は、上部接続部31に接続された一端部から、上部貫通孔35、駆動装置8及び下部貫通孔36の順に通され、下部接続部32に接続された他端部に至っている。
The driving
駆動用索33は、貫通体として駆動装置8を貫通されている。駆動装置8は、回転体16の軸線が駆動用索(貫通体)33の中心線と同軸になるように、釣合おもり7に搭載されている。駆動用索33には、駆動装置8の各接触ローラ14(図3)が接触している。各接触ローラ14は、駆動用索33に垂直投影されたときに駆動用索33の中心線に対して傾斜される回転軸を中心に回転可能になっている。
The
各接触ローラ14は、回転体16(図3)が回転されることにより、駆動用索33の外周面上に螺旋の軌跡を残すように駆動用索33に接触しながら転動されるようになっている。駆動装置8は、各接触ローラ14が駆動用索33に接触しながら転動されることにより、駆動用索33の長さ方向へ駆動用索33に対して、釣合おもり7とともに移動されるようになっている。駆動装置8は、駆動用索33の長さ方向へ駆動用索33に対して移動されることにより、かご6及び釣合おもり7を昇降させるようになっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
Each
次に、動作について説明する。回転体16が回転すると、各接触ローラ14が駆動用索33に接触しながら転動される。これにより、駆動装置8は、駆動用索33の長さ方向へ駆動用索33に対して移動される。このとき、釣合おもり7も駆動装置8とともに移動される。これにより、共通の主索5で釣合おもり7と繋がっているかご6も移動される。即ち、駆動装置8が駆動用索33に対して移動されることにより、かご6及び釣合おもり7が昇降路1内を昇降される。
Next, the operation will be described. When the
このようなエレベータ装置では、駆動装置8が釣合おもり7に搭載され、駆動装置8を貫通体として貫通された駆動用索33が昇降路1内に張られており、駆動装置8が駆動用索33に対して移動されることにより、かご6及び釣合おもり7を昇降路1内で昇降させるようになっているので、駆動装置8を釣合おもり7に搭載することができ、駆動装置8のレイアウト設計上の制約をさらに少なくすることができる。
In such an elevator apparatus, the driving
また、かご6及び釣合おもり7を吊り下げる主索5と異なる駆動用索33に対して駆動装置8が移動されるようになっているので、主索5よりも太い直径の駆動用索33を昇降路1内に張ることにより、かご6及び釣合おもり7をより安定的に昇降させることができ、また上記の式(6)から分かるように、より大きなトルクTqを駆動装置8に発生させることができる。
Further, since the
実施の形態3.
上記実施の形態2では、駆動用索33が軌道体として昇降路1内に張られているが、円柱(駆動用棒状部材)を軌道体として昇降路1内に設置してもよい。即ち、図5は、この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1内には、釣合おもり7が昇降される方向へ延びる軌道体である円柱(駆動用棒状部材)41が設置されている。
In the second embodiment, the driving
釣合おもり7の上方に位置する昇降路1の上端部には、上部固定部42が設けられている。釣合おもり7の下方に位置する昇降路1の下端部には、下部固定部43が設けられている。円柱41の一端部は上部固定部42に固定され、円柱41の他端部は下部固定部43に固定されている。
An upper fixing
円柱41は、上部固定部42に固定された一端部から、上部貫通孔35、駆動装置8及び下部貫通孔36の順に通され、下部固定部43に固定された他端部に至っている。
The
円柱41は、貫通体として駆動装置8を貫通している。駆動装置8は、回転体16の軸線が円柱41の中心線と同軸になるように、釣合おもり7の搭載されている。駆動装置8は、回転体16が回転されることにより、円柱41の長さ方向へ円柱41に対して、釣合おもり7とともに移動されるようになっている。他の構成は実施の形態2と同様である。
The
このようにしても、駆動装置8を釣合おもり7に搭載することができ、駆動装置8のレイアウト設計上の制約をさらに少なくすることができる。また、円柱41を軌道体として昇降路1内に設置したので、駆動用索33を軌道体としたときよりも、軌道体の直径を大きくすることができ、かご6及び釣合おもり7をより安定的に昇降させることができる。また、より大きなトルクTqを駆動装置8に発生させることもできる。
Even in this case, the driving
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、昇降路1内には、かご6が昇降される方向へ延びる軌道体である一対の駆動用棒状部材51が設置されている。各駆動用棒状部材51の一端部は、昇降路1の上端部に設けられた上部固定部52に固定され、各駆動用棒状部材51の他端部は、昇降路1の下端部に設けられた下部固定部53に固定されている。
6 is a block diagram showing an elevator apparatus according to
かご6は、各駆動用棒状部材51間に配置されている。かご6の側面には、各駆動用棒状部材51が貫通体として貫通された一対の駆動装置8が設けられている。各駆動装置8は、回転体16(図3)の軸線が駆動用棒状部材51の中心線と同軸になるように、かご6に設けられている。
The
各駆動装置8において、各接触ローラ14(図3)は、回転体16が回転されることにより、駆動用棒状部材51の外周面上に螺旋の軌跡を残すように駆動用棒状部材51に接触しながら転動されるようになっている。各駆動装置8は、各接触ローラ14が駆動用棒状部材51に接触しながら転動されることにより、駆動用棒状部材51の長さ方向へ駆動用棒状部材51に対して移動されるようになっている。これにより、かご6及び釣合おもり7は、昇降路1内を昇降される。
In each driving
図7は、図6の駆動用棒状部材51を示す拡大図である。図において、各駆動用棒状部材51の外周面には、各接触ローラ14を案内する複数の案内溝54が設けられている。各案内溝54は、接触ローラ14が転動されるときの螺旋の軌跡に沿って延びている。即ち、各接触ローラ14は、駆動用棒状部材51の外周面上に螺旋の軌跡を残すように案内溝54に案内されながら転動されるようになっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
FIG. 7 is an enlarged view showing the drive rod-shaped
このようなエレベータ装置では、駆動装置8がかご6に設けられ、駆動装置8を貫通する駆動用棒状部材51が昇降路1内に設けられており、駆動装置8が駆動用棒状部材51に対して移動されることにより、かご6及び釣合おもり7が昇降されるようになっているので、駆動装置8をかご6に搭載することができ、駆動装置8のレイアウト設計上の制約をさらに少なくすることができる。また、駆動用索33を軌道体としたときよりも、軌道体の直径を大きくすることができ、かご6及び釣合おもり7をより安定的に昇降させることができる。また、より大きなトルクTqを駆動装置8に発生させることもできる。
In such an elevator apparatus, the
また、螺旋の軌跡に沿って接触ローラ14を案内する案内溝54が駆動用棒状部材51の外周面に設けられているので、接触ローラ14の駆動用棒状部材51に対する滑りを抑制することができ、かご6及び釣合おもり7をさらに安定的に昇降させることができる。
Further, since the
なお、上記の例では、案内溝54を外周面に設けた駆動用棒状部材51が軌道体として昇降路1内に設置されているが、案内溝54が外周面に設けられていない円柱を軌道体としてもよいし、昇降路1内に張られた駆動用索を軌道体としてもよい。このようにしても、駆動装置8をかご6に搭載することができ、駆動装置8のレイアウト設計上の制約を少なくすることができる。
In the above example, the driving rod-shaped
実施の形態5.
図8は、この発明の実施の形態5によるエレベータ装置の駆動装置を示す断面図である。図において、釣合おもり7に設けられた空間部34には、駆動用索(軌道体)33の長さ方向(この例では、上下方向)へ互いに間隔を置いて配置された一対の基台37が固定されている。各基台37は、実施の形態2による基台37と同様の構成とされている。一方の基台37には第1の駆動装置61が支持され、他方の基台37には第2の駆動装置62が支持されている。即ち、一対の駆動装置としての第1及び第2の駆動装置61,62が駆動用索33の長さ方向へ互いに間隔を置いて空間部34内に配置されている。また、第1及び第2の駆動装置61,62には、共通の駆動用索33が貫通体として通されている。
FIG. 8 is a sectional view showing a drive device for an elevator apparatus according to
第1の駆動装置(一方の駆動装置)61は、実施の形態1における駆動装置8と同様の構成とされている。また、第2の駆動装置(他方の駆動装置)62は、回転体16の回転方向と、各接触ローラ14の回転軸24の傾斜方向とを除き、第1の駆動装置61と同様の構成とされている。
The first drive device (one drive device) 61 has the same configuration as the
即ち、第1の駆動装置61における回転体16と、第2の駆動装置62における回転体16とは、駆動用索33の中心線を中心として、互いに逆方向へ回転されるようになっている。また、第1の駆動装置61における各接触ローラ14の回転軸24と、第2の駆動装置62における各接触ローラ14の回転軸24とは、駆動用索(貫通体)33に垂直投影されたとき、駆動用索33の中心線に対して互いに逆方向へ傾斜されている。
That is, the rotating
なお、第1及び第2の駆動装置61,62のそれぞれにおける回転体16の回転速度は、互いに同一とされている。また、第1及び第2の駆動装置61,62における接触ローラ14のそれぞれが駆動用索33に垂直投影されたとき、第1の駆動装置61における接触ローラ14の回転軸24、及び第2の駆動装置62における接触ローラ14の回転軸24のそれぞれと、駆動用索33の中心線とがなす傾斜角度の絶対値は、互いに同一とされている。他の構成は実施の形態2と同様である。
Note that the rotational speeds of the
このようなエレベータ装置では、第1の駆動装置61における接触ローラ14の回転軸24と、第2の駆動装置62における接触ローラ14の回転軸24とが、駆動用索33に垂直投影されたとき、駆動用索33の中心線に対して互いに逆方向へ傾斜されており、第1の駆動装置61における回転体16と、第2の駆動装置62における回転体16とが、互いに逆方向へ回転されるようになっているので、第1及び第2の駆動装置61,62のそれぞれによって駆動用索33に与えられる捻り方向のトルクが相殺され、第1及び第2の駆動装置61,62の駆動用索33に対する移動をさらに安定的にすることができる。
In such an elevator apparatus, when the rotating
即ち、駆動用索33には、接触ローラ14が回転体16の回転により転動されると、モータ15で発生するトルクの反作用トルクが捻り方向のトルクとして作用する。一方向のみの反作用トルクが駆動用索33に作用する場合には、駆動用索33は捻り方向へ弾性変形され、駆動用索33に駆動力が効率良く伝達されなくなってしまう。この実施の形態5によるエレベータ装置では、第1及び第2の駆動装置61,62によって互いに逆方向のトルクを駆動用索33に与えるようになっているので、駆動用索33に作用する反作用トルクを相殺させることができる。従って、駆動用索33の捻り方向への弾性変形を小さくすることができ、第1及び第2の駆動装置61,62からの駆動力を駆動用索33に効率良く伝達することができる。
That is, when the
実施の形態6.
図9は、この発明の実施の形態6によるエレベータ装置の駆動装置を示す断面図である。図において、釣合おもり7に設けられた空間部34には、基台71がボルトにより固定されている。基台71は、円筒状に形成された筒状部72を有している。筒状部72の内側には、昇降路1内に張られた駆動用索(軌道体)33が通されている。筒状部72の軸線は、駆動用索33の中心線と同軸にされている。
FIG. 9 is a sectional view showing an elevator apparatus drive apparatus according to
基台71には、筒状部72の軸線とそれぞれ同軸に配置された第1の駆動装置73及び第2の駆動装置74が一対の駆動装置として支持されている。第1の駆動装置(一方の駆動装置)73は筒状部72の内側に設けられ、第2の駆動装置(他方の駆動装置)74は筒状部72を囲むように筒状部72の外側に設けられている。これにより、第1及び第2の駆動装置73,74は、一体とされている。
The
第1の駆動装置73は、筒状部72の内側に配置された第1の駆動装置本体75と、第1の駆動装置本体75に設けられ、駆動用索33に接触する複数の第1の接触ローラ76とを有している。
The
第1の駆動装置本体75は、筒状部72内の設けられた第1のモータ77と、第1のモータ77により回転される第1の回転体78とを有している。第1の回転体78は、筒状部72に貫装されている。また、第1の回転体78の軸線は、筒状部72の軸線と同軸に配置されている。さらに、第1の回転体78と筒状部72との間には、一対の軸受け79が配置されている。第1の回転体78は、各軸受け79を介して筒状部72に回転自在に支持されている。第1の回転体78には、駆動用索33が貫通体として貫通されている。
The first drive device
第1の回転体78は、筒状部72内を通された回転体本体80と、回転体本体80の一方の端部のみに設けられた環状のホイール81とを有している。回転体本体80には、駆動用索33が通される通し穴82が設けられている。なお、ホイール81の外径は、回転体本体80の外径よりも大きくされている。
The first
第1のモータ77は、回転体本体80と筒状部72との間に配置されている。また、第1のモータ77は、回転体本体80の外周面に設けられた複数の永久磁石83と、筒状部72の内周面に設けられ、永久磁石83にギャップを介して対向する固定子84とを有している。各永久磁石83は、第1の回転体78の周方向へ並べられており、環状体を構成している。永久磁石83には、固定子84への通電により回転力が与えられる。これにより、第1の回転体78は、筒状部72の軸線を中心に永久磁石83と一体に回転される。
The
各第1の接触ローラ76は、ホイール81に設けられている。この例では、ホイール81には、4つの第1の接触ローラ76が設けられている。各第1の接触ローラ76の外周部は、高摩擦材により構成されている。駆動用索33には、各第1の接触ローラ76の外周部が接触している。各第1の接触ローラ76は、ホイール81の内側に配置され、かつ駆動用索33の周囲に配置されている。各第1の接触ローラ76は、第1の回転体78の軸線に対して垂直な方向への駆動用索33の第1の回転体78に対する変位を規制するようになっている。
Each
各第1の接触ローラ76は、駆動用索33に垂直投影されたとき、駆動用索33の中心線に対して傾斜される第1の回転軸85を中心に回転可能になっている。各第1の接触ローラ76が駆動用索33に垂直投影されたときの第1の回転軸85と駆動用索33の中心線とがなす傾斜角度は、それぞれλ[rad]とされている。
Each
各第1の接触ローラ76は、第1の回転体78が回転されることにより、駆動用索33の外周面上に螺旋の軌跡を残すように駆動用索33に接触しながら転動されるようになっている。
Each
第2の駆動装置74は、筒状部72の外側に配置された筒状の第2の駆動装置本体86と、第2の駆動装置本体86に設けられ、駆動用索33に接触する複数の第2の接触ローラ87とを有している。
The
第2の駆動装置本体86は、筒状部72の外周に設けられた環状の第2のモータ88と、第3のモータ88を囲むように配置され、第2のモータ88により回転される筒状の第2の回転体89とを有している。第2の回転体89の軸線は、筒状部72の軸線と同軸に配置されている。さらに、第2の回転体89と筒状部72との間には、一対の軸受け90が配置されている。第2の回転体89は、各軸受け90を介して筒状部72に回転自在に支持されている。第2の回転体78には、駆動用索33が貫通体として貫通されている。
The second driving device
第2の回転体89は、筒状部72の周囲に配置された環状の回転体本体91と、回転体本体91の他方の端部のみ、即ちホイール81側と反対側の端部のみに設けられた環状のホイール92とを有している。ホイール92の外径は、回転体本体91の外径よりも小さくされている。
The second
第2のモータ88は、回転体本体91と筒状部72との間に配置されている。また、第2のモータ88は、回転体本体91の内周面に設けられた複数の永久磁石93と、筒状部72の外周面に設けられ、永久磁石93にギャップを介して対向する固定子94とを有している。各永久磁石93は、第2の回転体89の周方向へ並べられており、環状体を構成している。永久磁石93には、固定子94への通電により回転力が与えられる。これにより、第2の回転体89は、永久磁石93と一体に回転される。
The
各第2の接触ローラ87は、ホイール92に設けられている。この例では、ホイール92には、4つの第2の接触ローラ87が設けられている。各第2の接触ローラ87の外周部は、高摩擦材により構成されている。駆動用索33には、各第2の接触ローラ87の外周部が接触している。各第2の接触ローラ87は、ホイール92の内側に配置され、かつ駆動用索33の周囲に配置されている。各第2の接触ローラ87は、第2の回転体89の軸線に対して垂直な方向への駆動用索33の第2の回転体89に対する変位を規制するようになっている。
Each
各第2の接触ローラ87は、駆動用索33に垂直投影されたとき、駆動用索33の中心線に対して傾斜される第2の回転軸95を中心に回転可能になっている。各第2の接触ローラ87が駆動用索33に垂直投影されたときの第2の回転軸95と駆動用索33の中心線とがなす傾斜角度は、それぞれλ[rad]とされている。
Each
各第2の接触ローラ87は、第2の回転体89が回転されることにより、駆動用索33の外周面上に螺旋の軌跡を残すように駆動用索33に接触しながら転動されるようになっている。
Each
第1の回転体78と第2の回転体89とは、筒状部72の軸線を中心に互いに逆方向へ回転されるようになっている。また、第1の回転体78の回転速度と、第2の回転体89の回転速度とは、互いに同一とされている。
The
また、各第1の接触ローラ76の回転軸85と、各第2の接触ローラ87の回転軸95とは、駆動用索33に垂直投影されたときに、駆動用索33の中心線に対して互いに逆方向へ傾斜されている。さらに、各第1及び第2の接触ローラ76,87のそれぞれが駆動用索33に垂直投影されたとき、第1の回転軸85及び第2の回転軸95のそれぞれと、駆動用索33の中心線とがなす傾斜角度の絶対値は、互いに同一とされている。
In addition, the
第1及び第2の駆動装置73,74は、各第1の接触ローラ76及び各第2の接触ローラ87のそれぞれが駆動用索33に接触しながら転動されることにより、駆動用索33の長さ方向へ駆動用索33に対して、釣合おもり7とともに一体に移動されるようになっている。他の構成は実施の形態2と同様である。
The first and
このようなエレベータ装置では、筒状部72を有する基台71が釣合おもり7に設けられており、第1の駆動装置73が筒状部72の内側に設けられ、第2の駆動装置74が筒状部72を囲むように筒状部72の外側に設けられることにより、第1及び第2の駆動装置73,74が一体とされているので、実施の形態5と同様に、第1及び第2の駆動装置73,74の駆動用索33に対する移動をさらに安定的にすることができるとともに、駆動装置の設置スペースの縮小化を図ることができる。
In such an elevator apparatus, a
なお、上記実施の形態5及び6では、第1及び第2の駆動装置に駆動用索33が貫通体として貫通されているが、かご6及び釣合おもり7を吊り下げる主索4を貫通体として第1及び第2の駆動装置に貫通させてもよい。この場合、第1及び第2の駆動装置は、昇降路1内の支持部材に設けられる。
In the fifth and sixth embodiments, the
また、上記実施の形態5及び6では、昇降路1内に張られた駆動用索33が軌道体とされているが、実施の形態3における円柱41、あるいは実施の形態4における駆動用棒状部材51を軌道体としてもよい。
In the fifth and sixth embodiments, the driving
また、各上記実施の形態では、各接触ローラが貫通体に接触しているだけであるが、各接触ローラを貫通体に押し付けるようにしてもよい。即ち、接触ローラが貫通体に接する方向へばね(弾性体)により付勢されるようにしてもよい。このようにすれば、接触ローラの貫通体に対する滑りをさらに抑制することができ、かご6及び釣合おもり7をさらに安定的に昇降させることができる。
Moreover, in each said embodiment, although each contact roller is only contacting the penetration body, you may make it press each contact roller against a penetration body. That is, the contact roller may be urged by a spring (elastic body) in a direction in contact with the penetrating body. If it does in this way, the sliding with respect to the penetration body of a contact roller can further be suppressed, and the cage | basket |
Claims (8)
上記かご及び上記釣合おもりを上記昇降路内に吊り下げる主索、及び
上記昇降路に設けられ、上記主索を移動させて上記かご及び上記釣合おもりを昇降させる駆動装置
を備え、
上記駆動装置は、モータと上記モータにより回転される回転体とを含み上記主索が貫通体として上記回転体内を貫通する駆動装置本体と、上記回転体に設けられ、かつ上記貫通体に接触し、上記貫通体に垂直投影されたときに上記貫通体の中心線に対して傾斜される回転軸を中心に回転可能な接触ローラとを有し、
上記接触ローラは、上記回転体が回転されることにより、上記貫通体の外周面上に螺旋の軌跡を残すように上記貫通体に接触しながら転動されるようになっており、
上記主索は、上記接触ローラが上記貫通体に接触しながら転動されることにより、上記主索の長さ方向へ上記駆動装置に対して移動されるようになっていることを特徴とするエレベータ装置。A car and a counterweight capable of moving up and down in the hoistway;
A main rope that suspends the car and the counterweight in the hoistway, and a drive device that is provided in the hoistway and moves the main rope to raise and lower the car and the counterweight,
The driving device includes a motor and a rotating body rotated by the motor, the main rope passing through the rotating body as a penetrating body, the driving device being provided in the rotating body, and in contact with the penetrating body. A contact roller that is rotatable about a rotation axis that is inclined with respect to a center line of the penetrating body when vertically projected on the penetrating body,
The contact roller is configured to roll while contacting the penetrating body so as to leave a spiral trajectory on the outer peripheral surface of the penetrating body by rotating the rotating body,
The main rope is moved with respect to the drive device in the length direction of the main rope when the contact roller rolls while contacting the penetrating body. Elevator device.
上記かご及び上記釣合おもりを上記昇降路内に吊り下げる主索、
上記昇降路内に設けられ、上記かご及び上記釣合おもりが昇降される方向へ延びる軌道体、及び
上記かご及び上記釣合おもりの少なくともいずれか一方に設けられ、上記軌道体の長さ方向へ上記軌道体に対して移動されることにより、上記かご及び上記釣合おもりを昇降させる駆動装置
を備え、
上記駆動装置は、モータと上記モータにより回転される回転体とを含み上記軌道体が貫通体として上記回転体内を貫通する駆動装置本体と、上記回転体に設けられ、かつ上記貫通体に接触し、上記貫通体に垂直投影されたときに上記貫通体の中心線に対して傾斜される回転軸を中心に回転可能な接触ローラとを有し、
上記接触ローラは、上記回転体が回転されることにより、上記貫通体の外周面上に螺旋の軌跡を残すように上記貫通体に接触しながら転動されるようになっており、
上記駆動装置は、上記接触ローラが上記貫通体に接触しながら転動されることにより、上記軌道体の長さ方向へ上記軌道体に対して移動されるようになっていることを特徴とするエレベータ装置。A car and a counterweight capable of moving up and down in the hoistway;
A main rope for suspending the car and the counterweight in the hoistway;
A track body provided in the hoistway and extending in a direction in which the car and the counterweight are raised and lowered, and provided in at least one of the car and the counterweight, and in a length direction of the track body A driving device for moving the cage and the counterweight up and down by being moved relative to the track body;
The drive device includes a motor and a rotating body rotated by the motor, the track body is provided as a penetrating body through the rotating body, the driving device is provided in the rotating body, and is in contact with the penetrating body. A contact roller that is rotatable about a rotation axis that is inclined with respect to a center line of the penetrating body when vertically projected on the penetrating body,
The contact roller is configured to roll while contacting the penetrating body so as to leave a spiral trajectory on the outer peripheral surface of the penetrating body by rotating the rotating body,
The drive device is configured to be moved with respect to the track body in the length direction of the track body by rolling the contact roller in contact with the penetrating body. Elevator device.
一方の上記駆動装置における上記接触ローラの回転軸と、他方の上記駆動装置における上記接触ローラの回転軸とは、上記貫通体に垂直投影されたとき、上記貫通体の中心線に対して互いに逆方向へ傾斜されており、
一方の上記駆動装置における上記回転体と、他方の上記駆動装置における上記回転体とは、互いに逆方向へ回転されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のエレベータ装置。A pair of the drive devices through which the common penetrating body is passed,
The rotating shaft of the contact roller in one of the driving devices and the rotating shaft of the contact roller in the other driving device are opposite to each other with respect to the center line of the penetrating member when vertically projected onto the penetrating member. Tilted in the direction,
7. The rotating body in one of the driving devices and the rotating body in the other driving device are configured to rotate in directions opposite to each other. The elevator apparatus as described in.
The pair of driving devices are supported by a base having a cylindrical portion, one of the driving devices is disposed inside the cylindrical portion, and the other driving device surrounds the cylindrical portion. The elevator apparatus according to claim 7, wherein the elevator apparatus is integrated by being disposed outside the upper portion of the cylinder.
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