JPS6398314A - コンバインの穀稈搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、多条刈りコンバインにおける穀稈搬送装置に
関するものである。

（ロ）従来技術 従来から、多条刈りコンバインの穀稈搬送装置において
、左右に「ハ」字型に配置して−・対の上部１般送装置
と下部１般送装置を設け、該合流部の後方に穂先縦搬送
装置と株元縦搬送装置を」二重同動可能に配置した技術
は公知とされているのである。例えば特開昭６０−１６
０８１５号公報の如くである。

また同様に、コンバインの搬送装置において、上部搬送
装置を−に下２段に配置した技術も公知とされているの
である。例えば実開昭５６−１３６５３１号公報の如く
である。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、「ノ司の字型に配置した１１１１部の
上部搬送装置と下部搬送装置により左右がら殻稈を搬送
し、後端で合流後に、長短稈調節の為に上下同動可能と
した穂先縦搬送装置と株元縦搬送装置に受は継く構成に
おいて、該受は紺き部において、殻稈を挟持しない死角
空間が発生し２）、該部分から穀稈が抜けたり、漏れた
りするという不具合いが発生していたのである。

本発明は該受り継ぎ部の死角空間を無くず為に、上部搬
送装置と下部搬送装置との間に受継ぎ搬送装置を配置し
たものであり、また該受継き搬送装置を下部搬送装置側
から上部搬送装置への動力伝達経路の一部として構成す
ることにより、簡潔にコスＩ・を安く構成したものであ
る。

（ニ）問題を解決するだめの手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。

「バー１の字型に配置した左右・対の下部搬送装Ｗ２１
．・２Ｒの上方に、作用面を略重複して左右一対の一■
一部搬送装置１Ｌ−１Ｒを配置し、該下部搬送装置２　
Ｌ・２Ｒと上部＋１送装置１Ｌ・１Ｒにより搬送した穀
稈を［バー１字の幅狭部で合流させ、その後部に長短稈
調節の為に一体的に上下同動可能とした、株元縦搬送装
置５と穂先縦搬送装置４を配置した構成において、穂先
縦搬送装置４の先端下方位置で、下部搬送装置２Ｒとの
間に、受継ぎ搬送装置３を配置したものである。

また、受継ぎ搬送装置３を下部搬送装置２Ｉ−より動力
伝達して駆動し、更に受継ぎ搬送装置３よりその一上方
の上部搬送装置Ｉ　Ｌを駆動すべく構成したものである
。

（ボ）実施例と作用 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成と作用を説明すると。

第１図は本発明の穀稈搬送装置の全体平面図、第２図は
同じく全体側面図、第３図は前部の搬送装置の平面図、
第４図は上部搬送装置ＩＲの右側面図、第５図はスター
ホイールフＮ部の右側面図、第６図は下部搬送装置２　
Ｌの左側面図である。

第１図・第２図において、全体的な構成について説明す
ると。

刈取装置の、前端には分草杆が突出しており、該分草杆
に取り（Ｊけられた分草板により、倒伏殻稈を分草する
。分草後の殻稈を３本の引き起し装置８Ｌ・８Ｎ・８Ｒ
により引起し、株元部はタイン付きヘルドにより構成さ
れた掻き込み搬送装置１０Ｌ・ＩＯＮ・ＩＯＲにより搬
送通路に案内し１、刈刃装置により株元部を切断する。

切断後の株元部をスターホイール７Ｒ・７Ｎ・７　Ｌに
より、２本の搬送通路に導く。スターホイール７Ｒは挟
扼杆との間で一本の搬送通路を構成し、スターホイール
７Ｎ・７　Ｌにより一本の搬送通路を構成している。

スターホイール７Ｒに続いて後方へ向かい下部搬送装置
２Ｒが配置され、該下部搬送装置２Ｒの−に方に上部搬
送装置ＩＲが重複状態に配置されている。

スターホイール７Ｎ・７Ｌに続いて、下部搬送装置２Ｌ
が配置されて、該下部搬送装置２Ｌの上方に上部搬送装
置Ｌ　Ｌが配置されている。

該上部搬送装置１Ｌ・ＩＲと下部搬送装置２Ｌ・２Ｒは
、平面視において「ハ」の字型に構成されており、後端
に左右の殻稈搬送通路の合流部が構成されている。該合
流部を始端部として、穂先縦搬送装置４と株元縦搬送装
置５が配置されており、該穂先縦搬送装置４と株元縦搬
送装置５は一体的に構成されており、後端の枢支点を中
心に先端を上下に回動して、長短稈調節を可能としてい
る。

該前部の搬送装置１・２と、後部の同動可能な搬送装置
４・５の間において、回動時の干渉を発生させない為に
ある程度の空間を構成すると、該部分が搬送装置の無い
死角空間と成ってしまうのである。

本発明は特に上部搬送装置ＩＲと穂先縦搬送装置４との
間に発生する間隙を埋める為に、両者の間に配置した受
継ぎ搬送装置３を構成したものである。

下部搬送装置２Ｌ・２Ｒより株元縦搬送装置５に至る間
に発生する間隙は、下部搬送装置２Ｌを後方まで延長し
て、株元縦搬送装置５の側面に沿う位置まで延、長装置
していることにより、死角空間を解消すべく構成してい
るのである。

次に本発明の穀稈搬送装置の駆動構成について説明する
と。

エンジンからの動力か、■ヘルドを介して刈取ＩＩ送大
入力ケースに入力されているのである。該刈取（最大入
力ケース９の入力軸部分か刈取）搬送装置の上下回動の
枢支点に構成されているのである。

また該刈取搬送人カケ　ス９より穂先縦搬送装置４と株
元縦搬送装置５の駆動ケースが突出されており、該駆動
ケース部分を中心に穂先縦搬送装置４と株元縦搬送装置
５か斜めに傾いた状態で、長短稈屑節の為にモーター等
により回動さｔｌるのである。

また刈取１般送入力ケース９より動力伝達パイプ１１が
前方へ突出されており、該動力伝達パイプ１１は内部に
配置された伝達軸により横設駆動ケース６に動力を伝達
すると共に、該刈取搬送装置の全体を−に下同動可能に
支持する役目もしているのである。

動力伝達パイプ】］の先端に横設駆動ケース６の中央部
が結合され、両者により「Ｔ」字型に構成されているの
である。

横設駆動ケース６より５本の軸が前方へ向けて突出され
、その内の３木により引き起し装置８Ｌ・８Ｎ・８Ｒを
駆動し、後の２本が下部搬送装置２　Ｌ・２Ｒを駆動し
ているのである。下部搬送装置２Ｌを駆動した動力は延
長されて上部搬送装置１Ｌをも駆動し、下部搬送装置２
Ｒを駆動した動力は、受継ぎ搬送装置３を駆動した後、
上部１般送装置１Ｒを駆動すべく動力伝達構成されてい
るのである。

次に第３図の図面に基ついて説明すると。

下部搬送装置２　Ｌは横設駆動ケース６から上方へ向け
て突出された駆動軸１６により駆動され、該駆動軸１６
に巻回された搬送チェーンがスターホイール７Ｉ、のス
プロケソ１−にも巻回されているので、スターホイール
７［、の駆動も行っているのである。また該下部搬送装
置２ＬＩ７）ｌｌｌ送チェーンは駆動軸２０のスプロケ
ットにも巻回されているので、駆動軸、２０を駆動し、
該駆動軸２０が上方へ延長されて上部搬送装置］Ｌの駆
動スプロケノ］・を駆動しているのである。

上部搬送装置１Ｌは該駆動軸２０の部分より更に後方に
延長されており、該部分が株元縦搬送装置５の側面と重
複する部分となり、下部搬送装置と株元縦搬送装置５と
の間に、死角空間が発生するのを防ぎ、稈漏れや稈抜け
の発生を防いでいるのである。

スターホイール７Ｎは、７■、と噛合しているので、該
スターホイールどうしの噛合により動力伝達され回転し
ているのである。

下部搬送装置２Ｒは横設駆動ケース６から上方へ向けて
突出された駆動軸１７により駆動されており、該駆動軸
１７に巻回された搬送チェーンがスターホイール７Ｒの
スプロケットにも巻回されており、スターホイール７Ｒ
が駆動されるのである。該搬送チェーンが巻回された後
端のスプロケットの駆動軸１８が駆動され、該駆動軸１
８が上方に伸びて受継ぎ搬送装置３の後方のスプロケッ
トを駆動しているのである。

該受継き１般送装置３の前端のスプロケットに設けられ
た駆動軸１９が上方に延長されて、上部搬送装置ＩＲの
スプロケットを駆動しているのである。

従来ば該ト部１般送装置ＩＲも後方まで延長されて、最
下限まで回動した穂先縦搬送装置４の先端と殆と接近す
る程までに近づけて構成し、これにより死角空間を無く
していたのであるが、本発明においては、１一部搬送装
置ＩＲは穂先縦搬送装置４に接近する前に終了させて、
その代わり番こ該上部搬送装置ＩＲの下方で、穂先縦搬
送装置４が最下限まで回動して来ても接触しない下方の
位置に、受継き搬送装置３を設けたものである。

故に受継ぎ搬送装置３は前端において−に部搬送装置Ｉ
Ｒと重複し、後端において穂先′ａ搬送装置４の先端と
も重複しているのである。

左右の「ハ」の字型に構成した下部搬送装置２Ｌ・２Ｒ
の間に、挟扼杆取イ」体１５を立設し、該挟扼杆取付体
１５より弾性付勢状態で挟扼杆１２・１３を支持、して
いる。

挟扼杆１２は下部搬送装置２Ｒの搬送ナエーンに向けて
付勢されており、挾扼杆１３は下部搬送装置２Ｌの搬送
ヂエーンに向けて付勢されている。

また挟扼杆取付体１５より、［バー［の字型の合流部に
向りて、合流部ガイド杆１４が延出されている。

次に第４図・第５図・第６図について説明すると。

スターホイール７Ｌ・７Ｎ・７Ｒの部分より突出された
掻き込み搬送装ｆｌＯＬ・ＩＯＮ・１０Ｒは、それぞれ
スターホイールの駆動軸条に配置されて■プーリーを構
成しており、該スターホイールと同一の回転数により回
転されているのである。

右側搬送装置支持パイプ２１はＵ字型に構成されており
、Ｕ字の一方が一上方へ伸びて、上部搬送装置１Ｒを支
持している。該右側搬送装置支持パイプ２１の下端は横
設駆動ケース６の上に固設されている。

同様に左側搬送装置支持パイプ２２モーターＵ目 字型に構成されて、上方への突出部に上部搬送装置ＩＲ
か支持されている。

左側搬送装置支持パイプ２２の７’端も横設駆動ケース
６の上に固定されているのである。

（へ）発明の効果 本発明は以北の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。

第１に、上部搬送装置の一部を穂先縦搬送装置４として
、株元縦搬送装置５と共に長短稈調節の為に同動可能と
した場合には、前部の非回動搬送装置との間に、不連続
の部分が発生するのである。そして該不連続の部分が下
部搬送と上部搬送とで、重複してしまうと、該受は継ぎ
部が死角空間となり稈漏れや稈抜けの原因となるのであ
る。

本発明は、上部搬送装置において発生する不連続空間を
失くすべく、上部搬送装置１Ｒと穂先縦搬送装置４の間
の下側に受継ぎ搬送装置３を設けたことにより、死角空
間を失くすことができ、受は継ぎ部に於いて発生ずる不
具合いを解消することが出来たものである。

第２に、該上部搬送装置ＩＲと穂先縦搬送装置４の間に
配置した、受継ぎ搬送装置３を下部搬送装置２Ｒと上部
搬送装置ＩＲとの動力伝達用のチェーンの代わりに使用
したので、受継ぎ搬送装置３を駆動する為の特別な駆動
系統を設ける必要がなく成ったので、受継ぎ搬送装置３
を付設することにより上昇するコストの上界を抑制する
ことが出来たものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の穀稈搬送装置の全体平面図、第２図は
同じく全体側面図、第３図は前部の搬送装置の平面図、
第４図は上部搬送装置ＩＲの右側面図、第５図はスター
ホィール７Ｎ部の右側面図、第６図は下部搬送装置２Ｌ
の左側面図である。 １Ｌ・ＩＲ・・・Ｌ部搬送装置 ２Ｌ・２Ｒ・・・下部搬送装置

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、「ハ」の字型に配置した左右一対の下部搬送装
   置２Ｌ・２Ｒの上方に、作用面を略重複して左右一対の
   上部搬送装置１Ｌ・１Ｒを配置し、該下部搬送装置２Ｌ
   ・２Ｒと上部搬送装置１Ｌ・１Ｒにより搬送した穀稈を
   「ハ」字の幅狭部で合流させ、その後部に長短稈調節の
   為に一体的に上下同動可能とした、株元縦搬送装置５と
   穂先縦搬送装置４を配置した構成において、穂先縦搬送
   装置４の先端下方位置で、下部搬送装置２Ｒとの間に、
   受継ぎ搬送装置３を配置したことを特徴とするコンバイ
   ンの穀稈搬送装置。
2. （２）、特許請求の範囲第１項記載の受継ぎ搬送装置３
   を下部搬送装置２Ｌより動力伝達して駆動し、更に受継
   ぎ搬送装置３よりその上方の上部搬送装置１Ｌを駆動す
   べく構成したことを特徴とするコンバインの穀稈搬送装
   置。