JPS646792B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS646792B2 JPS646792B2 JP59253640A JP25364084A JPS646792B2 JP S646792 B2 JPS646792 B2 JP S646792B2 JP 59253640 A JP59253640 A JP 59253640A JP 25364084 A JP25364084 A JP 25364084A JP S646792 B2 JPS646792 B2 JP S646792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- thermoplastic resin
- sterilized
- inner bag
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 21
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 20
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- -1 polyethylene Polymers 0.000 claims description 8
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 6
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 claims description 4
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims description 4
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 claims description 4
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 claims description 2
- 238000001727 in vivo Methods 0.000 claims description 2
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 claims description 2
- 229920006149 polyester-amide block copolymer Polymers 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 5
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 4
- 230000001580 bacterial effect Effects 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- AEMRFAOFKBGASW-UHFFFAOYSA-N Glycolic acid Chemical compound OCC(O)=O AEMRFAOFKBGASW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000036512 infertility Effects 0.000 description 2
- JVTAAEKCZFNVCJ-UHFFFAOYSA-N lactic acid Chemical compound CC(O)C(O)=O JVTAAEKCZFNVCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 2
- 102000008186 Collagen Human genes 0.000 description 1
- 108010035532 Collagen Proteins 0.000 description 1
- 102000004190 Enzymes Human genes 0.000 description 1
- 108090000790 Enzymes Proteins 0.000 description 1
- 229920000954 Polyglycolide Polymers 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 229920001436 collagen Polymers 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229920001519 homopolymer Polymers 0.000 description 1
- 230000007062 hydrolysis Effects 0.000 description 1
- 238000006460 hydrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 235000014655 lactic acid Nutrition 0.000 description 1
- 239000004310 lactic acid Substances 0.000 description 1
- 150000002596 lactones Chemical class 0.000 description 1
- 229940127554 medical product Drugs 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 229920000747 poly(lactic acid) Polymers 0.000 description 1
- 239000004633 polyglycolic acid Substances 0.000 description 1
- 239000004626 polylactic acid Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000005871 repellent Substances 0.000 description 1
- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 1
- 238000013268 sustained release Methods 0.000 description 1
- 239000012730 sustained-release form Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、被滅菌物をガス滅菌し、無菌状態に
維持してなる包装体に関する。さらに詳しくは、
生体内で加水分解される物質で形成された被滅菌
物の収納に適したガス滅菌包装体に関する。
維持してなる包装体に関する。さらに詳しくは、
生体内で加水分解される物質で形成された被滅菌
物の収納に適したガス滅菌包装体に関する。
生体内で分解吸収される素材より形成された医
療製品は、術後に取り出しのための再手術を行な
う必要がないなどの利点があるので、従来より縫
合糸などに使用されており、他の用途にも利用が
検討されている。このような生体分解吸収性材料
としては、コラーゲンのように生体内で酵素の作
用により分解されるものもあるが、近年になつて
ポリグリコール酸やポリ乳酸などのように生体内
の水分によつて徐々に加水分解されるものが、分
解特性や品質の安定性などの点で優れていること
から、多用されるようになつてきた。
療製品は、術後に取り出しのための再手術を行な
う必要がないなどの利点があるので、従来より縫
合糸などに使用されており、他の用途にも利用が
検討されている。このような生体分解吸収性材料
としては、コラーゲンのように生体内で酵素の作
用により分解されるものもあるが、近年になつて
ポリグリコール酸やポリ乳酸などのように生体内
の水分によつて徐々に加水分解されるものが、分
解特性や品質の安定性などの点で優れていること
から、多用されるようになつてきた。
これら加水分解性材料は、高圧蒸気滅菌を行う
と当然のことながら加水分解されてしまい、放射
線滅菌に対しても劣化を起こし易いので、採用す
ることができず、ガス滅菌法により滅菌する必要
がある。ところが、ガス滅菌は製品を通気性で細
菌阻止性の袋に挿入して行うのが普通であるが、
上述した加水分解性材料は空気中の水分によつて
も徐々に加水分解を受けて性能の低下が起こるの
で、水蒸気の流通を完全に遮断するような包装を
行う必要があり、一般的な包装形体を採用するこ
とができない。そこで従来より行われているのは
まず製品をヒートシール性の金属箔シートの袋に
入れて一端を開封した状態でガス滅菌し、次いで
開封端をヒートシールして完全に密封する方法で
ある。このようにすれば、ヒートシール後は空気
中の水分や細菌から完全に遮断されるが、滅菌後
無菌的にヒートシールしなければならず、取り扱
いに細心の注意が必要である。また、いくら注意
して取り扱つたとしても細菌汚染の起こる可能性
を完全に否定することはできないので、安全上問
題があつた。さらに、被滅菌物を取り出す際の汚
染を防止するために金属箔製の袋の外表面も無菌
状態に保持しておくのが好ましいが、このような
場合に従来の方法ではヒートシール時に外表面が
汚染されるので袋を再滅菌する必要があり、操作
が繁難であつた。
と当然のことながら加水分解されてしまい、放射
線滅菌に対しても劣化を起こし易いので、採用す
ることができず、ガス滅菌法により滅菌する必要
がある。ところが、ガス滅菌は製品を通気性で細
菌阻止性の袋に挿入して行うのが普通であるが、
上述した加水分解性材料は空気中の水分によつて
も徐々に加水分解を受けて性能の低下が起こるの
で、水蒸気の流通を完全に遮断するような包装を
行う必要があり、一般的な包装形体を採用するこ
とができない。そこで従来より行われているのは
まず製品をヒートシール性の金属箔シートの袋に
入れて一端を開封した状態でガス滅菌し、次いで
開封端をヒートシールして完全に密封する方法で
ある。このようにすれば、ヒートシール後は空気
中の水分や細菌から完全に遮断されるが、滅菌後
無菌的にヒートシールしなければならず、取り扱
いに細心の注意が必要である。また、いくら注意
して取り扱つたとしても細菌汚染の起こる可能性
を完全に否定することはできないので、安全上問
題があつた。さらに、被滅菌物を取り出す際の汚
染を防止するために金属箔製の袋の外表面も無菌
状態に保持しておくのが好ましいが、このような
場合に従来の方法ではヒートシール時に外表面が
汚染されるので袋を再滅菌する必要があり、操作
が繁難であつた。
本発明の目的は、細菌汚染のおそれがなく、外
気からも完全に遮断されたガス滅菌包装体を提供
することにある。また他の目的は、滅菌後の取り
扱いが簡単なガス滅菌包装体を提供することにあ
る。
気からも完全に遮断されたガス滅菌包装体を提供
することにある。また他の目的は、滅菌後の取り
扱いが簡単なガス滅菌包装体を提供することにあ
る。
本発明は、包装を特殊な二重構造にすることに
より上述した問題点を解決したものである。すな
わち本発明の滅菌包装体は、被滅菌物を封入した
内袋と、内袋を収納した外袋とから構成されてお
り、前記内袋はヒートシール性熱可塑性樹脂が内
面に被覆された金属箔シートからなり、外袋は内
袋の内面に使用される熱可塑性樹脂よりも高いヒ
ートシール温度を有する熱可塑性樹脂と通気性で
細菌阻止性の材料より形成されてなるものであ
る。
より上述した問題点を解決したものである。すな
わち本発明の滅菌包装体は、被滅菌物を封入した
内袋と、内袋を収納した外袋とから構成されてお
り、前記内袋はヒートシール性熱可塑性樹脂が内
面に被覆された金属箔シートからなり、外袋は内
袋の内面に使用される熱可塑性樹脂よりも高いヒ
ートシール温度を有する熱可塑性樹脂と通気性で
細菌阻止性の材料より形成されてなるものであ
る。
本発明においては、滅菌包装体は以下のように
して形成される。すなわち、まず被滅菌物を開封
状態で内袋に入れ、これを外袋に入れて密封し滅
菌を行なう。外袋には通気性材料が使用されてい
るのでガスは自由に流通することができ、内袋も
開封されているのでガスは内袋内部まで導入され
て滅菌が行なわれる。次いで外袋を構成する熱可
塑性樹脂のヒートシール温度よりも低く内袋の内
面に被覆された熱可塑性樹脂のヒートシール温度
よりも高い温度で内袋の開封箇所を外部よりヒー
トシールすると、外袋はシールされず内袋のみが
シールされる。その結果被滅菌物は外気より遮断
され、空気中の水分による加水分解が防止され
る。また細菌に対しては外袋で密封されているの
で滅菌後の無菌性が保障されるのである。
して形成される。すなわち、まず被滅菌物を開封
状態で内袋に入れ、これを外袋に入れて密封し滅
菌を行なう。外袋には通気性材料が使用されてい
るのでガスは自由に流通することができ、内袋も
開封されているのでガスは内袋内部まで導入され
て滅菌が行なわれる。次いで外袋を構成する熱可
塑性樹脂のヒートシール温度よりも低く内袋の内
面に被覆された熱可塑性樹脂のヒートシール温度
よりも高い温度で内袋の開封箇所を外部よりヒー
トシールすると、外袋はシールされず内袋のみが
シールされる。その結果被滅菌物は外気より遮断
され、空気中の水分による加水分解が防止され
る。また細菌に対しては外袋で密封されているの
で滅菌後の無菌性が保障されるのである。
第1図は本発明のガス滅菌包装体の実施例を示
す正面図である。被滅菌物13は周縁をヒートシ
ールした内袋11内に封入されており、これらは
さらに周縁をヒートシールした外袋12内に封入
されている。第2図は第1図の線−に沿つて
切断した断面図である。図からわかるように、内
袋11は外層がアルミニウムなどの金属箔17か
らなり、内面にヒートシール性の熱可塑性樹脂1
8が積層された積層シートより形成されている。
金属箔はガスの透過をほぼ完全に遮断するので、
被滅菌物は大気中の水分による影響を受けること
はない。外袋12は一面がヒートシール性の熱可
塑性樹脂シート19よりなり、他面が紙または不
織布のような通気性で細菌阻止性のシート20よ
り形成されている。そして、外袋を形成する熱可
塑性樹脂のヒートシール温度は内袋内面に被覆さ
れた熱可塑性樹脂のヒートシール温度よりも高い
組み合わせとなるように樹脂が選択されている。
このような組み合わせとしては、ポリプロピレン
(外)−ポリエチレン(内)、ポリエステルまたは
ポリアミド(外)−ポリプロピレンまたはポリエ
チレン(内)などを例示することができるが、本
発明はこれに限定されるものではない。また、各
シートの形状、厚さ、大きさは特に限定されるも
のではなく、必要に応じて任意に選択することが
できる。なお、内袋はヒートシール性熱可塑性樹
脂層と金属箔層とからのみ構成されたものである
ことは必ずしも必要ではなく、金属箔層の外側に
他の材料で形成された層が積層されていてもよ
い。また、金属箔層の外表面を接着しにくいよう
に表面処理したものでもよい。
す正面図である。被滅菌物13は周縁をヒートシ
ールした内袋11内に封入されており、これらは
さらに周縁をヒートシールした外袋12内に封入
されている。第2図は第1図の線−に沿つて
切断した断面図である。図からわかるように、内
袋11は外層がアルミニウムなどの金属箔17か
らなり、内面にヒートシール性の熱可塑性樹脂1
8が積層された積層シートより形成されている。
金属箔はガスの透過をほぼ完全に遮断するので、
被滅菌物は大気中の水分による影響を受けること
はない。外袋12は一面がヒートシール性の熱可
塑性樹脂シート19よりなり、他面が紙または不
織布のような通気性で細菌阻止性のシート20よ
り形成されている。そして、外袋を形成する熱可
塑性樹脂のヒートシール温度は内袋内面に被覆さ
れた熱可塑性樹脂のヒートシール温度よりも高い
組み合わせとなるように樹脂が選択されている。
このような組み合わせとしては、ポリプロピレン
(外)−ポリエチレン(内)、ポリエステルまたは
ポリアミド(外)−ポリプロピレンまたはポリエ
チレン(内)などを例示することができるが、本
発明はこれに限定されるものではない。また、各
シートの形状、厚さ、大きさは特に限定されるも
のではなく、必要に応じて任意に選択することが
できる。なお、内袋はヒートシール性熱可塑性樹
脂層と金属箔層とからのみ構成されたものである
ことは必ずしも必要ではなく、金属箔層の外側に
他の材料で形成された層が積層されていてもよ
い。また、金属箔層の外表面を接着しにくいよう
に表面処理したものでもよい。
第1図及び第2図に示す包装体の製造は、以下
の手順で行われる。まず、被滅菌物13を三縁1
4,14′,14″をヒートシールし、一縁15を
開口した内袋11内に入れ、次いでこれを外袋1
2に入れてその全周縁16をヒートシールして密
封する。これで外部よりの細菌の侵入は阻止され
る。次に滅菌ガス雰囲気下におくと、ガスは通気
性シート20及び内袋の開口部15を通つて内袋
内に入り、被滅菌物が滅菌される。滅菌が終了し
たなら、滅菌ガスを排出し、好ましくは減圧下ま
たは乾燥ガス雰囲気下に内袋の開口部15を外袋
の外部より加熱してヒートシートする。このとき
の温度として、内袋の樹脂のヒートシール温度よ
りも高く外袋の樹脂のヒートシール温度よりも低
い温度を選べば、外袋はなんら変化を受けること
なく内袋のみがシールされる。
の手順で行われる。まず、被滅菌物13を三縁1
4,14′,14″をヒートシールし、一縁15を
開口した内袋11内に入れ、次いでこれを外袋1
2に入れてその全周縁16をヒートシールして密
封する。これで外部よりの細菌の侵入は阻止され
る。次に滅菌ガス雰囲気下におくと、ガスは通気
性シート20及び内袋の開口部15を通つて内袋
内に入り、被滅菌物が滅菌される。滅菌が終了し
たなら、滅菌ガスを排出し、好ましくは減圧下ま
たは乾燥ガス雰囲気下に内袋の開口部15を外袋
の外部より加熱してヒートシートする。このとき
の温度として、内袋の樹脂のヒートシール温度よ
りも高く外袋の樹脂のヒートシール温度よりも低
い温度を選べば、外袋はなんら変化を受けること
なく内袋のみがシールされる。
本発明においては、滅菌処理から内袋の最終シ
ールの段階まで被滅菌物は外袋12によつて細菌
汚染から保護されているので、従来のように滅菌
後最終シールするまでを細菌が侵入しないように
無菌下に注意深く取り扱う必要はなく、無菌性も
確実に保障される。このように、本発明は外気の
影響を受けやすい滅菌製品の包装に適している。
ールの段階まで被滅菌物は外袋12によつて細菌
汚染から保護されているので、従来のように滅菌
後最終シールするまでを細菌が侵入しないように
無菌下に注意深く取り扱う必要はなく、無菌性も
確実に保障される。このように、本発明は外気の
影響を受けやすい滅菌製品の包装に適している。
第3図は本発明の他の実施例についての正面図
である。この実施例においては、外袋12の通気
性シート20は、片面の一部にのみ設けられてい
る。さらに他の実施例として、外袋の両面を通気
性シートで形成し、シート内面に熱可塑性樹脂を
被覆または積層したものも使用できる。外袋12
は従来より使用されているガス滅菌用包装袋と同
様の構造のものでよいから、上述したもののほか
に当業者に周知または自明の種々の態様を採用す
ることができる。
である。この実施例においては、外袋12の通気
性シート20は、片面の一部にのみ設けられてい
る。さらに他の実施例として、外袋の両面を通気
性シートで形成し、シート内面に熱可塑性樹脂を
被覆または積層したものも使用できる。外袋12
は従来より使用されているガス滅菌用包装袋と同
様の構造のものでよいから、上述したもののほか
に当業者に周知または自明の種々の態様を採用す
ることができる。
本発明が好ましく適用される被滅菌物としては
グリコール酸、乳酸及び各種のラクトンなどから
得られる単独重合体または共重合体を使用した縫
合糸、創傷被覆材、骨固定器具及び徐放性医薬な
どをあげることができる。
グリコール酸、乳酸及び各種のラクトンなどから
得られる単独重合体または共重合体を使用した縫
合糸、創傷被覆材、骨固定器具及び徐放性医薬な
どをあげることができる。
本発明によれば、被滅菌物をガス滅菌した後に
確実に無菌的にシールすることができるので安全
性の点で優れており、外気との接触を完全に遮断
することができるので大気中の水分の影響を受け
るのが好ましくない滅菌製品の包装に適してい
る。また、袋の外表面も同様に滅菌状態に保持さ
れるので、シールまでの操作が簡単で取り扱いが
容易であるという利点もある。
確実に無菌的にシールすることができるので安全
性の点で優れており、外気との接触を完全に遮断
することができるので大気中の水分の影響を受け
るのが好ましくない滅菌製品の包装に適してい
る。また、袋の外表面も同様に滅菌状態に保持さ
れるので、シールまでの操作が簡単で取り扱いが
容易であるという利点もある。
第1図は本発明の実施例についての正面図であ
り、第2図は断面図である。また第3図は、本発
明の他の実施例についての正面図である。 11……内袋、12……外袋、13……被滅菌
物、17……金属箔層、18……熱可塑性樹脂
層、19……熱可塑性樹脂シート、20……通気
性で細菌阻止性の材料。
り、第2図は断面図である。また第3図は、本発
明の他の実施例についての正面図である。 11……内袋、12……外袋、13……被滅菌
物、17……金属箔層、18……熱可塑性樹脂
層、19……熱可塑性樹脂シート、20……通気
性で細菌阻止性の材料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被滅菌物を封入した内袋と、内袋を収納した
外袋とからなる滅菌包装体であつて、前記内袋は
ヒートシール性熱可塑性樹脂が内面に被覆された
金属箔シートからなり、外袋は内袋の内面に使用
される熱可塑性樹脂よりも高いヒートシール温度
を有する熱可塑性樹脂と通気性で細菌阻止性の材
料より形成されてなることを特徴とする滅菌包装
体。 2 内袋に使用される熱可塑性樹脂がポリエチレ
ンであり、外袋に使用される熱可塑性樹脂がポリ
プロピレンである特許請求の範囲第1項記載の滅
菌包装体。 3 内袋に使用される熱可塑性樹脂がポリエチレ
ンまたはポリプロピレンであり、外袋に使用され
る熱可塑性樹脂がポリエステルまたはポリアミド
である特許請求の範囲第1項記載の滅菌包装体。 4 被滅菌物が生体内で加水分解される物質で形
成されてなる特許請求の範囲第1項〜第3項のい
ずれかの項に記載の滅菌包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59253640A JPS61131749A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | ガス滅菌包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59253640A JPS61131749A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | ガス滅菌包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61131749A JPS61131749A (ja) | 1986-06-19 |
JPS646792B2 true JPS646792B2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=17254142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59253640A Granted JPS61131749A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | ガス滅菌包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61131749A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0391090U (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-17 | ||
JPH0391089U (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-17 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6042633B2 (ja) * | 2012-05-11 | 2016-12-14 | 澁谷工業株式会社 | 物品搬入方法および物品搬入用の包装体 |
JP5616514B1 (ja) * | 2013-11-28 | 2014-10-29 | クリーンケミカル株式会社 | オートクレーブ滅菌用収納袋 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60198157A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-07 | 東洋紡績株式会社 | 滅菌及び無菌的保存方法 |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP59253640A patent/JPS61131749A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0391090U (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-17 | ||
JPH0391089U (ja) * | 1989-12-28 | 1991-09-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61131749A (ja) | 1986-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3247957A (en) | Sterile packaging and the like | |
US20090236253A1 (en) | Sterilized package, method for its production, and its use in medicine | |
WO2011013640A1 (ja) | 医療用品の包装袋、医療用品を収容した包装袋および医療用品の包装方法 | |
EP0919204A1 (en) | Microbial barrier vented package for sterile medical devices and method of packaging | |
EP0127466A2 (en) | Method of producing a container structure | |
JP2006271781A (ja) | 医療品用滅菌包装袋の製造方法 | |
JPH0468232B2 (ja) | ||
US11376109B2 (en) | Flat package for a surgical mesh and a method of packaging a surgical mesh in said package | |
US3507386A (en) | Package for sterilized articles | |
JPH0582221B2 (ja) | ||
JPS646792B2 (ja) | ||
JP3206291U (ja) | 生体埋植用医療機器の二重包装体 | |
JPS646791B2 (ja) | ||
EP3340950B1 (en) | Package seal having a fibrous breathable material | |
JPS6054068B2 (ja) | 滅菌用袋 | |
JP2002347781A (ja) | 加水分解性の医用材料用包装袋及びこれによる包装方法 | |
JP2904807B2 (ja) | 医用材料の包装方法並びに包装物 | |
JPH0428371A (ja) | 医療製品のガス滅菌包装方法 | |
JP3376542B2 (ja) | 包装構造 | |
JPH0584281A (ja) | 医療容器の高圧蒸気滅菌方法 | |
JPS6228362A (ja) | 加熱殺菌用包装体およびその殺菌方法 | |
EP0861790A1 (en) | Improved pouch package which can be sterilised with a sterilising-gas process | |
JP3031027U (ja) | 脱気包装用袋 | |
JPS62286463A (ja) | 医療器具を収納した包装容器 | |
JP3000171U (ja) | 無菌包装袋帯 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |