JPS641791Y2 - - Google Patents

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JPS641791Y2
JPS641791Y2 JP9784881U JP9784881U JPS641791Y2 JP S641791 Y2 JPS641791 Y2 JP S641791Y2 JP 9784881 U JP9784881 U JP 9784881U JP 9784881 U JP9784881 U JP 9784881U JP S641791 Y2 JPS641791 Y2 JP S641791Y2
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JP
Japan
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comb
terminal
transducer
envelope
resistor
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JP9784881U
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JPS583618U (ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ビデオ装置におけるトラツク間のク
ロストークを除去するなどの用途に適したクシ形
フイルタに関する。
このクシ形フイルタの基本形は、既知のように
第1図で示され、超音波固体遅延子DLと、その
入力変換子Ti及び出力変換子Toの各一端子の間
に接続された抵抗、容量又はコイルなどの電気素
子Zと、入力変換子Tiと出力変換子Toの各一端
子と接地間にそれぞれ接続したマツチング用コイ
ルL1,L2とから成る。なお、eは入力信号、Rt
は遅延子DLから見た終端抵抗である。
クシの歯状の伝送特性は、入力信号eが遅延子
DLを通つて、例えば1H(=63.556μs)の遅延時
間を得た遅延信号と、電気素子Zを通つてバイパ
スされたバイパス信号とを減算又は加算すること
により現われる。このクシの歯状の伝送特性で
は、伝送帯域内において、山のレベルの包絡線a
が平担で、かつ谷のレベルの包絡線bが広い帯域
で深くなることが要求されるが、第1図に示した
クシ形フイルタによつては、電気素子Z=350Ω、
終端抵抗Rt=560Ω、マツチング用コイルL1=L2
=15μHとした場合、第3図の曲線1a,1bで
示されるように、山のレベルの包絡線1aが中心
周波数(3.3MHz)付近で3.3dBも落ち込み、ま
た、谷のレベルの包絡線1bがクシの深さ20dB
にて0.9MHzとなつて比較的狭まく、前述した要
求には応えられなかつた。
本考案は、以上の欠点を除去することを目的と
し、伝送帯域内において、山のレベルの包絡線を
平担にすると共に、谷のレベルの包絡線を広い帯
域で深くしたクシ形フイルタを提供するところに
ある。
第2図は、考案の一実施例を示すクシ形フイル
タの回路図である。本例は、第1図に示したもの
と対比すれば、入力変換子Tiと出力変換子Toの
各一端子(上電極端子)の間に接続された抵抗
Rbと、前記入力変換子Tiと出力変換子Toの各一
端子と遅延媒体本体に接し、一端子と変換子を介
して対向する電極で接地されている、いわゆる下
電極との間にそれぞれ接続したマツチング用コイ
ルL1,L2との間に抵抗rを接続している点に特
徴がある。なお入力変換子Tiと出力変換子Toの
遅延媒体本体に接する電極である下電極とマツチ
ング用コイルL1,L2の他端子は接地されている。
そして電気素子である抵抗Rbと抵抗rとの間か
ら信号の入出力を行い、それぞれ入力(IN)と
出力(OUT)として終端抵抗Rtと接続されてい
る。
ここで、r=220Ω、Rb=1.2kΩ及びRt=330
Ωと、r=270Ω、Rb=1.5kΩ及びRt=270Ωの
2つの事例について、クシ形フイルタの山のレベ
ルの包絡線と谷のレベルの包絡線を実測してみる
と、第3図に示されるように、前者例が曲線2a
と2b、後者例が曲線3aと3bのように現われ
る。すなわち、山のレベルの包絡線2a及び3a
はわずかに落ち込みがあるものの、それぞれ1dB
及び0.7dBであり、従来の包絡線1aの落ち込み
3.3dBよりも可なり平担化されている。また、谷
のレベルの包絡線2b及び3bはクシの深さ
20dBで1.4MHz及び1.6MHzとなつて、従来の包絡
線1bによる0.9MHzよりも可なり帯域が広く、
かつクシの深さが深くされている。
本考案のクシ形フイルタの終端抵抗はRtの他
に抵抗rが加算され、(Rt+r)になることか
ら、挿入損失が第3図で示した山のレベルの包絡
線2a及び3aで示されるように包絡線1aと対
比して多少増大するが、実用上問題ない。この挿
入損失をできる限り小さくしたい場合には、抵抗
rの値と遅延子のインピーダンスの値を小さくす
ればよいが、本考案の効果を奏するためには、
r/(r+Rt)の値を0.2〜0.7の範囲内から、山
のレベルの包絡線の平担さと、谷のレベルの包絡
線の広がりと深さとの関係で、所定の抵抗rの値
を適宜定めればよい。
以上の実施例において、バイパス信号を得る電
気素子として抵抗Rbを使用したが、これに限ら
ず、容量又はコイルを使用してもよい。
かくて本考案によれば、クシ形フイルタ特性の
山のレベルの包絡線をより平担にさせ、谷のレベ
ルの包絡線をより広く、かつ深くさせることがで
きるので、その実用的価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクシ形フイルタの回路図、第2
図は本考案の一実施例であるクシ形フイルタの回
路図及び第3図はクシ形フイルタの山のレベルの
包絡線と谷のレベルの包絡線を示す特性図であ
る。 DL……超音波固体遅延子、Ti……入力変換
子、To……出力変換子、Rb,Rt,r……抵抗、
L1,L2……マツチング用コイル、IN……入力、
OUT……出力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波固体遅延子の入力変換子の一端子と出力
    変換子の一端子との間に抵抗、容量又はコイルの
    電気素子を接続し、該入力変換子の他端子及び該
    出力変換子の他端子は接地され、該入力変換子及
    び該出力変換子の前記各一端子と接地間にそれぞ
    れマツチング用コイルが接続されたクシ形フイル
    タにおいて、該電気素子と該入力変換子及び該出
    力変換子の各マツチング用コイルとの間に抵抗を
    接続し、該電気素子と該抵抗間をそれぞれ入力及
    び出力としたことを特徴とするクシ形フイルタ。
JP9784881U 1981-06-30 1981-06-30 クシ形フイルタ Granted JPS583618U (ja)

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JP9784881U JPS583618U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 クシ形フイルタ

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JPS583618U JPS583618U (ja) 1983-01-11
JPS641791Y2 true JPS641791Y2 (ja) 1989-01-17

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JP9784881U Granted JPS583618U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 クシ形フイルタ

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JPH0422568Y2 (ja) * 1986-05-30 1992-05-25
WO2023026621A1 (ja) 2021-08-24 2023-03-02 日本精工株式会社 転がり軸受

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JPS583618U (ja) 1983-01-11

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