JPS648840B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS648840B2
JPS648840B2 JP56138178A JP13817881A JPS648840B2 JP S648840 B2 JPS648840 B2 JP S648840B2 JP 56138178 A JP56138178 A JP 56138178A JP 13817881 A JP13817881 A JP 13817881A JP S648840 B2 JPS648840 B2 JP S648840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound source
data
waveform
waveforms
sound
Prior art date
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Expired
Application number
JP56138178A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5840596A (ja
Inventor
Norishige Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5840596A publication Critical patent/JPS5840596A/ja
Publication of JPS648840B2 publication Critical patent/JPS648840B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は音源波形に対応する音源データをデジ
タルフイルタ(格子型フイルタ)に与えるための
音源回路に関する。 一般に線形予測符号化等の音声分析合成方式に
おいては、音源の分解能としては、8kHz
(125μsec)あるいは10kHz(100μsec)程度のも
のである。これは、音声に対しては音質上何ら問
題はないが、メロデイーや歌などの音階に対して
は分解能が粗く、音質として問題がある。 第1図に従来の音源波形の一例を示す。ここで
「Γ」印がサンプリング点である。ピツチの値は、
図より分るようにサンプリング周波数の分解能を
もつ。つまりサンプリング周波数が8kHzであれ
ば、音源の値は125μsec単位となる。これは、下
記の表1に示す各音階を例にとると、その誤差は
最大4.7%で人間の音階に対する聴感判別許容誤
差は1%であるため、メロデイーや歌などの音声
合成は音質的に問題がある。
【表】 上記音質の問題点をなくすためには、上記音源
のピツチの分解能を上げればよいかも知れない
が、音源回路の後段に設けられるデジタルフイル
タ(音源データの演算回路)が、8kHzあるいは
10kHz用等に決められている等の制約で、このデ
ジタルフイルタを改造しなければ上記分解能は上
げることができないものであつた。 本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、分
析合成方式による音声合成回路において、音源と
して位相のみ異なる同種の波形を2個以上用いる
ことにより、従来のデジタルフイルタを使つて音
質の高いメロデイーや歌などを得ることができる
音源回路を提供しようとするものである。 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第2図は同実施例の音源波形例で、音源を三
角波とした場合の例である。第2図aは基本波形
で、サンプリング周波数を8kHz×5とした場合
である。同図b〜fは同図aの本波形に対し、サ
ンプリング周波数を8kHzとして音源波形の位相
を、各々8kHzによるサンプリング周期の1/5ずつ
ずらせたものである。 第3図は同実施例の構成をブロツク的に示した
もので、11b〜11fは音源波形のデータを記憶
したROM(Read Only Memory)である。例え
ばROM11bには第2図bの音源波形のデータ
(実際には「Γ」印で示される各サンプリング点
のデジタルデータ)が記憶され、ROM11cには
第2図cの音源波形のデータ(実際には「×」印
で示される各サンプリング点のデジタルデータ)
が記憶され、以下同様にROM11fには第2図f
の音源波形のデータ(実際には「□」で示される
各サンプリング点のデジタルデータ)が記憶され
ている。12はROM111〜11fのアドレス指
定を行なうアドレスデコーダである。13はこの
アドレスデコーダ12にアドレスデータを供給す
るカウンタで、このカウンタ13はコンパレータ
14での一致出力でリセツトされる。15は分析
より得られた粗のピツチデータ(整数)を格納す
るデータレジスタである。従つてこのレジスタ
に、例えばピツチデータn(整数)が格納された
場合、カウンタ13は“0”から“n”までをカ
ウントし、そのカウント値をアドレスデータとし
てアドレスデコーダ12に供給する。16は分析
より得られた微のピツチデータ(0〜4/5)を格
納するデータレジスタ、17はこのレジスタ16
の格納データに応じてROM11b〜11fの出力
を選択するマルチプレクサで、このマルチプレク
サ17の出力は音源データの演算回路(デジタル
フイルタ)の入力となる。従つてこのフイルタへ
の入力はデータレジスタ16内のデータで選択さ
れたROM出力である。 第4図は第2図b〜fの音源を用いた場合のピ
ツチ周期を示すもので、ピツチの値をnとし、使
用する音源波形をb〜fとした場合、ピツチの値
はn,n4/5,n−3/5,2−2/5,n−1/5
とな り、従来の精度の5倍の精度をもつことになる。
回路的には、従来音源データとしてピツチの値だ
けであつたのに対し、本発明ではピツチの値と使
用する音源波形のデータが必要となるが、nと
“n±1”との間に位置する音源b〜fのうち、
実際に必要とされる音階周波数を得る音源周波数
により近い音源波形のデータが選定できるため、
下記の表2に示すように音階に対し、その誤差は
最大1.2%で、音質的に非常に改善されたものと
なるものである。
【表】 なお本発明は上記実施例のみに限定されず、
種々の応用が可能である。。例えば、音源として
位相のみ異なる同種の波形を2個以上設けるのに
ROMを用いたが、もとの波形に対して加減算器
を用いて任意の定数を加減算すれば、位相の異な
つた音源波形をつくることができる。また上記実
施例では、音源波形として三角波を用いたが、こ
れのみに限られず、のこぎり波、台形波など種々
のものが考えられる。 以上説明した如く本発明によれば、位相の異な
る音源波形を複数用意し、これらを選択するよう
にしたので、各音階に対しその誤差を人間の聴感
判別許容誤差の範囲内に抑えることができ、しか
も従来のデジタルフイルタ(格子型フイルタ)を
使つて音質の高いメロデイーが得られるなどの利
点を有した音源回路が提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音源波形の一例を示す図、第2
図a〜fは本発明の一実施例による音源波形の一
例を示す図、第3図は同構成を示すブロツク図、
第4図は同構成により得られる音源波形図であ
る。 11b〜11f……ROM、12……アドレスデ
コーダ、13……カウンタ、14……コンパレー
タ、15,16……データレジスタ、17……マ
ルチプレクサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 位相のみが異なる音源波形のデータ発生手段
    と、前記各音源波形のデータ選択手段とを具備し
    たことを特徴とする音源回路。 2 前記音源波形間の位相のずれは、音源波形の
    サンプリング周期以下である特許請求の範囲第1
    項に記載の音源回路。 3 前記音源回路波形のデータ選択手段の出力
    は、音源波形から音声波形を得るためのデジタル
    フイルタの入力となる特許請求の範囲第1項に記
    載の音源回路。
JP56138178A 1981-09-02 1981-09-02 音源回路 Granted JPS5840596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56138178A JPS5840596A (ja) 1981-09-02 1981-09-02 音源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56138178A JPS5840596A (ja) 1981-09-02 1981-09-02 音源回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5840596A JPS5840596A (ja) 1983-03-09
JPS648840B2 true JPS648840B2 (ja) 1989-02-15

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ID=15215867

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JP56138178A Granted JPS5840596A (ja) 1981-09-02 1981-09-02 音源回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035791A (ja) * 1983-08-08 1985-02-23 ヤマハ株式会社 楽音形成装置
JPS6098498A (ja) * 1983-11-04 1985-06-01 株式会社東芝 音声合成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5840596A (ja) 1983-03-09

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