JPS644199B2 - - Google Patents

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JPS644199B2
JPS644199B2 JP53141466A JP14146678A JPS644199B2 JP S644199 B2 JPS644199 B2 JP S644199B2 JP 53141466 A JP53141466 A JP 53141466A JP 14146678 A JP14146678 A JP 14146678A JP S644199 B2 JPS644199 B2 JP S644199B2
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JP
Japan
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musical tone
tone signal
data
signal forming
circuit
Prior art date
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Application number
JP53141466A
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English (en)
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JPS5567799A (en
Inventor
Tetsuo Nishimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP14146678A priority Critical patent/JPS5567799A/ja
Priority to DE2945901A priority patent/DE2945901C2/de
Priority to GB7939363A priority patent/GB2041617B/en
Priority to US06/094,084 priority patent/US4297933A/en
Publication of JPS5567799A publication Critical patent/JPS5567799A/ja
Publication of JPS644199B2 publication Critical patent/JPS644199B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/02Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories
    • G10H7/06Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories in which amplitudes are read at a fixed rate, the read-out address varying stepwise by a given value, e.g. according to pitch

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は音色等の楽音種類の選択に応じて異
なつたアルゴリズム(計算手段)により楽音信号
を形成するデイジタル方式の楽音信号形成装置に
関する。 所定のアルゴリズムを実行することによつて楽
音信号(または音源信号)を形成する形式の楽音
信号形成装置において、従来このアルゴリズムは
固定されたものであり、この固定されたアルゴリ
ズムによつて形成された楽音信号に基づいて種々
の音色の楽音が合成されるようになつている。例
えば周波数変調方式(FM方式)による楽音信号
形成装置においては、第(1)式 e(t)=A(t)sin{n1ωt+I(t)sinn2ωt}
…(1) (ただし、A(t)は計算波形の振幅の大きさを
決定する定数(エンベロープ振幅値)、I(t)は
変調の深さを決定する定数(変調指数)、n1ωお
よびn2ωはそれぞれ搬送波および変調波の周波数
を決定する角速度で形成すべき楽音信号の音高に
対応するものである)にしたがつて基本的アルゴ
リズムを実行するもの、または第(1)式を多系列化
した第(2)式 e(t)=nk=1 Ak(t)sin{n1kωt +Ik(t)sin n2kωt} …(2) (ただし、Ak(t)、Ik(t);k=1…mおよび
n1、kω、n2kωは前述したA(t)、I(t)、
n1ω、n2ωと同様である)にしたがつたアルゴリ
ズムを実行するもの、または第(1)式を多項化した
第(3)式 e(t)=A(t)sin{n1ωt+Mk=1 Ik(t)sin n2kωt} …(3) (ただし、A(t)、Ik(t)、n1ω、n2kωは前述
した値と同様である)にしたがつたアルゴリズム
を実行するもの、または第(1)式をネステイングし
た第(4)式 e(t)=A(t)sin〔n1ωt+I1(t)sin{n2ωt +I2(t)sin n3ωt}〕 …(4) (ただし、この式は第(1)式を2重化したものを示
しており、またA(t)、I1(t)、I2(t)、n1ω、
n2ω、n3ωは前述した値と同様である)にしたが
つたアルゴリズムを実行するもの等のように種々
多様なアルゴリズムの実行により楽音信号を形成
する装置が提案されているが、従来のこの種の装
置はいずれも上記種々多様なアルゴリズムのうち
の1つを実行するものであり、そのアルゴリズム
はハード的に固定されている。 ところで、上記種々のアルゴリズムの実行によ
り得られる楽音信号の高調波スペクトルはそれぞ
れ異なつており、どのアルゴリズムを採用しても
全ての音色の合成を可能とするものとはならな
い。例えば基本的なアルゴリズムである第(1)式に
したがつた演算の結果得られる楽音信号はある音
色の合成には適しているが他の音色の合成は不可
能なものであり、同様のことが第(2)式、第(3)式、
第(4)式にしたがつた演算の結果得られる楽音信号
に対してもいえる。 このように上記固定されたアルゴリズム(1種
類のアルゴリズム)による装置においては合成で
きる音色に限界が生じ、これが音色の豊かさを欠
く1つの原因となつている。 この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、
音色等の楽音種類の選択に応じて異なつたアルゴ
リズムにしたがつて計算を実行することによつて
選択された楽音種類に最も適した楽音信号を形成
し、これによつて高品質の各種楽音が得られるよ
うにした楽音信号形成装置を提供することを目的
とする。 この発明の楽音形成装置によれば、形成すべき
楽音の特性を選択する選択手段と、楽音信号を形
成するための演算アルゴリズムが前記選択手段で
選択可能な楽音の各特性毎にそれぞれ複数設定さ
れており、前記選択手段による楽音の特性の選択
に対応して該選択された楽音の特性に対応する複
数の各演算アルゴリズムに基づく楽音信号形成演
算を時間経過に従つて順次実行させるための該各
演算アルゴリズムそれぞれに対応するアルゴリズ
ム制御情報を、形成すべき楽音信号の周期よりも
長い時間の時間経過に従つて順次発生する制御情
報発生手段と、前記各演算アルゴリズムにもとづ
く楽音信号形成演算が実行可能であつて、前記制
御情報発生手段から発生されるアルゴリズム制御
情報に対応した演算アルゴリズムに基づく楽音信
号形成演算を実行することにより、前記選択手段
によつて選択された楽音の特性に対応し、かつ時
間経過に従つて順次変化する演算アルゴリズムに
対応して変化する楽音信号を形成する楽音信号形
成手段とを具えている。 また、この発明の楽音形成装置によれば、それ
ぞれ異なる単位演算を実行する相互に接続可能な
複数の回路手段を有する楽音信号形成手段と、前
記回路手段を相互に接続させ所望の演算アルゴリ
ズムに基づく楽音信号形成演算を実行させること
により楽音信号の各サンプル点における波形振幅
値を計算させる1組の制御信号からなるアルゴリ
ズム制御情報を当該サンプル点振幅値の計算に割
当てられた時間の間に前記楽音信号形成手段に対
して順次供給する制御情報発生手段と、前記制御
情報発生手段から前記楽音信号形成手段に対して
供給される前記アルゴリズム制御情報を、形成す
べき楽音信号の周期より長い時間経過に従つて時
間的に変化させ、この変化に応じて前記回路手段
にそれぞれ異なつた相互接続をさせることにより
前記楽音信号形成手段に異なつた演算アルゴリズ
ムに基づく楽音信号形成演算を実行させる制御手
段とを具えている。 また、この発明の楽音形成装置によれば、 a−1 形成すべき楽音信号に対応した位相角デ
ータを発生する位相角発生手段、 a−2 前記位相角データを第1の入力データと
して受け、該第1の入力データと第2の入力デ
ータとを演算することにより、前記位相角デー
タを変調して出力する第1の演算手段、 a−3 前記第1の演算手段の出力データに基づ
き所定の基準波形に関する波形データを発生す
る基準波形発生手段、 a−4 前記波形データに対応するデータを第1
の入力データとして受け、該第1の入力データ
と第2の入力データとを演算する第2の演算手
段、 a−5 前記第2の演算手段の出力データを記憶
する第1の記憶手段を含み、該1の記憶手段の
記憶データを前記第2の演算手段における第2
の入力データとして帰還する第1の帰還手段、 a−6 前記第2の演算手段の出力データまたは
前記波形データに対応するデータを記憶する第
2の記憶手段を含み、該第2の記憶手段の記憶
データを前記第1の演算手段における第2の入
力データとして帰還する第2の帰還手段、 を有する楽音信号形成手段と、形成すべき楽音の
特性を選択する選択手段と、前記選択手段で選択
された楽音の特性に対応して前記第1および第2
の帰還手段の帰還動作をそれぞれ制御する複数の
制御情報を複数の各タイムスロツト毎にそれぞれ
前記楽音信号形成手段に出力することにより、前
記複数のタイムスロツトを用いて前記選択手段で
選択された楽音の特性に対応する1つの楽音信号
形成演算を前記楽音信号形成手段に実行させる制
御手段とを具えている。 以下この発明の楽音信号形成装置を用いた電子
楽器の一実施例を添付図面の一実施例を参照して
詳細に説明する。 第1図はこの発明の一実施例をブロツク図で示
したもので、この実施例ではFM方式による種々
のアルゴリズムがアルゴリズムコントロールデー
タ発生回路23から出力される4ビツトのアルゴ
リズムコントロールデータL1〜L4によつて制御
される。 第1図において鍵盤1で押下された鍵はキーア
サイナ2によつて検出される。キーアサイナ2は
同時最大発音数(例えば12音)に対応する複数の
発音チヤンネルを有しており、検出した鍵を表わ
すキーコードKCをこのいずれかの発音チヤンネ
ルに割当て、この割当てたキーコードKCを各チ
ヤンネルに対応するチヤンネル時間をタイムスロ
ツトとする時分割信号として出力する。このキー
アサイナ2はクロツクパルスφ1によつて駆動さ
れており、上記チヤンネル時間はクロツクパルス
φ1の周期に対応している。ここでクロツクパル
スφ1は、第2図に示すようにクロツクパルス発
生回路25から発生されるマスタクロツクパルス
φ0が加わる8ステージのリングカウンタ26の
最終ステージから得られるもので、マスタクロツ
クパルスφ0が8発生じる毎に1発生じるパルス
である。またキーアサイナ2は押鍵検出した鍵を
示すキーコードKCをいずれかの発音チヤンネル
に割当てると、この割当てられた発音チヤンネル
のチヤンネル時間に所定パルス幅のキーオンパル
スKPを出力する。 キーアサイナ2から各チヤンネル時間をタイム
スロツトとして出力される時分割キーコードKC
は位相角データ発生回路3に加えられる。位相角
データ発生回路3は時分割キーコードKCを受入
すると、各キーコードKCに対応する位相角ωtを
表わす信号を同様に時分割信号として出力する。
なおこの位相角データ発生回路3としてはキーコ
ードKCをアドレスとして周波数情報ωを記憶す
るリードオンリイメモリ(ROM)およびこの
ROMの出力を所定のクロツクに応じて累算する
累算回路を用いて構成することができる。 音色選択回路20は音色TC1〜TCoのうち選択
された音色を表わす音色選択信号TCを出力する
もので、この回路20は例えば音色選択スイツチ
(図示せず)等によつて駆動される。 時間関数発生回路24はキーアサイナ2から各
チヤンネル時間をタイムスロツトとして発生され
る時分割キーオンパルスKPを受入し、各チヤン
ネルに割当てられたキーコードKCに対応する時
間関数t(t=0〜t=m)を発生する。ここで
時間関数tは各チヤンネルに割当てられたキーコ
ードKCに対応する楽音信号を形成するための時
間の流れを表わすもので、キーオンパルスKPが
生じた時点をt=0とし、エンベロープが終了す
る時点をt=mとしており、時間関数tに応じて
エンベロープが進められる。この時間関数発生回
路24としては第3図に示すような回路を用いる
ことができる。第3図において、タイムナンバメ
モリ28は音色選択信号TCをアドレス信号とし
て所定の数値情報(タイムナンバT)を記憶する
例えばリードオンリイメモリ(ROM)からな
り、加えられた音色選択信号TCに対応して所定
のタイムナンバTを読み出す。このタイムナンバ
Tは時間関数tの進む速度を決定するもので、タ
イムナンバTが大きいとこの速度は速くなり、小
さいと遅くなる。タイムナンバメモリ28から読
み出されたタイムナンバTは加算器29に加えら
れる。 加算器29の出力はキーアサイナ2から加えら
れるキーオンパルスKPをインバータINで反転し
た信号によつてゲートされるゲート回路30を介
してクロツクパルスφ1によつて駆動される12ス
テージ・yビツトのシフトレジスタ31に加えら
れ、このシフトレジスタ31の最終ステージ出力
は加算器29の他の入力となつている。すなわ
ち、加算器29、ゲート30、シフトレジスタ3
1はタイムナンバメモリ28から加えられるタイ
ムナンバTを時分割的に累算する累算器を構成し
ており、キーオンパルスKPはそのクリア信号と
なつている。例えばキーアサイナ2において検出
された押下鍵を示すキーコードKCがあるチヤン
ネルに割当てられ、このチヤンネルに対応するチ
ヤンネル時間にキーオンパルスKPが発生される
と、このキーオンパルスKPによつてシフトレジ
スタ31の対応するチヤンネルの内容がクリアさ
れ、続いて加算器29、ゲート30、シフトレジ
スタ31からなる累算器はクロツクパルスφ1
12周期毎にタイムナンバメモリ28から出力され
るタイムナンバTを累算する。そして、シフトレ
ジスタ31からは対応するタイムスロツトにその
累算値が出力される。このようにシフトレジスタ
31から各チヤンネル時間をタイムスロツトとし
て時分割的に出力される累算値は時間関数tとし
て出力される。なお、この時間関数tとしてはシ
フトレジスタ31の全出力ビツトを用いずに上位
数ビツトを用いるようにしてもよい。またタイム
ナンバメモリ28から出力されるタイムナンバT
の累算の結果、その累算値の内容がオール“1”
となるとこのチヤンネルに対応するチヤンネル時
間においてシフトレジスタ31の全出力ビツトの
信号のアンド条件をとるアンド回路ANのアンド
条件が成立し、アンド回路ANから信号“1”が
出力される。このアンド回路ANの出力(信号
“1”)はエンベロープの終了を示すデイケイフイ
ニツシユ信号DFとしてキーアサイナ2に送出さ
れる。 ピツチデータ発生回路21は音色選択回路20
から出力される音色選択信号TC、時間関数発生
回路24から出力される時間関数tおよび同期信
号SY1〜SY8に基づいてこれから説明する楽音信
号の計算に用いるピツチデータKi(i=1〜8)
を出力する。ここで同期信号SY1〜SY8は第2図
に示すようにクロツクパルス発生器25の出力
φ0によつて駆動される8ステージのリングカウ
ンタ26のパラレル出力から得られるものでチヤ
ンネル時間を与えるクロツクパルスφ1との時間
的関係を示すと第4図のようになる。すなわち同
期信号SY1〜SY8はそれぞれクロツクパルスφ1
よつて形成されるタイムスロツトを8分割したタ
イムスロツトを有している。なお、上記ピツチデ
ータ発生回路21は音色選択信号TC、時間関数
tおよび同期信号SY1〜SY8によつてアドレスさ
れるリードオンリイメモリ(ROM)から構成さ
れる。 エンベロープ信号発生回路22も音色選択信号
TC、時間関数tおよび同期信号SY1〜SY8によ
つてアドレスされるリードオンリイメモリ
(ROM)から構成され、音色選択信号TC、時間
関数tおよび同期信号SY1〜SY8に応じて楽音信
号の計算に用いるエンベロープ信号Ai(i=1〜
8)を出力する。 アルゴリズムコントロールデータ発生回路23
は、音色選択信号TC、時間関数tおよび同期信
号SY1〜SY8を受入し、4ビツトのアルゴリズム
コントロールデータL1〜L4を出力する。このア
ルゴリズムコントロールデータL1〜L4はこれか
ら説明する楽音信号形成のための演算内容を決定
する。アルゴリズムコントロールデータ発生回路
23は上記ピツチデータ発生回路21、エンベロ
ープ信号発生回路22と同様に音色選択信号TC、
時間関数tおよび同期信号SY1〜SY8によつてア
ドレスされるリードオンリイメモリ(ROM)か
ら構成されており、その記憶内容を図式化して示
すと第5図のようになる。すなわちこのリードオ
ンリイメモリはまず各音色TC1〜TOoに対応する
アドレスを有しておりこの各音色TC1〜TCoに対
応するアドレスは時間関数tに対応するt=0か
らt=mまでのアドレスに分割され、このt=0
からt=mまでの各アドレスにはそれぞれ同期信
号SY1〜SY8に対応するアルゴリズムコントロー
ルデータL1〜L4が記憶されている。 第1表はこのアルゴリズムコントロールデータ
L1〜L4の一例を示したものである。
【表】 そして、この第1表に示すアルゴリズムコント
ロールデータL1〜L4によつて以下の説明から明
らかになるように演算式 e(t)=A2sin(K2ωt+A1sinK1ωt)+A4sin
(K4ωt+A3sinK3ωt)…(5) の演算が実行される。 まず、アルゴリズムコントロール回路23から
第1表に示すアルゴリズムコントロールデータ
L1〜L4が出力されるとして、特定チヤンネル時
間にのみ注目して以下の回路を説明する。 同期信号SY1のタイムスロツトにおいてはピツ
チデータ発生回路21からピツチデータK1が出
力され、エンベロープ信号発生回路22からはエ
ンベロープ信号A1が出力され、アルゴリズムコ
ントロールデータ発生回路23からは信号L1
け“1”となるアルゴリズムコントロールデータ
L1〜L4“1000”が出力される。 位相角データ発生回路3から出力される押下鍵
の周波数に対応する位相角ωtを示す信号は乗算
器6に加えられる。乗算器6にはピツチデータ発
生回路21から同期信号SY1に同期したピツチデ
ータK1が加えられており、乗算器6は位相角ωt
とピツチデータK1とを乗算して値K1ωtを出力す
る。この値K1ωtは加算器7に加えられる。この
とき加算器7の他の入力にはまだ信号が加えられ
ていないので加算器7はこの値K1ωtをそのまま
正弦波関数メモリ8に加え、対応する正弦波関数
値sinK1ωtを読み出す。正弦波関数メモリ8から
読み出された値sinK1ωtは乗算器9に加えられ、
エンベロープ信号発生回路22から出力されたエ
ンベロープ信号A1と乗算される。乗算器9によ
つて乗算された値A1sinK1ωtは加算器10に加え
られる。加算器10の他の入力にはこのときまだ
信号が加わつていないので加算器10は加えられ
た値A1sinK1ωtをそのまま信号L1によつてゲート
されるゲート回路5を介してクロツクパルスφ0
によつて動作するレジスタ4に読み込む。 同期信号SY2のタイムスロツトになるとピツチ
データ発生回路21、エンベロープ信号発生回路
22からはそれぞれピツチデータK2、エンベロ
ープ信号A2が出力され、アルゴリズムコントロ
ールデータ発生回路23からは信号L3が“1”
となるアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
“0010”が出力される。これによつて乗算器6は
位相角データ発生回路3から出力される位相角
ωtとピツチデータ発生回路21から出力された
ピツチデータK2とを乗算し、乗算値K2ωtを加算
器7に加える。このとき加算器7の他の入力には
レジスタ4に読み込まれた値A1sinK1ωtが加えら
れている。したがつて加算器7では値K2ωtが加
算される。この加算器7の出力値(K2ωt+
A1sinωt)は正弦波関数メモリ8に加えられ、対
応する正弦波関数値sin(K2ωt+A1sinK1ωt)が
読み出される。正弦波関数メモリ8から読み出さ
れた正弦波関数値sin(K2ωt+A1sinK1ωt)は乗
算器9でエンベロープ信号発生回路22からのエ
ンベロープ信号A2と乗算され、値A2sin(K2ωt+
A1sinK1ωt)として他の入力に信号が加わつてい
ない加算器10を介して加算器13に加えられ
る。このとき加算器13の他の入力にはまだ信号
が加わつていない。したがつて加算器13はこの
加えられた値A2sin(K2ωt+A1sinK1ωt)をその
まま出力し、この値は信号L3によつてラツチ回
路14に読み込まれる。 同期信号SY3のタイムスロツトになるとピツチ
データ発生回路21、エンベロープ信号発生回路
22からそれぞれピツチデータK3、エンベロー
プ信号A3が出力され、アルゴリズムコントロー
ルデータ発生回路23からは信号L1が“1”と
なるアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
“1000”が出力される。このタイムスロツトにお
いてはアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
が同期信号SY1のタイムスロツトと同一であるの
で同期信号SY1のタイムスロツトにおける演算と
同一の演算を行う。すなわち、乗算器6において
位相角データ発生回路3からの位相角ωtとピツ
チデータ発生回路21からのピツチデータK3
を乗算し、この乗算値K3ωtは正弦波関数メモリ
8に加え、対応する正弦波関数値sinK3ωtを読み
出し、この正弦波関数値に乗算器9でエンベロー
プ信号発生回路22から発生されたエンベロープ
信号A3を乗算し、この乗算値A3sinK3ωtを加算
器10、信号L1によつてゲートされるゲート回
路5を介してレジスタ4に読み込む。 同期信号SY4のタイムスロツトになるとピツチ
データ発生回路21、エンベロープ信号発生回路
22からそれぞれピツチデータK4、エンベロー
プ信号A4が出力され、アルゴリズムコントロー
ルデータ発生回路23からは信号L4が“1”と
なるアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
“0001”が出力される。このタイムスロツトにお
いては、まず乗算器6で位相角データ発生回路3
からの位相角ωtとピツチデータ発生回路21か
らのピツチデータK4とを乗算し、この乗算値
K4ωtに同期信号SY3のタイムスロツトにおいて
レジスタ4に読み込まれている値A3sinK3ωtとを
加算器7で加算し、この加算器7の出力値
(K4ωt+A3sinK3ωt)を正弦波関数メモリ8のア
ドレス入力に加えることによつて対応する正弦波
関数値sin(K4ωt+A3sinK3ωt)を読み出し、正
弦波関数メモリ8から読み出された値にエンベロ
ープ信号発生回路22から発生されるエンベロー
プ値A4を乗算器9で乗算し、乗算器9の乗算値
A4sin(K4ωt+A3sinK3ωt)を加算器10を介し
て加算器13に加える。加算器13の他の入力に
は同期信号SY2のタイムスロツトにおいて信号L3
によつてラツチ回路14に読み込まれた値A2sin
(K2ωt+A1sinK1ωt)が加えられている。したが
つて加算器13はこれらの値を加算して値A2sin
(K2ωt+A1sinK1ωt)+A4sin(K4ωt+A3sinK3ωt)
を算出し、これを信号L4によつてラツチ回路1
5に読み込む。 このようにアルゴリズムコントロールデータ発
生回路23からのアルゴリズムコントロールデー
タL1〜L4に応じた演算の実行によりラツチ回路
15に読み込まれた信号 e(t)=A2sin(K2ωt+A1sinK1ωt) +A4sin(K4ωt+A3sinK3ωt) はアキユムレータ16に読み込まれる。 上記と同様の演算が各チヤンネル時間毎に実行
される。そして各チヤンネルの演算結果はアキユ
ムレータ16に読み込まれる。アキユムレータ1
6に読み込まれた1チヤンネルから12チヤンネル
までの演算結果はクロツクパルスφ2のタイミン
グでラツチ回路17に読み込まれる。ここでクロ
ツクパルスφ2は第2図に示すように各チヤンネ
ル時間を与えるクロツクパルスφ1によつて駆動
される12ステージのリングカウンタ27の最終ス
テージから得られるものでパルスφ1が12発出る
毎に1発出るパルスである。なおアキユムレータ
16はクロツクパルスφ2を例えばクロツクパル
スφ0によつて遅延させた信号によつてクリアさ
れる。 ラツチ回路17に読み込まれた値はデイジタル
アナログコンバータ(DAC)18に加えられ、
対応するアナログ信号に変換される。なお、上記
動作は時間関数発生回路24から発生される時間
関数tの表わすある時間(例えばt=1)におけ
る動作を説明したもので、時間関数発生回路24
から発生される時間関数tに応じて上記と同様の
演算が実行され、デイジタルアナログコンバータ
18からは時間関数tに応じて変化するアナログ
信号が得られる。このようにしてデイジタルアナ
ログコンバータ18から出力されるアナログ信号
はサウンドシステム19に加えられ、楽音として
発音される。 上記説明はアルゴリズムコントロールデータ発
生回路23から第1表に示すアルゴリズムコント
ロールデータL1〜L4が生じた場合の動作につい
て示したものであるが、次にアルゴリズムコント
ロールデータL1〜L4の他の例として第2表に示
すようなアルゴリズムコントロールデータL1
L4がアルゴリズムコントロールデータ発生回路
23から出力された場合について説明する。
【表】 このアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
によつては次に示す演算式 e(t)=A3sin(K3ωt+A2sinK2ωt+A1sinK1ωt)+
A6sin{K6ωt+A5sin(K5ωt+A4sinK4ωt)}…(6) の演算が実行される。 まず同期信号SY1のタイムスロツトにおいて
は、ピツチデータ発生回路21、エンベロープ信
号発生回路22からそれぞれピツチデータK1
エンベロープ信号A1が出力されるとともに、ア
ルゴリズムコントロールデータ発生回路23から
信号L2が“1”となるアルゴリズムコントロー
ルデータL1〜L4“0100”が出力され、これによつ
てゲート12が開となる。したがつて、位相角デ
ータ発生回路3から出力される位相角ωtとピツ
チデータ発生回路21から発生されるピツチデー
タK1とを乗算する乗算器6の出力は他の入力に
信号が加つていない加算器7を介して正弦波関数
メモリ8に加えられ、対応する正弦波関数値
sinK1ωtを読み出し、この値に乗算器9でエンベ
ロープ信号発生回路22から発生されたエンベロ
ープ信号A1を乗算し、この乗算値A1sinK1ωtを
他の入力に信号が加わつていない加算器10、信
号L2によつて開状態にあるゲート12を介して
クロツクパルスφ0で動作するレジスタ11に読
み込む。 同期信号SY2のタイムスロツトになると、ピツ
チデータ発生回路21、エンベロープ信号発生回
路22からそれぞれピツチデータK2、エンベロ
ープ信号A2が発生され、またアルゴリズムコン
トロールデータ発生回路23から信号L1が“1”
となるアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
“1000”が出力されゲート5が開となる。これに
よつて乗算器6、加算器7、正弦波関数メモリ
8、乗算器9を介し、上記と同様にして計算され
た値A2sinK2ωtが加算器10に加えられ、加算器
10はこのとき加算器10の他の入力に加えられ
ている同期信号SY1のタイムスロツトにおいてレ
ジスタ11に読み込まれた値A1sinK1ωtと上記値
A2sinK2ωtとを加算して、この加算値A1sinK1ωt
+A2sinK2ωtをゲート5を介してレジスタ4に読
み込む。 同期信号SY3のタイムスロツトになるとピツチ
データ発生回路21、エンベロープ信号発生回路
22からそれぞれピツチデータK3、エンベロー
プ信号A3が出力され、またアルゴリズムコント
ロールデータ発生回路23から信号L3が“1”
であるアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
“0010”が出力される。このタイムスロツトにお
いては、加算器7で乗算器6から出力される値
K3ωtと同期信号SY2のタイムスロツトにおいて
レジスタ4に読み込んだ値A1sinK1ωt+
A2sinK2ωtとを加算し、この加算値によつて正弦
波関数メモリ8から対応する正弦波関数値sin
(K3ωt+A1sinK1ωt+A2sinK2ωt)を読み出し、
この値に乗算器9を介してエンベロープ信号A3
を乗算し、乗算値A3sin(K3ωt+A1sinK1ωt+
A2sinK2ωt)を加算器10,13を介して信号L3
によつてラツチ回路14に読み込む。 同期信号SY4のタイムスロツトにおいては、ピ
ツチデータ発生回路21、エンベロープ信号発生
回路22からそれぞれピツチデータK4、エンベ
ロープ信号A4が発生され、またアルゴリズムコ
ントロールデータ発生回路23からは信号L1
“1”となるアルゴリズムコントロールデータL1
〜L4“1000”が出力され、ゲート5が開となる。
したがつて、乗算器6、加算器7、正弦波関数メ
モリ8、乗算器9、加算器10、ゲート5を介し
て計算された値A4sinK4ωtがレジスタ4に読み込
まれる。 同期信号SY5のタイムスロツトにおいてはピツ
チデータ発生回路21、エンベロープ信号発生回
路22からそれぞれピツチデータK5、エンベロ
ープ信号A5が出力され、またアルゴリズムコン
トロールデータ発生回路23からは信号L1
“1”であるアルゴリズムコントロールデータL1
〜L4“1000”が出力されゲート5が開になる。し
たがつて、加算器7でまず乗算器6の出力値
K5ωtと同期信号SY4のタイムスロツトでレジス
タ4に読み込まれた値A4sinK4ωtを加算し、加算
値(K5ωt+A4sinK4ωt)によつて正弦波関数メ
モリ8から対応する正弦波関数値sin(K5ωt+
A4sinK4ωt)を読み出し、この値に乗算器9でエ
ンベロープ信号A5を乗算し、乗算値A5sin(K5ωt
+A4sinK4ωt)を加算器10、ゲート5を介して
レジスタ4に読み込む。 同期信号SY6のタイムスロツトにおいてはピツ
チデータ発生回路21、エンベロープ信号発生回
路22からそれぞれピツチデータK6、エンベロ
ープ信号A6が発生され、アルゴリズムコントロ
ールデータ発生回路23からは信号L4が“1”
となるアルゴリズムコントロールデータL1〜L4
“0001”が出力される。このタイムスロツトにお
いては、加算器7で乗算器6の出力値K6ωtと同
期信号SY5のタイムスロツトにおいてレジスタ4
に読み込まれた値A5sin(K5ωt+A4sinK4ωt)と
が加算され、加算値K6ωt+A5sin(K5ωt+
A4sinK4ωt)によつて正弦波関数メモリ8から対
応する正弦波関数値sin{K6ωt+A5sin(K5ωt+
A4sinK4ωt)}を読み出し、この正弦波関数値を
乗算器9に加えることによつてエンベロープ信号
A6を乗算し、乗算値 A6sin{K6ωt+A5sin(K5ωt+A4sinK4ωt)} を加算器10を介して加算器13に加え、加算器
13においてこの値と同期信号SY3のタイムスロ
ツトにおいてラツチ回路4に読み込まれている値 A3sin(K3ωt+A2sinK2ωt+A1sinK1ωt) と加算し、加算値 A3sin(K3ωt+A2sinK2ωt+A1sinK1ωt)+A6sin{K6
ωt+A5sin(K5ωt+A4sinK4ωt)} を信号L4によつてラツチ回路15に読み込む。 なお、上記動作は第1表に基づく動作説明と同
様に1チヤンネル時間内の動作を示したものであ
る。すなわち各チヤンネル時間毎に上記と同様の
動作が行なわれ、ラツチ回路15に読み込まれた
各チヤンネルの演算結果はアキユムレータ16に
加えられる。そしてアキユムレータ16の内容は
前記と同様にしてクロツクパルスφ2によつて動
作するラツチ回路17、デイジタルアナログコン
バータ18を介してサウンドシステム19に加え
られる。 なお、上記2つの動作例はこの装置の多様の動
作のうちの1例を示したにすぎない。 例えば、次の第3表に示すようなアルゴリズム
コントロールデータL1〜L4を同期信号SY7 1
SY8に対応して発生させれば、演算式 e(t)=A2sin(K2ωt+A1sinK1ωt)+A4sin(K4ωt
+A3sinK3ωt)+A6sin(K6ωt +A5sinK5ωt)+A8sin(K8ωt+A7sinK7ωt) が実行され、“一項変調の4系列”の演算を行う
ことができることは容易に理解できるであろう。
【表】 また、次の第4表に示すようなアルゴリズムコ
ントロールデータL1〜L4を順次発生させれば、
演算式 e(t)=8i=1 AisinKiωt が実行される。
【表】 この場合には、前述したFM方式(第1表〜第
3表の場合)とは異なり高調波合成方式による楽
音信号形成のための演算となる。 このようなアルゴリズムコントロールデータ
L1〜L4は前述したように音色TC1〜TCoに対応し
てアルゴリズムコントロールデータ発生回路23
に記憶されており、各音色に最適なアルゴリズム
に対応するようになつている。これによつて音色
の選択に応じて最適なアルゴリズムにしたがつた
演算が実行され、選択された音色に最適な楽音信
号を形成することができる。 なお、この発明は、上述した演算式以外の式を
用いて楽音信号形成のための演算を実行させる場
合にも適用できるものである。 また加算器、乗算器等の演算回路およびゲート
やラツチ回路の接続態様も第1図のものに限らず
適宜変更し得る。 以上説明したようにこの発明によれば楽音種類
の選択に応じて最適なアルゴリズムにしたがつた
演算の実行により楽音信号が形成されるので、固
定されたアルゴリズムによつては合成不可能であ
つた多くの音色の合成が可能となり、これによつ
て種々の高品質の楽音を得ることができる。ま
た、構成が非常に簡単であり、小規模かつ低いコ
ストに構成できる。更に1つの楽音信号を形成す
るにつき、演算アルゴリズム自体を途中で変更で
きるので非常に複雑に変化する楽音信号が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の楽音信号形成装置を用いた
電子楽器の一実施例を示すブロツク図、第2図は
この実施例に関するクロツクパルスを発生する回
路の1例を示すブロツク図、第3図は第1図に示
した時間関数発生回路の1例を示すブロツク図、
第4図はクロツクパルスφ0,φ1,φ2の時間関係
を示す説明図、第5図は第1図に示したアルゴリ
ズムコントロールデータ発生回路の記憶内容を示
す説明図である。 1……鍵盤、2……キーアサイナ、3……位相
角データ発生回路、4,11……レジスタ、5,
12……ゲート、6,9……乗算器、7,10,
13……加算器、8……正弦波関数メモリ、1
4,15,17……ラツチ回路、16……アキユ
ムレータ、18……デイジタルアナログコンバー
タ、19……サウンドシステム、20……音色選
択回路、21……ピツチデータ発生回路、22…
…エンベロープ信号発生回路、23……アルゴリ
ズムコントロールデータ発生回路、24……時間
関数発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 形成すべき楽音の特性を選択する選択手段
    と、 楽音信号を形成するための演算アルゴリズムが
    前記選択手段で選択可能な楽音の各特性毎にそれ
    ぞれ複数設定されており、前記選択手段による楽
    音の特性の選択に対応して該選択された楽音の特
    性に対応する複数の各演算アルゴリズムに基づく
    楽音信号形成演算を時間経過に従つて順次実行さ
    せるための該各演算アルゴリズムそれぞれに対応
    するアルゴリズム制御情報を、形成すべき楽音信
    号の周期よりも長い時間の時間経過に従つて順次
    発生する制御情報発生手段と、 前記各演算アルゴリズムにもとづく楽音信号形
    成演算が実行可能であつて、前記制御情報発生手
    段から発生されるアルゴリズム制御情報に対応し
    た演算アルゴリズムに基づく楽音信号形成演算を
    実行することにより、前記選択手段によつて選択
    された楽音の特性に対応し、かつ時間経過に従つ
    て順次変化する演算アルゴリズムに対応して変化
    する楽音信号を形成する楽音信号形成手段と を具えた楽音信号形成装置。 2 それぞれ異なる単位演算を実行する相互に接
    続可能な複数の回路手段を有する楽音信号形成手
    段と、 前記回路手段を相互に接続させ所望の演算アル
    ゴリズムに基づく楽音信号形成演算を実行させる
    ことにより楽音信号の各サンプル点における波形
    振幅値を計算させる1組の制御信号からなるアル
    ゴリズム制御情報を当該サンプル点振幅値の計算
    に割当てられた時間の間に前記楽音信号形成手段
    に対して順次供給する制御情報発生手段と、 前記制御情報発生手段から前記楽音信号形成手
    段に対して供給される前記アルゴリズム制御情報
    を、形成すべき楽音信号の周期より長い時間経過
    に従つて時間的に変化させ、この変化に応じて前
    記回路手段にそれぞれ異なつた相互接続をさせる
    ことにより前記楽音信号形成手段に異なつた演算
    アルゴリズムに基づく楽音信号形成演算を実行さ
    せる制御手段と を具えた楽音信号形成装置。 3 a 次のa−1乃至a−6の要件を有する楽
    音信号形成手段と、 a−1 形成すべき楽音信号に対応した位相角
    データを発生する位相角発生手段 a−2 前記位相角データを第1の入力データ
    として受け、該第1の入力データと第2の入
    力データとを演算することにより、前記位相
    角データを変調して出力する第1の演算手段 a−3 前記第1の演算手段の出力データに基
    づき所定の基準波形に関する波形データを発
    生する基準波形発生手段 a−4 前記波形データに対応するデータを第
    1の入力データとして受け、該第1の入力デ
    ータと第2の入力データとを演算する第2の
    演算手段 a−5 前記第2の演算手段の出力データを記
    憶する第1の記憶手段を含み、該第1の記憶
    手段の記憶データを前記第2の演算手段にお
    ける第2の入力データとして帰還する第1の
    帰還手段 a−6 前記第2の演算手段の出力データまた
    は前記波形データに対応するデータを記憶す
    る第2の記憶手段を含み、該第2の記憶手段
    の記憶データを前記第1の演算手段における
    第2の入力データとして帰還する第2の帰還
    手段 b 形成すべき楽音の特性を選択する選択手段
    と、 c 前記選択手段で選択された楽音の特性に対応
    して前記第1および第2の帰還手段の帰還動作
    をそれぞれ制御する複数の制御情報を複数の各
    タイムスロツト毎にそれぞれ前記楽音信号形成
    手段に出力することにより、前記複数のタイム
    スロツトを用いて前記選択手段で選択された楽
    音の特性に対応する1つの楽音信号形成演算を
    前記楽音信号形成手段に実行させる制御手段と を具えた楽音信号形成装置。 4 前記楽音信号形成手段および前記制御手段
    は、複数の楽音信号形成チヤンネルに関して時分
    割で動作する特許請求の範囲第3項記載の楽音信
    号形成装置。 5 前記位相角発生手段は、形成すべき楽音信号
    の音高に対応したレートで変化する位相角データ
    を発生する位相角データ発生回路と、この位相角
    データ発生回路から発生された位相角データを所
    定倍して出力する出力回路からなる特許請求の範
    囲第3項記載の楽音信号形成装置。 6 前記波形データに対応するデータは、前記基
    準波形発生手段から発生される波形データの振幅
    レベルを制御したデータである特許請求の範囲第
    3項記載の楽音信号形成装置。 7 前記第2の帰還手段には、前記波形データに
    対応するデータが与えられ、前記制御手段は、前
    記第2の演算手段と前記第1の帰還手段の部分に
    おいて前記波形データに対応するデータを累算す
    るように前記第1の帰還手段を動作させるための
    制御情報を該第1の帰還手段に出力することを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の楽音信号形
    成装置。 8 前記第2の帰還手段には、前記第2の演算手
    段の出力データが与えられる特許請求の範囲第3
    項記載の楽音信号形成装置。 9 前記第2の演算手段は、それぞれ第1の入力
    および第2の入力をもつ第1の演算回路および第
    2の演算回路を具え、前記第1の帰還手段は第1
    の一時メモリおよび第2の一時メモリを具え、前
    記第1の演算回路の第1の入力には前記波形デー
    タに対応するデータが加えられ、前記第2の演算
    回路の第1の入力には前記第1の演算回路の出力
    データが加えられ、前記第1の演算回路の出力デ
    ータは前記第1の一時メモリを介して前記第1の
    演算回路の第2の入力に帰還され、前記第2の演
    算回路の出力データは前記第2の一時メモリを介
    して前記第2の演算回路の第2の入力に帰還さ
    れ、前記第1の演算回路の出力データが前記第2
    の帰還手段に与えられる特許請求の範囲第3項記
    載の楽音信号形成装置。 10 前記楽音信号形成手段は、前記複数のタイ
    ムスロツトのうちの特定のタイムスロツトにおい
    て前記制御手段から出力される制御情報に従つて
    前記第2の演算手段の出力データを記憶する手段
    を具え、この記憶する手段の出力を楽音信号とし
    て送出する特許請求の範囲第3項記載の楽音信号
    形成装置。 11 前記制御手段は、楽音信号を形成するため
    の演算アルゴリズムが前記選択手段で選択可能な
    楽音の各特性毎にそれぞれ複数設定されており、
    前記選択手段による楽音の特性の選択に対応して
    該選択された楽音の特性に対応する複数の各演算
    アルゴリズムに基づく楽音信号形成演算を時間経
    過に従つて順次実行させるための該各演算アルゴ
    リズムそれぞれに対応するアルゴリズム制御情報
    を、形成すべき楽音信号の周期よりも長い時間の
    時間経過に従つて順次発生する特許請求の範囲第
    3項記載の楽音形成装置。 12 前記制御手段は、前記選択手段で選択可能
    な各楽音の特性にそれぞれに対応して1組の前記
    制御情報を記憶したメモリを具える特許請求の範
    囲第3項記載の楽音形成装置。
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