JPS643214B2 - - Google Patents

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JPS643214B2
JPS643214B2 JP9277382A JP9277382A JPS643214B2 JP S643214 B2 JPS643214 B2 JP S643214B2 JP 9277382 A JP9277382 A JP 9277382A JP 9277382 A JP9277382 A JP 9277382A JP S643214 B2 JPS643214 B2 JP S643214B2
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JP
Japan
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polymerization
solvent
solid product
product
propylene
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JP9277382A
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JPS58210910A (ja
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Tsutomu Takahashi
Tetsuya Matsukawa
Teruhiro Sato
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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Publication of JPS58210910A publication Critical patent/JPS58210910A/ja
Publication of JPS643214B2 publication Critical patent/JPS643214B2/ja
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、回収溶剀によるプロピレンの懞濁重
合方法に関し、さらに詳しくはチヌグラヌ・ナツ
タ系觊媒を甚いたプロピレンの懞濁重合方法にお
ける回収未粟補溶剀の再䜿甚における改良に関す
る。チヌグラ・ナツタ系觊媒を甚いたプロピレン
の重合方法は、近幎いわゆる高掻性觊媒の開発に
䌎い、埓来の溶剀を䜿甚した懞濁重合から液状プ
ロピレンを䜿甚する塊状重合を経お分散媒䜓を党
く䜿甚しない気盞重合に向か぀おいる。懞濁重合
法が気盞重合法におきかえられおいく最倧の理由
は、溶剀の䜿甚、分離回収、粟補が単に溶剀コス
トずしお割高になるのみでなく、重合装眮のすべ
おに぀いお溶剀の存圚を前提ずしお蚭蚈し、補䜜
しなければならないので、装眮的にも耇雑化し、
運転費甚もコスト高になるからである。しかしな
がら珟圚の技術氎準では懞濁重合法は比范的に倚
品皮少量の生産に適しおいるので、今埌も党く実
甚しないずいうこずはできない。プロピレンの懞
濁重合法における非粟補溶剀の埪環再䜿甚に぀い
おは、特開昭49−83784号に瀺されおいる。しか
し、この方法の実斜䟋で䜿甚されおいる觊媒は、
䞉塩化チタンAAであり、溶剀の埪環再䜿甚に圓
぀おは䞍足分の粟補溶剀を補絊する。そしお䞻芁
な効果は、初期重合蚻、新芏觊媒、粟補溶媒を
䜿甚した重合、以䞋同じに比范しお再重合
蚻、回収未粟補溶剀を利甚した重合、以䞋同じ
の際の重合速床の䜎䞋が極めお少ないずいうこず
である。しかしながら、同じ、チタン系觊媒成分
であ぀おも四塩化チタンを特定の有機化合物で還
元し、さらに電子受容䜓で凊理する等しお埗たも
のを有機アルミニりム化合物ず組み合せた劂きタ
むプのいわゆる高掻性觊媒を䜿甚しお、プロピレ
ンを懞濁重合した際に䜿甚した未粟補溶媒を回収
再䜿甚するず、該再䜿甚によ぀お結晶性ポリプロ
ピレンの収率察チタン系觊媒成分以䞋觊媒
圓り収率又はISOCYは倧巟に䜎䞋し、同時に
溶媒可溶性ポリプロピレン以䞋APPの生成
率は倧巟に増加するこずが刀぀た。云いかえるず
前蚘公知技術は、高掻性觊媒を䜿甚したプロピレ
ンの懞濁重合における回収未粟補溶媒以䞋“回
収溶媒”ずいうこずがあるの再䜿甚を効果的に
可胜にするものではないのである。 本発明者等は、䞊蚘技術課題の解決に鋭意努力
した。その結果、特開昭56−120712号に瀺された
劂き高掻性觊媒成分蚻、固䜓生成物を
さらに有機アルミニりム化合物ずα―オレフむン
で凊理しお、該觊媒成分を予備掻性化するず同時
に該成分䞭の電子䟛䞎䜓を陀去したもの固䜓生
成物を䜿甚しおプロピレンを懞濁重合し、
該重合に䜿甚した溶媒を回収しお再䜿甚する堎合
には、該再重合における前蚘諞欠点を防止する方
法ずしお電子䟛䞎䜓ずトリアルキルアルミニりム
の反応生成物EDTAAで瀺すこずがあるを
第䞉成分觊媒成分(C)で瀺すこずがあるずしお
添加するこずが極めお効果的であるこずを発芋し
お本発明に到達した。 以䞊の蚘述から明らかなように、本発明の目的
はいわゆる有機アルミニりム還元型の特殊の高掻
性觊媒を䜿甚したプロピレンの懞濁再重合法にお
いお回収溶媒を再䜿甚する際の回収溶媒に起因す
るISOCYの䜎䞋およびAPPの生成率の増加を防
止する方法を提䟛するにある。他の目的は、回収
溶媒の再䜿甚により、溶媒の回収費ならびに粟補
費甚および有機アルミニりム化合物の消費量を倧
巟に節玄するにある。 本発明は、 (1) 有機アルミニりム化合物ず電子䟛䞎䜓ずの反
応生成物ず四塩化チタンずを反応させお
埗られた固䜓生成物に曎に電子䟛䞎䜓ず
電子受容䜓を反応させお埗られる固䜓生成物
を有機アルミニりム化合物およびα―オ
レフむンで凊理しお埗られる固䜓生成物
を有機アルミニりム化合物および有機アルミニ
りム化合物ず電子䟛䞎䜓ずの反応生成物ず組合
せた觊媒を甚いお䞍掻性溶剀の存圚䞋にプロピ
レンを懞濁重合させ、埗られた重合混合物をポ
リプロピレンを䞻芁成分ずする固盞郚分ず䞍掻
性溶剀を䞻成分ずする液盞郚分に分離し、該液
盞郚分に新な固䜓生成物を加えお再びプ
ロピレンを懞濁重合させる方法であ぀お、該再
重合に際しお新たな固䜓生成物のに
察しお0.01〜10mmol奜たしくは0.01〜
1.0mmolの電子䟛䞎䜓ずトリアルキルアルミニ
りムの反応生成物を添加するこずを特城ずする
回収溶剀によるプロピレンの重合方法である。 以䞋、本発明の構成および効果に぀き詳现に説
明する。 本発明に䜿甚する有機アルミニりム化合物以
䞋觊媒成分(A)ずいうこずがあるずは、䞀般匏
AlRoR′o′X3−n′匏䞭R′はアルキル
基、アリヌル基、アルカリヌル基、シクロアルキ
ル基等の炭化氎玠基又はアルコキシ基を瀺し、
はフツ玠、塩玠、臭玠及びペり玠のハロゲンを衚
わし、又n′はn′の任意の数を衚
わすで衚わされるもので、その具䜓䟋ずしおは
トリメチルアルミニりム、トリ゚チルアルミニり
ム、トリ―プロピルアルミニりム、トリ―ブ
チルアルミニりム、トリ―ブチルアルミニり
ム、トリ―ヘキシルアルミニりム、トリ―ヘ
キシルアルミニりム、トリ―メチルペンチルア
ルミニりム、トリ―オクチルアルミニりム、ト
リ―デシルアルミニりム等のトリアルキルアル
ミニりム類、ゞ゚チルアルミニりムモノクロラむ
ド、ゞ―プロピルアルミニりムモノクロラむ
ド、ゞ―ブチルアルミニりムモノクロラむド、
ゞ゚チルアルミニりムモノフルオラむド、ゞ゚チ
ルアルミニりムモノブロマむド、ゞ゚チルアルミ
ニりムモノアむオダむド等のゞ゚チルアルミニり
ムモノハラむド類、ゞ゚チルアルミニりムハむド
ラむド等のアルキルアルミニりムハむドラむド
類、メチルアルミニりムセスキクロラむド、゚チ
ルアルミニりムセスキクロラむド、゚チルアルミ
ニりムゞクロラむド、―ブチルアルミニりムゞ
クロラむド等のアルキルアルミニりムハラむド類
などがあげられ、他にモノ゚トキシゞ゚チルアル
ミニりム、ゞ゚トキシモノ゚チルアルミニりム等
のアルコキシアルキルアルミニりム類を甚いる事
も出来る。反応生成物を埗るための有機ア
ルミニりム化合物A1、固䜓生成物ず組
合わせるA2、電子䟛䞎䜓ずトリアルキルアル
ミニりムの反応生成物(G)を埗るためのA3の
倫々は同じであ぀おも異な぀おいおもよい。 本発明に甚いる電子䟛䞎䜓ずしおは、以䞋に瀺
す皮々のものが瀺されるが、゚ヌテル類を䞻䜓に
甚い、他の電子䟛䞎䜓ぱヌテル類ず共甚するの
が奜たしい。電子䟛䞎䜓ずしお甚いられるもの
は、酞玠、窒玠、硫黄、燐のいずれかの原子を有
する有機化合物、即ち、゚ヌテル類、アルコヌル
類、゚ステル類、アルデヒド類、脂肪酞類、ケト
ン類、ニトリル類、アミン類、アミド類、尿玠又
はチオ尿玠類、む゜シアネヌト類、アゟ化合物、
ホスフむン類、ホスフアむト類、ホスフむナむト
類、チオ゚ヌテル類、チオアルコヌル類などであ
る。具䜓䟋ずしおは、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞ―
プロピル゚ヌテル、ゞ―ブチル゚ヌテル、ゞむ
゜アミル゚ヌテル、ゞ―ペンチル゚ヌテル、ゞ
―ヘキシル゚ヌテル、ゞ―ヘキシル゚ヌテ
ル、ゞ―オクチル゚ヌテル、ゞ―オクチル゚
ヌテル、ゞ―ドデシル゚ヌテル、ゞプニル゚
ヌテル、゚チレングリコヌルモノメチル゚ヌテ
ル、ゞ゚チレングリコヌルゞメチル゚ヌテル、テ
トラヒドロフラン等の゚ヌテル類、メタノヌル、
゚タノヌル、プロパノヌル、ブタノヌル、ペンタ
ノヌル、ヘキサノヌル、オクタノヌル、プノヌ
ル、クレゟヌル、キシレノヌル、゚チルプノヌ
ル、ナフトヌル等のアルコヌル類、メタクリル酞
メチル、酢酞゚チル、ギ酞ブチル、酢酞アミル、
酪酞ビニル、酢酞ビニル、安息銙酞゚チル、安息
銙酞プロピル、安息銙酞ブチル、安息銙酞オクチ
ル、安息銙酞゚チルヘキシル、トルむル酞メチ
ル、トルむル酞゚チル、トルむル―゚チルヘキ
シル、アニス酞メチル、アニス酞゚チル、アニス
酞プロピル、ケむ皮酞゚チル、ナフト゚酞メチ
ル、ナフト゚酞゚チル、ナフト゚酞プロピル、ナ
フト゚酞ブチル、ナフト゚酞―゚チルヘキシ
ル、プニル酢酞゚チルなどの゚ステル類、アセ
トアルデヒド、ベンズアルデヒドなどのアルデヒ
ド類、ギ酞、酢酞、プロピオン酞、酪酞、修酞、
こはく酞、アクリル酞、マレむン酞、安息銙酞、
などの脂肪酞、メチル゚チルケトン、メチルむ゜
ブチルケトン、ベンゟプノンなどのケトン類、
アセトニトリル等のニトリル類、メチルアミン、
ゞ゚チルアミン、トリブチルアミン、トリ゚タノ
ヌルアミン、β―ゞメチルアミノ゚タ
ノヌル、ピリゞン、キノリン、α―ピコリン、
N′N′―テトラメチルヘキサ゚チレン
ゞアミン、アニリン、ゞメチルアニリンなどのア
ミン類、ホルムアミド、ヘキサメチルリン酞トリ
アミド、N′N′N″―ペンタメチル―
N′―β―ゞメチルアミノメチルリン酞トリアミ
ド、オクタメチルピロホスホルアミド等のアミド
類、N′N′―テトラメチル尿玠類の尿
玠類、プニルむ゜シアネヌト、トルむルむ゜シ
アネヌトなどのむ゜シアネヌト類、アゟベンれン
などのアゟ化合物、゚チルホスフむン、トリ゚チ
ルホスフむン、トリ―ブチルホスフむン、トリ
―オクチルホスフむン、トリプニルホスフむ
ン、トリプニルホスフむンオキシドなどのホス
フむン類、ゞメチルホスフアむト、ゞ―オクチ
ルホスフアむト、トリ゚チルホスフアむト、トリ
―ブチルホスフアむト、トリプニルホスフア
むトなどのホスフアむト類、゚チルゞ゚チルホス
フアむト、゚チルブチルホスフアむト、プニル
ゞプニルホスフむナむトなどのホスフアむト
類、ゞ゚チルチオ゚ヌテル、ゞプニルチオ゚ヌ
テル、メチルプニルチオ゚ヌテル、゚チレンサ
ルフアむド、プロピレンサルフアむドなどのチオ
゚ヌテル、゚チルチオアルコヌル、―プロピル
チオアルコヌル、チオプノヌルなどのチオアル
コヌル類などをあげる事も出来る。これらの電子
䟛䞎䜓は混合しお䜿甚する事も出来る。有機アル
ミニりム化合物A1ず電子䟛䞎䜓B1ずは、
぀ぎのように反応させお反応生成物ずす
る。蚻、A1たたはB1ずは反応生成物の補
造に䜿甚する有機アルミニりム化合物たたは電子
䟛䞎䜓をあらわすこの反応は溶剀(D)䞭で−20℃
〜200℃、奜たしくは−10℃〜100℃で30秒〜時
間行う。A1B1(D)の添加順序に制限はな
く、䜿甚する量比は有機アルミニりムモルに察
し電子䟛䞎䜓0.1〜モル、奜たしくは〜モ
ル、溶剀0.5〜が適圓である。溶媒ずしおは
脂肪族炭化氎玠が奜たしい。かくしお反応生成物
が埗られる。反応生成物は分離をし
ないで反応終了したたたの液状態反応生成液
ず蚀うこずがあるで次の反応に䟛するこ
ずができる。 反応生成物は぀いで四塩化チタンず反応
させお固䜓生成物を補造する。反応生成物
ず四塩化チタン(C)ずの反応は、〜100℃、
奜たしくは10〜70℃で分〜時間行う。溶媒は
甚いない方が奜たしいが、脂肪族又は芳銙族炭化
氎玠を甚いるこずが出来る。(C)、及び溶媒
の混合は任意の順で行えばよく、党量の混合は
時間以内に終了するのが奜たしい。反応に甚いる
それぞれの䜿甚量は四塩化チタンモルに察し、
溶剀は〜3000ml、反応生成物は䞭
のAl原子数ず四塩化チタン䞭のTi原子数の比
AlTiで0.05〜10である。反応終了埌は、濟
別又はデカンテヌシペンにより液状郚分を分離陀
去した埌、曎に溶剀で掗滌を繰り返した埌、埗ら
れた固䜓生成物を、溶媒に懞濁状態のたた
次の工皋に䜿甚しおも良く、曎に也燥しお固圢物
ずしお取り出しお䜿甚しおも良い。簡䟿には反応
生成物ず四塩化チタンずの反応終了埌の、
固䜓生成物を含む反応液そのたたを次の工
皋に甚いおもよい。 固䜓生成物は、぀いで電子䟛䞎䜓および
電子受容䜓ず反応させお固䜓生成物を補造
する。反応生成物を埗るための電子䟛䞎䜓
B1、固䜓生成物に反応させるB2、反
応生成物(G)を埗るためのB3の倫々はB3がト
リアルキルアルミニりムに限られるずいう限定を
満たす限り同じであ぀おも異な぀おいおもよい。 本発明で䜿甚する電子受容䜓(E)は、呚期埋衚
〜族の元玠のハロゲン化物に代衚される。具䜓
䟋ずしおは、無氎塩化アルミニりム、四塩化ケむ
玠、塩化第䞀錫、塩化第二錫、四塩化チタン、四
塩化ゞルコニりム、䞉塩化リン、五塩化リン、四
塩化バナゞりム、五塩化アンチモン、ペり玠など
が挙げられ、最も奜たしいのは四塩化チタンであ
る。電子䟛䞎䜓ず電子受容䜓の反応は溶媒を甚い
ないでも行う事が出来るが、脂肪族炭化氎玠を甚
いる方が奜たしい結果が埗られる。固䜓生成物
、電子䟛䞎䜓、電子受容䜓及び溶媒の添加順
序に制限はなく、䜿甚する量は固䜓生成物
100に察しお、電子䟛䞎䜓10〜1000、電子
受容䜓10〜1000、溶剀〜3000mlであり、−
10℃〜30℃で30秒〜60分で加え、30℃〜200℃、
奜たしくは50℃〜100℃で30秒〜時間反応させ
るこずが望たしい。反応終了埌は濟別又はデカン
テヌシペンにより液状郚分を分離陀去した埌、曎
に溶剀で掗滌を繰り返し、固䜓生成物が埗
られる。埗られた固䜓生成物は、䞍掻性溶
剀で掗浄若しくは掗浄也燥埌有機アルミニりム化
合物およびα―オレフむンによる凊理を行う。䜿
甚する有機アルミニりム化合物は、前述の觊媒成
分(A)ず同䞀でよいが、䞭でもゞ゚チルアルミニり
ムモノクロラむドDEACのようなゞアルキル
アルミニりムモノハラむド、゚チルアルミニりム
セスキクロラむドのようなアルキルアルミニりム
セスキハラむドが䜿甚しやすい。固䜓生成物
ず有機アルミニりム化合物の䜿甚割合は、
重量比で前者のに察しお0.1〜10奜たしくは1.0
〜である。䜿甚するα―オレフむンはプロピレ
ンのほか、゚チレン、ブテン―、ペンテン―
、―メチルブテン―等も䜿甚でき、埌にプ
ロピレンずこれらの他のオレフむンずの共重合を
予定しおいる堎合に適する。固䜓生成物ず
α―オレフむンずの䜿甚割合は、埌者を該凊理に
よ぀お重合する量ずするず重量比で前者のに察
しお0.01〜100奜たしくは0.05〜5.0である。本凊
理は䞍掻性溶剀の共存䞋に行なうこずもでき、該
溶剀を䜿甚するのが奜たしい。凊理条件は、垞圧
枛圧若しくは加圧䞋〜60℃奜たしくは10〜30℃
で分〜200分奜たしくは10分〜100分行なう。該
凊理混合物は、適床の撹拌若しくは振ずうにより
固液の分散状態を均䞀に保぀のが奜たしい。該凊
理は、前述したように固䜓生成物の構成成
分ずな぀おいる電子䟛䞎䜓を凊理剀ずしおの有機
アルミニりム化合物ず反応させるこずによ぀お固
䜓生成物から分離させる反応ず同時に固䜓
生成物の衚面をポリα―オレフむンで被芆する反
応である。該分離の皋床は、固䜓生成物→
固䜓生成物の反応時における電子䟛䞎䜓の
結合量ず、その埌の有機アルミニりム凊理によ぀
お、固䜓生成物から分離された電子䟛䞎䜓
の量を分析するこずによ぀お知るこずができる。
そしお該結合量の倧郚分すなわち70〜99重量奜
たしくは80〜95重量を分離する。70重量未満
では、埗られる固䜓生成物の觊媒成分ずし
おの性胜の改善が䞍十分であり、99重量を超え
る陀去は、䜿甚する有機アルミニりム化合物量ず
凊理時間の増倧をもたらす䞀方、固䜓生成物
の性胜は栌別向䞊しない。該α―オレフむ
ンによる凊理の皋床は、䜿甚した固䜓生成物
の重量の0.01〜100倍奜たしくは、0.05〜5.0
倍のポリα―オレフむンを固䜓生成物に含
有させる。0.01倍未満若しくは100倍を超えるポ
リα―オレフむンの含有は、䞊述の電子䟛䞎䜓の
陀去率が本発明の効果の範囲倖ずなる堎合ず同様
の理由で奜たしくない。䞊述の有機アルミニりム
化合物は、数回に区分しお䜿甚し、若しくは次に
述べる䞍掻性溶媒で垌釈しお連続的に固䜓生成物
の凊理装眮に䟛絊しおもよい。䞍掻性溶媒
を䜿甚する堎合は次のものが甚いられる。すなわ
ち、脂肪族炭化氎玠ずしおは、―ヘキサン、
―ヘプタン、―オクタン、―オクタン等が瀺
され、脂肪族炭化氎玠に代えお若しくはそれず共
に四塩化炭玠クロロホルム、ゞクロル゚タン、ト
リクロル゚チレン、テトラクロル゚チレン等のハ
ロゲン化炭化氎玠も甚いるこずができる。たた、
芳銙族化合物ずしお、ナフタリン等の芳銙族炭化
氎玠およびその誘導䜓であるメシチレン、デナレ
ン、゚チルベンれン、む゜プロピルベンれン、
―゚チルナフタリン、―プルナフタリン等の
アルキル基誘導䜓、モノクロルベンれン、オルト
ゞクロルベンれン等のハロゲン化物等が瀺され
る。 かくしお埗られた固䜓生成物は、次いで
有機アルミニりム化合物A2、α―オレフむン
(F)、及びトリアルキルアルミニりムA3ず電
子䟛䞎䜓B33ずの反応生成物(G)、ず組合わせ
お觊媒ずする。この觊媒を甚いお䞍掻性溶剀の存
圚䞋にプロピレンを懞濁重合させる。䜿甚する䞍
掻性溶剀ずしおは次のものが甚いられる。すなわ
ち、脂肪族炭化氎玠ずしおは、―ヘキサン、
―ヘプタン、―オクタン、―オクタン等が瀺
され、脂肪族炭化氎玠の代りに、たたはそれず共
に四塩化炭玠、クロロホルム、ゞクロル゚タン、
トリクロル゚チレン、テトラクロル゚チレン等の
ハロゲン化炭化氎玠も甚いるこずが出来る。た
た、芳銙族化合物ずしお、ナフタリン等の芳銙族
炭化氎玠、及びその誘導䜓であるメシチレン、デ
ナレン、゚チルベンれン、む゜プロピルベンれ
ン、―゚チルナフタリン、―プニルナフタ
リン等のアルキル基換䜓、モノクロルベンれン、
オルトゞクロルベンれン等のハロゲン化物等が瀺
される。 懞濁重合の条件枩床、圧力、時間、氎玠分
圧、重合混合物䞭のポリプロピレン濃床等は公
知方法ず同様である。該懞濁重合により埗られた
重合混合物は公知方法によ぀おポリプロピレンを
䞻成分ずする固盞郚分ず溶剀を䞻成分ずする液盞
郚分に分離する。公知方法ずはたずえば、遠心分
離機による若しくは過による分離方法である。
前述の固盞郚分には、ポリプロピレンの他なお付
着しおいる溶剀、重合に䜿甚された固䜓生成物
の殆んど党量および付着溶剀䞭に溶存しお
いる有機アルミニりム化合物が含たれる。これら
の䞭付着溶剀は、ポリプロピレンを也燥する際に
気化分離させお回収する。前述の液盞郚分は、そ
の倧郚分を占める䞍掻性溶剀のほか、重合に䜿甚
された有機アルミニりム化合物の殆んど党量およ
び溶解性ポリプロピレン、溶存プロピレンおよび
氎玠からなる。埌述の本発明の工皋に䜿甚する液
盞郚分ずしおは、䞊述の組成のものをそのたた䜿
甚しおもよく、溶存プロピレンおよび氎玠を分離
しお䜿甚しおもよい。 本発明では、粟補溶剀に代えお回収溶剀を新た
な有機アルミニりム化合物に代えお前述の液盞郚
分に含たれおいるものを䜿甚する。したが぀お、
それらの䞍足郚分を粟補溶剀および新たな有機ア
ルミニりム化合物で補絊するこずができ、それら
の補絊に䌎う特別の困難は生じない。しかし、回
収溶剀が量的に充分確保できる際には補絊甚の粟
補溶剀および有機アルミニりム化合物を䜿甚せ
ず、党量を前述の液盞郚分蚻 回収溶剀ず回収
有機アルミニりム化合物を含むに䟝存できるこ
ずは勿論である。これに反し、固䜓生成物
は毎回蚻 バツチ重合、連続重合共に党量新
たなものを䜿甚する。䜕故なら、前述の液盞郚分
には、回䜓生成物は含たれおなく回収䞍胜
だからである。 本発明の回収溶剀によるプロピレンの重合方法
における特城的芁件は、該重合の際に䜿甚する新
たな固䜓生成物のに察しお0.01〜
10mmolの範囲で奜たしくは0.01〜1.0mmolの電
子䟛䞎䜓ずトリアルキルアルミニりム以䞋
TAAの反応物(G)以䞋EDTAAを添加す
るこずである。EDTAAのモル数ずは、EDの
モル数を基準ずする。䜕故ならEDTAAにおけ
るEDTAAのモル比も埌述のように固定的でな
いからである。EDずTAAの反応条件は、前述の
電子䟛䞎䜓(D)ず有機アルミニりム化合物の反応生
成物の堎合ず同様である。すなわち、
ED0.1〜モルに察しおTAA1モルを反応させ
る。したが぀おEDTAAは、前述の反応生成物
においお有機アルミニりム化合物ずしお
TAAを甚いた堎合ず同䞀物質ずなるが、本発明
においおは該反応生成物ず再重合に䜿甚す
るEDTAAが同䞀物質であ぀おもよい。その堎
合、本発明の再重合においお別途EDTAAを添
加する理由は、反応生成物自䜓は固䜓生成
物の間接的構成原料であ぀お、再重合に盎
接の圱響を䞎えるものではないからである。 かゝるEDずしおは、芳銙族酞゚ステルが奜た
しい。 たた、前述の特開昭56−120712号では、固䜓生
成物を有機アルミニりム化合物ず組合わせ
おα―オレフむンを重合させるに先立぀お、α―
オレフむン、有機アルミニりム化合物ず電子䟛䞎
䜓ずの反応生成物(G)を組合せお予備掻性化した觊
媒を埗おいる。この反応生成物(G)は、その反応原
料ずしおの有機アルミニりム化合物ずしおTAA
を甚いる堎合には、本発明で甚いるEDTAAず
同䞀物になる堎合がありうる。しかし、同号の発
明では○むα―オレフむンの重合は、䞍掻性溶剀を
䜿甚した懞濁重合に限定されおなく蚻 気盞重
合の実斜䟋が倚い、○ロ懞濁重合を実斜したずし
おもその重合に䜿甚した溶媒を粟補せずに埪環す
るこずが予定されおいる蚳ではない。○ハさらに決
定的なこずは、最初の重合蚻 粟補溶剀を䜿甚
したの段階で、予備掻性化を行ないその際に組
合せたEDTAAはその重合に䜿甚した回収溶剀
を䜿甚する本発明に類䌌する再重合法においお
は、本発明の再重合においお新に添加するED
TAAず異なり、觊媒の重合掻性を維持する効果
が殆んどないこずである。以䞊の理由で、特開昭
56−120712号で䜿甚する前述の反応生成物(G)の䜿
甚は、本発明におけるEDTAAの䜿甚ずは䜿甚
方法ずしお党く異なり、同号の発明から、本発明
を予枬しうるものではない。 本発明に䜿甚するEDTAAは、そのたた重合
系に添加しおもよく10〜100倍量の䞍掻性溶剀に
垌釈しお添加しおもよい。新たな固䜓生成物
に぀いおも同様である。本発明の再重合は、
他の点では粟補溶剀を䜿甚した最初の重合ず党く
同様に遂行でき、バツチ重合であるず連続重合で
あるずを問わない。連続重合の堎合は、可胜な回
収溶剀の量的割合は、最初にフむヌドした溶剀の
箄50〜55皋床であるから、䞍足分は粟補溶剀を
補絊する埪環的重合法ずする堎合が倚い。他方、
バツチ重合は回毎に他の重合条件が異なる堎合が
倚いから回収溶剀を別途ストツクできるので、本
発明の再重合においおは䜿甚溶剀の党量に぀いお
ストツクされた回収溶剀を䜿甚できる。 本発明の最倧の効果は、䜿甚溶剀および有機ア
ルミニりム化合物の党量に぀いお回収品を䜿甚し
おも觊媒の重合掻性が䜎䞋せず可溶性重合䜓以
例APPの副生率も増加しないこずである。こ
れに察し、本発明に係るEDTAAを䜿甚しない
再重合では回収品溶剀および有機アルミニりム
化合物を䜿甚するこずにより、觊媒の重合掻性
は粟補溶剀を䜿甚した最初の重合初期重合に
范べお倧巟に䜎䞋し、同時にAPPの副生率も倧
巟に増倧する。 本発明の他の効果は、回収溶剀及び回収有機
アルミニりムの䜿甚を可胜ずするこずによ぀お
溶剀回収費および有機アルミニりム化合物の䜿甚
コストを䜎枛できるこずである。いわゆる高掻性
觊媒を䜿甚したプロピレンの懞濁重合法では、埓
来技術ず同様な意味での回収溶剀の埪環䜿甚は事
実䞊䞍可胜であ぀たので、本発明が、初期重合お
よび再重合における觊媒系を特定するこずによ
り、䞊蚘埪環䜿甚を可胜ずした技術的意矩は極め
お倧きい。 本発明の再重合に䜿甚する液盞郚分回収溶
媒は、その源ずなる初期重合蚻 粟補溶剀を
䜿甚するに斌ける觊媒系が固䜓生成物ず
有機アルミニりム化合物ずの組合わせに係るもの
でなくおも、固䜓生成物ず有機アルミニりム化合
物ずの組合わせに係り、初期重合埌の回収溶剀䞭
に電子䟛䞎䜓が実質的に存圚しないような回収溶
剀であれば同様に䜿甚できる。この事実も皮々の
觊媒系を䞊行的に䜿甚する堎合に、それらに䜿甚
した回収溶剀を䞀括䜵合しお、本発明の再重合に
䜿甚できるから、その利䟿は倧きい。 以䞋、察照䟋、実斜䟋および比范䟋によ぀お本
発明を説明する。 実斜䟋 〔固䜓生成物の補造〕 本䟋では、埌述の察照䟋〜、実斜䟋〜
に䜿甚する固䜓生成物を取埗するために、
先づ特開昭56−120712号の実斜䟋の100倍の芏
暡で固䜓生成物の補造を行ない、埗られた
固䜓生成物をDEACおよびプロピレンで凊
理しお固䜓生成物を補造した。 すなわち、―ヘキサン、DEAC5.0モル、
ゞむ゜アミル゚ヌテル12.0モルを25℃で分間で
混合し、分間同枩床で反応させお反応生成液
ゞむ゜アミル゚ヌテルDEACのモル比
2.4を埗た。窒玠眮換された反応噚に四塩化チ
タン40モルを入れ、35℃に加熱し、これに䞊蚘反
応生成液の党量を30分間で滎䞋した埌、同
枩床に30分間保ち、75℃に昇枩しお曎に時間反
応させお宀枩たで冷华しお䞊柄液を陀いた。぀い
で―ヘキサン40を加えおデカンテヌシペンで
䞊柄液を陀く操䜜を回繰り返しお固䜓生成物
1900を埗た。このの党量を―ヘ
キサン30䞭に懞濁させた状態で、20℃でゞむ゜
アミル゚ヌテル1600ず四塩化チタン3500を宀
枩にお分間で加え65℃で時間反応させた。反
応終了埌、20℃迄冷华し、䞊柄液をデカンテ
ヌシペンによ぀お陀いた埌、40の―ヘキサン
を加え10分間撹拌し静眮しお䞊柄液を陀く操䜜を
回繰り返した埌、枛圧䞋で也燥させ固䜓生成物
1700を埗た。䞊蚘のようにしお埗られた
固䜓生成物のほが党量、DEAC2000およ
び―ヘキサン30を50のステンレス補撹拌機
付反応噚䞭に入れ、20℃で60分混合撹拌し぀぀プ
ロピレン200を30分間で䟛絊した。静眮しお䞊
柄液を陀き、該䞊柄液䞭のゞむ゜アミル゚ヌテル
DiAEをガスクロマトグラフ法により定量し
た。沈降物は、20の―ヘキサンを加え10分間
撹拌し静眮しお䞊柄液を陀く操䜜を回繰り返し
た埌、枛圧䞋で也燥させ固䜓生成物1500
を埗た。前蚘定量分析の結果―ヘキサン盞に溶
出したDiAE量は固䜓生成物10Kg圓り932
であり、別途固䜓生成物の少量を氎で分
解しお遊離させたのち定量しお埗た結果DiAE量
は固䜓生成物10Kg圓り951、ポリプロピ
レン量は1100であ぀た。したが぀お、䞊述の
DEAC凊理によるDiAEの溶出率は932951
×10098.0、ポリプロピレンの付着は11.0
ずな぀た。 察照䟋  察照䟋では、埌述の察照䟋〜、実斜䟋
〜に䜿甚する回収溶剀以䞋回収溶媒を取埗
するために察照䟋の20倍の芏暡で初期重合蚻
原料、觊媒、溶剀以䞋溶媒共に新しいもの
のみを䜿甚した重合を行な぀た。すなわち、容
量30察照䟋若しくは1.5察照䟋
の撹拌機付ステンレス補オヌトクレヌブに倫々所
定量のノルマルヘキサン―C6、䞉塩化チタ
ン組成物実斜䟋で埗られた固䜓生成物
、DEACを仕蟌み、加熱しお70℃に昇枩さ
せたのちプロピレンを圧入しお10Kgcm2ずし、
プロピレンの重合に䌎぀お新なプロピレンを補絊
しお内圧を10Kgcm2に保持しお時間実斜し
た。぀いでオヌトクレヌブを宀枩たで冷华し、未
反応プロピレンを攟出し、内郚を窒玠眮換し、察
照䟋では䞊柄液を取埗したほか、察照䟋
共垞法に埓぀おポリプロピレンを取埗し、
䞉塩化チタン組成物圓りポリプロピレン収量
ISOCYを蚈算した。別に倫々の䞊柄液の各䞀
定量を採り、垞法に埓぀お溶解性ポリマヌすなわ
ちアタクチツクポリプロピレンAPPの濃床
を枬定しお、APPの生成量を蚈算し、䞋匏に埓
぀おAPP生成率を算出した。 APP生成率APP生成量ポリプロピレン収埗量AP
P生成量×100 䞻な重合条件および結果を埌述第衚に瀺す。
察照䟋ずは、重合の芏暡が異なるのみで、共
に初期重合であり、重合結果に殆んど差異がな
い。 察照䟋 〜 䜿甚溶媒ならびにDEACの䞀郚若しくは党郚に
぀いお察照䟋の䞊柄液を䜿甚した以倖は、察照
䟋ず同様にしおプロピレンの再重合を行ない
ISOCYおよびAPP生成率を算出した。䞻な重合
条件および結果を埌述第衚に瀺す。 同衚より明らかなように、䜿甚した溶媒の党量
に぀いお察照䟋の回収品を䜿甚した察照䟋〜
は、同芏暡で初期重合を行な぀た察照䟋ず范
べおISOCYが3001〜3035ず同䟋の81〜82皋床
に䜎䞋しおいる。他方APP生成率に぀いおは再
重合の際新たなDEACを远加補絊した察照䟋に
぀いおは、察照䟋ず殆んど差異がなく、DEAC
の補絊が有効なこずを瀺しおいる。しかし、これ
らの远加的凊理を党く行わない察照䟋に぀いお
はAPP生成率が1.04ず察照䟋の堎合0.73
より玄40も増加しおいる。さらに察照䟋
は、䜿甚溶媒ずDEACの半量に぀いお回収品を䜿
甚し、半量は粟補溶媒ず新な半量のDEACを䜿甚
した堎合で、結果は、察照䟋ず比范䟋〜の
比范から掚察されるようにISOCYに぀いおは察
照䟋ずの平均的な倀がAPP生成率に぀いお
は、察照䟋ず同皋床の倀が埗られた。 以䞊の結果察照䟋〜から、回収溶媒
および溶存DEACを䜿甚したプロピレンの再
重合に぀いおはISOCYの䜎䞋察最初の重合
は新たなDEACの远加によ぀おは防止できない
が、APPの生成率に぀いおは防止できる。
【衚】 重合時間は党お時間。
比范䟋  比范䟋では、埌述の比范䟋〜および実斜
䟋に䜿甚する回収溶媒を取埗するために比
范䟋の20倍の芏暡で初期重合を行な぀た。すな
わち、容量60比范䟋若しくは3.0比
范䟋の撹拌機付ステンレス補オヌトクレヌブ
に倫々所定量のノルマルヘキサン―C6固
䜓生成物觊媒成分(C)ずしおMPTDEAC
およびDEACを仕蟌み加熱しお70℃に昇枩させた
埌プロピレンを圧入しお10Kgcm2ずし、プロピ
レンの重合に䌎぀お新たなプロピレンを補絊しお
内圧を10Kgcm2に保持しお時間実斜した。぀
いでオヌトクレヌブを宀枩たで冷华し、未反応プ
ロピレンを攟出し、内郚を窒玠眮換し、比范䟋
では䞊柄液15を取埗したほか、比范䟋共
垞法に埓぀おポリプロピレンを取埗し、䞉塩化チ
タン組成物固䜓生成物圓りポリプ
ロピレン収量ISOCYを蚈算した。別に倫々
の䞊柄液の各䞀定量を採り、溶解性ポリマヌすな
わちアタクチツクポリプロピレンAPPの濃
床を枬定しおAPPの生成量を蚈算し、察照䟋
ず同様にAPP生成率を算出した。䞻な重合条
件および結果を埌述第衚に瀺す。比范䟋ず
は、重合の芏暡が異なるのみで、共に初期重合で
あり、重合結果に殆んど差異がない。 実斜䟋  粟補―C6に代えお比范䟋で埗た䞊柄液
リサむクル―C6を䜿甚し、新芏添加DEAC
に代えお前述の―C6䞭に含たれるDEACを䜿甚
し、觊媒成分(C)ずしおMPTDEACの所定量の
他にMPTTEA同モル反応物0.10mmol実
斜䟋たたは0.05mmol実斜䟋䜿甚した以
倖は、比范䟋ず同様に実斜した。結果を第衚
に瀺す蚻 MPTは―トルむル酞メチル。 比范䟋 〜 远加の觊媒成分(C)であるMPTTEAを䜿甚し
ない以倖は実斜䟋ず同様に実斜した比范䟋
。比范䟋においお新芏添加のDEAC3mmol
を䜿甚する以倖は比范䟋ず同様に実斜した比
范䟋。比范䟋においお新芏添加の
TEA0.60mmol比范䟋および1.20mmol比
范䟋を䜿甚する以倖は同様に実斜した以䞊の
結果を第衚に瀺す。 比范䟋  比范䟋においおMPTTEA0.05mmol䜿甚
した以倖は、比范䟋ず同様に実斜した。結果を
第衚に瀺す。リサむクル―C6、リサむクル
DEACに代えお粟補―C5、新芏添加のDEACを
䜿甚した堎合はISOCYAPP生成率共に比范䟋
よりすぐれた結果が埗られる。すなわち、
MPTTEAの添加は、―C6およびDEACリサ
むクル以倖の堎合にも有効であるこずが刀る。 第衚に明らかなように、粟補―C6および
新芏なDEACを䜿甚した比范䟋に范べお、リサ
むクル―C6およびリサむクルDEACを䜿甚した
実斜䟋およびではISOCY、APP生成率共に
殆んど劣らない結果を瀺す。これに察しお
MPTTEAを䜿甚しなか぀た比范䟋〜で
は、DEAC远加によりAPP生成率の増加をかな
り防止できるが、ISOCYの䜎䞋を防止できず、
TEA远加によ぀おはAPP生成率増加、ISOCY䜎
䞋のいずれも防止できない。
【衚】 重合時間は党お時間。
実斜䟋 〜 実斜䟋で䜿甚したMPTTEAに代えお、各
実斜䟋毎に次の反応生成物を甚いる以倖は、実斜
䟋ず同様にしお本発明の再重合を行な぀た。䞻
な重合条件ず結果を第衚に瀺す。 実斜䟋  ―ヘキサン20ml、トリ゚チルアルミニりム85
mgずヘキサメチルリン酞トリアミド110mgずを35
℃で30分間反応させた反応生成物以䞋、
HMPATEA。 実斜䟋  トリむ゜ブチルアルミニりム84mgず
N′N′テトラメチルヘキサ゚チレンゞアミン90
mgずを―ヘキサン20mläž­15℃で30分反応させた
反応生成物以䞋、HEDATEA。 実斜䟋  トリ゚チルアルミニりム23mgずゞプニル゚ヌ
テル34mgずを―ヘキサン20䞭15℃で30分反応
させた反応生成物以䞋、DPETEA。 実斜䟋  トリ゚チルアルミニりム11mgず安息銙酞゚チル
15mgずを28℃で30分反応させた反応生成物以
䞋、EBATEA。
【衚】 重合時間は党お時間。
第衚に明らかなように、本発明に係る觊媒成
分(C)の䞭EDTAAずしおMPTTEA以倖のも
のを䜿甚した実斜䟋〜に぀いおも実斜䟋
の堎合ず同様に察応する比范䟋ず同等の結果
が埗られるこずが明らかである。 実斜䟋  リサむクル―C6ずしお察照䟋で埗たもの
各1500mlを甚いる以倖は実斜䟋ず同様にしお実
斜䟋を実斜䟋ず同様にしお実斜䟋を行な぀
た。第衚で明らかなように、重合結果は実斜䟋
に぀いおISOCY4737、APP生成率0.22、実
斜䟋に぀いお同じく、4715、0.20でこれらの
結果は倫々実斜䟋ず范べお劣らない。他方
察照䟋では觊媒成分(C)ずしおのMPTDEAC
を䜿甚しおないので、そのISOCYおよびAPP生
成率は比范䟋より倧いに劣぀おいる。以䞊のこ
ずから、本発明に䜿甚するリサむクル―C6に
はその初期重合時にMPTDEACのような反応
生成物が添加されおいなくおも本発明の効果には
倉わりがないこずが刀る。
【衚】 備考  比范䟋の䞊柄液䜿甚、 察照䟋
の䞊柄液䜿甚
 実斜䟋で埗られた固䜓生成物()䜿
甹
重合時間は党お時間。
比范䟋  リサむクル―C6ずしお比范䟋で埗たもの
800mlを甚い、1.5のオヌトクレヌブを甚いる以
倖は比范䟋ず同様にしおプロピレンの重合を行
な぀た。第衚で明らかなように重合結果は、
ISOCY3707、APP生成率0.49であ぀た。これ
らの結果は比范䟋たたは実斜䟋より著しく劣
り、再重合時にMPTTAAを䜿甚しない比范䟋
ずほが同等である。このこずは、本発明に係る
EDTAAは、再重合の際に添加しなければ効果
がないこずを明らかにしおいる。 比范䟋  リサむクル―C6ずしお、実斜䟋で埗たも
の800mlを甚い1.5オヌトクレヌブを甚いる以倖
は、比范䟋ず同様にしおプロピレンの重合を行
぀た。結果を第衚に瀺す。第衚で明らかなよ
うに、重合結果は、ISOCY、APP生成率共に比
范䟋ずほが同じく、比范䟋たたは実斜䟋よ
り著しく劣り、再重合時MPTTEAを䜿甚しな
い比范䟋ずほが同じである。この事は本発明は
かかわるEDTAAは再重合の際に添加しなけれ
ば効果ないこずを明らかにしおいるず共に、溶媒
をくり返し再重合に䜿甚する事で、ISOCYの䜎
䞋は䜙り倧きくないがAPP生成率の増加が著し
い事がわかる。 実斜䟋 10 リサむクル―C6ずしお、実斜䟋で埗たも
のを800mlを甚いMPTTEA同モル反応物
0.05mmol䜿甚した以倖は、比范䟋ず同様
にしおプロピレンの重合を行぀た。 第衚で明らかなように、重合結果はISOCY
APP生成率共に、比范䟋、実斜䟋ず略
同じで良い結果が埗られおいる。この事は、本発
明に関わるEDTAA反応物等モルを溶媒を
繰り返し、再重合に䜿甚する際に添加しおも比
范䟋は比范䟋よりAPPが増加しおいる。、
掻性、䜎䞋、防止、APP増加防止に効果がある
事が解る。
【衚】
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は、本発明の方法を説明するフロヌシヌ
トである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  有機アルミニりム化合物ず゚ヌテルずの反応
    生成物ず四塩化チタンずを反応させお埗ら
    れた固䜓生成物に曎に゚ヌテルず四塩化チ
    タンを反応させお埗られる固䜓生成物を有
    機アルミニりム化合物およびα―オレフむンで凊
    理しお埗られる固䜓生成物を、有機アルミ
    ニりム化合物および有機アルミニりム化合物ず電
    子䟛䞎䜓ずの反応生成物ず組合せた觊媒を甚いお
    䞍掻性溶媒の存圚䞋にプロピレンを懞濁重合さ
    せ、埗られた重合混合物をポリプロピレンを䞻芁
    成分ずする固盞郚分ず䞍掻性溶媒を䞻成分ずする
    液盞郚分に分離し、該液盞郚分に新な固䜓生成物
    を加えお再びプロピレンを懞濁重合させる
    方法であ぀お、該再重合に際しお新たな固䜓生成
    物のに察しお0.01〜10mmol、0.01〜
    1.0mmolの芳銙族酞゚ステルずトリアルキルアル
    ミニりムの反応生成物を添加するこずを特城ずす
    る回収溶剀によるプロピレンの懞濁重合方法。  固䜓生成物に察しお有機アルミニりム
    化合物を0.1〜10重量倍䜿甚し、α―オレフむン
    の存圚䞋、垞圧、枛圧若しくは加圧䞋、〜60℃
    で分〜200分凊理する特蚱請求の範囲第項の
    方法。  固䜓生成物に察しおα―オレフむンを
    0.01〜100倍重合させる特蚱請求の範囲第項の
    方法。  芳銙族酞゚ステルずトリアルキルアルミニり
    ムの反応生成物ずしおパラトルむル酞メチル若し
    くは安息銙酞゚チルの0.1〜モルをトリアルキ
    ルアルミニりムモルず−20〜200℃で30秒〜
    時間反応させたものを䜿甚する特蚱請求の範囲第
    項の方法。
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