JPS645594B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

この発明は、新規化合物であるＮ−置換アミノ
マレイミド類およびその製法である。さらに詳し
くは、この発明は、 式 〔式中、R¹は炭素数１〜４のアルキル基、炭素
数１〜４のアルコキシ基、またはハロゲン原子を
示し、ｍは０、１、２または３であり、R²は炭
素数１〜４のアルキル基、ベンジル基、シクロヘ
キシル基、または The present invention is a novel compound, N-substituted aminomaleimide, and a method for producing the same. More specifically, the invention provides the formula [In the formula, R ¹ represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, or a halogen atom, m is 0, 1, 2, or 3, and R ² represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, or a halogen atom; 4 alkyl group, benzyl group, cyclohexyl group, or

【式】（R³は炭素 数１〜４のアルキル基、炭素数１〜４のアルコキ
シ基、またはハロゲン原子を示し、ｎは０、１、
２または３である。）で表わされる基を示し、X¹
は炭素数２〜５のアルコキシカルボニル基、炭素
数２〜５の脂肪酸アシル基、ベンゾイル基、また
はシアノ基を示す。〕で表わされるＮ−置換アミ
ノマレイミド類、および 式 （式中、R¹、ｍおよびX¹は、それぞれ、前記と
同一の意味を有する。）で表わされるアミノマレ
イミド類と、 式 R²−Ｎ＝Ｃ＝Ｏ 〔〕 （式中、R²は前記と同一の意味を有する。）で表
表わされるイソシアナートを、第３アミンおよび
１または第４アンモニウムフロリドの存在下に反
応させることを特徴とする式〔〕で表わされる
Ｎ−置換アミノマレイミド類の製法である。 式〔〕で表わされるＮ−置換アミノマレイミ
ド類は、新規化合物であり、医薬、農薬、さらに
はこれらの中間体として有用である。 特に、イネ白葉枯病およびキユウリうどん粉病
に対する農園芸用殺菌剤として有用である。 この発明において、式〔〕で表わされるアミ
ノマレイミド類と、式〔〕で表わされるイソシ
アナートとの、第３アミンおよび／または第４ア
ンモニウムフロリドの塩基の存在下における反応
は、次式に示されるように、中間体として式
〔〕で表わされるカルバモイルアミノマレイミ
ドの生成を経て進行すると考えられる。 式〔〕で表わされるアミノマレイミド類の具
体例としては、３−アミノ−４−エトキシカルボ
ニル−１−フエニルマレイミド、３−アミノ−４
−エトキシカルボニル−１−トリルマレイミド、
３−アミノ−１−クロロフエニル−４−エトキシ
カルボニルマレイミド、３−アミノ−１−ジクロ
ロフエニル−４−エトキシカルボニルマレイミ
ド、３−アセチル−４−アミノ−１−フエニルマ
レイミド、３−アセチル−４−アミノ−１−メト
キシフエニルマレイミド、３−アセチル−４−ア
ミノ−１−キシリルマレイミド、３−アセチル−
４−アミノ−１−ジクロロフエニルマレイミド、
３−アミノ−４−ベンゾイル−１−フエニルマレ
イミド、３−アミノ−４−ベンゾイル−１−トリ
ルマレイミド、３−アミノ−４−ベンゾイル−１
−クロロフエニルマレイミド、３−アミノ−４−
ベンゾイル−１−ジクロロフエニルマレイミド、
３−アミノ−４−シアノ−１−フエニルマレイミ
ド、３−アミノ−４−シアノ−１−トリルマレイ
ミド、３−アミノ−４−シアノ−１−ジクロロフ
エニルマレイミド、３−アミノ−１−フエニル−
４−プロピオニルマレイミド、３−アミノ−４−
ブチリル−１−フエニルマレイミド、３−アミノ
−１−フエニル−４−バレリルマレイミドなどが
挙げられる。 式〔〕で表わされるイソシアナートの具体例
としては、メチルイソシアナート、エチルイソシ
アナート、プロピルイソシアナート、ブチルイソ
シアナート、ベンジルイソシアナート、シクロヘ
キシレイソシアナート、フエニルイソシアナー
ト、トリルイソシアナート、メトキシフエニルイ
ソシアナート、クロロフエニルイソシアナート、
ジクロロフエニルイソシアナートなどが挙げられ
る。 第３アミンの具体例としては、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、ト
リブチルアミンなどの脂肪族第３アミンが挙げら
れる。 第４アンモニウムフロリドは、 式 （式中、R⁴、R⁵、R⁶およびR⁷は、それぞれ炭素
数１〜４のアルキル基またはベンジル基を示す。）
で表わされる化合物であり、その具体例として
は、ベンジルトリメチルアンモニウムフロリド、
メチルトリブチルアンモニウムフロリド、テトラ
エチルアンモニウムフロリド、テトラブチルアン
モニウムフロリド、テトラメチルアンモニウムフ
ロリドなどが挙げられる。 反応は、不活性有機、溶媒、たとえばベンゼ
ン、トルエン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ンなどの芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、塩化エチレンなどのハロゲ
ン化炭化水素の存在下に行なわれる。 反応方法としては、実質的に無水の条件下に、
アミノマレイミド、イソシアナートおよび第３ア
ミンおよび／または第４アンモニウムフロリドを
接触させる任意の方法を採用することができ、こ
れらの添加順序については特に制限はない。 イソシアナートの使用量は、アミノマレイミド
類１モル当り、１〜２モルである。 第３アミンおよび第４アンモニウムフロリドの
使用量は、アミノマレイミド１モル当り、それぞ
れ１〜３モル、および0.1〜１モルであることが
好ましい。この反応において、第３アミンと第４
アンモニウムフロリドは、アミノマレイミドとイ
ソシアナートとの反応および生成する中間体カル
バモイルアミノマレイミドのＮ−置換アミノマレ
イミドへの分解反応を促進する。芳香族イソシア
ナートを使用する場合、通常第３アミンと第４ア
ンモニウムフロリドは、それぞれ単独で使用する
が、反応性の低い脂肪族系のイソシアナートを使
用する場合、反応をさらに速くするために、第３
アミンと第４アンモニウムフロリドを組み合わせ
て使用することが好ましい。 反応は、一般に、20〜150℃の範囲の温度で、
１〜50時間行なわれる。 目的生成物である式〔〕で表わされるＮ−置
換アミノマレイミド類は結晶であるので、溶解度
の差を利用することによつて、反応生成混合物か
ら単離することができる。 この発明の式〔〕で表わされるカルバモイル
アミノマレイミド類の具体例としては、３−アニ
リノ−４−エトキシカルボニル−１−フエニルマ
レイミド、３−クロロアニリノ−４−エトキシカ
ルボニル−１−フエニルマレイミド、３−シクロ
ヘキシルアミノ−４−エトキシカルボニル−１−
フエニルマレイミド、３−シクロヘキシルアミノ
−４−エトキシカルボニル−１−ジクロロフエニ
ルマレイミド、３−エトキシカルボニル−４−メ
トキシアニリノ−１−トリルマレイミド、３−ベ
ンジルアミノ−４−エトキシカルボニル−１−ト
リルマレイミド、１−クロロフエニル−３−エト
キシカルボニル−４−トルイジノマレイミド、３
−アニリノ−１−ジクロロフエニル−４−（エト
キシカルボニル）マレイミド、１−ジクロロフエ
ニル−３−エトキシカルボニル−４−（トリフル
オロメチル）アニリノマレイミド、３−アニリノ
−４−ベンゾイル−１−フエニルマレイミド、３
−ベンゾイル−１−クロロフエニル−４−トルイ
ジノマレイミド、３−アニリノ−４−ベンゾイル
−１−ジクロロフエニルマレイミド、３−ベンゾ
イル−１−ジクロロフエニル−４−エチルアミノ
マレイミド、３−アセチル−４−アニリノ−１−
フエニルマレイミド、３−アセチル−１−フエニ
ル−４−トルイジノマレイミド、３−アセチル−
４−イソプロピルアミノ−１−メトキシフエニル
マレイミド、３−アセチル−４−ジクロロアニリ
ノ−１−キシリルマレイミド、３−アセチル−４
−ブチルアミノ−１−ジクロロフエニルマレイミ
ド、３−クロロアニリノ−４−シアノ−１−フエ
ニルマレイミド、３−アニリノ−４−シアノ−１
−トリルマレイミド、３−シアノ−１−ジクロロ
フエニル−４−メチルアミノマレイミド、３−ア
ニリノ−１−フエニル−４−プロピオニルマレイ
ミド、３−アニリノ−４−ブチリル−１−フエニ
ルマレイミド、３−アニリノ−１−フエニル−４
−バレリルアレイミドなどが挙げられる。 つぎに実施例を示す。実施例において、Ｎ−置
換アミノマレイミドの収率は、使用したアミノマ
レイミド基準の収率である。 実施例 １ テトラエチルアンモニウムフロリド１ミリモル
を含む塩化エチレン25mlに、室温で３−アミノ−
４−エトキシカルボニル−１−フエニルマレイミ
ド1.30ｇを加え、ついでフエニルイソシアナート
1.19ｇを含む塩化エチレン５mlを滴下して加え
た。混合物を加熱して、還流下に２時間反応させ
た。 反応後、得られた反応混合物を過して、シア
ヌル酸の結晶0.15ｇを得た。液を減圧下に濃縮
し、残渣にエタノール５mlを加えて過し、３−
アニリノ−４−エトキシカルボニル−１−フエニ
ルマレイミドの結晶1.47ｇ（87％）を得た。これ
をエタノールで再結晶して、融点182〜184℃の黄
色針状結晶を得た。その元素分析値をつぎに示
す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 67.84 4.86 8.30 計算値 67.85 4.79 8.33 （C₁₉B₁₆N₂O₄として） 実施例 ２ トリエチルアミン0.51ｇと３−アミノ−４−エ
トキシカルボニル−１−フエニルマレイミド1.30
ｇを含む塩化エチレン25mlに、室温でフエニルイ
ソシアナート1.19ｇを含む塩化エレン５mlを滴下
して加えると、混合物の温度は24℃から28℃まで
上昇し、混合物は黄褐色溶液となつた。混合物を
室温で撹拌しながら、１日間反応させた。 反応後、得られた反応混合物を過して、シア
ヌル酸の結晶0.05ｇを得た。液を減圧下に濃縮
し、残渣にエタノール５mlを加えて過し、３−
アニリノ−４−エトキシカルボニル−１−フエニ
ルマレイミドの結晶1.32ｇ（78％）を得た。 実施例 ３ テトラエチルアンモニウムフロリド５ミリモル
とトリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン45
mlに、室温で３−アミノ−４−エトキシカルボニ
ル−１−（ｐ−トリル）マレイミド1.37ｇを加え、
ついでベンジルイソシアナート1.32ｇを合む塩化
エチレン10mlを滴下して加えた。混合物を室温で
撹拌しながら、５時間反応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を減圧下に濃
縮した。残渣に水30mlを加え、ベンゼン50mlで１
回と20mlで２回抽出した。抽出液を一緒にして、
無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、減圧下に濃
縮した。残渣にエタノール10mlを加えて過し、
３−ベンジルアミノ−４−エトキシカルボニル−
１−（ｐ−トリル）マレイミドの結晶1.27ｇ（70
％）を得た。これをイソプロピルアルコールで再
結晶して、融点153〜154℃の黄色プリズム状結晶
を得た。その元素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 68.85 5.56 7.79 計算値 69.22 5.53 7.69 （C₂₁H₂₀N₂O₄として） 実施例 ４ テトラエチルアンモニウムフロリド5.3ミリモ
ルとトリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン
30mlに、室温で３−アミノ−１−（２，４−ジク
ロロフエニル）−４−エトキシカルボニルマレイ
ミド1.65ｇを加え、ついでシクロヘキシルイソシ
アナート1.25ｇを含む塩化エチレン50mlを滴下し
て加えた。混合物を加熱して、還流下に２時間反
応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を減圧下に濃
縮した。残渣にベンゼン50mlと水30mlを加え、有
機層と水層に分液した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥したのち、減圧下に濃縮した。残渣に
エタノール10mlを加えて過し、３−シクロヘキ
シルアミノ−１−（２，４−ジクロロフエニル）−
４−（エトキシカルボニル）マレイミドの結晶
1.32ｇ（64％）を得た。これをエタノールで再結
晶して、分解点314℃の黄色針状結晶を得た。そ
の元素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ Cl 分析値 55.61 4.76 6.62 16.92 計算値 55.49 4.90 6.81 17.24 （C₁₉H₂₀Cl₂N₂O₄として） 実施例 ５ トリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン25
mlに、室温で３−アミノ−４−ベンゾイル−１−
フエニルマレイミド1.46ｇを加え、ついでフエニ
ルイソシアナート1.19ｇを含む塩化エチレン25ml
を滴下して加えた。混合物を室温で撹拌しなが
ら、２時間反応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を過して、
シアヌル酸の結晶0.04ｇを得た。液を減圧下に
濃縮し、残渣にエタノール10mlを加えて過し、
３−アニリノ−４−ベンゾイル−１−フエニルマ
レイミドの結晶1.38ｇ（75％）を得た。これをエ
タノールで再結晶して、融点221〜222℃の黄色針
状結晶を得た。その元素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 75.21 4.51 7.53 計算値 74.99 4.38 7.60 （C₂₃H₁₆N₂O₃として） 実施例 ６ テトラエチルアンモニウムフロリド５ミリモル
とトリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン30
mlに、室温で３−アミノ−４−ベンゾイル−１−
（３，５−ジクロロフエニル）マレイミド1.81ｇ
を加え、ついでエチルイソシアナート0.79ｇを含
む塩化エチレン10mlを滴下して加えた。混合物を
加熱して、還流下に１時間反応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を減圧下に濃
縮した。残渣にベンゼン20mlを加えて過し、
液をシリカゲル（ワコーゲルＣ−200、100ｇ）を
詰めたカラム（直径25mm）に通し、ベンゼンと酢
酸エチルの容量比９：１の混合溶媒で溶離した。
溶媒150mlで溶出したのち、溶媒400mlで溶出して
得た溶液を減圧下に濃縮して、３−ベンゾイル−
１−（３，５−ジクロロフエニル）−４−エチルア
ミノマレイミドの結晶0.44ｇ（23％）を得た。こ
れをエタノールで再結晶して、融点214℃の黄色
針状結晶を得た。その元素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 58.39 3.63 6.83 計算値 58.63 3.63 7.20 （C₁₉H₁₄Cl₂N₂O₃として） 実施例 ７ トリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン25
mlに、室温で３−アセチル−４−アミノ−１−フ
エニルマレイミド1.15ｇを加え、ついでフエニル
イソシアナート1.19ｇを含む塩化エチレン５mlを
滴下して加えた。混合物を室温で撹拌しながら、
１時間反応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を減圧下に濃
縮し、黒茶色の結晶2.50ｇを得た。これにエタノ
ール10mlを加えて過し、３−アセチル−４−ア
ニリノ−１−フエニルマレイミドの結晶0.95ｇ
（62％）を得た。これをエタノールで再結晶して、
融点201〜202℃の橙色花弁状結晶を得た。その元
素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 70.63 4.68 9.15 計算値 70.58 4.61 9.15 （C₁₈H₁₄N₂O₃として） 実施例 ８ トリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン25
mlに、室温で３−アセチル−４−アミノ−１−フ
エニルマレイミド1.15ｇを加え、ついでｐ−トリ
ルイソシアナート1.33ｇを塩化エチレン５mlに溶
解して得た溶液を滴下して加えた。混合物を室温
で撹拌しながら、17時間反応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を減圧下に濃
縮した。残渣にエタノール５mlを加えて過し、
３−アセチル−１−フエニル−４−（ｐ−トルイ
ジノ）マレイミドの結晶0.41ｇ（26％）を得た。
これをエタノールで再結晶して、融点194〜195℃
の結晶を得た。その元素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 71.42 5.12 8.73 計算値 71.24 5.03 8.74 （C₁₉H₁₆N₂O₃として） 実施例 ９ テトラエチルアンモニウムフロリド1.7ミリモ
ルとトリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン
30mlに、室温で３−アセチル−４−アミノ−１−
（ｐ−メトキシフエニル）マレイミド13ｇを加え、
ついでイソプロピルイソシアナート0.85ｇを含む
塩化エチレン20mlを滴下して加えた。混合物を加
熱して、還流下に２時間反応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を減圧下に濃
縮した。残渣にベンゼン50ml、水30mlと活性炭１
ｇを加えて過し、液を有機層と水層に分液し
た。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したの
ち、減圧下に濃縮した。残渣を、シリカゲル（ワ
コーゲルＣ−200、100ｇ）を詰めたカラム（直径
25mm）に通し、ベンゼンと酢酸エチルの容量比
９：１の混合溶媒で溶出した。溶媒400mlで溶出
したのち、溶媒500mlで溶出して得た溶液を、減
圧下に濃縮して、３−アセチル−４−イソプロピ
ルアミノ−１−（ｐ−メトキシフエニル）マレイ
ミドの結晶0.35ｇ（23％）を得た。これをエタノ
ール20mlで再結晶して、融点135〜135.5℃の黄色
花弁状結晶を得た。その元素分析値をつぎに示
す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 63.48 6.01 8.89 計算値 63.57 6.00 9.27 （C₁₆H₁₈N₂O₄として） 実施例 10 トリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン50
mlに、室温で３−アセチル−４−アミノ−１−
（２，５−キシリル）マレイミド1.29ｇを加え、
ついで３，５−ジクロロフエニルイソシアナート
1.88ｇを加えた。混合物を室温で撹拌しながら、
２時間反応させた。 反応後、得られた反応混合物を過し、液を
減圧下に濃縮し、残渣に塩化エチレン30mlを加え
て過し、３−アセチル−４−（３，５−ジクロ
ロアニリノ）−１−（２，５−キシリル）マレイミ
ドの結晶0.72ｇ（36％）を得た。これをエタノー
ルで再結晶して、融点218〜219℃の黄色針状結晶
を得た。その元素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 59.58 3.95 6.75 計算値 59.57 4.00 6.95 （C₂₀H₁₆Cl₂N₂O₃として） 実施例 11 トリエチルアミン0.51ｇを含む塩化エチレン30
mlに、室温で３−アミノ−４−シアノ−１−フエ
ニルマレイミド1.06ｇを加え、ついでｐ−クロロ
フエニルイソシアナート1.54ｇを含む塩化エチレ
ン20mlを滴下して加えた。混合物を室温で撹拌し
ながら、20時間反応させた。 反応後、得られた反応生成混合物を過した。
液を減圧下に濃縮し、残渣にベンゼン20mlを加
えて過し、３−（ｐ−クロロアニリノ）−４−シ
アノ−１−フエニルマレイミドの結晶1.43ｇ（89
％）を得た。これをアセトニトリルで再結晶し
て、融点280〜282℃の黄色針状結晶を得た。その
元素分析値をつぎに示す。 Ｃ Ｈ Ｎ 分析値 63.17 3.08 12.49 計算値 63.07 3.11 12.98 （C₁₇H₁₀ClN₃O₂として） 参考例 １ イネ白葉枯病に対する防除試験（水面施薬） (1) 試験用水和剤の調整。 供給薬剤20部、デモール１部、ホワイトカー
ボン20部、タルク59部を混合粉砕して水和剤
100部を得た。 (2) 防徐試験。 水稲籾（品種：日本晴）を直径６cmの合成樹
脂製の栽培用鉢に各５粒づつ播種後、ガラス温
室内で育成し、5.5〜6.6葉期のイネを供試し
た。上記の方法で調整した水和剤を水でうすめ
て供試薬剤の濃度を500ppmとしたものを３ml
水面施薬した。施薬後２日間ガラス温室に放置
し、地下部より薬剤を十分に吸収させた後、接
種した。接種原はイネ白葉枯病菌
（Xanthomonas oryzeae）を28℃、48時間諏
訪液体培地で振盪培養した後、１ml当たり
10^7〜8個の菌数になるように調整し、接種は上
位２葉の葉身へ主脈をさけて、２針接種法によ
つて行つた。接種後は、ガラス温室内で管理
し、接種２週間後下記評価基準におけるイネ白
葉枯病の各発病度のイネ苗数（n₁〜n₇）を調査
した。各区の供試植物数はそれぞれ30本づつと
した。 発病度の評価基準 ０；全く発病を認めないもの（イネ苗数；n₁） １；ごく微細に発病を認めるもの（イネ苗数；
n₂） ２；１cm以下の病班を認めるもの（イネ苗数；
n₃） ３；２cm以下の病班を認めるもの（イネ苗数；
n₄） ４；５cm以下の病班を認めるもの（イネ苗数；
n₅） ５；10cm以下の病班を認めるもの（イネ苗数；
n₆） ６；10cm以上の病班を認めるもの（イネ苗数；
n₇） つぎに、この調査をもとに、次式によつて供試
剤の防徐率を算出した。 防徐率（％）／100＝ １−処理区（０×n₁＋１×n₂＋２×n₃＋３×n₄＋４×n₅
＋５×n₆＋６×n₇）／無処理区（０×n₁＋１×n₂＋２×
n₃＋３×n₄＋４×n₅＋５×n₆＋６×n₇） 結果を第１表に示す。[Formula] (R ³ represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, or a halogen atom, and n is 0, 1,
2 or 3. ), X ¹
represents an alkoxycarbonyl group having 2 to 5 carbon atoms, a fatty acid acyl group having 2 to 5 carbon atoms, a benzoyl group, or a cyano group. ], and N-substituted aminomaleimides of the formula (In the formula, R ¹ , m and X ¹ each have the same meaning as above.) Aminomaleimide represented by the formula R ² −N=C=O ^[ ] An N-substituted aminomaleimide represented by the formula [], characterized in that an isocyanate represented by the formula (having the same meaning as above) is reacted in the presence of a tertiary amine and a mono- or quaternary ammonium fluoride. This is a similar manufacturing method. N-substituted aminomaleimides represented by the formula [] are new compounds and are useful as medicines, agricultural chemicals, and intermediates thereof. It is particularly useful as an agricultural and horticultural fungicide against rice blight and cucumber powdery mildew. In this invention, the reaction of aminomaleimide represented by formula [] with isocyanate represented by formula [] in the presence of a tertiary amine and/or quaternary ammonium fluoride base is shown by the following formula. It is thought that the process proceeds through the formation of carbamoylaminomaleimide represented by the formula [] as an intermediate. Specific examples of aminomaleimides represented by the formula [] include 3-amino-4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide, 3-amino-4
-ethoxycarbonyl-1-tolylmaleimide,
3-amino-1-chlorophenyl-4-ethoxycarbonylmaleimide, 3-amino-1-dichlorophenyl-4-ethoxycarbonylmaleimide, 3-acetyl-4-amino-1-phenylmaleimide, 3-acetyl-4- Amino-1-methoxyphenylmaleimide, 3-acetyl-4-amino-1-xylylmaleimide, 3-acetyl-
4-amino-1-dichlorophenylmaleimide,
3-amino-4-benzoyl-1-phenylmaleimide, 3-amino-4-benzoyl-1-tolylmaleimide, 3-amino-4-benzoyl-1
-chlorophenylmaleimide, 3-amino-4-
benzoyl-1-dichlorophenylmaleimide,
3-amino-4-cyano-1-phenylmaleimide, 3-amino-4-cyano-1-tolylmaleimide, 3-amino-4-cyano-1-dichlorophenylmaleimide, 3-amino-1-phenyl-
4-propionylmaleimide, 3-amino-4-
Examples include butyryl-1-phenylmaleimide, 3-amino-1-phenyl-4-valerylmaleimide, and the like. Specific examples of the isocyanate represented by the formula [] include methyl isocyanate, ethyl isocyanate, propyl isocyanate, butyl isocyanate, benzyl isocyanate, cyclohexylyisocyanate, phenyl isocyanate, tolyl isocyanate, and methoxyl isocyanate. enyl isocyanate, chlorophenyl isocyanate,
Examples include dichlorophenyl isocyanate. Specific examples of the tertiary amine include aliphatic tertiary amines such as trimethylamine, triethylamine, tripropylamine, and tributylamine. Quaternary ammonium fluoride has the formula (In the formula, R ⁴ , R ⁵ , R ⁶ and R ⁷ each represent an alkyl group or a benzyl group having 1 to 4 carbon atoms.)
It is a compound represented by, and specific examples thereof include benzyltrimethylammonium fluoride,
Examples include methyltributylammonium fluoride, tetraethylammonium fluoride, tetrabutylammonium fluoride, and tetramethylammonium fluoride. The reaction is carried out in the presence of an inert organic solvent, such as an aromatic hydrocarbon such as benzene, toluene, chlorobenzene, dichlorobenzene, or a halogenated hydrocarbon such as methylene chloride, chloroform, carbon tetrachloride, ethylene chloride. As a reaction method, under substantially anhydrous conditions,
Any method for contacting the aminomaleimide, isocyanate, and tertiary amine and/or quaternary ammonium fluoride can be employed, and there are no particular restrictions on the order of their addition. The amount of isocyanate used is 1 to 2 moles per mole of aminomaleimides. The amounts of tertiary amine and quaternary ammonium fluoride used are preferably 1 to 3 mol and 0.1 to 1 mol, respectively, per 1 mol of aminomaleimide. In this reaction, a tertiary amine and a quaternary amine
Ammonium fluoride promotes the reaction between aminomaleimide and isocyanate and the decomposition reaction of the resulting intermediate carbamoylaminomaleimide to N-substituted aminomaleimide. When aromatic isocyanates are used, tertiary amine and quaternary ammonium fluoride are usually used alone, but when using aliphatic isocyanates with low reactivity, they are used to speed up the reaction. , 3rd
Preferably, a combination of amine and quaternary ammonium fluoride is used. The reaction is generally carried out at a temperature ranging from 20 to 150°C.
It lasts from 1 to 50 hours. Since the target product, the N-substituted aminomaleimide represented by the formula [], is a crystal, it can be isolated from the reaction product mixture by utilizing the difference in solubility. Specific examples of carbamoylaminomaleimides represented by the formula [] of this invention include 3-anilino-4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide, 3-chloroanilino-4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide, 3-chloroanilino-4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide, -cyclohexylamino-4-ethoxycarbonyl-1-
Phenylmaleimide, 3-cyclohexylamino-4-ethoxycarbonyl-1-dichlorophenylmaleimide, 3-ethoxycarbonyl-4-methoxyanilino-1-tolylmaleimide, 3-benzylamino-4-ethoxycarbonyl-1-tolyl Maleimide, 1-chlorophenyl-3-ethoxycarbonyl-4-toluidinomaleimide, 3
-anilino-1-dichlorophenyl-4-(ethoxycarbonyl)maleimide, 1-dichlorophenyl-3-ethoxycarbonyl-4-(trifluoromethyl)anilinomaleimide, 3-anilino-4-benzoyl-1-phenyl enylmaleimide, 3
-Benzoyl-1-chlorophenyl-4-toluidinomaleimide, 3-anilino-4-benzoyl-1-dichlorophenylmaleimide, 3-benzoyl-1-dichlorophenyl-4-ethylaminomaleimide, 3-acetyl-4 -Anilino-1-
Phenylmaleimide, 3-acetyl-1-phenyl-4-toluidinomaleimide, 3-acetyl-
4-isopropylamino-1-methoxyphenylmaleimide, 3-acetyl-4-dichloroanilino-1-xylylmaleimide, 3-acetyl-4
-Butylamino-1-dichlorophenylmaleimide, 3-chloroanilino-4-cyano-1-phenylmaleimide, 3-anilino-4-cyano-1
-Tolylmaleimide, 3-cyano-1-dichlorophenyl-4-methylaminomaleimide, 3-anilino-1-phenyl-4-propionylmaleimide, 3-anilino-4-butyryl-1-phenylmaleimide, 3-anilino -1-phenyl-4
-valeryl aleimide and the like. Next, examples will be shown. In the examples, the yield of N-substituted aminomaleimide is the yield based on the aminomaleimide used. Example 1 3-Amino-
Add 1.30 g of 4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide, then add phenyl isocyanate.
5 ml of ethylene chloride containing 1.19 g was added dropwise. The mixture was heated and reacted under reflux for 2 hours. After the reaction, the resulting reaction mixture was filtered to obtain 0.15 g of cyanuric acid crystals. The liquid was concentrated under reduced pressure, 5 ml of ethanol was added to the residue, filtered, and 3-
1.47 g (87%) of crystals of anilino-4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide were obtained. This was recrystallized from ethanol to obtain yellow needle crystals with a melting point of 182-184°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Analytical value 67.84 4.86 8.30 Calculated value 67.85 4.79 8.33 (as C ₁₉ B ₁₆ N ₂ O ₄ ) Example 2 0.51 g of triethylamine and 1.30 g of 3-amino-4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide
When 5 ml of ethylene chloride containing 1.19 g of phenyl isocyanate was added dropwise at room temperature to 25 ml of ethylene chloride containing g, the temperature of the mixture rose from 24°C to 28°C and the mixture became a yellow-brown solution. The mixture was allowed to react for 1 day with stirring at room temperature. After the reaction, the resulting reaction mixture was filtered to obtain 0.05 g of cyanuric acid crystals. The liquid was concentrated under reduced pressure, 5 ml of ethanol was added to the residue, filtered, and 3-
1.32 g (78%) of crystals of anilino-4-ethoxycarbonyl-1-phenylmaleimide were obtained. Example 3 Ethylene chloride 45 containing 5 mmol of tetraethylammonium fluoride and 0.51 g of triethylamine
ml, add 1.37 g of 3-amino-4-ethoxycarbonyl-1-(p-tolyl)maleimide at room temperature,
Then, 10 ml of ethylene chloride containing 1.32 g of benzyl isocyanate was added dropwise. The mixture was allowed to react for 5 hours with stirring at room temperature. After the reaction, the resulting reaction product mixture was concentrated under reduced pressure. Add 30ml of water to the residue and dilute with 50ml of benzene.
Extracted once and twice with 20 ml. Combine the extracts and
After drying over anhydrous sodium sulfate, it was concentrated under reduced pressure. Add 10 ml of ethanol to the residue and filter.
3-Benzylamino-4-ethoxycarbonyl-
1.27g crystals of 1-(p-tolyl)maleimide (70
%) was obtained. This was recrystallized from isopropyl alcohol to obtain yellow prismatic crystals with a melting point of 153-154°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Analyzed value 68.85 5.56 7.79 Calculated value 69.22 5.53 7.69 (as C ₂₁ H ₂₀ N ₂ O ₄ ) Example 4 Ethylene chloride containing 5.3 mmol of tetraethylammonium fluoride and 0.51 g of triethylamine
To 30 ml was added 1.65 g of 3-amino-1-(2,4-dichlorophenyl)-4-ethoxycarbonylmaleimide at room temperature, followed by dropwise addition of 50 ml of ethylene chloride containing 1.25 g of cyclohexyl isocyanate. The mixture was heated and reacted under reflux for 2 hours. After the reaction, the resulting reaction product mixture was concentrated under reduced pressure. 50 ml of benzene and 30 ml of water were added to the residue, and the layers were separated into an organic layer and an aqueous layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and then concentrated under reduced pressure. Add 10 ml of ethanol to the residue and filter it to give 3-cyclohexylamino-1-(2,4-dichlorophenyl)-
Crystals of 4-(ethoxycarbonyl)maleimide
1.32g (64%) was obtained. This was recrystallized with ethanol to obtain yellow needle crystals with a decomposition point of 314°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Cl Analytical value 55.61 4.76 6.62 16.92 Calculated value 55.49 4.90 6.81 17.24 (as C ₁₉ H ₂₀ Cl ₂ N ₂ O ₄ ) Example 5 Ethylene chloride 25 containing 0.51 g of triethylamine
ml of 3-amino-4-benzoyl-1- at room temperature.
Add 1.46 g of phenylmaleimide, then 25 ml of ethylene chloride containing 1.19 g of phenyl isocyanate.
was added dropwise. The mixture was allowed to react for 2 hours with stirring at room temperature. After the reaction, the resulting reaction product mixture is filtered,
0.04 g of cyanuric acid crystals were obtained. Concentrate the liquid under reduced pressure, add 10 ml of ethanol to the residue, filter it,
1.38 g (75%) of crystals of 3-anilino-4-benzoyl-1-phenylmaleimide were obtained. This was recrystallized from ethanol to obtain yellow needle crystals with a melting point of 221-222°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Analyzed value 75.21 4.51 7.53 Calculated value 74.99 4.38 7.60 (as C ₂₃ H ₁₆ N ₂ O ₃ ) Example 6 Ethylene chloride 30 containing 5 mmol of tetraethylammonium fluoride and 0.51 g of triethylamine
ml of 3-amino-4-benzoyl-1- at room temperature.
(3,5-dichlorophenyl)maleimide 1.81g
was then added dropwise to 10 ml of ethylene chloride containing 0.79 g of ethyl isocyanate. The mixture was heated and reacted under reflux for 1 hour. After the reaction, the resulting reaction product mixture was concentrated under reduced pressure. Add 20ml of benzene to the residue and filter.
The liquid was passed through a column (diameter 25 mm) packed with silica gel (Wako Gel C-200, 100 g) and eluted with a mixed solvent of benzene and ethyl acetate in a volume ratio of 9:1.
After elution with 150 ml of solvent, the solution obtained by elution with 400 ml of solvent was concentrated under reduced pressure to obtain 3-benzoyl-
0.44 g (23%) of crystals of 1-(3,5-dichlorophenyl)-4-ethylaminomaleimide was obtained. This was recrystallized from ethanol to obtain yellow needle crystals with a melting point of 214°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Analytical value 58.39 3.63 6.83 Calculated value 58.63 3.63 7.20 (as C ₁₉ H ₁₄ Cl ₂ N ₂ O ₃ ) Example 7 Ethylene chloride 25 containing 0.51 g of triethylamine
ml at room temperature, and then 5 ml of ethylene chloride containing 1.19 g of phenyl isocyanate were added dropwise. While stirring the mixture at room temperature,
The reaction was allowed to proceed for 1 hour. After the reaction, the resulting reaction product mixture was concentrated under reduced pressure to obtain 2.50 g of black-brown crystals. Add 10 ml of ethanol to this, filter it, and crystallize 0.95 g of 3-acetyl-4-anilino-1-phenylmaleimide.
(62%). This was recrystallized with ethanol,
Orange petal-shaped crystals with a melting point of 201-202°C were obtained. The elemental analysis values are shown below. C H N Analytical value 70.63 4.68 9.15 Calculated value 70.58 4.61 9.15 (as C ₁₈ H ₁₄ N ₂ O ₃ ) Example 8 Ethylene chloride 25 containing 0.51 g of triethylamine
1.15 g of 3-acetyl-4-amino-1-phenylmaleimide was added to the solution at room temperature, and then a solution obtained by dissolving 1.33 g of p-tolylisocyanate in 5 ml of ethylene chloride was added dropwise. The mixture was allowed to react for 17 hours with stirring at room temperature. After the reaction, the resulting reaction product mixture was concentrated under reduced pressure. Add 5 ml of ethanol to the residue and filter it.
0.41 g (26%) of crystals of 3-acetyl-1-phenyl-4-(p-toluidino)maleimide was obtained.
This is recrystallized from ethanol and has a melting point of 194-195℃.
crystals were obtained. The elemental analysis values are shown below. C H N Analyzed value 71.42 5.12 8.73 Calculated value 71.24 5.03 8.74 (as C ₁₉ H ₁₆ N ₂ O ₃ ) Example 9 Ethylene chloride containing 1.7 mmol of tetraethylammonium fluoride and 0.51 g of triethylamine
Add 3-acetyl-4-amino-1- to 30 ml at room temperature.
Add 13g of (p-methoxyphenyl)maleimide,
Then 20 ml of ethylene chloride containing 0.85 g of isopropyl isocyanate was added dropwise. The mixture was heated and reacted under reflux for 2 hours. After the reaction, the resulting reaction product mixture was concentrated under reduced pressure. 50 ml of benzene, 30 ml of water and 1 activated carbon in the residue
g was added and filtered, and the liquid was separated into an organic layer and an aqueous layer. The organic layer was dried over anhydrous sodium sulfate and then concentrated under reduced pressure. The residue was transferred to a column (diameter
25 mm) and eluted with a mixed solvent of benzene and ethyl acetate in a volume ratio of 9:1. After elution with 400 ml of solvent, the solution obtained by elution with 500 ml of solvent was concentrated under reduced pressure to obtain 0.35 g (23 %) was obtained. This was recrystallized with 20 ml of ethanol to obtain yellow petal-shaped crystals with a melting point of 135-135.5°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Analyzed value 63.48 6.01 8.89 Calculated value 63.57 6.00 9.27 (as C ₁₆ H ₁₈ N ₂ O ₄ ) Example 10 Ethylene chloride 50 containing 0.51 g of triethylamine
ml of 3-acetyl-4-amino-1- at room temperature.
Add 1.29 g of (2,5-xylyl)maleimide,
Then 3,5-dichlorophenyl isocyanate
Added 1.88g. While stirring the mixture at room temperature,
The reaction was allowed to proceed for 2 hours. After the reaction, the resulting reaction mixture was filtered, the liquid was concentrated under reduced pressure, and the residue was filtered by adding 30 ml of ethylene chloride to give 3-acetyl-4-(3,5-dichloroanilino)-1-( 0.72 g (36%) of crystals of 2,5-xylyl)maleimide were obtained. This was recrystallized from ethanol to obtain yellow needle crystals with a melting point of 218-219°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Analytical value 59.58 3.95 6.75 Calculated value 59.57 4.00 6.95 (as C ₂₀ H ₁₆ Cl ₂ N ₂ O ₃ ) Example 11 Ethylene chloride 30 containing 0.51 g of triethylamine
1.06 g of 3-amino-4-cyano-1-phenylmaleimide was added at room temperature, followed by dropwise addition of 20 ml of ethylene chloride containing 1.54 g of p-chlorophenyl isocyanate. The mixture was allowed to react for 20 hours with stirring at room temperature. After the reaction, the resulting reaction product mixture was filtered.
The liquid was concentrated under reduced pressure, and 20 ml of benzene was added to the residue and filtered to give 1.43 g (89
%) was obtained. This was recrystallized from acetonitrile to obtain yellow needle crystals with a melting point of 280-282°C. The elemental analysis values are shown below. C H N Analytical value 63.17 3.08 12.49 Calculated value 63.07 3.11 12.98 (as C ₁₇ H ₁₀ ClN ₃ O ₂ ) Reference example 1 Control test against rice leaf blight (water surface application) (1) Preparation of wettable powder for test. A wettable powder is made by mixing and pulverizing 20 parts of the supply agent, 1 part of Demol, 20 parts of white carbon, and 59 parts of talc.
Got 100 copies. (2) Prevention test. Paddy rice (variety: Nipponbare) was sown at 5 grains each in synthetic resin cultivation pots with a diameter of 6 cm, and then grown in a glass greenhouse, and the rice at the 5.5 to 6.6 leaf stage was used for testing. 3 ml of the hydrating agent prepared in the above method was diluted with water to make the concentration of the test drug 500 ppm.
Water surface treatment was applied. After application, the plants were left in a glass greenhouse for two days to allow the chemicals to be fully absorbed from underground, and then inoculated. The inoculum was prepared by culturing Xanthomonas oryzeae at 28℃ for 48 hours with shaking in Suwa liquid medium, then
The number of bacteria was adjusted to 10 ^{7 to} 8, and inoculation was performed by two-needle inoculation onto the leaf blades of the upper two leaves, avoiding the main vein. After inoculation, the plants were kept in a glass greenhouse, and two weeks after inoculation, the number of rice seedlings (n ₁ to n ₇ ) with each severity of rice leaf blight was investigated according to the following evaluation criteria. The number of test plants in each area was 30. Evaluation criteria for severity of disease 0: No disease observed at all (number of rice seedlings; n ₁ ) 1: Very slight disease onset (number of rice seedlings;
n ₂ ) 2; Those with diseased spots of 1 cm or less (number of rice seedlings;
n ₃ ) 3; Those with diseased spots of 2 cm or less (number of rice seedlings;
n ₄ ) 4; Those with diseased spots of 5 cm or less (number of rice seedlings;
n ₅ ) 5; Those with diseased spots of 10 cm or less (number of rice seedlings;
n ₆ ) 6; Those with diseased spots of 10 cm or more (number of rice seedlings;
_n7 ) Next, based on this investigation, the prevention rate of the test agent was calculated using the following formula. Prevention rate (%) / 100 = 1 - treatment area (0 x n ₁ + 1 x n ₂ + 2 x n ₃ + 3 x n ₄ + 4 x n ₅
+5×n ₆ +6×n ₇ )/untreated area (0×n ₁ +1×n ₂ +2×
n ₃ +3×n ₄ +4×n ₅ +5×n ₆ +6×n ₇ ) The results are shown in Table 1.

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 １ 式 〔式中、R¹は炭素数１〜４のアルキル基、炭素
数１〜４のアルコキシ基、またはハロゲン原子を
示し、ｍは０、１、２または３であり、R²は炭
素数１〜４のアルキル基、ベンジル基、シクロヘ
キシル基、または【式】（R³は炭素 数１〜４のアルキル基、炭素数１〜４のアルコキ
シ基、またはハロゲン原子を示し、ｎは０、１、
２または３である。）で表わされる基を示し、X¹
は炭素数２〜５のアルコキシカルボニル基、炭素
数２〜５の脂肪族アシル基、ベンゾイル基、また
はシアノ基を示す。〕で表わされるＮ−置換アミ
ノマレイミド類。 ２ 式 （式中、R¹は炭素数１〜４のアルキル基、炭素
数１〜４のアルコキシ基、またはハロゲン原子を
示し、ｍは０、１、２または３である。）で表わ
されるアミノマレイミド類と、 式 R²−Ｎ＝Ｃ＝Ｏ 〔〕 〔式中、R²は炭素数１〜４のアルキル基、ベン
ジル基、シクロヘキシル基、または
【式】（R³は炭素数１〜４のアルキ ル基、炭素数１〜４のアルコキシ基、またはハロ
ゲン原子を示し、ｎは０、１、２または３であ
る。）で表わされる基を示す。〕で表わされるイソ
シアナートとを、第３アミンおよび／または第４
アンモニウムフロリドの存在下に反応させること
を特徴とする 式 （式中、R¹、R²、X¹およびｍは、それぞれ、前
記と同一の意味を有する。）で表わされるＮ−置
換アミノマレイミド類の製法。[Claims] 1 formula [In the formula, R ¹ represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, or a halogen atom, m is 0, 1, 2, or 3, and R ² represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, or a halogen atom; 4 alkyl group, benzyl group, cyclohexyl group, or [Formula] (R ³ represents an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, or a halogen atom, and n is 0, 1,
2 or 3. ), X ¹
represents an alkoxycarbonyl group having 2 to 5 carbon atoms, an aliphatic acyl group having 2 to 5 carbon atoms, a benzoyl group, or a cyano group. ] N-substituted aminomaleimides. 2 formulas Aminomaleimides represented ^by and the formula R ² -N=C=O [] [wherein R ² is an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms, a benzyl group, a cyclohexyl group, or [Formula] (R ³ is an alkyl group having 1 to 4 carbon atoms) group, an alkoxy group having 1 to 4 carbon atoms, or a halogen atom, and n is 0, 1, 2 or 3. ] isocyanate represented by tertiary amine and/or quaternary amine.
The formula is characterized in that it is reacted in the presence of ammonium fluoride. A method for producing an N-substituted aminomaleimide represented by the formula (wherein R ¹ , R ² , X ¹ and m each have the same meanings as above).