JPS639870Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、再生、録音、一時停止等の各モード
転換操作によりテープ駆動機構部を所定の動作モ
ード位置に転換することが出来るテープレコーダ
ーの操作回路に関するものである。 即ち、最近では再生、録音、一時停止等の各モ
ード転換操作によりテープ駆動機構部を所定の動
作モード位置に転換するのに、プランジヤー等を
用いることなくモーターの回転駆動力を利用して
行なわせるソフトタツチ操作のテープレコーダー
が数多く商品化されている。即ち、斯る方式のテ
ープレコーダーは通常のモータースイツチとは別
に再生、録音、一時停止等の各操作釦によるモー
ド転換操作時にON状態となるトリガースイツチ
を用いてモーターへの電源供給を行ない、該モー
ターの回転駆動力にてテープ駆動機構が所定の動
作モード位置に転換された後は該トリガースイツ
チを再びOFF状態にし、その後のモーターへの
電源供給はテープ駆動機構部が所定の動作モード
位置へ転換されるまでの間に閉成されるモーター
スイツチを介して行なわせるようになつている。
そして、モーターの回転駆動力にてテープ駆動機
構部を所定の動作モード位置に転換する機構とし
ては一般に欠歯ギヤが用いられ、斯る欠歯ギヤが
駆動ギヤと噛合して一回転する間にその回転力を
受けてテープ駆動機構部を所定の動作モード位置
に転換するように構成されている。 そして、従来では斯るソフトタツチ式のテープ
レコーダーにあつても例えば再生、録音モードの
切換にテープ駆動機構部に連動したスライド式の
録音切換スイツチを用いており、又その切換時に
生じるクリツクノイズの低減に斯る録再切換スイ
ツチに内蔵したミユーテイングスイツチを用いて
いた。例えば、その回路を第１図に示す如く構成
しており、１は録音、再生モードの切換時に瞬間
的に閉成されるミユーテイングスイツチ、２は第
１、第２トランジスター３，４より成るシユミツ
トトリガー回路、５はスイツチング用トランジス
ターである。従つて図示の状態でミユーテイング
スイツチ１が瞬時閉成されるとコンデンサ６に蓄
積されていた電荷が放電せられ、シユミツトトリ
ガー回路２の第１トランジスター３が非導通状態
に、第２トランジスター４が導通状態に、スイツ
チング用トランジスター５が導通状態に夫々反転
せられ、斯るスイツチング用トランジスター５の
コレクタよりミユーテイング信号としての直流電
圧（＋Ｂ）が出力される。尚、斯るミユーテイン
グ信号は、例えばそのコレクタ・エミツタ路が増
幅回路７の入力側の信号線路Ｐと接地間に接続さ
れたミユーテイング用トランジスター８のベース
に印加され、該ミユーテイング用トランジスター
８を導通状態に反転して信号線路Ｐ中の音声信号
を側路せしめる。そして、その後コンデンサ６へ
の充電が完了すると再び第１トランジスター３が
導通状態に反転して、第２トランジスター４及び
スイツチング用トランジスター５が夫々非導通状
態に反転し、ミユーテイング信号は出力されなく
なる。従つて第１図ｂに示す如きミユーテイング
信号が得られる。尚、図中のT₁は抵抗９とコン
デンサ６との値によつて定まる。 然し乍ら、斯る従来回路に依れば別途のミユー
テイングスイツチを必要とすると共にミユーテイ
ングのタイミングを取るための回路構成が複雑で
あつた。 また、斯る方式のテープレコーダーにあつては
欠歯ギヤが一回転する間（即ちトリガースイツチ
がON状態の間）にその回転駆動力にてテープ駆
動機構部を所定の動作位置に設定するように構成
しているため、その間テープ走行が不安定とな
る。即ち、斯る期間増幅回路が動作状態にある
と、例えば録音操作時には信号線路中の音声信号
が歪んだ状態で録音され、その再生時に不快な立
上り音としてスピーカーより放音される虞れがあ
つた。また、同じ様に再生操作時においても不快
な立上り音が発生し、停止操作時には不快な立下
り音が発生する虞れがあつた。 本考案は斯る点に鑑み成されたもので、スライ
ド式の録音切換スイツチ内蔵のミユーテイングス
イツチを廃して、ソフトメカニズムに設けられた
特有のトリガースイツチを活用し、巧みな回路構
成により他の付属回路に影響を与えることなく各
モード転換操作時のミユーテイングが得られるテ
ープレコーダーの操作回路を提供しようとするも
のであり、以下その一実施例について図面と共に
説明する。尚、従来と同一部品については同一図
番を附すと共にその説明を省略する。 即ち、第２図ａは本考案の基本的な回路構成を
示すと共に第２図ｂはその動作波形を示し、イは
トリガースイツチのON・OFF動作を、ロはモー
タースイツチのON・OFF動作を、ハはミユーテ
イング信号の出力波形を夫々示す。ここで、１０
は再生、録音、一時停止等の各操作釦によるモー
ド転換操作時にON状態となりテープ駆動機構部
が所定の動作モード位置に転換された後はOFF
状態となるトリガースイツチで、その接点
（ON）側は直流電圧（＋Ｂ）に接続されている。
１１はテープ駆動機構部が所定の動作モード位置
に転換されるまでの間に閉成されるモータースイ
ツチ１２を介して直流電圧（＋Ｂ）が供給される
モーターで、前記トリガースイツチ１０のON時
においても逆流防止用ダイオード１３を介して電
源供給が行なわれる。１４はミユーテイング信号
発生路、１５はそのエミツタが直流電圧（＋Ｂ）
に接続された第１スイツチング用トランジスタ
ー、１６は前記第１スイツチング用トランジスタ
ー１５のペースに抵抗１７を介して接続されその
エミツタが接地された第２スイツチング用トラン
ジスターで、そのベースは抵抗１８を介してトリ
ガースイツチ１０の可動接点Ｃ側に接続されてい
る。尚、１９は前記ミユーテイング用トランジス
ター１５のベース・エミツタ間に挿入接続された
逆バイアス用抵抗である。 従つて、例えば録音のモード転換操作がなされ
た場合前記トリガースイツチ１０がON状態とな
り、該トリガースイツチ１０を介してモーター１
１への電源供給が行なわれ、テープ駆動機構部が
所定の動作モード位置に転換され始められる。同
時に、抵抗１８を通じて前記第２スイツチング用
トランジスター１６が導通状態になると共に該第
２スイツチング用トランジスター１６の導通によ
り抵抗１７を通じて前記第１スイツチング用トラ
ンジスター１５も導通状態となる。従つて斯る第
１スイツチング用トランジスター１５のコレクタ
よりミユーテイング信号としての直流電圧（＋
Ｂ）が出力され、斯るミユーテイング信号は前記
ミユーテイング用トランジスター８のベースに印
加されて該トランジスター８を導通状態に反転
し、信号線路Ｐ中の音声信号を側路せしめる。そ
のため、テープ駆動機構部が録音モード位置に完
全に転換されるまでのテープ走行不安定期間中、
信号線路Ｐ中の音声信号が歪んだ状態で録音さ
れ、その再生時に不快な立上り音としてスピーカ
ー（図示せず）より放音される虞れがない。 そして、テープ駆動機構部が所定の録音モード
位置に転換された後は該トリガースイツチ１０が
再びOFF状態になり、該トリガースイツチ１０
を介した直流電圧（＋Ｂ）の供給が断たれるの
で、前記第２スイツチング用トランジスター１６
が非導通状態に反転すると共に前記第１スイツチ
ング用トランジスター１５が非導通状態に反転す
る。従つて斯る第１スイツチング用トランジスタ
ー１５のコレクタよりミユーテイング信号が出力
されなくなり、信号線路Ｐ中の音声信号は磁気ヘ
ツド（図示せず）等に印加され、所定の録音動作
が行なわれる。 尚、この場合ミユーテイング信号の出力期間
T₂はトリガースイツチ１０がON状態にある間に
設定しているが、第２図ａに点線枠で示す如く第
２スイツチング用トランジスター１６のコレクタ
と接地間に抵抗２０とコンデンサ２１の直列回路
を挿入接続してやれば、第２図ｂに点線で示す如
きミユーテイング信号の出力波形が得られる。 また、第２図ｂではテープ駆動機構部が所定の
録音モード位置に設定された後は前記第２スイツ
チング用トランジスター１６がモータースイツチ
１２からの直流電源（＋Ｂ）の供給を受けて導通
状態とならないよう、即ちミユーテイング信号発
生回路１４が作動状態となつてミユーテイング信
号が出力されないよう、逆流防止用ダイオード１
３を設けているが、電源電圧に余裕のないセツト
では斯るダイオードの順方向電圧が問題になる場
合がある。そのため、第３図に示す如く回路構成
すれば、斯る逆流防止用ダイオード１３を用いる
ことなくテープ駆動機構部が所定の動作モード位
置に転換された後はミユーテイング信号発生回路
１４を非作動状態に設定することが出来る。即
ち、前記第２スイツチング用トランジスター１６
のベースと前記トリガースイツチ１０の可動接点
Ｃ間に制御用トランジスター２２のコレクタ・エ
ミツタ路を挿入接続し、且つ該制御用トランジス
ター２２のベースをバイアス用抵抗２３を介して
前記トリガースイツチ１０の接点（OFF）側に
接続すると共にレベル設定用抵抗２４を介して接
地したものである。従つて、斯る回路構成であれ
ばテープ駆動機構部が所定の録音モード位置に転
換された後は斯るトリガースイツチ１０が再び
OFF状態になることにより、該トリガースイツ
チ１０を通じて制御用トランジスター２２のベー
スにモータースイツチ１２を介したカツトオフ電
圧（＋Ｂ）が印加され、該制御用トランジスター
２２が非導通状態に反転すると共に第２スイツチ
ング用トランジスター１６及び第１スイツチング
用トランジスター１５が夫々非導通状態に反転
し、ミユーテイング信号発生回路１４は非作動状
態に設定される。 更に、斯る第３図の回路には録音状態で前記ミ
ユーテイング信号発生回路１４を強制的に非作動
状態に設定する設定回路２５なるものが別に設け
られており、斯る設定回路２５はテープ駆動機構
部が所定の録音モード位置に転換された際に録再
切換スイツチ２６が録音（REC）側に切換えら
れることにより抵抗２７，２３を介して前記制御
用トランジスター２２のベースにカツトオフ電圧
（＋Ｂ）を印加するようになつている。従つて、
斯る録音状態での一時停止操作時には前記トリガ
ースイツチ１０が接点（ON）側に切換わり該ト
リガースイツチ１０を介した制御用トランジスタ
ー２２のベースへのカツトオフ電圧（＋Ｂ）が遮
断されるも、設定回路２５から引続きカ また、
第２図ｂではテープ駆動機構部が所定の録音モー
ド位置に設定された後は前記第２スイツチング用
トランジスター１６がモータースイツチ１２から
の直流電源（＋Ｂ）の供給を受けて導通状態とな
らないよう、即ちミユーテイング信号発生回路１
４が作動状態となつてミユーテイング信号が出力
されないよう、逆流防止用ダイオード１３を設け
ているが、電源電圧に余裕のないセツトでは斯る
ダイオードの順方向電圧が問題になる場合があ
る。そのため、第３図に示す如く回路構成すれ
ば、斯る逆流防止用ダイオード１３を用いること
なくテープ駆動機構部が所定の動作モード位置に
転換された後はミユーテイング信号発生回路１４
を非作動状態に設定することが出来る。即ち、前
記第２スイツチング用トランジスター１６のベー
スと前記トリガースイツチ１０の可動接点Ｃ間に
制御用トランジスター２２のコレクタ・エミツタ
路を挿入接続し、且つ該制御用トランジスター２
２のベースをバイアス用抵抗２３を介して前記ト
リガースイツチ１０の接点（OFF）側に接続す
ると共にレベル設定用抵抗２４を介して接地した
ものである。従つて、斯る回路構成であればテー
プ駆動機構部が所定の録音モード位置に転換され
た後は斯るトリガースイツチ１０が再びOFF状
態になることにより、該トリガースイツチ１０を
通じて制御用トランジスター２２のベースにモー
タースイツチ１２を介したカツトオフ電圧（＋
Ｂ）が印加され、該制御用トランジスター２２が
非導通状態に反転すると共に第２スイツチング用
トランジスター１６及び第１スイツチング用トラ
ンジスター１５が夫々非導通状態に反転し、ミユ
ーテイング信号発生回路１４は非作動状態に設定
される。 更に、斯る第３図の回路には録音状態で前記ミ
ユーテイング信号発生回路１４を強制的に非作動
状態に設定する設定回路２５なるものが別に設け
られており、斯る設定回路２５はテープ駆動機構
部が所定の録音モード位置に転換された際に録再
切換スイツチ２６が録音（REC）側に切換えら
れることにより抵抗２７，２３を介して前記制御
用トランジスター２２のベースにカツトオフ電圧
（＋Ｂ）を印加するようになつている。従つて、
斯る録音状態での一時停止操作時には前記トリガ
ースイツチ１０が接点（ON）側に切換わり該ト
リガースイツチ１０を介した制御用トランジスタ
ー２２のベースへのカツトオフ電圧（＋Ｂ）が遮
断されるも、設定回路２５から引続きカツトオフ
電圧（＋Ｂ）が印加されるので、該制御用トラン
ジスター２２が非導通状態に維持され、ミユーテ
イング信号発生回路１４の作動が阻止される。 従つて、斯る録音状態での一時停止操作時にミ
ユーテイング信号発生回路１４が作動状態となつ
て信号線路Ｐ中の音声信号が側路され、その間モ
ニター音が途切れると謂つた不都合を生じる虞れ
がない。 上述した如く本考案回路に依れば、再生、録
音、一時停止等の各モード転換操作時にON状態
となるトリガースイツチを利用して、テープ駆動
機構部が所定の動作モード位置に設定されるまで
の間即ちテープ走行不安定期間ミユーテイング信
号発生回路を作動状態として信号線路中の音声信
号を側路するように構成したので、斯る期間中に
信号線路中の音声信号が不快な立上り音としてス
ピーカーより放音されたり或いは歪んで状態で録
音されたりする虞れがなく、また再生、録音モー
ドの切換時にクリツクノイズが生じる虞れもな
い。 更に、本考案に依れば録音状態では前記ミユー
テイング信号発生回路を強制的に非作動状態に設
定する設定回路を設けているので、斯る録音状態
での一時停止操作時にミユーテイング信号発生回
路が作動状態となつて信号線路中の音声信号が側
路され、その間モニター音が途切れると謂つた不
都合を生じる虞れもなく、その効果は実用的価値
の高いものである。 DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention relates to an operation circuit for a tape recorder that can change the tape drive mechanism to a predetermined operating mode position by changing modes such as playback, recording, and pause. That is, recently, the rotational driving force of a motor is used to change the tape drive mechanism to a predetermined operating mode position by changing modes such as playback, recording, and pause, without using a plunger or the like. Many tape recorders with soft touch operation have been commercialized. In other words, in addition to the normal motor switch, this type of tape recorder uses a trigger switch that is turned on when the mode is changed using the playback, recording, pause, etc. operation buttons to supply power to the motor. After the tape drive mechanism is switched to the predetermined operation mode position by the rotational driving force of the motor, the trigger switch is turned OFF again, and power is then supplied to the motor until the tape drive mechanism returns to the predetermined operation mode position. This is done via a motor switch that is closed until the switch is switched.
A partially toothed gear is generally used as a mechanism for switching the tape drive mechanism to a predetermined operating mode position using the rotational driving force of the motor, and while the partially toothed gear meshes with the drive gear and rotates once, The tape drive mechanism is configured to receive the rotational force and switch the tape drive mechanism to a predetermined operating mode position. Conventionally, such soft-touch tape recorders use a sliding recording switch that is linked to the tape drive mechanism to switch between playback and recording modes, and the click noise that occurs when switching has been reduced. A mutating switch built into the recording/playback switch was used. For example, the circuit is constructed as shown in Figure 1, where 1 is a muting switch that is instantaneously closed when switching between recording and playback modes, and 2 is a switch consisting of first and second transistors 3 and 4. In the mitsuto trigger circuit, 5 is a switching transistor. Therefore, when the mutating switch 1 is instantaneously closed in the illustrated state, the charge accumulated in the capacitor 6 is discharged, the first transistor 3 of the Schmitt trigger circuit 2 becomes non-conductive, and the second transistor 4 becomes non-conductive. is turned on, and the switching transistor 5 is turned on, and the collector of the switching transistor 5 outputs a DC voltage (+B) as a muting signal. Incidentally, such a muting signal is applied, for example, to the base of a mutating transistor 8 whose collector-emitter path is connected between the signal line P on the input side of the amplifier circuit 7 and the ground, and makes the mutating transistor 8 conductive. The signal line P is reversed and the audio signal in the signal line P is bypassed. Thereafter, when charging of the capacitor 6 is completed, the first transistor 3 is turned on again, the second transistor 4 and the switching transistor 5 are turned off, and the muting signal is no longer output. Therefore, a muting signal as shown in FIG. 1b is obtained. Note that T ₁ in the figure is determined by the values of the resistor 9 and capacitor 6. However, such a conventional circuit requires a separate muting switch and has a complicated circuit configuration for timing the muting. In addition, in the case of a tape recorder of this type, the tape drive mechanism is set at a predetermined operating position by the rotational driving force while the partially toothed gear rotates once (that is, while the trigger switch is in the ON state). During this time, tape running becomes unstable. In other words, if the amplifier circuit is in operation during such a period, there is a risk that the audio signal in the signal line will be recorded in a distorted state during a recording operation, and that an unpleasant rising sound will be emitted from the speaker during playback. Ta. Similarly, there is a risk that an unpleasant rising sound may be generated during a playback operation, and an unpleasant falling sound may be generated during a stop operation. The present invention was developed in view of this point, and instead of using a built-in sliding recording selector switch, it utilizes a unique trigger switch installed in the soft mechanism, and uses a clever circuit configuration to create a different sound. The present invention aims to provide an operation circuit for a tape recorder that can obtain muting during each mode switching operation without affecting the attached circuits, and one embodiment thereof will be described below with reference to the drawings. Note that parts that are the same as those in the prior art will be given the same drawing numbers and their explanations will be omitted. That is, Fig. 2a shows the basic circuit configuration of the present invention, and Fig. 2b shows its operating waveform. , C indicate the output waveforms of the muting signals, respectively. Here, 10
is turned ON when the mode is changed using each operation button such as playback, recording, pause, etc., and turned OFF after the tape drive mechanism is changed to the specified operation mode position.
The trigger switch is in the state, and its contact (ON) side is connected to the DC voltage (+B).
Reference numeral 11 denotes a motor to which a DC voltage (+B) is supplied via a motor switch 12 that is closed until the tape drive mechanism is switched to a predetermined operation mode position, and when the trigger switch 10 is turned on. Power is also supplied via the backflow prevention diode 13. 14 is a mutating signal generation path, and 15 is a DC voltage (+B) at its emitter.
A first switching transistor 16 is connected to the first switching transistor 15 through a resistor 17, and its emitter is grounded, and the base is connected through a resistor 18. It is connected to the movable contact C side of the trigger switch 10. Note that 19 is a reverse bias resistor inserted and connected between the base and emitter of the mutating transistor 15. Therefore, for example, when a recording mode change operation is performed, the trigger switch 10 is turned on, and the motor 1 is turned on via the trigger switch 10.
1 is applied, and the tape drive mechanism begins to be switched to a predetermined operating mode position. At the same time, the second switching transistor 16 becomes conductive through the resistor 18, and due to the conduction of the second switching transistor 16, the first switching transistor 15 also becomes conductive through the resistor 17. Therefore, the DC voltage (+
B) is output, and such a muting signal is applied to the base of the mutating transistor 8, turning the transistor 8 into a conductive state and bypassing the audio signal in the signal line P. Therefore, during the tape running instability period until the tape drive mechanism is completely switched to the recording mode position,
There is no risk that the audio signal in the signal line P will be recorded in a distorted state and that an unpleasant rising sound will be emitted from a speaker (not shown) during playback. After the tape drive mechanism is switched to a predetermined recording mode position, the trigger switch 10 is turned off again.
Since the supply of DC voltage (+B) via the second switching transistor 16 is cut off, the second switching transistor 16
is reversed to a non-conductive state, and at the same time, the first switching transistor 15 is reversed to a non-conductive state. Therefore, the muting signal is no longer output from the collector of the first switching transistor 15, and the audio signal on the signal line P is applied to a magnetic head (not shown) or the like, and a predetermined recording operation is performed. In this case, the output period of the muting signal
T ₂ is set while the trigger switch 10 is in the ON state, but a series circuit of a resistor 20 and a capacitor 21 is connected between the collector of the second switching transistor 16 and the ground, as shown by the dotted line frame in Figure 2a. If they are inserted and connected, the output waveform of the muting signal as shown by the dotted line in FIG. 2b can be obtained. Furthermore, in FIG. 2b, after the tape drive mechanism is set to a predetermined recording mode position, the second switching transistor 16 receives the DC power (+B) from the motor switch 12 and does not become conductive. In other words, the backflow prevention diode 1 is installed so that the muting signal generation circuit 14 is not activated and the muting signal is not output.
However, in a set where there is not enough power supply voltage, the forward voltage of such a diode may become a problem. Therefore, if the circuit is configured as shown in FIG. 3, the muting signal generating circuit 14 can be kept inactive after the tape drive mechanism is switched to a predetermined operating mode position without using the backflow prevention diode 13. Can be set. That is, the second switching transistor 16
The collector-emitter path of a control transistor 22 is inserted and connected between the base of the control transistor 22 and the movable contact C of the trigger switch 10, and the base of the control transistor 22 is connected to the contact point (C) of the trigger switch 10 via a bias resistor 23. OFF) side and grounded via the level setting resistor 24. Therefore, with such a circuit configuration, after the tape drive mechanism is switched to a predetermined recording mode position, the trigger switch 10 is turned on again.
By entering the OFF state, a cut-off voltage (+B) is applied via the motor switch 12 to the base of the control transistor 22 through the trigger switch 10, and the control transistor 22 is reversed to a non-conducting state and the second switch is turned off. The switching transistor 16 and the first switching transistor 15 are each inverted to a non-conducting state, and the muting signal generating circuit 14 is set to a non-operating state. Furthermore, the circuit shown in FIG. 3 is provided with a separate setting circuit 25 for forcibly setting the muting signal generating circuit 14 to a non-operating state in the recording state . When the mechanism is switched to a predetermined recording mode position, the recording/reproducing switch 26 is switched to the recording (REC) side, and a cutoff voltage (+B) is applied to the base of the control transistor 22 via the resistors 27 and 23. It is now possible to apply Therefore,
When a pause operation is performed in such a recording state, the trigger switch 10 is switched to the contact (ON) side and the cut-off voltage (+B) to the base of the control transistor 22 via the trigger switch 10 is cut off. Continuing from circuit 25 ,
In FIG. 2b, after the tape drive mechanism is set to a predetermined recording mode position, the second switching transistor 16 is supplied with DC power (+B) from the motor switch 12 so that it does not become conductive. That is, the muting signal generation circuit 1
A reverse current prevention diode 13 is provided to prevent output of a muting signal when the output voltage switch 4 is activated, but the forward voltage of such a diode may become a problem in a set that does not have sufficient power supply voltage. Therefore, if the circuit is configured as shown in FIG. 3, the muting signal generation circuit 14 will be activated after the tape drive mechanism is switched to a predetermined operation mode position without using the backflow prevention diode 13.
can be set inactive. That is, the collector-emitter path of the control transistor 22 is inserted and connected between the base of the second switching transistor 16 and the movable contact C of the trigger switch 10, and the control transistor 2
2 is connected to the contact (OFF) side of the trigger switch 10 via a bias resistor 23 and grounded via a level setting resistor 24. Therefore, with such a circuit configuration, after the tape drive mechanism is switched to a predetermined recording mode position, the trigger switch 10 is turned OFF again, and the control transistor 22 is turned off through the trigger switch 10. The cut-off voltage (+
B) is applied, the control transistor 22 is inverted to a non-conducting state, the second switching transistor 16 and the first switching transistor 15 are each inverted to a non-conducting state, and the mutating signal generating circuit 14 is in an inactive state. is set to Furthermore, the circuit shown in FIG. 3 is provided with a separate setting circuit 25 for forcibly setting the muting signal generating circuit 14 to a non-operating state in the recording state . When the mechanism is switched to a predetermined recording mode position, the recording/reproducing switch 26 is switched to the recording (REC) side, and a cutoff voltage (+B) is applied to the base of the control transistor 22 via the resistors 27 and 23. It is now possible to apply Therefore,
When a pause operation is performed in such a recording state, the trigger switch 10 is switched to the contact (ON) side and the cut-off voltage (+B) to the base of the control transistor 22 via the trigger switch 10 is cut off. Since the cut-off voltage (+B) is continuously applied from the circuit 25 , the control transistor 22 is maintained in a non-conductive state, and the operation of the muting signal generating circuit 14 is prevented. Therefore, when a pause operation is performed in such a recording state, the muting signal generation circuit 14 is activated and the audio signal in the signal line P is bypassed, and during this time the monitor sound is interrupted, which may cause the so-called inconvenience. do not have. As described above, according to the circuit of the present invention, the trigger switch that is turned ON when changing modes such as playback, recording, and pause is used to operate the tape drive mechanism until the tape drive mechanism is set to a predetermined operating mode position. During this period, that is, when the tape running is unstable, the muting signal generating circuit is activated and the audio signal in the signal line is bypassed. There is no risk that the sound will be emitted in a distorted manner or that it will be recorded in a distorted state, and there is no risk that click noise will occur when switching between playback and recording modes. Furthermore, according to the present invention, a setting circuit is provided that forcibly sets the mutating signal generating circuit to a non-operating state in a recording state, so that the mutating signal generating circuit is activated when a pause operation is performed in such a recording state. There is no risk of the so-called inconvenience occurring when the audio signal in the signal line is bypassed and the monitor sound is interrupted during this time, and the effect is of high practical value.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第１図ａ，ｂは従来の回路図及びその出力波形
図、第２図ａ，ｂは本考案の基本的な回路構成及
びその動作波形を示す図、第３図は本考案の他の
実施例を示す回路図である。 １０……トリガースイツチ、１１……モータ
ー、１４……ミユーテイング信号発生回路、２５
……設定回路。 Figures 1a and b are conventional circuit diagrams and their output waveforms, Figures 2a and b are diagrams showing the basic circuit configuration of the present invention and its operating waveforms, and Figure 3 is another implementation of the present invention. FIG. 3 is a circuit diagram showing an example. 10...Trigger switch, 11...Motor, 14 ...Mumuting signal generation circuit, 25
...Setting circuit.

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】[Scope of utility model registration request] 再生、録音、一時停止等の各モード転換操作時
にON状態となるトリガースイツチを介してモー
ターへの電源供給を行ない、該モーターの回転駆
動力にてテープ駆動機構部が所定の動作モード位
置に転換された後、該トリガースイツチを再び
OFF状態にするテープレコーダーであつて、再
生、録音、一時停止等の各モード転換操作に伴な
つて前記トリガースイツチがON状態になつた際
作動状態となつて所定時間ミユーテイング信号を
出力するミユーテイング信号発生回路と、録音状
態では前記ミユーテイング信号発生回路を強制的
に非作動状態に設定する設定回路とを設け、而し
て録音状態での一時停止操作時には、前記トリガ
ースイツチがON状態になるも、前記設定回路に
て前記ミユーテイング信号出力回路の作動が阻止
される事を特徴とするテープレコーダーの操作回
路。 Power is supplied to the motor via a trigger switch that is turned ON when changing modes such as playback, recording, and pause, and the tape drive mechanism changes to the predetermined operating mode position by the rotational driving force of the motor. After that, turn the trigger switch again.
A mutating signal that is a tape recorder that is set to an OFF state, and that becomes activated when the trigger switch is turned ON in conjunction with each mode switching operation such as playback, recording, and pause, and outputs a mutating signal for a predetermined period of time. A generating circuit and a setting circuit for forcibly setting the mutating signal generating circuit to a non-operating state in a recording state are provided, so that when a pause operation is performed in a recording state, the trigger switch is turned on. An operating circuit for a tape recorder, wherein the setting circuit prevents the mutating signal output circuit from operating.