JPS644498Y2 - - Google Patents

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JPS644498Y2
JPS644498Y2 JP18800184U JP18800184U JPS644498Y2 JP S644498 Y2 JPS644498 Y2 JP S644498Y2 JP 18800184 U JP18800184 U JP 18800184U JP 18800184 U JP18800184 U JP 18800184U JP S644498 Y2 JPS644498 Y2 JP S644498Y2
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mold
nozzle
pressure
attached
hydraulic
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JP18800184U
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スタツクモールド型射出成形機等の
ノズルタツチ及びノズル移動装置の改良に関する
ものである。
(従来技術とその問題点) 従来、この種の射出成形機では、1シヨツト毎
の型開閉時に射出ノズルと金型が離れるため、成
形品へのエア混入、成形品の色ムラ、ヒケ等が生
じ易いという不具合を免れなかつた。
そこで、かかる不具合を解消する方策として、
本出願人は、ノズルタツチ用油圧シリンダの油圧
を制御して該シリンダにより成形作業中射出ノズ
ルと金型とを密着させておく方法を開発し既に出
願もしている(特開昭58−168538号公報参照)
が、この従来方法では金型の移動とノズルの移動
を確実に一致させねばならず、正確かつ微妙な油
圧制御が必要であり、製作費が高くつくと共に、
油圧作動であるため動作が遅い等の不具合があつ
た。
(考案の目的) 本考案は、前記従来の問題点を一挙に解決する
ためになしたもので、金型と射出ノズルとを正確
にタツチさせると共に、シリンダの制御を簡易化
し、安価に製作可能とすると共に、成形品の品質
向上を図ることを目的とする。
(考案の構成) 本考案に係る射出成形機のノズルタツチ及びノ
ズル移動装置は、一端を固定プラテン又は固定フ
レームに装着し、他端を可塑化装置に装着すると
共に、切換弁を介して油圧源に接続された高圧ノ
ズルタツチ用の油圧シリンダと、一端を固定フレ
ーム又は固定プラテンに装着し、他端を可塑化装
置に装着すると共に、切換弁を介して空圧源に接
続された可塑化装置移動用の空圧シリンダとを併
設し、射出ノズルと金型を成形工程中、常時一定
の空圧力により密着させておくと共に、射出及び
保圧工程中には油圧力により圧着するようにした
ことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案をスタツクモールド型射出成形機に
実施した一実施例を図面により説明する。
図中1は成形機フレーム2上に固定された固定
プラテンで、該プラテン1には固定金型3が装着
されている。
4は後記油圧シリンダ6または空圧シリンダ1
0により移動可能に成形機フレーム2上に載置さ
れた可塑化装置で、該装置4の先端部には射出ノ
ズル5が装着されている。
6は一端を固定プラテン1に、また、他端を可
塑化装置4に夫々装着された高圧ノズルタツチ用
の油圧シリンダで、該シリンダ6は切換弁7を介
して油圧源8とタンク9に接続されている。
10は一端を前記可塑化装置4の油圧シリンダ
6の反対側に、また、他端を該装置4の反固定プ
ラテン1側の成形機の固定フレーム11に夫々装
着された可塑化装置移動用の空圧シリンダで、該
シリンダ10は切換弁12及び減圧弁13を介し
て空圧源14に接続されている。15は圧力計で
ある。
16は型締装置17により前記固定プラテン1
に対して進退可能な可動プラテンで、該プラテン
16には可動金型18が装着されている。
19は前記固定金型3と可動金型18との間に
配設された中間金型で、該金型19は型締装置1
7により後記ラツク・ピニオン機構を介して可動
金型18の移動に連動して、該金型18と固定金
型3との間を移動可能に構成されている。この中
間金型19には固定金型3を貫通して射出ノズル
5側に突出するロングノズル20が設けられてい
る。前記ラツク・ピニオン機構は、固定金型3及
び可動金型18に上下対向するように取付けられ
たラツク21,22と、中間金型19に取付けら
れ、前記ラツク21,22とかみ合つたピニオン
23とから構成されている。
(作用) 型締装置17により可動金型18を開・閉する
と、中間金型19は、ラツク・ピニオン機構21
〜23により可動金型18の移動に連動して金型
18の移動量の1/2だけ移動するから、金型3と
19及び18と19の開閉が同時に行なわれる。
成形作業中、空圧シリンダ10を制御する切換
弁12のコイル12aが常時励磁され、空圧シリ
ンダ10の押出側(可塑化装置前進側)に、減圧
弁13により制御された一定圧力の圧縮空気が供
給されている。このため、可塑化装置4は、空圧
シリンダ10により金型側に常時押圧されるの
で、射出ノズル5は、中間金型19のロングノズ
ル20に一定の比較的小さな力で密着しながら型
開閉に伴う中間金型19の動きに追従する。一
方、型開閉工程中油圧シリンダ6を制御する切換
弁7のコイル7a,7bは消磁され図示の中立位
置に保持されているが、射出保圧工程中(型締
中)には切換弁7のコイル7bが励磁され、油圧
シリンダ6の引込側(可塑化装置前進側)に圧油
が供給されるため、射出ノズル5と中間金型19
のロングノズル20とは射出圧力に応じた大きい
力で圧着されることになる。
そして、型締工程が完了し、型開・閉工程に移
る前に射出ノズル5とロングノズル20の圧着を
解除するために、切換弁7のコイル7bは消磁さ
れ、図示の中立位置に復帰し、油圧シリンダ6は
フリーとなる。一方、切換弁12のコイル12a
は引続き励磁され、可塑化装置4は空圧シリンダ
10により金型側に押圧される。
従つて、型開閉工程中においても射出ノズル5
とロングノズル20とは密着しており、中間金型
19を開閉するラツク・ピニオン機構21〜23
への負荷となるから、前記空圧シリンダ10によ
る密着力は小さい方がよい。このため、空圧シリ
ンダ10による押付力は、金型とノズルとを密着
させておくに必要な最小限の力に制御するばかり
でなく、例えば、油圧シリンダ6のピストンシー
ルをテフロン等低摺動抵抗のもので構成し、か
つ、油圧回路7〜9も圧力損失の少ないものにす
ると共に、可塑化装置移動用のベアリングをボー
ルベアリング等低摺動抵抗のもので構成して、型
開閉力の増加を防止している。
尚、空圧シリンダ10に一定圧力の圧縮空気を
供給するための空圧回路としては、減圧回路12
〜15に限らず、シーケンス弁、アキユムレータ
を使用した可変容量形ポンプによる一定圧供給回
路等であつてもよい。
また、本実施例では、固定プラテン1と可塑化
装置4との間に油圧シリンダ6を配置し、固定フ
レーム11と可塑化装置4との間に空圧シリンダ
10を配置した場合について例示したが、これを
入替えても同効である。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、成形作業中、可塑化装置
を型開閉に伴う中間金型の動きに追従して移動さ
せ、射出ノズルと中間金型(ロングノズル)を常
時密着させておくことができるので、成形品への
エア混入、成形品の色ムラ、ムラ等が生じること
が皆無となり、成形品の品質を確実に向上させる
ことができる。油圧シリンダを高圧ノズルタツチ
専用とし、空圧シリンダで可塑化装置を移動する
ので、油圧及び空圧の制御が簡易となり、油圧回
路及び空圧回路が簡単なもので済むため、製作費
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す概要図である。 1……固定プラテン、2……成形機フレーム、
3……固定金型、4……可塑化装置、5……射出
ノズル、6……油圧シリンダ、7……切換弁、8
……油圧源、10……空圧シリンダ、11……固
定フレーム、12……切換弁、13……減圧弁、
14……空圧源、16……可動プラテン、17…
…型締装置、18……可動金型、19……中間金
型、20……ロングノズル、21,22……ラツ
ク、23……ピニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を固定プラテン又は固定フレームに装着
    し、他端を可塑化装置に装着すると共に、切換弁
    を介して油圧源に接続された高圧ノズルタツチ用
    の油圧シリンダと、一端を固定フレーム又は固定
    プラテンに装着し、他端を可塑化装置に装着する
    と共に、切換弁を介して空圧源に接続された可塑
    化装置移動用の空圧シリンダとを併設し、射出ノ
    ズルと金型を成形工程中、常時一定の空圧力によ
    り密着させておくと共に、射出及び保圧工程中に
    は油圧力により圧着するようにしたことを特徴と
    する射出成形機のノズルタツチ及びノズル移動装
    置。
JP18800184U 1984-12-11 1984-12-11 Expired JPS644498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18800184U JPS644498Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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JP18800184U JPS644498Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS61102514U JPS61102514U (ja) 1986-06-30
JPS644498Y2 true JPS644498Y2 (ja) 1989-02-06

Family

ID=30745471

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JP18800184U Expired JPS644498Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2588722B2 (ja) * 1987-09-02 1997-03-12 東芝機械株式会社 ノズルタッチ力調整方法

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JPS61102514U (ja) 1986-06-30

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