JPS647056Y2 - - Google Patents

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JPS647056Y2
JPS647056Y2 JP1982051372U JP5137282U JPS647056Y2 JP S647056 Y2 JPS647056 Y2 JP S647056Y2 JP 1982051372 U JP1982051372 U JP 1982051372U JP 5137282 U JP5137282 U JP 5137282U JP S647056 Y2 JPS647056 Y2 JP S647056Y2
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JP
Japan
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rod
radiator
oil cooler
machine base
bonnet
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JP1982051372U
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English (en)
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JPS58153115U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、作業車の原動部に関し、詳しくは、
エンジン冷却用ラジエータ及びオイルクーラ等の
取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、作業車の原動部を構成するには、例え
ば、特開昭51−147821号公報に示されているよう
に、エンジン冷却用ラジエータ、オイルクーラ、
及びそのオイルクーラへの冷却用空気案内のため
の仕切板等をボンネツト内に各別に取付けるよう
に構成していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のラジエータやオイルクーラ、および仕切
板等は、互いに近接配置されるものであり、また
ボンネツト内の作業空間が限られているために、
それらの組付が極めて困難な作業であつた。
このような不都合を解消するために、ボンネツ
ト内部の各構成部材を、ボンネツト外部で機台と
は別体の台座上で組付けて、その台座ごとボンネ
ツト内に搬入し、取付けることも考えられなくな
いが、ラジエータやオイルクーラは割合薄い板状
のものであつて自立性に乏しいため、その下端部
を台座に固定するだけでは、原動機や機体の振動
に耐え得るだけの充分な強度を得られず、かとい
つて上端部を、揺動開閉するボンネツトには固定
できず、このため、台座や機台などの固定部側
に、例えば剛性の大なる固定用部材を立設し、こ
れに止めつけるなどの固定手段が必要である。
しかしながら、このような固定手段を用いる
と、ラジエータやオイルクーラ下端の取付部と、
剛性の大なる固定用部材とを一体にした台座が、
加工のし難い大型のものとなり、また、ラジエー
タやオイルクーラの各下端に対する取付位置と上
端部に対する取付位置とを、精度良く設定する加
工や組付作業が必要となり、作業用空間の拡大に
よるある程度の作業性の良さはあつても、製造工
程の全体を考えた場合、加工や組付精度面での困
難さを伴うマイナス要因がある。
本考案は、ラジエータやオイルクーラなどのエ
ンジンまわりの部品を、狭いボンネツト内部空間
ではなく、広い外部の作業空間で行えるように組
付け用台座を用いるものでありながら、ラジエー
タやオイルクーラの上端部に対する固定構造を、
製作加工が簡単で組付け作業上の自由度も大なる
もので構成し、製作加工や保守点検作業の行い易
い作業車の原動部を得ることにその目的がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた本考案の技術
手段は、エンジン、ラジエータ、オイルクーラ、
及び、そのオイルクーラへの送風のための仕切板
を格納するボンネツトを、機台に対して揺動開閉
自在に装着するとともに、前記ボンネツトに形成
した吸引口から冷却フアンへのエンジン冷却風の
風路内に、前記オイルクーラとラジエータとを配
置してある作業車の原動部において、前記機台に
対して着脱自在に支持フレームを取付けて、この
支持フレーム上に前記オイルクーラならびにラジ
エータの下端部を夫々固定するとともに、前記オ
イルクーラとラジエータとの夫々の上端側を前記
機台に対して連結固定するための連結部材を、前
記機台側に着脱自在に連結固定された第1杆体
と、その第1杆体に対して横軸まわりで相対揺動
可能に連結された第2杆体とで中間部を屈折可能
に構成され、かつ、その両杆体どうしの屈折部に
防振材を介した屈折杆で構成し、さらに、前記第
1杆体と第2杆体とのうちの一方に前記オイルク
ーラを、他方にラジエータを、夫々連結固定した
ことである。
〔作用〕
上記技術手段を講じた結果、 (i) ラジエータ、オイルクーラ、および仕切板
を、狭いボンネツト内空間でなく、外部の支持
フレーム上で予め組付けられる。
(ii) 支持フレームと屈折杆とは別部材であり、こ
れらの全体を一体に構成する場合に比べて、支
持フレームや屈折部は加工し易いコンパクトな
ものから構成でき。
(iii) しかも屈折杆は中間部で屈折自在であり、か
つ、その屈折部に防振材を備えて、第1杆体と
第2杆体とが各別にオイルクーラとラジエータ
とに連結されていることから、屈折杆の機台に
対する取付姿勢や、屈折部での屈折角度、さら
には防振材への変形による前記屈折方向とは異
なる方向への屈折などによる、自由度の高い組
付けを行い易い。
等の作用を得られる。
〔考案の効果〕
上記(i)〜(iii)の作用の相乗により、作業性良く、
また、製作加工も容易にして作業車の原動部を得
られる効果がある。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を例示図に基づいて詳述
する。
第1図に示すように、クローラ走行装置1及び
前端に昇降駆動操作自在なドーザ装置2を備えた
走行車体に、施回台3を縦軸芯周りで駆動回転操
作自在に取付けると共に、その施回台3に、上下
揺動及び屈伸操作自在なかつ施回台3に対して左
右に揺動操作自在なバツクホウ装置4を前端に配
置し、かつ、運転キヤビン5を横一側寄りに、ま
たボンネツト6によりカバーされた原動部を後部
に配置して設け、もつて側溝掘等の対地掘削作業
を行なう作業車を構成してある。
前記原動部において、第2図、第3図及び第4
図に示すように、施回台3固定側の機台として、
これに対して横向きに搭載したエンジン7の冷却
フアン8とボンネツト6側壁に形成した吸引口9
との間に、オイルクーラ10、及びラジエータ1
1を並設するに、ボンネツト6側壁内面に固設し
た一対の主ブラケツト12に、平面視において門
型形状の支持フレーム13を、ボルト14連結に
より片持支持状態で取付け、その支持フレーム1
3に、ラジエータ11及びオイルクーラ10の下
部を、防振ゴムを介して連結支持すると共に、ラ
ジエータ11およびオイルクーラ10の上部を、
両主ブラケツト12の夫々外側で、機台としての
施回台3に連結した第1杆体16bとその第1杆
体16bに横軸まわりで相対揺動自在に連結され
た第2杆体16cとで屈折自在に構成され、か
つ、屈折部16aに防振ゴムを内装した一対の屈
折杆16によりボルト20連結支持し、かつ、そ
のうちの前記第2杆体16cに前記ラジエータ1
1を連結支持させるとともに、オイルクーラ10
上部は、前記屈折杆16のうちの第1杆体16b
のL型アーム17の部分の上端に、防振ゴムを介
して連結支持し、そして、吸込口9からの冷却空
気をラジエータ11及びオイルクーラ10に案内
するために、平板状の下部仕切板18を、門型支
持フレーム13に、その門型形状全面に亘る状態
で取付けると共に、横断面形状が湾曲した一対の
側部仕切板19を、ラジエータ11両側面に、そ
の仕切板19の湾曲先端辺がボンネツト6の前壁
あるいは後壁の内面に接当する状態で取付けてあ
る。つまり、ラジエータ11、オイルクーラ10
及び各仕切板18,19を、支持フレーム13及
び屈折杆16をもつて一体構成とすることによ
り、それらのボンネツト6内への着脱をブラケツ
ト12,15に対するボルト14,20の着脱に
より一体的に行なえるように構成してあり、ラジ
エータ11、オイルクーラ10等の組付け、ある
いは、原動部の分解補修等を容易に行なえるよう
にしてある。
尚、下部仕切板18を別部材で構成するに代え
て、支持フレーム13を板状に形成し下部仕切板
として兼用構成する等、ラジエータ11、オイル
クーラ10及び仕切板18,19を機体に対して
一対着脱自在にするための具体的構造は、各種の
構成変更が可能である。
本考案による作業車の原動部は、バツクホウ作
業車、クレーン作業車等の建設作業車あるいは農
用や運搬用の作業車等各種の作業車に適用するこ
とができる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車の原動部の実施例を
例示し、第1図は作業車の全体側面図、第2図は
原動部を示す正面視図、第3図は第2図の平面視
図、第4図は支持フレーム構造を示す一部省略平
面視図である。 3……機台、6……ボンネツト、7……エンジ
ン、8……冷却フアン、9……吸引口、10……
オイルクーラ、11……ラジエータ、16……屈
折杆、16a……屈折部、16b……第1杆体、
16c……第2杆体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン7、ラジエータ11、オイルクーラ1
    0、及び、そのオイルクーラ10への送風のため
    の仕切板18,19を格納するボンネツト6を、
    機台3に対して揺動開閉自在に装着するととも
    に、前記ボンネツト6に形成した吸引口9から冷
    却フアン8へのエンジン冷却風の風路内に、前記
    オイルクーラ10とラジエータ11とを配置して
    ある作業車の原動部において、前記機台3に対し
    て着脱自在に支持フレーム13を取付けて、この
    支持フレーム3上に前記オイルクーラ10ならび
    にラジエータ11の下端部を夫々固定するととも
    に、前記オイルクーラ10とラジエータ11との
    夫々の上端側を前記機台3に対して連結固定する
    ための連結部材を、前記機台3側に着脱自在に連
    結固定された第1杆体16bと、その第1杆体1
    6bに対して横軸まわりで相対揺動可能に連結さ
    れた第2杆体16cとで中間部を屈折可能に構成
    され、かつ、その両杆体16b,16cどうしの
    屈折部16aに防振材を介した屈折杆16で構成
    し、さらに、前記第1杆体16bと第2杆体16
    cとのうちの一方に前記オイルクーラ10を、他
    方にラジエータ11を、夫々連結固定してあるこ
    とを特徴とする作業車の原動部。
JP5137282U 1982-04-08 1982-04-08 作業車の原動部 Granted JPS58153115U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5137282U JPS58153115U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 作業車の原動部

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JP5137282U JPS58153115U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 作業車の原動部

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Publication Number Publication Date
JPS58153115U JPS58153115U (ja) 1983-10-13
JPS647056Y2 true JPS647056Y2 (ja) 1989-02-23

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ID=30062091

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JP5137282U Granted JPS58153115U (ja) 1982-04-08 1982-04-08 作業車の原動部

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563381Y2 (ja) * 1990-05-25 1998-02-18 セイレイ工業株式会社 運搬車
JP7205801B2 (ja) * 2019-04-24 2023-01-17 マツダ株式会社 車両用冷却装置
JP7205800B2 (ja) * 2019-04-24 2023-01-17 マツダ株式会社 車両用冷却装置

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JPS5585926U (ja) * 1978-12-12 1980-06-13

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