JPS645753Y2 - - Google Patents

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JPS645753Y2
JPS645753Y2 JP18666184U JP18666184U JPS645753Y2 JP S645753 Y2 JPS645753 Y2 JP S645753Y2 JP 18666184 U JP18666184 U JP 18666184U JP 18666184 U JP18666184 U JP 18666184U JP S645753 Y2 JPS645753 Y2 JP S645753Y2
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JP
Japan
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machine
plate
air
outside
air chamber
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JP18666184U
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JPS61101396U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、乾燥機の如き、密閉構造で機内が高
温が、かつ、負圧である機械の機体構成用側板に
関するものである。
従来の技術 第5図は布帛等の帯状物を乾燥させるのに現在
一般に使用されている乾燥機を示したものであ
る。同図において、1は密閉構造の乾燥室2内に
設置されたテンターで、このテンター1で布帛等
の帯状物3の両側耳端を支持して該帯状物3を移
送する。4は乾燥室2の上部に設置した熱風フア
ン回転用モータ、5は熱風フアン、6,7は帯状
物3の移送経路の上下に設けたノズル8,9を有
する通風筒で、上部通風筒6と下部通風筒7とを
分岐ダクト10,10で接続し、上記熱風フアン
5によつて導入されたエアの一部を上部通風筒6
で分岐し、分岐ダクト10,10を介して下部通
風筒7に送る。11は排気ダクトである。そし
て、上記構造の乾燥機においては、熱風フアンで
導入されたエアが、通風筒6,7のノズル8,9
から帯状物3の上下面に吹き付けられた後、排気
ダクト11から機外に強制的に排出されるので、
乾燥室2内は常に負圧である。
ところで、上記乾燥室2は、側板12,12、
上板13及び下板14によつて密閉されている
が、この種機械の側板12,12、上板13及び
下板14は、鋼板でつくられ、通常第6図の如
く、機外aに面する表板15と機内bに面する裏
板16とを所定寸法のスキ間をおいて対向させ、
上記両板15,16の周囲を枠板17で溶接等に
より連結し、内部空間に熱伝導係数の小さいグラ
スウールやロツクウール等の断熱材18を充填し
て断熱構造を形成している。
そして、機内bのエアは外部に順次排出される
ので、機外aから機内bにフレツシユエアを導入
する必要があるが、従来は側板12,12等の一
部に空気取入孔(図示省略)を設け、この空気取
入孔を介して機外aから機内bにフレツシユエア
を直接取り入れていた。
考案が解決しようとする問題点 上記構造の側板12,12、上板13及び下板
14は内部空間を断熱材18で断熱しても、表板
15と裏板16とを連結する枠板17を通つて熱
が表板15に伝わり、機外aに放熱され、従つて
保温効果が完全でない。
また、従来はフレツシユエアを、側板12,1
2等に設けた空気取入孔(図示省略)を介して機
内bに直接取り入れていたので、機内bの温度が
急激に変化し、被処理物たる帯状物3に悪影響を
及ぼすという問題があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、機内が高温で、かつ、負圧の機械の
機体構成用側板であつて、側板21の機外a側の
外周または全面に空気室25,29を構成し、上
記空気室25,29の下部に機外aに通ずる空気
取入孔32,45を設けると共に、空気室25,
29の上部に機内bに通ずる空気通路31,44
を設け、上記空気室39と裏板36あるいは表板
22と裏板23との間に断熱材33,46を充填
したものである。
作 用 機体構成用側板の枠板を伝つて機外へ放熱され
る熱を、側板の空気室を介して機内にとり入れる
フレツシユエア(外気)で奪い、機内の負圧を利
用して、予熱したフレツシユエアとして機内に供
給するものである。
実施例 第1図及び第2図は本考案の実施例を示したも
のである。同図において、21は本考案に係る鋼
板製の機体構成用側板で、この側板21により機
内が高温で、かつ、負圧の密閉構造の機体を構成
する。上記側板21は、機外aに面する表板22
と、機内bに面する裏板23とを所定寸法のスキ
間をおいて対向させ、表板22の内面24の外周
縁部にそつて空気室25を構成する角パイプ26
を添設すると共に、角パイプ26と裏板23の内
面27の外周縁部とを枠板28で溶接等により連
結し、そして、上記枠板28の上板部29の内面
中央に固設した隔板30の両端縁を、角パイプ2
6及び裏板23の上縁部に連結して、上記空気室
25の上部に、機内bに通ずる空気通路31を形
成し、かつ、空気室25の下部に、機外aに通ず
る空気取入孔32を設けると共に、上記表板22
と裏板23との間の内部空間に熱伝導係数の小さ
いグラスウールやロツクウール等の断熱材3を充
填して断熱構造を形成したものである。
而して、上記構成の機体構成用側板21を使用
して、機内bが高温で、かつ、負圧で密閉構造の
機体を構成すると、機内bが負圧であるので、側
板21の機外a側の外周に設けた空気室25に空
気通路31を介して吸引力が作用する。この吸引
力により機外aのフレツシユエアが、空気取入孔
32を介して空気室25の下部に流入した後、側
板21の外周にそつて該空気室25内を上昇し、
上部の空気通路31を通つて機内bに入る。他方
機内bの熱は、側板21の枠板28、角パイプ2
6及び表板22を伝つて機外aへ放熱されるが、
このとき上記角パイプ26内の空気室25をフレ
ツシユエアが通つているので、枠板28及び角パ
イプ26に伝わつた熱は上記フレツシユエアで奪
われる。したがつて、機内bの熱が側板21を伝
つて機外aに放熱されるのを防止できると共に、
フレツシユエアは予熱したフレツシユエアとして
機内bに供給される。
第3図は本考案に係る他の実施例を示したもの
である。本実施例の側板34は、鋼板製であつ
て、機外aに面する表板35と、機内bに面する
裏板36とを所定寸法のスキ間をおいて対向さ
せ、表板35の内面に石綿ボード等の断熱材37
を介して仕切板38を固設し、両板35,38間
に全面にわたつて空気室39を構成すると共に、
上記仕切板38と裏板36の外周縁部とを枠板4
0で溶接等により連結し、そして、上記枠板40
の上板部41a及び下板部41bの内面中央に隔
板42,43を固設して、上記空気室39の上部
に、機内bに通ずる空気通路44を形成し、か
つ、空気室39の下部に、機外aに通ずる空気取
入孔45を設けると共に、上記仕切板38と裏板
36との間の内部空間に熱伝導性の小さいグラス
ウールやロツクウール等の断熱材46を充填して
断熱構造を形成したものである。
第4図はさらに他の実施例を示したもので、本
実施例の側板47は、上記第2の実施例と異な
り、機内b側に全面にわたつて空気室48を形成
し、この空気室48の上部に、機内bに連通する
空気取出孔49を設け、かつ、空気室48の下部
に空気取入孔50を設けたものである。
尚、上記実施例では、乾燥機の機体の側板とし
て使用する場合について説明したが、本考案はこ
れに限定されるわけではなく、機体の上板あるい
は下板としても使用できるのは勿論である。
考案の効果 本考案によれば、側板の枠体を伝つて機外へ放
熱される熱を、側板の空気室を介して機内にとり
入れるフレツシユエアで奪い、該エアを、機内の
負圧を利用して、予熱したフレツシユエアとして
機内に供給するので、機内の熱が機外に放熱する
のを確実に防止することができ、機内の保温効果
が大幅に向上する。また、フレツシユエアが予熱
されて機内に供給されるので、機内の温度が急激
に変化することがなく、機内の被処理物に悪影響
が及ぶのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る機体構成用側板の第1の
実施例を示した側断面図、第2図はその一部省略
斜視説明図、第3図は第2の実施例を示した側断
面図、第4図は第3の実施例を示した側断面図で
ある。第5図は乾燥機の一例を示した断面説明
図、第6図は従来の機体構成用側板の側断面図で
ある。 a……機外、b……機内、21……側板、2
2,35……表板、23,36……裏板、25,
29……空気室、31,44……空気通路、3
2,45……空気取入孔、33,46……断熱
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機内が高温で、かつ、負圧の機械の機体構成用
    側板であつて、側板の機外側の外周または全面に
    空気室を構成し、上記空気室の下部に機外に通ず
    る空気取入孔を設けると共に、空気室の上部に機
    内に通ずる空気通路を設け、上記空気室あるいは
    表板と、裏板との間に断熱材を充填したことを特
    徴とする機体構成用側板。
JP18666184U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPS645753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18666184U JPS645753Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18666184U JPS645753Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61101396U JPS61101396U (ja) 1986-06-28
JPS645753Y2 true JPS645753Y2 (ja) 1989-02-13

Family

ID=30744125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18666184U Expired JPS645753Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS645753Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102032771A (zh) * 2010-12-29 2011-04-27 温岭市旭日滚塑科技有限公司 一种应用于滚塑烘箱上的无变形烘箱门

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102032771A (zh) * 2010-12-29 2011-04-27 温岭市旭日滚塑科技有限公司 一种应用于滚塑烘箱上的无变形烘箱门

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61101396U (ja) 1986-06-28

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