JPWO2005032829A1 - 再生装置及びブックマークシステム - Google Patents
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Abstract
コンテンツから利用者が所望する部分コンテンツを取得することのできる再生装置を提供することを目的とする。再生装置は、オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取ると、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する。再生装置は、受け取った前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェトを含み、取得した前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを取得する。
Description
本発明は、コンテンツから、利用者の所望する部分コンテンツを取得する技術に関する。
利用者がコンテンツを視聴している際に、視聴しているコンテンツの情報を、後日参照したい場合に、参照したいコンテンツとして指定しておくことで、後日指定したコンテンツの情報を参照する技術がある。
例えば、放送されたコンテンツの情報を検索する際に、的確なキーワードが分からなくても必要な検索ができる検索システムが開示されている。この検索システムは、参照したい番組コンテンツの指定を行うブックマーカーと、検索エンジンと、検索エンジンと通信を行うゲートウェイデバイスとから構成され、検索エンジンは、各放送局にて放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの放送時刻とが関連付けられたプレイリストが蓄積されているデータベースと、放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの関連情報とが関連付けられ蓄積されたデータベースとを有している。
この検索システムによると、利用者は、たまたまラジオ番組にて放送された音楽コンテンツが気に入った場合には、ブックマーカーによって、その時刻を示す時刻情報を取得し、ブックマーカーに記憶する。ブックマーカーは、ゲートウェイデバイスに接続され、利用者の所定の操作により、記憶している時刻情報を検索エンジンに送信する。検索エンジンは、受信した時刻情報に示される時刻に放送された音楽コンテンツの名称(曲名)をプレイリストから取得し、取得した曲名と関連付けられた関連情報(例えば、アーティスト名)を取得し、取得した曲名及び関連情報をゲートウェイデベイスへ送信する。ゲートウェイデバイスは、曲名及び関連情報を受信し、表示する。これにより、利用者は、放送されたコンテンツの曲名及び関連情報を、後日、簡単に参照することができる。
しかしながら、上記の検索システムは、検索エンジンを用いて、放送されたコンテンツのコンテンツ名と、関連情報を取得し、取得したコンテンツ名及び関連情報を、ゲートウェイデバイスを用いて、表示するのみであり、ある番組内において放送されたコンテンツの内容を、再度知りたいという利用者にとっては、上記の検索システムは、満足できるシステムとは言い難い。
例えば、放送されたコンテンツの情報を検索する際に、的確なキーワードが分からなくても必要な検索ができる検索システムが開示されている。この検索システムは、参照したい番組コンテンツの指定を行うブックマーカーと、検索エンジンと、検索エンジンと通信を行うゲートウェイデバイスとから構成され、検索エンジンは、各放送局にて放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの放送時刻とが関連付けられたプレイリストが蓄積されているデータベースと、放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの関連情報とが関連付けられ蓄積されたデータベースとを有している。
この検索システムによると、利用者は、たまたまラジオ番組にて放送された音楽コンテンツが気に入った場合には、ブックマーカーによって、その時刻を示す時刻情報を取得し、ブックマーカーに記憶する。ブックマーカーは、ゲートウェイデバイスに接続され、利用者の所定の操作により、記憶している時刻情報を検索エンジンに送信する。検索エンジンは、受信した時刻情報に示される時刻に放送された音楽コンテンツの名称(曲名)をプレイリストから取得し、取得した曲名と関連付けられた関連情報(例えば、アーティスト名)を取得し、取得した曲名及び関連情報をゲートウェイデベイスへ送信する。ゲートウェイデバイスは、曲名及び関連情報を受信し、表示する。これにより、利用者は、放送されたコンテンツの曲名及び関連情報を、後日、簡単に参照することができる。
しかしながら、上記の検索システムは、検索エンジンを用いて、放送されたコンテンツのコンテンツ名と、関連情報を取得し、取得したコンテンツ名及び関連情報を、ゲートウェイデバイスを用いて、表示するのみであり、ある番組内において放送されたコンテンツの内容を、再度知りたいという利用者にとっては、上記の検索システムは、満足できるシステムとは言い難い。
そこで、本発明は、コンテンツから利用者が所望する部分コンテンツを取得することのできる再生装置、ブックマークシステム、端末装置、取得方法、取得プログラム、取得プログラム記録媒体、ブックマーク方法及びブックマークプログラム及びブックマークプログラム記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、再生装置であって、オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取手段と、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、再生装置は、種類情報にて示される種類の対応するオブジェクトを含み、位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを取得することができる。これにより、再生装置は、ユーザが気に入ったオブジェクトを含む部分コンテンツを取得することができるので、ユーザは、取得された部分コンテンツから自身が気に入ったオブジェクトを、再度視聴することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報を受け取った時点で、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを書き込むことが可能となる。これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像を含み、前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる静止画像から構成され、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、オブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像を、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、種類情報が画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、再生装置は、静止画像を取得することができる。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が1画像の一部を構成する人物画像又は文字であること示す、又は1画像全体を構成するキャプチャであることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、人物画像、文字又はキャプチャであることを示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、画像に関連するオブジェクトの種類を、人物画像、文字、又はキャプチャとすることができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声から構成され、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像と前記部分動画像に対応する部分音声とを前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、オブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像及び部分音声を、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、種類情報が音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、再生装置は、部分動画像及び部分音声を取得することができる。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が音楽であることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、音楽である場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、音に関連するオブジェクトの種類は、音楽とすることができる。
ここで、前記コンテンツは、1以上のコーナーコンテンツを含み、各コーナーコンテンツは、1以上の画像を含み、各コーナーコンテンツの前後には、コーナーコンテンツの境界を示す特定画像が存在し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記再生位置に最も近い特定画像を検出し、検出した特定画像の直後から開始されるコーナーコンテンツを、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含むコーナーコンテンツを、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取ると、ブックマーク記憶手段より部分コンテンツを読み出し、出力することが可能となる。これにより、再生装置は、部分コンテンツを出力する場合に、部分コンテンツをコンテンツから取得する必要がないため、ユーザの要求から出力までにかかる時間を短くすることができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を、外部端末よりネットワークを介して受信する受信手段と、前記受信手段が、前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを、前記外部端末へネットワークを介して送信するコンテンツ送信手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末よりネットワークを介して、出力要求を受け取り、読み出した部分コンテンツを、ネットワークを介して外部端末へ送信することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取ると、位置情報と種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを出力することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取ると、前記コンテンツから、前記部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを除く他の部分を削除するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除する場合に、部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを残すことができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記再生装置は、さらに、前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、ブックマーク記憶部と、前記位置情報と、前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶部に書き込む書込部と、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取部と、前記削除受取部が削除情報を受け取ると、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を前記コンテンツから検出し、検出した静止画像から開始される特定部分動画像と、前記特定部分動画像に対応する特定部分音声とを含み、前記コンテンツの一部である特定部分コンテンツを取得する第1取得部と、前記第1取得部にて取得された特定部分コンテンツを前記コンテンツ記憶手段へ記録する記録部と、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除部と、前記コンテンツ記憶手段にて記録されている前記特定部分コンテンツから、前記種類情報及び前記位置情報を用いて、前記部分コンテンツを取得する第2取得部とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除する場合には、位置情報及び種類情報を用いて、種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが含まれる特定部分コンテンツを取得し、取得した特定部分コンテンツをコンテンツ記憶手段に記録し、特定部分コンテンツから、部分コンテンツを取得することができる。これにより、再生装置は、コンテンツを削除しても、コンテンツ記憶手段に特定部分コンテンツを記録しておくことにより、記録している特定部分コンテンツから部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、前記第2取得部は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取った時点で、特定部分コンテンツから部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段と、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取手段と、前記削除受取手段が削除情報を受け取ると、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている前記部分コンテンツを残し、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除しても、ブックマーク記憶手段にて、部分コンテンツを記憶している。そのため、ユーザは、コンテンツを削除した後でも、部分コンテンツから自身が気に入ったオブジェクトを、再度視聴することができる。
ここで、前記情報受取手段は、前記種類情報を外部端末から受け取り、さらに、前記外部端末を識別する端末識別子を前記外部端末から受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記端末識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末識別子を位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。これにより、再生装置は、外部端末ごとに、位置情報を管理することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、端末識別子とを受信する受信手段と、前記部分コンテンツを、前記出力要求を送信した外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末から、出力要求と端末識別子とを受け取ると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を用いて取得された部分コンテンツを、外部端末へ出力することができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる各画像の画質を、前記コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも低くなるように間引きするとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得する1以上の画像の画質を、コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも落とすことができる。
ここで、前記コンテンツは、音声を含み、前記部分コンテンツは、前記音声の一部である部分音声を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる前記部分音声の音質を、前記コンテンツに含まれる音声の音質より低くなるように間引きするとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得する部分音声の音質を、コンテンツに含まれる音質よりも落とすことができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像に、予め定めされた文字が付加されており、前記部分コンテンツ取得手段は、前記画像群から取得された画像に、予め定められた文字を付加するとしてもよい。
この構成によると、再生装置にて取得される画像は、画像群から取得された画像に、予め定められた文字が付加された画像とすることができる。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報とは異なる別の位置情報及び別の種類情報が、前記外部端末とは異なる別の外部端末を識別する別の端末識別子と、対応付けられて格納されており、前記別の位置情報及び前記別の種類情報は、前記コンテンツに対応しており、前記再生装置は、さらに、前記送信手段にて送信された前記部分コンテンツの有効期限を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む期限書込手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記有効期限内において、前記受信手段が前記外部端末から前記出力要求及び前記端末識別子を受信した場合には、前記部分コンテンツを取得し、前記受信手段が、前記別の外部端末から、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの出力要求、及び前記別の端末識別子を受信した場合には、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの取得を抑止するとしてもよい。
この構成によると、再生装置にて取得される部分コンテンツに、有効期限を付加することにより、有効期限内において、他の端末から、同一のコンテンツに対応する別の位置情報及び別の種類情報による部分コンテンツの取得を抑止することができる。
ここで、前記情報受取手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記地域識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、地域識別子を位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、前記外部端末が位置する地域を示す端末地域識別子とを、受信する識別子受信手段と、前記部分コンテンツを、前記外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末から端末地域識別子を受け取り、受け取った端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を用いて取得される部分コンテンツを、外部端末へ送信することができる。これにより、ユーザは、外部端末を用いて、外出先に関連する部分コンテンツを再生装置から受け取ることができる。
ここで、前記位置取得手段は、前記位置情報として、前記コンテンツの再生開始から前記種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記経過時刻内より開始される前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、位置情報として、コンテンツの再生開始から種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、取得した経過時刻を用いて、部分コンテンツを取得することができる。
また、本発明は、再生装置と、前記再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置とからなるブックマークシステムであって、前記端末装置は、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段とを備え、前記再生装置は、前記端末装置から、前記種類情報を受け取る情報受取手段と、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、ブックマークシステムの端末装置は、利用者からブックマークの指示を受け付けると、種類情報を再生装置へ送信し、再生装置は、種類情報を端末装置から受け取ると、位置情報を取得し、受け取った種類情報にて示される種類の対応するオブジェクトを含み、取得した位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記情報受取手段が種類情報を受け取った時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報を、端末装置から受け取った際に、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段へ書き込むことが可能となる。これにより、これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
ここで、前記端末装置は、さらに、当該端末装置を識別する端末識別子を予め記憶している識別子記憶手段を備え、前記情報送信手段は、さらに、前記端末識別子を、前記種類情報と対応付けて送信し、前記情報受取手段は、さらに、前記端末識別子を受け取り、前記書込手段は、さらに、受け取った前記端末識別子を、前記部分コンテンツと対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込むとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末識別子を、取得した部分コンテンツと対応付けて、部分コンテンツ記憶手段に書き込むことができる。これにより、再生装置は、端末装置ごとに、部分コンテンツを管理することができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記再生装置は、さらに、前記出力要求と、前記出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段が前記出力要求と前記端末識別子とを受信すると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が、前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と前記端末識別子とを前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記読出手段にて読み出された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末端末から、出力要求と端末識別子とを受け取ると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、端末端末へ送信することができる。また、端末装置は、再生装置から部分コンテンツを受け取り、受け取った部分コンテンツを出力することができる。これにより、再生装置は、端末装置から部分コンテンツの出力要求があると、出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子に対応する部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段より読み出し、読み出した部分コンテンツを、端末装置へ送信すればよい。従って、端末装置から部分コンテンツの出力要求がある度に部分コンテンツをコンテンツから取得し、取得した部分コンテンツを送信する場合よりも、出力要求を受信してから部分コンテンツの送信までにかかる時間を短くすることができる。
ここで、前記再生装置と、前記端末装置とは、ホームネットワークにより接続されており、前記再生装置は、前記ホームネットワークにおけるサーバ装置であり、前記端末装置は、前記ホームネットワークにおけるクライアント装置であるとしてもよい。
この構成によると、再生装置をホームネットワークにおけるサーバ装置とし、端末装置をホームネットワークにおけるクライアント装置とすることができる。これにより、ブックマークシステムを、ホームネットワークにて形成することができる。
ここで、前記端末装置は、携帯型の端末装置であるとしてもよい。
この構成によると、ブックマークシステムの端末装置を携帯型の端末装置とすることができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記位置情報を、前記端末措置へ送信する位置送信手段を備え、前記端末装置は、さらに、前記位置情報を、受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得した位置情報を端末装置へ送信し、端末装置は、位置情報と種類情報とを対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込むことができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備え、前記再生装置は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信手段が前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを受信した時点で、受信した前記位置情報及び前記種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、出力要求と、位置情報及び種類情報とを再生装置へ送信し、再生装置は、受信した位置情報と種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを端末装置へ送信し、端末装置は、受け取った部分コンテンツを出力することができる。
また、本発明は、再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置であって、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段と、前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、端末装置は、利用者からブックマークの指示を受け付けると、種類情報を再生装置へ送信し、再生装置から位置情報を受信し、位置情報と種類情報とを対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、前記種類情報にて示される種類に対応する領域を有し、前記情報書込手段は、前記種類情報及び前記位置情報を、対応する領域へ格納するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、種類情報にて示される種類に対応する領域に、位置情報及び種類情報とを格納することができる。これにより、オブジェクトの種類ごとに、位置情報及び種類情報を管理することができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、出力要求と、位置情報及び種類情報とを再生装置へ送信し、再生装置から送信した位置情報及び種類情報に対応する部分コンテンツを受信し、受信した部分コンテンツを出力することができる。これにより、利用者は、外出先においても、端末装置を用いることにより部分コンテンツを視聴することができる。
ここで、前記端末装置は、他の端末装置と通信を行う携帯型の端末装置であり、前記情報送信手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報と前記種類情報とを、前記他の端末装置へ送信するとしてもよい。
この構成によると、携帯型の端末装置は、ブックマーク記憶手段にて記憶している位置情報及び種類情報を、他の端末装置へ送信することができる。
ここで、前記位置受信手段は、さらに、前記他の端末装置から、前記他の端末装置に格納されている位置情報と種類情報とを受信し、前記情報書込手段は、さらに、前記他の端末装置から受信した位置情報と種類情報とを前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、他の端末装置から、別の位置情報及び別の種類情報を受信し、受信した別の位置情報及び別の種類情報を、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記端末装置は、前記再生装置をサーバ装置とするホームネットワークによってネットワーク接続されたクライアント装置であるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、再生装置をサーバ装置とするホームネットワークにおけるクライアント装置とすることができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け付け、前記情報書込手段は、さらに、前記地域識別子を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、地域識別子を、位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込むことができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、地域識別子に対応する前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求を受け付けると、当該端末装置が現在位置する地域を識別する端末地域識別子を取得する識別子取得手段と、取得された前記端末地域識別子と一致する端末識別子に対応する前記位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から取得する情報取得手段と、取得した前記位置情報及び種類情報と、前記出力要求とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得される部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、当該端末装置が現在位置する地域を示す端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、再生装置へ送信し、再生装置から送信した位置情報及び種類情報に対応する部分コンテンツを受信して、受信した部分コンテンツを出力することができる。これにより、端末装置を所持する利用者は、現在、自身が位置する地域に関連する部分コンテンツを視聴することができる。
上記目的を達成するために、本発明は、再生装置であって、オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取手段と、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、再生装置は、種類情報にて示される種類の対応するオブジェクトを含み、位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを取得することができる。これにより、再生装置は、ユーザが気に入ったオブジェクトを含む部分コンテンツを取得することができるので、ユーザは、取得された部分コンテンツから自身が気に入ったオブジェクトを、再度視聴することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報を受け取った時点で、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを書き込むことが可能となる。これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像を含み、前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる静止画像から構成され、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、オブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像を、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、種類情報が画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、再生装置は、静止画像を取得することができる。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が1画像の一部を構成する人物画像又は文字であること示す、又は1画像全体を構成するキャプチャであることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、人物画像、文字又はキャプチャであることを示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、画像に関連するオブジェクトの種類を、人物画像、文字、又はキャプチャとすることができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声から構成され、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像と前記部分動画像に対応する部分音声とを前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、オブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像及び部分音声を、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、種類情報が音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、再生装置は、部分動画像及び部分音声を取得することができる。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が音楽であることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、音楽である場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、音に関連するオブジェクトの種類は、音楽とすることができる。
ここで、前記コンテンツは、1以上のコーナーコンテンツを含み、各コーナーコンテンツは、1以上の画像を含み、各コーナーコンテンツの前後には、コーナーコンテンツの境界を示す特定画像が存在し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記再生位置に最も近い特定画像を検出し、検出した特定画像の直後から開始されるコーナーコンテンツを、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含むコーナーコンテンツを、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取ると、ブックマーク記憶手段より部分コンテンツを読み出し、出力することが可能となる。これにより、再生装置は、部分コンテンツを出力する場合に、部分コンテンツをコンテンツから取得する必要がないため、ユーザの要求から出力までにかかる時間を短くすることができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を、外部端末よりネットワークを介して受信する受信手段と、前記受信手段が、前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを、前記外部端末へネットワークを介して送信するコンテンツ送信手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末よりネットワークを介して、出力要求を受け取り、読み出した部分コンテンツを、ネットワークを介して外部端末へ送信することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取ると、位置情報と種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを出力することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取ると、前記コンテンツから、前記部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを除く他の部分を削除するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除する場合に、部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを残すことができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記再生装置は、さらに、前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、ブックマーク記憶部と、前記位置情報と、前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶部に書き込む書込部と、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取部と、前記削除受取部が削除情報を受け取ると、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を前記コンテンツから検出し、検出した静止画像から開始される特定部分動画像と、前記特定部分動画像に対応する特定部分音声とを含み、前記コンテンツの一部である特定部分コンテンツを取得する第1取得部と、前記第1取得部にて取得された特定部分コンテンツを前記コンテンツ記憶手段へ記録する記録部と、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除部と、前記コンテンツ記憶手段にて記録されている前記特定部分コンテンツから、前記種類情報及び前記位置情報を用いて、前記部分コンテンツを取得する第2取得部とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除する場合には、位置情報及び種類情報を用いて、種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが含まれる特定部分コンテンツを取得し、取得した特定部分コンテンツをコンテンツ記憶手段に記録し、特定部分コンテンツから、部分コンテンツを取得することができる。これにより、再生装置は、コンテンツを削除しても、コンテンツ記憶手段に特定部分コンテンツを記録しておくことにより、記録している特定部分コンテンツから部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、前記第2取得部は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取った時点で、特定部分コンテンツから部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段と、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取手段と、前記削除受取手段が削除情報を受け取ると、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている前記部分コンテンツを残し、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除しても、ブックマーク記憶手段にて、部分コンテンツを記憶している。そのため、ユーザは、コンテンツを削除した後でも、部分コンテンツから自身が気に入ったオブジェクトを、再度視聴することができる。
ここで、前記情報受取手段は、前記種類情報を外部端末から受け取り、さらに、前記外部端末を識別する端末識別子を前記外部端末から受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記端末識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末識別子を位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。これにより、再生装置は、外部端末ごとに、位置情報を管理することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、端末識別子とを受信する受信手段と、前記部分コンテンツを、前記出力要求を送信した外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末から、出力要求と端末識別子とを受け取ると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を用いて取得された部分コンテンツを、外部端末へ出力することができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる各画像の画質を、前記コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも低くなるように間引きするとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得する1以上の画像の画質を、コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも落とすことができる。
ここで、前記コンテンツは、音声を含み、前記部分コンテンツは、前記音声の一部である部分音声を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる前記部分音声の音質を、前記コンテンツに含まれる音声の音質より低くなるように間引きするとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得する部分音声の音質を、コンテンツに含まれる音質よりも落とすことができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像に、予め定めされた文字が付加されており、前記部分コンテンツ取得手段は、前記画像群から取得された画像に、予め定められた文字を付加するとしてもよい。
この構成によると、再生装置にて取得される画像は、画像群から取得された画像に、予め定められた文字が付加された画像とすることができる。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報とは異なる別の位置情報及び別の種類情報が、前記外部端末とは異なる別の外部端末を識別する別の端末識別子と、対応付けられて格納されており、前記別の位置情報及び前記別の種類情報は、前記コンテンツに対応しており、前記再生装置は、さらに、前記送信手段にて送信された前記部分コンテンツの有効期限を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む期限書込手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記有効期限内において、前記受信手段が前記外部端末から前記出力要求及び前記端末識別子を受信した場合には、前記部分コンテンツを取得し、前記受信手段が、前記別の外部端末から、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの出力要求、及び前記別の端末識別子を受信した場合には、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの取得を抑止するとしてもよい。
この構成によると、再生装置にて取得される部分コンテンツに、有効期限を付加することにより、有効期限内において、他の端末から、同一のコンテンツに対応する別の位置情報及び別の種類情報による部分コンテンツの取得を抑止することができる。
ここで、前記情報受取手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記地域識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、地域識別子を位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、前記外部端末が位置する地域を示す端末地域識別子とを、受信する識別子受信手段と、前記部分コンテンツを、前記外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末から端末地域識別子を受け取り、受け取った端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を用いて取得される部分コンテンツを、外部端末へ送信することができる。これにより、ユーザは、外部端末を用いて、外出先に関連する部分コンテンツを再生装置から受け取ることができる。
ここで、前記位置取得手段は、前記位置情報として、前記コンテンツの再生開始から前記種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記経過時刻内より開始される前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、位置情報として、コンテンツの再生開始から種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、取得した経過時刻を用いて、部分コンテンツを取得することができる。
また、本発明は、再生装置と、前記再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置とからなるブックマークシステムであって、前記端末装置は、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段とを備え、前記再生装置は、前記端末装置から、前記種類情報を受け取る情報受取手段と、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、ブックマークシステムの端末装置は、利用者からブックマークの指示を受け付けると、種類情報を再生装置へ送信し、再生装置は、種類情報を端末装置から受け取ると、位置情報を取得し、受け取った種類情報にて示される種類の対応するオブジェクトを含み、取得した位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記情報受取手段が種類情報を受け取った時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報を、端末装置から受け取った際に、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段へ書き込むことが可能となる。これにより、これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
ここで、前記端末装置は、さらに、当該端末装置を識別する端末識別子を予め記憶している識別子記憶手段を備え、前記情報送信手段は、さらに、前記端末識別子を、前記種類情報と対応付けて送信し、前記情報受取手段は、さらに、前記端末識別子を受け取り、前記書込手段は、さらに、受け取った前記端末識別子を、前記部分コンテンツと対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込むとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末識別子を、取得した部分コンテンツと対応付けて、部分コンテンツ記憶手段に書き込むことができる。これにより、再生装置は、端末装置ごとに、部分コンテンツを管理することができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記再生装置は、さらに、前記出力要求と、前記出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段が前記出力要求と前記端末識別子とを受信すると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が、前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と前記端末識別子とを前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記読出手段にて読み出された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末端末から、出力要求と端末識別子とを受け取ると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、端末端末へ送信することができる。また、端末装置は、再生装置から部分コンテンツを受け取り、受け取った部分コンテンツを出力することができる。これにより、再生装置は、端末装置から部分コンテンツの出力要求があると、出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子に対応する部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段より読み出し、読み出した部分コンテンツを、端末装置へ送信すればよい。従って、端末装置から部分コンテンツの出力要求がある度に部分コンテンツをコンテンツから取得し、取得した部分コンテンツを送信する場合よりも、出力要求を受信してから部分コンテンツの送信までにかかる時間を短くすることができる。
ここで、前記再生装置と、前記端末装置とは、ホームネットワークにより接続されており、前記再生装置は、前記ホームネットワークにおけるサーバ装置であり、前記端末装置は、前記ホームネットワークにおけるクライアント装置であるとしてもよい。
この構成によると、再生装置をホームネットワークにおけるサーバ装置とし、端末装置をホームネットワークにおけるクライアント装置とすることができる。これにより、ブックマークシステムを、ホームネットワークにて形成することができる。
ここで、前記端末装置は、携帯型の端末装置であるとしてもよい。
この構成によると、ブックマークシステムの端末装置を携帯型の端末装置とすることができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記位置情報を、前記端末措置へ送信する位置送信手段を備え、前記端末装置は、さらに、前記位置情報を、受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得した位置情報を端末装置へ送信し、端末装置は、位置情報と種類情報とを対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込むことができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備え、前記再生装置は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信手段が前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを受信した時点で、受信した前記位置情報及び前記種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、出力要求と、位置情報及び種類情報とを再生装置へ送信し、再生装置は、受信した位置情報と種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを端末装置へ送信し、端末装置は、受け取った部分コンテンツを出力することができる。
また、本発明は、再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置であって、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段と、前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、端末装置は、利用者からブックマークの指示を受け付けると、種類情報を再生装置へ送信し、再生装置から位置情報を受信し、位置情報と種類情報とを対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、前記種類情報にて示される種類に対応する領域を有し、前記情報書込手段は、前記種類情報及び前記位置情報を、対応する領域へ格納するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、種類情報にて示される種類に対応する領域に、位置情報及び種類情報とを格納することができる。これにより、オブジェクトの種類ごとに、位置情報及び種類情報を管理することができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、出力要求と、位置情報及び種類情報とを再生装置へ送信し、再生装置から送信した位置情報及び種類情報に対応する部分コンテンツを受信し、受信した部分コンテンツを出力することができる。これにより、利用者は、外出先においても、端末装置を用いることにより部分コンテンツを視聴することができる。
ここで、前記端末装置は、他の端末装置と通信を行う携帯型の端末装置であり、前記情報送信手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報と前記種類情報とを、前記他の端末装置へ送信するとしてもよい。
この構成によると、携帯型の端末装置は、ブックマーク記憶手段にて記憶している位置情報及び種類情報を、他の端末装置へ送信することができる。
ここで、前記位置受信手段は、さらに、前記他の端末装置から、前記他の端末装置に格納されている位置情報と種類情報とを受信し、前記情報書込手段は、さらに、前記他の端末装置から受信した位置情報と種類情報とを前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、他の端末装置から、別の位置情報及び別の種類情報を受信し、受信した別の位置情報及び別の種類情報を、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記端末装置は、前記再生装置をサーバ装置とするホームネットワークによってネットワーク接続されたクライアント装置であるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、再生装置をサーバ装置とするホームネットワークにおけるクライアント装置とすることができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け付け、前記情報書込手段は、さらに、前記地域識別子を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、地域識別子を、位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込むことができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、地域識別子に対応する前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求を受け付けると、当該端末装置が現在位置する地域を識別する端末地域識別子を取得する識別子取得手段と、取得された前記端末地域識別子と一致する端末識別子に対応する前記位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から取得する情報取得手段と、取得した前記位置情報及び種類情報と、前記出力要求とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得される部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、当該端末装置が現在位置する地域を示す端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、再生装置へ送信し、再生装置から送信した位置情報及び種類情報に対応する部分コンテンツを受信して、受信した部分コンテンツを出力することができる。これにより、端末装置を所持する利用者は、現在、自身が位置する地域に関連する部分コンテンツを視聴することができる。
図1は、ブックマークシステム1の使用形態を示す図である。
図2は、携帯電話機100の構成を示すブロック図である。
図3は、ブックマーク記憶部101の構成を示すブロック図である。
図4は、音楽フォルダ120が有する音楽情報テーブルT100のデータ構造を示す。
図5は、人物フォルダ121が有する人物情報テーブルT101のデータ構造を示す。
図6は、文字フォルダ122が有する文字情報テーブルT102のデータ構造を示す。
図7は、キャプチャフォルダ123が有するキャプチャ情報テーブルT103のデータ構造を示す。
図8は、地域情報記憶部102が有する地域情報テーブルT110のデータ構造を示す。
図9は、ブックマーク情報の選択を行う場合に表示部109にて表示される情報の一例を示す。
図10は、再生装置200の構成を示すブロック図である。
図11は、番組コンテンツ記憶部201の構成を示すブロック図である。
図12は、検索情報記憶部202が有する検索情報テーブルT200のデータ構造を示す。
図13は、番組コンテンツ「FFF」を削除した後に番組コンテンツ記憶部201が記憶している内容を示す図である。
図14は、ブックマーク登録時の動作概要を示す流れ図である。
図15は、指定表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図16は、地域表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図17は、ブックマーク情報格納処理の動作を示す流れ図である。
図18は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。
図19は、番組コンテンツ取得処理の動作を示す流れ図である。
図20は、削除処理の動作を示す流れ図である。図21へ続く。
図21は、削除処理の動作を示す流れ図である。図20から続く。
図22は、再生装置1000の構成を示すブロック図である。
図23は、ブックマーク記憶部1002の音楽フォルダが有する音楽情報テーブルT1000のデータ構造を示す。
図24は、携帯電話機1100の構成を示すブロック図である。
図25は、ブックマーク登録時の動作概要を示す流れ図である。
図26は、指定表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図27は、地域表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図28は、再生装置200Aの構成を示すブロック図である。
図29は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。図24へ続く。
図30は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。図23から続く。
図31は、ブックマークシステム2の使用形態を示す図である。
図32は、再生装置2000の構成を示すブロック図である。
図33は、番組コンテンツ記憶部2001の構成を示すブロック図である。
図34は、ブックマーク記憶部2002の構成を示すブロック図である。
図35は、音楽フォルダ2020が有する音楽情報テーブルT2000のデータ構造を示す。
図36は、人物フォルダ2021が有する人物情報テーブルT2001のデータ構造を示す。
図37は、文字フォルダ2022が有する文字情報テーブルT2002のデータ構造を示す。
図38は、キャプチャフォルダ2023が有するキャプチャ情報テーブルT2003のデータ構造を示す。
図39は、画面データと再生中の番組コンテンツとを表示している画面の一例を示す。
図40は、ブックマーク情報の選択を行う場合に出力部2007を介してモニタ11にて表示される情報の一例を示す。
図41は、リモコン2300の構成を示す。
図42は、携帯電話機2100の構成を示すブロック図である。
図43は、地域情報記憶部2102が有する地域情報テーブルT2100のデータ構造を示す。
図44は、ブックマーク情報の登録を行うBM登録処理の動作を示す流れ図である。
図45は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。
図46は、情報格納処理の動作を示す流れ図である。
図47は、第1表示処理の動作を示す流れ図である。
図48は、第2表示処理の動作を示す流れ図である。
図49は、再生装置3000の構成を示すブロック図である。
図50は、ブックマーク記憶部3002の音楽フォルダが有する音楽情報テーブルT3000の一例を示す。
図51は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。
図52は、番組コンテンツ取得処理の動作を示す流れ図である。
図53は、削除処理の動作を示す流れ図である。図54へ続く。
図54は、削除処理の動作を示す流れ図である。図53から続く。
図2は、携帯電話機100の構成を示すブロック図である。
図3は、ブックマーク記憶部101の構成を示すブロック図である。
図4は、音楽フォルダ120が有する音楽情報テーブルT100のデータ構造を示す。
図5は、人物フォルダ121が有する人物情報テーブルT101のデータ構造を示す。
図6は、文字フォルダ122が有する文字情報テーブルT102のデータ構造を示す。
図7は、キャプチャフォルダ123が有するキャプチャ情報テーブルT103のデータ構造を示す。
図8は、地域情報記憶部102が有する地域情報テーブルT110のデータ構造を示す。
図9は、ブックマーク情報の選択を行う場合に表示部109にて表示される情報の一例を示す。
図10は、再生装置200の構成を示すブロック図である。
図11は、番組コンテンツ記憶部201の構成を示すブロック図である。
図12は、検索情報記憶部202が有する検索情報テーブルT200のデータ構造を示す。
図13は、番組コンテンツ「FFF」を削除した後に番組コンテンツ記憶部201が記憶している内容を示す図である。
図14は、ブックマーク登録時の動作概要を示す流れ図である。
図15は、指定表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図16は、地域表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図17は、ブックマーク情報格納処理の動作を示す流れ図である。
図18は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。
図19は、番組コンテンツ取得処理の動作を示す流れ図である。
図20は、削除処理の動作を示す流れ図である。図21へ続く。
図21は、削除処理の動作を示す流れ図である。図20から続く。
図22は、再生装置1000の構成を示すブロック図である。
図23は、ブックマーク記憶部1002の音楽フォルダが有する音楽情報テーブルT1000のデータ構造を示す。
図24は、携帯電話機1100の構成を示すブロック図である。
図25は、ブックマーク登録時の動作概要を示す流れ図である。
図26は、指定表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図27は、地域表示を行う場合の動作概要を示す流れ図である。
図28は、再生装置200Aの構成を示すブロック図である。
図29は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。図24へ続く。
図30は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。図23から続く。
図31は、ブックマークシステム2の使用形態を示す図である。
図32は、再生装置2000の構成を示すブロック図である。
図33は、番組コンテンツ記憶部2001の構成を示すブロック図である。
図34は、ブックマーク記憶部2002の構成を示すブロック図である。
図35は、音楽フォルダ2020が有する音楽情報テーブルT2000のデータ構造を示す。
図36は、人物フォルダ2021が有する人物情報テーブルT2001のデータ構造を示す。
図37は、文字フォルダ2022が有する文字情報テーブルT2002のデータ構造を示す。
図38は、キャプチャフォルダ2023が有するキャプチャ情報テーブルT2003のデータ構造を示す。
図39は、画面データと再生中の番組コンテンツとを表示している画面の一例を示す。
図40は、ブックマーク情報の選択を行う場合に出力部2007を介してモニタ11にて表示される情報の一例を示す。
図41は、リモコン2300の構成を示す。
図42は、携帯電話機2100の構成を示すブロック図である。
図43は、地域情報記憶部2102が有する地域情報テーブルT2100のデータ構造を示す。
図44は、ブックマーク情報の登録を行うBM登録処理の動作を示す流れ図である。
図45は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。
図46は、情報格納処理の動作を示す流れ図である。
図47は、第1表示処理の動作を示す流れ図である。
図48は、第2表示処理の動作を示す流れ図である。
図49は、再生装置3000の構成を示すブロック図である。
図50は、ブックマーク記憶部3002の音楽フォルダが有する音楽情報テーブルT3000の一例を示す。
図51は、画像データ取得処理の動作を示す流れ図である。
図52は、番組コンテンツ取得処理の動作を示す流れ図である。
図53は、削除処理の動作を示す流れ図である。図54へ続く。
図54は、削除処理の動作を示す流れ図である。図53から続く。
1.第1の実施の形態
1.1 ブックマークシステム1の構成
図1は、ブックマークシステム1の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム1は、携帯電話機100と、テレビ10と接続された再生装置200とから構成される。再生装置200の一例は、DVDレコーダである。
再生装置200は、放送局から放送される番組コンテンツを録画し、録画した番組コンテツの再生を行う。このとき、番組コンテンツは、番組コンテンツが放送されたチャンネル番号(以下、「CH番号」という。)と、番組コンテンツを識別する番組IDと、番組コンテンツの録画が開始された録画開始時刻と対応付けられている。
携帯電話機100と再生装置200とは、赤外線通信による双方向通信及びインターネットによる通信が可能である。
携帯電話機100は、再生装置200と赤外線通信を行うことにより、再生装置200にて録画した番組コンテンツをテレビ10にて再生中に、後で参照したい画像データに係る情報の登録を行う旨の情報を送信し、再生装置200よりその画像データに係る情報を受信し、記憶する。ここで、後で参照する画像データを指定することをブックマーク(BookMark)と呼ぶ。
さらに、携帯電話機100は、記憶しているブックマークされた画像データに係る情報を、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置200へ送信して、再生装置200より当該ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を受信し、表示する。
1.2 携帯電話機100の構成
ここでは、携帯電話機100の構成について説明する。
携帯電話機100は、携帯型の通信端末装置であって、図2に示すように、ブックマーク記憶部101、地域情報記憶部102、無線部103、ベースバンド信号処理部104、スピーカー105、マイク106、制御部107、入力部108、表示部109及び送受信部110から構成されている。
携帯電話機100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機100は、その機能を達成する。
(1)ブックマーク記憶部101
ブックマーク記憶部101は、図3に示すように、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123を有している。
<音楽フォルダ120>
音楽フォルダ120は、図4に一例として示すように、音楽情報テーブルT100を有している。
音楽情報テーブルT100は、識別名、BM(BookMark)用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる情報をブックマーク情報という。
識別名は、記憶しているブックマーク情報を識別する名称である。BM用表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。BM用CH番号は、ブックマークを行った番組コンテンツに対応するCH番号であり、BM用番組IDは、ブックマークを行った番組コンテンツに対応する番組IDである。地域コードは、地域を識別する情報であり、その地域の電話番号の市外局番と対応している。付加情報は、ブックマークの対象を示す情報である。
ここで、地域コードは、必ず記録される情報ではなく、必要に応じて記録される。
なお、音楽情報テーブルT100における付加情報は、常に「音楽」となる。また、BM用番組IDは、後述する再生装置200にて記憶している番組IDと同一のものである。
また、ブックマークの対象は、人の知覚によって認知されるオブジェクトであり、ブックマークの対象を示す情報とは、人の知覚によって認知されるオブジェクトの種類を示す。付加情報が「音楽」である場合には、ブックマークの対象が、出力された音声であり、その音声は、人の聴覚によって認知されるオブジェクトである。
<人物フォルダ121>
人物フォルダ121は、図5に一例として示すように、人物情報テーブルT101を有している。
人物情報テーブルT101のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、人物情報テーブルT101における付加情報は、常に「人物」となる。付加情報が「人物」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像の一部を構成する人物画像であり、その人物画像は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
<文字フォルダ122>
文字フォルダ122は、図6に一例として示すように、文字情報テーブルT102を有している。
文字情報テーブルT102のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、文字情報テーブルT102における付加情報は、常に「文字」となる。付加情報が「文字」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像の一部を構成する文字であり、その文字は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
<キャプチャフォルダ123>
キャプチャフォルダ123は、図7に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT103を有している。
キャプチャ情報テーブルT103のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、キャプチャ情報テーブルT103における付加情報は、常に「キャプチャ」となる。付加情報が「キャプチャ」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像であり、その画像は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
(2)地域情報記憶部102
地域情報記憶部102は、図8に一例として示すように、地域情報テーブルT110を有している。
地域情報テーブルT110は、位置及び地域コードからなる組を1以上記憶するための領域を備えている。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT100の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(3)無線部103
無線部103は、アンテナ300を備えており、無線信号の送受信を行う。
(4)ベースバンド信号処理部104
ベースバンド信号処理部104は、無線部103より受け取った信号をスピーカー105へ出力するための信号処理や、マイク106より受け取った音声を無線部103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を無線部103を介して受け取ると、受け取った情報を制御部107へ出力する。さらに、ベースバンド信号処理部104は、制御部107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー105へ出力するための信号処理をも行う。
(5)スピーカー105
スピーカー105は、ベースバンド信号処理部104にて処理された信号を音声として出力する。
(6)マイク106
マイク106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部104へ出力する。
(7)制御部107
制御部107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
<ブックマーク情報の登録>
制御部107は、ブックマーク情報の登録を行うことを示すブックマーク指示情報を入力部108より受け取る。また、制御部107は、入力部108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。ここで、ブックマーク指示情報は、対応情報を含み、対応情報とは、ブックマークの対象を示す情報であり、「人物」、「音楽」、「文字」及び「キャプチャ」のうち何れかを示す。例えば、ブックマークの対象が、人物である場合には、対応情報は「人物」を示し、音楽である場合には、対応情報は「音楽」を示し、文字である場合には、対応情報は「文字」を示し、キャプチャである場合には、対応情報は「キャプチャ」を示す。なお、「文字」にて指定される情報とは、例えば、テロップ表示されている文字列を示す。次に、制御部107は、受け取ったブックマーク指示情報を赤外線通信により、再生装置200へ送受信部110を介して送信する。また、制御部107は、送信したブックマーク指示情報を一時的に記憶する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を送信する情報送信部が構成されることになる。
制御部107は、送受信部110を介して再生装置200より、BM用表示時刻と、BM用CH番号と、BM用番組IDとからなる番組情報を受信し、さらに、入力部108より識別名を示す識別名情報を受け取る。これにより、BM用表示時刻を含む番組情報を受信する時刻受信部が構成されることになる。
制御部107は、識別名情報と、受信した番組情報と、地域コード情報と、一時的に記憶しているブックマーク指示情報に含まれる対応情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる地域コードは、入力部108より、ブックマーク指示情報と併せて地域コード情報を受け取った場合にのみ記録される。
制御部107は、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT100、人物情報テーブルT101、文字情報テーブルT102及びキャプチャ情報テーブルT103のうちの何れかに、生成したブックマーク情報を記録する。つまり、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報が、音楽である判断する場合には、生成したブックマーク情報を音楽情報テーブルT100へ記録し、人物であると判断する場合には、生成したブックマーク情報を人物情報テーブルT101へ記録し、文字であると判断する場合には、生成したブックマーク情報を文字情報テーブルT102へ記録し、キャプチャであると判断する場合には、生成したブックマーク情報をキャプチャ情報テーブルT103へ記録する。これにより、ブックマーク記憶部101へ、ブックマーク情報を書き込む情報書込部が構成されることになる。
<指定表示>
制御部107は、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を入力部108より受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促す選択指示情報を表示部109へ出力し、選択された格納先の情報を入力部108より受け取る。ここで、選択された格納先の情報とは、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123のうち何れかのフォルダを示す情報である。
さらに、制御部107は、選択された格納先の情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。例えば、選択された格納先の情報が、人物フォルダを示す場合には、制御部107は、ブックマーク記憶部101の人物フォルダ121に記録されている全てのブックマーク情報より、識別名「人物A」及び「人物B」を取得する。
制御部107は、取得した全ての識別名からなる一覧情報を生成し、生成した一覧情報を表示部109へ出力する。例えば、取得した識別名が、「人物A」及び「人物B」である場合には、「人物A」及び「人物B」からなる一覧情報を生成する。
制御部107は、入力部108より、選択された識別名の情報を受け取ると、受け取った識別名の情報に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得する。例えば、選択された識別名の情報が「人物B」を示す場合には、制御部107は、ブックマーク記憶部101の人物フォルダ121より、識別名「人物B」を含むブックマーク情報を取得する。
制御部107は、取得したブックマーク情報と、受け取った表示開始情報とを無線部103を介して再生装置200へ、公衆無線通信網及びインターネットを利用して送信する。
以上により、ブックマーク情報と、表示の指示を示す情報を送信する指示送信部が構成されることになる。
制御部107は、送信したブックマーク情報に係る静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、無線部103を介して再生装置200より、インターネット及び公衆無線通信網を利用して受信する。また、動画像の画像データを受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを受信するコンテンツ受信部が構成されることになる。
制御部107は、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部109を介して表示する。また、動画像に係る音声データをも受信した場合には、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部104を介してスピーカー105へ出力する。これにより、制御部107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
以上により、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力するコンテンツ出力部が構成されることになる。
<地域表示>
制御部107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部102より取得する。これにより、地域コードを取得する識別子取得部が構成されることになる。
制御部107は、ブックマーク記憶部101より取得した地域コードと一致する、つまり取得した地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。例えば、現在位置が大阪市である場合には、地域コード「06」を含むブックマーク情報を全て取得する。この場合、文字フォルダ122より識別名が「文字A」、「文字B」及び「文字D」であるそれぞれのブックマーク情報と、キャプチャフォルダ123より識別名が「キャプチャB」であるブックマーク情報とを取得する。これにより、ブックマーク情報を取得する情報取得部が構成されることになる。
制御部107は、取得した全てのブックマーク情報と、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報とを無線部103を介して再生装置200へ、公衆無線通信網及びインターネットを利用して送信する。以上により、上記と同様に指示送信部が構成されることになる。つまり、指示送信部は、ブックマーク情報と表示開始情報と送信する構成部である。
制御部107は、送信したブックマーク情報に係る静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、無線部103を介して再生装置200より、インターネット及び公衆無線通信網を利用して受信する。また、動画像の画像データを受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、上記と同様にコンテンツ受信部が構成されることなる。
受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部109を介して表示する。また、動画像に係る音声データをも受信した場合には、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部104を介してスピーカー105へ出力する。これにより、上記と同様に、コンテンツ出力部が構成されることになる。
なお、制御部107は、複数のブックマーク情報を再生装置200へ送信すると、送信した各ブックマーク情報に係る静止画像を受信、若しくは動画像及び音声を受信することとなる。このとき、入力部108より、前の静止画像若しくは前の動画像へ切り替えを行う前画像情報、又は後の静止画像若しくは後の動画像へ切り替えを行う後画像情報を受け付けることにより、表示部109にて表示する静止画像若しくは動画像を制御する。
(8)入力部108
入力部108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部107へ出力する。また、入力部108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
さらに、入力部108は、識別名情報を受け付けると、受け付けた識別名情報を制御部107へ出力する。
入力部108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部107へ出力し、ブックマーク情報の格納先の選択を受け付ける。次に、入力部108は、選択された格納先の情報を制御部107へ出力し、ブックマークの識別名の選択を受け付け、選択された識別名の情報を制御部107へ出力する。
また、入力部108は、地域表示情報を受け付けると、受け付けた地域表示情報を制御部107へ出力する。さらに、入力部108は、前画像情報を受け付け、受け付けた前画像情報を制御部107へ出力する。また、入力部108は、後画像情報を受け付け、受け付けた後画像情報を制御部107へ出力する。
以上により、受付部が構成されることになる。
(9)表示部109
表示部109は、制御部107より選択指示情報を受け取ると、図9(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部101が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にして表示する。
これにより、携帯電話機100は、利用者へブックマークされた情報の格納先の選択を促すことができ、利用者は表示部109にて表示された番号を入力部108より入力することにより、ブックマークされた情報の格納先を選択することができる。
表示部109は、入力部108にて格納先の選択を受け付け後、制御部107より一覧情報を受け取ると、受け取った一覧情報に含まれる全ての識別名にそれぞれ異なる番号を割り当て、表示の際には、割り当てた番号と識別名とを組にして表示する。例えば、図9(b)は、図9(a)において、格納先として人物フォルダが選択されたときの一覧情報に含まれる全ての識別名を示している。
これにより、携帯電話機100は、利用者へブックマーク情報の選択を促すことができ、利用者は、表示部109にて表示された番号を入力部108より入力することにより、ブックマーク情報を選択することができる。
さらに、表示部109は、制御部107より受け取った静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づいて、静止画像若しくは動画像を表示する。
(10)送受信部110
送受信部110は、制御部107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置200へ送信する。
また、送受信部110は、赤外線通信により再生装置200から情報を受信し、受信した情報を制御部107へ出力する。
1.3 再生装置200の構成
ここでは、再生装置200の構成について説明する。
再生装置200は、図10に示すように、番組コンテンツ記憶部201、検索情報記憶部202、再生部203、登録部204、データ取得部205、削除部206、第1送受信部207及び第2送受信部208から構成されている。
再生装置200は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置200は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部201
番組コンテンツ記憶部201は、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部201に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
例えば、図11に一例として示すように、番組コンテンツ「AAA」は、CH番号「2」、番組ID「020003」、録画開始時刻「2003/08/01 19:00:00」と対応付けられて、記憶されている。
以上により、番組コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶部が構成されることになる。
(2)検索情報記憶部202
検索情報記憶部202は、図12に一例として示すように、検索情報テーブルT200を有している。
検索情報テーブルT200は、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる情報を検索情報という。
検索用表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。検索用CH番号は、ブックマークされた番組コンテンツに対応するCH番号であり、検索用番組IDは、ブックマークされた番組コンテンツに対応する番組IDである。検索用付加情報は、ブックマークの対象を示す情報であり、「音楽」、「人物」、「文字」及び「キャプチャ」のうち何れかが記録されている。
(3)再生部203
再生部203は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
再生部203は、番組コンテンツ記憶部201にて記憶している番組コンテンツの再生を行う。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を、再生情報記憶領域へ記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶しているCH番号、番組ID及び録画開始時刻を消去する。
(4)登録部204
登録部204は、再生部203にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204は、番組コンテンツの再生中に、第1送受信部207を介して携帯電話機100より、赤外線通信を用いて、ブックマーク指示情報を受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を受け取る情報受取部が構成されることになる。
登録部204は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部203にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。登録部204は、再生部203に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマーク指示情報を受け取った時点の画像データの放送時刻を取得する。さらに、登録部204は、再生部203より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
なお、通常NTSC(National Television System Committee)方式で放送されている番組コンテンツは、1秒あたり30フレーム(静止画像)の画像データを含んでいるため、ブックマークされた画像データまでの区間の経過時刻は約33m秒単位で特定できるが、本実施の形態では説明が煩雑になることを避けるため、経過時刻を分秒にて算出し、録画開始時刻に加算するものとする。また、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。
以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
登録部204は、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いて、番組情報を生成し、生成した番組情報を第1送受信部207を介して携帯電話機100へ、赤外線通信を利用して送信する。これにより、放送時刻を含む番組情報を送信する時刻送信部が構成されることになる。
また、登録部204は、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、再生部203より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を検索情報テーブルT200へ書き込む。
ここで、検索情報に含まれる検索用表示時刻と、検索用CH番号と、検索用番組IDと、検索用付加情報とは、携帯電話機100において、送信された番組情報を用いて生成されるブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と、BM用CH番号と、BM用番組IDと、付加情報のそれぞれと一致していることがわかる。なぜなら、検索用表示時刻とBM用表示時刻とは、登録部204にて算出された放送時刻を用いており、検索用CH番号及び検索用番組IDと、BM用CH番号及びBM用番組IDとは、登録部204にて取得したCH番号及び番組IDとを用いており、検索用付加情報と付加情報とは、ブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いているからである。これにより、検索情報とブックマーク情報との対応が可能となる。
(5)データ取得部205
データ取得部205は、携帯電話機100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)及びキャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)を予め記憶している。
ここで、音楽認識処理とは、番組コンテンツにおける音声データにおいて、特徴音が周期的に繰り返す区間である音楽区間の先頭に位置する音楽先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、人物認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻に対応する画像データに示される人物が出現する人物先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、文字認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、テロップが出現する文字先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、キャプチャ認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、時間的に連続して撮影されたフレームの固まりであるシーンが、他のシーンより切り替わった先頭フレームであるキャプチャ先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。なお、以下では、音楽認識処理を行うプログラム、人物認識処理を行うプログラム、文字認識処理を行うプログラム及びキャプチャ認識処理を行うプログラムを、それぞれ音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理という。
データ取得部205は、第2送受信部208を介して携帯電話機100よりブックマーク情報及び表示開始情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得する。このとき、後述する番組コンテンツの削除により、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合があるため、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを複数取得した場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。これにより、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合でも、1つの番組コンテンツを取得することができる。
次に、データ取得部205は、以下に記述する取得方法によって、取得した番組コンテンツより静止画像若しくは動画像を取得する。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
データ取得部205は、取得した静止画像若しくは動画像を画像データとして第2送受信部208を介して、携帯電話機100へ送信する。なお、動画像を送信する際には、動画像に係る音声データをも送信する。
<取得方法>
データ取得部205は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部205は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部205は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得する。
ここで、フレームより前に位置するとは、番組コンテンツの開始位置からBM表示時刻にて示される位置の間に位置することをいう。
(6)削除部206
削除部206は、データ取得部205と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を予め記憶している。
削除部206は、利用者より番組コンテンツ記憶部201に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。
削除部206は、番組コンテンツ記憶部201より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、検索情報記憶部202より、番組IDと一致する検索用番組IDを含む検索情報を全て取得する。
削除部206は、取得した番組コンテンツ及び検索情報とを用いて、以下に記述する削除方法を取得した検索情報の数分繰り返す。
<削除方法>
削除部206は、検索情報に含まれる検索用付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、さらに、検出した人物先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、さらに、検出した文字先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、さらに、検出したキャプチャ先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなるキャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ここで、以降において、音楽用音声画像データ、人物用音声画像データ、文字用音声画像データ及びキャプチャ用音声画像データを、説明上区別する必要がない場合には、総称して音声画像データと呼ぶ。
削除部206は、上記の動作を、検索情報記憶部202より取得した全ての検索情報に対して行った後、番組コンテンツを消去し、一時的に記憶している音声画像データを、番組コンテンツ記憶部201に記憶する。このとき、録画開始時刻は、検索用表示時刻にて示される日付及び時刻となる。
これにより、番組コンテンツが削除された後も、ブックマークされた画像データが存在する付近の画像データ及び音声データが保存されているため、参照が可能となる。
<具体例>
ここで、複数の検索情報に対応する番組コンテンツの削除後、番組コンテンツ記憶部201に記憶される内容について、以下に説明する。
例えば、図11において、番組IDが「100005」である番組コンテンツ「FFF」を削除する場合、先ず、削除部206は、検索情報記憶部202より検索情報400及び401を取得する。取得した検索情報400に含まれる検索用表示時刻を用いて、検索用表示時刻に示される時刻付近のキャプチャ用音声画像データ(以下、「FFF−1」という。)を取得し、取得したFFF−1を番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶し、さらに、取得した検索情報401に含まれる検索用表示時刻を用いて、検索用表示時刻に示される時刻付近のキャプチャ用音声画像データ(以下、「FFF−2」という。)を取得し、取得したFFF−2を番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
次に、削除部206は、番組コンテンツ記憶部201にて記憶している「FFF」と、それに対応する番組ID、CH番号及び録画開始時刻とを消去し、一時的に記憶しているキャプチャ用音声画像データ「FFF−1」及び「FFF−2」を番組コンテンツ記憶部201へ記憶する。
このときの番組コンテンツ記憶部201にて記憶されている内容を図13にて示す。上述したように、番組コンテンツ「FFF」は消去され、「FFF−1」及び「FFF−2」が記憶されている。
(7)第1送受信部207
第1送受信部207は、赤外線通信により携帯電話機100より受信した情報を登録部204へ出力する。
また、第1送受信部207は、登録部204より受け取った情報を携帯電話機100へ、赤外線通信により送信する。
(8)第2送受信部208
第2送受信部208は、インターネットを介して携帯電話機100より受信した情報をデータ取得部205へ出力する。
また、第2送受信部208は、データ取得部205より受け取った情報を携帯電話機100へ、インターネットを介して送信する。
1.4 ブックマークシステム1の動作
ここでは、ブックマークシステム1の動作について説明する。
(1)ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図14に示す流れ図を用いて説明する。
携帯電話機100は、利用者よりブックマーク指示情報を受け付けると、受け付けたブックマーク指示情報を再生装置200へ送信する(ステップS10)。
再生装置200は、携帯電話機100より、ブックマーク指示情報を受信すると、CH番号と、番組IDと、ブックマークされた画像データの放送時刻とを取得し(ステップS15)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS20)。なお、ステップS15における放送時刻は、ブックマーク指示情報を受信した時点までの経過時刻を算出し、算出した経過時刻に、再生中の番組コンテンツの録画開始時刻を加算することにより、取得することができる。
携帯電話機100は、再生装置200より番組情報を受信し、さらに、識別名を入力部108より受け付けると、ステップS10にて受け付けたブックマーク指示情報と、受け付けた識別名と、受信した番組情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する(ステップS25)。次に、携帯電話機100は、ブックマーク情報格納処理により、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報の内容に応じて、生成したブックマーク情報をブックマーク記憶部101へ格納する(ステップS30)。なお、ステップS10において、利用者より地域コード情報をも受け付けた場合にのみ、生成したブックマーク情報に含まれる地域コードに受け付けた地域コード情報にて示される地域コードが記録される。
再生装置200は、ステップS15にて受信したブックマーク指示情報と、ステップS15取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を検索情報記憶部202へ記憶する(ステップS35)。
(2)指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図15に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機100は、利用者より識別名の選択を受け付け、受け付けた識別名に対応するブックマーク情報及び表示開始情報を再生装置200へ送信する(ステップS50)。
再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報及び表示開始情報を受信すると、画像データ取得処理を行うことにより、受信したブックマーク情報と対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する(ステップS55)。
携帯電話機100は、再生装置200より画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像を表示する(ステップS60)。
(3)地域表示時の動作概要
ここでは、地域表示時の動作概要について、図16に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機100は、利用者より地域表示情報を受け付けると、GPS機能を用いて、位置を測定し、測定結果より現在位置する地域の地域コードを取得する(ステップS100)。次に、携帯電話機100は、取得した地域コードを含むブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得し、取得したブックマーク情報及び表示開始情報を再生装置200へ送信する(ステップS105)。
再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、画像データ取得処理を行い、受信したブックマーク情報と対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する(ステップS110)。
携帯電話機100は、再生装置200より画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像を表示する(ステップS115)。
なお、ステップS105おいて、複数のブックマーク情報を取得した場合には、取得した全てのブックマーク情報を再生装置200へ送信し、ステップS110において、受信した各ブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した全ての画像データを送信する。さらに、携帯電話機100は、ステップS115において、前画像情報若しくは後画像情報を受け付けることにより、表示する画像データを制御する。
(4)ブックマーク情報格納処理の動作
ここでは、携帯電話機100にて行われるブックマーク情報格納処理の動作について、図17に示す流れ図を用いて説明する
制御部107は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS200)。
「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報を音楽フォルダ120へ書き込み(ステップS205)、「音楽」でないと判断する場合には、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS210)。
「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報を人物フォルダ121へ書き込み(ステップS215)、「人物」でないと判断する場合には、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS220)。
「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報を文字フォルダ122へ書き込み(ステップS225)、「文字」でないと判断する場合、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報をキャプチャフォルダ123へ書き込む(ステップS230)。
(5)画像データ取得処理
ここでは、再生装置200にて行われる画像データ取得処理について、図18に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部205は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信し(ステップS300)、受信したブックマーク情報を用いて、番組コンテンツ取得処理を行うことにより、受信したブックマーク情報に対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得する(ステップS305)。
次に、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS310)。
「音楽」であると判断する場合には、データ取得部205は、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS315)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS320)。データ取得部205は、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を画像データとして、動画像に係る音声データとともに携帯電話機100へ送信する(ステップS325)。なお、ステップS315においては、取得した音楽先頭フレームの音声データを、コピーにより取得する。
ステップS310にて、「音楽」でないと判断する場合には、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS330)。
「人物」であると判断する場合には、データ取得部205は、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS335)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS340)。
ステップS330にて、「人物」でないと判断する場合には、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS345)。
「文字」であると判断する場合には、データ取得部205は、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS350)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS355)。
ステップS345にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、データ取得部205は、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS360)、取得したキャプチャ先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS365)。
なお、ステップS300にて、複数のブックマーク情報を受信した場合には、ステップS305からステップS365までの動作を受信したブックマーク情報の数分繰り返す。
また、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
(6)番組コンテンツ取得処理
ここでは、図18に示す画像データ取得処理のステップS305にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図19に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部205は、受信したブックマーク情報のBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より、少なくとも1つ以上取得する(ステップS370)。次に、取得した番組コンテンツが1つであるか否かを判断する(ステップS375)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS380)。
(7)削除処理
ここでは、再生装置200にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図20及び図21に示す流れ図を用いて説明する。
削除部206は、削除指示情報を受け取ると(ステップS400)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得し、さらに、番組IDと対応する検索情報を全て検索情報記憶部202より取得する(ステップS405)。
取得した全ての検索情報のうち1つの検索情報に対して、検索情報に含まれる検索用付加情報が音楽であるか否かの判断を行う(ステップS410)。
「音楽」であると判断する場合には、削除部206は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS415)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS420)。
ステップS410にて、「音楽」でないと判断する場合には、検索用付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS425)。
「人物」であると判断する場合には、削除部206は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS430)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。(ステップS435)。
ステップS425にて、「人物」でないと判断する場合には、検索用付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS440)。
「文字」であると判断する場合には、削除部206は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS445)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS450)。
ステップS440にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、検索用付加情報が「キャプチャ」であると判断する場合には、削除部206は、キャプチャ認識処理を実行して、キャプチャ先頭フレームを検出し(ステップS455)、検出したキャプチャ先頭フレームを用いて、キャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS460)。
削除部206は、ステップS405にて取得した検索情報のうちで、ステップS410からステップS460までの処理がされていない検索情報が存在するか否かを判断し(ステップS465)、検索情報が存在すると判断する場合には、処理がされていない検索情報を取得し(ステップS470)、ステップS410に戻り、取得した検索情報に対して、ステップS410以降の動作を行う。
削除部206は、ステップS465にて、ステップS410からステップS460までの処理がされていない検索情報が存在しない、つまり、ステップS405にて取得した全ての検索情報に対してステップS410からステップS460までの処理がされていると判断する場合には、番組コンテンツを消去し(ステップS475)、一時的に記憶している音声画像データを番組ID、CH番号、検索用表示時刻と対応付けて番組コンテンツ記憶部201へ記憶する(ステップS480)。
1.5 まとめ
以上、説明したように本発明によれば、ブックマークシステムは、再生装置にてコンテンツの再生中に携帯電話機を用いて、ブックマークを行い、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を記憶することで、後日、記憶しているブックマーク情報を用いて、携帯電話機にてブックマークされた画像データの表示を行うことができる。
また、再生装置は、携帯電話機より受信したブックマーク情報を用いて、画像データの取得を高速に行うことができる。
また、ブックマークの登録時に利用者がブックマークしたい画像データと実際にブックマークされた画像データとが、ブックマーク指示情報の送信から受信までに要する時間の影響により異なる場合が考えられるが、上記に示した再生装置は、画像データ取得時に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のうちで、付加情報に示される情報に対応する認識処理を実行することにより、利用者が希望する画像データを従来より正確に取得し、取得した画像データを携帯電話機へ送信することができる。
また、携帯電話機は、ブックマークを行う場合に、双方向通信により再生装置からブックマークした画像データの放送時刻や番組ID等の情報を受信することができる。
また、携帯電話機は、生成したブックマーク情報を内容に応じて、フォルダへ自動に振分けるため、ブックマーク情報の整理が簡単にできる。
1.6 ブックマーク情報の格納先の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を携帯電話機にて格納したが、ここでは、ブックマーク情報を再生装置のみに記憶した場合の変形例について説明する。
本変形例における再生装置1000及び携帯電話機1100について、以下に説明する。
1.6.1 再生装置1000
再生装置1000は、図22に示すように、番組コンテンツ記憶部1001、ブックマーク記憶部1002、再生部1003、登録部1004、データ取得部1005、削除部1006、受信部1007及び送受信部1008から構成されている。
再生装置1000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置1000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部1001
番組コンテンツ記憶部1001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部201と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部1002
ブックマーク記憶部1002は、上記にて示すブックマーク記憶部101と同様のフォルダ構成を有している。上記実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記実施の形態にて示すデータに、さらに、携帯電話機を識別する電話機IDを含む点である。
ここで、図23に音楽フォルダにて記憶されている音楽情報テーブルT1000の一例を示す。
音楽情報テーブルT1000は、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード、端末識別子及び付加情報である。
端末識別子は、携帯電話機を識別する電話機IDである。残りの項目については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
また、他のフォルダにて記憶されている各テーブルの構成は、音楽情報テーブルT1000の構成と同様であるため、説明は省略する。
(3)再生部1003
再生部1003は、上記にて示す再生部203と同様であるため説明は省略する。
(4)登録部1004
登録部1004は、再生部1003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部1004は、番組コンテンツの再生中に、受信部1007を介して携帯電話機1100から、ブックマーク指示情報と、携帯電話機1100を識別する電話機IDとを受信する。
登録部1004は、上記にて示す登録部204と同様の動作にて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し、さらに、再生部1003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
これにより、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、登録部1004は、受信部1007を介して携帯電話機1100から、識別名を受信する。
登録部1004は、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。登録部1004は、ブックマーク指示情報を受信後、さらに、地域コードを受信すると、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID、地域コード及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。
以上により、ブックマーク情報を書き込む書込部が構成されることになる。
また、登録部1004において、上記に示すように、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、識別名及び地域コードを受け取る情報受取部も構成されることになる。
(5)データ取得部1005
データ取得部1005は、携帯電話機1100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」及び「キャプチャ認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。また、携帯電話機1100より受信した電話機IDを一時的に記憶するためのID記憶領域を有している。
データ取得部1005は、送受信部1008を介して携帯電話機1100より、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報と、電話機IDとを受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、ブックマーク記憶部1002が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にした格納先リストを生成し、生成した格納先リストを送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。また、受信した電話機IDをID記憶領域に記憶する。なお、格納先リストの画面イメージは、図9(a)と同様であるため、説明は省略する。
データ取得部1005は、選択された格納先を示す選択フォルダ情報を、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、受信する。ここで、選択フォルダ情報は、選択されたフォルダに割り当てられた番号からなる情報である。
さらに、データ取得部1005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。データ取得部1005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。ここで、一覧リストは、各識別名に、異なる番号が割り当てられたリストである。なお、格納先リストの画面イメージは、図9(b)と同様であるため、説明は省略する。
データ取得部1005は、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部1002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
データ取得部1005は、取得したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部1001より取得する。このとき、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを複数取得した場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。
次に、データ取得部1005は、上記にて示す取得方法と同様の方法にて、取得した番組コンテンツより静止画像若しくは動画像を、コピーにより取得する。また、動画像を取得する際には、その音声をもコピーにより取得する。データ取得部1005は、取得した静止画像若しくは動画像に対して、間引き(ディグレード)を行い、携帯電話機1100へ送信する画像の画質を落とす。間引きは、例えば、16ビットのデータを8ビットに変換することにより可能である。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
データ取得部1005は、画質が落とされた静止画像若しくは動画像を画像データとして送受信部1008を介して、携帯電話機1100へ送信する。なお、動画像を送信する際には、動画像に係る音声データをも送信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データを要求する画像データ要求情報と、地域コードと、電話機IDとを、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、受信する。これにより、画像データ要求情報と地域コードを受信する識別子受信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する。
データ取得部1005は、取得した全てのブックマーク情報に対して、各ブックマーク情報に含まれる付加情報に対応する静止画像若しくは動画像を、上記と同様の取得方法にて取得する。データ取得部1005は、上記と同様に、間引きを行い、画質が落とされた各画像を、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。これにより、上記と同様にコンテンツ送信部が構成されることになる。
(6)削除部1006
削除部1006は、上記にて示す削除部206と同様であるため、説明は省略する。
(7)受信部1007
受信部1007は、赤外線通信により携帯電話機1100より受信した情報を登録部1004へ出力する。
(8)送受信部1008
送受信部1008は、インターネットにより携帯電話機1100より受信した情報をデータ取得部1005へ出力する。
また、送受信部1008は、データ取得部1005より受け取った情報を携帯電話機1100へ、インターネットにより送信する。
1.6.2 携帯電話機1100
携帯電話機1100は、図24に示すように、地域情報記憶部1102、無線部1103、ベースバンド信号処理部1104、スピーカー1105、マイク1106、制御部1107、入力部1108、表示部1109、送信部1110及び識別子記憶部1111から構成されている。
携帯電話機1100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機1100は、その機能を達成する。
(1)地域情報記憶部1102
地域情報記憶部1102は、上記にて示す地域情報記憶部102と同様であるため、説明は省略する。
(2)識別子記憶部1111
識別子記憶部1111は、携帯電話機1100を識別する電話機IDを記憶している。
(3)無線部1103
無線部1103は、アンテナ1300を備えており、無線信号の送受信を行う。
(4)ベースバンド信号処理部1104
ベースバンド信号処理部1104は、無線部1103より受け取った信号をスピーカー1105へ出力するための信号処理や、マイク1106より受け取った音声を無線部1103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部1104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を、無線部1103を介して受け取ると、受け取った情報を制御部1107へ出力する。
ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け取ると、受け取った表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を無線部1103、公衆無線通信網及びインターネットを介して、再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、画像データ要求情報を制御部1107から受け取ると、さらに、地域コードをも受け取り、受け取った地域コードも画像データ要求情報と併せて、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー1105へ出力するための信号処理をも行う。
(5)スピーカー1105
スピーカー1105は、上記にて示すスピーカー105と同様であるため、説明は省略する。
(6)マイク1106
マイク1106は、上記にて示すマイク106と同様であるため、説明は省略する。
(7)制御部1107
制御部1107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機1100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、指定表示及び地域表示における制御について、説明する。
<ブックマーク情報の登録>
制御部1107は、ブックマーク指示情報を入力部1108より受け取る。また、制御部1107は、入力部1108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部1108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。
次に、制御部1107は、受け取ったブックマーク指示情報と識別子記憶部1111にて記憶している電話機IDとを赤外線通信により、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。また、制御部1107は、地域コードをも入力部1108から受け取っている場合には、地域コードも併せて、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。
さらに、制御部1107は、入力部1108より識別名を受け取ると、受け取った識別名を赤外線通信により、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。
以上により、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、地城コード及び識別名を送信する情報送信部が構成されることになる。
<指定表示>
制御部1107は、表示開始情報を入力部1108より受け取ると、電話機IDを取得し、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、無線部1103を介して再生装置1000へ、インターネット及び公衆無線通信網を利用して送信する。
制御部1107は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した格納先リストを、表示部1109へ出力する。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
制御部1107は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した一覧リストを、表示部1109へ出力する。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
以上により、指示送信部が構成されることになる。
制御部1107は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信する。また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像及び音声からなる部分コンテンツを受信するコンテンツ受信部が構成されることになる。
制御部1107は、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部1109を介して表示する。また、音声データをも受信した場合には、受信した音声データをベースバンド信号処理部1104を介してスピーカー1105へ出力する。これにより、制御部1107は、受信した動画像の再生を行うことができる。これにより、コンテンツ出力部が構成されることになる。
<地域表示>
制御部1107は、地域表示情報を入力部1108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部1107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する。
制御部1107は、取得した地域コード及び電話機IDと、画像データ要求情報とをベースバンド信号処理部1104へ出力する。
制御部1107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データ基づく静止画像若しくは動画像を、表示部1109を介して表示する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部1104を介してスピーカー1105へ出力する。これにより、制御部1107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
なお、制御部1107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部1108より、前画像情報、又は後画像情報を受け付けることにより、表示部1109にて表示する静止画像若しくは動画像を制御する。
(8)入力部1108
入力部1108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部1108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部1107へ出力する。また、入力部1108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部1107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部1107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
さらに、入力部1108は、識別名情報を受け付けると、受け付けた識別名情報を制御部1107へ出力する。
入力部1108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部1107へ出力する。さらに、入力部1108は、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受け付け、受け付けた選択フォルダ情報及び選択識別名情報を制御部1107へ出力する。
また、入力部1108は、地域表示情報を受け付けると、受け付けた地域表示情報を制御部1107へ出力する。さらに、入力部1108は、前画像情報及び後画面情報を受け付け、受け付けた前画像情報及び後画面情報を制御部1107へ出力する。
以上により、受付部が構成されることになる。
(9)表示部1109
表示部1109は、制御部1107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
表示部1109は、制御部1107より一覧リストを受け取ると、受け取った一覧リストを表示する。
さらに、表示部1109は、制御部1107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。なお、表示部1109にて表示される画像は、再生装置1000にて行われる間引きにより、画質が落とされた画像であることに注意されたい。
(10)送信部1110
送信部1110は、制御部1107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置1000へ送信する。
1.6.3 ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図25に示す流れ図を用いて説明する。
携帯電話機1100は、利用者よりブックマーク指示情報を受け付けると(ステップS1000)、識別子記憶部1111から電話機IDを取得する(ステップS1005)。携帯電話機1100は、ブックマーク指示情報と、電話機IDとを再生装置1000へ送信する(ステップS1010)。なお、ステップS1000にて、ブックマーク指示情報加えて、地域コードをも受け付けた場合には、ステップS1010にて、受け付けた地域コードをも併せて送信する。
再生装置1000は、携帯電話機1100より、ブックマーク指示情報及び電話機IDを受信すると(ステップS1015)、CH番号と、番組IDと、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得する(ステップS1020)。
携帯電話機1100は、さらに、識別名を受け付け、受け付けた識別名を再生装置1000へ送信する(ステップS1025)。
再生装置1000は、携帯電話機1100より識別名を受信し(ステップS1030)、受信した識別名、対応情報及び電話機IDと、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いてブックマーク情報を生成し(ステップS1035)、生成したブックマーク情報を、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報に対応するフォルダへ格納するブックマーク情報格納処理を行う(ステップS1040)。なお、ステップS1015において、携帯電話機1100から地域コード情報をも受信した場合には、再生装置1000は、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID、地域コード及び識別名と、取得した放送時刻と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる対応情報に対応するフォルダへ格納する。
ブックマーク情報格納処理の詳細については、図17に示す動作と同様であるため、説明は省略する。
1.6.4 指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図26に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、表示開始情報を受け取ると(ステップS1100)、電話機IDを取得し(ステップS1105)、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、再生装置1000へ送信する(ステップS1110)。
再生装置1000は、携帯電話機1100より、表示開始情報と電話機IDとを受信すると(ステップS1115)、格納先リストを生成し、生成した格納先リストを携帯電話機1100へ送信し、受信した電話機IDをID記憶領域に記憶する(ステップS1120)。
携帯電話機1100は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した格納先リストを表示する(ステップS1125)。
携帯電話機1100は、ユーザによるキー操作にて、選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報を再生装置1000へ送信する(ステップS1130)。
再生装置1000は、選択フォルダ情報を、携帯電話機1100から受信する(ステップS1135)。
再生装置1000は、さらに、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得して、一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、携帯電話機1100へ送信する(ステップS1140)。
携帯電話機1100は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した一覧リストを表示する(ステップS1145)。
携帯電話機1100は、ユーザによるキー操作にて、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報を再生装置1000へ送信する(ステップS1150)。
再生装置1000は、携帯電話機1100から選択識別名情報を受信すると(ステップS1155)、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部1002より取得する(ステップS1160)。
再生装置1000は、取得したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDを用いて、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する画像データ取得処理を行う(ステップS1165)。
携帯電話機1100は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示する(ステップS1170)。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをも出力する。
1.6.5 地域表示時の動作概要
ここでは、地域表示時の動作概要について、図27に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、地域表示情報を受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定し、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し(ステップS1200)、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する(ステップS1205)。
携帯電話機1100は、取得した地域コード及び電話機IDと、画像データ要求情報とを再生装置1000へ送信する(ステップS1210)。
再生装置1000は、画像データ要求情報と、地域コードと、電話機IDとを、携帯電話機1100から受信すると(ステップS1215)、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する(ステップS1220)。
再生装置1000は、画像データ取得処理を行う(ステップS1225)。
携帯電話機1100は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示する(ステップS1230)。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データを出力する。
なお、ステップS1220おいて、複数のブックマーク情報が取得された場合には、携帯電話機1100は、取得された全てのブックマーク情報に係る静止画像若しくは動画像を再生装置1000から受信する。このとき、前画像情報若しくは後画像情報を受け付けることにより、表示する画像データを制御する。
1.6.6 画像データ取得処理
ここでは、図26に示すステップS1165の画像データ取得処理について、図18に示す画像データ取得処理との変更点のみ説明する。
変更点は、図18におけるステップS300が削除され、ステップS305は、図26にて示すステップS1160にて取得したブックマーク情報を用いて、実行される。なお、ステップS315、S320、S335、S350及びS360にて取得された1以上のフレームは、画質を落とすために間引きされ、ステップS325、S340、S355及びS365では、画質が落とされた画像データが送信される。
また、図27に示すステップS1225の画像データ取得処理についても上記と同様の変更がなされる。ただし、ステップS305以降の動作は、図27にて示すステップS1220にて取得した全てのブックマーク情報を用いて、実行される。
1.6.7 変形例
上記に説明したブックマーク情報の格納先の変形例は、本発明の実施の一例であり、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得るものである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)データ取得部1005にて、ブックマーク情報に係る静止画像若しくは動画像を取得した場合に、画質を落とすために、間引きを行ったが、これに限定されない。
取得した静止画像若しくは動画像に、予め定められた文字(例えば、「サンプル」)を付加して、携帯電話機1100へ送信してもよい。携帯電話機1100は、文字「サンプル」が付加された静止画像若しくは動画像を表示する。
また、再生装置1000は、動画像を送信する場合には、さらに、音質を落とすために、音声データの間引きを行ってもよい。または、動画像を送信する場合には、音声データの間引きのみを行ってもよい。
また、再生装置1000は、送信する静止画像若しくは動画像に有効期限を与えてもよい。このとき、再生装置1000のデータ取得部1005は、取得した画像を送信すると、送信した画像に対する有効期限を、送信した画像に対応するブックマーク情報、電話機ID及び送信した画像を含む番組コンテンツの番組IDと対応付けて、ブックマーク記憶部1002へ記憶しておく。これにより、有効期限をブックマーク記憶部1002へ書き込む期限書込部が構成されることになる。
再生装置1000は、記憶している電話機IDに対応する携帯電話機へ、有効期限内に限り、記憶している同一のブックマーク情報に対する画像を送信する。さらに、再生装置は、記憶している有効期限内において、記憶している番組IDに対応するブックマーク情報に対する画像を、他の携帯電話機へは送信しない。なお、再生装置1000は、記憶している有効期限内において、記憶している番組IDに対応し、且つ記憶しているブックマーク情報とは異なるブックマーク情報に対する画像を、記憶している電話機IDに対応する携帯電話機へは、送信しないようにしてもよいし、送信するようにしてもよい。
(2)上記の変形例では、システムを再生装置1000と携帯電話機1100とからなる構成としたが、これに限定されない。
システムをホームネットワークにて実現してもよい。再生装置1000をホームサーバとして、携帯電話機1100の代わりにクライアント装置(例えば、デジタルテレビ、DVDレコーダ)を用いる。クライアント装置は少なくとも1台以上あり、各クライアント装置には、それぞれを識別する装置識別子が記憶されている。
クライアント装置は、再生装置1000にて記憶されている番組コンテンツを再生し、再生中に、クライアント装置に備え付けられているリモコンを用いて、ユーザの操作により、ブックマーク指示情報を受け付けると、受け付けたブックマーク指示情報と、装置識別子とを再生装置1000へ送信する。ブックマーク情報の登録は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
クライアント装置は、ユーザの操作により、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報と、装置識別子とを再生装置1000へ送信する。以降の動作は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。なお、上記の変形例と異なる点は、インターネット及び公衆無線通信網を利用する代わりに、ホームネットワークを利用する点である。
(3)上記の変形例にて用いた電話機IDの代わりに、ユーザ毎に割り当てられたユーザIDを用いてもよい。携帯電話機1100は、ブックマーク指示情報を再生装置1000へ送信する際に、ユーザIDをも送信する。ブックマーク情報の登録は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
携帯電話機1100は、表示開始情報を再生装置1000へ送信する際に、ユーザIDをも送信する。以降の動作は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
(4)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
1.6.8 まとめ
以上、説明したように、本変形例によると、BM情報を再生装置1000にて一括に管理できる。さらに、再生装置1000は、ブックマーク情報に電話機IDを付加することにより、複数の携帯電話機からのブックマーク指示に対応することができる。
また、再生装置1000は、ブックマーク情報に係る画像を間引きして、画質を落とすことにより、著作権保護上の制限を行うことができる。
1.7 その他の変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説朋してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、ブックマークした画像データを再生装置200より受信し、受信した画像データの表示を行ったがこれに限定されない。受信した画像データを記憶する記憶部を携帯電話機100に備え、当該記憶部に保存してもよい。ここで、記憶部は、携帯電話機100内のメモリや、携帯電話機に着脱可能な記録媒体(例えば、SDカード)である。
(2)上記の実施の形態では、携帯型の通信端末機を携帯電話機としたが、これに限定されない。他の携帯型の通信端末機であってもよい。
例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やブックマークシステムのみに用いられる専用端末機である。
(3)複数の携帯電話機間にて、ブックマーク情報の送受信を行ってもよい。この場合、ブックマーク情報の送受信は、例えば、赤外線通信によって行う。この場合、制御部107内に構成されている情報送信部が、ブックマーク記憶部101にて記憶しているブックマーク情報を、送受信部110を介して他の携帯電話機へ送信する。また、他の携帯電話機よりブックマーク情報を受信する場合には、制御部107内に構成されている時刻受信部が、送受信部110を介して他の携帯電話機より、ブックマーク情報を受信する。また、他の携帯電話機より受信したブックマーク情報を、制御部107内に構成されている情報書込部が、ブックマーク記憶部101へ書き込む。
このときの再生装置200における動作について、携帯電話機100を用いて、以下に説明する。再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用番組IDと一致する番組コンテンツが番組コンテンツ記憶部201に存在するか否かを判断する。存在すると判断する場合には、受信したブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、音声データをも送信する。
番組コンテンツが存在しないと判断する場合には、受信したブックマーク情報に対応する画像データが存在しない旨のメッセージを携帯電話機100へ送信する。
(4)ブックマークの登録を行う場合に、対応情報にて、ブックマークの対象を指定したが、これに限定されない。ブックマークの対象を指定しなくてもよい。
この場合、対応情報は空白となり、携帯電話機100にて生成されるブックマーク情報に含まれる付加情報も空白となる。再生装置200は、付加情報が空白であるブックマーク情報を受信すると、ブックマーク情報に対応する画像データを含むコーナーの検出を行い。検出したコーナーをコピーにより取得する。または、コーナーの検出ではなく、番組コンテンツの開始位置の検索を行ってもよい。
ここで、コーナーとは、特定の内容を持つ映像区間のことである。例えば、CMから番組への切り替わり時から番組からCMへの切り替わり時までの区間である。このとき、商業放送の場合には、1つの番組内において、コーナーに相当する区間が、複数存在し、非商業放送の場合には、1つの番組内において、コーナーに相当する区間が、1つ存在する。また、商業放送及び非商業放送において、通常、コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレーム(例えば、無音フレーム)が放送されている。これにより、番組コンテンツには、少なくとも1つ以上のコーナーが存在し、各コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレームが存在することになる。
(5)再生装置200は、ブックマーク情報を受信した後に、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報に対応する認識処理を実行し、先頭フレームを取得したが、これに限定されない。ブックマーク指示情報の受信後、ブックマーク指示情報に含まれる対応情報に対応する認識処理を実行し、先頭フレームの放送時刻を取得し、取得した放送時刻とブックマーク指示情報とを用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を記憶してもよい。
ここで、対応情報が「音楽」である場合には、音楽認識処理が対応し、「人物」である場合には、人物認識処理が対応し、「文字」である場合には、文字認識処理が対応し、「キャプチャ」である場合には、キャプチャ認識処理が対応している。
(6)ブックマークの登録を録画した番組コンテンツの再生中に行ったが、これに限定されない。番組コンテンツの録画中にブックマークの登録を行ってもよい。
(7)番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与したが、これに限定されない。再生装置200は、放送局より番組のジャンル名、番組名、放送時間等の情報を含む電子番組ガイド(以下、EPG)等のデータ放送を受信し、受信したEPGにおける番組の識別子を番組IDとしてもよい。
(8)ブックマーク登録時に携帯電話機100と再生装置200との通信を赤外線通信としたが、これに限定されない。無線にて通信を行う方法であればよい。
例えば、Bluetoothである。
(9)再生装置200は、画像データ取得時に、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻を用いて、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じた画像データの先頭フレームを取得したが、これに限定されない。BM用表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
また、番組コンテンツの削除を行う場合も同様に、削除情報に含まれる検索用表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(10)携帯電話機100にてブックマークした箇所を表示する場合には、静止画像若しくは動画像を表示したが、これに限定されない。文字データからなる情報を表示してもよい。例えば、文字データからなる情報とは、画像データに含まれるテロップからなる情報であり、再生装置200は、当該テロップにて示される文字データを携帯電話機100へ送信し、携帯電話機100は、受信した文字データを表示する。
または、再生装置200は、ブックマークした箇所に係る情報として、動画像に係る音声データのみを取得し、取得した音声データを携帯電話機100へ送信し、携帯電話機100は、受信した音声データをスピーカー105にて出力してもよい。
(11)検索情報とブックマーク情報とを、ブックマークされた画像データの放送時刻のみで対応付けしてもよい。
このとき、ブックマーク情報は、識別名、BM用表示時刻、地域コード及び付加情報からなり、検索情報は、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報とからなる。
このとき、再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と一致する検索用表示時刻を含む検索情報を取得し、取得した検索情報を用いて、画像データを取得する。
(12)ブックマークの対象を示す情報の種類として、音楽、人物、文字及びキャプチャを用いたが、これに限定されない。上記以外の情報をブックマークの対象を示す情報として用いてもよい。例えば、CM(コマーシャルメッセージ)番組を示す情報である。このとき、携帯電話機100は、CM番組を示す情報と対応するフォルダをブックマーク記憶部101に備えており、ブックマーク登録時に受け付けたブックマーク指示情報に含まれる対応情報が、CM番組を示す情報である場合には、その情報に対応するフォルダへブックマーク情報を記憶する。再生装置200では、CM番組認識処理を行うプログラムをあらかじめ記憶しており、携帯電話機100より受信ブックマーク情報に含まれる付加情報がCM番組を示す情報である場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、CM番組認識処理行いプログラムを実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻より前に位置する直近のCM先頭フレームを取得し、さらに、取得したCM先頭フレームからそのCM番組の切れ目を取得、つまり、1つのCM番組の画像データを取得する。さらに、取得した画像データに係る音声データをも取得する。ここで、CM番組認識処理とは、無音区間が所定の時間(例えば15秒)間隔で繰り返される区間の先頭に位置するCM先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。
また、番組コンテンツの削除時には、検索情報に含まれる検索用付加情報がCM番組を示す情報である場合には、CM番組認識処理を行うプログラムを実行して、CM先頭フレームを取得し、取得したCM先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続する画像データ及び音声データを取得する。
(13)ブックマークの対象を示す情報をさらに詳細に分類してもよい。例えば、キャプチャを、さらに、レストラン及び行楽地と分類する。このとき、携帯電話機100は、レストラン及び行楽地のそれぞれに対応するフォルダをブックマーク記憶部101に備えており、ブックマーク登録時に受け付けたブックマーク指示情報に含まれる対応情報が、レストランである場合には、レストランに対応するフォルダへブックマーク情報を記憶し、対応情報が、行楽地である場合には、行楽地に対応するフォルダへブックマーク情報を記憶する。なお、再生装置200では、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報がレストラン若しくは行楽地である場合には、付加情報がキャプチャである場合と同様の動作となるため、説明は省略する。
また、番組コンテンツの削除時には、検索情報に含まれる検索用付加情報がレストラン若しくは行楽地である場合には、検索用付加情報がキャプチャである場合と同様の動作となるため、説明は省略する。
(14)ブックマークされた画像データを表示する際、付加情報が音楽の場合のみ動画像を表示したが、これに限定されない。他の付加情報の場合でも、動画像を表示してもよいし、逆に、付加情報が音楽の場合には、静止画を表示してもよい。
または、携帯電話機100は、表示開始情報を受け付ける際に、表示する画像データを静止画とするか、又は動画像とするかの選択を受け付けてもよい。さらに、地域表示情報を受け付ける際も同様に、表示する画像データを静止画とするか、又は動画像とするかの選択を受け付けてもよい。
(15)携帯電話機100は、地域表示情報を受け付ける際に、検索するフォルダの指定を受け付けてもよい。このとき、携帯電話機100は、指定されたフォルダから、GPS機能にて測定された地域と対応する地域コードを含むブックマーク情報を取得する。
(16)音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を、データ取得部205及び削除部206の双方に記憶したが、これに限定されない。
音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をデータ取得部205のみに記憶し、削除部206は、データ取得部205に記憶されている各認識処理を利用してもよい。
または、再生装置200に音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を記憶している認識処理記憶部を備え、データ取得部205及び削除部206は、認識処理記憶部に記憶されている各認識処理を利用してもよい。
(17)音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をそれぞれプログラムとしたが、これに限定されない。プログラムではなくそれぞれの認識処理を行う回路としてもよい。
(18)番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けたが、これに限定されない。番組コンテンツを番組ID及び録画開始時刻と対応付けてもよい。
このとき、番組情報は、BM用番組IDとBM用表示時刻とからなり、ブックマーク情報は、識別名、BM用表示時刻、BM用番組ID、地域コード及び付加情報とからなり、検索情報は、検索用表示時刻、検索用番組ID及び検索用付加情報とからなる。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応する番組ID及び録画開始時刻を記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶している番組ID及び録画開始時刻を消去する。
また、登録部204は、ブックマーク指示情報を携帯電話機100より受信すると、再生部203より再生中の番組コンテンツに対応する番組ID及び録画開始時刻を取得し、さらに、ブックマーク指示情報を受信した時点で再生された画像データの放送時刻を取得し、取得した放送時刻及び番組IDを用いて番組情報を生成し、携帯電話機100へ送信する。
また、データ取得部205は、ブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用番組IDに対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得し、取得した番組コンテンツより、受信したブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。なお、番組IDに対応する番組コンテンツが複数存在する場合には、さらに、複数存在する番組コンテンツのうちで、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と一致する録画開始時刻を含む番組コンテンツを取得する。
(19)再生装置において、ブックマークされた箇所に係る画像データをあらかじめ記憶しておいてもよい。
この場合の再生装置200Aについて、以下に説明する。
再生装置200Aは、図28に示すように、番組コンテンツ記憶部201A、検索情報記憶部202A、再生部203A、登録部204A、データ読出部205A、削除部206A、第1送受信部207A及び第2送受信部208Aから構成されている。
再生装置200Aは、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置200Aは、その機能を達成する。
なお、番組コンテンツ記憶部201A、再生部203A、第1送受信部207A及び第2送受信部208Aについては、再生装置200の番組コンテンツ記憶部201、再生部203、第1送受信部207及び第2送受信部208と同様であるため、説明は省略する。
検索情報記憶部202Aは、ブックマークされた箇所に係る画像データを、検索情報と対応付けて記憶する領域を備えている。これにより、ブックマークされた画像データを記憶するブックマーク記憶部が構成されることになる。
登録部204Aは、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を、あらかじめ記憶している。
登録部204Aは、再生部203Aにて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204Aは、番組コンテンツの再生中に、携帯電話機100よりブックマーク指示情報を受信すると、上記の登録部204と同様の方法により、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部203Aにて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。登録部204Aは、再生部203Aに記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻をすることにより、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得する。さらに、登録部204Aは、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
登録部204Aは、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いて、番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する。また、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いて、検索情報を生成する。
登録部204Aは、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、取得した放送時刻とを用いて、対応情報に対応する認識処理を実行し、対応情報に対応する先頭フレームを検出する。
さらに、登録部204Aは、対応情報が、音楽である場合には、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをも、コピーにより取得し、取得した複数のフレーム及び音声データを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、人物である場合には、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得し、取得した人物先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、文字である場合には、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得し、取得した文字先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、キャプチャである場合には、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得し、取得したキャプチャ先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。これにより、ブックマークされた画像を書き込む書込部が構成されることになる。
データ読出部205Aは、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に対応する検索情報を取得し、取得した検索情報と対応する画像データを読み出し、読み出した画像データを携帯電話機100へ送信する。
削除部206Aは、利用者より番組コンテンツ記憶部201Aに記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。削除部206Aは、番組コンテンツ記憶部201Aより、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを削除する。
ここで、ブックマーク指示情報の受信時に、登録部204Aにて行われる画像データ取得処理の動作について、図29及び図30に示す流れ図を用いて説明する。
登録部204Aは、ブックマーク指示情報を携帯電話機100より受信すると(ステップS600)、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号と、番組IDと、録画開始時刻とを取得し、取得した録画開始時刻を用いて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し(ステップS605)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS610)。次に、ステップS600にて受信したブックマーク指示情報と、ステップS605取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと用いて、検索情報を生成する(ステップS615)。
次に、CH番号及び番組IDとに対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201Aより取得する(ステップS620)。
次に、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS625)。
「音楽」であると判断する場合には、登録部204Aは、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS630)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS635)。登録部204Aは、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を画像データとして、動画像に係る音声データとともに、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS640)。なお、ステップS630においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
ステップS625にて、「音楽」でないと判断する場合には、対応情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS645)。
「人物」であると判断する場合には、登録部204Aは、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS650)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS655)。
ステップS645にて、「人物」でないと判断する場合には、対応情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS660)。
「文字」であると判断する場合には、登録部204Aは、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS665)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS670)。
ステップS660にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、対応情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、登録部204Aは、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS675)、取得したキャプチャ先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS680)。
これにより、再生装置200Aは、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、番組コンテンツより画像データを検索する必要がないため、ブックマーク情報の受信から画像データ送信までにかかる時間を短くすることができる。
また、画像データをコピーにより取得し、取得した画像データを検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する動作は、番組コンテンツの再生終了後に行ってもよい。このとき、生成した検索情報は、番組コンテンツの再生が終了するまで、登録部204Aにて一時的に記憶しておく。
また、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
(20)指定表示を行う際に、携帯電話機100よりブックマーク情報を再生装置200へ送信したが、これに限定されない。番組コンテンツを管理している他の装置(例えば、放送局にて、番組コンテンツを管理しているサーバ装置)へブックマーク情報を送信し、番組コンテンツを管理している他の装置にて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信してもよい。
(21)携帯電話機100において、ブックマーク指示情報を受け付けた受付時刻のみを記憶し、ブックマーク指示情報と受付時刻とを再生装置200へ送信してもよい。
このとき、再生装置200は、ブックマーク指示情報と受付時刻とを受信すると、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。
携帯電話機100は、記憶している受付時刻を再生装置200へ送信し、再生装置200は、受信した受付時刻と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報と受付時刻とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻及び地域コード情報とを対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。地域表示時には、携帯電話機100は、記憶している受付時刻と、GPS機能にて測定した地域に対応する地域コードを示す地域コード情報とを再生装置200へ送信する。再生装置200は、受信した受付時刻及び地域コード情報の双方と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
(22)携帯電話機100は、再生装置200にて記憶する検索情報を識別する検索情報識別子のみを記憶してもよい。
このとき、携帯電話機100は、ブックマーク指示情報を再生装置200へ送信する。再生装置200は、ブックマーク指示情報を受信すると、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を取得した検索情報識別子と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
携帯電話機100は、記憶している検索情報識別子を再生装置200へ送信し、再生装置200は、受信した検索情報識別子と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を、取得した検索情報識別子及び受信した地域コード情報と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
地域表示時には、携帯電話機100は、記憶している検索情報識別子と、GPS機能にて測定した地域に対応する地域コードを示す地域コード情報とを再生装置200へ送信する。再生装置200は、受信した検索情報識別子及び地域コード情報の双方と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
(23)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
2.第2の実施の形態
上記の実施の形態では、ブックマーク情報は携帯電話機にて記憶されている。ここでは、再生装置のみで、ブックマークの指示及びブックマーク情報の記憶を行う方法について説明する。
2.1 ブックマークシステム2の構成
図31は、ブックマークシステム2の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム2は、モニタ11と接続された再生装置2000と、携帯電話機2100とから構成される。
再生装置2000は、放送局から放送される番組コンテンツを録画し、録画した番組コンテツの再生を行う。このとき、録画された番組コンテンツは、番組コンテンツが放送されたチャンネル番号(以下、「CH番号」という。)と、番組コンテンツを識別する番組IDと、番組コンテンツの録画が開始された録画開始時刻と対応付けられている。
携帯電話機2100と再生装置2000とは、インターネット及び公衆無線通信網による通信が可能である。
再生装置2000には、リモコン2300が備えられており、リモコン2300を用いることにより、再生装置2000にて録画した番組コンテンツをモニタ11にて再生中に、後で参照したい画像データに係る情報の登録を行う旨の情報を送信し、再生装置2000よりその画像データに係る情報を受信し、記憶する。ここで、後で参照する画像データを指定することをブックマーク(BookMark)と呼ぶ。
さらに、リモコン2300を用いて、ブックマークされた画像の表示を要求することにより、再生装置2000は、モニタ11を介して、ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を表示する。
また、携帯電話機2100を用いて、公衆無線通信網及びインターネットを介して、ブックマークされた画像の表示を要求することにより、再生装置2000は、ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して携帯電話機2100へ送信し、携帯電話機2100は受信した静止画像若しくは動画像を表示する。
2.2 再生装置2000及びリモコン2300の構成
ここでは、再生装置2000及びリモコン2300の構成について説明する。
2.2.1 再生装置2000
再生装置2000は、図32に示すように、番組コンテンツ記憶部2001、ブックマーク記憶部2002、再生部2003、登録部2004、データ読出部2005、削除部2006、出力部2007、受信部2008及び送受信部2009から構成されている。
再生装置2000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置2000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部2001
番組コンテンツ記憶部2001は、図33に一例として示すように、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
以上により、番組コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶部が構成されることになる。
(2)ブックマーク記憶部2002
ブックマーク記憶部2002は、図34に示すように、音楽フォルダ2020、人物フォルダ2021、文字フォルダ2022及びキャプチャフォルダ2023を有している。各フォルダは、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を記憶する領域を有している。なお、動画像が記憶される場合には、動画像に対応する音声データをも記憶される。
<音楽フォルダ2020>
音楽フォルダ2020は、図35に一例として示すように、音楽情報テーブルT2000を有している。
音楽情報テーブルT2000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード及び付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる情報をブックマーク情報という。
識別名は、記憶しているブックマーク情報を識別する名称である。BM表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。CH番号は、ブックマークを行った番組コンテンツが放送されたチャンネルの番号であり、番組IDは、ブックマークを行った番組コンテンツを識別する識別子である。地域コードは、地域を識別する情報であり、その地域の電話番号の市外局番と対応している。付加情報は、ブックマークの対象を示す情報である。
ここで、地域コードは、必ず記録される情報ではなく、必要に応じて記録される。
なお、音楽情報テーブルT2000における付加情報は、常に「音楽」となる。
<人物フォルダ2021>
人物フォルダ2021は、図36に一例として示すように、人物情報テーブルT2001を有している。
人物情報テーブルT2001のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、人物情報テーブルT2001における付加情報は、常に「人物」となる。
<文字フォルダ2022>
文字フォルダ2022は、図37に一例として示すように、文字情報テーブルT2002を有している。
文字情報テーブルT2002のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、文字情報テーブルT2002における付加情報は、常に「文字」となる。
<キャプチャフォルダ2023>
キャプチャフォルダ2023は、図38に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT2003を有している。
キャプチャ情報テーブルT2003のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、キャプチャ情報テーブルT2003における付加情報は、常に「キャプチャ」となる。
(3)再生部2003
再生部2003は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
再生部2003は、番組コンテンツ記憶部2001にて記憶している番組コンテンツの再生を行う。再生部2003は、番組コンテンツを、出力部2007を介してモニタ11へ出力することにより、再生を行う。
また、再生部2003は、データ読出部2005よりブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を受け取ると、受け取った静止画像若しくは動画像を、出力部2007を介してモニタ11へ出力する。動画像を出力する際には、対応する音声データをも出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像の再生が可能となる。
再生部2003は、番組コンテンツの再生中に、登録部2004よりブックマークを指定ためのBM画面データを受け取ると、受け取ったBM画面データと再生する番組コンテンツとを併せて、出力部2007を介してモニタ11へ出力し、表示する。
ここで、BM画面データと再生中の番組コンテンツとを表示している画面の一例を図39に示す。図39に示されているBM画像M2000は、BM画面データに基づいて表示される画像であり、音楽、人物、文字、キャプチャの4つの項目からなる。また、各項目のうち太枠で囲まれている項目は、ブックマークの対象を示している。なお、BM画像の表示直後は、音楽項目が太枠で囲まれており、ユーザによるリモコン2300の操作にて、ブックマークの対象は変更される。
再生部2003は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を、再生情報記憶領域へ記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶しているCH番号、番組ID及び録画開始時刻を消去する。
(4)登録部2004
登録部2004は、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032とから構成されている。以下において、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032について説明する。
(a)情報生成部2030
情報生成部2030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
情報生成部2030は、再生部2003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
情報生成部2030は、番組コンテンツの再生中に、受信部2008を介してリモコン2300から、ブックマークを開始する旨を示すBM開始情報を受信すると、予め記憶しているBM画面データを再生部2003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する。
情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、右移動情報及び左移動情報を受信すると、受信した情報に応じて、太枠で囲まれる項目を変更し、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新する。例えば、太枠で囲まれている項目が「音楽」である場合に(このとき、対象記憶領域には、「音楽」を示す情報が記憶されている。)、右移動情報を受信すると、太枠で囲まれる項目を「人物」へと変更し、対象記憶領域に記憶する情報を、「人物」を示す情報に更新する。
情報生成部2030は、BM画像M2000を表示中に、受信部2008を介してリモコン2300から、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報、第2登録指示命令を含むブックマーク情報、第2登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報及び第1登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報のうち何れかを受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)及び地域コードを受け取る情報受取部が構成されることになる。
情報生成部2030は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部2003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。情報生成部2030は、再生部2003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する。さらに、情報生成部2030は、再生部2003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。これにより、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、識別名を受信する。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部2030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
(b)データ取得部2031
データ取得部2031は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)、キャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)及びコーナー認識処理を行うプログラム(以下、「コーナー認識処理」という。)を予め記憶している。
ここで、音楽認識処理とは、番組コンテンツにおける音声データにおいて、特徴音が周期的に繰り返す区間である音楽区間の先頭に位置する音楽先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、人物認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻に対応する画像データに示される人物が出現する人物先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、文字認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、テロップが出現する文字先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、キャプチャ認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、時間的に連続して撮影されたフレームの固まりであるシーンが、他のシーンより切り替わった先頭フレームであるキャプチャ先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、コーナー認識処理とは、特定の内容を持つ映像区間を、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。例えば、コーナーは、CMから番組への切り替わり時から番組からCMへの切り替わり時までの区間であり、上述したように、番組コンテンツ内においては、少なくとも1以上のコーナーが存在し、コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレーム(例えば、無音フレーム)が存在している。コーナー認識処理は、特定のフレームを検出することで、コーナーを特定することができる。コーナー認識処理は、先ず、BM表示情報に対応する番組コンテンツ内の位置を特定し、特定された位置の前後において、特定のフレームを検出することで、コーナーを検出することができる。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より取得する。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて第1登録指示命令を受信された場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像を取得する。なお、取得方法については、後述する。また、以下において、ブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツをBM対象コンテンツという。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて第2登録指示命令が受信された場合には、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報生成部2030の対象記憶領域に記憶されている情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
<取得方法>
データ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部2031は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部2031は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得する。
ここで、フレームより前に位置するとは、番組コンテンツの開始位置からBM表示時刻にて示される位置の間に位置することをいう。
(c)書込部2032
書込部2032は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT2000、人物情報テーブルT2001、文字情報テーブルT2002及びキャプチャ情報テーブルT2003のうちの何れかに、ブックマーク情報と、データ取得部2031にて取得された静止画像若しくは動画像とを対応付けて記録する。なお、動画像を記憶する場合には、動画像に係る音声データをも記憶する。
ブックマーク情報と、静止画像との対応付けは、例えば、ブックマーク情報と、静止画像の格納先のアドレスとを対応付け、ブックマーク情報と動画像との対応付けは、例えば、ブックマーク情報と、動画像の先頭に位置する画像の格納先のアドレスとを対応付ける。
これにより、ブックマークされた画像を書き込む書込部が構成されることになる。
(5)データ読出部2005
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、図40(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部2002が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にした格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部2007を介してモニタ11にて表示する。データ読出部2005は、選択された格納先を示す選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る。ここで、選択フォルダ情報は、選択されたフォルダに割り当てられた番号からなる情報である。
さらに、データ読出部2005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。例えば、選択フォルダ情報が、人物フォルダを示す場合には、データ読出部2005は、ブックマーク記憶部2002の人物フォルダ2021に記録されている全てのブックマーク情報より、識別名「人物A」及び「人物B」を取得する。
データ読出部2005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部2007を介してモニタ11にて表示する。ここで、一覧リストの一例を図40(b)にて示す。一覧リストは、各識別名に、異なる番号が割り当てられたリストである。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、ブックマークされた画像の出力要求を受け取る要求受取部が構成されることになる。
データ読出部2005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出す。これにより、ブックマーク記憶部2002に記憶されている静止画像、若しくは動画像と音声を読み出す読出部が構成されることになる。
データ読出部2005は、読み出した静止画像若しくは動画像を、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11にて表示する。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データをもブックマーク記憶部2002から取得し、取得した音声データを再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11から出力する。なお、モニタ11では、音声データを受け取ると、音声データに基づく音声が出力される。これにより、ブックマーク記憶部2002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力する出力部が構成されることになる。
また、データ読出部2005は、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、表示開始情報を受け取ると、格納先リストを生成して、生成した格納先リストを、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。データ読出部2005は、選択フォルダ情報を、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受け取ると、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
データ読出部2005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。
データ読出部2005は、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、選択識別名情報を受け取る。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ読出部2005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出す。これにより、上記に示す読出部と同様の読出部が構成されることになる。
データ読出部2005は、読み出した静止画像若しくは動画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。また、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。これにより、ブックマーク記憶部2002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ読出部2005は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データを要求する画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受信すると、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。例えば、現在位置が大阪市である場合には、地域コード「06」を含むブックマーク情報を全て取得する。この場合、文字フォルダ2022より識別名が「文字A」、「文字B」及び「文字D」であるそれぞれのブックマーク情報と、キャプチャフォルダ2023より識別名が「キャプチャB」であるブックマーク情報とを取得する。
データ読出部2005は、取得した全てのブックマーク情報を用いて、各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を読み出す。データ読出部2005は、読み出した各画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。
(6)削除部2006
削除部2006は、リモコン2300より受信部2008を介して、番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。これにより、削除指示を受け取る削除受取部が構成されることになる。
削除部2006は、番組コンテンツ記憶部2001より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを削除する。従って、削除部2006は、ブックマーク記憶部2002にて記憶している画像を残し、番組コンテンツ記憶部2001に記憶している番組コンテンツを削除することができる。これにより、番組コンテンツを削除する削除部が構成されることになる。
(7)出力部2007
出力部2007は、再生部2003より再生される番組コンテンツのデータを受け取り、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、モニタ11では、再生された番組コンテンツが表示されている。
出力部2007は、データ読出部2005から再生部2003を介して、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
(8)受信部2008
受信部2008は、リモコン2300から、BM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を受信すると、受信したBM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を登録部2004へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受信すると、受信した表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報をデータ読出部2005へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、削除指示情報を受信すると、受信した削除指示情報を削除部2006へ出力する。
(9)送受信部2009
送受信部2009は、インターネットを介して携帯電話機2100より受信した情報をデータ読出部2005へ出力する。
また、送受信部2009は、データ読出部2005より受け取った情報を、インターネットを介して携帯電話機2100へ送信する。
2.2.2 リモコン2300
図41は、リモコン2300の外観を示す図であり、リモコン2300は、ブックマークの操作を行うボタン群からなるBM操作部2301と、数字、英字、日本語文字の入力及びその他操作を行うボタン群からなる文字操作部2302と、再生装置2000へ赤外線通信により、信号を送信するための照射部2303から構成されている。
リモコン2300は、開始ボタン2310が押下されると、BM開始情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、左ボタン2313が押下されると左移動情報を、右ボタン2314が押下されると右移動情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、BMボタン2311が押下されると、第1登録指示情報を含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。リモコン2300は、BMボタン2311が押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第1登録指示情報と地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、コーナーボタン2312が押下されると、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。リモコン2300は、コーナーボタン2312が押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第2登録指示情報と地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、入力ボタン2321が押下された後、文字操作部2302のボタンが押下されることにより、識別名を受け付け、決定ボタン2322が押下されると、受け付けた識別名を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、要求ボタン2315が押下されると、表示開始情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
ユーザはブックマーク情報の格納先を選択する場合に、選択するフォルダに割り当てられた番号のボタンを押下すると、リモコン2300は、押下されたボタンの番号を選択フォルダ情報として、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
ユーザはブックマーク情報に含まれる識別名を選択する場合に、選択する識別名に割り当てられた番号のボタンを押下すると、リモコン2300は、押下されたボタンの番号を選択識別名情報として、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、削除ボタン2320が押下されると、削除指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
2.3 携帯電話機2100の構成
ここでは、携帯電話機2100の構成について説明する。
携帯電話機2100は、携帯型の通信端末装置であって、図42に示すように、地域情報記憶部2102、無線部2103、ベースバンド信号処理部2104、スピーカー2105、マイク2106、制御部2107、入力部2108及び表示部2109から構成されている。
携帯電話機2100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機2100は、その機能を達成する。
(1)地域情報記憶部2102
地域情報記憶部2102は、図43に一例として示すように、地域情報テーブルT2100を有している。
地域情報テーブルT2100は、位置及び地域コードからなる組を1以上記憶するための領域を備えている。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT2000の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(2)無線部2103
無線部2103は、アンテナ2400を備えており、無線信号の送受信を行う。
(3)ベースバンド信号処理部2104
ベースバンド信号処理部2104は、無線部2103より受け取った信号をスピーカー2105へ出力するための信号処理や、マイク2106より受け取った音声を無線部2103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部2104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を、無線部2103から受け取ると、受け取った情報を制御部2107へ出力する。
ベースバンド信号処理部2104は、制御部2107から、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け取ると、受け取った表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を無線部2103、公衆無線通信網及びインターネットを介して、再生装置2000へ送信する。ベースバンド信号処理部2104は、画像データ要求情報を制御部2107から受け取ると、さらに、地域コードをも受け取り、受け取った地域コードも画像データ要求情報と併せて、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置2000へ送信する。ベースバンド信号処理部2104は、制御部2107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー2105へ出力するための信号処理をも行う。
(4)スピーカー2105
スピーカー2105は、ベースバンド信号処理部2104にて処理された信号を音声として出力する。
(5)マイク2106
マイク2106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
(6)制御部2107
制御部2107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機2100全体の制御を行っている。
以下、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
<指定表示>
制御部2107は、表示開始情報を入力部2108より受け取ると、受け取った表示開始情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した格納先リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、ユーザによるキー操作にて、入力部2108から選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した一覧リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、ユーザによるキー操作にて、入力部2108から選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをベースバンド信号処理部2104を介してスピーカー2105へ出力する。これにより、制御部2107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
<地域表示>
制御部2107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部2108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部2107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部2102より取得する。
制御部2107は、取得した地域コードと、画像データ要求情報とをベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをベースバンド信号処理部2104を介してスピーカー2105へ出力する。これにより、制御部2107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
なお、制御部2107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部2108より、前の静止画像若しくは前の動画像へ切り替えを行う前画像情報、又は後の静止画像若しくは後の動画像へ切り替えを行う後画像情報を受け付けることにより、表示部2109へ出力する静止画像若しくは動画像を制御する。
(7)入力部2108
入力部2108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部2108は、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を制御部2107へ出力する。入力部2108は、画像データ要求情報を受け付けると、さらに、地域コードをも受け付け、受け付けた地域コードも画像データ要求情報と併せて、制御部2107へ出力する。
さらに、入力部2108は、前画像情報を受け付け、受け付けた前画像情報を制御部2107へ出力する。また、入力部2108は、後画像情報を受け付け、受け付けた後画像情報を制御部2107へ出力する。
(8)表示部2109
表示部2109は、制御部2107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
表示部2109は、制御部2107より一覧リストを受け取ると、受け取った一覧リストを表示する。
さらに、表示部2109は、制御部2107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。
2.4 ブックマークシステム2の動作
ここでは、ブックマークシステム2の動作について説明する。
2.4.1 BM登録処理の動作
ここでは、ブックマーク情報の登録を行うBM登録処理の動作について、図44に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000の情報生成部2030は、利用者よりリモコン2300を介して、BM開始情報を受け付けると、予め記憶しているBM画面データを再生部2003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する(ステップS2000)。再生部2003は、情報生成部2030から受け取ったBM画面データに基づいてBM画像を、出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2005)。
情報生成部2030は、ユーザよりリモコン2300を介して受信した情報が、ブックマーク指示情報であるか否かを判断する(ステップS2010)。
ブックマーク指示情報であると判断する場合には(ステップS2010における「YES」)、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部2003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する(ステップS2015)。
情報生成部2030は、再生部2003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する(ステップS2020)。さらに、情報生成部2030は、再生部2003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する(ステップS2025)。
さらに、情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、識別名を受信する(ステップS2030)。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する(ステップS2035)。このとき、地域コードには何も記録されていない。なお、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、ステップS2035では、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
ブックマーク情報の生成後、再生装置2000は、生成したブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得し、記録する画像データ取得処理を行う(ステップS2040)。
情報生成部2030は、受信した情報がブックマーク指示情報でないと判断する場合には(ステップS2010における「NO」)、受信した情報が右移動情報であるか否かを判断する(ステップS2045)。
右移動情報であると判断する場合には(ステップS2045における「YES」)、現在表示中のBM画像において、ブックマークの対象の項目を、現在の対象項目から右の項目へと変更し(ステップS2050)、右移動情報でないと判断する場合には(ステップS2045における「NO」)、現在表示中のBM画像において、ブックマークの対象の項目を、現在の対象項目から左の項目へと変更する(ステップS2055)。次に、情報生成部2030は、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新し(ステップS2060)、ステップS2005へ戻る。
2.4.2 画像データ取得処理
ここでは、再生装置2000にて行われる画像データ取得処理について、図45に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000のデータ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応するBM対象コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より取得する(ステップS2100)。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて受信したブックマーク指示情報に含まれる命令が第1登録指示命令であるか否かを判断する(ステップS2105)。
第1登録指示命令であると判断する場合には(ステップS2105の「YES」)、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する(ステップS2110)。「音楽」であると判断する場合には(ステップS2110の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS2115)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS2120)。なお、ステップS2115においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
次に、再生装置2000の書込部2032は、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報と対応付けて、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT2000、人物情報テーブルT2001、文字情報テーブルT2002及びキャプチャ情報テーブルT2003のうちの何れかに記録する情報格納先処理を行う(ステップS2125)。なお、動画像を記憶する場合には、動画像に係る音声データをも記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS2110の「NO」)、「人物」であるか否かを判断する(ステップS2130)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS2130の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS2135)、ステップS2125を行う。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS2130の「NO」)、「文字」であるか否かを判断する(ステップS2140)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS2140における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS2145)、ステップS2125を行う。
「文字」でないと判断する場合(ステップS2140における「NO」)、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS2150)、ステップS2125を行う。
データ取得部2031は、第1登録指示命令でないと判断する場合には(ステップS2105における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報生成部2030の対象記憶領域に記憶されている情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てを取得、つまり動画像を取得し(ステップS2155)、ステップS2125を行う。
なお、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
2.4.3 ブックマーク情報格納処理の動作
ここでは、再生装置2000にて行われる情報格納処理の動作について、図46に示す流れ図を用いて説明する。
書込部2032は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS2300)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS2300における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を音楽フォルダ2020へ書き込み(ステップS2305)、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS2300における「NO」)、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS2310)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS2310における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を人物フォルダ2021へ書き込み(ステップS2315)、「人物」でないと判断する場合には(ステップS2310における「NO」)、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS2320)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS2320における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を文字フォルダ2022へ書き込み(ステップS2325)、「文字」でないと判断する場合(ステップS2320における「NO」)、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像をキャプチャフォルダ2023へ書き込む(ステップS2330)。
なお、書込部2032は、動画像を対応するフォルダに書き込む場合には、音声データをも書き込む。
2.4.4 第1表示処理の動作
ここでは、再生装置2000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図47に示す流れ図を用いて説明する。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、表示開始情報を受け取ると(ステップS2400)、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために格納先リスト生成し、生成した格納先リストを出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2405)。
データ読出部2005は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る(ステップS2410)。
さらに、データ読出部2005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を全て取得し、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2415)。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択識別名情報を受け取ると(ステップS2420)、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する(ステップS2425)。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出し(ステップS2430)、読み出した静止画像若しくは動画像を、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2435)。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データを、出力部2007を介してモニタ11から出力する。
なお、上記に示す表示処理は、再生装置2000とリモコン2300との間における動作について説明したが、再生装置2000と携帯電話機2100との間における動作についても、上記に示す動作と同様であり、各種情報の経路が異なるだけである。データ読出部2005がリモコン2300より受け取っている各種情報は、携帯電話機2100から公衆無線通信網、インターネット及び送受信部2009を介して、データ読出部2005により受信され、データ読出部2005が、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11へ表示している情報は、インターネット、公衆無線通信網及び送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信される。
2.4.5 第2表示処理の動作
ここでは、再生装置2000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図48に示す流れ図を用いて説明する。
データ読出部2005は、画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受信すると(ステップS2500)、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する(ステップS2505)。
データ読出部2005は、取得した全てのブックマーク情報を用いて、各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を読み出す(ステップS2510)。データ読出部2005は、読み出した各画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する(ステップS2515)。
2.5 まとめ
以上、説明したように本発明によれば、再生装置は、コンテンツの再生中にリモコンによりブックマークの指示を受け付けると、ブックマーク情報を生成、及び生成したブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得し、生成したブックマーク情報と、取得した静止画像若しくは動画像とを対応付けて記憶することで、後日、リモコン若しくは携帯電話機から指示を受け付けることにより、再生装置は、記憶しているブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
また、ブックマークの登録時に利用者がブックマークしたい画像データと実際にブックマークされた画像データとが、ブックマーク指示情報の送信から受信までに要する時間の影響により異なる場合が考えられるが、上記に示した再生装置は、画像データ取得時に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のうちで、付加情報に示される情報に対応する認識処理を実行することにより、利用者が希望する画像データを正確に取得し、取得した画像データを記憶することができる。
また、再生装置は、生成したブックマーク情報を内容に応じて、フォルダへ自動に振分けるため、ブックマーク情報の整理が簡単にできる。
2.6 画像取得の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を作成した際に、対応する静止画像若しくは動画像を取得し、ブックマーク情報と対応付けて記憶したが、ここでは、表示の要求があった際にブックマーク情報に対する画像の取得を行う場合の変形例について説明する。
本変形例における再生装置3000について、以下に説明する。
なお、リモコン及び携帯電話機は、上記にて示すリモコン2300及び携帯電話機2100と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、以降では、モニタ11、リモコン2300及び携帯電話機2100を用いて説明を行う。
2.6.1 再生装置3000
再生装置3000は、図49に示すように、番組コンテンツ記憶部3001、ブックマーク記憶部3002、再生部3003、登録部3004、取得部3005、削除部3006、出力部3007、受信部3008及び送受信部3009から構成されている。
再生装置3000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置3000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部3001
番組コンテンツ記憶部3001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部2001と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部3002
ブックマーク記憶部3002は、上記にて示すブックマーク記憶部2002と同様のフォルダ構成を有している。上記第2実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記第2実施の形態にて示すデータに、さらに、コーナー検出の行うか否かを示すフラグを含む点である。
ここで、図50に音楽フォルダにて記憶されている音楽情報テーブルT3000の一例を示す。
音楽情報テーブルT3000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード、コーナー検出及び付加情報である。
コーナー検出は、コーナー検出を行うか否かを示すフラグであり、値「1」はコーナー検出を行う旨を示し、値「0」はコーナー検出を行わないで、付加情報に対応する加増の取得を行う旨を示す。残りの項目については、上記第2実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
また、他のフォルダにて記憶されている各テーブルの構成は、音楽情報テーブルT3000の構成と同様であるため、説明は省略する。
(3)再生部3003
再生部3003は、上記にて示す再生部2003と同様であるため、説明は省略する。なお、以降において、BM画像M2000を用いて、説明を行う。
(4)登録部3004
登録部3004は、情報生成部3030及び書込部3032から構成されている。以下において、情報生成部3030及び書込部3032について説明する。
(a)情報生成部3030
情報生成部3030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
情報生成部3030は、再生部3003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
情報生成部3030は、番組コンテンツの再生中に、受信部3008を介してリモコン2300から、BM開始情報を受信すると、予め記憶しているBM画面データを再生部3003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する。
情報生成部3030は、受信部3008を介してリモコン2300から、右移動情報及び左移動情報を受信すると、受信した情報に応じて、太枠で囲まれる項目を変更し、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新する。
情報生成部3030は、BM画像M2000を表示中に、受信部3008を介してリモコン2300から、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報、第2登録指示命令を含むブックマーク情報、第2登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報及び第1登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報のうち何れかを受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)及び地域コードを受け取る情報受取部が構成されることになる。
情報生成部3030は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部3003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。情報生成部3030は、再生部3003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する。さらに、情報生成部3030は、再生部3003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、情報生成部3030は、受信部3008を介してリモコン2300から、識別名を受信する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
(b)書込部3032
書込部3032は、情報生成部3030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部3002内のフォルダへ書き込む。
(5)取得部3005
取得部3005は、情報取得部3040及びデータ取得部3041から構成されている。以下において、情報取得部3040及びデータ取得部3041について説明する。
(a)情報取得部3040
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部3007を介してモニタ11にて表示する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部3008を介して、受け取る。
さらに、情報取得部3040は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
情報取得部3040は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部3007を介してモニタ11にて表示する。
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、ブックマークされた画像の出力要求を受け取る要求受取部が構成されることになる。
情報取得部3040は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部3002より取得する。
また、情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、表示開始情報を受け取ると、格納先リストを生成して、生成した格納先リストを、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、受け取ると、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
情報取得部3040は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。
情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。
情報取得部3040は、画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、受信すると、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。
(b)データ取得部3041
データ取得部3041は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」、「キャプチャ認識処理」及び「コーナー認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得する。このとき、後述する番組コンテンツの削除により、CH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合があるため、CH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合には、複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれる表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。
データ取得部3041は、取得したブックマーク情報に含まれるコーナー検出のフラグの値が「0」であるか否かを判断する。
値が「0」であると判断する場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像をコピーにより取得する。動画像を取得する際には、その音声をも、コピーにより取得する。なお、取得方法については、上記第2の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
値が「0」でない、つまり値が「1」であると判断する場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、付加情報にて示される情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出されたコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する。
なお、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報が複数ある場合には、上記動作を取得した数分繰り返す。
データ取得部3041は、表示開始情報をリモコン2300より受け取った場合には、取得した画像を、再生部3003及び出力部3007を介してモニタ11にて表示する。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データを、再生部3003及び出力部3007を介してモニタ11から出力する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力する出力部が構成されることになる。
データ取得部3041は、表示開始情報を携帯電話機2100より受け取った場合には、取得した画像を、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。また、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。これにより、ブックマーク記憶部3002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ取得部3041は、画像データ要求情報を携帯電話機2100より受け取った場合には、取得した各画像を、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。
(6)削除部3006
削除部3006は、データ取得部3041と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
削除部3006は、リモコン2300より受信部3008を介して、番組コンテンツ記憶部3001に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。
削除部3006は、番組コンテンツ記憶部3001より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、ブックマーク記憶部3002より、番組IDと一致する番組IDを含むブックマーク情報を全て取得する。
削除部3006は、取得した番組コンテンツ及びブックマーク情報とを用いて、以下に記述する削除方法を取得したブックマーク情報の数分繰り返す。
<削除方法>
削除部3006は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを取得し、さらに、取得した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データを取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、さらに、検出した人物先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるブックマーク表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、さらに、検出した文字先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるブックマーク表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、さらに、検出したキャプチャ先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなるキャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ここで、以降において、音楽用音声画像データ、人物用音声画像データ、文字用音声画像データ及びキャプチャ用音声画像データを、説明上区別する必要がない場合には、総称して音声画像データと呼ぶ。
削除部3006は、上記の動作を、ブックマーク記憶部3002より取得した全てのブックマーク情報に対して行った後、番組コンテンツを消去する。
削除部3006は、一時的に記憶している音声画像データを、番組コンテンツ記憶部3001に記憶する。このとき、録画開始時刻は、BM表示時刻にて示される日付及び時刻となる。
これにより、番組コンテンツが削除された後も、ブックマークされた画像データが存在する付近の画像データ及び音声データが保存されているため、参照が可能となる。
なお、上述したブックマーク記憶部3002、書込部3032、データ取得部3041及び削除部3006から、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。書込部3032がブックマーク情報を書き込む書込部を構成する。削除部3006における削除指示情報を受け付ける動作が削除受取部を構成し、削除指示情報を受け取った後、音声画像データを取得する動作が第1取得部を構成し、音声画像データを番組コンテンツ記憶部3001に記憶する動作が記録部を構成し、ブックマーク記憶部3002より取得した全てのブックマーク情報に対して音声画像データの取得を行った後、番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より削除する動作が削除部を構成する。さらに、データ取得部3041における静止画像の取得、若しくは動画像及び音声の取得を行う動作が第2取得部を構成する。
(7)出力部3007
出力部3007は、上記にて示す出力部2007と同様であるため、説明は省略する。
(8)受信部3008
受信部3008は、上記にて示す受信部2008と同様であるため、説明は省略する。
(9)送受信部3009
送受信部3009は、上記にて示す送受信部3009と同様であるため、説明は省略する。
2.6.2 BM登録処理の動作
ここでは、再生装置3000にて行われるBM登録処理について、図44にて示すBM登録処理との変更点のみ、説明する。
変更箇所はステップS2040であり、画像データ取得処理から、図47にて示す情報格納処理へと変更する。ただし、各フォルダへ格納するのは、生成したブックマーク情報のみである。
また、ステップS2035では、以下の動作にてブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部2030は、第1登録指示命令と地城コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
2.6.3 第1表示処理の動作
ここでは、再生装置3000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図48に示す第1表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2430であり、後述する画像データ処理へと変更する。
2.6.4 第2表示処理の動作
ここでは、再生装置3000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図49に示す第2表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2510であり、後述する画像データ処理へと変更する。
なお、第2表示処理においては、ステップS2505にて取得したブックマーク情報が複数ある場合には、画像データ取得処理を取得したブックマーク情報の数分繰り返す。
2.6.5 画像データ取得処理
ここでは、第1及び第2表示処理にて行われる画像データ取得処理について、図51に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置3000のデータ取得部3041は、情報取得部3040にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応するBM対象コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得する番組コンテンツ取得処理を行う(ステップS3000)。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報に含まれるコーナー検出のフラグが「0」であるか否かを判断する(ステップS3005)。
「0」であると判断する場合には(ステップS3005の「YES」)、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する(ステップS3010)。「音楽」であると判断する場合には(ステップS3010における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS3015)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS3020)。なお、ステップS3015においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをもコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS3010における「NO」)、「人物」であるか否かを判断する(ステップS3025)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3025の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得する(ステップS3030)。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS3025における「NO」)、「文字」であるか否かを判断する(ステップS3035)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3035における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得する(ステップS3040)。
「文字」でないと判断する場合(ステップS3035における「NO」)、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得する(ステップS3045)。
データ取得部3041は、フラグが「0」でない、つまり「1」であると判断する場合には(ステップS3005における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれる付加情報にて示される情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する(ステップS3050)。
なお、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
2.6.6 番組コンテンツ取得処理
ここでは、図51に示す画像データ取得処理のステップS3000にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図52に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報のCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より、少なくとも1つ以上取得する(ステップS3100)。次に、取得した番組コンテンツが1つであるか否かを判断する(ステップS3105)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には(ステップS3105における「YES」)、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には(ステップS3105における「NO」)、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS3110)。
2.6.7 削除処理
ここでは、再生装置3000にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図53及び図54に示す流れ図を用いて説明する。
削除部3006は、削除指示情報を受け取ると(ステップS3200)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得し、さらに、番組IDと対応するブックマーク情報を全てブックマーク記憶部3002より取得する(ステップS3205)。
取得した全てのブックマーク情報のうち1つのブックマーク情報に対して、ブックマーク情報に含まれる付加情報が音楽であるか否かの判断を行う(ステップS3210)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS3210における「YES」)、削除部3006は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS3215)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3220)。
「音楽」でないと判断する場合には(ステップS3210における「NO」)、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS3225)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3225における「YES」)、削除部3006は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS3230)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3235)。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS3225における「NO」)、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS3240)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3240における「YES」)、削除部3006は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS3245)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3250)。
「文字」でないと判断する場合(ステップS3240における「NO」)、つまり、付加情報が「キャプチャ」であると判断する場合には、削除部3006は、キャプチャ認識処理を実行して、キャプチャ先頭フレームを検出し(ステップS3255)、検出したキャプチャ先頭フレームを用いて、キャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3270)。
削除部3006は、ステップS3205にて取得したブックマーク情報のうちで、ステップS3210からステップS3260までの処理がされていないブックマーク情報が存在するか否かを判断する(ステップS3265)。
ブックマーク情報が存在すると判断する場合には(ステップS3265における「YES」)、処理がされていないブックマーク情報を取得し(ステップS3270)、ステップS3210に戻り、取得したブックマーク情報に対して、ステップS3210以降の動作を行う。
削除部3006は、ステップS3210からステップS3260までの処理がされていないブックマーク情報が存在しない、つまり、ステップS3205にて取得した全てのブックマーク情報に対してステップS3210からステップS3260までの処理がされていると判断する場合には(ステップS3265における「NO」)、番組コンテンツを消去し(ステップS3275)、一時的に記憶している音声画像データを番組ID、CH番号、BM表示時刻と対応付けて番組コンテンツ記憶部3001へ記憶する(ステップS3280)。
2.7 その他の変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生装置2000は、ブックマークの指示を番組コンテンツの再生中に受け取ったが、これに限定されない。再生装置2000は、ブックマーク情報に対応する動画像の再生中に、ブックマークの指示を受け取ってもよい。例えば、第2登録指示命令を含むブックマーク指示により、検出された動画像、つまり、1コーナー分の動画像を再生中に、ブックマークの指示を受け付けてもよい。
このとき、再生装置2000は、BM表示時刻として、認識処理(例えば、コーナー認識処理)にて取得した先頭フレームに対する放送時刻を記録する。再生装置2000は、動画像の再生中に、ブックマーク指示情報を受け付けると、再生中の動画像に対応するBM表示時刻から、ブックマークされた放送時刻を算出し、さらに、再生中の動画像に対応するブックマーク情報からCH番号、番組IDを取得する。また、再生装置2000は識別名を受け取り、算出された放送時刻、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。さらに、再生装置2000は、算出された放送時刻と、対象記憶領域にて記憶している情報に対応する認識処理とを用いて、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得する。再生装置2000は、取得した静止画像若しくは動画像と、生成したブックマーク情報とを対応付けて記憶する。なお、ブックマーク指示情報に地域コードが含まれている場合には、再生装置2000は、算出された放送時刻と、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、ブックマーク情報に含まれる地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。
これにより、再生装置2000は、動画像の再生中にブックマークを行うことが可能となる。
(2)上記(1)における動作を、再生装置3000に適用してもよい。
このとき、再生装置3000は、表示要求により、ブックマーク情報に対応する動画像を再生する場合には、認識処理にて取得した先頭フレームの放送時刻を算出し、一時的に記憶しておく。再生装置3000は、ブックマーク指示情報を受け取ると、記憶している放送時刻を用いて、ブックマーク指示情報を受け取った時点での放送時刻を算出し、さらに、再生中の動画像に対応するブックマーク情報からCH番号、番組IDを取得する。また、再生装置2000は識別名を受け取り、算出された放送時刻、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成し、記憶する。なお、ブックマーク指示情報に地域コードが含まれている場合には、再生装置3000は、算出された放送時刻と、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、ブックマーク情報に含まれる地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。
(3)上記に示すリモコン2300において、左ボタン2313及び右ボタン2314を用いて、ブックマークの対象を変更したが、これに限定されない。リモコン2300は、左ボタン2313及び右ボタン2314の代わりに、ブックマークの対象を示すボタン、例えば、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンを備えてもよい。
このとき、リモコン2300は、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンのうち何れかが押下されると、第1登録指示情報と、対応情報とを含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。なお、対応情報は、第1の実施の形態にて示す対応情報と同様であるため、説明は省略する。
リモコン2300は、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンのうち何れかが押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第1登録指示情報と、対応情報と、地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
再生装置2000の情報生成部2030は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取ったブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる他の要素は、上記実施の形態にて示す動作にて取得する。
以降における動作は、上記実施の形態にて示す動作と同様であるため、説明は省略する。
(4)上記実施の形態において、ブックマークシステムは、再生装置2000と携帯電話機2100とから構成されるとしたが、これに限定されない。ブックマークシステムは、再生装置からのみなるとしてもよい。この場合、再生装置は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報及び第2登録指示命令を含むブックマーク情報のうち何れかをリモコンから受け取り、ブックマーク情報に係る画像を表示する場合には、表示開始情報をリモコンからのみ受け取る。
(5)再生装置2000は、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する際に、認識処理を施して、BM表示時刻より前に位置する先頭フレームを検出したが、これに限定されない。BM表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(6)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
3.変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生する番組コンテンツは再生装置にて記憶されていたが、これに限定されない。再生する番組コンテンツは、サーバ型放送により配信されてもよい。このとき、番組コンテンツを配信するサーバと再生装置との間で、ブックマークの登録及びブックマーク情報に係る画像の送受信を行ってもよい。
(2)上記実施の形態では、ブックマーク情報の生成時に、生成したブックマーク情報に対応する画像を取得する際に、コーナー認識処理若しくは付加情報に対応する認識処理を施して画像を取得したが、これに限定されない。
再生装置は、再生した画像を、所定容量からなるバッファに格納する機能を備え、ブックマークの指示があった場合には、バッファにて記憶されている1以上の画像を、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像として、ブックマーク情報と対応付けて記憶するようにしてもよい。
(3)上記実施の形態において、ブックマーク情報に対応する画像を携帯電話機に送信した場合に、携帯電話機は、当該携帯電話機内のメモリや着脱可能な記録媒体(例えば、SDカード)に、受信した画像を記録してもよい。
(4)本発明において、図2、図10、図22、図24、図28、図32、図42及び図49に示す破線で囲んだ機能ブロックの一部、又は全てを、集積回路であるLSIにて実現してもよい。これらの機能ブロックは、個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
ここでは、録画再生装置の制御を行う集積回路として、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Program mable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。このような技術には、バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
(5)本発明において、ブックマーク情報に対応する情報として、静止画像若しくは動画像を取得したが、これに限定されない。ブックマーク情報に対応する情報として音声データのみを取得するようにしてもよい。この場合、例えば、上記の実施の形態では、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」である場合には、取得する情報として、音声のみを取得することになる。
(6)本発明において、ブックマークの指示がなされた時点までの経過時間を算出するために、番組コンテンツの再生開始からのフレームの数をカウントしたが、これに限定されない。タイマーを用いて、番組コンテンツの再生開始からの経過時刻を計時してもよい。
この場合、再生装置は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取った時点において、計時されている時刻を経過時刻として取得する。
(7)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(8)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
産業上の利用の可能性
上記にて示したブックマークシステムは、再生装置及び携帯端末機を製造及び販売する産業において、経営的、つまり反復的かつ継続的に利用されうる。
1.1 ブックマークシステム1の構成
図1は、ブックマークシステム1の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム1は、携帯電話機100と、テレビ10と接続された再生装置200とから構成される。再生装置200の一例は、DVDレコーダである。
再生装置200は、放送局から放送される番組コンテンツを録画し、録画した番組コンテツの再生を行う。このとき、番組コンテンツは、番組コンテンツが放送されたチャンネル番号(以下、「CH番号」という。)と、番組コンテンツを識別する番組IDと、番組コンテンツの録画が開始された録画開始時刻と対応付けられている。
携帯電話機100と再生装置200とは、赤外線通信による双方向通信及びインターネットによる通信が可能である。
携帯電話機100は、再生装置200と赤外線通信を行うことにより、再生装置200にて録画した番組コンテンツをテレビ10にて再生中に、後で参照したい画像データに係る情報の登録を行う旨の情報を送信し、再生装置200よりその画像データに係る情報を受信し、記憶する。ここで、後で参照する画像データを指定することをブックマーク(BookMark)と呼ぶ。
さらに、携帯電話機100は、記憶しているブックマークされた画像データに係る情報を、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置200へ送信して、再生装置200より当該ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を受信し、表示する。
1.2 携帯電話機100の構成
ここでは、携帯電話機100の構成について説明する。
携帯電話機100は、携帯型の通信端末装置であって、図2に示すように、ブックマーク記憶部101、地域情報記憶部102、無線部103、ベースバンド信号処理部104、スピーカー105、マイク106、制御部107、入力部108、表示部109及び送受信部110から構成されている。
携帯電話機100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機100は、その機能を達成する。
(1)ブックマーク記憶部101
ブックマーク記憶部101は、図3に示すように、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123を有している。
<音楽フォルダ120>
音楽フォルダ120は、図4に一例として示すように、音楽情報テーブルT100を有している。
音楽情報テーブルT100は、識別名、BM(BookMark)用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる情報をブックマーク情報という。
識別名は、記憶しているブックマーク情報を識別する名称である。BM用表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。BM用CH番号は、ブックマークを行った番組コンテンツに対応するCH番号であり、BM用番組IDは、ブックマークを行った番組コンテンツに対応する番組IDである。地域コードは、地域を識別する情報であり、その地域の電話番号の市外局番と対応している。付加情報は、ブックマークの対象を示す情報である。
ここで、地域コードは、必ず記録される情報ではなく、必要に応じて記録される。
なお、音楽情報テーブルT100における付加情報は、常に「音楽」となる。また、BM用番組IDは、後述する再生装置200にて記憶している番組IDと同一のものである。
また、ブックマークの対象は、人の知覚によって認知されるオブジェクトであり、ブックマークの対象を示す情報とは、人の知覚によって認知されるオブジェクトの種類を示す。付加情報が「音楽」である場合には、ブックマークの対象が、出力された音声であり、その音声は、人の聴覚によって認知されるオブジェクトである。
<人物フォルダ121>
人物フォルダ121は、図5に一例として示すように、人物情報テーブルT101を有している。
人物情報テーブルT101のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、人物情報テーブルT101における付加情報は、常に「人物」となる。付加情報が「人物」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像の一部を構成する人物画像であり、その人物画像は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
<文字フォルダ122>
文字フォルダ122は、図6に一例として示すように、文字情報テーブルT102を有している。
文字情報テーブルT102のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、文字情報テーブルT102における付加情報は、常に「文字」となる。付加情報が「文字」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像の一部を構成する文字であり、その文字は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
<キャプチャフォルダ123>
キャプチャフォルダ123は、図7に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT103を有している。
キャプチャ情報テーブルT103のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、キャプチャ情報テーブルT103における付加情報は、常に「キャプチャ」となる。付加情報が「キャプチャ」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像であり、その画像は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
(2)地域情報記憶部102
地域情報記憶部102は、図8に一例として示すように、地域情報テーブルT110を有している。
地域情報テーブルT110は、位置及び地域コードからなる組を1以上記憶するための領域を備えている。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT100の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(3)無線部103
無線部103は、アンテナ300を備えており、無線信号の送受信を行う。
(4)ベースバンド信号処理部104
ベースバンド信号処理部104は、無線部103より受け取った信号をスピーカー105へ出力するための信号処理や、マイク106より受け取った音声を無線部103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を無線部103を介して受け取ると、受け取った情報を制御部107へ出力する。さらに、ベースバンド信号処理部104は、制御部107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー105へ出力するための信号処理をも行う。
(5)スピーカー105
スピーカー105は、ベースバンド信号処理部104にて処理された信号を音声として出力する。
(6)マイク106
マイク106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部104へ出力する。
(7)制御部107
制御部107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
<ブックマーク情報の登録>
制御部107は、ブックマーク情報の登録を行うことを示すブックマーク指示情報を入力部108より受け取る。また、制御部107は、入力部108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。ここで、ブックマーク指示情報は、対応情報を含み、対応情報とは、ブックマークの対象を示す情報であり、「人物」、「音楽」、「文字」及び「キャプチャ」のうち何れかを示す。例えば、ブックマークの対象が、人物である場合には、対応情報は「人物」を示し、音楽である場合には、対応情報は「音楽」を示し、文字である場合には、対応情報は「文字」を示し、キャプチャである場合には、対応情報は「キャプチャ」を示す。なお、「文字」にて指定される情報とは、例えば、テロップ表示されている文字列を示す。次に、制御部107は、受け取ったブックマーク指示情報を赤外線通信により、再生装置200へ送受信部110を介して送信する。また、制御部107は、送信したブックマーク指示情報を一時的に記憶する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を送信する情報送信部が構成されることになる。
制御部107は、送受信部110を介して再生装置200より、BM用表示時刻と、BM用CH番号と、BM用番組IDとからなる番組情報を受信し、さらに、入力部108より識別名を示す識別名情報を受け取る。これにより、BM用表示時刻を含む番組情報を受信する時刻受信部が構成されることになる。
制御部107は、識別名情報と、受信した番組情報と、地域コード情報と、一時的に記憶しているブックマーク指示情報に含まれる対応情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる地域コードは、入力部108より、ブックマーク指示情報と併せて地域コード情報を受け取った場合にのみ記録される。
制御部107は、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT100、人物情報テーブルT101、文字情報テーブルT102及びキャプチャ情報テーブルT103のうちの何れかに、生成したブックマーク情報を記録する。つまり、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報が、音楽である判断する場合には、生成したブックマーク情報を音楽情報テーブルT100へ記録し、人物であると判断する場合には、生成したブックマーク情報を人物情報テーブルT101へ記録し、文字であると判断する場合には、生成したブックマーク情報を文字情報テーブルT102へ記録し、キャプチャであると判断する場合には、生成したブックマーク情報をキャプチャ情報テーブルT103へ記録する。これにより、ブックマーク記憶部101へ、ブックマーク情報を書き込む情報書込部が構成されることになる。
<指定表示>
制御部107は、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を入力部108より受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促す選択指示情報を表示部109へ出力し、選択された格納先の情報を入力部108より受け取る。ここで、選択された格納先の情報とは、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123のうち何れかのフォルダを示す情報である。
さらに、制御部107は、選択された格納先の情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。例えば、選択された格納先の情報が、人物フォルダを示す場合には、制御部107は、ブックマーク記憶部101の人物フォルダ121に記録されている全てのブックマーク情報より、識別名「人物A」及び「人物B」を取得する。
制御部107は、取得した全ての識別名からなる一覧情報を生成し、生成した一覧情報を表示部109へ出力する。例えば、取得した識別名が、「人物A」及び「人物B」である場合には、「人物A」及び「人物B」からなる一覧情報を生成する。
制御部107は、入力部108より、選択された識別名の情報を受け取ると、受け取った識別名の情報に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得する。例えば、選択された識別名の情報が「人物B」を示す場合には、制御部107は、ブックマーク記憶部101の人物フォルダ121より、識別名「人物B」を含むブックマーク情報を取得する。
制御部107は、取得したブックマーク情報と、受け取った表示開始情報とを無線部103を介して再生装置200へ、公衆無線通信網及びインターネットを利用して送信する。
以上により、ブックマーク情報と、表示の指示を示す情報を送信する指示送信部が構成されることになる。
制御部107は、送信したブックマーク情報に係る静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、無線部103を介して再生装置200より、インターネット及び公衆無線通信網を利用して受信する。また、動画像の画像データを受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを受信するコンテンツ受信部が構成されることになる。
制御部107は、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部109を介して表示する。また、動画像に係る音声データをも受信した場合には、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部104を介してスピーカー105へ出力する。これにより、制御部107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
以上により、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力するコンテンツ出力部が構成されることになる。
<地域表示>
制御部107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部102より取得する。これにより、地域コードを取得する識別子取得部が構成されることになる。
制御部107は、ブックマーク記憶部101より取得した地域コードと一致する、つまり取得した地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。例えば、現在位置が大阪市である場合には、地域コード「06」を含むブックマーク情報を全て取得する。この場合、文字フォルダ122より識別名が「文字A」、「文字B」及び「文字D」であるそれぞれのブックマーク情報と、キャプチャフォルダ123より識別名が「キャプチャB」であるブックマーク情報とを取得する。これにより、ブックマーク情報を取得する情報取得部が構成されることになる。
制御部107は、取得した全てのブックマーク情報と、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報とを無線部103を介して再生装置200へ、公衆無線通信網及びインターネットを利用して送信する。以上により、上記と同様に指示送信部が構成されることになる。つまり、指示送信部は、ブックマーク情報と表示開始情報と送信する構成部である。
制御部107は、送信したブックマーク情報に係る静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、無線部103を介して再生装置200より、インターネット及び公衆無線通信網を利用して受信する。また、動画像の画像データを受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、上記と同様にコンテンツ受信部が構成されることなる。
受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部109を介して表示する。また、動画像に係る音声データをも受信した場合には、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部104を介してスピーカー105へ出力する。これにより、上記と同様に、コンテンツ出力部が構成されることになる。
なお、制御部107は、複数のブックマーク情報を再生装置200へ送信すると、送信した各ブックマーク情報に係る静止画像を受信、若しくは動画像及び音声を受信することとなる。このとき、入力部108より、前の静止画像若しくは前の動画像へ切り替えを行う前画像情報、又は後の静止画像若しくは後の動画像へ切り替えを行う後画像情報を受け付けることにより、表示部109にて表示する静止画像若しくは動画像を制御する。
(8)入力部108
入力部108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部107へ出力する。また、入力部108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
さらに、入力部108は、識別名情報を受け付けると、受け付けた識別名情報を制御部107へ出力する。
入力部108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部107へ出力し、ブックマーク情報の格納先の選択を受け付ける。次に、入力部108は、選択された格納先の情報を制御部107へ出力し、ブックマークの識別名の選択を受け付け、選択された識別名の情報を制御部107へ出力する。
また、入力部108は、地域表示情報を受け付けると、受け付けた地域表示情報を制御部107へ出力する。さらに、入力部108は、前画像情報を受け付け、受け付けた前画像情報を制御部107へ出力する。また、入力部108は、後画像情報を受け付け、受け付けた後画像情報を制御部107へ出力する。
以上により、受付部が構成されることになる。
(9)表示部109
表示部109は、制御部107より選択指示情報を受け取ると、図9(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部101が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にして表示する。
これにより、携帯電話機100は、利用者へブックマークされた情報の格納先の選択を促すことができ、利用者は表示部109にて表示された番号を入力部108より入力することにより、ブックマークされた情報の格納先を選択することができる。
表示部109は、入力部108にて格納先の選択を受け付け後、制御部107より一覧情報を受け取ると、受け取った一覧情報に含まれる全ての識別名にそれぞれ異なる番号を割り当て、表示の際には、割り当てた番号と識別名とを組にして表示する。例えば、図9(b)は、図9(a)において、格納先として人物フォルダが選択されたときの一覧情報に含まれる全ての識別名を示している。
これにより、携帯電話機100は、利用者へブックマーク情報の選択を促すことができ、利用者は、表示部109にて表示された番号を入力部108より入力することにより、ブックマーク情報を選択することができる。
さらに、表示部109は、制御部107より受け取った静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づいて、静止画像若しくは動画像を表示する。
(10)送受信部110
送受信部110は、制御部107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置200へ送信する。
また、送受信部110は、赤外線通信により再生装置200から情報を受信し、受信した情報を制御部107へ出力する。
1.3 再生装置200の構成
ここでは、再生装置200の構成について説明する。
再生装置200は、図10に示すように、番組コンテンツ記憶部201、検索情報記憶部202、再生部203、登録部204、データ取得部205、削除部206、第1送受信部207及び第2送受信部208から構成されている。
再生装置200は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置200は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部201
番組コンテンツ記憶部201は、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部201に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
例えば、図11に一例として示すように、番組コンテンツ「AAA」は、CH番号「2」、番組ID「020003」、録画開始時刻「2003/08/01 19:00:00」と対応付けられて、記憶されている。
以上により、番組コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶部が構成されることになる。
(2)検索情報記憶部202
検索情報記憶部202は、図12に一例として示すように、検索情報テーブルT200を有している。
検索情報テーブルT200は、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる情報を検索情報という。
検索用表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。検索用CH番号は、ブックマークされた番組コンテンツに対応するCH番号であり、検索用番組IDは、ブックマークされた番組コンテンツに対応する番組IDである。検索用付加情報は、ブックマークの対象を示す情報であり、「音楽」、「人物」、「文字」及び「キャプチャ」のうち何れかが記録されている。
(3)再生部203
再生部203は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
再生部203は、番組コンテンツ記憶部201にて記憶している番組コンテンツの再生を行う。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を、再生情報記憶領域へ記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶しているCH番号、番組ID及び録画開始時刻を消去する。
(4)登録部204
登録部204は、再生部203にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204は、番組コンテンツの再生中に、第1送受信部207を介して携帯電話機100より、赤外線通信を用いて、ブックマーク指示情報を受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を受け取る情報受取部が構成されることになる。
登録部204は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部203にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。登録部204は、再生部203に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマーク指示情報を受け取った時点の画像データの放送時刻を取得する。さらに、登録部204は、再生部203より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
なお、通常NTSC(National Television System Committee)方式で放送されている番組コンテンツは、1秒あたり30フレーム(静止画像)の画像データを含んでいるため、ブックマークされた画像データまでの区間の経過時刻は約33m秒単位で特定できるが、本実施の形態では説明が煩雑になることを避けるため、経過時刻を分秒にて算出し、録画開始時刻に加算するものとする。また、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。
以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
登録部204は、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いて、番組情報を生成し、生成した番組情報を第1送受信部207を介して携帯電話機100へ、赤外線通信を利用して送信する。これにより、放送時刻を含む番組情報を送信する時刻送信部が構成されることになる。
また、登録部204は、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、再生部203より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を検索情報テーブルT200へ書き込む。
ここで、検索情報に含まれる検索用表示時刻と、検索用CH番号と、検索用番組IDと、検索用付加情報とは、携帯電話機100において、送信された番組情報を用いて生成されるブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と、BM用CH番号と、BM用番組IDと、付加情報のそれぞれと一致していることがわかる。なぜなら、検索用表示時刻とBM用表示時刻とは、登録部204にて算出された放送時刻を用いており、検索用CH番号及び検索用番組IDと、BM用CH番号及びBM用番組IDとは、登録部204にて取得したCH番号及び番組IDとを用いており、検索用付加情報と付加情報とは、ブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いているからである。これにより、検索情報とブックマーク情報との対応が可能となる。
(5)データ取得部205
データ取得部205は、携帯電話機100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)及びキャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)を予め記憶している。
ここで、音楽認識処理とは、番組コンテンツにおける音声データにおいて、特徴音が周期的に繰り返す区間である音楽区間の先頭に位置する音楽先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、人物認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻に対応する画像データに示される人物が出現する人物先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、文字認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、テロップが出現する文字先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、キャプチャ認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、時間的に連続して撮影されたフレームの固まりであるシーンが、他のシーンより切り替わった先頭フレームであるキャプチャ先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。なお、以下では、音楽認識処理を行うプログラム、人物認識処理を行うプログラム、文字認識処理を行うプログラム及びキャプチャ認識処理を行うプログラムを、それぞれ音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理という。
データ取得部205は、第2送受信部208を介して携帯電話機100よりブックマーク情報及び表示開始情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得する。このとき、後述する番組コンテンツの削除により、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合があるため、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを複数取得した場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。これにより、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合でも、1つの番組コンテンツを取得することができる。
次に、データ取得部205は、以下に記述する取得方法によって、取得した番組コンテンツより静止画像若しくは動画像を取得する。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
データ取得部205は、取得した静止画像若しくは動画像を画像データとして第2送受信部208を介して、携帯電話機100へ送信する。なお、動画像を送信する際には、動画像に係る音声データをも送信する。
<取得方法>
データ取得部205は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部205は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部205は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得する。
ここで、フレームより前に位置するとは、番組コンテンツの開始位置からBM表示時刻にて示される位置の間に位置することをいう。
(6)削除部206
削除部206は、データ取得部205と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を予め記憶している。
削除部206は、利用者より番組コンテンツ記憶部201に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。
削除部206は、番組コンテンツ記憶部201より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、検索情報記憶部202より、番組IDと一致する検索用番組IDを含む検索情報を全て取得する。
削除部206は、取得した番組コンテンツ及び検索情報とを用いて、以下に記述する削除方法を取得した検索情報の数分繰り返す。
<削除方法>
削除部206は、検索情報に含まれる検索用付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、さらに、検出した人物先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、さらに、検出した文字先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、さらに、検出したキャプチャ先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなるキャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ここで、以降において、音楽用音声画像データ、人物用音声画像データ、文字用音声画像データ及びキャプチャ用音声画像データを、説明上区別する必要がない場合には、総称して音声画像データと呼ぶ。
削除部206は、上記の動作を、検索情報記憶部202より取得した全ての検索情報に対して行った後、番組コンテンツを消去し、一時的に記憶している音声画像データを、番組コンテンツ記憶部201に記憶する。このとき、録画開始時刻は、検索用表示時刻にて示される日付及び時刻となる。
これにより、番組コンテンツが削除された後も、ブックマークされた画像データが存在する付近の画像データ及び音声データが保存されているため、参照が可能となる。
<具体例>
ここで、複数の検索情報に対応する番組コンテンツの削除後、番組コンテンツ記憶部201に記憶される内容について、以下に説明する。
例えば、図11において、番組IDが「100005」である番組コンテンツ「FFF」を削除する場合、先ず、削除部206は、検索情報記憶部202より検索情報400及び401を取得する。取得した検索情報400に含まれる検索用表示時刻を用いて、検索用表示時刻に示される時刻付近のキャプチャ用音声画像データ(以下、「FFF−1」という。)を取得し、取得したFFF−1を番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶し、さらに、取得した検索情報401に含まれる検索用表示時刻を用いて、検索用表示時刻に示される時刻付近のキャプチャ用音声画像データ(以下、「FFF−2」という。)を取得し、取得したFFF−2を番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
次に、削除部206は、番組コンテンツ記憶部201にて記憶している「FFF」と、それに対応する番組ID、CH番号及び録画開始時刻とを消去し、一時的に記憶しているキャプチャ用音声画像データ「FFF−1」及び「FFF−2」を番組コンテンツ記憶部201へ記憶する。
このときの番組コンテンツ記憶部201にて記憶されている内容を図13にて示す。上述したように、番組コンテンツ「FFF」は消去され、「FFF−1」及び「FFF−2」が記憶されている。
(7)第1送受信部207
第1送受信部207は、赤外線通信により携帯電話機100より受信した情報を登録部204へ出力する。
また、第1送受信部207は、登録部204より受け取った情報を携帯電話機100へ、赤外線通信により送信する。
(8)第2送受信部208
第2送受信部208は、インターネットを介して携帯電話機100より受信した情報をデータ取得部205へ出力する。
また、第2送受信部208は、データ取得部205より受け取った情報を携帯電話機100へ、インターネットを介して送信する。
1.4 ブックマークシステム1の動作
ここでは、ブックマークシステム1の動作について説明する。
(1)ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図14に示す流れ図を用いて説明する。
携帯電話機100は、利用者よりブックマーク指示情報を受け付けると、受け付けたブックマーク指示情報を再生装置200へ送信する(ステップS10)。
再生装置200は、携帯電話機100より、ブックマーク指示情報を受信すると、CH番号と、番組IDと、ブックマークされた画像データの放送時刻とを取得し(ステップS15)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS20)。なお、ステップS15における放送時刻は、ブックマーク指示情報を受信した時点までの経過時刻を算出し、算出した経過時刻に、再生中の番組コンテンツの録画開始時刻を加算することにより、取得することができる。
携帯電話機100は、再生装置200より番組情報を受信し、さらに、識別名を入力部108より受け付けると、ステップS10にて受け付けたブックマーク指示情報と、受け付けた識別名と、受信した番組情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する(ステップS25)。次に、携帯電話機100は、ブックマーク情報格納処理により、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報の内容に応じて、生成したブックマーク情報をブックマーク記憶部101へ格納する(ステップS30)。なお、ステップS10において、利用者より地域コード情報をも受け付けた場合にのみ、生成したブックマーク情報に含まれる地域コードに受け付けた地域コード情報にて示される地域コードが記録される。
再生装置200は、ステップS15にて受信したブックマーク指示情報と、ステップS15取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を検索情報記憶部202へ記憶する(ステップS35)。
(2)指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図15に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機100は、利用者より識別名の選択を受け付け、受け付けた識別名に対応するブックマーク情報及び表示開始情報を再生装置200へ送信する(ステップS50)。
再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報及び表示開始情報を受信すると、画像データ取得処理を行うことにより、受信したブックマーク情報と対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する(ステップS55)。
携帯電話機100は、再生装置200より画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像を表示する(ステップS60)。
(3)地域表示時の動作概要
ここでは、地域表示時の動作概要について、図16に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機100は、利用者より地域表示情報を受け付けると、GPS機能を用いて、位置を測定し、測定結果より現在位置する地域の地域コードを取得する(ステップS100)。次に、携帯電話機100は、取得した地域コードを含むブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得し、取得したブックマーク情報及び表示開始情報を再生装置200へ送信する(ステップS105)。
再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、画像データ取得処理を行い、受信したブックマーク情報と対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する(ステップS110)。
携帯電話機100は、再生装置200より画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像を表示する(ステップS115)。
なお、ステップS105おいて、複数のブックマーク情報を取得した場合には、取得した全てのブックマーク情報を再生装置200へ送信し、ステップS110において、受信した各ブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した全ての画像データを送信する。さらに、携帯電話機100は、ステップS115において、前画像情報若しくは後画像情報を受け付けることにより、表示する画像データを制御する。
(4)ブックマーク情報格納処理の動作
ここでは、携帯電話機100にて行われるブックマーク情報格納処理の動作について、図17に示す流れ図を用いて説明する
制御部107は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS200)。
「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報を音楽フォルダ120へ書き込み(ステップS205)、「音楽」でないと判断する場合には、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS210)。
「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報を人物フォルダ121へ書き込み(ステップS215)、「人物」でないと判断する場合には、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS220)。
「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報を文字フォルダ122へ書き込み(ステップS225)、「文字」でないと判断する場合、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報をキャプチャフォルダ123へ書き込む(ステップS230)。
(5)画像データ取得処理
ここでは、再生装置200にて行われる画像データ取得処理について、図18に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部205は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信し(ステップS300)、受信したブックマーク情報を用いて、番組コンテンツ取得処理を行うことにより、受信したブックマーク情報に対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得する(ステップS305)。
次に、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS310)。
「音楽」であると判断する場合には、データ取得部205は、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS315)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS320)。データ取得部205は、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を画像データとして、動画像に係る音声データとともに携帯電話機100へ送信する(ステップS325)。なお、ステップS315においては、取得した音楽先頭フレームの音声データを、コピーにより取得する。
ステップS310にて、「音楽」でないと判断する場合には、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS330)。
「人物」であると判断する場合には、データ取得部205は、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS335)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS340)。
ステップS330にて、「人物」でないと判断する場合には、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS345)。
「文字」であると判断する場合には、データ取得部205は、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS350)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS355)。
ステップS345にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、データ取得部205は、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS360)、取得したキャプチャ先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS365)。
なお、ステップS300にて、複数のブックマーク情報を受信した場合には、ステップS305からステップS365までの動作を受信したブックマーク情報の数分繰り返す。
また、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
(6)番組コンテンツ取得処理
ここでは、図18に示す画像データ取得処理のステップS305にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図19に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部205は、受信したブックマーク情報のBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より、少なくとも1つ以上取得する(ステップS370)。次に、取得した番組コンテンツが1つであるか否かを判断する(ステップS375)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS380)。
(7)削除処理
ここでは、再生装置200にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図20及び図21に示す流れ図を用いて説明する。
削除部206は、削除指示情報を受け取ると(ステップS400)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得し、さらに、番組IDと対応する検索情報を全て検索情報記憶部202より取得する(ステップS405)。
取得した全ての検索情報のうち1つの検索情報に対して、検索情報に含まれる検索用付加情報が音楽であるか否かの判断を行う(ステップS410)。
「音楽」であると判断する場合には、削除部206は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS415)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS420)。
ステップS410にて、「音楽」でないと判断する場合には、検索用付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS425)。
「人物」であると判断する場合には、削除部206は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS430)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。(ステップS435)。
ステップS425にて、「人物」でないと判断する場合には、検索用付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS440)。
「文字」であると判断する場合には、削除部206は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS445)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS450)。
ステップS440にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、検索用付加情報が「キャプチャ」であると判断する場合には、削除部206は、キャプチャ認識処理を実行して、キャプチャ先頭フレームを検出し(ステップS455)、検出したキャプチャ先頭フレームを用いて、キャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS460)。
削除部206は、ステップS405にて取得した検索情報のうちで、ステップS410からステップS460までの処理がされていない検索情報が存在するか否かを判断し(ステップS465)、検索情報が存在すると判断する場合には、処理がされていない検索情報を取得し(ステップS470)、ステップS410に戻り、取得した検索情報に対して、ステップS410以降の動作を行う。
削除部206は、ステップS465にて、ステップS410からステップS460までの処理がされていない検索情報が存在しない、つまり、ステップS405にて取得した全ての検索情報に対してステップS410からステップS460までの処理がされていると判断する場合には、番組コンテンツを消去し(ステップS475)、一時的に記憶している音声画像データを番組ID、CH番号、検索用表示時刻と対応付けて番組コンテンツ記憶部201へ記憶する(ステップS480)。
1.5 まとめ
以上、説明したように本発明によれば、ブックマークシステムは、再生装置にてコンテンツの再生中に携帯電話機を用いて、ブックマークを行い、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を記憶することで、後日、記憶しているブックマーク情報を用いて、携帯電話機にてブックマークされた画像データの表示を行うことができる。
また、再生装置は、携帯電話機より受信したブックマーク情報を用いて、画像データの取得を高速に行うことができる。
また、ブックマークの登録時に利用者がブックマークしたい画像データと実際にブックマークされた画像データとが、ブックマーク指示情報の送信から受信までに要する時間の影響により異なる場合が考えられるが、上記に示した再生装置は、画像データ取得時に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のうちで、付加情報に示される情報に対応する認識処理を実行することにより、利用者が希望する画像データを従来より正確に取得し、取得した画像データを携帯電話機へ送信することができる。
また、携帯電話機は、ブックマークを行う場合に、双方向通信により再生装置からブックマークした画像データの放送時刻や番組ID等の情報を受信することができる。
また、携帯電話機は、生成したブックマーク情報を内容に応じて、フォルダへ自動に振分けるため、ブックマーク情報の整理が簡単にできる。
1.6 ブックマーク情報の格納先の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を携帯電話機にて格納したが、ここでは、ブックマーク情報を再生装置のみに記憶した場合の変形例について説明する。
本変形例における再生装置1000及び携帯電話機1100について、以下に説明する。
1.6.1 再生装置1000
再生装置1000は、図22に示すように、番組コンテンツ記憶部1001、ブックマーク記憶部1002、再生部1003、登録部1004、データ取得部1005、削除部1006、受信部1007及び送受信部1008から構成されている。
再生装置1000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置1000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部1001
番組コンテンツ記憶部1001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部201と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部1002
ブックマーク記憶部1002は、上記にて示すブックマーク記憶部101と同様のフォルダ構成を有している。上記実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記実施の形態にて示すデータに、さらに、携帯電話機を識別する電話機IDを含む点である。
ここで、図23に音楽フォルダにて記憶されている音楽情報テーブルT1000の一例を示す。
音楽情報テーブルT1000は、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード、端末識別子及び付加情報である。
端末識別子は、携帯電話機を識別する電話機IDである。残りの項目については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
また、他のフォルダにて記憶されている各テーブルの構成は、音楽情報テーブルT1000の構成と同様であるため、説明は省略する。
(3)再生部1003
再生部1003は、上記にて示す再生部203と同様であるため説明は省略する。
(4)登録部1004
登録部1004は、再生部1003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部1004は、番組コンテンツの再生中に、受信部1007を介して携帯電話機1100から、ブックマーク指示情報と、携帯電話機1100を識別する電話機IDとを受信する。
登録部1004は、上記にて示す登録部204と同様の動作にて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し、さらに、再生部1003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
これにより、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、登録部1004は、受信部1007を介して携帯電話機1100から、識別名を受信する。
登録部1004は、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。登録部1004は、ブックマーク指示情報を受信後、さらに、地域コードを受信すると、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID、地域コード及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。
以上により、ブックマーク情報を書き込む書込部が構成されることになる。
また、登録部1004において、上記に示すように、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、識別名及び地域コードを受け取る情報受取部も構成されることになる。
(5)データ取得部1005
データ取得部1005は、携帯電話機1100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」及び「キャプチャ認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。また、携帯電話機1100より受信した電話機IDを一時的に記憶するためのID記憶領域を有している。
データ取得部1005は、送受信部1008を介して携帯電話機1100より、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報と、電話機IDとを受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、ブックマーク記憶部1002が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にした格納先リストを生成し、生成した格納先リストを送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。また、受信した電話機IDをID記憶領域に記憶する。なお、格納先リストの画面イメージは、図9(a)と同様であるため、説明は省略する。
データ取得部1005は、選択された格納先を示す選択フォルダ情報を、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、受信する。ここで、選択フォルダ情報は、選択されたフォルダに割り当てられた番号からなる情報である。
さらに、データ取得部1005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。データ取得部1005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。ここで、一覧リストは、各識別名に、異なる番号が割り当てられたリストである。なお、格納先リストの画面イメージは、図9(b)と同様であるため、説明は省略する。
データ取得部1005は、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部1002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
データ取得部1005は、取得したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部1001より取得する。このとき、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを複数取得した場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。
次に、データ取得部1005は、上記にて示す取得方法と同様の方法にて、取得した番組コンテンツより静止画像若しくは動画像を、コピーにより取得する。また、動画像を取得する際には、その音声をもコピーにより取得する。データ取得部1005は、取得した静止画像若しくは動画像に対して、間引き(ディグレード)を行い、携帯電話機1100へ送信する画像の画質を落とす。間引きは、例えば、16ビットのデータを8ビットに変換することにより可能である。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
データ取得部1005は、画質が落とされた静止画像若しくは動画像を画像データとして送受信部1008を介して、携帯電話機1100へ送信する。なお、動画像を送信する際には、動画像に係る音声データをも送信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データを要求する画像データ要求情報と、地域コードと、電話機IDとを、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、受信する。これにより、画像データ要求情報と地域コードを受信する識別子受信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する。
データ取得部1005は、取得した全てのブックマーク情報に対して、各ブックマーク情報に含まれる付加情報に対応する静止画像若しくは動画像を、上記と同様の取得方法にて取得する。データ取得部1005は、上記と同様に、間引きを行い、画質が落とされた各画像を、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。これにより、上記と同様にコンテンツ送信部が構成されることになる。
(6)削除部1006
削除部1006は、上記にて示す削除部206と同様であるため、説明は省略する。
(7)受信部1007
受信部1007は、赤外線通信により携帯電話機1100より受信した情報を登録部1004へ出力する。
(8)送受信部1008
送受信部1008は、インターネットにより携帯電話機1100より受信した情報をデータ取得部1005へ出力する。
また、送受信部1008は、データ取得部1005より受け取った情報を携帯電話機1100へ、インターネットにより送信する。
1.6.2 携帯電話機1100
携帯電話機1100は、図24に示すように、地域情報記憶部1102、無線部1103、ベースバンド信号処理部1104、スピーカー1105、マイク1106、制御部1107、入力部1108、表示部1109、送信部1110及び識別子記憶部1111から構成されている。
携帯電話機1100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機1100は、その機能を達成する。
(1)地域情報記憶部1102
地域情報記憶部1102は、上記にて示す地域情報記憶部102と同様であるため、説明は省略する。
(2)識別子記憶部1111
識別子記憶部1111は、携帯電話機1100を識別する電話機IDを記憶している。
(3)無線部1103
無線部1103は、アンテナ1300を備えており、無線信号の送受信を行う。
(4)ベースバンド信号処理部1104
ベースバンド信号処理部1104は、無線部1103より受け取った信号をスピーカー1105へ出力するための信号処理や、マイク1106より受け取った音声を無線部1103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部1104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を、無線部1103を介して受け取ると、受け取った情報を制御部1107へ出力する。
ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け取ると、受け取った表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を無線部1103、公衆無線通信網及びインターネットを介して、再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、画像データ要求情報を制御部1107から受け取ると、さらに、地域コードをも受け取り、受け取った地域コードも画像データ要求情報と併せて、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー1105へ出力するための信号処理をも行う。
(5)スピーカー1105
スピーカー1105は、上記にて示すスピーカー105と同様であるため、説明は省略する。
(6)マイク1106
マイク1106は、上記にて示すマイク106と同様であるため、説明は省略する。
(7)制御部1107
制御部1107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機1100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、指定表示及び地域表示における制御について、説明する。
<ブックマーク情報の登録>
制御部1107は、ブックマーク指示情報を入力部1108より受け取る。また、制御部1107は、入力部1108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部1108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。
次に、制御部1107は、受け取ったブックマーク指示情報と識別子記憶部1111にて記憶している電話機IDとを赤外線通信により、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。また、制御部1107は、地域コードをも入力部1108から受け取っている場合には、地域コードも併せて、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。
さらに、制御部1107は、入力部1108より識別名を受け取ると、受け取った識別名を赤外線通信により、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。
以上により、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、地城コード及び識別名を送信する情報送信部が構成されることになる。
<指定表示>
制御部1107は、表示開始情報を入力部1108より受け取ると、電話機IDを取得し、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、無線部1103を介して再生装置1000へ、インターネット及び公衆無線通信網を利用して送信する。
制御部1107は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した格納先リストを、表示部1109へ出力する。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
制御部1107は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した一覧リストを、表示部1109へ出力する。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
以上により、指示送信部が構成されることになる。
制御部1107は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信する。また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像及び音声からなる部分コンテンツを受信するコンテンツ受信部が構成されることになる。
制御部1107は、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部1109を介して表示する。また、音声データをも受信した場合には、受信した音声データをベースバンド信号処理部1104を介してスピーカー1105へ出力する。これにより、制御部1107は、受信した動画像の再生を行うことができる。これにより、コンテンツ出力部が構成されることになる。
<地域表示>
制御部1107は、地域表示情報を入力部1108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部1107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する。
制御部1107は、取得した地域コード及び電話機IDと、画像データ要求情報とをベースバンド信号処理部1104へ出力する。
制御部1107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データ基づく静止画像若しくは動画像を、表示部1109を介して表示する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部1104を介してスピーカー1105へ出力する。これにより、制御部1107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
なお、制御部1107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部1108より、前画像情報、又は後画像情報を受け付けることにより、表示部1109にて表示する静止画像若しくは動画像を制御する。
(8)入力部1108
入力部1108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部1108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部1107へ出力する。また、入力部1108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部1107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部1107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
さらに、入力部1108は、識別名情報を受け付けると、受け付けた識別名情報を制御部1107へ出力する。
入力部1108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部1107へ出力する。さらに、入力部1108は、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受け付け、受け付けた選択フォルダ情報及び選択識別名情報を制御部1107へ出力する。
また、入力部1108は、地域表示情報を受け付けると、受け付けた地域表示情報を制御部1107へ出力する。さらに、入力部1108は、前画像情報及び後画面情報を受け付け、受け付けた前画像情報及び後画面情報を制御部1107へ出力する。
以上により、受付部が構成されることになる。
(9)表示部1109
表示部1109は、制御部1107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
表示部1109は、制御部1107より一覧リストを受け取ると、受け取った一覧リストを表示する。
さらに、表示部1109は、制御部1107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。なお、表示部1109にて表示される画像は、再生装置1000にて行われる間引きにより、画質が落とされた画像であることに注意されたい。
(10)送信部1110
送信部1110は、制御部1107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置1000へ送信する。
1.6.3 ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図25に示す流れ図を用いて説明する。
携帯電話機1100は、利用者よりブックマーク指示情報を受け付けると(ステップS1000)、識別子記憶部1111から電話機IDを取得する(ステップS1005)。携帯電話機1100は、ブックマーク指示情報と、電話機IDとを再生装置1000へ送信する(ステップS1010)。なお、ステップS1000にて、ブックマーク指示情報加えて、地域コードをも受け付けた場合には、ステップS1010にて、受け付けた地域コードをも併せて送信する。
再生装置1000は、携帯電話機1100より、ブックマーク指示情報及び電話機IDを受信すると(ステップS1015)、CH番号と、番組IDと、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得する(ステップS1020)。
携帯電話機1100は、さらに、識別名を受け付け、受け付けた識別名を再生装置1000へ送信する(ステップS1025)。
再生装置1000は、携帯電話機1100より識別名を受信し(ステップS1030)、受信した識別名、対応情報及び電話機IDと、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いてブックマーク情報を生成し(ステップS1035)、生成したブックマーク情報を、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報に対応するフォルダへ格納するブックマーク情報格納処理を行う(ステップS1040)。なお、ステップS1015において、携帯電話機1100から地域コード情報をも受信した場合には、再生装置1000は、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID、地域コード及び識別名と、取得した放送時刻と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる対応情報に対応するフォルダへ格納する。
ブックマーク情報格納処理の詳細については、図17に示す動作と同様であるため、説明は省略する。
1.6.4 指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図26に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、表示開始情報を受け取ると(ステップS1100)、電話機IDを取得し(ステップS1105)、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、再生装置1000へ送信する(ステップS1110)。
再生装置1000は、携帯電話機1100より、表示開始情報と電話機IDとを受信すると(ステップS1115)、格納先リストを生成し、生成した格納先リストを携帯電話機1100へ送信し、受信した電話機IDをID記憶領域に記憶する(ステップS1120)。
携帯電話機1100は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した格納先リストを表示する(ステップS1125)。
携帯電話機1100は、ユーザによるキー操作にて、選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報を再生装置1000へ送信する(ステップS1130)。
再生装置1000は、選択フォルダ情報を、携帯電話機1100から受信する(ステップS1135)。
再生装置1000は、さらに、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得して、一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、携帯電話機1100へ送信する(ステップS1140)。
携帯電話機1100は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した一覧リストを表示する(ステップS1145)。
携帯電話機1100は、ユーザによるキー操作にて、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報を再生装置1000へ送信する(ステップS1150)。
再生装置1000は、携帯電話機1100から選択識別名情報を受信すると(ステップS1155)、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部1002より取得する(ステップS1160)。
再生装置1000は、取得したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDを用いて、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する画像データ取得処理を行う(ステップS1165)。
携帯電話機1100は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示する(ステップS1170)。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをも出力する。
1.6.5 地域表示時の動作概要
ここでは、地域表示時の動作概要について、図27に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、地域表示情報を受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定し、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し(ステップS1200)、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する(ステップS1205)。
携帯電話機1100は、取得した地域コード及び電話機IDと、画像データ要求情報とを再生装置1000へ送信する(ステップS1210)。
再生装置1000は、画像データ要求情報と、地域コードと、電話機IDとを、携帯電話機1100から受信すると(ステップS1215)、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する(ステップS1220)。
再生装置1000は、画像データ取得処理を行う(ステップS1225)。
携帯電話機1100は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示する(ステップS1230)。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データを出力する。
なお、ステップS1220おいて、複数のブックマーク情報が取得された場合には、携帯電話機1100は、取得された全てのブックマーク情報に係る静止画像若しくは動画像を再生装置1000から受信する。このとき、前画像情報若しくは後画像情報を受け付けることにより、表示する画像データを制御する。
1.6.6 画像データ取得処理
ここでは、図26に示すステップS1165の画像データ取得処理について、図18に示す画像データ取得処理との変更点のみ説明する。
変更点は、図18におけるステップS300が削除され、ステップS305は、図26にて示すステップS1160にて取得したブックマーク情報を用いて、実行される。なお、ステップS315、S320、S335、S350及びS360にて取得された1以上のフレームは、画質を落とすために間引きされ、ステップS325、S340、S355及びS365では、画質が落とされた画像データが送信される。
また、図27に示すステップS1225の画像データ取得処理についても上記と同様の変更がなされる。ただし、ステップS305以降の動作は、図27にて示すステップS1220にて取得した全てのブックマーク情報を用いて、実行される。
1.6.7 変形例
上記に説明したブックマーク情報の格納先の変形例は、本発明の実施の一例であり、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得るものである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)データ取得部1005にて、ブックマーク情報に係る静止画像若しくは動画像を取得した場合に、画質を落とすために、間引きを行ったが、これに限定されない。
取得した静止画像若しくは動画像に、予め定められた文字(例えば、「サンプル」)を付加して、携帯電話機1100へ送信してもよい。携帯電話機1100は、文字「サンプル」が付加された静止画像若しくは動画像を表示する。
また、再生装置1000は、動画像を送信する場合には、さらに、音質を落とすために、音声データの間引きを行ってもよい。または、動画像を送信する場合には、音声データの間引きのみを行ってもよい。
また、再生装置1000は、送信する静止画像若しくは動画像に有効期限を与えてもよい。このとき、再生装置1000のデータ取得部1005は、取得した画像を送信すると、送信した画像に対する有効期限を、送信した画像に対応するブックマーク情報、電話機ID及び送信した画像を含む番組コンテンツの番組IDと対応付けて、ブックマーク記憶部1002へ記憶しておく。これにより、有効期限をブックマーク記憶部1002へ書き込む期限書込部が構成されることになる。
再生装置1000は、記憶している電話機IDに対応する携帯電話機へ、有効期限内に限り、記憶している同一のブックマーク情報に対する画像を送信する。さらに、再生装置は、記憶している有効期限内において、記憶している番組IDに対応するブックマーク情報に対する画像を、他の携帯電話機へは送信しない。なお、再生装置1000は、記憶している有効期限内において、記憶している番組IDに対応し、且つ記憶しているブックマーク情報とは異なるブックマーク情報に対する画像を、記憶している電話機IDに対応する携帯電話機へは、送信しないようにしてもよいし、送信するようにしてもよい。
(2)上記の変形例では、システムを再生装置1000と携帯電話機1100とからなる構成としたが、これに限定されない。
システムをホームネットワークにて実現してもよい。再生装置1000をホームサーバとして、携帯電話機1100の代わりにクライアント装置(例えば、デジタルテレビ、DVDレコーダ)を用いる。クライアント装置は少なくとも1台以上あり、各クライアント装置には、それぞれを識別する装置識別子が記憶されている。
クライアント装置は、再生装置1000にて記憶されている番組コンテンツを再生し、再生中に、クライアント装置に備え付けられているリモコンを用いて、ユーザの操作により、ブックマーク指示情報を受け付けると、受け付けたブックマーク指示情報と、装置識別子とを再生装置1000へ送信する。ブックマーク情報の登録は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
クライアント装置は、ユーザの操作により、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報と、装置識別子とを再生装置1000へ送信する。以降の動作は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。なお、上記の変形例と異なる点は、インターネット及び公衆無線通信網を利用する代わりに、ホームネットワークを利用する点である。
(3)上記の変形例にて用いた電話機IDの代わりに、ユーザ毎に割り当てられたユーザIDを用いてもよい。携帯電話機1100は、ブックマーク指示情報を再生装置1000へ送信する際に、ユーザIDをも送信する。ブックマーク情報の登録は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
携帯電話機1100は、表示開始情報を再生装置1000へ送信する際に、ユーザIDをも送信する。以降の動作は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
(4)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
1.6.8 まとめ
以上、説明したように、本変形例によると、BM情報を再生装置1000にて一括に管理できる。さらに、再生装置1000は、ブックマーク情報に電話機IDを付加することにより、複数の携帯電話機からのブックマーク指示に対応することができる。
また、再生装置1000は、ブックマーク情報に係る画像を間引きして、画質を落とすことにより、著作権保護上の制限を行うことができる。
1.7 その他の変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説朋してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、ブックマークした画像データを再生装置200より受信し、受信した画像データの表示を行ったがこれに限定されない。受信した画像データを記憶する記憶部を携帯電話機100に備え、当該記憶部に保存してもよい。ここで、記憶部は、携帯電話機100内のメモリや、携帯電話機に着脱可能な記録媒体(例えば、SDカード)である。
(2)上記の実施の形態では、携帯型の通信端末機を携帯電話機としたが、これに限定されない。他の携帯型の通信端末機であってもよい。
例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やブックマークシステムのみに用いられる専用端末機である。
(3)複数の携帯電話機間にて、ブックマーク情報の送受信を行ってもよい。この場合、ブックマーク情報の送受信は、例えば、赤外線通信によって行う。この場合、制御部107内に構成されている情報送信部が、ブックマーク記憶部101にて記憶しているブックマーク情報を、送受信部110を介して他の携帯電話機へ送信する。また、他の携帯電話機よりブックマーク情報を受信する場合には、制御部107内に構成されている時刻受信部が、送受信部110を介して他の携帯電話機より、ブックマーク情報を受信する。また、他の携帯電話機より受信したブックマーク情報を、制御部107内に構成されている情報書込部が、ブックマーク記憶部101へ書き込む。
このときの再生装置200における動作について、携帯電話機100を用いて、以下に説明する。再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用番組IDと一致する番組コンテンツが番組コンテンツ記憶部201に存在するか否かを判断する。存在すると判断する場合には、受信したブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、音声データをも送信する。
番組コンテンツが存在しないと判断する場合には、受信したブックマーク情報に対応する画像データが存在しない旨のメッセージを携帯電話機100へ送信する。
(4)ブックマークの登録を行う場合に、対応情報にて、ブックマークの対象を指定したが、これに限定されない。ブックマークの対象を指定しなくてもよい。
この場合、対応情報は空白となり、携帯電話機100にて生成されるブックマーク情報に含まれる付加情報も空白となる。再生装置200は、付加情報が空白であるブックマーク情報を受信すると、ブックマーク情報に対応する画像データを含むコーナーの検出を行い。検出したコーナーをコピーにより取得する。または、コーナーの検出ではなく、番組コンテンツの開始位置の検索を行ってもよい。
ここで、コーナーとは、特定の内容を持つ映像区間のことである。例えば、CMから番組への切り替わり時から番組からCMへの切り替わり時までの区間である。このとき、商業放送の場合には、1つの番組内において、コーナーに相当する区間が、複数存在し、非商業放送の場合には、1つの番組内において、コーナーに相当する区間が、1つ存在する。また、商業放送及び非商業放送において、通常、コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレーム(例えば、無音フレーム)が放送されている。これにより、番組コンテンツには、少なくとも1つ以上のコーナーが存在し、各コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレームが存在することになる。
(5)再生装置200は、ブックマーク情報を受信した後に、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報に対応する認識処理を実行し、先頭フレームを取得したが、これに限定されない。ブックマーク指示情報の受信後、ブックマーク指示情報に含まれる対応情報に対応する認識処理を実行し、先頭フレームの放送時刻を取得し、取得した放送時刻とブックマーク指示情報とを用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を記憶してもよい。
ここで、対応情報が「音楽」である場合には、音楽認識処理が対応し、「人物」である場合には、人物認識処理が対応し、「文字」である場合には、文字認識処理が対応し、「キャプチャ」である場合には、キャプチャ認識処理が対応している。
(6)ブックマークの登録を録画した番組コンテンツの再生中に行ったが、これに限定されない。番組コンテンツの録画中にブックマークの登録を行ってもよい。
(7)番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与したが、これに限定されない。再生装置200は、放送局より番組のジャンル名、番組名、放送時間等の情報を含む電子番組ガイド(以下、EPG)等のデータ放送を受信し、受信したEPGにおける番組の識別子を番組IDとしてもよい。
(8)ブックマーク登録時に携帯電話機100と再生装置200との通信を赤外線通信としたが、これに限定されない。無線にて通信を行う方法であればよい。
例えば、Bluetoothである。
(9)再生装置200は、画像データ取得時に、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻を用いて、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じた画像データの先頭フレームを取得したが、これに限定されない。BM用表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
また、番組コンテンツの削除を行う場合も同様に、削除情報に含まれる検索用表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(10)携帯電話機100にてブックマークした箇所を表示する場合には、静止画像若しくは動画像を表示したが、これに限定されない。文字データからなる情報を表示してもよい。例えば、文字データからなる情報とは、画像データに含まれるテロップからなる情報であり、再生装置200は、当該テロップにて示される文字データを携帯電話機100へ送信し、携帯電話機100は、受信した文字データを表示する。
または、再生装置200は、ブックマークした箇所に係る情報として、動画像に係る音声データのみを取得し、取得した音声データを携帯電話機100へ送信し、携帯電話機100は、受信した音声データをスピーカー105にて出力してもよい。
(11)検索情報とブックマーク情報とを、ブックマークされた画像データの放送時刻のみで対応付けしてもよい。
このとき、ブックマーク情報は、識別名、BM用表示時刻、地域コード及び付加情報からなり、検索情報は、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報とからなる。
このとき、再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と一致する検索用表示時刻を含む検索情報を取得し、取得した検索情報を用いて、画像データを取得する。
(12)ブックマークの対象を示す情報の種類として、音楽、人物、文字及びキャプチャを用いたが、これに限定されない。上記以外の情報をブックマークの対象を示す情報として用いてもよい。例えば、CM(コマーシャルメッセージ)番組を示す情報である。このとき、携帯電話機100は、CM番組を示す情報と対応するフォルダをブックマーク記憶部101に備えており、ブックマーク登録時に受け付けたブックマーク指示情報に含まれる対応情報が、CM番組を示す情報である場合には、その情報に対応するフォルダへブックマーク情報を記憶する。再生装置200では、CM番組認識処理を行うプログラムをあらかじめ記憶しており、携帯電話機100より受信ブックマーク情報に含まれる付加情報がCM番組を示す情報である場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、CM番組認識処理行いプログラムを実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻より前に位置する直近のCM先頭フレームを取得し、さらに、取得したCM先頭フレームからそのCM番組の切れ目を取得、つまり、1つのCM番組の画像データを取得する。さらに、取得した画像データに係る音声データをも取得する。ここで、CM番組認識処理とは、無音区間が所定の時間(例えば15秒)間隔で繰り返される区間の先頭に位置するCM先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。
また、番組コンテンツの削除時には、検索情報に含まれる検索用付加情報がCM番組を示す情報である場合には、CM番組認識処理を行うプログラムを実行して、CM先頭フレームを取得し、取得したCM先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続する画像データ及び音声データを取得する。
(13)ブックマークの対象を示す情報をさらに詳細に分類してもよい。例えば、キャプチャを、さらに、レストラン及び行楽地と分類する。このとき、携帯電話機100は、レストラン及び行楽地のそれぞれに対応するフォルダをブックマーク記憶部101に備えており、ブックマーク登録時に受け付けたブックマーク指示情報に含まれる対応情報が、レストランである場合には、レストランに対応するフォルダへブックマーク情報を記憶し、対応情報が、行楽地である場合には、行楽地に対応するフォルダへブックマーク情報を記憶する。なお、再生装置200では、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報がレストラン若しくは行楽地である場合には、付加情報がキャプチャである場合と同様の動作となるため、説明は省略する。
また、番組コンテンツの削除時には、検索情報に含まれる検索用付加情報がレストラン若しくは行楽地である場合には、検索用付加情報がキャプチャである場合と同様の動作となるため、説明は省略する。
(14)ブックマークされた画像データを表示する際、付加情報が音楽の場合のみ動画像を表示したが、これに限定されない。他の付加情報の場合でも、動画像を表示してもよいし、逆に、付加情報が音楽の場合には、静止画を表示してもよい。
または、携帯電話機100は、表示開始情報を受け付ける際に、表示する画像データを静止画とするか、又は動画像とするかの選択を受け付けてもよい。さらに、地域表示情報を受け付ける際も同様に、表示する画像データを静止画とするか、又は動画像とするかの選択を受け付けてもよい。
(15)携帯電話機100は、地域表示情報を受け付ける際に、検索するフォルダの指定を受け付けてもよい。このとき、携帯電話機100は、指定されたフォルダから、GPS機能にて測定された地域と対応する地域コードを含むブックマーク情報を取得する。
(16)音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を、データ取得部205及び削除部206の双方に記憶したが、これに限定されない。
音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をデータ取得部205のみに記憶し、削除部206は、データ取得部205に記憶されている各認識処理を利用してもよい。
または、再生装置200に音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を記憶している認識処理記憶部を備え、データ取得部205及び削除部206は、認識処理記憶部に記憶されている各認識処理を利用してもよい。
(17)音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をそれぞれプログラムとしたが、これに限定されない。プログラムではなくそれぞれの認識処理を行う回路としてもよい。
(18)番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けたが、これに限定されない。番組コンテンツを番組ID及び録画開始時刻と対応付けてもよい。
このとき、番組情報は、BM用番組IDとBM用表示時刻とからなり、ブックマーク情報は、識別名、BM用表示時刻、BM用番組ID、地域コード及び付加情報とからなり、検索情報は、検索用表示時刻、検索用番組ID及び検索用付加情報とからなる。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応する番組ID及び録画開始時刻を記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶している番組ID及び録画開始時刻を消去する。
また、登録部204は、ブックマーク指示情報を携帯電話機100より受信すると、再生部203より再生中の番組コンテンツに対応する番組ID及び録画開始時刻を取得し、さらに、ブックマーク指示情報を受信した時点で再生された画像データの放送時刻を取得し、取得した放送時刻及び番組IDを用いて番組情報を生成し、携帯電話機100へ送信する。
また、データ取得部205は、ブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用番組IDに対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得し、取得した番組コンテンツより、受信したブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。なお、番組IDに対応する番組コンテンツが複数存在する場合には、さらに、複数存在する番組コンテンツのうちで、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と一致する録画開始時刻を含む番組コンテンツを取得する。
(19)再生装置において、ブックマークされた箇所に係る画像データをあらかじめ記憶しておいてもよい。
この場合の再生装置200Aについて、以下に説明する。
再生装置200Aは、図28に示すように、番組コンテンツ記憶部201A、検索情報記憶部202A、再生部203A、登録部204A、データ読出部205A、削除部206A、第1送受信部207A及び第2送受信部208Aから構成されている。
再生装置200Aは、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置200Aは、その機能を達成する。
なお、番組コンテンツ記憶部201A、再生部203A、第1送受信部207A及び第2送受信部208Aについては、再生装置200の番組コンテンツ記憶部201、再生部203、第1送受信部207及び第2送受信部208と同様であるため、説明は省略する。
検索情報記憶部202Aは、ブックマークされた箇所に係る画像データを、検索情報と対応付けて記憶する領域を備えている。これにより、ブックマークされた画像データを記憶するブックマーク記憶部が構成されることになる。
登録部204Aは、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を、あらかじめ記憶している。
登録部204Aは、再生部203Aにて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204Aは、番組コンテンツの再生中に、携帯電話機100よりブックマーク指示情報を受信すると、上記の登録部204と同様の方法により、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部203Aにて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。登録部204Aは、再生部203Aに記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻をすることにより、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得する。さらに、登録部204Aは、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
登録部204Aは、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いて、番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する。また、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いて、検索情報を生成する。
登録部204Aは、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、取得した放送時刻とを用いて、対応情報に対応する認識処理を実行し、対応情報に対応する先頭フレームを検出する。
さらに、登録部204Aは、対応情報が、音楽である場合には、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをも、コピーにより取得し、取得した複数のフレーム及び音声データを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、人物である場合には、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得し、取得した人物先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、文字である場合には、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得し、取得した文字先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、キャプチャである場合には、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得し、取得したキャプチャ先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。これにより、ブックマークされた画像を書き込む書込部が構成されることになる。
データ読出部205Aは、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に対応する検索情報を取得し、取得した検索情報と対応する画像データを読み出し、読み出した画像データを携帯電話機100へ送信する。
削除部206Aは、利用者より番組コンテンツ記憶部201Aに記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。削除部206Aは、番組コンテンツ記憶部201Aより、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを削除する。
ここで、ブックマーク指示情報の受信時に、登録部204Aにて行われる画像データ取得処理の動作について、図29及び図30に示す流れ図を用いて説明する。
登録部204Aは、ブックマーク指示情報を携帯電話機100より受信すると(ステップS600)、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号と、番組IDと、録画開始時刻とを取得し、取得した録画開始時刻を用いて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し(ステップS605)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS610)。次に、ステップS600にて受信したブックマーク指示情報と、ステップS605取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと用いて、検索情報を生成する(ステップS615)。
次に、CH番号及び番組IDとに対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201Aより取得する(ステップS620)。
次に、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS625)。
「音楽」であると判断する場合には、登録部204Aは、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS630)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS635)。登録部204Aは、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を画像データとして、動画像に係る音声データとともに、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS640)。なお、ステップS630においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
ステップS625にて、「音楽」でないと判断する場合には、対応情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS645)。
「人物」であると判断する場合には、登録部204Aは、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS650)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS655)。
ステップS645にて、「人物」でないと判断する場合には、対応情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS660)。
「文字」であると判断する場合には、登録部204Aは、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS665)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS670)。
ステップS660にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、対応情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、登録部204Aは、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS675)、取得したキャプチャ先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS680)。
これにより、再生装置200Aは、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、番組コンテンツより画像データを検索する必要がないため、ブックマーク情報の受信から画像データ送信までにかかる時間を短くすることができる。
また、画像データをコピーにより取得し、取得した画像データを検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する動作は、番組コンテンツの再生終了後に行ってもよい。このとき、生成した検索情報は、番組コンテンツの再生が終了するまで、登録部204Aにて一時的に記憶しておく。
また、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
(20)指定表示を行う際に、携帯電話機100よりブックマーク情報を再生装置200へ送信したが、これに限定されない。番組コンテンツを管理している他の装置(例えば、放送局にて、番組コンテンツを管理しているサーバ装置)へブックマーク情報を送信し、番組コンテンツを管理している他の装置にて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信してもよい。
(21)携帯電話機100において、ブックマーク指示情報を受け付けた受付時刻のみを記憶し、ブックマーク指示情報と受付時刻とを再生装置200へ送信してもよい。
このとき、再生装置200は、ブックマーク指示情報と受付時刻とを受信すると、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。
携帯電話機100は、記憶している受付時刻を再生装置200へ送信し、再生装置200は、受信した受付時刻と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報と受付時刻とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻及び地域コード情報とを対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。地域表示時には、携帯電話機100は、記憶している受付時刻と、GPS機能にて測定した地域に対応する地域コードを示す地域コード情報とを再生装置200へ送信する。再生装置200は、受信した受付時刻及び地域コード情報の双方と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
(22)携帯電話機100は、再生装置200にて記憶する検索情報を識別する検索情報識別子のみを記憶してもよい。
このとき、携帯電話機100は、ブックマーク指示情報を再生装置200へ送信する。再生装置200は、ブックマーク指示情報を受信すると、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を取得した検索情報識別子と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
携帯電話機100は、記憶している検索情報識別子を再生装置200へ送信し、再生装置200は、受信した検索情報識別子と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を、取得した検索情報識別子及び受信した地域コード情報と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
地域表示時には、携帯電話機100は、記憶している検索情報識別子と、GPS機能にて測定した地域に対応する地域コードを示す地域コード情報とを再生装置200へ送信する。再生装置200は、受信した検索情報識別子及び地域コード情報の双方と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
(23)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
2.第2の実施の形態
上記の実施の形態では、ブックマーク情報は携帯電話機にて記憶されている。ここでは、再生装置のみで、ブックマークの指示及びブックマーク情報の記憶を行う方法について説明する。
2.1 ブックマークシステム2の構成
図31は、ブックマークシステム2の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム2は、モニタ11と接続された再生装置2000と、携帯電話機2100とから構成される。
再生装置2000は、放送局から放送される番組コンテンツを録画し、録画した番組コンテツの再生を行う。このとき、録画された番組コンテンツは、番組コンテンツが放送されたチャンネル番号(以下、「CH番号」という。)と、番組コンテンツを識別する番組IDと、番組コンテンツの録画が開始された録画開始時刻と対応付けられている。
携帯電話機2100と再生装置2000とは、インターネット及び公衆無線通信網による通信が可能である。
再生装置2000には、リモコン2300が備えられており、リモコン2300を用いることにより、再生装置2000にて録画した番組コンテンツをモニタ11にて再生中に、後で参照したい画像データに係る情報の登録を行う旨の情報を送信し、再生装置2000よりその画像データに係る情報を受信し、記憶する。ここで、後で参照する画像データを指定することをブックマーク(BookMark)と呼ぶ。
さらに、リモコン2300を用いて、ブックマークされた画像の表示を要求することにより、再生装置2000は、モニタ11を介して、ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を表示する。
また、携帯電話機2100を用いて、公衆無線通信網及びインターネットを介して、ブックマークされた画像の表示を要求することにより、再生装置2000は、ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して携帯電話機2100へ送信し、携帯電話機2100は受信した静止画像若しくは動画像を表示する。
2.2 再生装置2000及びリモコン2300の構成
ここでは、再生装置2000及びリモコン2300の構成について説明する。
2.2.1 再生装置2000
再生装置2000は、図32に示すように、番組コンテンツ記憶部2001、ブックマーク記憶部2002、再生部2003、登録部2004、データ読出部2005、削除部2006、出力部2007、受信部2008及び送受信部2009から構成されている。
再生装置2000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置2000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部2001
番組コンテンツ記憶部2001は、図33に一例として示すように、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
以上により、番組コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶部が構成されることになる。
(2)ブックマーク記憶部2002
ブックマーク記憶部2002は、図34に示すように、音楽フォルダ2020、人物フォルダ2021、文字フォルダ2022及びキャプチャフォルダ2023を有している。各フォルダは、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を記憶する領域を有している。なお、動画像が記憶される場合には、動画像に対応する音声データをも記憶される。
<音楽フォルダ2020>
音楽フォルダ2020は、図35に一例として示すように、音楽情報テーブルT2000を有している。
音楽情報テーブルT2000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード及び付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる情報をブックマーク情報という。
識別名は、記憶しているブックマーク情報を識別する名称である。BM表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。CH番号は、ブックマークを行った番組コンテンツが放送されたチャンネルの番号であり、番組IDは、ブックマークを行った番組コンテンツを識別する識別子である。地域コードは、地域を識別する情報であり、その地域の電話番号の市外局番と対応している。付加情報は、ブックマークの対象を示す情報である。
ここで、地域コードは、必ず記録される情報ではなく、必要に応じて記録される。
なお、音楽情報テーブルT2000における付加情報は、常に「音楽」となる。
<人物フォルダ2021>
人物フォルダ2021は、図36に一例として示すように、人物情報テーブルT2001を有している。
人物情報テーブルT2001のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、人物情報テーブルT2001における付加情報は、常に「人物」となる。
<文字フォルダ2022>
文字フォルダ2022は、図37に一例として示すように、文字情報テーブルT2002を有している。
文字情報テーブルT2002のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、文字情報テーブルT2002における付加情報は、常に「文字」となる。
<キャプチャフォルダ2023>
キャプチャフォルダ2023は、図38に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT2003を有している。
キャプチャ情報テーブルT2003のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、キャプチャ情報テーブルT2003における付加情報は、常に「キャプチャ」となる。
(3)再生部2003
再生部2003は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
再生部2003は、番組コンテンツ記憶部2001にて記憶している番組コンテンツの再生を行う。再生部2003は、番組コンテンツを、出力部2007を介してモニタ11へ出力することにより、再生を行う。
また、再生部2003は、データ読出部2005よりブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を受け取ると、受け取った静止画像若しくは動画像を、出力部2007を介してモニタ11へ出力する。動画像を出力する際には、対応する音声データをも出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像の再生が可能となる。
再生部2003は、番組コンテンツの再生中に、登録部2004よりブックマークを指定ためのBM画面データを受け取ると、受け取ったBM画面データと再生する番組コンテンツとを併せて、出力部2007を介してモニタ11へ出力し、表示する。
ここで、BM画面データと再生中の番組コンテンツとを表示している画面の一例を図39に示す。図39に示されているBM画像M2000は、BM画面データに基づいて表示される画像であり、音楽、人物、文字、キャプチャの4つの項目からなる。また、各項目のうち太枠で囲まれている項目は、ブックマークの対象を示している。なお、BM画像の表示直後は、音楽項目が太枠で囲まれており、ユーザによるリモコン2300の操作にて、ブックマークの対象は変更される。
再生部2003は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を、再生情報記憶領域へ記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶しているCH番号、番組ID及び録画開始時刻を消去する。
(4)登録部2004
登録部2004は、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032とから構成されている。以下において、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032について説明する。
(a)情報生成部2030
情報生成部2030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
情報生成部2030は、再生部2003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
情報生成部2030は、番組コンテンツの再生中に、受信部2008を介してリモコン2300から、ブックマークを開始する旨を示すBM開始情報を受信すると、予め記憶しているBM画面データを再生部2003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する。
情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、右移動情報及び左移動情報を受信すると、受信した情報に応じて、太枠で囲まれる項目を変更し、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新する。例えば、太枠で囲まれている項目が「音楽」である場合に(このとき、対象記憶領域には、「音楽」を示す情報が記憶されている。)、右移動情報を受信すると、太枠で囲まれる項目を「人物」へと変更し、対象記憶領域に記憶する情報を、「人物」を示す情報に更新する。
情報生成部2030は、BM画像M2000を表示中に、受信部2008を介してリモコン2300から、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報、第2登録指示命令を含むブックマーク情報、第2登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報及び第1登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報のうち何れかを受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)及び地域コードを受け取る情報受取部が構成されることになる。
情報生成部2030は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部2003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。情報生成部2030は、再生部2003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する。さらに、情報生成部2030は、再生部2003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。これにより、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、識別名を受信する。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部2030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
(b)データ取得部2031
データ取得部2031は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)、キャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)及びコーナー認識処理を行うプログラム(以下、「コーナー認識処理」という。)を予め記憶している。
ここで、音楽認識処理とは、番組コンテンツにおける音声データにおいて、特徴音が周期的に繰り返す区間である音楽区間の先頭に位置する音楽先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、人物認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻に対応する画像データに示される人物が出現する人物先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、文字認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、テロップが出現する文字先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、キャプチャ認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、時間的に連続して撮影されたフレームの固まりであるシーンが、他のシーンより切り替わった先頭フレームであるキャプチャ先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、コーナー認識処理とは、特定の内容を持つ映像区間を、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。例えば、コーナーは、CMから番組への切り替わり時から番組からCMへの切り替わり時までの区間であり、上述したように、番組コンテンツ内においては、少なくとも1以上のコーナーが存在し、コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレーム(例えば、無音フレーム)が存在している。コーナー認識処理は、特定のフレームを検出することで、コーナーを特定することができる。コーナー認識処理は、先ず、BM表示情報に対応する番組コンテンツ内の位置を特定し、特定された位置の前後において、特定のフレームを検出することで、コーナーを検出することができる。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より取得する。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて第1登録指示命令を受信された場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像を取得する。なお、取得方法については、後述する。また、以下において、ブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツをBM対象コンテンツという。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて第2登録指示命令が受信された場合には、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報生成部2030の対象記憶領域に記憶されている情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
<取得方法>
データ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部2031は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部2031は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得する。
ここで、フレームより前に位置するとは、番組コンテンツの開始位置からBM表示時刻にて示される位置の間に位置することをいう。
(c)書込部2032
書込部2032は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT2000、人物情報テーブルT2001、文字情報テーブルT2002及びキャプチャ情報テーブルT2003のうちの何れかに、ブックマーク情報と、データ取得部2031にて取得された静止画像若しくは動画像とを対応付けて記録する。なお、動画像を記憶する場合には、動画像に係る音声データをも記憶する。
ブックマーク情報と、静止画像との対応付けは、例えば、ブックマーク情報と、静止画像の格納先のアドレスとを対応付け、ブックマーク情報と動画像との対応付けは、例えば、ブックマーク情報と、動画像の先頭に位置する画像の格納先のアドレスとを対応付ける。
これにより、ブックマークされた画像を書き込む書込部が構成されることになる。
(5)データ読出部2005
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、図40(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部2002が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にした格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部2007を介してモニタ11にて表示する。データ読出部2005は、選択された格納先を示す選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る。ここで、選択フォルダ情報は、選択されたフォルダに割り当てられた番号からなる情報である。
さらに、データ読出部2005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。例えば、選択フォルダ情報が、人物フォルダを示す場合には、データ読出部2005は、ブックマーク記憶部2002の人物フォルダ2021に記録されている全てのブックマーク情報より、識別名「人物A」及び「人物B」を取得する。
データ読出部2005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部2007を介してモニタ11にて表示する。ここで、一覧リストの一例を図40(b)にて示す。一覧リストは、各識別名に、異なる番号が割り当てられたリストである。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、ブックマークされた画像の出力要求を受け取る要求受取部が構成されることになる。
データ読出部2005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出す。これにより、ブックマーク記憶部2002に記憶されている静止画像、若しくは動画像と音声を読み出す読出部が構成されることになる。
データ読出部2005は、読み出した静止画像若しくは動画像を、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11にて表示する。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データをもブックマーク記憶部2002から取得し、取得した音声データを再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11から出力する。なお、モニタ11では、音声データを受け取ると、音声データに基づく音声が出力される。これにより、ブックマーク記憶部2002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力する出力部が構成されることになる。
また、データ読出部2005は、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、表示開始情報を受け取ると、格納先リストを生成して、生成した格納先リストを、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。データ読出部2005は、選択フォルダ情報を、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受け取ると、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
データ読出部2005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。
データ読出部2005は、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、選択識別名情報を受け取る。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ読出部2005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出す。これにより、上記に示す読出部と同様の読出部が構成されることになる。
データ読出部2005は、読み出した静止画像若しくは動画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。また、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。これにより、ブックマーク記憶部2002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ読出部2005は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データを要求する画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受信すると、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。例えば、現在位置が大阪市である場合には、地域コード「06」を含むブックマーク情報を全て取得する。この場合、文字フォルダ2022より識別名が「文字A」、「文字B」及び「文字D」であるそれぞれのブックマーク情報と、キャプチャフォルダ2023より識別名が「キャプチャB」であるブックマーク情報とを取得する。
データ読出部2005は、取得した全てのブックマーク情報を用いて、各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を読み出す。データ読出部2005は、読み出した各画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。
(6)削除部2006
削除部2006は、リモコン2300より受信部2008を介して、番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。これにより、削除指示を受け取る削除受取部が構成されることになる。
削除部2006は、番組コンテンツ記憶部2001より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを削除する。従って、削除部2006は、ブックマーク記憶部2002にて記憶している画像を残し、番組コンテンツ記憶部2001に記憶している番組コンテンツを削除することができる。これにより、番組コンテンツを削除する削除部が構成されることになる。
(7)出力部2007
出力部2007は、再生部2003より再生される番組コンテンツのデータを受け取り、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、モニタ11では、再生された番組コンテンツが表示されている。
出力部2007は、データ読出部2005から再生部2003を介して、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
(8)受信部2008
受信部2008は、リモコン2300から、BM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を受信すると、受信したBM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を登録部2004へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受信すると、受信した表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報をデータ読出部2005へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、削除指示情報を受信すると、受信した削除指示情報を削除部2006へ出力する。
(9)送受信部2009
送受信部2009は、インターネットを介して携帯電話機2100より受信した情報をデータ読出部2005へ出力する。
また、送受信部2009は、データ読出部2005より受け取った情報を、インターネットを介して携帯電話機2100へ送信する。
2.2.2 リモコン2300
図41は、リモコン2300の外観を示す図であり、リモコン2300は、ブックマークの操作を行うボタン群からなるBM操作部2301と、数字、英字、日本語文字の入力及びその他操作を行うボタン群からなる文字操作部2302と、再生装置2000へ赤外線通信により、信号を送信するための照射部2303から構成されている。
リモコン2300は、開始ボタン2310が押下されると、BM開始情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、左ボタン2313が押下されると左移動情報を、右ボタン2314が押下されると右移動情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、BMボタン2311が押下されると、第1登録指示情報を含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。リモコン2300は、BMボタン2311が押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第1登録指示情報と地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、コーナーボタン2312が押下されると、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。リモコン2300は、コーナーボタン2312が押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第2登録指示情報と地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、入力ボタン2321が押下された後、文字操作部2302のボタンが押下されることにより、識別名を受け付け、決定ボタン2322が押下されると、受け付けた識別名を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、要求ボタン2315が押下されると、表示開始情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
ユーザはブックマーク情報の格納先を選択する場合に、選択するフォルダに割り当てられた番号のボタンを押下すると、リモコン2300は、押下されたボタンの番号を選択フォルダ情報として、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
ユーザはブックマーク情報に含まれる識別名を選択する場合に、選択する識別名に割り当てられた番号のボタンを押下すると、リモコン2300は、押下されたボタンの番号を選択識別名情報として、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、削除ボタン2320が押下されると、削除指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
2.3 携帯電話機2100の構成
ここでは、携帯電話機2100の構成について説明する。
携帯電話機2100は、携帯型の通信端末装置であって、図42に示すように、地域情報記憶部2102、無線部2103、ベースバンド信号処理部2104、スピーカー2105、マイク2106、制御部2107、入力部2108及び表示部2109から構成されている。
携帯電話機2100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機2100は、その機能を達成する。
(1)地域情報記憶部2102
地域情報記憶部2102は、図43に一例として示すように、地域情報テーブルT2100を有している。
地域情報テーブルT2100は、位置及び地域コードからなる組を1以上記憶するための領域を備えている。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT2000の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(2)無線部2103
無線部2103は、アンテナ2400を備えており、無線信号の送受信を行う。
(3)ベースバンド信号処理部2104
ベースバンド信号処理部2104は、無線部2103より受け取った信号をスピーカー2105へ出力するための信号処理や、マイク2106より受け取った音声を無線部2103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部2104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を、無線部2103から受け取ると、受け取った情報を制御部2107へ出力する。
ベースバンド信号処理部2104は、制御部2107から、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け取ると、受け取った表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を無線部2103、公衆無線通信網及びインターネットを介して、再生装置2000へ送信する。ベースバンド信号処理部2104は、画像データ要求情報を制御部2107から受け取ると、さらに、地域コードをも受け取り、受け取った地域コードも画像データ要求情報と併せて、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置2000へ送信する。ベースバンド信号処理部2104は、制御部2107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー2105へ出力するための信号処理をも行う。
(4)スピーカー2105
スピーカー2105は、ベースバンド信号処理部2104にて処理された信号を音声として出力する。
(5)マイク2106
マイク2106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
(6)制御部2107
制御部2107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機2100全体の制御を行っている。
以下、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
<指定表示>
制御部2107は、表示開始情報を入力部2108より受け取ると、受け取った表示開始情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した格納先リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、ユーザによるキー操作にて、入力部2108から選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した一覧リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、ユーザによるキー操作にて、入力部2108から選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをベースバンド信号処理部2104を介してスピーカー2105へ出力する。これにより、制御部2107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
<地域表示>
制御部2107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部2108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部2107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部2102より取得する。
制御部2107は、取得した地域コードと、画像データ要求情報とをベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをベースバンド信号処理部2104を介してスピーカー2105へ出力する。これにより、制御部2107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
なお、制御部2107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部2108より、前の静止画像若しくは前の動画像へ切り替えを行う前画像情報、又は後の静止画像若しくは後の動画像へ切り替えを行う後画像情報を受け付けることにより、表示部2109へ出力する静止画像若しくは動画像を制御する。
(7)入力部2108
入力部2108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部2108は、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を制御部2107へ出力する。入力部2108は、画像データ要求情報を受け付けると、さらに、地域コードをも受け付け、受け付けた地域コードも画像データ要求情報と併せて、制御部2107へ出力する。
さらに、入力部2108は、前画像情報を受け付け、受け付けた前画像情報を制御部2107へ出力する。また、入力部2108は、後画像情報を受け付け、受け付けた後画像情報を制御部2107へ出力する。
(8)表示部2109
表示部2109は、制御部2107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
表示部2109は、制御部2107より一覧リストを受け取ると、受け取った一覧リストを表示する。
さらに、表示部2109は、制御部2107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。
2.4 ブックマークシステム2の動作
ここでは、ブックマークシステム2の動作について説明する。
2.4.1 BM登録処理の動作
ここでは、ブックマーク情報の登録を行うBM登録処理の動作について、図44に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000の情報生成部2030は、利用者よりリモコン2300を介して、BM開始情報を受け付けると、予め記憶しているBM画面データを再生部2003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する(ステップS2000)。再生部2003は、情報生成部2030から受け取ったBM画面データに基づいてBM画像を、出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2005)。
情報生成部2030は、ユーザよりリモコン2300を介して受信した情報が、ブックマーク指示情報であるか否かを判断する(ステップS2010)。
ブックマーク指示情報であると判断する場合には(ステップS2010における「YES」)、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部2003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する(ステップS2015)。
情報生成部2030は、再生部2003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する(ステップS2020)。さらに、情報生成部2030は、再生部2003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する(ステップS2025)。
さらに、情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、識別名を受信する(ステップS2030)。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する(ステップS2035)。このとき、地域コードには何も記録されていない。なお、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、ステップS2035では、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
ブックマーク情報の生成後、再生装置2000は、生成したブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得し、記録する画像データ取得処理を行う(ステップS2040)。
情報生成部2030は、受信した情報がブックマーク指示情報でないと判断する場合には(ステップS2010における「NO」)、受信した情報が右移動情報であるか否かを判断する(ステップS2045)。
右移動情報であると判断する場合には(ステップS2045における「YES」)、現在表示中のBM画像において、ブックマークの対象の項目を、現在の対象項目から右の項目へと変更し(ステップS2050)、右移動情報でないと判断する場合には(ステップS2045における「NO」)、現在表示中のBM画像において、ブックマークの対象の項目を、現在の対象項目から左の項目へと変更する(ステップS2055)。次に、情報生成部2030は、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新し(ステップS2060)、ステップS2005へ戻る。
2.4.2 画像データ取得処理
ここでは、再生装置2000にて行われる画像データ取得処理について、図45に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000のデータ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応するBM対象コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より取得する(ステップS2100)。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて受信したブックマーク指示情報に含まれる命令が第1登録指示命令であるか否かを判断する(ステップS2105)。
第1登録指示命令であると判断する場合には(ステップS2105の「YES」)、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する(ステップS2110)。「音楽」であると判断する場合には(ステップS2110の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS2115)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS2120)。なお、ステップS2115においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
次に、再生装置2000の書込部2032は、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報と対応付けて、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT2000、人物情報テーブルT2001、文字情報テーブルT2002及びキャプチャ情報テーブルT2003のうちの何れかに記録する情報格納先処理を行う(ステップS2125)。なお、動画像を記憶する場合には、動画像に係る音声データをも記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS2110の「NO」)、「人物」であるか否かを判断する(ステップS2130)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS2130の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS2135)、ステップS2125を行う。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS2130の「NO」)、「文字」であるか否かを判断する(ステップS2140)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS2140における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS2145)、ステップS2125を行う。
「文字」でないと判断する場合(ステップS2140における「NO」)、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS2150)、ステップS2125を行う。
データ取得部2031は、第1登録指示命令でないと判断する場合には(ステップS2105における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報生成部2030の対象記憶領域に記憶されている情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てを取得、つまり動画像を取得し(ステップS2155)、ステップS2125を行う。
なお、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
2.4.3 ブックマーク情報格納処理の動作
ここでは、再生装置2000にて行われる情報格納処理の動作について、図46に示す流れ図を用いて説明する。
書込部2032は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS2300)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS2300における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を音楽フォルダ2020へ書き込み(ステップS2305)、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS2300における「NO」)、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS2310)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS2310における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を人物フォルダ2021へ書き込み(ステップS2315)、「人物」でないと判断する場合には(ステップS2310における「NO」)、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS2320)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS2320における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を文字フォルダ2022へ書き込み(ステップS2325)、「文字」でないと判断する場合(ステップS2320における「NO」)、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像をキャプチャフォルダ2023へ書き込む(ステップS2330)。
なお、書込部2032は、動画像を対応するフォルダに書き込む場合には、音声データをも書き込む。
2.4.4 第1表示処理の動作
ここでは、再生装置2000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図47に示す流れ図を用いて説明する。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、表示開始情報を受け取ると(ステップS2400)、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために格納先リスト生成し、生成した格納先リストを出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2405)。
データ読出部2005は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る(ステップS2410)。
さらに、データ読出部2005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を全て取得し、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2415)。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択識別名情報を受け取ると(ステップS2420)、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する(ステップS2425)。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出し(ステップS2430)、読み出した静止画像若しくは動画像を、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2435)。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データを、出力部2007を介してモニタ11から出力する。
なお、上記に示す表示処理は、再生装置2000とリモコン2300との間における動作について説明したが、再生装置2000と携帯電話機2100との間における動作についても、上記に示す動作と同様であり、各種情報の経路が異なるだけである。データ読出部2005がリモコン2300より受け取っている各種情報は、携帯電話機2100から公衆無線通信網、インターネット及び送受信部2009を介して、データ読出部2005により受信され、データ読出部2005が、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11へ表示している情報は、インターネット、公衆無線通信網及び送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信される。
2.4.5 第2表示処理の動作
ここでは、再生装置2000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図48に示す流れ図を用いて説明する。
データ読出部2005は、画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受信すると(ステップS2500)、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する(ステップS2505)。
データ読出部2005は、取得した全てのブックマーク情報を用いて、各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を読み出す(ステップS2510)。データ読出部2005は、読み出した各画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する(ステップS2515)。
2.5 まとめ
以上、説明したように本発明によれば、再生装置は、コンテンツの再生中にリモコンによりブックマークの指示を受け付けると、ブックマーク情報を生成、及び生成したブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得し、生成したブックマーク情報と、取得した静止画像若しくは動画像とを対応付けて記憶することで、後日、リモコン若しくは携帯電話機から指示を受け付けることにより、再生装置は、記憶しているブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
また、ブックマークの登録時に利用者がブックマークしたい画像データと実際にブックマークされた画像データとが、ブックマーク指示情報の送信から受信までに要する時間の影響により異なる場合が考えられるが、上記に示した再生装置は、画像データ取得時に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のうちで、付加情報に示される情報に対応する認識処理を実行することにより、利用者が希望する画像データを正確に取得し、取得した画像データを記憶することができる。
また、再生装置は、生成したブックマーク情報を内容に応じて、フォルダへ自動に振分けるため、ブックマーク情報の整理が簡単にできる。
2.6 画像取得の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を作成した際に、対応する静止画像若しくは動画像を取得し、ブックマーク情報と対応付けて記憶したが、ここでは、表示の要求があった際にブックマーク情報に対する画像の取得を行う場合の変形例について説明する。
本変形例における再生装置3000について、以下に説明する。
なお、リモコン及び携帯電話機は、上記にて示すリモコン2300及び携帯電話機2100と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、以降では、モニタ11、リモコン2300及び携帯電話機2100を用いて説明を行う。
2.6.1 再生装置3000
再生装置3000は、図49に示すように、番組コンテンツ記憶部3001、ブックマーク記憶部3002、再生部3003、登録部3004、取得部3005、削除部3006、出力部3007、受信部3008及び送受信部3009から構成されている。
再生装置3000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置3000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部3001
番組コンテンツ記憶部3001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部2001と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部3002
ブックマーク記憶部3002は、上記にて示すブックマーク記憶部2002と同様のフォルダ構成を有している。上記第2実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記第2実施の形態にて示すデータに、さらに、コーナー検出の行うか否かを示すフラグを含む点である。
ここで、図50に音楽フォルダにて記憶されている音楽情報テーブルT3000の一例を示す。
音楽情報テーブルT3000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード、コーナー検出及び付加情報である。
コーナー検出は、コーナー検出を行うか否かを示すフラグであり、値「1」はコーナー検出を行う旨を示し、値「0」はコーナー検出を行わないで、付加情報に対応する加増の取得を行う旨を示す。残りの項目については、上記第2実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
また、他のフォルダにて記憶されている各テーブルの構成は、音楽情報テーブルT3000の構成と同様であるため、説明は省略する。
(3)再生部3003
再生部3003は、上記にて示す再生部2003と同様であるため、説明は省略する。なお、以降において、BM画像M2000を用いて、説明を行う。
(4)登録部3004
登録部3004は、情報生成部3030及び書込部3032から構成されている。以下において、情報生成部3030及び書込部3032について説明する。
(a)情報生成部3030
情報生成部3030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
情報生成部3030は、再生部3003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
情報生成部3030は、番組コンテンツの再生中に、受信部3008を介してリモコン2300から、BM開始情報を受信すると、予め記憶しているBM画面データを再生部3003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する。
情報生成部3030は、受信部3008を介してリモコン2300から、右移動情報及び左移動情報を受信すると、受信した情報に応じて、太枠で囲まれる項目を変更し、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新する。
情報生成部3030は、BM画像M2000を表示中に、受信部3008を介してリモコン2300から、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報、第2登録指示命令を含むブックマーク情報、第2登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報及び第1登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報のうち何れかを受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)及び地域コードを受け取る情報受取部が構成されることになる。
情報生成部3030は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部3003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。情報生成部3030は、再生部3003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する。さらに、情報生成部3030は、再生部3003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、情報生成部3030は、受信部3008を介してリモコン2300から、識別名を受信する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
(b)書込部3032
書込部3032は、情報生成部3030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部3002内のフォルダへ書き込む。
(5)取得部3005
取得部3005は、情報取得部3040及びデータ取得部3041から構成されている。以下において、情報取得部3040及びデータ取得部3041について説明する。
(a)情報取得部3040
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部3007を介してモニタ11にて表示する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部3008を介して、受け取る。
さらに、情報取得部3040は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
情報取得部3040は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部3007を介してモニタ11にて表示する。
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、ブックマークされた画像の出力要求を受け取る要求受取部が構成されることになる。
情報取得部3040は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部3002より取得する。
また、情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、表示開始情報を受け取ると、格納先リストを生成して、生成した格納先リストを、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、受け取ると、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
情報取得部3040は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。
情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。
情報取得部3040は、画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、受信すると、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。
(b)データ取得部3041
データ取得部3041は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」、「キャプチャ認識処理」及び「コーナー認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得する。このとき、後述する番組コンテンツの削除により、CH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合があるため、CH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合には、複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれる表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。
データ取得部3041は、取得したブックマーク情報に含まれるコーナー検出のフラグの値が「0」であるか否かを判断する。
値が「0」であると判断する場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像をコピーにより取得する。動画像を取得する際には、その音声をも、コピーにより取得する。なお、取得方法については、上記第2の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
値が「0」でない、つまり値が「1」であると判断する場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、付加情報にて示される情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出されたコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する。
なお、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報が複数ある場合には、上記動作を取得した数分繰り返す。
データ取得部3041は、表示開始情報をリモコン2300より受け取った場合には、取得した画像を、再生部3003及び出力部3007を介してモニタ11にて表示する。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データを、再生部3003及び出力部3007を介してモニタ11から出力する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力する出力部が構成されることになる。
データ取得部3041は、表示開始情報を携帯電話機2100より受け取った場合には、取得した画像を、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。また、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。これにより、ブックマーク記憶部3002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ取得部3041は、画像データ要求情報を携帯電話機2100より受け取った場合には、取得した各画像を、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。
(6)削除部3006
削除部3006は、データ取得部3041と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
削除部3006は、リモコン2300より受信部3008を介して、番組コンテンツ記憶部3001に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。
削除部3006は、番組コンテンツ記憶部3001より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、ブックマーク記憶部3002より、番組IDと一致する番組IDを含むブックマーク情報を全て取得する。
削除部3006は、取得した番組コンテンツ及びブックマーク情報とを用いて、以下に記述する削除方法を取得したブックマーク情報の数分繰り返す。
<削除方法>
削除部3006は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを取得し、さらに、取得した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データを取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、さらに、検出した人物先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるブックマーク表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、さらに、検出した文字先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるブックマーク表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、さらに、検出したキャプチャ先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなるキャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ここで、以降において、音楽用音声画像データ、人物用音声画像データ、文字用音声画像データ及びキャプチャ用音声画像データを、説明上区別する必要がない場合には、総称して音声画像データと呼ぶ。
削除部3006は、上記の動作を、ブックマーク記憶部3002より取得した全てのブックマーク情報に対して行った後、番組コンテンツを消去する。
削除部3006は、一時的に記憶している音声画像データを、番組コンテンツ記憶部3001に記憶する。このとき、録画開始時刻は、BM表示時刻にて示される日付及び時刻となる。
これにより、番組コンテンツが削除された後も、ブックマークされた画像データが存在する付近の画像データ及び音声データが保存されているため、参照が可能となる。
なお、上述したブックマーク記憶部3002、書込部3032、データ取得部3041及び削除部3006から、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。書込部3032がブックマーク情報を書き込む書込部を構成する。削除部3006における削除指示情報を受け付ける動作が削除受取部を構成し、削除指示情報を受け取った後、音声画像データを取得する動作が第1取得部を構成し、音声画像データを番組コンテンツ記憶部3001に記憶する動作が記録部を構成し、ブックマーク記憶部3002より取得した全てのブックマーク情報に対して音声画像データの取得を行った後、番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より削除する動作が削除部を構成する。さらに、データ取得部3041における静止画像の取得、若しくは動画像及び音声の取得を行う動作が第2取得部を構成する。
(7)出力部3007
出力部3007は、上記にて示す出力部2007と同様であるため、説明は省略する。
(8)受信部3008
受信部3008は、上記にて示す受信部2008と同様であるため、説明は省略する。
(9)送受信部3009
送受信部3009は、上記にて示す送受信部3009と同様であるため、説明は省略する。
2.6.2 BM登録処理の動作
ここでは、再生装置3000にて行われるBM登録処理について、図44にて示すBM登録処理との変更点のみ、説明する。
変更箇所はステップS2040であり、画像データ取得処理から、図47にて示す情報格納処理へと変更する。ただし、各フォルダへ格納するのは、生成したブックマーク情報のみである。
また、ステップS2035では、以下の動作にてブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部2030は、第1登録指示命令と地城コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
2.6.3 第1表示処理の動作
ここでは、再生装置3000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図48に示す第1表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2430であり、後述する画像データ処理へと変更する。
2.6.4 第2表示処理の動作
ここでは、再生装置3000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図49に示す第2表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2510であり、後述する画像データ処理へと変更する。
なお、第2表示処理においては、ステップS2505にて取得したブックマーク情報が複数ある場合には、画像データ取得処理を取得したブックマーク情報の数分繰り返す。
2.6.5 画像データ取得処理
ここでは、第1及び第2表示処理にて行われる画像データ取得処理について、図51に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置3000のデータ取得部3041は、情報取得部3040にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応するBM対象コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得する番組コンテンツ取得処理を行う(ステップS3000)。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報に含まれるコーナー検出のフラグが「0」であるか否かを判断する(ステップS3005)。
「0」であると判断する場合には(ステップS3005の「YES」)、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する(ステップS3010)。「音楽」であると判断する場合には(ステップS3010における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS3015)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS3020)。なお、ステップS3015においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをもコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS3010における「NO」)、「人物」であるか否かを判断する(ステップS3025)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3025の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得する(ステップS3030)。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS3025における「NO」)、「文字」であるか否かを判断する(ステップS3035)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3035における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得する(ステップS3040)。
「文字」でないと判断する場合(ステップS3035における「NO」)、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得する(ステップS3045)。
データ取得部3041は、フラグが「0」でない、つまり「1」であると判断する場合には(ステップS3005における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれる付加情報にて示される情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する(ステップS3050)。
なお、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
2.6.6 番組コンテンツ取得処理
ここでは、図51に示す画像データ取得処理のステップS3000にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図52に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報のCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より、少なくとも1つ以上取得する(ステップS3100)。次に、取得した番組コンテンツが1つであるか否かを判断する(ステップS3105)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には(ステップS3105における「YES」)、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には(ステップS3105における「NO」)、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS3110)。
2.6.7 削除処理
ここでは、再生装置3000にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図53及び図54に示す流れ図を用いて説明する。
削除部3006は、削除指示情報を受け取ると(ステップS3200)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得し、さらに、番組IDと対応するブックマーク情報を全てブックマーク記憶部3002より取得する(ステップS3205)。
取得した全てのブックマーク情報のうち1つのブックマーク情報に対して、ブックマーク情報に含まれる付加情報が音楽であるか否かの判断を行う(ステップS3210)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS3210における「YES」)、削除部3006は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS3215)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3220)。
「音楽」でないと判断する場合には(ステップS3210における「NO」)、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS3225)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3225における「YES」)、削除部3006は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS3230)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3235)。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS3225における「NO」)、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS3240)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3240における「YES」)、削除部3006は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS3245)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3250)。
「文字」でないと判断する場合(ステップS3240における「NO」)、つまり、付加情報が「キャプチャ」であると判断する場合には、削除部3006は、キャプチャ認識処理を実行して、キャプチャ先頭フレームを検出し(ステップS3255)、検出したキャプチャ先頭フレームを用いて、キャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3270)。
削除部3006は、ステップS3205にて取得したブックマーク情報のうちで、ステップS3210からステップS3260までの処理がされていないブックマーク情報が存在するか否かを判断する(ステップS3265)。
ブックマーク情報が存在すると判断する場合には(ステップS3265における「YES」)、処理がされていないブックマーク情報を取得し(ステップS3270)、ステップS3210に戻り、取得したブックマーク情報に対して、ステップS3210以降の動作を行う。
削除部3006は、ステップS3210からステップS3260までの処理がされていないブックマーク情報が存在しない、つまり、ステップS3205にて取得した全てのブックマーク情報に対してステップS3210からステップS3260までの処理がされていると判断する場合には(ステップS3265における「NO」)、番組コンテンツを消去し(ステップS3275)、一時的に記憶している音声画像データを番組ID、CH番号、BM表示時刻と対応付けて番組コンテンツ記憶部3001へ記憶する(ステップS3280)。
2.7 その他の変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生装置2000は、ブックマークの指示を番組コンテンツの再生中に受け取ったが、これに限定されない。再生装置2000は、ブックマーク情報に対応する動画像の再生中に、ブックマークの指示を受け取ってもよい。例えば、第2登録指示命令を含むブックマーク指示により、検出された動画像、つまり、1コーナー分の動画像を再生中に、ブックマークの指示を受け付けてもよい。
このとき、再生装置2000は、BM表示時刻として、認識処理(例えば、コーナー認識処理)にて取得した先頭フレームに対する放送時刻を記録する。再生装置2000は、動画像の再生中に、ブックマーク指示情報を受け付けると、再生中の動画像に対応するBM表示時刻から、ブックマークされた放送時刻を算出し、さらに、再生中の動画像に対応するブックマーク情報からCH番号、番組IDを取得する。また、再生装置2000は識別名を受け取り、算出された放送時刻、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。さらに、再生装置2000は、算出された放送時刻と、対象記憶領域にて記憶している情報に対応する認識処理とを用いて、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得する。再生装置2000は、取得した静止画像若しくは動画像と、生成したブックマーク情報とを対応付けて記憶する。なお、ブックマーク指示情報に地域コードが含まれている場合には、再生装置2000は、算出された放送時刻と、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、ブックマーク情報に含まれる地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。
これにより、再生装置2000は、動画像の再生中にブックマークを行うことが可能となる。
(2)上記(1)における動作を、再生装置3000に適用してもよい。
このとき、再生装置3000は、表示要求により、ブックマーク情報に対応する動画像を再生する場合には、認識処理にて取得した先頭フレームの放送時刻を算出し、一時的に記憶しておく。再生装置3000は、ブックマーク指示情報を受け取ると、記憶している放送時刻を用いて、ブックマーク指示情報を受け取った時点での放送時刻を算出し、さらに、再生中の動画像に対応するブックマーク情報からCH番号、番組IDを取得する。また、再生装置2000は識別名を受け取り、算出された放送時刻、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成し、記憶する。なお、ブックマーク指示情報に地域コードが含まれている場合には、再生装置3000は、算出された放送時刻と、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、ブックマーク情報に含まれる地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。
(3)上記に示すリモコン2300において、左ボタン2313及び右ボタン2314を用いて、ブックマークの対象を変更したが、これに限定されない。リモコン2300は、左ボタン2313及び右ボタン2314の代わりに、ブックマークの対象を示すボタン、例えば、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンを備えてもよい。
このとき、リモコン2300は、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンのうち何れかが押下されると、第1登録指示情報と、対応情報とを含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。なお、対応情報は、第1の実施の形態にて示す対応情報と同様であるため、説明は省略する。
リモコン2300は、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンのうち何れかが押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第1登録指示情報と、対応情報と、地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
再生装置2000の情報生成部2030は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取ったブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる他の要素は、上記実施の形態にて示す動作にて取得する。
以降における動作は、上記実施の形態にて示す動作と同様であるため、説明は省略する。
(4)上記実施の形態において、ブックマークシステムは、再生装置2000と携帯電話機2100とから構成されるとしたが、これに限定されない。ブックマークシステムは、再生装置からのみなるとしてもよい。この場合、再生装置は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報及び第2登録指示命令を含むブックマーク情報のうち何れかをリモコンから受け取り、ブックマーク情報に係る画像を表示する場合には、表示開始情報をリモコンからのみ受け取る。
(5)再生装置2000は、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する際に、認識処理を施して、BM表示時刻より前に位置する先頭フレームを検出したが、これに限定されない。BM表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(6)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
3.変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生する番組コンテンツは再生装置にて記憶されていたが、これに限定されない。再生する番組コンテンツは、サーバ型放送により配信されてもよい。このとき、番組コンテンツを配信するサーバと再生装置との間で、ブックマークの登録及びブックマーク情報に係る画像の送受信を行ってもよい。
(2)上記実施の形態では、ブックマーク情報の生成時に、生成したブックマーク情報に対応する画像を取得する際に、コーナー認識処理若しくは付加情報に対応する認識処理を施して画像を取得したが、これに限定されない。
再生装置は、再生した画像を、所定容量からなるバッファに格納する機能を備え、ブックマークの指示があった場合には、バッファにて記憶されている1以上の画像を、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像として、ブックマーク情報と対応付けて記憶するようにしてもよい。
(3)上記実施の形態において、ブックマーク情報に対応する画像を携帯電話機に送信した場合に、携帯電話機は、当該携帯電話機内のメモリや着脱可能な記録媒体(例えば、SDカード)に、受信した画像を記録してもよい。
(4)本発明において、図2、図10、図22、図24、図28、図32、図42及び図49に示す破線で囲んだ機能ブロックの一部、又は全てを、集積回路であるLSIにて実現してもよい。これらの機能ブロックは、個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
ここでは、録画再生装置の制御を行う集積回路として、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Program mable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。このような技術には、バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
(5)本発明において、ブックマーク情報に対応する情報として、静止画像若しくは動画像を取得したが、これに限定されない。ブックマーク情報に対応する情報として音声データのみを取得するようにしてもよい。この場合、例えば、上記の実施の形態では、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」である場合には、取得する情報として、音声のみを取得することになる。
(6)本発明において、ブックマークの指示がなされた時点までの経過時間を算出するために、番組コンテンツの再生開始からのフレームの数をカウントしたが、これに限定されない。タイマーを用いて、番組コンテンツの再生開始からの経過時刻を計時してもよい。
この場合、再生装置は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取った時点において、計時されている時刻を経過時刻として取得する。
(7)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(8)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
産業上の利用の可能性
上記にて示したブックマークシステムは、再生装置及び携帯端末機を製造及び販売する産業において、経営的、つまり反復的かつ継続的に利用されうる。
本発明は、コンテンツから、利用者の所望する部分コンテンツを取得する技術に関する。
利用者がコンテンツを視聴している際に、視聴しているコンテンツの情報を、後日参照したい場合に、参照したいコンテンツとして指定しておくことで、後日指定したコンテンツの情報を参照する技術がある。
例えば、放送されたコンテンツの情報を検索する際に、的確なキーワードが分からなくても必要な検索ができる検索システムが開示されている。この検索システムは、参照したい番組コンテンツの指定を行うブックマーカーと、検索エンジンと、検索エンジンと通信を行うゲートウェイデバイスとから構成され、検索エンジンは、各放送局にて放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの放送時刻とが関連付けられたプレイリストが蓄積されているデータベースと、放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの関連情報とが関連付けられ蓄積されたデータベースとを有している。
例えば、放送されたコンテンツの情報を検索する際に、的確なキーワードが分からなくても必要な検索ができる検索システムが開示されている。この検索システムは、参照したい番組コンテンツの指定を行うブックマーカーと、検索エンジンと、検索エンジンと通信を行うゲートウェイデバイスとから構成され、検索エンジンは、各放送局にて放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの放送時刻とが関連付けられたプレイリストが蓄積されているデータベースと、放送されたコンテンツのコンテンツ名とそのコンテンツの関連情報とが関連付けられ蓄積されたデータベースとを有している。
この検索システムによると、利用者は、たまたまラジオ番組にて放送された音楽コンテンツが気に入った場合には、ブックマーカーによって、その時刻を示す時刻情報を取得し、ブックマーカーに記憶する。ブックマーカーは、ゲートウェイデバイスに接続され、利用者の所定の操作により、記憶している時刻情報を検索エンジンに送信する。検索エンジンは、受信した時刻情報に示される時刻に放送された音楽コンテンツの名称(曲名)をプレイリストから取得し、取得した曲名と関連付けられた関連情報(例えば、アーティスト名)を取得し、取得した曲名及び関連情報をゲートウェイデバイスへ送信する。ゲートウェイデバイスは、曲名及び関連情報を受信し、表示する。これにより、利用者は、放送されたコンテンツの曲名及び関連情報を、後日、簡単に参照することができる。
特開2000−339345号公報
特開2003−6202号公報
しかしながら、上記の検索システムは、検索エンジンを用いて、放送されたコンテンツのコンテンツ名と、関連情報を取得し、取得したコンテンツ名及び関連情報を、ゲートウェイデバイスを用いて、表示するのみであり、ある番組内において放送されたコンテンツの内容を、再度知りたいという利用者にとっては、上記の検索システムは、満足できるシステムとは言い難い。
そこで、本発明は、コンテンツから利用者が所望する部分コンテンツを取得することのできる再生装置、ブックマークシステム、端末装置、取得方法、取得プログラム、取得プログラム記録媒体、ブックマーク方法及びブックマークプログラム及びブックマークプログラム記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、再生装置であって、オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取手段と、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、再生装置は、種類情報にて示される種類の対応するオブジェクトを含み、位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを取得することができる。これにより、再生装置は、ユーザが気に入ったオブジェクトを含む部分コンテンツを取得することができるので、ユーザは、取得された部分コンテンツから自身が気に入ったオブジェクトを、再度視聴することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報を受け取った時点で、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを書き込むことが可能となる。これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
この構成によると、再生装置は、種類情報を受け取った時点で、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを書き込むことが可能となる。これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像を含み、前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる静止画像から構成され、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、オブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像を、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、種類情報が画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、再生装置は、静止画像を取得することができる。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が1画像の一部を構成する人物画像又は文字であること示す、又は1画像全体を構成するキャプチャであることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、人物画像、文字又はキャプチャであることを示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が1画像の一部を構成する人物画像又は文字であること示す、又は1画像全体を構成するキャプチャであることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、人物画像、文字又はキャプチャであることを示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、画像に関連するオブジェクトの種類を、人物画像、文字、又はキャプチャとすることができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声から構成され、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像と前記部分動画像に対応する部分音声とを前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声から構成され、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像と前記部分動画像に対応する部分音声とを前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、オブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像及び部分音声を、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、種類情報が音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、再生装置は、部分動画像及び部分音声を取得することができる。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が音楽であることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、音楽である場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
ここで、前記種類情報は、オブジェクトの種類が音楽であることを示し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、音楽である場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、音に関連するオブジェクトの種類は、音楽とすることができる。
ここで、前記コンテンツは、1以上のコーナーコンテンツを含み、各コーナーコンテンツは、1以上の画像を含み、各コーナーコンテンツの前後には、コーナーコンテンツの境界を示す特定画像が存在し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記再生位置に最も近い特定画像を検出し、検出した特定画像の直後から開始されるコーナーコンテンツを、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
ここで、前記コンテンツは、1以上のコーナーコンテンツを含み、各コーナーコンテンツは、1以上の画像を含み、各コーナーコンテンツの前後には、コーナーコンテンツの境界を示す特定画像が存在し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記再生位置に最も近い特定画像を検出し、検出した特定画像の直後から開始されるコーナーコンテンツを、前記部分コンテンツとして取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含むコーナーコンテンツを、部分コンテンツとして取得することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備えるとしてもよい。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取ると、ブックマーク記憶手段より部分コンテンツを読み出し、出力することが可能となる。これにより、再生装置は、部分コンテンツを出力する場合に、部分コンテンツをコンテンツから取得する必要がないため、ユーザの要求から出力までにかかる時間を短くすることができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を、外部端末よりネットワークを介して受信する受信手段と、前記受信手段が、前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを、前記外部端末へネットワークを介して送信するコンテンツ送信手段とを備えるとしてもよい。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を、外部端末よりネットワークを介して受信する受信手段と、前記受信手段が、前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された前記部分コンテンツを、前記外部端末へネットワークを介して送信するコンテンツ送信手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末よりネットワークを介して、出力要求を受け取り、読み出した部分コンテンツを、ネットワークを介して外部端末へ送信することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取ると、位置情報と種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを出力することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取ると、前記コンテンツから、前記部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを除く他の部分を削除するとしてもよい。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取ると、前記コンテンツから、前記部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを除く他の部分を削除するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除する場合に、部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを残すことができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記再生装置は、さらに、前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、ブックマーク記憶部と、前記位置情報と、前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶部に書き込む書込部と、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取部と、前記削除受取部が削除情報を受け取ると、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を前記コンテンツから検出し、検出した静止画像から開始される特定部分動画像と、前記特定部分動画像に対応する特定部分音声とを含み、前記コンテンツの一部である特定部分コンテンツを取得する第1取得部と、前記第1取得部にて取得された特定部分コンテンツを前記コンテンツ記憶手段へ記録する記録部と、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除部と、前記コンテンツ記憶手段にて記録されている前記特定部分コンテンツから、前記種類情報及び前記位置情報を用いて、前記部分コンテンツを取得する第2取得部とを備えるとしてもよい。
ここで、前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、前記再生装置は、さらに、前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、ブックマーク記憶部と、前記位置情報と、前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶部に書き込む書込部と、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取部と、前記削除受取部が削除情報を受け取ると、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を前記コンテンツから検出し、検出した静止画像から開始される特定部分動画像と、前記特定部分動画像に対応する特定部分音声とを含み、前記コンテンツの一部である特定部分コンテンツを取得する第1取得部と、前記第1取得部にて取得された特定部分コンテンツを前記コンテンツ記憶手段へ記録する記録部と、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除部と、前記コンテンツ記憶手段にて記録されている前記特定部分コンテンツから、前記種類情報及び前記位置情報を用いて、前記部分コンテンツを取得する第2取得部とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除する場合には、位置情報及び種類情報を用いて、種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが含まれる特定部分コンテンツを取得し、取得した特定部分コンテンツをコンテンツ記憶手段に記録し、特定部分コンテンツから、部分コンテンツを取得することができる。これにより、再生装置は、コンテンツを削除しても、コンテンツ記憶手段に特定部分コンテンツを記録しておくことにより、記録している特定部分コンテンツから部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、前記第2取得部は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取った時点で、特定部分コンテンツから部分コンテンツを取得することができる。
この構成によると、再生装置は、出力要求を受け取った時点で、特定部分コンテンツから部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段と、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と、前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取手段と、前記削除受取手段が削除情報を受け取ると、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている前記部分コンテンツを残し、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、コンテンツを削除しても、ブックマーク記憶手段にて、部分コンテンツを記憶している。そのため、ユーザは、コンテンツを削除した後でも、部分コンテンツから自身が気に入ったオブジェクトを、再度視聴することができる。
ここで、前記情報受取手段は、前記種類情報を外部端末から受け取り、さらに、前記外部端末を識別する端末識別子を前記外部端末から受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記端末識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
ここで、前記情報受取手段は、前記種類情報を外部端末から受け取り、さらに、前記外部端末を識別する端末識別子を前記外部端末から受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記端末識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末識別子を位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。これにより、再生装置は、外部端末ごとに、位置情報を管理することができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、端末識別子とを受信する受信手段と、前記部分コンテンツを、前記出力要求を送信した外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、端末識別子とを受信する受信手段と、前記部分コンテンツを、前記出力要求を送信した外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末から、出力要求と端末識別子とを受け取ると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を用いて取得された部分コンテンツを、外部端末へ出力することができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる各画像の画質を、前記コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも低くなるように間引きするとしてもよい。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる各画像の画質を、前記コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも低くなるように間引きするとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得する1以上の画像の画質を、コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも落とすことができる。
ここで、前記コンテンツは、音声を含み、前記部分コンテンツは、前記音声の一部である部分音声を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる前記部分音声の音質を、前記コンテンツに含まれる音声の音質より低くなるように間引きするとしてもよい。
ここで、前記コンテンツは、音声を含み、前記部分コンテンツは、前記音声の一部である部分音声を含み、前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる前記部分音声の音質を、前記コンテンツに含まれる音声の音質より低くなるように間引きするとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得する部分音声の音質を、コンテンツに含まれる音質よりも落とすことができる。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像に、予め定めされた文字が付加されており、前記部分コンテンツ取得手段は、前記画像群から取得された画像に、予め定められた文字を付加するとしてもよい。
ここで、前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像に、予め定めされた文字が付加されており、前記部分コンテンツ取得手段は、前記画像群から取得された画像に、予め定められた文字を付加するとしてもよい。
この構成によると、再生装置にて取得される画像は、画像群から取得された画像に、予め定められた文字が付加された画像とすることができる。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報とは異なる別の位置情報及び別の種類情報が、前記外部端末とは異なる別の外部端末を識別する別の端末識別子と、対応付けられて格納されており、前記別の位置情報及び前記別の種類情報は、前記コンテンツに対応しており、前記再生装置は、さらに、前記送信手段にて送信された前記部分コンテンツの有効期限を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む期限書込手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記有効期限内において、前記受信手段が前記外部端末から前記出力要求及び前記端末識別子を受信した場合には、前記部分コンテンツを取得し、前記受信手段が、前記別の外部端末から、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの出力要求、及び前記別の端末識別子を受信した場合には、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの取得を抑止するとしてもよい。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報とは異なる別の位置情報及び別の種類情報が、前記外部端末とは異なる別の外部端末を識別する別の端末識別子と、対応付けられて格納されており、前記別の位置情報及び前記別の種類情報は、前記コンテンツに対応しており、前記再生装置は、さらに、前記送信手段にて送信された前記部分コンテンツの有効期限を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む期限書込手段を備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記有効期限内において、前記受信手段が前記外部端末から前記出力要求及び前記端末識別子を受信した場合には、前記部分コンテンツを取得し、前記受信手段が、前記別の外部端末から、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの出力要求、及び前記別の端末識別子を受信した場合には、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの取得を抑止するとしてもよい。
この構成によると、再生装置にて取得される部分コンテンツに、有効期限を付加することにより、有効期限内において、他の端末から、同一のコンテンツに対応する別の位置情報及び別の種類情報による部分コンテンツの取得を抑止することができる。
ここで、前記情報受取手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記地域識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
ここで、前記情報受取手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け取り、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記地域識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、地域識別子を位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、前記外部端末が位置する地域を示す端末地域識別子とを、受信する識別子受信手段と、前記部分コンテンツを、前記外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
ここで、前記再生装置は、さらに、外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、前記外部端末が位置する地域を示す端末地域識別子とを、受信する識別子受信手段と、前記部分コンテンツを、前記外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、前記端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、外部端末から端末地域識別子を受け取り、受け取った端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を用いて取得される部分コンテンツを、外部端末へ送信することができる。これにより、ユーザは、外部端末を用いて、外出先に関連する部分コンテンツを再生装置から受け取ることができる。
ここで、前記位置取得手段は、前記位置情報として、前記コンテンツの再生開始から前記種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記経過時刻内より開始される前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
ここで、前記位置取得手段は、前記位置情報として、前記コンテンツの再生開始から前記種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、前記部分コンテンツ取得手段は、前記経過時刻内より開始される前記部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、位置情報として、コンテンツの再生開始から種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、取得した経過時刻を用いて、部分コンテンツを取得することができる。
また、本発明は、再生装置と、前記再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置とからなるブックマークシステムであって、前記端末装置は、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段とを備え、前記再生装置は、前記端末装置から、前記種類情報を受け取る情報受取手段と、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、再生装置と、前記再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置とからなるブックマークシステムであって、前記端末装置は、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段とを備え、前記再生装置は、前記端末装置から、前記種類情報を受け取る情報受取手段と、前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、ブックマークシステムの端末装置は、利用者からブックマークの指示を受け付けると、種類情報を再生装置へ送信し、再生装置は、種類情報を端末装置から受け取ると、位置情報を取得し、受け取った種類情報にて示される種類の対応するオブジェクトを含み、取得した位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを取得することができる。
ここで、前記部分コンテンツ取得手段は、前記情報受取手段が種類情報を受け取った時点で、前記部分コンテンツを取得し、前記再生装置は、さらに、ブックマーク記憶手段と、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、種類情報を、端末装置から受け取った際に、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段へ書き込むことが可能となる。これにより、これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
この構成によると、再生装置は、種類情報を、端末装置から受け取った際に、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段へ書き込むことが可能となる。これにより、これにより、再生装置は、取得した部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段にて管理することができる。
ここで、前記端末装置は、さらに、当該端末装置を識別する端末識別子を予め記憶している識別子記憶手段を備え、前記情報送信手段は、さらに、前記端末識別子を、前記種類情報と対応付けて送信し、前記情報受取手段は、さらに、前記端末識別子を受け取り、前記書込手段は、さらに、受け取った前記端末識別子を、前記部分コンテンツと対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込むとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末識別子を、取得した部分コンテンツと対応付けて、部分コンテンツ記憶手段に書き込むことができる。これにより、再生装置は、端末装置ごとに、部分コンテンツを管理することができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記再生装置は、さらに、前記出力要求と、前記出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段が前記出力要求と前記端末識別子とを受信すると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が、前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と前記端末識別子とを前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記読出手段にて読み出された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記再生装置は、さらに、前記出力要求と、前記出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段が前記出力要求と前記端末識別子とを受信すると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、読み出された部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が、前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と前記端末識別子とを前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記読出手段にて読み出された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、端末端末から、出力要求と端末識別子とを受け取ると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、端末端末へ送信することができる。また、端末装置は、再生装置から部分コンテンツを受け取り、受け取った部分コンテンツを出力することができる。これにより、再生装置は、端末装置から部分コンテンツの出力要求があると、出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子に対応する部分コンテンツを、ブックマーク記憶手段より読み出し、読み出した部分コンテンツを、端末装置へ送信すればよい。従って、端末装置から部分コンテンツの出力要求がある度に部分コンテンツをコンテンツから取得し、取得した部分コンテンツを送信する場合よりも、出力要求を受信してから部分コンテンツの送信までにかかる時間を短くすることができる。
ここで、前記再生装置と、前記端末装置とは、ホームネットワークにより接続されており、前記再生装置は、前記ホームネットワークにおけるサーバ装置であり、前記端末装置は、前記ホームネットワークにおけるクライアント装置であるとしてもよい。
この構成によると、再生装置をホームネットワークにおけるサーバ装置とし、端末装置をホームネットワークにおけるクライアント装置とすることができる。これにより、ブックマークシステムを、ホームネットワークにて形成することができる。
この構成によると、再生装置をホームネットワークにおけるサーバ装置とし、端末装置をホームネットワークにおけるクライアント装置とすることができる。これにより、ブックマークシステムを、ホームネットワークにて形成することができる。
ここで、前記端末装置は、携帯型の端末装置であるとしてもよい。
この構成によると、ブックマークシステムの端末装置を携帯型の端末装置とすることができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記位置情報を、前記端末措置へ送信する位置送信手段を備え、前記端末装置は、さらに、前記位置情報を、受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、ブックマークシステムの端末装置を携帯型の端末装置とすることができる。
ここで、前記再生装置は、さらに、前記位置情報を、前記端末措置へ送信する位置送信手段を備え、前記端末装置は、さらに、前記位置情報を、受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、再生装置は、取得した位置情報を端末装置へ送信し、端末装置は、位置情報と種類情報とを対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込むことができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備え、前記再生装置は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信手段が前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを受信した時点で、受信した前記位置情報及び前記種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記受付手段が前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備え、前記再生装置は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを、前記端末装置から受信する受信手段と、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、前記部分コンテンツ取得手段は、受信手段が前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを受信した時点で、受信した前記位置情報及び前記種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、出力要求と、位置情報及び種類情報とを再生装置へ送信し、再生装置は、受信した位置情報と種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得し、取得した部分コンテンツを端末装置へ送信し、端末装置は、受け取った部分コンテンツを出力することができる。
また、本発明は、再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置であって、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段と、前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置であって、オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段と、前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信手段と、ブックマーク記憶手段と、受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段とを備えることを特徴とする。
この構成によると、端末装置は、利用者からブックマークの指示を受け付けると、種類情報を再生装置へ送信し、再生装置から位置情報を受信し、位置情報と種類情報とを対応付けて、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、前記種類情報にて示される種類に対応する領域を有し、前記情報書込手段は、前記種類情報及び前記位置情報を、対応する領域へ格納するとしてもよい。
ここで、前記ブックマーク記憶手段は、前記種類情報にて示される種類に対応する領域を有し、前記情報書込手段は、前記種類情報及び前記位置情報を、対応する領域へ格納するとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、種類情報にて示される種類に対応する領域に、位置情報及び種類情報とを格納することができる。これにより、オブジェクトの種類ごとに、位置情報及び種類情報を管理することができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
ここで、前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、出力要求と、位置情報及び種類情報とを再生装置へ送信し、再生装置から送信した位置情報及び種類情報に対応する部分コンテンツを受信し、受信した部分コンテンツを出力することができる。これにより、利用者は、外出先においても、端末装置を用いることにより部分コンテンツを視聴することができる。
ここで、前記端末装置は、他の端末装置と通信を行う携帯型の端末装置であり、前記情報送信手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報と前記種類情報とを、前記他の端末装置へ送信するとしてもよい。
ここで、前記端末装置は、他の端末装置と通信を行う携帯型の端末装置であり、前記情報送信手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報と前記種類情報とを、前記他の端末装置へ送信するとしてもよい。
この構成によると、携帯型の端末装置は、ブックマーク記憶手段にて記憶している位置情報及び種類情報を、他の端末装置へ送信することができる。
ここで、前記位置受信手段は、さらに、前記他の端末装置から、前記他の端末装置に格納されている位置情報と種類情報とを受信し、前記情報書込手段は、さらに、前記他の端末装置から受信した位置情報と種類情報とを前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
ここで、前記位置受信手段は、さらに、前記他の端末装置から、前記他の端末装置に格納されている位置情報と種類情報とを受信し、前記情報書込手段は、さらに、前記他の端末装置から受信した位置情報と種類情報とを前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、他の端末装置から、別の位置情報及び別の種類情報を受信し、受信した別の位置情報及び別の種類情報を、ブックマーク記憶手段へ書き込むことができる。
ここで、前記端末装置は、前記再生装置をサーバ装置とするホームネットワークによってネットワーク接続されたクライアント装置であるとしてもよい。
ここで、前記端末装置は、前記再生装置をサーバ装置とするホームネットワークによってネットワーク接続されたクライアント装置であるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、再生装置をサーバ装置とするホームネットワークにおけるクライアント装置とすることができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け付け、前記情報書込手段は、さらに、前記地域識別子を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
ここで、前記受付手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け付け、前記情報書込手段は、さらに、前記地域識別子を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込むとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、地域識別子を、位置情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込むことができる。
ここで、前記受付手段は、さらに、地域識別子に対応する前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求を受け付けると、当該端末装置が現在位置する地域を識別する端末地域識別子を取得する識別子取得手段と、取得された前記端末地域識別子と一致する端末識別子に対応する前記位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から取得する情報取得手段と、取得した前記位置情報及び種類情報と、前記出力要求とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得される部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
ここで、前記受付手段は、さらに、地域識別子に対応する前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、前記端末装置は、さらに、前記出力要求を受け付けると、当該端末装置が現在位置する地域を識別する端末地域識別子を取得する識別子取得手段と、取得された前記端末地域識別子と一致する端末識別子に対応する前記位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から取得する情報取得手段と、取得した前記位置情報及び種類情報と、前記出力要求とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得される部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備えるとしてもよい。
この構成によると、端末装置は、当該端末装置が現在位置する地域を示す端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、再生装置へ送信し、再生装置から送信した位置情報及び種類情報に対応する部分コンテンツを受信して、受信した部分コンテンツを出力することができる。これにより、端末装置を所持する利用者は、現在、自身が位置する地域に関連する部分コンテンツを視聴することができる。
1.第1の実施の形態
1.1 ブックマークシステム1の構成
図1は、ブックマークシステム1の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム1は、携帯電話機100と、テレビ10と接続された再生装置200とから構成される。再生装置200の一例は、DVDレコーダである。
1.1 ブックマークシステム1の構成
図1は、ブックマークシステム1の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム1は、携帯電話機100と、テレビ10と接続された再生装置200とから構成される。再生装置200の一例は、DVDレコーダである。
再生装置200は、放送局から放送される番組コンテンツを録画し、録画した番組コンテツの再生を行う。このとき、番組コンテンツは、番組コンテンツが放送されたチャンネル番号(以下、「CH番号」という。)と、番組コンテンツを識別する番組IDと、番組コンテンツの録画が開始された録画開始時刻と対応付けられている。
携帯電話機100と再生装置200とは、赤外線通信による双方向通信及びインターネットによる通信が可能である。
携帯電話機100と再生装置200とは、赤外線通信による双方向通信及びインターネットによる通信が可能である。
携帯電話機100は、再生装置200と赤外線通信を行うことにより、再生装置200にて録画した番組コンテンツをテレビ10にて再生中に、後で参照したい画像データに係る情報の登録を行う旨の情報を送信し、再生装置200よりその画像データに係る情報を受信し、記憶する。ここで、後で参照する画像データを指定することをブックマーク(BookMark)と呼ぶ。
さらに、携帯電話機100は、記憶しているブックマークされた画像データに係る情報を、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置200へ送信して、再生装置200より当該ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を受信し、表示する。
1.2 携帯電話機100の構成
ここでは、携帯電話機100の構成について説明する。
1.2 携帯電話機100の構成
ここでは、携帯電話機100の構成について説明する。
携帯電話機100は、携帯型の通信端末装置であって、図2に示すように、ブックマーク記憶部101、地域情報記憶部102、無線部103、ベースバンド信号処理部104、スピーカー105、マイク106、制御部107、入力部108、表示部109及び送受信部110から構成されている。
携帯電話機100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機100は、その機能を達成する。
携帯電話機100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機100は、その機能を達成する。
(1) ブックマーク記憶部101
ブックマーク記憶部101は、図3に示すように、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123を有している。
<音楽フォルダ120>
音楽フォルダ120は、図4に一例として示すように、音楽情報テーブルT100を有している。
ブックマーク記憶部101は、図3に示すように、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123を有している。
<音楽フォルダ120>
音楽フォルダ120は、図4に一例として示すように、音楽情報テーブルT100を有している。
音楽情報テーブルT100は、識別名、BM(BookMark)用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる情報をブックマーク情報という。
識別名は、記憶しているブックマーク情報を識別する名称である。BM用表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。BM用CH番号は、ブックマークを行った番組コンテンツに対応するCH番号であり、BM用番組IDは、ブックマークを行った番組コンテンツに対応する番組IDである。地域コードは、地域を識別する情報であり、その地域の電話番号の市外局番と対応している。付加情報は、ブックマークの対象を示す情報である。
識別名は、記憶しているブックマーク情報を識別する名称である。BM用表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。BM用CH番号は、ブックマークを行った番組コンテンツに対応するCH番号であり、BM用番組IDは、ブックマークを行った番組コンテンツに対応する番組IDである。地域コードは、地域を識別する情報であり、その地域の電話番号の市外局番と対応している。付加情報は、ブックマークの対象を示す情報である。
ここで、地域コードは、必ず記録される情報ではなく、必要に応じて記録される。
なお、音楽情報テーブルT100における付加情報は、常に「音楽」となる。また、BM用番組IDは、後述する再生装置200にて記憶している番組IDと同一のものである。
また、ブックマークの対象は、人の知覚によって認知されるオブジェクトであり、ブックマークの対象を示す情報とは、人の知覚によって認知されるオブジェクトの種類を示す。付加情報が「音楽」である場合には、ブックマークの対象が、出力された音声であり、その音声は、人の聴覚によって認知されるオブジェクトである。
なお、音楽情報テーブルT100における付加情報は、常に「音楽」となる。また、BM用番組IDは、後述する再生装置200にて記憶している番組IDと同一のものである。
また、ブックマークの対象は、人の知覚によって認知されるオブジェクトであり、ブックマークの対象を示す情報とは、人の知覚によって認知されるオブジェクトの種類を示す。付加情報が「音楽」である場合には、ブックマークの対象が、出力された音声であり、その音声は、人の聴覚によって認知されるオブジェクトである。
<人物フォルダ121>
人物フォルダ121は、図5に一例として示すように、人物情報テーブルT101を有している。
人物情報テーブルT101のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
人物フォルダ121は、図5に一例として示すように、人物情報テーブルT101を有している。
人物情報テーブルT101のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、人物情報テーブルT101における付加情報は、常に「人物」となる。付加情報が「人物」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像の一部を構成する人物画像であり、その人物画像は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
<文字フォルダ122>
文字フォルダ122は、図6に一例として示すように、文字情報テーブルT102を有している。
<文字フォルダ122>
文字フォルダ122は、図6に一例として示すように、文字情報テーブルT102を有している。
文字情報テーブルT102のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、文字情報テーブルT102における付加情報は、常に「文字」となる。付加情報が「文字」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像の一部を構成する文字であり、その文字は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
なお、文字情報テーブルT102における付加情報は、常に「文字」となる。付加情報が「文字」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像の一部を構成する文字であり、その文字は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
<キャプチャフォルダ123>
キャプチャフォルダ123は、図7に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT103を有している。
キャプチャ情報テーブルT103のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
キャプチャフォルダ123は、図7に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT103を有している。
キャプチャ情報テーブルT103のデータ構造については、音楽情報テーブルT100と同様であるため、説明は省略する。
なお、キャプチャ情報テーブルT103における付加情報は、常に「キャプチャ」となる。付加情報が「キャプチャ」である場合には、ブックマークの対象が、表示された画像であり、その画像は、人の視覚によって認知されるオブジェクトである。
(2) 地域情報記憶部102
地域情報記憶部102は、図8に一例として示すように、地域情報テーブルT110を有している。
(2) 地域情報記憶部102
地域情報記憶部102は、図8に一例として示すように、地域情報テーブルT110を有している。
地域情報テーブルT110は、位置及び地域コードからなる組を1以上記憶するための領域を備えている。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT100の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(3) 無線部103
無線部103は、アンテナ300を備えており、無線信号の送受信を行う。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT100の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(3) 無線部103
無線部103は、アンテナ300を備えており、無線信号の送受信を行う。
(4) ベースバンド信号処理部104
ベースバンド信号処理部104は、無線部103より受け取った信号をスピーカー105へ出力するための信号処理や、マイク106より受け取った音声を無線部103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を無線部103を介して受け取ると、受け取った情報を制御部107へ出力する。さらに、ベースバンド信号処理部104は、制御部107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー105へ出力するための信号処理をも行う。
ベースバンド信号処理部104は、無線部103より受け取った信号をスピーカー105へ出力するための信号処理や、マイク106より受け取った音声を無線部103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を無線部103を介して受け取ると、受け取った情報を制御部107へ出力する。さらに、ベースバンド信号処理部104は、制御部107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー105へ出力するための信号処理をも行う。
(5) スピーカー105
スピーカー105は、ベースバンド信号処理部104にて処理された信号を音声として出力する。
(6) マイク106
マイク106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部104へ出力する。
スピーカー105は、ベースバンド信号処理部104にて処理された信号を音声として出力する。
(6) マイク106
マイク106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部104へ出力する。
(7) 制御部107
制御部107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
制御部107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
<ブックマーク情報の登録>
制御部107は、ブックマーク情報の登録を行うことを示すブックマーク指示情報を入力部108より受け取る。また、制御部107は、入力部108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。ここで、ブックマーク指示情報は、対応情報を含み、対応情報とは、ブックマークの対象を示す情報であり、「人物」、「音楽」、「文字」及び「キャプチャ」のうち何れかを示す。例えば、ブックマークの対象が、人物である場合には、対応情報は「人物」を示し、音楽である場合には、対応情報は「音楽」を示し、文字である場合には、対応情報は「文字」を示し、キャプチャである場合には、対応情報は「キャプチャ」を示す。なお、「文字」にて指定される情報とは、例えば、テロップ表示されている文字列を示す。次に、制御部107は、受け取ったブックマーク指示情報を赤外線通信により、再生装置200へ送受信部110を介して送信する。また、制御部107は、送信したブックマーク指示情報を一時的に記憶する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を送信する情報送信部が構成されることになる。
制御部107は、ブックマーク情報の登録を行うことを示すブックマーク指示情報を入力部108より受け取る。また、制御部107は、入力部108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。ここで、ブックマーク指示情報は、対応情報を含み、対応情報とは、ブックマークの対象を示す情報であり、「人物」、「音楽」、「文字」及び「キャプチャ」のうち何れかを示す。例えば、ブックマークの対象が、人物である場合には、対応情報は「人物」を示し、音楽である場合には、対応情報は「音楽」を示し、文字である場合には、対応情報は「文字」を示し、キャプチャである場合には、対応情報は「キャプチャ」を示す。なお、「文字」にて指定される情報とは、例えば、テロップ表示されている文字列を示す。次に、制御部107は、受け取ったブックマーク指示情報を赤外線通信により、再生装置200へ送受信部110を介して送信する。また、制御部107は、送信したブックマーク指示情報を一時的に記憶する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を送信する情報送信部が構成されることになる。
制御部107は、送受信部110を介して再生装置200より、BM用表示時刻と、BM用CH番号と、BM用番組IDとからなる番組情報を受信し、さらに、入力部108より識別名を示す識別名情報を受け取る。これにより、BM用表示時刻を含む番組情報を受信する時刻受信部が構成されることになる。
制御部107は、識別名情報と、受信した番組情報と、地域コード情報と、一時的に記憶しているブックマーク指示情報に含まれる対応情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる地域コードは、入力部108より、ブックマーク指示情報と併せて地域コード情報を受け取った場合にのみ記録される。
制御部107は、識別名情報と、受信した番組情報と、地域コード情報と、一時的に記憶しているブックマーク指示情報に含まれる対応情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる地域コードは、入力部108より、ブックマーク指示情報と併せて地域コード情報を受け取った場合にのみ記録される。
制御部107は、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT100、人物情報テーブルT101、文字情報テーブルT102及びキャプチャ情報テーブルT103のうちの何れかに、生成したブックマーク情報を記録する。つまり、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報が、音楽である判断する場合には、生成したブックマーク情報を音楽情報テーブルT100へ記録し、人物であると判断する場合には、生成したブックマーク情報を人物情報テーブルT101へ記録し、文字であると判断する場合には、生成したブックマーク情報を文字情報テーブルT102へ記録し、キャプチャであると判断する場合には、生成したブックマーク情報をキャプチャ情報テーブルT103へ記録する。これにより、ブックマーク記憶部101へ、ブックマーク情報を書き込む情報書込部が構成されることになる。
<指定表示>
制御部107は、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を入力部108より受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促す選択指示情報を表示部109へ出力し、選択された格納先の情報を入力部108より受け取る。ここで、選択された格納先の情報とは、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123のうち何れかのフォルダを示す情報である。
制御部107は、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を入力部108より受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促す選択指示情報を表示部109へ出力し、選択された格納先の情報を入力部108より受け取る。ここで、選択された格納先の情報とは、音楽フォルダ120、人物フォルダ121、文字フォルダ122及びキャプチャフォルダ123のうち何れかのフォルダを示す情報である。
さらに、制御部107は、選択された格納先の情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。例えば、選択された格納先の情報が、人物フォルダを示す場合には、制御部107は、ブックマーク記憶部101の人物フォルダ121に記録されている全てのブックマーク情報より、識別名「人物A」及び「人物B」を取得する。
制御部107は、取得した全ての識別名からなる一覧情報を生成し、生成した一覧情報を表示部109へ出力する。例えば、取得した識別名が、「人物A」及び「人物B」である場合には、「人物A」及び「人物B」からなる一覧情報を生成する。
制御部107は、入力部108より、選択された識別名の情報を受け取ると、受け取った識別名の情報に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得する。例えば、選択された識別名の情報が「人物B」を示す場合には、制御部107は、ブックマーク記憶部101の人物フォルダ121より、識別名「人物B」を含むブックマーク情報を取得する。
制御部107は、入力部108より、選択された識別名の情報を受け取ると、受け取った識別名の情報に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得する。例えば、選択された識別名の情報が「人物B」を示す場合には、制御部107は、ブックマーク記憶部101の人物フォルダ121より、識別名「人物B」を含むブックマーク情報を取得する。
制御部107は、取得したブックマーク情報と、受け取った表示開始情報とを無線部103を介して再生装置200へ、公衆無線通信網及びインターネットを利用して送信する。
以上により、ブックマーク情報と、表示の指示を示す情報を送信する指示送信部が構成されることになる。
以上により、ブックマーク情報と、表示の指示を示す情報を送信する指示送信部が構成されることになる。
制御部107は、送信したブックマーク情報に係る静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、無線部103を介して再生装置200より、インターネット及び公衆無線通信網を利用して受信する。また、動画像の画像データを受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを受信するコンテンツ受信部が構成されることになる。
制御部107は、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部109を介して表示する。また、動画像に係る音声データをも受信した場合には、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部104を介してスピーカー105へ出力する。これにより、制御部107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
以上により、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力するコンテンツ出力部が構成されることになる。
<地域表示>
制御部107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部102より取得する。これにより、地域コードを取得する識別子取得部が構成されることになる。
<地域表示>
制御部107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部102より取得する。これにより、地域コードを取得する識別子取得部が構成されることになる。
制御部107は、ブックマーク記憶部101より取得した地域コードと一致する、つまり取得した地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。例えば、現在位置が大阪市である場合には、地域コード「06」を含むブックマーク情報を全て取得する。この場合、文字フォルダ122より識別名が「文字A」、「文字B」及び「文字D」であるそれぞれのブックマーク情報と、キャプチャフォルダ123より識別名が「キャプチャB」であるブックマーク情報とを取得する。これにより、ブックマーク情報を取得する情報取得部が構成されることになる。
制御部107は、取得した全てのブックマーク情報と、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報とを無線部103を介して再生装置200へ、公衆無線通信網及びインターネットを利用して送信する。以上により、上記と同様に指示送信部が構成されることになる。つまり、指示送信部は、ブックマーク情報と表示開始情報と送信する構成部である。
制御部107は、送信したブックマーク情報に係る静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、無線部103を介して再生装置200より、インターネット及び公衆無線通信網を利用して受信する。また、動画像の画像データを受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、上記と同様にコンテンツ受信部が構成されることなる。
受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部109を介して表示する。また、動画像に係る音声データをも受信した場合には、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部104を介してスピーカー105へ出力する。これにより、上記と同様に、コンテンツ出力部が構成されることになる。
なお、制御部107は、複数のブックマーク情報を再生装置200へ送信すると、送信した各ブックマーク情報に係る静止画像を受信、若しくは動画像及び音声を受信することとなる。このとき、入力部108より、前の静止画像若しくは前の動画像へ切り替えを行う前画像情報、又は後の静止画像若しくは後の動画像へ切り替えを行う後画像情報を受け付けることにより、表示部109にて表示する静止画像若しくは動画像を制御する。
(8) 入力部108
入力部108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部107へ出力する。また、入力部108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
入力部108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部107へ出力する。また、入力部108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
さらに、入力部108は、識別名情報を受け付けると、受け付けた識別名情報を制御部107へ出力する。
入力部108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部107へ出力し、ブックマーク情報の格納先の選択を受け付ける。次に、入力部108は、選択された格納先の情報を制御部107へ出力し、ブックマークの識別名の選択を受け付け、選択された識別名の情報を制御部107へ出力する。
入力部108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部107へ出力し、ブックマーク情報の格納先の選択を受け付ける。次に、入力部108は、選択された格納先の情報を制御部107へ出力し、ブックマークの識別名の選択を受け付け、選択された識別名の情報を制御部107へ出力する。
また、入力部108は、地域表示情報を受け付けると、受け付けた地域表示情報を制御部107へ出力する。さらに、入力部108は、前画像情報を受け付け、受け付けた前画像情報を制御部107へ出力する。また、入力部108は、後画像情報を受け付け、受け付けた後画像情報を制御部107へ出力する。
以上により、受付部が構成されることになる。
以上により、受付部が構成されることになる。
(9) 表示部109
表示部109は、制御部107より選択指示情報を受け取ると、図9(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部101が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にして表示する。
これにより、携帯電話機100は、利用者へブックマークされた情報の格納先の選択を促すことができ、利用者は表示部109にて表示された番号を入力部108より入力することにより、ブックマークされた情報の格納先を選択することができる。
表示部109は、制御部107より選択指示情報を受け取ると、図9(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部101が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にして表示する。
これにより、携帯電話機100は、利用者へブックマークされた情報の格納先の選択を促すことができ、利用者は表示部109にて表示された番号を入力部108より入力することにより、ブックマークされた情報の格納先を選択することができる。
表示部109は、入力部108にて格納先の選択を受け付け後、制御部107より一覧情報を受け取ると、受け取った一覧情報に含まれる全ての識別名にそれぞれ異なる番号を割り当て、表示の際には、割り当てた番号と識別名とを組にして表示する。例えば、図9(b)は、図9(a)において、格納先として人物フォルダが選択されたときの一覧情報に含まれる全ての識別名を示している。
これにより、携帯電話機100は、利用者へブックマーク情報の選択を促すことができ、利用者は、表示部109にて表示された番号を入力部108より入力することにより、ブックマーク情報を選択することができる。
さらに、表示部109は、制御部107より受け取った静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づいて、静止画像若しくは動画像を表示する。
さらに、表示部109は、制御部107より受け取った静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づいて、静止画像若しくは動画像を表示する。
(10) 送受信部110
送受信部110は、制御部107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置200へ送信する。
また、送受信部110は、赤外線通信により再生装置200から情報を受信し、受信した情報を制御部107へ出力する。
送受信部110は、制御部107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置200へ送信する。
また、送受信部110は、赤外線通信により再生装置200から情報を受信し、受信した情報を制御部107へ出力する。
1.3 再生装置200の構成
ここでは、再生装置200の構成について説明する。
再生装置200は、図10に示すように、番組コンテンツ記憶部201、検索情報記憶部202、再生部203、登録部204、データ取得部205、削除部206、第1送受信部207及び第2送受信部208から構成されている。
ここでは、再生装置200の構成について説明する。
再生装置200は、図10に示すように、番組コンテンツ記憶部201、検索情報記憶部202、再生部203、登録部204、データ取得部205、削除部206、第1送受信部207及び第2送受信部208から構成されている。
再生装置200は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置200は、その機能を達成する。
(1) 番組コンテンツ記憶部201
番組コンテンツ記憶部201は、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部201に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
番組コンテンツ記憶部201は、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部201に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
例えば、図11に一例として示すように、番組コンテンツ「AAA」は、CH番号「2」、番組ID「020003」、録画開始時刻「2003/08/01 19:00:00」と対応付けられて、記憶されている。
以上により、番組コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶部が構成されることになる。
以上により、番組コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶部が構成されることになる。
(2) 検索情報記憶部202
検索情報記憶部202は、図12に一例として示すように、検索情報テーブルT200を有している。
検索情報テーブルT200は、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる情報を検索情報という。
検索情報記憶部202は、図12に一例として示すように、検索情報テーブルT200を有している。
検索情報テーブルT200は、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報からなる情報を検索情報という。
検索用表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。検索用CH番号は、ブックマークされた番組コンテンツに対応するCH番号であり、検索用番組IDは、ブックマークされた番組コンテンツに対応する番組IDである。検索用付加情報は、ブックマークの対象を示す情報であり、「音楽」、「人物」、「文字」及び「キャプチャ」のうち何れかが記録されている。
(3) 再生部203
再生部203は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
再生部203は、番組コンテンツ記憶部201にて記憶している番組コンテンツの再生を行う。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を、再生情報記憶領域へ記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶しているCH番号、番組ID及び録画開始時刻を消去する。
再生部203は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
再生部203は、番組コンテンツ記憶部201にて記憶している番組コンテンツの再生を行う。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を、再生情報記憶領域へ記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶しているCH番号、番組ID及び録画開始時刻を消去する。
(4) 登録部204
登録部204は、再生部203にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204は、番組コンテンツの再生中に、第1送受信部207を介して携帯電話機100より、赤外線通信を用いて、ブックマーク指示情報を受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を受け取る情報受取部が構成されることになる。
登録部204は、再生部203にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204は、番組コンテンツの再生中に、第1送受信部207を介して携帯電話機100より、赤外線通信を用いて、ブックマーク指示情報を受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)を受け取る情報受取部が構成されることになる。
登録部204は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部203にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。登録部204は、再生部203に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマーク指示情報を受け取った時点の画像データの放送時刻を取得する。さらに、登録部204は、再生部203より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
なお、通常NTSC(National Television System Committee)方式で放送されている番組コンテンツは、1秒あたり30フレーム(静止画像)の画像データを含んでいるため、ブックマークされた画像データまでの区間の経過時刻は約33m秒単位で特定できるが、本実施の形態では説明が煩雑になることを避けるため、経過時刻を分秒にて算出し、録画開始時刻に加算するものとする。また、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。
以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
登録部204は、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いて、番組情報を生成し、生成した番組情報を第1送受信部207を介して携帯電話機100へ、赤外線通信を利用して送信する。これにより、放送時刻を含む番組情報を送信する時刻送信部が構成されることになる。
登録部204は、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いて、番組情報を生成し、生成した番組情報を第1送受信部207を介して携帯電話機100へ、赤外線通信を利用して送信する。これにより、放送時刻を含む番組情報を送信する時刻送信部が構成されることになる。
また、登録部204は、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、再生部203より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を検索情報テーブルT200へ書き込む。
ここで、検索情報に含まれる検索用表示時刻と、検索用CH番号と、検索用番組IDと、検索用付加情報とは、携帯電話機100において、送信された番組情報を用いて生成されるブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と、BM用CH番号と、BM用番組IDと、付加情報のそれぞれと一致していることがわかる。なぜなら、検索用表示時刻とBM用表示時刻とは、登録部204にて算出された放送時刻を用いており、検索用CH番号及び検索用番組IDと、BM用CH番号及びBM用番組IDとは、登録部204にて取得したCH番号及び番組IDとを用いており、検索用付加情報と付加情報とは、ブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いているからである。これにより、検索情報とブックマーク情報との対応が可能となる。
ここで、検索情報に含まれる検索用表示時刻と、検索用CH番号と、検索用番組IDと、検索用付加情報とは、携帯電話機100において、送信された番組情報を用いて生成されるブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と、BM用CH番号と、BM用番組IDと、付加情報のそれぞれと一致していることがわかる。なぜなら、検索用表示時刻とBM用表示時刻とは、登録部204にて算出された放送時刻を用いており、検索用CH番号及び検索用番組IDと、BM用CH番号及びBM用番組IDとは、登録部204にて取得したCH番号及び番組IDとを用いており、検索用付加情報と付加情報とは、ブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いているからである。これにより、検索情報とブックマーク情報との対応が可能となる。
(5) データ取得部205
データ取得部205は、携帯電話機100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)及びキャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)を予め記憶している。
データ取得部205は、携帯電話機100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)及びキャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)を予め記憶している。
ここで、音楽認識処理とは、番組コンテンツにおける音声データにおいて、特徴音が周期的に繰り返す区間である音楽区間の先頭に位置する音楽先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、人物認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻に対応する画像データに示される人物が出現する人物先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、文字認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、テロップが出現する文字先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、キャプチャ認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、時間的に連続して撮影されたフレームの固まりであるシーンが、他のシーンより切り替わった先頭フレームであるキャプチャ先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。なお、以下では、音楽認識処理を行うプログラム、人物認識処理を行うプログラム、文字認識処理を行うプログラム及びキャプチャ認識処理を行うプログラムを、それぞれ音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理という。
データ取得部205は、第2送受信部208を介して携帯電話機100よりブックマーク情報及び表示開始情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得する。このとき、後述する番組コンテンツの削除により、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合があるため、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを複数取得した場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。これにより、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合でも、1つの番組コンテンツを取得することができる。
次に、データ取得部205は、以下に記述する取得方法によって、取得した番組コンテンツより静止画像若しくは動画像を取得する。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
データ取得部205は、取得した静止画像若しくは動画像を画像データとして第2送受信部208を介して、携帯電話機100へ送信する。なお、動画像を送信する際には、動画像に係る音声データをも送信する。
データ取得部205は、取得した静止画像若しくは動画像を画像データとして第2送受信部208を介して、携帯電話機100へ送信する。なお、動画像を送信する際には、動画像に係る音声データをも送信する。
<取得方法>
データ取得部205は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部205は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部205は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
データ取得部205は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部205は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部205は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得する。
ここで、フレームより前に位置するとは、番組コンテンツの開始位置からBM表示時刻にて示される位置の間に位置することをいう。
(6) 削除部206
削除部206は、データ取得部205と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を予め記憶している。
(6) 削除部206
削除部206は、データ取得部205と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を予め記憶している。
削除部206は、利用者より番組コンテンツ記憶部201に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。
削除部206は、番組コンテンツ記憶部201より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、検索情報記憶部202より、番組IDと一致する検索用番組IDを含む検索情報を全て取得する。
削除部206は、番組コンテンツ記憶部201より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、検索情報記憶部202より、番組IDと一致する検索用番組IDを含む検索情報を全て取得する。
削除部206は、取得した番組コンテンツ及び検索情報とを用いて、以下に記述する削除方法を取得した検索情報の数分繰り返す。
<削除方法>
削除部206は、検索情報に含まれる検索用付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
<削除方法>
削除部206は、検索情報に含まれる検索用付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、さらに、検出した人物先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、さらに、検出した文字先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
検索情報に含まれる検索用付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、検索情報に含まれる検索用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行し、検索用表示時刻より前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、さらに、検出したキャプチャ先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなるキャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ここで、以降において、音楽用音声画像データ、人物用音声画像データ、文字用音声画像データ及びキャプチャ用音声画像データを、説明上区別する必要がない場合には、総称して音声画像データと呼ぶ。
削除部206は、上記の動作を、検索情報記憶部202より取得した全ての検索情報に対して行った後、番組コンテンツを消去し、一時的に記憶している音声画像データを、番組コンテンツ記憶部201に記憶する。このとき、録画開始時刻は、検索用表示時刻にて示される日付及び時刻となる。
削除部206は、上記の動作を、検索情報記憶部202より取得した全ての検索情報に対して行った後、番組コンテンツを消去し、一時的に記憶している音声画像データを、番組コンテンツ記憶部201に記憶する。このとき、録画開始時刻は、検索用表示時刻にて示される日付及び時刻となる。
これにより、番組コンテンツが削除された後も、ブックマークされた画像データが存在する付近の画像データ及び音声データが保存されているため、参照が可能となる。
<具体例>
ここで、複数の検索情報に対応する番組コンテンツの削除後、番組コンテンツ記憶部201に記憶される内容について、以下に説明する。
<具体例>
ここで、複数の検索情報に対応する番組コンテンツの削除後、番組コンテンツ記憶部201に記憶される内容について、以下に説明する。
例えば、図11において、番組IDが「100005」である番組コンテンツ「FFF」を削除する場合、先ず、削除部206は、検索情報記憶部202より検索情報400及び401を取得する。取得した検索情報400に含まれる検索用表示時刻を用いて、検索用表示時刻に示される時刻付近のキャプチャ用音声画像データ(以下、「FFF−1」という。)を取得し、取得したFFF−1を番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶し、さらに、取得した検索情報401に含まれる検索用表示時刻を用いて、検索用表示時刻に示される時刻付近のキャプチャ用音声画像データ(以下、「FFF−2」という。)を取得し、取得したFFF−2を番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
次に、削除部206は、番組コンテンツ記憶部201にて記憶している「FFF」と、それに対応する番組ID、CH番号及び録画開始時刻とを消去し、一時的に記憶しているキャプチャ用音声画像データ「FFF−1」及び「FFF−2」を番組コンテンツ記憶部201へ記憶する。
このときの番組コンテンツ記憶部201にて記憶されている内容を図13にて示す。上述したように、番組コンテンツ「FFF」は消去され、「FFF−1」及び「FFF−2」が記憶されている。
このときの番組コンテンツ記憶部201にて記憶されている内容を図13にて示す。上述したように、番組コンテンツ「FFF」は消去され、「FFF−1」及び「FFF−2」が記憶されている。
(7) 第1送受信部207
第1送受信部207は、赤外線通信により携帯電話機100より受信した情報を登録部204へ出力する。
また、第1送受信部207は、登録部204より受け取った情報を携帯電話機100へ、赤外線通信により送信する。
第1送受信部207は、赤外線通信により携帯電話機100より受信した情報を登録部204へ出力する。
また、第1送受信部207は、登録部204より受け取った情報を携帯電話機100へ、赤外線通信により送信する。
(8) 第2送受信部208
第2送受信部208は、インターネットを介して携帯電話機100より受信した情報をデータ取得部205へ出力する。
また、第2送受信部208は、データ取得部205より受け取った情報を携帯電話機100へ、インターネットを介して送信する。
第2送受信部208は、インターネットを介して携帯電話機100より受信した情報をデータ取得部205へ出力する。
また、第2送受信部208は、データ取得部205より受け取った情報を携帯電話機100へ、インターネットを介して送信する。
1.4 ブックマークシステム1の動作
ここでは、ブックマークシステム1の動作について説明する。
(1) ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図14に示す流れ図を用いて説明する。
ここでは、ブックマークシステム1の動作について説明する。
(1) ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図14に示す流れ図を用いて説明する。
携帯電話機100は、利用者よりブックマーク指示情報を受け付けると、受け付けたブックマーク指示情報を再生装置200へ送信する(ステップS10)。
再生装置200は、携帯電話機100より、ブックマーク指示情報を受信すると、CH番号と、番組IDと、ブックマークされた画像データの放送時刻とを取得し(ステップS15)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS20)。なお、ステップS15における放送時刻は、ブックマーク指示情報を受信した時点までの経過時刻を算出し、算出した経過時刻に、再生中の番組コンテンツの録画開始時刻を加算することにより、取得することができる。
再生装置200は、携帯電話機100より、ブックマーク指示情報を受信すると、CH番号と、番組IDと、ブックマークされた画像データの放送時刻とを取得し(ステップS15)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS20)。なお、ステップS15における放送時刻は、ブックマーク指示情報を受信した時点までの経過時刻を算出し、算出した経過時刻に、再生中の番組コンテンツの録画開始時刻を加算することにより、取得することができる。
携帯電話機100は、再生装置200より番組情報を受信し、さらに、識別名を入力部108より受け付けると、ステップS10にて受け付けたブックマーク指示情報と、受け付けた識別名と、受信した番組情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する(ステップS25)。次に、携帯電話機100は、ブックマーク情報格納処理により、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報の内容に応じて、生成したブックマーク情報をブックマーク記憶部101へ格納する(ステップS30)。なお、ステップS10において、利用者より地域コード情報をも受け付けた場合にのみ、生成したブックマーク情報に含まれる地域コードに受け付けた地域コード情報にて示される地域コードが記録される。
再生装置200は、ステップS15にて受信したブックマーク指示情報と、ステップS15取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を検索情報記憶部202へ記憶する(ステップS35)。
(2) 指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図15に示す流れ図を用いて、説明する。
(2) 指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図15に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機100は、利用者より識別名の選択を受け付け、受け付けた識別名に対応するブックマーク情報及び表示開始情報を再生装置200へ送信する(ステップS50)。
再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報及び表示開始情報を受信すると、画像データ取得処理を行うことにより、受信したブックマーク情報と対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する(ステップS55)。
再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報及び表示開始情報を受信すると、画像データ取得処理を行うことにより、受信したブックマーク情報と対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する(ステップS55)。
携帯電話機100は、再生装置200より画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像を表示する(ステップS60)。
(3) 地域表示時の動作概要
ここでは、地域表示時の動作概要について、図16に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機100は、利用者より地域表示情報を受け付けると、GPS機能を用いて、位置を測定し、測定結果より現在位置する地域の地域コードを取得する(ステップS100)。次に、携帯電話機100は、取得した地域コードを含むブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得し、取得したブックマーク情報及び表示開始情報を再生装置200へ送信する(ステップS105)。
(3) 地域表示時の動作概要
ここでは、地域表示時の動作概要について、図16に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機100は、利用者より地域表示情報を受け付けると、GPS機能を用いて、位置を測定し、測定結果より現在位置する地域の地域コードを取得する(ステップS100)。次に、携帯電話機100は、取得した地域コードを含むブックマーク情報をブックマーク記憶部101より取得し、取得したブックマーク情報及び表示開始情報を再生装置200へ送信する(ステップS105)。
再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、画像データ取得処理を行い、受信したブックマーク情報と対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する(ステップS110)。
携帯電話機100は、再生装置200より画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像を表示する(ステップS115)。
携帯電話機100は、再生装置200より画像データを受信すると、受信した画像データに基づいて画像を表示する(ステップS115)。
なお、ステップS105おいて、複数のブックマーク情報を取得した場合には、取得した全てのブックマーク情報を再生装置200へ送信し、ステップS110において、受信した各ブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した全ての画像データを送信する。さらに、携帯電話機100は、ステップS115において、前画像情報若しくは後画像情報を受け付けることにより、表示する画像データを制御する。
(4) ブックマーク情報格納処理の動作
ここでは、携帯電話機100にて行われるブックマーク情報格納処理の動作について、図17に示す流れ図を用いて説明する
制御部107は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS200)。
ここでは、携帯電話機100にて行われるブックマーク情報格納処理の動作について、図17に示す流れ図を用いて説明する
制御部107は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS200)。
「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報を音楽フォルダ120へ書き込み(ステップS205)、「音楽」でないと判断する場合には、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS210)。
「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報を人物フォルダ121へ書き込み(ステップS215)、「人物」でないと判断する場合には、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS220)。
「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報を人物フォルダ121へ書き込み(ステップS215)、「人物」でないと判断する場合には、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS220)。
「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報を文字フォルダ122へ書き込み(ステップS225)、「文字」でないと判断する場合、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報をキャプチャフォルダ123へ書き込む(ステップS230)。
(5) 画像データ取得処理
ここでは、再生装置200にて行われる画像データ取得処理について、図18に示す流れ図を用いて説明する。
(5) 画像データ取得処理
ここでは、再生装置200にて行われる画像データ取得処理について、図18に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部205は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信し(ステップS300)、受信したブックマーク情報を用いて、番組コンテンツ取得処理を行うことにより、受信したブックマーク情報に対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得する(ステップS305)。
次に、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS310)。
次に、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS310)。
「音楽」であると判断する場合には、データ取得部205は、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS315)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS320)。データ取得部205は、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を画像データとして、動画像に係る音声データとともに携帯電話機100へ送信する(ステップS325)。なお、ステップS315においては、取得した音楽先頭フレームの音声データを、コピーにより取得する。
ステップS310にて、「音楽」でないと判断する場合には、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS330)。
「人物」であると判断する場合には、データ取得部205は、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS335)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS340)。
「人物」であると判断する場合には、データ取得部205は、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS335)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS340)。
ステップS330にて、「人物」でないと判断する場合には、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS345)。
「文字」であると判断する場合には、データ取得部205は、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS350)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS355)。
「文字」であると判断する場合には、データ取得部205は、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS350)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS355)。
ステップS345にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、データ取得部205は、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS360)、取得したキャプチャ先頭フレームからなる静止画像を画像データとして携帯電話機100へ送信する(ステップS365)。
なお、ステップS300にて、複数のブックマーク情報を受信した場合には、ステップS305からステップS365までの動作を受信したブックマーク情報の数分繰り返す。
また、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
(6) 番組コンテンツ取得処理
ここでは、図18に示す画像データ取得処理のステップS305にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図19に示す流れ図を用いて説明する。
また、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
(6) 番組コンテンツ取得処理
ここでは、図18に示す画像データ取得処理のステップS305にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図19に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部205は、受信したブックマーク情報のBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より、少なくとも1つ以上取得する(ステップS370)。次に、取得した番組コンテンツが1つであるか否かを判断する(ステップS375)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS380)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS380)。
(7) 削除処理
ここでは、再生装置200にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図20及び図21に示す流れ図を用いて説明する。
削除部206は、削除指示情報を受け取ると(ステップS400)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得し、さらに、番組IDと対応する検索情報を全て検索情報記憶部202より取得する(ステップS405)。
ここでは、再生装置200にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図20及び図21に示す流れ図を用いて説明する。
削除部206は、削除指示情報を受け取ると(ステップS400)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得し、さらに、番組IDと対応する検索情報を全て検索情報記憶部202より取得する(ステップS405)。
取得した全ての検索情報のうち1つの検索情報に対して、検索情報に含まれる検索用付加情報が音楽であるか否かの判断を行う(ステップS410)。
「音楽」であると判断する場合には、削除部206は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS415)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS420)。
「音楽」であると判断する場合には、削除部206は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS415)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS420)。
ステップS410にて、「音楽」でないと判断する場合には、検索用付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS425)。
「人物」であると判断する場合には、削除部206は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS430)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。(ステップS435)。
「人物」であると判断する場合には、削除部206は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS430)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。(ステップS435)。
ステップS425にて、「人物」でないと判断する場合には、検索用付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS440)。
「文字」であると判断する場合には、削除部206は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS445)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS450)。
「文字」であると判断する場合には、削除部206は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS445)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS450)。
ステップS440にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、検索用付加情報が「キャプチャ」であると判断する場合には、削除部206は、キャプチャ認識処理を実行して、キャプチャ先頭フレームを検出し(ステップS455)、検出したキャプチャ先頭フレームを用いて、キャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及び検索用表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS460)。
削除部206は、ステップS405にて取得した検索情報のうちで、ステップS410からステップS460までの処理がされていない検索情報が存在するか否かを判断し(ステップS465)、検索情報が存在すると判断する場合には、処理がされていない検索情報を取得し(ステップS470)、ステップS410に戻り、取得した検索情報に対して、ステップS410以降の動作を行う。
削除部206は、ステップS465にて、ステップS410からステップS460までの処理がされていない検索情報が存在しない、つまり、ステップS405にて取得した全ての検索情報に対してステップS410からステップS460までの処理がされていると判断する場合には、番組コンテンツを消去し(ステップS475)、一時的に記憶している音声画像データを番組ID、CH番号、検索用表示時刻と対応付けて番組コンテンツ記憶部201へ記憶する(ステップS480)。
1.5 まとめ
以上、説明したように本発明によれば、ブックマークシステムは、再生装置にてコンテンツの再生中に携帯電話機を用いて、ブックマークを行い、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を記憶することで、後日、記憶しているブックマーク情報を用いて、携帯電話機にてブックマークされた画像データの表示を行うことができる。
以上、説明したように本発明によれば、ブックマークシステムは、再生装置にてコンテンツの再生中に携帯電話機を用いて、ブックマークを行い、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を記憶することで、後日、記憶しているブックマーク情報を用いて、携帯電話機にてブックマークされた画像データの表示を行うことができる。
また、再生装置は、携帯電話機より受信したブックマーク情報を用いて、画像データの取得を高速に行うことができる。
また、ブックマークの登録時に利用者がブックマークしたい画像データと実際にブックマークされた画像データとが、ブックマーク指示情報の送信から受信までに要する時間の影響により異なる場合が考えられるが、上記に示した再生装置は、画像データ取得時に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のうちで、付加情報に示される情報に対応する認識処理を実行することにより、利用者が希望する画像データを従来より正確に取得し、取得した画像データを携帯電話機へ送信することができる。
また、ブックマークの登録時に利用者がブックマークしたい画像データと実際にブックマークされた画像データとが、ブックマーク指示情報の送信から受信までに要する時間の影響により異なる場合が考えられるが、上記に示した再生装置は、画像データ取得時に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のうちで、付加情報に示される情報に対応する認識処理を実行することにより、利用者が希望する画像データを従来より正確に取得し、取得した画像データを携帯電話機へ送信することができる。
また、携帯電話機は、ブックマークを行う場合に、双方向通信により再生装置からブックマークした画像データの放送時刻や番組ID等の情報を受信することができる。
また、携帯電話機は、生成したブックマーク情報を内容に応じて、フォルダへ自動に振分けるため、ブックマーク情報の整理が簡単にできる。
1.6 ブックマーク情報の格納先の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を携帯電話機にて格納したが、ここでは、ブックマーク情報を再生装置のみに記憶した場合の変形例について説明する。
また、携帯電話機は、生成したブックマーク情報を内容に応じて、フォルダへ自動に振分けるため、ブックマーク情報の整理が簡単にできる。
1.6 ブックマーク情報の格納先の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を携帯電話機にて格納したが、ここでは、ブックマーク情報を再生装置のみに記憶した場合の変形例について説明する。
本変形例における再生装置1000及び携帯電話機1100について、以下に説明する。
1.6.1 再生装置1000
再生装置1000は、図22に示すように、番組コンテンツ記憶部1001、ブックマーク記憶部1002、再生部1003、登録部1004、データ取得部1005、削除部1006、受信部1007及び送受信部1008から構成されている。
1.6.1 再生装置1000
再生装置1000は、図22に示すように、番組コンテンツ記憶部1001、ブックマーク記憶部1002、再生部1003、登録部1004、データ取得部1005、削除部1006、受信部1007及び送受信部1008から構成されている。
再生装置1000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置1000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部1001
番組コンテンツ記憶部1001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部201と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部1002
ブックマーク記憶部1002は、上記にて示すブックマーク記憶部101と同様のフォルダ構成を有している。上記実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記実施の形態にて示すデータに、さらに、携帯電話機を識別する電話機IDを含む点である。
番組コンテンツ記憶部1001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部201と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部1002
ブックマーク記憶部1002は、上記にて示すブックマーク記憶部101と同様のフォルダ構成を有している。上記実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記実施の形態にて示すデータに、さらに、携帯電話機を識別する電話機IDを含む点である。
ここで、図23に音楽フォルダにて記憶されている音楽情報テーブルT1000の一例を示す。
音楽情報テーブルT1000は、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード、端末識別子及び付加情報である。
端末識別子は、携帯電話機を識別する電話機IDである。残りの項目については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
音楽情報テーブルT1000は、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード、端末識別子及び付加情報である。
端末識別子は、携帯電話機を識別する電話機IDである。残りの項目については、上記実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
また、他のフォルダにて記憶されている各テーブルの構成は、音楽情報テーブルT1000の構成と同様であるため、説明は省略する。
(3)再生部1003
再生部1003は、上記にて示す再生部203と同様であるため説明は省略する。
(4)登録部1004
登録部1004は、再生部1003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
(3)再生部1003
再生部1003は、上記にて示す再生部203と同様であるため説明は省略する。
(4)登録部1004
登録部1004は、再生部1003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部1004は、番組コンテンツの再生中に、受信部1007を介して携帯電話機1100から、ブックマーク指示情報と、携帯電話機1100を識別する電話機IDとを受信する。
登録部1004は、上記にて示す登録部204と同様の動作にて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し、さらに、再生部1003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
登録部1004は、上記にて示す登録部204と同様の動作にて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し、さらに、再生部1003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
これにより、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、登録部1004は、受信部1007を介して携帯電話機1100から、識別名を受信する。
登録部1004は、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。登録部1004は、ブックマーク指示情報を受信後、さらに、地域コードを受信すると、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID、地域コード及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。
登録部1004は、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。登録部1004は、ブックマーク指示情報を受信後、さらに、地域コードを受信すると、取得した放送時刻と、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID、地域コード及び識別名と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部1002内のフォルダへ書き込む。
以上により、ブックマーク情報を書き込む書込部が構成されることになる。
また、登録部1004において、上記に示すように、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、識別名及び地域コードを受け取る情報受取部も構成されることになる。
(5) データ取得部1005
データ取得部1005は、携帯電話機1100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」及び「キャプチャ認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。また、携帯電話機1100より受信した電話機IDを一時的に記憶するためのID記憶領域を有している。
また、登録部1004において、上記に示すように、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、識別名及び地域コードを受け取る情報受取部も構成されることになる。
(5) データ取得部1005
データ取得部1005は、携帯電話機1100へ送信する動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」及び「キャプチャ認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。また、携帯電話機1100より受信した電話機IDを一時的に記憶するためのID記憶領域を有している。
データ取得部1005は、送受信部1008を介して携帯電話機1100より、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報と、電話機IDとを受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、ブックマーク記憶部1002が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にした格納先リストを生成し、生成した格納先リストを送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。また、受信した電話機IDをID記憶領域に記憶する。なお、格納先リストの画面イメージは、図9(a)と同様であるため、説明は省略する。
データ取得部1005は、選択された格納先を示す選択フォルダ情報を、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、受信する。ここで、選択フォルダ情報は、選択されたフォルダに割り当てられた番号からなる情報である。
さらに、データ取得部1005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。データ取得部1005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。ここで、一覧リストは、各識別名に、異なる番号が割り当てられたリストである。なお、格納先リストの画面イメージは、図9(b)と同様であるため、説明は省略する。
さらに、データ取得部1005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。データ取得部1005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。ここで、一覧リストは、各識別名に、異なる番号が割り当てられたリストである。なお、格納先リストの画面イメージは、図9(b)と同様であるため、説明は省略する。
データ取得部1005は、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部1002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部1002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
データ取得部1005は、取得したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部1001より取得する。このとき、BM用CH番号及びBM用番組IDと対応する番組コンテンツを複数取得した場合には、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。
次に、データ取得部1005は、上記にて示す取得方法と同様の方法にて、取得した番組コンテンツより静止画像若しくは動画像を、コピーにより取得する。また、動画像を取得する際には、その音声をもコピーにより取得する。データ取得部1005は、取得した静止画像若しくは動画像に対して、間引き(ディグレード)を行い、携帯電話機1100へ送信する画像の画質を落とす。間引きは、例えば、16ビットのデータを8ビットに変換することにより可能である。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
データ取得部1005は、画質が落とされた静止画像若しくは動画像を画像データとして送受信部1008を介して、携帯電話機1100へ送信する。なお、動画像を送信する際には、動画像に係る音声データをも送信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データを要求する画像データ要求情報と、地域コードと、電話機IDとを、携帯電話機1100から送受信部1008を介して、受信する。これにより、画像データ要求情報と地域コードを受信する識別子受信部が構成されることになる。
データ取得部1005は、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する。
データ取得部1005は、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する。
データ取得部1005は、取得した全てのブックマーク情報に対して、各ブックマーク情報に含まれる付加情報に対応する静止画像若しくは動画像を、上記と同様の取得方法にて取得する。データ取得部1005は、上記と同様に、間引きを行い、画質が落とされた各画像を、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部1008を介して携帯電話機1100へ送信する。これにより、上記と同様にコンテンツ送信部が構成されることになる。
(6)削除部1006
削除部1006は、上記にて示す削除部206と同様であるため、説明は省略する。
(7)受信部1007
受信部1007は、赤外線通信により携帯電話機1100より受信した情報を登録部1004へ出力する。
削除部1006は、上記にて示す削除部206と同様であるため、説明は省略する。
(7)受信部1007
受信部1007は、赤外線通信により携帯電話機1100より受信した情報を登録部1004へ出力する。
(8)送受信部1008
送受信部1008は、インターネットにより携帯電話機1100より受信した情報をデータ取得部1005へ出力する。
また、送受信部1008は、データ取得部1005より受け取った情報を携帯電話機1100へ、インターネットにより送信する。
送受信部1008は、インターネットにより携帯電話機1100より受信した情報をデータ取得部1005へ出力する。
また、送受信部1008は、データ取得部1005より受け取った情報を携帯電話機1100へ、インターネットにより送信する。
1.6.2 携帯電話機1100
携帯電話機1100は、図24に示すように、地域情報記憶部1102、無線部1103、ベースバンド信号処理部1104、スピーカー1105、マイク1106、制御部1107、入力部1108、表示部1109、送信部1110及び識別子記憶部1111から構成されている。
携帯電話機1100は、図24に示すように、地域情報記憶部1102、無線部1103、ベースバンド信号処理部1104、スピーカー1105、マイク1106、制御部1107、入力部1108、表示部1109、送信部1110及び識別子記憶部1111から構成されている。
携帯電話機1100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機1100は、その機能を達成する。
(1)地域情報記憶部1102
地域情報記憶部1102は、上記にて示す地域情報記憶部102と同様であるため、説明は省略する。
(1)地域情報記憶部1102
地域情報記憶部1102は、上記にて示す地域情報記憶部102と同様であるため、説明は省略する。
(2)識別子記憶部1111
識別子記憶部1111は、携帯電話機1100を識別する電話機IDを記憶している。
(3) 無線部1103
無線部1103は、アンテナ1300を備えており、無線信号の送受信を行う。
(4) ベースバンド信号処理部1104
ベースバンド信号処理部1104は、無線部1103より受け取った信号をスピーカー1105へ出力するための信号処理や、マイク1106より受け取った音声を無線部1103へ出力するための信号処理を行う。
識別子記憶部1111は、携帯電話機1100を識別する電話機IDを記憶している。
(3) 無線部1103
無線部1103は、アンテナ1300を備えており、無線信号の送受信を行う。
(4) ベースバンド信号処理部1104
ベースバンド信号処理部1104は、無線部1103より受け取った信号をスピーカー1105へ出力するための信号処理や、マイク1106より受け取った音声を無線部1103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部1104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を、無線部1103を介して受け取ると、受け取った情報を制御部1107へ出力する。
ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け取ると、受け取った表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を無線部1103、公衆無線通信網及びインターネットを介して、再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、画像データ要求情報を制御部1107から受け取ると、さらに、地域コードをも受け取り、受け取った地域コードも画像データ要求情報と併せて、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー1105へ出力するための信号処理をも行う。
ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け取ると、受け取った表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を無線部1103、公衆無線通信網及びインターネットを介して、再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、画像データ要求情報を制御部1107から受け取ると、さらに、地域コードをも受け取り、受け取った地域コードも画像データ要求情報と併せて、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置1000へ送信する。ベースバンド信号処理部1104は、制御部1107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー1105へ出力するための信号処理をも行う。
(5) スピーカー1105
スピーカー1105は、上記にて示すスピーカー105と同様であるため、説明は省略する。
(6) マイク1106
マイク1106は、上記にて示すマイク106と同様であるため、説明は省略する。
スピーカー1105は、上記にて示すスピーカー105と同様であるため、説明は省略する。
(6) マイク1106
マイク1106は、上記にて示すマイク106と同様であるため、説明は省略する。
(7) 制御部1107
制御部1107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機1100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、指定表示及び地域表示における制御について、説明する。
制御部1107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機1100全体の制御を行っている。
以下、ブックマーク情報の登録、指定表示及び地域表示における制御について、説明する。
<ブックマーク情報の登録>
制御部1107は、ブックマーク指示情報を入力部1108より受け取る。また、制御部1107は、入力部1108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部1108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。
制御部1107は、ブックマーク指示情報を入力部1108より受け取る。また、制御部1107は、入力部1108にて、地域コードを示す地域コード情報を利用者より受け付けた場合には、入力部1108よりブックマーク指示情報と併せて、地域コード情報も受け取る。
次に、制御部1107は、受け取ったブックマーク指示情報と識別子記憶部1111にて記憶している電話機IDとを赤外線通信により、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。また、制御部1107は、地域コードをも入力部1108から受け取っている場合には、地域コードも併せて、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。
さらに、制御部1107は、入力部1108より識別名を受け取ると、受け取った識別名を赤外線通信により、再生装置1000へ送信部1110を介して送信する。
以上により、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、地域コード及び識別名を送信する情報送信部が構成されることになる。
<指定表示>
制御部1107は、表示開始情報を入力部1108より受け取ると、電話機IDを取得し、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、無線部1103を介して再生装置1000へ、インターネット及び公衆無線通信網を利用して送信する。
以上により、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)、電話機ID、地域コード及び識別名を送信する情報送信部が構成されることになる。
<指定表示>
制御部1107は、表示開始情報を入力部1108より受け取ると、電話機IDを取得し、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、無線部1103を介して再生装置1000へ、インターネット及び公衆無線通信網を利用して送信する。
制御部1107は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した格納先リストを、表示部1109へ出力する。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
制御部1107は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した一覧リストを、表示部1109へ出力する。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
以上により、指示送信部が構成されることになる。
制御部1107は、ユーザによるキー操作にて、入力部1108から選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報をベースバンド信号処理部1104へ出力する。
以上により、指示送信部が構成されることになる。
制御部1107は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信する。また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像及び音声からなる部分コンテンツを受信するコンテンツ受信部が構成されることになる。
制御部1107は、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データに基づく静止画像若しくは動画像を、表示部1109を介して表示する。また、音声データをも受信した場合には、受信した音声データをベースバンド信号処理部1104を介してスピーカー1105へ出力する。これにより、制御部1107は、受信した動画像の再生を行うことができる。これにより、コンテンツ出力部が構成されることになる。
<地域表示>
制御部1107は、地域表示情報を入力部1108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部1107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する。
制御部1107は、地域表示情報を入力部1108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部1107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する。
制御部1107は、取得した地域コード及び電話機IDと、画像データ要求情報とをベースバンド信号処理部1104へ出力する。
制御部1107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データ基づく静止画像若しくは動画像を、表示部1109を介して表示する。
制御部1107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像の画像データ若しくは動画像の画像データ基づく静止画像若しくは動画像を、表示部1109を介して表示する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データを、ベースバンド信号処理部1104を介してスピーカー1105へ出力する。これにより、制御部1107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
なお、制御部1107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部1108より、前画像情報、又は後画像情報を受け付けることにより、表示部1109にて表示する静止画像若しくは動画像を制御する。
なお、制御部1107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部1108より、前画像情報、又は後画像情報を受け付けることにより、表示部1109にて表示する静止画像若しくは動画像を制御する。
(8) 入力部1108
入力部1108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部1108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部1107へ出力する。また、入力部1108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部1107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部1107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
入力部1108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部1108は、ブックマーク指示情報を受け付け、受け付けたブックマーク指示情報を制御部1107へ出力する。また、入力部1108は、地域コード情報を受け付け、受け付けた地域コード情報を制御部1107へ出力する。なお、地域コード情報は、ブックマーク指示情報の受け付け時に受け付け、地域コード情報を制御部1107へ出力する際には、ブックマーク指示情報と併せて、出力する。
さらに、入力部1108は、識別名情報を受け付けると、受け付けた識別名情報を制御部1107へ出力する。
入力部1108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部1107へ出力する。さらに、入力部1108は、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受け付け、受け付けた選択フォルダ情報及び選択識別名情報を制御部1107へ出力する。
入力部1108は、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報を制御部1107へ出力する。さらに、入力部1108は、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受け付け、受け付けた選択フォルダ情報及び選択識別名情報を制御部1107へ出力する。
また、入力部1108は、地域表示情報を受け付けると、受け付けた地域表示情報を制御部1107へ出力する。さらに、入力部1108は、前画像情報及び後画面情報を受け付け、受け付けた前画像情報及び後画面情報を制御部1107へ出力する。
以上により、受付部が構成されることになる。
(9) 表示部1109
表示部1109は、制御部1107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
以上により、受付部が構成されることになる。
(9) 表示部1109
表示部1109は、制御部1107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
表示部1109は、制御部1107より一覧リストを受け取ると、受け取った一覧リストを表示する。
さらに、表示部1109は、制御部1107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。なお、表示部1109にて表示される画像は、再生装置1000にて行われる間引きにより、画質が落とされた画像であることに注意されたい。
さらに、表示部1109は、制御部1107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。なお、表示部1109にて表示される画像は、再生装置1000にて行われる間引きにより、画質が落とされた画像であることに注意されたい。
(10) 送信部1110
送信部1110は、制御部1107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置1000へ送信する。
1.6.3 ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図25に示す流れ図を用いて説明する。
送信部1110は、制御部1107より受け取った情報を、赤外線通信により再生装置1000へ送信する。
1.6.3 ブックマーク情報の登録時の動作概要
ここでは、ブックマーク情報の登録時における動作概要について、図25に示す流れ図を用いて説明する。
携帯電話機1100は、利用者よりブックマーク指示情報を受け付けると(ステップS1000)、識別子記憶部1111から電話機IDを取得する(ステップS1005)。携帯電話機1100は、ブックマーク指示情報と、電話機IDとを再生装置1000へ送信する(ステップS1010)。なお、ステップS1000にて、ブックマーク指示情報加えて、地域コードをも受け付けた場合には、ステップS1010にて、受け付けた地域コードをも併せて送信する。
再生装置1000は、携帯電話機1100より、ブックマーク指示情報及び電話機IDを受信すると(ステップS1015)、CH番号と、番組IDと、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得する(ステップS1020)。
携帯電話機1100は、さらに、識別名を受け付け、受け付けた識別名を再生装置1000へ送信する(ステップS1025)。
携帯電話機1100は、さらに、識別名を受け付け、受け付けた識別名を再生装置1000へ送信する(ステップS1025)。
再生装置1000は、携帯電話機1100より識別名を受信し(ステップS1030)、受信した識別名、対応情報及び電話機IDと、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いてブックマーク情報を生成し(ステップS1035)、生成したブックマーク情報を、生成したブックマーク情報に含まれる付加情報に対応するフォルダへ格納するブックマーク情報格納処理を行う(ステップS1040)。なお、ステップS1015において、携帯電話機1100から地域コード情報をも受信した場合には、再生装置1000は、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、受信した電話機ID、地域コード及び識別名と、取得した放送時刻と、再生部1003より取得したCH番号及び番組IDとを用いて、ブックマーク情報を生成し、生成したブックマーク情報を、ブックマーク情報に含まれる対応情報に対応するフォルダへ格納する。
ブックマーク情報格納処理の詳細については、図17に示す動作と同様であるため、説明は省略する。
1.6.4 指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図26に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、表示開始情報を受け取ると(ステップS1100)、電話機IDを取得し(ステップS1105)、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、再生装置1000へ送信する(ステップS1110)。
1.6.4 指定表示時の動作概要
ここでは、指定表示時の動作概要について、図26に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、表示開始情報を受け取ると(ステップS1100)、電話機IDを取得し(ステップS1105)、受け取った表示開始情報と取得した電話機IDとを、再生装置1000へ送信する(ステップS1110)。
再生装置1000は、携帯電話機1100より、表示開始情報と電話機IDとを受信すると(ステップS1115)、格納先リストを生成し、生成した格納先リストを携帯電話機1100へ送信し、受信した電話機IDをID記憶領域に記憶する(ステップS1120)。
携帯電話機1100は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した格納先リストを表示する(ステップS1125)。
携帯電話機1100は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した格納先リストを表示する(ステップS1125)。
携帯電話機1100は、ユーザによるキー操作にて、選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報を再生装置1000へ送信する(ステップS1130)。
再生装置1000は、選択フォルダ情報を、携帯電話機1100から受信する(ステップS1135)。
再生装置1000は、さらに、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得して、一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、携帯電話機1100へ送信する(ステップS1140)。
再生装置1000は、選択フォルダ情報を、携帯電話機1100から受信する(ステップS1135)。
再生装置1000は、さらに、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報のうち、ID記憶領域にて記憶している電話機IDを含むブックマーク情報を全て取得し、取得した各ブックマーク情報に含まれる識別名を取得して、一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、携帯電話機1100へ送信する(ステップS1140)。
携帯電話機1100は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した一覧リストを表示する(ステップS1145)。
携帯電話機1100は、ユーザによるキー操作にて、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報を再生装置1000へ送信する(ステップS1150)。
携帯電話機1100は、ユーザによるキー操作にて、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報を再生装置1000へ送信する(ステップS1150)。
再生装置1000は、携帯電話機1100から選択識別名情報を受信すると(ステップS1155)、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部1002より取得する(ステップS1160)。
再生装置1000は、取得したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDを用いて、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する画像データ取得処理を行う(ステップS1165)。
再生装置1000は、取得したブックマーク情報に含まれるBM用CH番号及びBM用番組IDを用いて、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する画像データ取得処理を行う(ステップS1165)。
携帯電話機1100は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示する(ステップS1170)。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをも出力する。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをも出力する。
1.6.5 地域表示時の動作概要
ここでは、地域表示時の動作概要について、図27に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、地域表示情報を受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定し、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し(ステップS1200)、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する(ステップS1205)。
ここでは、地域表示時の動作概要について、図27に示す流れ図を用いて、説明する。
携帯電話機1100は、地域表示情報を受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定し、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部1102より取得し(ステップS1200)、さらに、電話機IDを識別子記憶部1111より取得する(ステップS1205)。
携帯電話機1100は、取得した地域コード及び電話機IDと、画像データ要求情報とを再生装置1000へ送信する(ステップS1210)。
再生装置1000は、画像データ要求情報と、地域コードと、電話機IDとを、携帯電話機1100から受信すると(ステップS1215)、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する(ステップS1220)。
再生装置1000は、画像データ要求情報と、地域コードと、電話機IDとを、携帯電話機1100から受信すると(ステップS1215)、ブックマーク記憶部1002より、受信した地域コード及び電話機IDの双方と一致するブックマーク情報を全て取得する(ステップS1220)。
再生装置1000は、画像データ取得処理を行う(ステップS1225)。
携帯電話機1100は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示する(ステップS1230)。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データを出力する。
携帯電話機1100は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置1000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示する(ステップS1230)。
また、携帯電話機1100は、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データを出力する。
なお、ステップS1220おいて、複数のブックマーク情報が取得された場合には、携帯電話機1100は、取得された全てのブックマーク情報に係る静止画像若しくは動画像を再生装置1000から受信する。このとき、前画像情報若しくは後画像情報を受け付けることにより、表示する画像データを制御する。
1.6.6 画像データ取得処理
ここでは、図26に示すステップS1165の画像データ取得処理について、図18に示す画像データ取得処理との変更点のみ説明する。
1.6.6 画像データ取得処理
ここでは、図26に示すステップS1165の画像データ取得処理について、図18に示す画像データ取得処理との変更点のみ説明する。
変更点は、図18におけるステップS300が削除され、ステップS305は、図26にて示すステップS1160にて取得したブックマーク情報を用いて、実行される。なお、ステップS315、S320、S335、S350及びS360にて取得された1以上のフレームは、画質を落とすために間引きされ、ステップS325、S340、S355及びS365では、画質が落とされた画像データが送信される。
また、図27に示すステップS1225の画像データ取得処理についても上記と同様の変更がなされる。ただし、ステップS305以降の動作は、図27にて示すステップS1220にて取得した全てのブックマーク情報を用いて、実行される。
1.6.7 変形例
上記に説明したブックマーク情報の格納先の変形例は、本発明の実施の一例であり、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得るものである。以下のような場合も本発明に含まれる。
1.6.7 変形例
上記に説明したブックマーク情報の格納先の変形例は、本発明の実施の一例であり、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものではなく、その旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得るものである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)データ取得部1005にて、ブックマーク情報に係る静止画像若しくは動画像を取得した場合に、画質を落とすために、間引きを行ったが、これに限定されない。
取得した静止画像若しくは動画像に、予め定められた文字(例えば、「サンプル」)を付加して、携帯電話機1100へ送信してもよい。携帯電話機1100は、文字「サンプル」が付加された静止画像若しくは動画像を表示する。
取得した静止画像若しくは動画像に、予め定められた文字(例えば、「サンプル」)を付加して、携帯電話機1100へ送信してもよい。携帯電話機1100は、文字「サンプル」が付加された静止画像若しくは動画像を表示する。
また、再生装置1000は、動画像を送信する場合には、さらに、音質を落とすために、音声データの間引きを行ってもよい。または、動画像を送信する場合には、音声データの間引きのみを行ってもよい。
また、再生装置1000は、送信する静止画像若しくは動画像に有効期限を与えてもよい。このとき、再生装置1000のデータ取得部1005は、取得した画像を送信すると、送信した画像に対する有効期限を、送信した画像に対応するブックマーク情報、電話機ID及び送信した画像を含む番組コンテンツの番組IDと対応付けて、ブックマーク記憶部1002へ記憶しておく。これにより、有効期限をブックマーク記憶部1002へ書き込む期限書込部が構成されることになる。
また、再生装置1000は、送信する静止画像若しくは動画像に有効期限を与えてもよい。このとき、再生装置1000のデータ取得部1005は、取得した画像を送信すると、送信した画像に対する有効期限を、送信した画像に対応するブックマーク情報、電話機ID及び送信した画像を含む番組コンテンツの番組IDと対応付けて、ブックマーク記憶部1002へ記憶しておく。これにより、有効期限をブックマーク記憶部1002へ書き込む期限書込部が構成されることになる。
再生装置1000は、記憶している電話機IDに対応する携帯電話機へ、有効期限内に限り、記憶している同一のブックマーク情報に対する画像を送信する。さらに、再生装置は、記憶している有効期限内において、記憶している番組IDに対応するブックマーク情報に対する画像を、他の携帯電話機へは送信しない。なお、再生装置1000は、記憶している有効期限内において、記憶している番組IDに対応し、且つ記憶しているブックマーク情報とは異なるブックマーク情報に対する画像を、記憶している電話機IDに対応する携帯電話機へは、送信しないようにしてもよいし、送信するようにしてもよい。
(2)上記の変形例では、システムを再生装置1000と携帯電話機1100とからなる構成としたが、これに限定されない。
システムをホームネットワークにて実現してもよい。再生装置1000をホームサーバとして、携帯電話機1100の代わりにクライアント装置(例えば、デジタルテレビ、DVDレコーダ)を用いる。クライアント装置は少なくとも1台以上あり、各クライアント装置には、それぞれを識別する装置識別子が記憶されている。
システムをホームネットワークにて実現してもよい。再生装置1000をホームサーバとして、携帯電話機1100の代わりにクライアント装置(例えば、デジタルテレビ、DVDレコーダ)を用いる。クライアント装置は少なくとも1台以上あり、各クライアント装置には、それぞれを識別する装置識別子が記憶されている。
クライアント装置は、再生装置1000にて記憶されている番組コンテンツを再生し、再生中に、クライアント装置に備え付けられているリモコンを用いて、ユーザの操作により、ブックマーク指示情報を受け付けると、受け付けたブックマーク指示情報と、装置識別子とを再生装置1000へ送信する。ブックマーク情報の登録は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
クライアント装置は、ユーザの操作により、表示開始情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報と、装置識別子とを再生装置1000へ送信する。以降の動作は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。なお、上記の変形例と異なる点は、インターネット及び公衆無線通信網を利用する代わりに、ホームネットワークを利用する点である。
(3)上記の変形例にて用いた電話機IDの代わりに、ユーザ毎に割り当てられたユーザIDを用いてもよい。携帯電話機1100は、ブックマーク指示情報を再生装置1000へ送信する際に、ユーザIDをも送信する。ブックマーク情報の登録は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
(3)上記の変形例にて用いた電話機IDの代わりに、ユーザ毎に割り当てられたユーザIDを用いてもよい。携帯電話機1100は、ブックマーク指示情報を再生装置1000へ送信する際に、ユーザIDをも送信する。ブックマーク情報の登録は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
携帯電話機1100は、表示開始情報を再生装置1000へ送信する際に、ユーザIDをも送信する。以降の動作は、上記の変形例と同様であるため、説明は省略する。
(4)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
1.6.8 まとめ
以上、説明したように、本変形例によると、BM情報を再生装置1000にて一括に管理できる。さらに、再生装置1000は、ブックマーク情報に電話機IDを付加することにより、複数の携帯電話機からのブックマーク指示に対応することができる。
(4)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
1.6.8 まとめ
以上、説明したように、本変形例によると、BM情報を再生装置1000にて一括に管理できる。さらに、再生装置1000は、ブックマーク情報に電話機IDを付加することにより、複数の携帯電話機からのブックマーク指示に対応することができる。
また、再生装置1000は、ブックマーク情報に係る画像を間引きして、画質を落とすことにより、著作権保護上の制限を行うことができる。
1.7 その他の変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
1.7 その他の変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、ブックマークした画像データを再生装置200より受信し、受信した画像データの表示を行ったがこれに限定されない。受信した画像データを記憶する記憶部を携帯電話機100に備え、当該記憶部に保存してもよい。ここで、記憶部は、携帯電話機100内のメモリや、携帯電話機に着脱可能な記録媒体(例えば、SDカード)である。
(2)上記の実施の形態では、携帯型の通信端末機を携帯電話機としたが、これに限定されない。他の携帯型の通信端末機であってもよい。
例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やブックマークシステムのみに用いられる専用端末機である。
(3)複数の携帯電話機間にて、ブックマーク情報の送受信を行ってもよい。この場合、ブックマーク情報の送受信は、例えば、赤外線通信によって行う。この場合、制御部107内に構成されている情報送信部が、ブックマーク記憶部101にて記憶しているブックマーク情報を、送受信部110を介して他の携帯電話機へ送信する。また、他の携帯電話機よりブックマーク情報を受信する場合には、制御部107内に構成されている時刻受信部が、送受信部110を介して他の携帯電話機より、ブックマーク情報を受信する。また、他の携帯電話機より受信したブックマーク情報を、制御部107内に構成されている情報書込部が、ブックマーク記憶部101へ書き込む。
例えば、PDA(Personal Digital Assistant)やブックマークシステムのみに用いられる専用端末機である。
(3)複数の携帯電話機間にて、ブックマーク情報の送受信を行ってもよい。この場合、ブックマーク情報の送受信は、例えば、赤外線通信によって行う。この場合、制御部107内に構成されている情報送信部が、ブックマーク記憶部101にて記憶しているブックマーク情報を、送受信部110を介して他の携帯電話機へ送信する。また、他の携帯電話機よりブックマーク情報を受信する場合には、制御部107内に構成されている時刻受信部が、送受信部110を介して他の携帯電話機より、ブックマーク情報を受信する。また、他の携帯電話機より受信したブックマーク情報を、制御部107内に構成されている情報書込部が、ブックマーク記憶部101へ書き込む。
このときの再生装置200における動作について、携帯電話機100を用いて、以下に説明する。再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用番組IDと一致する番組コンテンツが番組コンテンツ記憶部201に存在するか否かを判断する。存在すると判断する場合には、受信したブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、音声データをも送信する。
番組コンテンツが存在しないと判断する場合には、受信したブックマーク情報に対応する画像データが存在しない旨のメッセージを携帯電話機100へ送信する。
(4)ブックマークの登録を行う場合に、対応情報にて、ブックマークの対象を指定したが、これに限定されない。ブックマークの対象を指定しなくてもよい。
この場合、対応情報は空白となり、携帯電話機100にて生成されるブックマーク情報に含まれる付加情報も空白となる。再生装置200は、付加情報が空白であるブックマーク情報を受信すると、ブックマーク情報に対応する画像データを含むコーナーの検出を行い。検出したコーナーをコピーにより取得する。または、コーナーの検出ではなく、番組コンテンツの開始位置の検索を行ってもよい。
(4)ブックマークの登録を行う場合に、対応情報にて、ブックマークの対象を指定したが、これに限定されない。ブックマークの対象を指定しなくてもよい。
この場合、対応情報は空白となり、携帯電話機100にて生成されるブックマーク情報に含まれる付加情報も空白となる。再生装置200は、付加情報が空白であるブックマーク情報を受信すると、ブックマーク情報に対応する画像データを含むコーナーの検出を行い。検出したコーナーをコピーにより取得する。または、コーナーの検出ではなく、番組コンテンツの開始位置の検索を行ってもよい。
ここで、コーナーとは、特定の内容を持つ映像区間のことである。例えば、CMから番組への切り替わり時から番組からCMへの切り替わり時までの区間である。このとき、商業放送の場合には、1つの番組内において、コーナーに相当する区間が、複数存在し、非商業放送の場合には、1つの番組内において、コーナーに相当する区間が、1つ存在する。また、商業放送及び非商業放送において、通常、コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレーム(例えば、無音フレーム)が放送されている。これにより、番組コンテンツには、少なくとも1つ以上のコーナーが存在し、各コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレームが存在することになる。
(5)再生装置200は、ブックマーク情報を受信した後に、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報に対応する認識処理を実行し、先頭フレームを取得したが、これに限定されない。ブックマーク指示情報の受信後、ブックマーク指示情報に含まれる対応情報に対応する認識処理を実行し、先頭フレームの放送時刻を取得し、取得した放送時刻とブックマーク指示情報とを用いて、検索情報を生成し、生成した検索情報を記憶してもよい。
ここで、対応情報が「音楽」である場合には、音楽認識処理が対応し、「人物」である場合には、人物認識処理が対応し、「文字」である場合には、文字認識処理が対応し、「キャプチャ」である場合には、キャプチャ認識処理が対応している。
(6)ブックマークの登録を録画した番組コンテンツの再生中に行ったが、これに限定されない。番組コンテンツの録画中にブックマークの登録を行ってもよい。
(6)ブックマークの登録を録画した番組コンテンツの再生中に行ったが、これに限定されない。番組コンテンツの録画中にブックマークの登録を行ってもよい。
(7)番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与したが、これに限定されない。再生装置200は、放送局より番組のジャンル名、番組名、放送時間等の情報を含む電子番組ガイド(以下、EPG)等のデータ放送を受信し、受信したEPGにおける番組の識別子を番組IDとしてもよい。
(8)ブックマーク登録時に携帯電話機100と再生装置200との通信を赤外線通信としたが、これに限定されない。無線にて通信を行う方法であればよい。
(8)ブックマーク登録時に携帯電話機100と再生装置200との通信を赤外線通信としたが、これに限定されない。無線にて通信を行う方法であればよい。
例えば、Bluetoothである。
(9)再生装置200は、画像データ取得時に、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻を用いて、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じた画像データの先頭フレームを取得したが、これに限定されない。BM用表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(9)再生装置200は、画像データ取得時に、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻を用いて、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じた画像データの先頭フレームを取得したが、これに限定されない。BM用表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
また、番組コンテンツの削除を行う場合も同様に、削除情報に含まれる検索用表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(10)携帯電話機100にてブックマークした箇所を表示する場合には、静止画像若しくは動画像を表示したが、これに限定されない。文字データからなる情報を表示してもよい。例えば、文字データからなる情報とは、画像データに含まれるテロップからなる情報であり、再生装置200は、当該テロップにて示される文字データを携帯電話機100へ送信し、携帯電話機100は、受信した文字データを表示する。
(10)携帯電話機100にてブックマークした箇所を表示する場合には、静止画像若しくは動画像を表示したが、これに限定されない。文字データからなる情報を表示してもよい。例えば、文字データからなる情報とは、画像データに含まれるテロップからなる情報であり、再生装置200は、当該テロップにて示される文字データを携帯電話機100へ送信し、携帯電話機100は、受信した文字データを表示する。
または、再生装置200は、ブックマークした箇所に係る情報として、動画像に係る音声データのみを取得し、取得した音声データを携帯電話機100へ送信し、携帯電話機100は、受信した音声データをスピーカー105にて出力してもよい。
(11)検索情報とブックマーク情報とを、ブックマークされた画像データの放送時刻のみで対応付けしてもよい。
(11)検索情報とブックマーク情報とを、ブックマークされた画像データの放送時刻のみで対応付けしてもよい。
このとき、ブックマーク情報は、識別名、BM用表示時刻、地域コード及び付加情報からなり、検索情報は、検索用表示時刻、検索用CH番号、検索用番組ID及び検索用付加情報とからなる。
このとき、再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と一致する検索用表示時刻を含む検索情報を取得し、取得した検索情報を用いて、画像データを取得する。
このとき、再生装置200は、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と一致する検索用表示時刻を含む検索情報を取得し、取得した検索情報を用いて、画像データを取得する。
(12)ブックマークの対象を示す情報の種類として、音楽、人物、文字及びキャプチャを用いたが、これに限定されない。上記以外の情報をブックマークの対象を示す情報として用いてもよい。例えば、CM(コマーシャルメッセージ)番組を示す情報である。このとき、携帯電話機100は、CM番組を示す情報と対応するフォルダをブックマーク記憶部101に備えており、ブックマーク登録時に受け付けたブックマーク指示情報に含まれる対応情報が、CM番組を示す情報である場合には、その情報に対応するフォルダへブックマーク情報を記憶する。再生装置200では、CM番組認識処理を行うプログラムをあらかじめ記憶しており、携帯電話機100より受信ブックマーク情報に含まれる付加情報がCM番組を示す情報である場合には、ブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と番組コンテンツ記憶部201より取得した番組コンテンツとを用いて、CM番組認識処理行いプログラムを実行することにより、番組コンテンツにおいて、BM用表示時刻より前に位置する直近のCM先頭フレームを取得し、さらに、取得したCM先頭フレームからそのCM番組の切れ目を取得、つまり、1つのCM番組の画像データを取得する。さらに、取得した画像データに係る音声データをも取得する。ここで、CM番組認識処理とは、無音区間が所定の時間(例えば15秒)間隔で繰り返される区間の先頭に位置するCM先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。
また、番組コンテンツの削除時には、検索情報に含まれる検索用付加情報がCM番組を示す情報である場合には、CM番組認識処理を行うプログラムを実行して、CM先頭フレームを取得し、取得したCM先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続する画像データ及び音声データを取得する。
(13)ブックマークの対象を示す情報をさらに詳細に分類してもよい。例えば、キャプチャを、さらに、レストラン及び行楽地と分類する。このとき、携帯電話機100は、レストラン及び行楽地のそれぞれに対応するフォルダをブックマーク記憶部101に備えており、ブックマーク登録時に受け付けたブックマーク指示情報に含まれる対応情報が、レストランである場合には、レストランに対応するフォルダへブックマーク情報を記憶し、対応情報が、行楽地である場合には、行楽地に対応するフォルダへブックマーク情報を記憶する。なお、再生装置200では、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報がレストラン若しくは行楽地である場合には、付加情報がキャプチャである場合と同様の動作となるため、説明は省略する。
(13)ブックマークの対象を示す情報をさらに詳細に分類してもよい。例えば、キャプチャを、さらに、レストラン及び行楽地と分類する。このとき、携帯電話機100は、レストラン及び行楽地のそれぞれに対応するフォルダをブックマーク記憶部101に備えており、ブックマーク登録時に受け付けたブックマーク指示情報に含まれる対応情報が、レストランである場合には、レストランに対応するフォルダへブックマーク情報を記憶し、対応情報が、行楽地である場合には、行楽地に対応するフォルダへブックマーク情報を記憶する。なお、再生装置200では、受信したブックマーク情報に含まれる付加情報がレストラン若しくは行楽地である場合には、付加情報がキャプチャである場合と同様の動作となるため、説明は省略する。
また、番組コンテンツの削除時には、検索情報に含まれる検索用付加情報がレストラン若しくは行楽地である場合には、検索用付加情報がキャプチャである場合と同様の動作となるため、説明は省略する。
(14)ブックマークされた画像データを表示する際、付加情報が音楽の場合のみ動画像を表示したが、これに限定されない。他の付加情報の場合でも、動画像を表示してもよいし、逆に、付加情報が音楽の場合には、静止画を表示してもよい。
(14)ブックマークされた画像データを表示する際、付加情報が音楽の場合のみ動画像を表示したが、これに限定されない。他の付加情報の場合でも、動画像を表示してもよいし、逆に、付加情報が音楽の場合には、静止画を表示してもよい。
または、携帯電話機100は、表示開始情報を受け付ける際に、表示する画像データを静止画とするか、又は動画像とするかの選択を受け付けてもよい。さらに、地域表示情報を受け付ける際も同様に、表示する画像データを静止画とするか、又は動画像とするかの選択を受け付けてもよい。
(15)携帯電話機100は、地域表示情報を受け付ける際に、検索するフォルダの指定を受け付けてもよい。このとき、携帯電話機100は、指定されたフォルダから、GPS機能にて測定された地域と対応する地域コードを含むブックマーク情報を取得する。
(15)携帯電話機100は、地域表示情報を受け付ける際に、検索するフォルダの指定を受け付けてもよい。このとき、携帯電話機100は、指定されたフォルダから、GPS機能にて測定された地域と対応する地域コードを含むブックマーク情報を取得する。
(16)音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を、データ取得部205及び削除部206の双方に記憶したが、これに限定されない。
音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をデータ取得部205のみに記憶し、削除部206は、データ取得部205に記憶されている各認識処理を利用してもよい。
音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をデータ取得部205のみに記憶し、削除部206は、データ取得部205に記憶されている各認識処理を利用してもよい。
または、再生装置200に音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を記憶している認識処理記憶部を備え、データ取得部205及び削除部206は、認識処理記憶部に記憶されている各認識処理を利用してもよい。
(17)音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をそれぞれプログラムとしたが、これに限定されない。プログラムではなくそれぞれの認識処理を行う回路としてもよい。
(17)音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理をそれぞれプログラムとしたが、これに限定されない。プログラムではなくそれぞれの認識処理を行う回路としてもよい。
(18)番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けたが、これに限定されない。番組コンテンツを番組ID及び録画開始時刻と対応付けてもよい。
このとき、番組情報は、BM用番組IDとBM用表示時刻とからなり、ブックマーク情報は、識別名、BM用表示時刻、BM用番組ID、地域コード及び付加情報とからなり、検索情報は、検索用表示時刻、検索用番組ID及び検索用付加情報とからなる。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応する番組ID及び録画開始時刻を記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶している番組ID及び録画開始時刻を消去する。
このとき、番組情報は、BM用番組IDとBM用表示時刻とからなり、ブックマーク情報は、識別名、BM用表示時刻、BM用番組ID、地域コード及び付加情報とからなり、検索情報は、検索用表示時刻、検索用番組ID及び検索用付加情報とからなる。再生部203は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応する番組ID及び録画開始時刻を記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶している番組ID及び録画開始時刻を消去する。
また、登録部204は、ブックマーク指示情報を携帯電話機100より受信すると、再生部203より再生中の番組コンテンツに対応する番組ID及び録画開始時刻を取得し、さらに、ブックマーク指示情報を受信した時点で再生された画像データの放送時刻を取得し、取得した放送時刻及び番組IDを用いて番組情報を生成し、携帯電話機100へ送信する。
また、データ取得部205は、ブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に含まれるBM用番組IDに対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201より取得し、取得した番組コンテンツより、受信したブックマーク情報に対応する画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。なお、番組IDに対応する番組コンテンツが複数存在する場合には、さらに、複数存在する番組コンテンツのうちで、受信したブックマーク情報に含まれるBM用表示時刻と一致する録画開始時刻を含む番組コンテンツを取得する。
(19)再生装置において、ブックマークされた箇所に係る画像データをあらかじめ記憶しておいてもよい。
この場合の再生装置200Aについて、以下に説明する。
再生装置200Aは、図28に示すように、番組コンテンツ記憶部201A、検索情報記憶部202A、再生部203A、登録部204A、データ読出部205A、削除部206A、第1送受信部207A及び第2送受信部208Aから構成されている。
この場合の再生装置200Aについて、以下に説明する。
再生装置200Aは、図28に示すように、番組コンテンツ記憶部201A、検索情報記憶部202A、再生部203A、登録部204A、データ読出部205A、削除部206A、第1送受信部207A及び第2送受信部208Aから構成されている。
再生装置200Aは、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置200Aは、その機能を達成する。
なお、番組コンテンツ記憶部201A、再生部203A、第1送受信部207A及び第2送受信部208Aについては、再生装置200の番組コンテンツ記憶部201、再生部203、第1送受信部207及び第2送受信部208と同様であるため、説明は省略する。
検索情報記憶部202Aは、ブックマークされた箇所に係る画像データを、検索情報と対応付けて記憶する領域を備えている。これにより、ブックマークされた画像データを記憶するブックマーク記憶部が構成されることになる。
検索情報記憶部202Aは、ブックマークされた箇所に係る画像データを、検索情報と対応付けて記憶する領域を備えている。これにより、ブックマークされた画像データを記憶するブックマーク記憶部が構成されることになる。
登録部204Aは、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理を、あらかじめ記憶している。
登録部204Aは、再生部203Aにて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204Aは、番組コンテンツの再生中に、携帯電話機100よりブックマーク指示情報を受信すると、上記の登録部204と同様の方法により、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部203Aにて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。登録部204Aは、再生部203Aに記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻をすることにより、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得する。さらに、登録部204Aは、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
登録部204Aは、再生部203Aにて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
登録部204Aは、番組コンテンツの再生中に、携帯電話機100よりブックマーク指示情報を受信すると、上記の登録部204と同様の方法により、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部203Aにて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。登録部204Aは、再生部203Aに記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻をすることにより、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得する。さらに、登録部204Aは、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。
登録部204Aは、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDとを用いて、番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する。また、取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いて、検索情報を生成する。
登録部204Aは、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、取得した放送時刻とを用いて、対応情報に対応する認識処理を実行し、対応情報に対応する先頭フレームを検出する。
登録部204Aは、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報と、取得した放送時刻とを用いて、対応情報に対応する認識処理を実行し、対応情報に対応する先頭フレームを検出する。
さらに、登録部204Aは、対応情報が、音楽である場合には、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをも、コピーにより取得し、取得した複数のフレーム及び音声データを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、人物である場合には、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得し、取得した人物先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、文字である場合には、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得し、取得した文字先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。対応情報が、キャプチャである場合には、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得し、取得したキャプチャ先頭フレームを画像データとして、生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する。これにより、ブックマークされた画像を書き込む書込部が構成されることになる。
データ読出部205Aは、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、受信したブックマーク情報に対応する検索情報を取得し、取得した検索情報と対応する画像データを読み出し、読み出した画像データを携帯電話機100へ送信する。
削除部206Aは、利用者より番組コンテンツ記憶部201Aに記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。削除部206Aは、番組コンテンツ記憶部201Aより、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを削除する。
削除部206Aは、利用者より番組コンテンツ記憶部201Aに記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。削除部206Aは、番組コンテンツ記憶部201Aより、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを削除する。
ここで、ブックマーク指示情報の受信時に、登録部204Aにて行われる画像データ取得処理の動作について、図29及び図30に示す流れ図を用いて説明する。
登録部204Aは、ブックマーク指示情報を携帯電話機100より受信すると(ステップS600)、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号と、番組IDと、録画開始時刻とを取得し、取得した録画開始時刻を用いて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し(ステップS605)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS610)。次に、ステップS600にて受信したブックマーク指示情報と、ステップS605取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと用いて、検索情報を生成する(ステップS615)。
登録部204Aは、ブックマーク指示情報を携帯電話機100より受信すると(ステップS600)、再生部203Aより再生中の番組コンテンツに対応するCH番号と、番組IDと、録画開始時刻とを取得し、取得した録画開始時刻を用いて、ブックマークされた画像データの放送時刻を取得し(ステップS605)、取得した放送時刻とCH番号と番組IDとを用いて番組情報を生成し、生成した番組情報を携帯電話機100へ送信する(ステップS610)。次に、ステップS600にて受信したブックマーク指示情報と、ステップS605取得した放送時刻、CH番号及び番組IDと用いて、検索情報を生成する(ステップS615)。
次に、CH番号及び番組IDとに対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部201Aより取得する(ステップS620)。
次に、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS625)。
「音楽」であると判断する場合には、登録部204Aは、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS630)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS635)。登録部204Aは、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を画像データとして、動画像に係る音声データとともに、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS640)。なお、ステップS630においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
次に、受信したブックマーク指示情報に含まれる対応情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS625)。
「音楽」であると判断する場合には、登録部204Aは、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS630)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS635)。登録部204Aは、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を画像データとして、動画像に係る音声データとともに、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS640)。なお、ステップS630においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
ステップS625にて、「音楽」でないと判断する場合には、対応情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS645)。
「人物」であると判断する場合には、登録部204Aは、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS650)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS655)。
「人物」であると判断する場合には、登録部204Aは、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS650)、取得した人物先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS655)。
ステップS645にて、「人物」でないと判断する場合には、対応情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS660)。
「文字」であると判断する場合には、登録部204Aは、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS665)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS670)。
「文字」であると判断する場合には、登録部204Aは、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS665)、取得した文字先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS670)。
ステップS660にて、「文字」でないと判断する場合、つまり、対応情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、登録部204Aは、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS675)、取得したキャプチャ先頭フレームからなる静止画像を画像データとして、ステップS615にて生成した検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する(ステップS680)。
これにより、再生装置200Aは、携帯電話機100よりブックマーク情報を受信すると、番組コンテンツより画像データを検索する必要がないため、ブックマーク情報の受信から画像データ送信までにかかる時間を短くすることができる。
また、画像データをコピーにより取得し、取得した画像データを検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する動作は、番組コンテンツの再生終了後に行ってもよい。このとき、生成した検索情報は、番組コンテンツの再生が終了するまで、登録部204Aにて一時的に記憶しておく。
また、画像データをコピーにより取得し、取得した画像データを検索情報と対応付けて検索情報記憶部202Aへ記憶する動作は、番組コンテンツの再生終了後に行ってもよい。このとき、生成した検索情報は、番組コンテンツの再生が終了するまで、登録部204Aにて一時的に記憶しておく。
また、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
(20)指定表示を行う際に、携帯電話機100よりブックマーク情報を再生装置200へ送信したが、これに限定されない。番組コンテンツを管理している他の装置(例えば、放送局にて、番組コンテンツを管理しているサーバ装置)へブックマーク情報を送信し、番組コンテンツを管理している他の装置にて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信してもよい。
(20)指定表示を行う際に、携帯電話機100よりブックマーク情報を再生装置200へ送信したが、これに限定されない。番組コンテンツを管理している他の装置(例えば、放送局にて、番組コンテンツを管理しているサーバ装置)へブックマーク情報を送信し、番組コンテンツを管理している他の装置にて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信してもよい。
(21)携帯電話機100において、ブックマーク指示情報を受け付けた受付時刻のみを記憶し、ブックマーク指示情報と受付時刻とを再生装置200へ送信してもよい。
このとき、再生装置200は、ブックマーク指示情報と受付時刻とを受信すると、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。
このとき、再生装置200は、ブックマーク指示情報と受付時刻とを受信すると、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。
携帯電話機100は、記憶している受付時刻を再生装置200へ送信し、再生装置200は、受信した受付時刻と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報と受付時刻とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻及び地域コード情報とを対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。地域表示時には、携帯電話機100は、記憶している受付時刻と、GPS機能にて測定した地域に対応する地域コードを示す地域コード情報とを再生装置200へ送信する。再生装置200は、受信した受付時刻及び地域コード情報の双方と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報と受付時刻とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、生成した検索情報を受信した受付時刻及び地域コード情報とを対応付けて検索情報記憶部202へ記憶する。地域表示時には、携帯電話機100は、記憶している受付時刻と、GPS機能にて測定した地域に対応する地域コードを示す地域コード情報とを再生装置200へ送信する。再生装置200は、受信した受付時刻及び地域コード情報の双方と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
(22)携帯電話機100は、再生装置200にて記憶する検索情報を識別する検索情報識別子のみを記憶してもよい。
このとき、携帯電話機100は、ブックマーク指示情報を再生装置200へ送信する。再生装置200は、ブックマーク指示情報を受信すると、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を取得した検索情報識別子と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
このとき、携帯電話機100は、ブックマーク指示情報を再生装置200へ送信する。再生装置200は、ブックマーク指示情報を受信すると、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を取得した検索情報識別子と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
携帯電話機100は、記憶している検索情報識別子を再生装置200へ送信し、再生装置200は、受信した検索情報識別子と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を、取得した検索情報識別子及び受信した地域コード情報と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
また、ブックマーク指示情報の受け付け時に、地域コード情報を受け付けた場合には、受け付けた地域コード情報をブックマーク指示情報とともに送信する。再生装置200は、検索情報を生成し、さらに、生成した検索情報を識別する検索情報識別子を取得する。生成した検索情報を、取得した検索情報識別子及び受信した地域コード情報と対応付けて検索情報記憶部202へ記憶し、取得した検索情報識別子を携帯電話機100へ送信する。携帯電話機100は受信した検索情報識別子を記憶する。
地域表示時には、携帯電話機100は、記憶している検索情報識別子と、GPS機能にて測定した地域に対応する地域コードを示す地域コード情報とを再生装置200へ送信する。再生装置200は、受信した検索情報識別子及び地域コード情報の双方と対応する検索情報を用いて、画像データを取得し、取得した画像データを携帯電話機100へ送信する。
(23)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
2.第2の実施の形態
上記の実施の形態では、ブックマーク情報は携帯電話機にて記憶されている。ここでは、再生装置のみで、ブックマークの指示及びブックマーク情報の記憶を行う方法について説明する。
2.第2の実施の形態
上記の実施の形態では、ブックマーク情報は携帯電話機にて記憶されている。ここでは、再生装置のみで、ブックマークの指示及びブックマーク情報の記憶を行う方法について説明する。
2.1 ブックマークシステム2の構成
図31は、ブックマークシステム2の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム2は、モニタ11と接続された再生装置2000と、携帯電話機2100とから構成される。
再生装置2000は、放送局から放送される番組コンテンツを録画し、録画した番組コンテツの再生を行う。このとき、録画された番組コンテンツは、番組コンテンツが放送されたチャンネル番号(以下、「CH番号」という。)と、番組コンテンツを識別する番組IDと、番組コンテンツの録画が開始された録画開始時刻と対応付けられている。
図31は、ブックマークシステム2の使用形態を示す図であり、ブックマークシステム2は、モニタ11と接続された再生装置2000と、携帯電話機2100とから構成される。
再生装置2000は、放送局から放送される番組コンテンツを録画し、録画した番組コンテツの再生を行う。このとき、録画された番組コンテンツは、番組コンテンツが放送されたチャンネル番号(以下、「CH番号」という。)と、番組コンテンツを識別する番組IDと、番組コンテンツの録画が開始された録画開始時刻と対応付けられている。
携帯電話機2100と再生装置2000とは、インターネット及び公衆無線通信網による通信が可能である。
再生装置2000には、リモコン2300が備えられており、リモコン2300を用いることにより、再生装置2000にて録画した番組コンテンツをモニタ11にて再生中に、後で参照したい画像データに係る情報の登録を行う旨の情報を送信し、再生装置2000よりその画像データに係る情報を受信し、記憶する。ここで、後で参照する画像データを指定することをブックマーク(BookMark)と呼ぶ。
再生装置2000には、リモコン2300が備えられており、リモコン2300を用いることにより、再生装置2000にて録画した番組コンテンツをモニタ11にて再生中に、後で参照したい画像データに係る情報の登録を行う旨の情報を送信し、再生装置2000よりその画像データに係る情報を受信し、記憶する。ここで、後で参照する画像データを指定することをブックマーク(BookMark)と呼ぶ。
さらに、リモコン2300を用いて、ブックマークされた画像の表示を要求することにより、再生装置2000は、モニタ11を介して、ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を表示する。
また、携帯電話機2100を用いて、公衆無線通信網及びインターネットを介して、ブックマークされた画像の表示を要求することにより、再生装置2000は、ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して携帯電話機2100へ送信し、携帯電話機2100は受信した静止画像若しくは動画像を表示する。
また、携帯電話機2100を用いて、公衆無線通信網及びインターネットを介して、ブックマークされた画像の表示を要求することにより、再生装置2000は、ブックマークされた画像データに係る静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して携帯電話機2100へ送信し、携帯電話機2100は受信した静止画像若しくは動画像を表示する。
2.2 再生装置2000及びリモコン2300の構成
ここでは、再生装置2000及びリモコン2300の構成について説明する。
2.2.1 再生装置2000
再生装置2000は、図32に示すように、番組コンテンツ記憶部2001、ブックマーク記憶部2002、再生部2003、登録部2004、データ読出部2005、削除部2006、出力部2007、受信部2008及び送受信部2009から構成されている。
ここでは、再生装置2000及びリモコン2300の構成について説明する。
2.2.1 再生装置2000
再生装置2000は、図32に示すように、番組コンテンツ記憶部2001、ブックマーク記憶部2002、再生部2003、登録部2004、データ読出部2005、削除部2006、出力部2007、受信部2008及び送受信部2009から構成されている。
再生装置2000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置2000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部2001
番組コンテンツ記憶部2001は、図33に一例として示すように、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
番組コンテンツ記憶部2001は、図33に一例として示すように、録画した番組コンテンツをCH番号、番組ID及び録画開始時刻と対応付けて、1以上記憶するための領域を有している。
番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツは、時間軸に沿って連続した複数のフレーム(静止画像)からなる画像データと、各フレームでの音声を示す音声データとからなる。また、番組IDは、番組コンテンツの録画時に再生装置200にて付与するものとする。
以上により、番組コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶部が構成されることになる。
(2)ブックマーク記憶部2002
ブックマーク記憶部2002は、図34に示すように、音楽フォルダ2020、人物フォルダ2021、文字フォルダ2022及びキャプチャフォルダ2023を有している。各フォルダは、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を記憶する領域を有している。なお、動画像が記憶される場合には、動画像に対応する音声データをも記憶される。
(2)ブックマーク記憶部2002
ブックマーク記憶部2002は、図34に示すように、音楽フォルダ2020、人物フォルダ2021、文字フォルダ2022及びキャプチャフォルダ2023を有している。各フォルダは、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を記憶する領域を有している。なお、動画像が記憶される場合には、動画像に対応する音声データをも記憶される。
<音楽フォルダ2020>
音楽フォルダ2020は、図35に一例として示すように、音楽情報テーブルT2000を有している。
音楽情報テーブルT2000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード及び付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる情報をブックマーク情報という。
音楽フォルダ2020は、図35に一例として示すように、音楽情報テーブルT2000を有している。
音楽情報テーブルT2000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード及び付加情報からなる組を1以上記憶するための領域を備えている。ここで、識別名、BM用表示時刻、BM用CH番号、BM用番組ID、地域コード及び付加情報からなる情報をブックマーク情報という。
識別名は、記憶しているブックマーク情報を識別する名称である。BM表示時刻は、ブックマークされた画像データが放送された放送時刻であり、日付と時刻で示される。CH番号は、ブックマークを行った番組コンテンツが放送されたチャンネルの番号であり、番組IDは、ブックマークを行った番組コンテンツを識別する識別子である。地域コードは、地域を識別する情報であり、その地域の電話番号の市外局番と対応している。付加情報は、ブックマークの対象を示す情報である。
ここで、地域コードは、必ず記録される情報ではなく、必要に応じて記録される。
なお、音楽情報テーブルT2000における付加情報は、常に「音楽」となる。
<人物フォルダ2021>
人物フォルダ2021は、図36に一例として示すように、人物情報テーブルT2001を有している。
なお、音楽情報テーブルT2000における付加情報は、常に「音楽」となる。
<人物フォルダ2021>
人物フォルダ2021は、図36に一例として示すように、人物情報テーブルT2001を有している。
人物情報テーブルT2001のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、人物情報テーブルT2001における付加情報は、常に「人物」となる。
<文字フォルダ2022>
文字フォルダ2022は、図37に一例として示すように、文字情報テーブルT2002を有している。
なお、人物情報テーブルT2001における付加情報は、常に「人物」となる。
<文字フォルダ2022>
文字フォルダ2022は、図37に一例として示すように、文字情報テーブルT2002を有している。
文字情報テーブルT2002のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、文字情報テーブルT2002における付加情報は、常に「文字」となる。
<キャプチャフォルダ2023>
キャプチャフォルダ2023は、図38に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT2003を有している。
なお、文字情報テーブルT2002における付加情報は、常に「文字」となる。
<キャプチャフォルダ2023>
キャプチャフォルダ2023は、図38に一例として示すように、キャプチャ情報テーブルT2003を有している。
キャプチャ情報テーブルT2003のデータ構造については、音楽情報テーブルT2000と同様であるため、説明は省略する。
なお、キャプチャ情報テーブルT2003における付加情報は、常に「キャプチャ」となる。
(3)再生部2003
再生部2003は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
なお、キャプチャ情報テーブルT2003における付加情報は、常に「キャプチャ」となる。
(3)再生部2003
再生部2003は、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を記憶する再生情報記憶領域を有している。
再生部2003は、番組コンテンツ記憶部2001にて記憶している番組コンテンツの再生を行う。再生部2003は、番組コンテンツを、出力部2007を介してモニタ11へ出力することにより、再生を行う。
また、再生部2003は、データ読出部2005よりブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を受け取ると、受け取った静止画像若しくは動画像を、出力部2007を介してモニタ11へ出力する。動画像を出力する際には、対応する音声データをも出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像の再生が可能となる。
また、再生部2003は、データ読出部2005よりブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を受け取ると、受け取った静止画像若しくは動画像を、出力部2007を介してモニタ11へ出力する。動画像を出力する際には、対応する音声データをも出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像の再生が可能となる。
再生部2003は、番組コンテンツの再生中に、登録部2004よりブックマークを指定ためのBM画面データを受け取ると、受け取ったBM画面データと再生する番組コンテンツとを併せて、出力部2007を介してモニタ11へ出力し、表示する。
ここで、BM画面データと再生中の番組コンテンツとを表示している画面の一例を図39に示す。図39に示されているBM画像M2000は、BM画面データに基づいて表示される画像であり、音楽、人物、文字、キャプチャの4つの項目からなる。また、各項目のうち太枠で囲まれている項目は、ブックマークの対象を示している。なお、BM画像の表示直後は、音楽項目が太枠で囲まれており、ユーザによるリモコン2300の操作にて、ブックマークの対象は変更される。
ここで、BM画面データと再生中の番組コンテンツとを表示している画面の一例を図39に示す。図39に示されているBM画像M2000は、BM画面データに基づいて表示される画像であり、音楽、人物、文字、キャプチャの4つの項目からなる。また、各項目のうち太枠で囲まれている項目は、ブックマークの対象を示している。なお、BM画像の表示直後は、音楽項目が太枠で囲まれており、ユーザによるリモコン2300の操作にて、ブックマークの対象は変更される。
再生部2003は、番組コンテンツの再生を行う際、再生する番組コンテンツに対応するCH番号、番組ID及び録画開始時刻を、再生情報記憶領域へ記憶し、番組コンテンツの再生終了時に記憶しているCH番号、番組ID及び録画開始時刻を消去する。
(4)登録部2004
登録部2004は、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032とから構成されている。以下において、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032について説明する。
(4)登録部2004
登録部2004は、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032とから構成されている。以下において、情報生成部2030、データ取得部2031及び書込部2032について説明する。
(a)情報生成部2030
情報生成部2030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
情報生成部2030は、再生部2003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
情報生成部2030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
情報生成部2030は、再生部2003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
情報生成部2030は、番組コンテンツの再生中に、受信部2008を介してリモコン2300から、ブックマークを開始する旨を示すBM開始情報を受信すると、予め記憶しているBM画面データを再生部2003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する。
情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、右移動情報及び左移動情報を受信すると、受信した情報に応じて、太枠で囲まれる項目を変更し、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新する。例えば、太枠で囲まれている項目が「音楽」である場合に(このとき、対象記憶領域には、「音楽」を示す情報が記憶されている。)、右移動情報を受信すると、太枠で囲まれる項目を「人物」へと変更し、対象記憶領域に記憶する情報を、「人物」を示す情報に更新する。
情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、右移動情報及び左移動情報を受信すると、受信した情報に応じて、太枠で囲まれる項目を変更し、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新する。例えば、太枠で囲まれている項目が「音楽」である場合に(このとき、対象記憶領域には、「音楽」を示す情報が記憶されている。)、右移動情報を受信すると、太枠で囲まれる項目を「人物」へと変更し、対象記憶領域に記憶する情報を、「人物」を示す情報に更新する。
情報生成部2030は、BM画像M2000を表示中に、受信部2008を介してリモコン2300から、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報、第2登録指示命令を含むブックマーク情報、第2登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報及び第1登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報のうち何れかを受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)及び地域コードを受け取る情報受取部が構成されることになる。
情報生成部2030は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部2003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。情報生成部2030は、再生部2003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する。さらに、情報生成部2030は、再生部2003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。これにより、取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、識別名を受信する。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部2030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
(b)データ取得部2031
データ取得部2031は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)、キャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)及びコーナー認識処理を行うプログラム(以下、「コーナー認識処理」という。)を予め記憶している。
データ取得部2031は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)、音楽認識処理を行うプログラム(以下、「音楽認識処理」という。)、人物認識処理を行うプログラム(以下、「人物認識処理」という。)、文字認識処理を行うプログラム(以下、「文字認識処理」という。)、キャプチャ認識処理を行うプログラム(以下、「キャプチャ認識処理」という。)及びコーナー認識処理を行うプログラム(以下、「コーナー認識処理」という。)を予め記憶している。
ここで、音楽認識処理とは、番組コンテンツにおける音声データにおいて、特徴音が周期的に繰り返す区間である音楽区間の先頭に位置する音楽先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、人物認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻に対応する画像データに示される人物が出現する人物先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、文字認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、テロップが出現する文字先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、キャプチャ認識処理とは、番組コンテンツにおける画像データにおいて、時間的に連続して撮影されたフレームの固まりであるシーンが、他のシーンより切り替わった先頭フレームであるキャプチャ先頭フレームを、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。また、コーナー認識処理とは、特定の内容を持つ映像区間を、所定のアルゴリズムにより検索する処理である。例えば、コーナーは、CMから番組への切り替わり時から番組からCMへの切り替わり時までの区間であり、上述したように、番組コンテンツ内においては、少なくとも1以上のコーナーが存在し、コーナーの開始直前及び終了直後には、特定のフレーム(例えば、無音フレーム)が存在している。コーナー認識処理は、特定のフレームを検出することで、コーナーを特定することができる。コーナー認識処理は、先ず、BM表示情報に対応する番組コンテンツ内の位置を特定し、特定された位置の前後において、特定のフレームを検出することで、コーナーを検出することができる。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より取得する。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて第1登録指示命令を受信された場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像を取得する。なお、取得方法については、後述する。また、以下において、ブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツをBM対象コンテンツという。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて第1登録指示命令を受信された場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像を取得する。なお、取得方法については、後述する。また、以下において、ブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツをBM対象コンテンツという。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて第2登録指示命令が受信された場合には、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報生成部2030の対象記憶領域に記憶されている情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する。これにより、番組コンテンツからブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。
<取得方法>
データ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部2031は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部2031は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の音楽先頭フレームを検出し、さらに、検出した音楽先頭フレームから連続するフレームを300枚、コピーにより取得し、取得した各フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。つまり、データ取得部2031は、音楽先頭フレームを含め、合計300枚のフレーム及び音声データをコピーにより取得することができる。これにより、データ取得部2031は、動画像と、その音声とをコピーにより取得することになる。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、検出した人物先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、検出した文字先頭フレームをコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行することにより、BM対象コンテンツにおいて、BM表示時刻にて示されるフレームより前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、検出したキャプチャ先頭フレームをコピーにより取得する。
ここで、フレームより前に位置するとは、番組コンテンツの開始位置からBM表示時刻にて示される位置の間に位置することをいう。
(c)書込部2032
書込部2032は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT2000、人物情報テーブルT2001、文字情報テーブルT2002及びキャプチャ情報テーブルT2003のうちの何れかに、ブックマーク情報と、データ取得部2031にて取得された静止画像若しくは動画像とを対応付けて記録する。なお、動画像を記憶する場合には、動画像に係る音声データをも記憶する。
(c)書込部2032
書込部2032は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT2000、人物情報テーブルT2001、文字情報テーブルT2002及びキャプチャ情報テーブルT2003のうちの何れかに、ブックマーク情報と、データ取得部2031にて取得された静止画像若しくは動画像とを対応付けて記録する。なお、動画像を記憶する場合には、動画像に係る音声データをも記憶する。
ブックマーク情報と、静止画像との対応付けは、例えば、ブックマーク情報と、静止画像の格納先のアドレスとを対応付け、ブックマーク情報と動画像との対応付けは、例えば、ブックマーク情報と、動画像の先頭に位置する画像の格納先のアドレスとを対応付ける。
これにより、ブックマークされた画像を書き込む書込部が構成されることになる。
これにより、ブックマークされた画像を書き込む書込部が構成されることになる。
(5)データ読出部2005
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、図40(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部2002が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にした格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部2007を介してモニタ11にて表示する。データ読出部2005は、選択された格納先を示す選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る。ここで、選択フォルダ情報は、選択されたフォルダに割り当てられた番号からなる情報である。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、ブックマークされた画像データの表示開始を行うことを示す表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、図40(a)に一例として示すように、ブックマーク記憶部2002が有する各フォルダのフォルダ名に、それぞれ異なる番号を割り当て、割り当てた番号とフォルダ名とを組にした格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部2007を介してモニタ11にて表示する。データ読出部2005は、選択された格納先を示す選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る。ここで、選択フォルダ情報は、選択されたフォルダに割り当てられた番号からなる情報である。
さらに、データ読出部2005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。例えば、選択フォルダ情報が、人物フォルダを示す場合には、データ読出部2005は、ブックマーク記憶部2002の人物フォルダ2021に記録されている全てのブックマーク情報より、識別名「人物A」及び「人物B」を取得する。
データ読出部2005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部2007を介してモニタ11にて表示する。ここで、一覧リストの一例を図40(b)にて示す。一覧リストは、各識別名に、異なる番号が割り当てられたリストである。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、ブックマークされた画像の出力要求を受け取る要求受取部が構成されることになる。
データ読出部2005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
データ読出部2005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。ここで、選択識別名情報は、選択された識別名に割り当てられた番号からなる情報である。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出す。これにより、ブックマーク記憶部2002に記憶されている静止画像、若しくは動画像と音声を読み出す読出部が構成されることになる。
データ読出部2005は、読み出した静止画像若しくは動画像を、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11にて表示する。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データをもブックマーク記憶部2002から取得し、取得した音声データを再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11から出力する。なお、モニタ11では、音声データを受け取ると、音声データに基づく音声が出力される。これにより、ブックマーク記憶部2002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力する出力部が構成されることになる。
データ読出部2005は、読み出した静止画像若しくは動画像を、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11にて表示する。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データをもブックマーク記憶部2002から取得し、取得した音声データを再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11から出力する。なお、モニタ11では、音声データを受け取ると、音声データに基づく音声が出力される。これにより、ブックマーク記憶部2002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力する出力部が構成されることになる。
また、データ読出部2005は、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、表示開始情報を受け取ると、格納先リストを生成して、生成した格納先リストを、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。データ読出部2005は、選択フォルダ情報を、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受け取ると、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
データ読出部2005は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。
データ読出部2005は、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、選択識別名情報を受け取る。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ読出部2005は、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、選択識別名情報を受け取る。
以上により、表示の指示を示す情報を受信する受信部が構成されることになる。
データ読出部2005は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出す。これにより、上記に示す読出部と同様の読出部が構成されることになる。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出す。これにより、上記に示す読出部と同様の読出部が構成されることになる。
データ読出部2005は、読み出した静止画像若しくは動画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。また、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。これにより、ブックマーク記憶部2002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ読出部2005は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データを要求する画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受信すると、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。例えば、現在位置が大阪市である場合には、地域コード「06」を含むブックマーク情報を全て取得する。この場合、文字フォルダ2022より識別名が「文字A」、「文字B」及び「文字D」であるそれぞれのブックマーク情報と、キャプチャフォルダ2023より識別名が「キャプチャB」であるブックマーク情報とを取得する。
データ読出部2005は、取得した全てのブックマーク情報を用いて、各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を読み出す。データ読出部2005は、読み出した各画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。
(6) 削除部2006
削除部2006は、リモコン2300より受信部2008を介して、番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。これにより、削除指示を受け取る削除受取部が構成されることになる。
削除部2006は、リモコン2300より受信部2008を介して、番組コンテンツ記憶部2001に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。これにより、削除指示を受け取る削除受取部が構成されることになる。
削除部2006は、番組コンテンツ記憶部2001より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを削除する。従って、削除部2006は、ブックマーク記憶部2002にて記憶している画像を残し、番組コンテンツ記憶部2001に記憶している番組コンテンツを削除することができる。これにより、番組コンテンツを削除する削除部が構成されることになる。
(7)出力部2007
出力部2007は、再生部2003より再生される番組コンテンツのデータを受け取り、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、モニタ11では、再生された番組コンテンツが表示されている。
出力部2007は、データ読出部2005から再生部2003を介して、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
出力部2007は、再生部2003より再生される番組コンテンツのデータを受け取り、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、モニタ11では、再生された番組コンテンツが表示されている。
出力部2007は、データ読出部2005から再生部2003を介して、受け取ったデータをモニタ11へ出力する。これにより、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
(8)受信部2008
受信部2008は、リモコン2300から、BM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を受信すると、受信したBM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を登録部2004へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受信すると、受信した表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報をデータ読出部2005へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、BM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を受信すると、受信したBM開始情報、右移動情報、左移動情報、ブックマーク指示情報及び識別名を登録部2004へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報を受信すると、受信した表示開始情報、選択フォルダ情報及び選択識別名情報をデータ読出部2005へ出力する。
受信部2008は、リモコン2300から、削除指示情報を受信すると、受信した削除指示情報を削除部2006へ出力する。
(9)送受信部2009
送受信部2009は、インターネットを介して携帯電話機2100より受信した情報をデータ読出部2005へ出力する。
(9)送受信部2009
送受信部2009は、インターネットを介して携帯電話機2100より受信した情報をデータ読出部2005へ出力する。
また、送受信部2009は、データ読出部2005より受け取った情報を、インターネットを介して携帯電話機2100へ送信する。
2.2.2 リモコン2300
図41は、リモコン2300の外観を示す図であり、リモコン2300は、ブックマークの操作を行うボタン群からなるBM操作部2301と、数字、英字、日本語文字の入力及びその他操作を行うボタン群からなる文字操作部2302と、再生装置2000へ赤外線通信により、信号を送信するための照射部2303から構成されている。
2.2.2 リモコン2300
図41は、リモコン2300の外観を示す図であり、リモコン2300は、ブックマークの操作を行うボタン群からなるBM操作部2301と、数字、英字、日本語文字の入力及びその他操作を行うボタン群からなる文字操作部2302と、再生装置2000へ赤外線通信により、信号を送信するための照射部2303から構成されている。
リモコン2300は、開始ボタン2310が押下されると、BM開始情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、左ボタン2313が押下されると左移動情報を、右ボタン2314が押下されると右移動情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、BMボタン2311が押下されると、第1登録指示情報を含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。リモコン2300は、BMボタン2311が押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第1登録指示情報と地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、左ボタン2313が押下されると左移動情報を、右ボタン2314が押下されると右移動情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、BMボタン2311が押下されると、第1登録指示情報を含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。リモコン2300は、BMボタン2311が押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第1登録指示情報と地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、コーナーボタン2312が押下されると、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。リモコン2300は、コーナーボタン2312が押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第2登録指示情報と地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、入力ボタン2321が押下された後、文字操作部2302のボタンが押下されることにより、識別名を受け付け、決定ボタン2322が押下されると、受け付けた識別名を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、要求ボタン2315が押下されると、表示開始情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、要求ボタン2315が押下されると、表示開始情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
ユーザはブックマーク情報の格納先を選択する場合に、選択するフォルダに割り当てられた番号のボタンを押下すると、リモコン2300は、押下されたボタンの番号を選択フォルダ情報として、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
ユーザはブックマーク情報に含まれる識別名を選択する場合に、選択する識別名に割り当てられた番号のボタンを押下すると、リモコン2300は、押下されたボタンの番号を選択識別名情報として、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
ユーザはブックマーク情報に含まれる識別名を選択する場合に、選択する識別名に割り当てられた番号のボタンを押下すると、リモコン2300は、押下されたボタンの番号を選択識別名情報として、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
リモコン2300は、削除ボタン2320が押下されると、削除指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
2.3 携帯電話機2100の構成
ここでは、携帯電話機2100の構成について説明する。
携帯電話機2100は、携帯型の通信端末装置であって、図42に示すように、地域情報記憶部2102、無線部2103、ベースバンド信号処理部2104、スピーカー2105、マイク2106、制御部2107、入力部2108及び表示部2109から構成されている。
2.3 携帯電話機2100の構成
ここでは、携帯電話機2100の構成について説明する。
携帯電話機2100は、携帯型の通信端末装置であって、図42に示すように、地域情報記憶部2102、無線部2103、ベースバンド信号処理部2104、スピーカー2105、マイク2106、制御部2107、入力部2108及び表示部2109から構成されている。
携帯電話機2100は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ディスプレイユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、携帯電話機2100は、その機能を達成する。
(1) 地域情報記憶部2102
地域情報記憶部2102は、図43に一例として示すように、地域情報テーブルT2100を有している。
(1) 地域情報記憶部2102
地域情報記憶部2102は、図43に一例として示すように、地域情報テーブルT2100を有している。
地域情報テーブルT2100は、位置及び地域コードからなる組を1以上記憶するための領域を備えている。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT2000の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(2) 無線部2103
無線部2103は、アンテナ2400を備えており、無線信号の送受信を行う。
位置は、地域名を示す情報であり、例えば、大阪市、神戸市などである。地域コードは、音楽情報テーブルT2000の地域コードと同様であるため、説明は省略する。
(2) 無線部2103
無線部2103は、アンテナ2400を備えており、無線信号の送受信を行う。
(3) ベースバンド信号処理部2104
ベースバンド信号処理部2104は、無線部2103より受け取った信号をスピーカー2105へ出力するための信号処理や、マイク2106より受け取った音声を無線部2103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部2104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を、無線部2103から受け取ると、受け取った情報を制御部2107へ出力する。
ベースバンド信号処理部2104は、無線部2103より受け取った信号をスピーカー2105へ出力するための信号処理や、マイク2106より受け取った音声を無線部2103へ出力するための信号処理を行う。
また、ベースバンド信号処理部2104は、インターネット及び公衆無線通信網を介して受信した情報を、無線部2103から受け取ると、受け取った情報を制御部2107へ出力する。
ベースバンド信号処理部2104は、制御部2107から、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け取ると、受け取った表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を無線部2103、公衆無線通信網及びインターネットを介して、再生装置2000へ送信する。ベースバンド信号処理部2104は、画像データ要求情報を制御部2107から受け取ると、さらに、地域コードをも受け取り、受け取った地域コードも画像データ要求情報と併せて、公衆無線通信網及びインターネットを介して再生装置2000へ送信する。ベースバンド信号処理部2104は、制御部2107から音声データを受け取ると、受け取った音声データをスピーカー2105へ出力するための信号処理をも行う。
(4)スピーカー2105
スピーカー2105は、ベースバンド信号処理部2104にて処理された信号を音声として出力する。
(5)マイク2106
マイク2106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
スピーカー2105は、ベースバンド信号処理部2104にて処理された信号を音声として出力する。
(5)マイク2106
マイク2106は、使用者の音声を受け付け、受け付けた音声をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
(6)制御部2107
制御部2107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機2100全体の制御を行っている。
以下、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
制御部2107は、位置を測定するGPS(Global Positioning System)機能を予め備えており、携帯電話機2100全体の制御を行っている。
以下、利用者指定によるブックマークされた画像データの表示(以下、「指定表示」という。)、及び現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示(以下、「地域表示」という。)における制御について、説明する。
<指定表示>
制御部2107は、表示開始情報を入力部2108より受け取ると、受け取った表示開始情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した格納先リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、表示開始情報を入力部2108より受け取ると、受け取った表示開始情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、格納先リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した格納先リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、ユーザによるキー操作にて、入力部2108から選択フォルダ情報を受け取ると、受け取った選択フォルダ情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した一覧リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、一覧リストを、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した一覧リストを、表示部2109へ出力する。
制御部2107は、ユーザによるキー操作にて、入力部2108から選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報をベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
制御部2107は、選択した識別名を含むブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをベースバンド信号処理部2104を介してスピーカー2105へ出力する。これにより、制御部2107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
<地域表示>
制御部2107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部2108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部2107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部2102より取得する。
<地域表示>
制御部2107は、現在位置する地域に係るブックマークされた画像データの表示を示す地域表示情報を入力部2108より受け取ると、GPS機能を用いて、現在の位置を測定する。制御部2107は、測定結果より得られた地域に対応する地域コードを地域情報記憶部2102より取得する。
制御部2107は、取得した地域コードと、画像データ要求情報とをベースバンド信号処理部2104へ出力する。
制御部2107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
制御部2107は、送信した地域コードに係る各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を、インターネット及び公衆無線通信網を介して再生装置2000から受信すると、受信した静止画像及び動画像を表示部2109へ出力する。
また、動画像を受信する際には、動画像に係る音声データをも受信し、受信した音声データをベースバンド信号処理部2104を介してスピーカー2105へ出力する。これにより、制御部2107は、受信した動画像の再生を行うことができる。
なお、制御部2107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部2108より、前の静止画像若しくは前の動画像へ切り替えを行う前画像情報、又は後の静止画像若しくは後の動画像へ切り替えを行う後画像情報を受け付けることにより、表示部2109へ出力する静止画像若しくは動画像を制御する。
なお、制御部2107は、複数の静止画像若しくは動画像を受信した場合には、入力部2108より、前の静止画像若しくは前の動画像へ切り替えを行う前画像情報、又は後の静止画像若しくは後の動画像へ切り替えを行う後画像情報を受け付けることにより、表示部2109へ出力する静止画像若しくは動画像を制御する。
(7)入力部2108
入力部2108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部2108は、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を制御部2107へ出力する。入力部2108は、画像データ要求情報を受け付けると、さらに、地域コードをも受け付け、受け付けた地域コードも画像データ要求情報と併せて、制御部2107へ出力する。
入力部2108は、数字入力キーなどの入力機能を備えたキーボード等により構成されており、使用者から入力指示を受け付ける。
入力部2108は、表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を受け付けると、受け付けた表示開始情報、選択フォルダ情報、選択識別名情報及び画像データ要求情報を制御部2107へ出力する。入力部2108は、画像データ要求情報を受け付けると、さらに、地域コードをも受け付け、受け付けた地域コードも画像データ要求情報と併せて、制御部2107へ出力する。
さらに、入力部2108は、前画像情報を受け付け、受け付けた前画像情報を制御部2107へ出力する。また、入力部2108は、後画像情報を受け付け、受け付けた後画像情報を制御部2107へ出力する。
(8)表示部2109
表示部2109は、制御部2107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
(8)表示部2109
表示部2109は、制御部2107より格納先リストを受け取ると、受け取った格納先リストを表示する。
表示部2109は、制御部2107より一覧リストを受け取ると、受け取った一覧リストを表示する。
さらに、表示部2109は、制御部2107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。
2.4 ブックマークシステム2の動作
ここでは、ブックマークシステム2の動作について説明する。
さらに、表示部2109は、制御部2107より受け取った静止画像若しくは動画像を表示する。
2.4 ブックマークシステム2の動作
ここでは、ブックマークシステム2の動作について説明する。
2.4.1 BM登録処理の動作
ここでは、ブックマーク情報の登録を行うBM登録処理の動作について、図44に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000の情報生成部2030は、利用者よりリモコン2300を介して、BM開始情報を受け付けると、予め記憶しているBM画面データを再生部2003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する(ステップS2000)。再生部2003は、情報生成部2030から受け取ったBM画面データに基づいてBM画像を、出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2005)。
ここでは、ブックマーク情報の登録を行うBM登録処理の動作について、図44に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000の情報生成部2030は、利用者よりリモコン2300を介して、BM開始情報を受け付けると、予め記憶しているBM画面データを再生部2003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する(ステップS2000)。再生部2003は、情報生成部2030から受け取ったBM画面データに基づいてBM画像を、出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2005)。
情報生成部2030は、ユーザよりリモコン2300を介して受信した情報が、ブックマーク指示情報であるか否かを判断する(ステップS2010)。
ブックマーク指示情報であると判断する場合には(ステップS2010における「YES」)、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部2003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する(ステップS2015)。
ブックマーク指示情報であると判断する場合には(ステップS2010における「YES」)、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部2003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する(ステップS2015)。
情報生成部2030は、再生部2003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する(ステップS2020)。さらに、情報生成部2030は、再生部2003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する(ステップS2025)。
さらに、情報生成部2030は、受信部2008を介してリモコン2300から、識別名を受信する(ステップS2030)。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する(ステップS2035)。このとき、地域コードには何も記録されていない。なお、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、ステップS2035では、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部2030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合、及び第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する(ステップS2035)。このとき、地域コードには何も記録されていない。なお、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、ステップS2035では、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
ブックマーク情報の生成後、再生装置2000は、生成したブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得し、記録する画像データ取得処理を行う(ステップS2040)。
情報生成部2030は、受信した情報がブックマーク指示情報でないと判断する場合には(ステップS2010における「NO」)、受信した情報が右移動情報であるか否かを判断する(ステップS2045)。
情報生成部2030は、受信した情報がブックマーク指示情報でないと判断する場合には(ステップS2010における「NO」)、受信した情報が右移動情報であるか否かを判断する(ステップS2045)。
右移動情報であると判断する場合には(ステップS2045における「YES」)、現在表示中のBM画像において、ブックマークの対象の項目を、現在の対象項目から右の項目へと変更し(ステップS2050)、右移動情報でないと判断する場合には(ステップS2045における「NO」)、現在表示中のBM画像において、ブックマークの対象の項目を、現在の対象項目から左の項目へと変更する(ステップS2055)。次に、情報生成部2030は、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新し(ステップS2060)、ステップS2005へ戻る。
2.4.2 画像データ取得処理
ここでは、再生装置2000にて行われる画像データ取得処理について、図45に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000のデータ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応するBM対象コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より取得する(ステップS2100)。
ここでは、再生装置2000にて行われる画像データ取得処理について、図45に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置2000のデータ取得部2031は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応するBM対象コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より取得する(ステップS2100)。
データ取得部2031は、情報生成部2030にて受信したブックマーク指示情報に含まれる命令が第1登録指示命令であるか否かを判断する(ステップS2105)。
第1登録指示命令であると判断する場合には(ステップS2105の「YES」)、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する(ステップS2110)。「音楽」であると判断する場合には(ステップS2110の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS2115)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS2120)。なお、ステップS2115においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
第1登録指示命令であると判断する場合には(ステップS2105の「YES」)、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する(ステップS2110)。「音楽」であると判断する場合には(ステップS2110の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS2115)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS2120)。なお、ステップS2115においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをも、コピーにより取得する。
次に、再生装置2000の書込部2032は、取得した音楽先頭フレームより連続するフレーム、つまり、音楽先頭フレームからの動画像を、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報と対応付けて、ブックマーク情報に含まれる付加情報に応じて、音楽情報テーブルT2000、人物情報テーブルT2001、文字情報テーブルT2002及びキャプチャ情報テーブルT2003のうちの何れかに記録する情報格納先処理を行う(ステップS2125)。なお、動画像を記憶する場合には、動画像に係る音声データをも記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS2110の「NO」)、「人物」であるか否かを判断する(ステップS2130)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS2130の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS2135)、ステップS2125を行う。
「人物」であると判断する場合には(ステップS2130の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得し(ステップS2135)、ステップS2125を行う。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS2130の「NO」)、「文字」であるか否かを判断する(ステップS2140)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS2140における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS2145)、ステップS2125を行う。
「文字」であると判断する場合には(ステップS2140における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得し(ステップS2145)、ステップS2125を行う。
「文字」でないと判断する場合(ステップS2140における「NO」)、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得し(ステップS2150)、ステップS2125を行う。
データ取得部2031は、第1登録指示命令でないと判断する場合には(ステップS2105における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報生成部2030の対象記憶領域に記憶されている情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てを取得、つまり動画像を取得し(ステップS2155)、ステップS2125を行う。
データ取得部2031は、第1登録指示命令でないと判断する場合には(ステップS2105における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報生成部2030の対象記憶領域に記憶されている情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てを取得、つまり動画像を取得し(ステップS2155)、ステップS2125を行う。
なお、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
2.4.3 ブックマーク情報格納処理の動作
ここでは、再生装置2000にて行われる情報格納処理の動作について、図46に示す流れ図を用いて説明する。
2.4.3 ブックマーク情報格納処理の動作
ここでは、再生装置2000にて行われる情報格納処理の動作について、図46に示す流れ図を用いて説明する。
書込部2032は、情報生成部2030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報が「音楽」であるか否かを判断する(ステップS2300)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS2300における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を音楽フォルダ2020へ書き込み(ステップS2305)、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS2300における「NO」)、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS2310)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS2300における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を音楽フォルダ2020へ書き込み(ステップS2305)、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS2300における「NO」)、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS2310)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS2310における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を人物フォルダ2021へ書き込み(ステップS2315)、「人物」でないと判断する場合には(ステップS2310における「NO」)、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS2320)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS2320における「YES」)、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像を文字フォルダ2022へ書き込み(ステップS2325)、「文字」でないと判断する場合(ステップS2320における「NO」)、つまり、付加情報は「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報及びデータ取得部2031にて取得した静止画像若しくは動画像をキャプチャフォルダ2023へ書き込む(ステップS2330)。
なお、書込部2032は、動画像を対応するフォルダに書き込む場合には、音声データをも書き込む。
2.4.4 第1表示処理の動作
ここでは、再生装置2000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図47に示す流れ図を用いて説明する。
2.4.4 第1表示処理の動作
ここでは、再生装置2000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図47に示す流れ図を用いて説明する。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、表示開始情報を受け取ると(ステップS2400)、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために格納先リスト生成し、生成した格納先リストを出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2405)。
データ読出部2005は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る(ステップS2410)。
データ読出部2005は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部2008を介して、受け取る(ステップS2410)。
さらに、データ読出部2005は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を全て取得し、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2415)。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択識別名情報を受け取ると(ステップS2420)、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する(ステップS2425)。
データ読出部2005は、リモコン2300から受信部2008を介して、選択識別名情報を受け取ると(ステップS2420)、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する(ステップS2425)。
データ読出部2005は、取得したブックマーク情報と対応する静止画像若しくは動画像をブックマーク記憶部2002から読み出し(ステップS2430)、読み出した静止画像若しくは動画像を、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11にて表示する(ステップS2435)。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データを、出力部2007を介してモニタ11から出力する。
なお、上記に示す表示処理は、再生装置2000とリモコン2300との間における動作について説明したが、再生装置2000と携帯電話機2100との間における動作についても、上記に示す動作と同様であり、各種情報の経路が異なるだけである。データ読出部2005がリモコン2300より受け取っている各種情報は、携帯電話機2100から公衆無線通信網、インターネット及び送受信部2009を介して、データ読出部2005により受信され、データ読出部2005が、再生部2003及び出力部2007を介してモニタ11へ表示している情報は、インターネット、公衆無線通信網及び送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信される。
2.4.5 第2表示処理の動作
ここでは、再生装置2000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図48に示す流れ図を用いて説明する。
データ読出部2005は、画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受信すると(ステップS2500)、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する(ステップS2505)。
ここでは、再生装置2000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図48に示す流れ図を用いて説明する。
データ読出部2005は、画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部2009を介して、受信すると(ステップS2500)、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する(ステップS2505)。
データ読出部2005は、取得した全てのブックマーク情報を用いて、各ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を読み出す(ステップS2510)。データ読出部2005は、読み出した各画像を、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部2009を介して携帯電話機2100へ送信する(ステップS2515)。
2.5 まとめ
以上、説明したように本発明によれば、再生装置は、コンテンツの再生中にリモコンによりブックマークの指示を受け付けると、ブックマーク情報を生成、及び生成したブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得し、生成したブックマーク情報と、取得した静止画像若しくは動画像とを対応付けて記憶することで、後日、リモコン若しくは携帯電話機から指示を受け付けることにより、再生装置は、記憶しているブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
以上、説明したように本発明によれば、再生装置は、コンテンツの再生中にリモコンによりブックマークの指示を受け付けると、ブックマーク情報を生成、及び生成したブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得し、生成したブックマーク情報と、取得した静止画像若しくは動画像とを対応付けて記憶することで、後日、リモコン若しくは携帯電話機から指示を受け付けることにより、再生装置は、記憶しているブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を表示することができる。
また、ブックマークの登録時に利用者がブックマークしたい画像データと実際にブックマークされた画像データとが、ブックマーク指示情報の送信から受信までに要する時間の影響により異なる場合が考えられるが、上記に示した再生装置は、画像データ取得時に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のうちで、付加情報に示される情報に対応する認識処理を実行することにより、利用者が希望する画像データを正確に取得し、取得した画像データを記憶することができる。
また、再生装置は、生成したブックマーク情報を内容に応じて、フォルダへ自動に振分けるため、ブックマーク情報の整理が簡単にできる。
2.6 画像取得の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を作成した際に、対応する静止画像若しくは動画像を取得し、ブックマーク情報と対応付けて記憶したが、ここでは、表示の要求があった際にブックマーク情報に対する画像の取得を行う場合の変形例について説明する。
2.6 画像取得の変形例
上記実施の形態では、ブックマーク情報を作成した際に、対応する静止画像若しくは動画像を取得し、ブックマーク情報と対応付けて記憶したが、ここでは、表示の要求があった際にブックマーク情報に対する画像の取得を行う場合の変形例について説明する。
本変形例における再生装置3000について、以下に説明する。
なお、リモコン及び携帯電話機は、上記にて示すリモコン2300及び携帯電話機2100と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、以降では、モニタ11、リモコン2300及び携帯電話機2100を用いて説明を行う。
2.6.1 再生装置3000
再生装置3000は、図49に示すように、番組コンテンツ記憶部3001、ブックマーク記憶部3002、再生部3003、登録部3004、取得部3005、削除部3006、出力部3007、受信部3008及び送受信部3009から構成されている。
なお、リモコン及び携帯電話機は、上記にて示すリモコン2300及び携帯電話機2100と同様であるため、ここでの説明は省略する。また、以降では、モニタ11、リモコン2300及び携帯電話機2100を用いて説明を行う。
2.6.1 再生装置3000
再生装置3000は、図49に示すように、番組コンテンツ記憶部3001、ブックマーク記憶部3002、再生部3003、登録部3004、取得部3005、削除部3006、出力部3007、受信部3008及び送受信部3009から構成されている。
再生装置3000は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニットなどから構成されるコンピュータシステムである。前記ROM又は前記ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、再生装置3000は、その機能を達成する。
(1)番組コンテンツ記憶部3001
番組コンテンツ記憶部3001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部2001と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部3002
ブックマーク記憶部3002は、上記にて示すブックマーク記憶部2002と同様のフォルダ構成を有している。上記第2実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記第2実施の形態にて示すデータに、さらに、コーナー検出の行うか否かを示すフラグを含む点である。
番組コンテンツ記憶部3001は、上記にて示す番組コンテンツ記憶部2001と同様であるため、説明は省略する。
(2)ブックマーク記憶部3002
ブックマーク記憶部3002は、上記にて示すブックマーク記憶部2002と同様のフォルダ構成を有している。上記第2実施の形態と異なる点は、ブックマーク情報には、上記第2実施の形態にて示すデータに、さらに、コーナー検出の行うか否かを示すフラグを含む点である。
ここで、図50に音楽フォルダにて記憶されている音楽情報テーブルT3000の一例を示す。
音楽情報テーブルT3000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード、コーナー検出及び付加情報である。
コーナー検出は、コーナー検出を行うか否かを示すフラグであり、値「1」はコーナー検出を行う旨を示し、値「0」はコーナー検出を行わないで、付加情報に対応する加増の取得を行う旨を示す。残りの項目については、上記第2実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
音楽情報テーブルT3000は、識別名、BM表示時刻、CH番号、番組ID、地域コード、コーナー検出及び付加情報である。
コーナー検出は、コーナー検出を行うか否かを示すフラグであり、値「1」はコーナー検出を行う旨を示し、値「0」はコーナー検出を行わないで、付加情報に対応する加増の取得を行う旨を示す。残りの項目については、上記第2実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
また、他のフォルダにて記憶されている各テーブルの構成は、音楽情報テーブルT3000の構成と同様であるため、説明は省略する。
(3)再生部3003
再生部3003は、上記にて示す再生部2003と同様であるため、説明は省略する。なお、以降において、BM画像M2000を用いて、説明を行う。
(3)再生部3003
再生部3003は、上記にて示す再生部2003と同様であるため、説明は省略する。なお、以降において、BM画像M2000を用いて、説明を行う。
(4)登録部3004
登録部3004は、情報生成部3030及び書込部3032から構成されている。以下において、情報生成部3030及び書込部3032について説明する。
(a)情報生成部3030
情報生成部3030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
登録部3004は、情報生成部3030及び書込部3032から構成されている。以下において、情報生成部3030及び書込部3032について説明する。
(a)情報生成部3030
情報生成部3030は、BM画面データを予め記憶しており、ブックマークの対象の情報を記憶するための対象記憶領域を有している。
情報生成部3030は、再生部3003にて番組コンテンツが再生されると、再生開始からの再生されたフレームの枚数をカウントしている。
情報生成部3030は、番組コンテンツの再生中に、受信部3008を介してリモコン2300から、BM開始情報を受信すると、予め記憶しているBM画面データを再生部3003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する。
情報生成部3030は、番組コンテンツの再生中に、受信部3008を介してリモコン2300から、BM開始情報を受信すると、予め記憶しているBM画面データを再生部3003へ出力し、対象記憶領域へ初期状態として、「音楽」を示す情報を記憶する。
情報生成部3030は、受信部3008を介してリモコン2300から、右移動情報及び左移動情報を受信すると、受信した情報に応じて、太枠で囲まれる項目を変更し、対象記憶領域に記憶されている情報を、変更された項目に対応する情報へと更新する。
情報生成部3030は、BM画像M2000を表示中に、受信部3008を介してリモコン2300から、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報、第2登録指示命令を含むブックマーク情報、第2登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報及び第1登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報のうち何れかを受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)及び地域コードを受け取る情報受取部が構成されることになる。
情報生成部3030は、BM画像M2000を表示中に、受信部3008を介してリモコン2300から、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報、第2登録指示命令を含むブックマーク情報、第2登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報及び第1登録指示情報と地域コードとを含むブックマーク指示情報のうち何れかを受信する。これにより、ブックマーク対象の種類を示す情報(対応情報)及び地域コードを受け取る情報受取部が構成されることになる。
情報生成部3030は、ブックマーク指示情報を受信した時点までにカウントしたフレームの数を用いて、番組コンテンツの先頭に位置する画像データからブックマーク指示情報を受信した時点に再生部3003にて再生されている画像データまでの区間における経過時刻を算出する。情報生成部3030は、再生部3003に記憶している録画開始時刻を取得し、取得した録画開始時刻に算出した経過時刻を加算することにより、ブックマークされた画像データのBM表示時刻を取得する。さらに、情報生成部3030は、再生部3003より再生中の番組コンテンツに対応するCH番号及び番組IDを取得する。取得した放送時刻と、1秒あたりに再生されるフレームの数との関係より、取得した放送時刻から、ブックマーク指示情報を受け取った時点のフレームを特定することができる。以上により、ブックマーク情報を受け取った時点の番組コンテンツ内の位置を特定する情報(ここでは、放送時刻)を取得する位置取得部が構成されることになる。
さらに、情報生成部3030は、受信部3008を介してリモコン2300から、識別名を受信する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
(b)書込部3032
書込部3032は、情報生成部3030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部3002内のフォルダへ書き込む。
(5)取得部3005
取得部3005は、情報取得部3040及びデータ取得部3041から構成されている。以下において、情報取得部3040及びデータ取得部3041について説明する。
書込部3032は、情報生成部3030にて生成されたブックマーク情報に含まれる付加情報に応じたブックマーク記憶部3002内のフォルダへ書き込む。
(5)取得部3005
取得部3005は、情報取得部3040及びデータ取得部3041から構成されている。以下において、情報取得部3040及びデータ取得部3041について説明する。
(a)情報取得部3040
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部3007を介してモニタ11にて表示する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部3008を介して、受け取る。
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、表示開始情報を受け取ると、ブックマーク情報の格納先の選択を促すために、格納先リストを生成し、生成した格納先リストを出力部3007を介してモニタ11にて表示する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、リモコン2300から受信部3008を介して、受け取る。
さらに、情報取得部3040は、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
情報取得部3040は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部3007を介してモニタ11にて表示する。
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
情報取得部3040は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、出力部3007を介してモニタ11にて表示する。
情報取得部3040は、リモコン2300から受信部3008を介して、選択された識別名を示す選択識別名情報を受け取る。
以上により、ブックマークされた画像の出力要求を受け取る要求受取部が構成されることになる。
情報取得部3040は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部3002より取得する。
また、情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、表示開始情報を受け取ると、格納先リストを生成して、生成した格納先リストを、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、受け取ると、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
情報取得部3040は、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部3002より取得する。
また、情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、表示開始情報を受け取ると、格納先リストを生成して、生成した格納先リストを、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。情報取得部3040は、選択フォルダ情報を、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、受け取ると、選択フォルダ情報にて示されるフォルダに記録されているブックマーク情報に含まれる識別名を取得する。
情報取得部3040は、取得した全ての識別名からなる一覧リストを生成し、生成した一覧リストを、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。
情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。
情報取得部3040は、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、選択識別名情報を受け取ると、受け取った選択識別名情報にて示される識別名に対応するブックマーク情報をブックマーク記憶部2002より取得する。
情報取得部3040は、画像データ要求情報と、地域コードとを、携帯電話機2100から送受信部3009を介して、受信すると、ブックマーク記憶部2002より、受信した地域コードと一致する地域コードを含むブックマーク情報を全て取得する。
(b)データ取得部3041
データ取得部3041は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」、「キャプチャ認識処理」及び「コーナー認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
(b)データ取得部3041
データ取得部3041は、動画像を生成する静止画像の数(例えば、300である。)を記憶しており、さらに、「音楽認識処理」、「人物認識処理」、「文字認識処理」、「キャプチャ認識処理」及び「コーナー認識処理」のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得する。このとき、後述する番組コンテンツの削除により、CH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合があるため、CH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツが複数存在する場合には、複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれる表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する。
データ取得部3041は、取得したブックマーク情報に含まれるコーナー検出のフラグの値が「0」であるか否かを判断する。
値が「0」であると判断する場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像をコピーにより取得する。動画像を取得する際には、その音声をも、コピーにより取得する。なお、取得方法については、上記第2の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
値が「0」であると判断する場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、付加情報にて示される情報に応じた認識処理とを用いて、静止画像若しくは動画像をコピーにより取得する。動画像を取得する際には、その音声をも、コピーにより取得する。なお、取得方法については、上記第2の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
値が「0」でない、つまり値が「1」であると判断する場合には、取得した番組コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、付加情報にて示される情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出されたコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する。
なお、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報が複数ある場合には、上記動作を取得した数分繰り返す。
なお、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報が複数ある場合には、上記動作を取得した数分繰り返す。
データ取得部3041は、表示開始情報をリモコン2300より受け取った場合には、取得した画像を、再生部3003及び出力部3007を介してモニタ11にて表示する。また、動画像を表示する場合には、動画像に係る音声データを、再生部3003及び出力部3007を介してモニタ11から出力する。これにより、静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを出力する出力部が構成されることになる。
データ取得部3041は、表示開始情報を携帯電話機2100より受け取った場合には、取得した画像を、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。また、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。これにより、ブックマーク記憶部3002から読み出された静止画像からなる部分コンテンツ、若しくは動画像と音声とからなる部分コンテンツを送信するコンテンツ送信部が構成されることになる。
データ取得部3041は、画像データ要求情報を携帯電話機2100より受け取った場合には、取得した各画像を、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。なお、動画像を送信する場合には、動画像に係る音声データをも、送受信部3009を介して携帯電話機2100へ送信する。
(6) 削除部3006
削除部3006は、データ取得部3041と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
(6) 削除部3006
削除部3006は、データ取得部3041と同様に、音楽認識処理、人物認識処理、文字認識処理及びキャプチャ認識処理のそれぞれに対応するプログラムを予め記憶している。
削除部3006は、リモコン2300より受信部3008を介して、番組コンテンツ記憶部3001に記録されている番組コンテンツの削除を行う旨の削除指示情報を受け付ける。ここで、削除指示情報は、番組IDを含む情報である。
削除部3006は、番組コンテンツ記憶部3001より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、ブックマーク記憶部3002より、番組IDと一致する番組IDを含むブックマーク情報を全て取得する。
削除部3006は、番組コンテンツ記憶部3001より、受け付けた削除指示情報に含まれる番組IDに対応する番組コンテンツを取得し、さらに、ブックマーク記憶部3002より、番組IDと一致する番組IDを含むブックマーク情報を全て取得する。
削除部3006は、取得した番組コンテンツ及びブックマーク情報とを用いて、以下に記述する削除方法を取得したブックマーク情報の数分繰り返す。
<削除方法>
削除部3006は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを取得し、さらに、取得した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データを取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
<削除方法>
削除部3006は、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する。「音楽」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻と取得した番組コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の音楽先頭フレームを取得し、さらに、取得した音楽先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる音楽用音声画像データを取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には、「人物」であるか否かを判断し、「人物」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の人物先頭フレームを検出し、さらに、検出した人物先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「人物」でないと判断する場合には、「文字」であるか否かを判断し、「文字」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるブックマーク表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近の文字先頭フレームを検出し、さらに、検出した文字先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなる文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「文字」でないと判断する場合、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、ブックマーク情報に含まれるブックマーク表示時刻と番組コンテンツ記憶部3001より取得した番組コンテンツとを用いて、キャプチャ認識処理を実行し、BM表示時刻より前に位置する直近のキャプチャ先頭フレームを検出し、さらに、検出したキャプチャ先頭フレームから予め設定された時間分(例えば、3分)の連続するフレーム及び音声データからなるキャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する。
ここで、以降において、音楽用音声画像データ、人物用音声画像データ、文字用音声画像データ及びキャプチャ用音声画像データを、説明上区別する必要がない場合には、総称して音声画像データと呼ぶ。
削除部3006は、上記の動作を、ブックマーク記憶部3002より取得した全てのブックマーク情報に対して行った後、番組コンテンツを消去する。
削除部3006は、上記の動作を、ブックマーク記憶部3002より取得した全てのブックマーク情報に対して行った後、番組コンテンツを消去する。
削除部3006は、一時的に記憶している音声画像データを、番組コンテンツ記憶部3001に記憶する。このとき、録画開始時刻は、BM表示時刻にて示される日付及び時刻となる。
これにより、番組コンテンツが削除された後も、ブックマークされた画像データが存在する付近の画像データ及び音声データが保存されているため、参照が可能となる。
これにより、番組コンテンツが削除された後も、ブックマークされた画像データが存在する付近の画像データ及び音声データが保存されているため、参照が可能となる。
なお、上述したブックマーク記憶部3002、書込部3032、データ取得部3041及び削除部3006から、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する部分コンテンツ取得部が構成されることになる。書込部3032がブックマーク情報を書き込む書込部を構成する。削除部3006における削除指示情報を受け付ける動作が削除受取部を構成し、削除指示情報を受け取った後、音声画像データを取得する動作が第1取得部を構成し、音声画像データを番組コンテンツ記憶部3001に記憶する動作が記録部を構成し、ブックマーク記憶部3002より取得した全てのブックマーク情報に対して音声画像データの取得を行った後、番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より削除する動作が削除部を構成する。さらに、データ取得部3041における静止画像の取得、若しくは動画像及び音声の取得を行う動作が第2取得部を構成する。
(7)出力部3007
出力部3007は、上記にて示す出力部2007と同様であるため、説明は省略する。
(8)受信部3008
受信部3008は、上記にて示す受信部2008と同様であるため、説明は省略する。
(9)送受信部3009
送受信部3009は、上記にて示す送受信部3009と同様であるため、説明は省略する。
出力部3007は、上記にて示す出力部2007と同様であるため、説明は省略する。
(8)受信部3008
受信部3008は、上記にて示す受信部2008と同様であるため、説明は省略する。
(9)送受信部3009
送受信部3009は、上記にて示す送受信部3009と同様であるため、説明は省略する。
2.6.2 BM登録処理の動作
ここでは、再生装置3000にて行われるBM登録処理について、図44にて示すBM登録処理との変更点のみ、説明する。
変更箇所はステップS2040であり、画像データ取得処理から、図47にて示す情報格納処理へと変更する。ただし、各フォルダへ格納するのは、生成したブックマーク情報のみである。
ここでは、再生装置3000にて行われるBM登録処理について、図44にて示すBM登録処理との変更点のみ、説明する。
変更箇所はステップS2040であり、画像データ取得処理から、図47にて示す情報格納処理へと変更する。ただし、各フォルダへ格納するのは、生成したブックマーク情報のみである。
また、ステップS2035では、以下の動作にてブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第2登録指示情報を含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。このとき、地域コードには何も記録されていない。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部3030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「0」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
情報生成部2030は、第1登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合及び第2登録指示命令と地域コードとを含むブックマーク指示情報を受信した場合には、受信した識別名と、取得したBM表示時刻、CH番号及び番組IDと、受信した地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報と、コーナー検出のフラグ「1」とを用いて、ブックマーク情報を生成する。
2.6.3 第1表示処理の動作
ここでは、再生装置3000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図48に示す第1表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2430であり、後述する画像データ処理へと変更する。
ここでは、再生装置3000が、リモコン2300より表示開始情報を受け取った際に行われる第1表示処理の動作について、図48に示す第1表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2430であり、後述する画像データ処理へと変更する。
2.6.4 第2表示処理の動作
ここでは、再生装置3000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図49に示す第2表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2510であり、後述する画像データ処理へと変更する。
ここでは、再生装置3000が、携帯電話機2100より画像データ要求情報と地域コードとを受け取った際に行われる第2表示処理の動作について、図49に示す第2表示処理との変更点のみ、説明する。
変更点はステップS2510であり、後述する画像データ処理へと変更する。
なお、第2表示処理においては、ステップS2505にて取得したブックマーク情報が複数ある場合には、画像データ取得処理を取得したブックマーク情報の数分繰り返す。
2.6.5 画像データ取得処理
ここでは、第1及び第2表示処理にて行われる画像データ取得処理について、図51に示す流れ図を用いて説明する。
2.6.5 画像データ取得処理
ここでは、第1及び第2表示処理にて行われる画像データ取得処理について、図51に示す流れ図を用いて説明する。
再生装置3000のデータ取得部3041は、情報取得部3040にて生成されたブックマーク情報に含まれるCH番号及び番組IDと対応するBM対象コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得する番組コンテンツ取得処理を行う(ステップS3000)。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報に含まれるコーナー検出のフラグが「0」であるか否かを判断する(ステップS3005)。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報に含まれるコーナー検出のフラグが「0」であるか否かを判断する(ステップS3005)。
「0」であると判断する場合には(ステップS3005の「YES」)、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」であるか否かを判断する(ステップS3010)。「音楽」であると判断する場合には(ステップS3010における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、音楽認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから音楽先頭フレームを検出して取得し(ステップS3015)、さらに、取得した音楽先頭フレームから連続するフレームを予め設定された数分コピーにより取得し、さらに音声データをもコピーにより取得する(ステップS3020)。なお、ステップS3015においては、取得した音楽先頭フレームに対応する音声データをもコピーにより取得する。
ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」でないと判断する場合には(ステップS3010における「NO」)、「人物」であるか否かを判断する(ステップS3025)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3025の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得する(ステップS3030)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3025の「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、人物認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから人物先頭フレームを検出して取得する(ステップS3030)。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS3025における「NO」)、「文字」であるか否かを判断する(ステップS3035)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3035における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得する(ステップS3040)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3035における「YES」)、ブックマーク情報に含まれるBM表示時刻とBM対象コンテンツとを用いて、文字認識処理を実行して、取得した番組コンテンツから文字先頭フレームを検出して取得する(ステップS3040)。
「文字」でないと判断する場合(ステップS3035における「NO」)、つまり、「キャプチャ」であると判断する場合には、キャプチャ認識処理を実行して、取得した番組コンテンツからキャプチャ先頭フレームを検出して取得する(ステップS3045)。
データ取得部3041は、フラグが「0」でない、つまり「1」であると判断する場合には(ステップS3005における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれる付加情報にて示される情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する(ステップS3050)。
データ取得部3041は、フラグが「0」でない、つまり「1」であると判断する場合には(ステップS3005における「NO」)、取得したBM対象コンテンツから、BM表示時刻と、コーナー認識処理とを用いて、情報取得部3040にて取得されたブックマーク情報に含まれる付加情報にて示される情報に対応する画像データを含むコーナーを検出し、検出したコーナーに含まれる画像データ全てをコピーにより取得、つまり動画像を取得する(ステップS3050)。
なお、フレームを検出して取得とは、フレームを検出し、検出したフレームをコピーにより取得することをいう。
2.6.6 番組コンテンツ取得処理
ここでは、図51に示す画像データ取得処理のステップS3000にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図52に示す流れ図を用いて説明する。
2.6.6 番組コンテンツ取得処理
ここでは、図51に示す画像データ取得処理のステップS3000にて行われる番組コンテンツ取得処理について、図52に示す流れ図を用いて説明する。
データ取得部3041は、情報取得部3040にて取得したブックマーク情報のCH番号及び番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部2001より、少なくとも1つ以上取得する(ステップS3100)。次に、取得した番組コンテンツが1つであるか否かを判断する(ステップS3105)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には(ステップS3105における「YES」)、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には(ステップS3105における「NO」)、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS3110)。
取得した番組コンテンツが1つであると判断する場合には(ステップS3105における「YES」)、処理を終了し、取得した番組コンテンツが1つでないと判断する場合には(ステップS3105における「NO」)、取得した複数の番組コンテンツのうち録画開始時刻がブックマーク情報に含まれるBM表示時刻にて示される時刻と一致する番組コンテンツを取得する(ステップS3110)。
2.6.7 削除処理
ここでは、再生装置3000にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図53及び図54に示す流れ図を用いて説明する。
削除部3006は、削除指示情報を受け取ると(ステップS3200)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得し、さらに、番組IDと対応するブックマーク情報を全てブックマーク記憶部3002より取得する(ステップS3205)。
ここでは、再生装置3000にて行われる番組コンテンツの削除処理について、図53及び図54に示す流れ図を用いて説明する。
削除部3006は、削除指示情報を受け取ると(ステップS3200)、受け取った削除指示情報に含まれる番組IDと対応する番組コンテンツを番組コンテンツ記憶部3001より取得し、さらに、番組IDと対応するブックマーク情報を全てブックマーク記憶部3002より取得する(ステップS3205)。
取得した全てのブックマーク情報のうち1つのブックマーク情報に対して、ブックマーク情報に含まれる付加情報が音楽であるか否かの判断を行う(ステップS3210)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS3210における「YES」)、削除部3006は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS3215)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3220)。
「音楽」であると判断する場合には(ステップS3210における「YES」)、削除部3006は、音楽認識処理を実行して、音楽先頭フレームを検出し(ステップS3215)、さらに、検出した音楽先頭フレームを用いて音楽用音声画像データをコピーにより取得し、取得した音楽用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3220)。
「音楽」でないと判断する場合には(ステップS3210における「NO」)、付加情報が「人物」であるか否かを判断する(ステップS3225)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3225における「YES」)、削除部3006は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS3230)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3235)。
「人物」であると判断する場合には(ステップS3225における「YES」)、削除部3006は、人物認識処理を実行して、人物先頭フレームを検出し(ステップS3230)、検出した人物先頭フレームを用いて、人物用音声画像データをコピーにより取得し、取得した人物用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3235)。
「人物」でないと判断する場合には(ステップS3225における「NO」)、付加情報が「文字」であるか否かを判断する(ステップS3240)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3240における「YES」)、削除部3006は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS3245)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3250)。
「文字」であると判断する場合には(ステップS3240における「YES」)、削除部3006は、文字認識処理を実行して、文字先頭フレームを検出し(ステップS3245)、検出した文字先頭フレームを用いて、文字用音声画像データをコピーにより取得し、取得した文字用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3250)。
「文字」でないと判断する場合(ステップS3240における「NO」)、つまり、付加情報が「キャプチャ」であると判断する場合には、削除部3006は、キャプチャ認識処理を実行して、キャプチャ先頭フレームを検出し(ステップS3255)、検出したキャプチャ先頭フレームを用いて、キャプチャ用音声画像データをコピーにより取得し、取得したキャプチャ用音声画像データを番組ID、CH番号及びBM表示時刻と対応付けて一時的に記憶する(ステップS3270)。
削除部3006は、ステップS3205にて取得したブックマーク情報のうちで、ステップS3210からステップS3260までの処理がされていないブックマーク情報が存在するか否かを判断する(ステップS3265)。
ブックマーク情報が存在すると判断する場合には(ステップS3265における「YES」)、処理がされていないブックマーク情報を取得し(ステップS3270)、ステップS3210に戻り、取得したブックマーク情報に対して、ステップS3210以降の動作を行う。
ブックマーク情報が存在すると判断する場合には(ステップS3265における「YES」)、処理がされていないブックマーク情報を取得し(ステップS3270)、ステップS3210に戻り、取得したブックマーク情報に対して、ステップS3210以降の動作を行う。
削除部3006は、ステップS3210からステップS3260までの処理がされていないブックマーク情報が存在しない、つまり、ステップS3205にて取得した全てのブックマーク情報に対してステップS3210からステップS3260までの処理がされていると判断する場合には(ステップS3265における「NO」)、番組コンテンツを消去し(ステップS3275)、一時的に記憶している音声画像データを番組ID、CH番号、BM表示時刻と対応付けて番組コンテンツ記憶部3001へ記憶する(ステップS3280)。
2.7 その他の変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生装置2000は、ブックマークの指示を番組コンテンツの再生中に受け取ったが、これに限定されない。再生装置2000は、ブックマーク情報に対応する動画像の再生中に、ブックマークの指示を受け取ってもよい。例えば、第2登録指示命令を含むブックマーク指示により、検出された動画像、つまり、1コーナー分の動画像を再生中に、ブックマークの指示を受け付けてもよい。
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生装置2000は、ブックマークの指示を番組コンテンツの再生中に受け取ったが、これに限定されない。再生装置2000は、ブックマーク情報に対応する動画像の再生中に、ブックマークの指示を受け取ってもよい。例えば、第2登録指示命令を含むブックマーク指示により、検出された動画像、つまり、1コーナー分の動画像を再生中に、ブックマークの指示を受け付けてもよい。
このとき、再生装置2000は、BM表示時刻として、認識処理(例えば、コーナー認識処理)にて取得した先頭フレームに対する放送時刻を記録する。再生装置2000は、動画像の再生中に、ブックマーク指示情報を受け付けると、再生中の動画像に対応するBM表示時刻から、ブックマークされた放送時刻を算出し、さらに、再生中の動画像に対応するブックマーク情報からCH番号、番組IDを取得する。また、再生装置2000は識別名を受け取り、算出された放送時刻、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。さらに、再生装置2000は、算出された放送時刻と、対象記憶領域にて記憶している情報に対応する認識処理とを用いて、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像を取得する。再生装置2000は、取得した静止画像若しくは動画像と、生成したブックマーク情報とを対応付けて記憶する。なお、ブックマーク指示情報に地域コードが含まれている場合には、再生装置2000は、算出された放送時刻と、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、ブックマーク情報に含まれる地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。
これにより、再生装置2000は、動画像の再生中にブックマークを行うことが可能となる。
(2)上記(1)における動作を、再生装置3000に適用してもよい。
このとき、再生装置3000は、表示要求により、ブックマーク情報に対応する動画像を再生する場合には、認識処理にて取得した先頭フレームの放送時刻を算出し、一時的に記憶しておく。再生装置3000は、ブックマーク指示情報を受け取ると、記憶している放送時刻を用いて、ブックマーク指示情報を受け取った時点での放送時刻を算出し、さらに、再生中の動画像に対応するブックマーク情報からCH番号、番組IDを取得する。また、再生装置2000は識別名を受け取り、算出された放送時刻、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成し、記憶する。なお、ブックマーク指示情報に地域コードが含まれている場合には、再生装置3000は、算出された放送時刻と、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、ブックマーク情報に含まれる地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。
(2)上記(1)における動作を、再生装置3000に適用してもよい。
このとき、再生装置3000は、表示要求により、ブックマーク情報に対応する動画像を再生する場合には、認識処理にて取得した先頭フレームの放送時刻を算出し、一時的に記憶しておく。再生装置3000は、ブックマーク指示情報を受け取ると、記憶している放送時刻を用いて、ブックマーク指示情報を受け取った時点での放送時刻を算出し、さらに、再生中の動画像に対応するブックマーク情報からCH番号、番組IDを取得する。また、再生装置2000は識別名を受け取り、算出された放送時刻、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成し、記憶する。なお、ブックマーク指示情報に地域コードが含まれている場合には、再生装置3000は、算出された放送時刻と、取得したCH番号及び番組IDと、受け取った識別名と、ブックマーク情報に含まれる地域コードと、対象記憶領域にて記憶している情報とを用いてブックマーク情報を生成する。
(3)上記に示すリモコン2300において、左ボタン2313及び右ボタン2314を用いて、ブックマークの対象を変更したが、これに限定されない。リモコン2300は、左ボタン2313及び右ボタン2314の代わりに、ブックマークの対象を示すボタン、例えば、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンを備えてもよい。
このとき、リモコン2300は、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンのうち何れかが押下されると、第1登録指示情報と、対応情報とを含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。なお、対応情報は、第1の実施の形態にて示す対応情報と同様であるため、説明は省略する。
このとき、リモコン2300は、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンのうち何れかが押下されると、第1登録指示情報と、対応情報とを含むブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。なお、対応情報は、第1の実施の形態にて示す対応情報と同様であるため、説明は省略する。
リモコン2300は、音楽ボタン、人物ボタン、文字ボタン及びキャプチャボタンのうち何れかが押下され、且つ文字操作部2302の操作により地域コードが入力されると、第1登録指示情報と、対応情報と、地域コードとからなるブックマーク指示情報を、照射部2303を介して再生装置2000へ送信する。
再生装置2000の情報生成部2030は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取ったブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる他の要素は、上記実施の形態にて示す動作にて取得する。
再生装置2000の情報生成部2030は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取ったブックマーク指示情報に含まれる対応情報を用いて、ブックマーク情報を生成する。なお、ブックマーク情報に含まれる他の要素は、上記実施の形態にて示す動作にて取得する。
以降における動作は、上記実施の形態にて示す動作と同様であるため、説明は省略する。
(4)上記実施の形態において、ブックマークシステムは、再生装置2000と携帯電話機2100とから構成されるとしたが、これに限定されない。ブックマークシステムは、再生装置からのみなるとしてもよい。この場合、再生装置は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報及び第2登録指示命令を含むブックマーク情報のうち何れかをリモコンから受け取り、ブックマーク情報に係る画像を表示する場合には、表示開始情報をリモコンからのみ受け取る。
(4)上記実施の形態において、ブックマークシステムは、再生装置2000と携帯電話機2100とから構成されるとしたが、これに限定されない。ブックマークシステムは、再生装置からのみなるとしてもよい。この場合、再生装置は、第1登録指示命令を含むブックマーク指示情報及び第2登録指示命令を含むブックマーク情報のうち何れかをリモコンから受け取り、ブックマーク情報に係る画像を表示する場合には、表示開始情報をリモコンからのみ受け取る。
(5)再生装置2000は、ブックマークされた静止画像若しくは動画像を取得する際に、
認識処理を施して、BM表示時刻より前に位置する先頭フレームを検出したが、これに限定されない。BM表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(6)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
認識処理を施して、BM表示時刻より前に位置する先頭フレームを検出したが、これに限定されない。BM表示時刻に対応するフレームを先頭フレームとしてもよい。
(6)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
3. 変形例
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生する番組コンテンツは再生装置にて記憶されていたが、これに限定されない。再生する番組コンテンツは、サーバ型放送により配信されてもよい。このとき、番組コンテンツを配信するサーバと再生装置との間で、ブックマークの登録及びブックマーク情報に係る画像の送受信を行ってもよい。
本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)上記実施の形態では、再生する番組コンテンツは再生装置にて記憶されていたが、これに限定されない。再生する番組コンテンツは、サーバ型放送により配信されてもよい。このとき、番組コンテンツを配信するサーバと再生装置との間で、ブックマークの登録及びブックマーク情報に係る画像の送受信を行ってもよい。
(2)上記実施の形態では、ブックマーク情報の生成時に、生成したブックマーク情報に対応する画像を取得する際に、コーナー認識処理若しくは付加情報に対応する認識処理を施して画像を取得したが、これに限定されない。
再生装置は、再生した画像を、所定容量からなるバッファに格納する機能を備え、ブックマークの指示があった場合には、バッファにて記憶されている1以上の画像を、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像として、ブックマーク情報と対応付けて記憶するようにしてもよい。
再生装置は、再生した画像を、所定容量からなるバッファに格納する機能を備え、ブックマークの指示があった場合には、バッファにて記憶されている1以上の画像を、ブックマーク情報に対応する静止画像若しくは動画像として、ブックマーク情報と対応付けて記憶するようにしてもよい。
(3)上記実施の形態において、ブックマーク情報に対応する画像を携帯電話機に送信した場合に、携帯電話機は、当該携帯電話機内のメモリや着脱可能な記録媒体(例えば、SDカード)に、受信した画像を記録してもよい。
(4)本発明において、図2、図10、図22、図24、図28、図32、図42及び図49に示す破線で囲んだ機能ブロックの一部、又は全てを、集積回路であるLSIにて実現してもよい。これらの機能ブロックは、個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
(4)本発明において、図2、図10、図22、図24、図28、図32、図42及び図49に示す破線で囲んだ機能ブロックの一部、又は全てを、集積回路であるLSIにて実現してもよい。これらの機能ブロックは、個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
ここでは、録画再生装置の制御を行う集積回路として、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。このような技術には、バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
(5)本発明において、ブックマーク情報に対応する情報として、静止画像若しくは動画像を取得したが、これに限定されない。ブックマーク情報に対応する情報として音声データのみを取得するようにしてもよい。この場合、例えば、上記の実施の形態では、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」である場合には、取得する情報として、音声のみを取得することになる。
(5)本発明において、ブックマーク情報に対応する情報として、静止画像若しくは動画像を取得したが、これに限定されない。ブックマーク情報に対応する情報として音声データのみを取得するようにしてもよい。この場合、例えば、上記の実施の形態では、ブックマーク情報に含まれる付加情報が、「音楽」である場合には、取得する情報として、音声のみを取得することになる。
(6)本発明において、ブックマークの指示がなされた時点までの経過時間を算出するために、番組コンテンツの再生開始からのフレームの数をカウントしたが、これに限定されない。タイマーを用いて、番組コンテンツの再生開始からの経過時刻を計時してもよい。
この場合、再生装置は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取った時点において、計時されている時刻を経過時刻として取得する。
この場合、再生装置は、ブックマーク指示情報を受け取ると、受け取った時点において、計時されている時刻を経過時刻として取得する。
(7)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(8)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
(8)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
上記にて示したブックマークシステムは、再生装置及び携帯端末機を製造及び販売する産業において、経営的、つまり反復的かつ継続的に利用されうる。
Claims (49)
- 再生装置であって、
オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取手段と、
前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段と
を備えることを特徴とする再生装置。 - 前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、
前記再生装置は、さらに、
ブックマーク記憶手段と、
前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲1に記載の再生装置。 - 前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像を含み、
前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる静止画像から構成され、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像を前記部分コンテンツとして取得する
ことを特徴とする請求の範囲2に記載の再生装置。 - 前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、画像に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得する
ことを特徴とする請求の範囲3に記載の再生装置。 - 前記種類情報は、オブジェクトの種類が1画像の一部を構成する人物画像又は文字であること示す、又は1画像全体を構成するキャプチャであることを示し、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、人物画像、文字又はキャプチャであることを示す場合には、静止画像を前記部分コンテンツとして取得する
ことを特徴とする請求の範囲4に記載の再生装置。 - 前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、
前記部分コンテンツは、前記コンテンツに含まれる部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声から構成され、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を検出し、検出した静止画像から開始される部分動画像と前記部分動画像に対応する部分音声とを前記部分コンテンツとして取得する
ことを特徴とする請求の範囲2に記載の再生装置。 - 前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報が、音に関連するオブジェクトが属する種類を示す場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を前記部分コンテンツとして取得する
ことを特徴とする請求の範囲6に記載の再生装置。 - 前記種類情報は、オブジェクトの種類が音楽であることを示し、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記種類情報にて示される種類が、音楽である場合には、部分動画像及び前記部分動画像に対応する部分音声を、前記部分コンテンツとして取得する
ことを特徴とする請求の範囲7に記載の再生装置。 - 前記コンテンツは、1以上のコーナーコンテンツを含み、
各コーナーコンテンツは、1以上の画像を含み、
各コーナーコンテンツの前後には、コーナーコンテンツの境界を示す特定画像が存在し、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記再生位置に最も近い特定画像を検出し、検出した特定画像の直後から開始されるコーナーコンテンツを、前記部分コンテンツとして取得する
ことを特徴とする請求の範囲2に記載の再生装置。 - 前記再生装置は、さらに、
前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、
前記要求受取手段が前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、
読み出された前記部分コンテンツを出力する出力手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲2に記載の再生装置。 - 前記再生装置は、さらに、
前記部分コンテンツの出力要求を、外部端末よりネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信手段が、前記出力要求を受け取ると、前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、
読み出された前記部分コンテンツを、前記外部端末へネットワークを介して送信するコンテンツ送信手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲2に記載の再生装置。 - 前記再生装置は、さらに、
前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、
取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得する
ことを特徴とする請求の範囲1に記載の再生装置。 - 前記部分コンテンツ取得手段は、
前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取ると、前記コンテンツから、前記部分コンテンツを含む特定部分コンテンツを除く他の部分を削除する
ことを特徴とする請求の範囲1に記載の再生装置。 - 前記コンテンツは、複数の静止画像からなる動画像と、動画像に対応する音声とを含み、
前記再生装置は、さらに、
前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段を備え、
前記部分コンテンツ取得手段は、
ブックマーク記憶部と、
前記位置情報と、前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶部に書き込む書込部と、
前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取部と、
前記削除受取部が削除情報を受け取ると、前記位置情報にて示される再生位置から前方方向において、前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトが出現する静止画像を前記コンテンツから検出し、検出した静止画像から開始される特定部分動画像と、前記特定部分動画像に対応する特定部分音声とを含み、前記コンテンツの一部である特定部分コンテンツを取得する第1取得部と、
前記第1取得部にて取得された特定部分コンテンツを前記コンテンツ記憶手段へ記録する記録部と、
前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除部と、
前記コンテンツ記憶手段にて記録されている前記特定部分コンテンツから、前記種類情報及び前記位置情報を用いて、前記部分コンテンツを取得する第2取得部と
を備えることを特徴とする請求の範囲13に記載の再生装置。 - 前記再生装置は、さらに、
前記部分コンテンツの出力要求を受け取る要求受取手段と、
取得された前記部分コンテンツを出力する出力手段とを備え、
前記第2取得部は、前記要求受取手段が前記出力要求を受け取った時点で、前記位置情報及び前記種類情報を用いて、部分コンテンツを取得する
ことを特徴とする請求の範囲14に記載の再生装置。 - 前記部分コンテンツ取得手段は、前記位置取得手段が前記位置情報を取得した時点で、前記部分コンテンツを取得し、
前記再生装置は、さらに、
前記コンテンツを予め記録しているコンテンツ記憶手段と、
ブックマーク記憶手段と、
前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と、
前記コンテンツの削除を示す削除情報を受け取る削除受取手段と、
前記削除受取手段が削除情報を受け取ると、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている前記部分コンテンツを残し、前記コンテンツを前記コンテンツ記憶手段より削除する削除手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲1に記載の再生装置。 - 前記情報受取手段は、前記種類情報を外部端末から受け取り、さらに、前記外部端末を識別する端末識別子を前記外部端末から受け取り、
前記再生装置は、さらに、
ブックマーク記憶手段と、
前記端末識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲1に記載の再生装置。 - 前記再生装置は、さらに、
外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、端末識別子とを受信する受信手段と、
前記部分コンテンツを、前記出力要求を送信した外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、
前記部分コンテンツ取得手段は、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得する
ことを特徴とする請求の範囲17に記載の再生装置。 - 前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、
前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像を含み、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる各画像の画質を、前記コンテンツに含まれる画像群を形成する画像の画質よりも低くなるように間引きする
ことを特徴とする請求の範囲18に記載の再生装置。 - 前記コンテンツは、音声を含み、
前記部分コンテンツは、前記音声の一部である部分音声を含み、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記部分コンテンツに含まれる前記部分音声の音質を、前記コンテンツに含まれる音声の音質より低くなるように間引きする
ことを特徴とする請求の範囲18に記載の再生装置。 - 前記コンテンツは、複数の画像からなる画像群を含み、
前記部分コンテンツは、前記画像群に含まれる少なくとも1以上の画像に、予め定めされた文字が付加されており、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記画像群から取得された画像に、予め定められた文字を付加する
ことを特徴とする請求の範囲18に記載の再生装置。 - 前記ブックマーク記憶手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報とは異なる別の位置情報及び別の種類情報が、前記外部端末とは異なる別の外部端末を識別する別の端末識別子と、対応付けられて格納されており、前記別の位置情報及び前記別の種類情報は、前記コンテンツに対応しており、
前記再生装置は、さらに、
前記送信手段にて送信された前記部分コンテンツの有効期限を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む期限書込手段を備え、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記有効期限内において、前記受信手段が前記外部端末から前記出力要求及び前記端末識別子を受信した場合には、前記部分コンテンツを取得し、前記受信手段が、前記別の外部端末から、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの出力要求、及び前記別の端末識別子を受信した場合には、前記別の位置情報と前記別の種類情報とに対する部分コンテンツの取得を抑止する
ことを特徴とする請求の範囲18に記載の再生装置。 - 前記情報受取手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け取り、
前記再生装置は、さらに、
ブックマーク記憶手段と、
前記地域識別子を、前記位置情報及び前記種類情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲1に記載の再生装置。 - 前記再生装置は、さらに、
外部端末から、前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツの出力要求と、前記外部端末が位置する地域を示す端末地域識別子とを、受信する識別子受信手段と、
前記部分コンテンツを、前記外部端末へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記端末地域識別子と一致する地域識別子に対応する位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から読み出し、読み出した位置情報及び種類情報とを用いて、前記部分コンテンツを取得する
ことを特徴とする請求の範囲23に記載の再生装置。 - 前記位置取得手段は、前記位置情報として、前記コンテンツの再生開始から前記種類情報を受け取った時点までの経過時刻を取得し、
前記部分コンテンツ取得手段は、前記経過時刻内より開始される前記部分コンテンツを取得する
ことを特徴とする請求の範囲1に記載の再生装置。 - 再生装置と、前記再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置とからなるブックマークシステムであって、
前記端末装置は、
オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、
前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段とを備え、
前記再生装置は、
前記端末装置から、前記種類情報を受け取る情報受取手段と、
前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段と
を備えることを特徴とするブックマークシステム。 - 前記部分コンテンツ取得手段は、前記情報受取手段が種類情報を受け取った時点で、前記部分コンテンツを取得し、
前記再生装置は、さらに、
ブックマーク記憶手段と、
前記部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段に書き込む書込手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲26に記載のブックマークシステム。 - 前記端末装置は、さらに、
当該端末装置を識別する端末識別子を予め記憶している識別子記憶手段を備え、
前記情報送信手段は、さらに、前記端末識別子を、前記種類情報と対応付けて送信し、
前記情報受取手段は、さらに、前記端末識別子を受け取り、
前記書込手段は、さらに、受け取った前記端末識別子を、前記部分コンテンツと対応付けて、前記ブックマーク記憶手段に書き込む
ことを特徴とする請求の範囲27に記載のブックマークシステム。 - 前記受付手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段に記憶されている部分コンテンツの出力要求を受け付け、
前記再生装置は、さらに、
前記出力要求と、前記出力要求を行った端末装置を識別する端末識別子とを、前記端末装置から受信する受信手段と、
前記受信手段が前記出力要求と前記端末識別子とを受信すると、受信した端末識別子と、ブックマーク記憶手段に記憶されている端末識別子とを比較し、一致した端末識別子に対応する部分コンテンツを、前記ブックマーク記憶手段より読み出す読出手段と、
読み出された部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、
前記端末装置は、さらに、
前記受付手段が、前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と前記端末識別子とを前記再生装置へ送信する要求送信手段と、
前記読出手段にて読み出された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、
受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲28に記載のブックマークシステム。 - 前記再生装置と、前記端末装置とは、ホームネットワークにより接続されており、
前記再生装置は、前記ホームネットワークにおけるサーバ装置であり、
前記端末装置は、前記ホームネットワークにおけるクライアント装置である
ことを特徴とする請求の範囲29に記載のブックマークシステム。 - 前記端末装置は、携帯型の端末装置である
ことを特徴とする請求の範囲29に記載のブックマークシステム。 - 前記再生装置は、さらに、
前記位置情報を、前記端末措置へ送信する位置送信手段を備え、
前記端末装置は、さらに、
前記位置情報を、受信する位置受信手段と、
ブックマーク記憶手段と、
受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲26に記載のブックマークシステム。 - 前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツの出力要求を受け付け、
前記端末装置は、さらに、
前記受付手段が前記出力要求を受け付けると、受け付けられた前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、
送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得された部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、
受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段とを備え、
前記再生装置は、さらに、
前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを、前記端末装置から受信する受信手段と、
前記部分コンテンツ取得手段にて取得される部分コンテンツを、前記端末装置へ送信するコンテンツ送信手段とを備え、
前記部分コンテンツ取得手段は、受信手段が前記位置情報及び前記種類情報と、前記出力要求とを受信した時点で、受信した前記位置情報及び前記種類情報とを用いて、部分コンテンツを取得する
ことを特徴とする請求の範囲32に記載のブックマークシステム。 - 再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置であって、
オブジェクトに対するブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、
前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段と、
前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信手段と、
ブックマーク記憶手段と、
受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段と
を備えることを特徴とする端末装置。 - 前記ブックマーク記憶手段は、前記種類情報にて示される種類に対応する領域を有し、
前記情報書込手段は、前記種類情報及び前記位置情報を、対応する領域へ格納する
ことを特徴とする請求の範囲34に記載の端末装置。 - 前記受付手段は、さらに、前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、
前記端末装置は、さらに、
前記出力要求と、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報及び前記種類情報とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、
前記位置情報及び前記種類情報に対する部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、
受信した前記部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲34に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、他の端末装置と通信を行う携帯型の端末装置であり、
前記情報送信手段は、さらに、前記ブックマーク記憶手段にて記憶されている前記位置情報と前記種類情報とを、前記他の端末装置へ送信する
ことを特徴とする請求の範囲36に記載の端末装置。 - 前記位置受信手段は、さらに、前記他の端末装置から、前記他の端末装置に格納されている位置情報と種類情報とを受信し、
前記情報書込手段は、さらに、前記他の端末装置から受信した位置情報と種類情報とを前記ブックマーク記憶手段へ書き込む
ことを特徴とする請求の範囲37に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、前記再生装置をサーバ装置とするホームネットワークによってネットワーク接続されたクライアント装置である
ことを特徴とする請求の範囲36に記載の端末装置。 - 前記受付手段は、さらに、オブジェクトに関連する地域を示す地域識別子を受け付け、
前記情報書込手段は、さらに、前記地域識別子を、前記位置情報と対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む
ことを特徴とする請求の範囲34に記載の端末装置。 - 前記受付手段は、さらに、地域識別子に対応する前記位置情報及び前記種類情報に対応し、且つ前記再生装置にて前記コンテンツから取得される部分コンテンツの出力要求を受け付け、
前記端末装置は、さらに、
前記出力要求を受け付けると、当該端末装置が現在位置する地域を識別する端末地域識別子を取得する識別子取得手段と、
取得された前記端末地域識別子と一致する端末識別子に対応する前記位置情報及び種類情報を、前記ブックマーク記憶手段から取得する情報取得手段と、
取得した前記位置情報及び種類情報と、前記出力要求とを、前記再生装置へ送信する要求送信手段と、
送信した前記位置情報及び前記種類情報により取得される部分コンテンツを、前記再生装置から受信するコンテンツ受信手段と、
受信した部分コンテンツを出力するコンテンツ出力手段と
を備えることを特徴とする請求の範囲40に記載の端末装置。 - 再生装置の集積回路であって、
オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取手段と、
前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得手段と、
前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得手段と
を備えることを特徴とする集積回路。 - 再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送る端末装置の集積回路であって、
オブジェクトのブックマークの指示を利用者から受け付ける受付手段と、
前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信手段と、
前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信手段と、
ブックマーク記憶手段と、
受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込手段と
を備えることを特徴とする集積回路。 - 再生装置に用いられる取得方法であって、
オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取ステップと、
前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得ステップと、
前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得ステップと
を含むことを特徴とする取得方法。 - 再生装置に、
オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取ステップと、
前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得ステップと、
前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得ステップと
を実行させるための取得プログラム。 - 再生装置に、
オブジェクトの種類を示す種類情報を受け取る情報受取ステップと、
前記種類情報を受け取った時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を取得する位置取得ステップと、
前記種類情報にて示される種類に対応するオブジェクトを含み、前記位置情報にて示される再生位置又は再生位置の近傍から開始される部分コンテンツを、前記コンテンツから取得する部分コンテンツ取得ステップと
を実行させるための取得プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な取得プログラム記録媒体。 - 再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送り、且つブックマーク記憶手段を備える端末装置に用いられるブックマーク方法であって、
オブジェクトのブックマークの指示を利用者から受け付ける受付ステップと、
前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信ステップと、
前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信ステップと、
受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込ステップと
を含むことを特徴とするブックマーク方法。 - 再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送り、且つブックマーク記憶手段を備える端末装置に、
オブジェクトのブックマークの指示を利用者から受け付ける受付ステップと、
前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信ステップと、
前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信ステップと、
受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込ステップと
を実行させるためのブックマークプログラム。 - 再生装置に、再生中のコンテンツにブックマークを付す指示を送り、且つブックマーク記憶手段を備える端末装置に、
オブジェクトのブックマークの指示を利用者から受け付ける受付ステップと、
前記ブックマークの指示が受け付けられると、前記オブジェクトの種類を示す種類情報を前記再生装置へ送信する情報送信ステップと、
前記種類情報を送信した時点における再生中のコンテンツの再生位置を示す位置情報を、前記再生装置から受信する位置受信ステップと、
受信した前記位置情報と、前記再生装置へ送信した前記種類情報とを対応付けて、前記ブックマーク記憶手段へ書き込む情報書込ステップと
を実行させるためのブックマークプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なブックマークプログラム記録媒体。
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---|---|---|---|
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