JPS642892Y2 - - Google Patents

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JPS642892Y2
JPS642892Y2 JP8882684U JP8882684U JPS642892Y2 JP S642892 Y2 JPS642892 Y2 JP S642892Y2 JP 8882684 U JP8882684 U JP 8882684U JP 8882684 U JP8882684 U JP 8882684U JP S642892 Y2 JPS642892 Y2 JP S642892Y2
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JP
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roof
beams
soffit
eave
tip
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JP8882684U
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JPS613820U (ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、鉄骨製の梁によつて骨組みされた軒
に関する。
(従来技術) 従来の鉄骨製の梁によつて骨組みされた軒は、
例えば第3図に示すように構成されている。すな
わち、複数の鉄骨製の屋根梁40が傾斜して延び
ており、これら屋根梁40の先端部間および他の
部位間には、屋根梁40の縦幅H0とほぼ等しい
縦幅を有する鉄骨製の横梁41が掛け渡されてい
る。屋根梁40および横梁41の上には、屋根材
42が設けられている。
また、家屋の天井梁43には鉄骨製の軒天井梁
44の基端部が連結されている。軒天井梁44の
先端部には鉄骨製の横梁45が連結されている。
軒天井梁44の先端部は、屋根梁40の先端部よ
り家屋の壁材46に近い方に位置している。これ
は、軒天井梁44の延長方向に横梁41が配置さ
れており、軒天井梁44の長さが制約されている
からである。
軒天井梁44および横梁45の下側には、木製
フレーム47が取り付けられており、この木製フ
レーム47には軒天井材48が取り付けられてい
る。
屋根材42の先端縁の下方には軒樋50が配置
されている。軒樋50は、次のようにして支持さ
れている。すなわち、軒天井材48が軒天井梁4
4の先端部よりも、さらに壁材46から離れる方
向に延びている。この軒天井材48の先端縁部に
位置する木製フレーム47には、合板からなる支
持板49がほぼ垂直に起立するようにして連結さ
れている。そして、この支持板49に上記軒樋5
0が支持されている。なお、支持板49の上端部
と屋根材42との間は、コーキング材51により
防水処理がなされている。
しかしながら、上記の構成では、軒樋50が比
較的強度の低い木製フレーム47、軒天井材4
8、支持板49によつて支持されているため、軒
樋50の支持が不安定であつた。さらに、木製フ
レーム47と支持板49とは、L字形の連結金具
52を介してビス(図示しない)によつて連結さ
れているが、このビスが軒樋の重量によつて緩ん
でしまい、支持板49にがたつきが生じ、この点
からも軒樋50の支持が不安定であつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情に基づきなされたもので、そ
の目的は、軒樋を安定して支持できる軒を提供す
ることにある。
(考案の要旨) 本考案の要旨は、傾斜するとともにその先端部
が家屋の壁面より突出する鉄骨製の屋根梁と、こ
の屋根梁の先端部間に連結された鉄骨製の横梁
と、これら屋根梁と横梁の上部に設けられた屋根
材と、家屋壁面に対して直交する方向に延びる鉄
骨製の軒天井梁と、軒天井梁の下部に設けられた
軒天井材と、屋根材の先端縁の下方に配置された
軒樋とを備えた軒において、上記横梁の縦幅が屋
根梁の縦幅よりも小さく、この横梁が屋根梁の先
端部の上側部に連結されることにより、屋根梁の
先端部の下側部間に間隙が形成され、この間隙内
に軒天井梁が入り込み、軒天井梁の先端部が屋根
梁の先端部よりも、家屋の壁面から離れた方に突
出し、この軒天井梁の先端部にほぼ垂直に起立す
る金属製の支持板が連結され、この支持板に上記
軒樋が支持されることを特徴とする軒にある。
(考案の構成) 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図を参
照して説明する。図中10は家屋における鉄骨製
の天井梁である。天井梁10と床梁(図示しな
い)との間には壁材11が取付られている。
天井梁10の上方には、傾斜した複数の屋根梁
12と、屋根梁12間に掛け渡された複数の横梁
13,14とにより構成されている。これら屋根
梁12、横梁13,14は鉄骨からなる。屋根梁
12の先端部間に掛け渡された横梁13は断面コ
字形をなし、その縦幅Hが、屋根梁12の縦幅
H0より小さく形成されている。この横梁13は
屋根梁12の先端部の上側部間に連結されてお
り、この結果、屋根梁12の先端部の下側部間に
は間隙15が形成されている。なお、屋根梁12
の先端部以外の部位間に掛け渡された横梁14も
断面コ字形に形成されており、その縦幅は、屋根
梁12の縦幅H0とほぼ等しくなつている。
屋根梁12および横梁13,14の上には、野
地板16が取付られている。野地板16の上には
屋根材17が取付られている。野地板16の先端
部には水切板18が取り付けられている。
天井梁10には、壁材11に対して直交する方
向に延びる複数の軒天井梁20が連結されてい
る。すなわち、軒天井梁20の基端部にはL字形
の連結金具21が溶接されており、この連結金具
21が、ボルト22、ナツト23により天井梁1
0に連結されている。軒天井梁20は断面L字形
の鉄骨からなる。
軒天井梁20は、屋根梁12の先端部の下側部
間に形成された間隙15内に入り込んでおり、そ
の先端部が、屋根梁12の先端部より、さらに家
屋の壁材11から離れる方向に突出している。す
なわち、軒の長手方向から見て、屋根梁12の先
端部の下側部と、軒天井梁20の一部が互いに重
なるように配置されている。この構成により、軒
天井梁20の先端部が屋根梁12の先端部より突
出する構成であるにもかかわらず、軒の上下方向
の幅が大きくならずに済み、軒の設置スペースの
増大を抑えることができる。
屋根梁12の先端部より突出した軒天井梁20
の先端部には、後述する軒樋33を支持するため
の支持板24が連結されている。すなわち、支持
板24の裏面にL字形の連結金具25の1辺部が
溶接されており、連結金具25の他辺部にボルト
26およびナツト27により、軒天井梁20が連
結されている。支持板24は、金属製たとえば鋼
板により形成され、ほぼ垂直に起立している。支
持板24の外側面には塩ビ鋼板からなる化粧板2
4aが貼り付けられている。
軒天井梁20の先端部は、支持板24および連
結金具28を介して、屋根梁12の先端部に連結
されている。すなわち、支持板24の両端部には
連結金具28の一端部が溶接されており、この連
結金具28の他端部がボルト29、ナツト30に
より屋根梁12の先端部の下辺部に連結されてい
る。
支持板24の上端部24bは、野地板16とほ
ぼ平行になるように曲げられており、この上端部
24bの上面には、断面4角形の長尺のシール材
31が取り付けられている。シール材31はゴム
等の弾性を有する材料により形成されている。シ
ール材31は、野地板16の下面に圧縮状態で接
しており、これにより軒内部への雨水の侵入を阻
止するようになつている。
支持板24の外面には、連結金具32を介して
軒樋33が取り付けられている。軒樋33は、軒
の長手方向に延びるとともに、屋根材17および
水切板18の先端縁の下方に配置されている。
第2図に示すように、軒天井梁20の中間部に
は横梁34が連結されており、横梁34と天井梁
10との間には、シヤツターケース(図示しな
い)が収納されるようになつている。
軒天井梁20の下側には軒天井材35が設けら
れている。軒天井材35は、塩ビ鋼板36と岩綿
保温板37とからなり、金属フレーム38を介し
て軒天井梁20等に連結されている。
上記構成において、雨水は屋根材17および水
切板18の先端縁から軒樋33に落下する。軒樋
33およびこの中を流れる雨水の重量は、以下の
理由により安定して支持される。すなわち、支持
板24自体が強度の高い金属板からなり、この支
持板24が強度の弱い部材を介在せずに鉄骨製の
軒天井梁20の先端部に連結されており、しかも
これら支持板24と軒天井梁20とが連結金具2
5を介して溶接およびボルト26、ナツト27に
より強固に連結されているからである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、軒樋支
持用の支持板を金属板によつて形成し、この支持
板を鉄骨製の軒天井梁の先端部に連結したから、
軒樋を安定して支持することができる。しかも、
屋根梁の先端部の下側部と軒天井梁の一部が、軒
の長手方向から見て互いに重なるように配置でき
るので、軒の上下方向の幅を大きくしなくて済
み、その分軒の設置スペースの増大を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例をなす軒の縦断面図、
第2図は軒天井の骨組を示す平面図、第3図は従
来の軒の縦断面図である。 12……屋根梁、13……横梁、17……屋根
材、20……軒天井梁、24……支持板、33…
…軒樋、35……軒天井材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾斜するとともにその先端部が家屋の壁面より
    突出する鉄骨製の屋根梁と、この屋根梁の先端部
    間に連結された鉄骨製の横梁と、これら屋根梁と
    横梁の上部に設けられた屋根材と、家屋壁面に対
    して直交する方向に延びる鉄骨製の軒天井梁と、
    軒天井梁の下部に設けられた軒天井材と、屋根材
    の先端縁の下方に配置された軒樋とを備えた軒に
    おいて、上記横梁の縦幅が屋根梁の縦幅よりも小
    さく、この横梁が屋根梁の先端部の上側部に連結
    されることにより、屋根梁の先端部の下側部間に
    間隙が形成され、この間隙内に軒天井梁が入り込
    み、軒天井梁の先端部が屋根梁の先端部よりも、
    家屋の壁面から離れた方に突出し、この軒天井梁
    の先端部にほぼ垂直に起立する金属製の支持板が
    連結され、この支持板に上記軒樋が支持されるこ
    とを特徴とする軒。
JP8882684U 1984-06-14 1984-06-14 Granted JPS613820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8882684U JPS613820U (ja) 1984-06-14 1984-06-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8882684U JPS613820U (ja) 1984-06-14 1984-06-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS613820U JPS613820U (ja) 1986-01-10
JPS642892Y2 true JPS642892Y2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=30642333

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8882684U Granted JPS613820U (ja) 1984-06-14 1984-06-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744656Y2 (ja) * 1987-04-27 1995-10-11 ナショナル住宅産業株式会社 軒先部の構造

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Publication number Publication date
JPS613820U (ja) 1986-01-10

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