JPS639696Y2 - - Google Patents

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JPS639696Y2
JPS639696Y2 JP10724879U JP10724879U JPS639696Y2 JP S639696 Y2 JPS639696 Y2 JP S639696Y2 JP 10724879 U JP10724879 U JP 10724879U JP 10724879 U JP10724879 U JP 10724879U JP S639696 Y2 JPS639696 Y2 JP S639696Y2
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JP
Japan
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corner
edges
surrounding
circumferential
circumferential edge
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JP10724879U
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JPS5625113U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は格天井における廻り縁の接合構造の
改良に関するものである。
(従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点) 従来の格天井は予め製造工場で作つた組子に適
宜手を加えて設置されていた。すなわち、室の大
きさによつて四辺の廻り縁に半端な部分が生じ、
その四辺の廻り縁を室の大きさに合わせた長さに
することによりうまく組立てていた。例えば、第
9図に示すように廻り縁1の接合端に斜状の突合
せ面を作るやり方では、廻り縁1の四隅突合わせ
部を誤差なくきちんと納めなければならないた
め、現場合わせで加工せざるを得ず大変な作業と
なり、既製品化が難しかつた。さらに、廻り縁1
がきちんと納まつてからこれらの廻り縁1に対し
格子状に横架される複数の格縁を組付けるための
切欠きをやはり現場作業で加工せざるを得ず、そ
の作業も又大変であつた。
この考案の目的は、ある程度廻り縁の長さの誤
差を許容できるように廻り縁の四隅の処理を容易
にし、廻り縁を既製品化するとともに、格天井全
体の既製品化を進めることにある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は後記する実施例の図面に示
すように、室の隅に垂直に立設した隅柱9を室内
向き隅部9aに対し隣接する両側面9bに嵌着さ
れる切欠部7を形成して横断面L字状にした飾り
斗4の廻り縁受け部5の上面にはこの隅部9aに
対し隣接する両側面9bに対応して水平に突出す
る廻り縁載置面5aを形成するとともに、同上面
には廻り縁受け部5の室内向き隅部5bで上方へ
突出する飾り斗4の廻り縁保持突部6を形成し、
格子状に組まれた格縁2の端部が横架された各廻
り縁1のうち互いに隣接する両廻り縁1の端部を
その長さ調節自在に前記廻り縁載置面5a上に載
せてこの両廻り縁1を前記廻り縁保持突部6で係
止し、これらの廻り縁1及び格縁2の上面に天井
板3を取付けたものである。
(作 用) さて、互いに隣接する両廻り縁1の端部は廻り
縁受け部5の載置面5aに載せられて廻り縁保持
突部6に係止されるが、このとき両廻り縁1の長
さは載置面5aの寸法範囲Lで調節することがで
きる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した実施例を第1図か
ら第8図に従つて説明する。
第1図に示すように1は格天井の四辺を囲う廻
り縁であつて、格子状に組まれた複数の格縁2の
端部が横架されている。3はこれらの廻り縁1及
び格縁2の上面に貼り付けた天井板である。
4は格天井の四隅において廻り縁1各々の接合
端部を直交状態で横架する飾り斗であつて、第2
図及び第3図に示すように、その廻り縁受け部5
は室の隅に垂直に立設された隅柱9の室内向き隅
部9aに対し隣接する両側面9bに嵌着される切
欠部7が形成されて横断面L字状をなし、その上
面にはこの両側面9bに対応して水平に突出する
載置面5aが形成されているとともに、同上面に
は廻り縁受け部5の室内向き隅部5bで上方へ突
出する廻り縁保持突部6が形成されている。
8は前記廻り縁受け部5の切欠部7に対し接着
若しくはビス止めされた接合杆であつて、同受け
部5の下面と接合杆8の下面とが面一となるよう
に揃えられ、第4図に示すように柱9に面する隅
部には柱9の前記隅部9aに嵌め込まれる切欠部
10が形成され、ビス若しくは釘にて柱9に固定
されている。ただし、この接合杆8は必ずしも必
要ではなく、飾り斗4を直接柱9に固定すること
も可能である。11は飾り斗4の下面と接合杆8
の下面各々を下方より覆う皿斗部であつて、第5
図に示すように柱9の前記隅部9aに嵌め込まれ
る切欠部12が形成されている。
13は第1図のB部において廻り縁1の上面に
第6図に示すように形成された切欠きであつて、
格縁2の端部がおお入りされている。なお、第7
図は第1図のC部又第8図は第1図のD部におけ
る格縁2の交叉部の嵌め込み構造を示している。
さて、第2図に示すように、接合杆8及び皿斗
部11には組付現場において大工により柱9に適
合する切欠部10,12が形成され、この接合杆
8に固定された飾り斗4は接合杆8を介して柱9
に固定される。この飾り斗4の廻り縁受け部5上
の載置面5aは第2図で示すL寸法の許容範囲を
有しているため、予め格縁2との組付け位置の切
欠き13が形成されている各廻り縁1のうち互い
に隣接する両廻り縁1の接合端部がこの受け部5
上のL寸法の範囲で載架され得るようにその接合
端部を適宜切断すればよい。従つて、格天井の四
隅部の処理が非常に容易になる。このようにして
載せられた廻り縁1は廻り縁保持突部6に係止さ
れる。
なお、飾り斗4には彫刻等を施して美感を向上
させ高価なものとすることも可能である。
考案の効果 要するに本考案によれば、既製品化された組子
であつても部屋の大きさに応じて飾り斗4の廻り
縁受け部5による許容寸法Lによつて適宜廻り縁
1の接合端部の寸法誤差を容易に調節でき、その
ため格天井取付現場での作業能率が向上し、格天
井の取付けコストが安価になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例にかかる格天井を下側から見た
全体図、第2図は第1図中A部の拡大斜視図、第
3図は飾り斗を上側から見た斜視図、第4図は接
合杆の斜視図、第5図は皿斗部を上側から見た斜
視図、第6図は第1図中B部の拡大斜視図、第7
図は第1図中C部の拡大斜視図、第8図は第1図
中D部の拡大斜視図、第9図は従来の廻り縁の接
合構造を示す斜視図である。 廻り縁……1、格縁……2、天井板……3、飾
り斗……4、廻り縁受け部……5、載置面……5
a、廻り縁保持突部……6、切欠部……7、接合
杆……8、隅柱……9、皿斗部……11。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室の隅に垂直に立設した隅柱9の室内向き隅部
    9aに対し隣接する両側面9bに嵌着される切欠
    部7を形成して横断面L字状にした飾り斗4の廻
    り縁受け部5の上面にはこの隅部9aに対し隣接
    する両側面9bに対応して水平に突出する廻り縁
    載置面5aを形成するとともに、同上面には廻り
    縁受け部5の室内向き隅部5bで上方へ突出する
    飾り斗4の廻り縁保持突部6を形成し、格子状に
    組まれた格縁2の端部が横架された各廻り縁1の
    うち互いに隣接する両廻り縁1の端部をその長さ
    調節自在に前記両廻り縁載置面5a上に載せてこ
    の両廻り縁1を前記廻り縁保持突部6で係止し、
    これらの廻り縁1及び格縁2の上面に天井板3を
    取付けたことを特徴とする格天井。
JP10724879U 1979-08-02 1979-08-02 Expired JPS639696Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10724879U JPS639696Y2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02

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JP10724879U JPS639696Y2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5625113U JPS5625113U (ja) 1981-03-07
JPS639696Y2 true JPS639696Y2 (ja) 1988-03-23

Family

ID=29339886

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JP10724879U Expired JPS639696Y2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02

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JPS5625113U (ja) 1981-03-07

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