JPS6396453A - 膨張タ−ビンにおける軸受装置 - Google Patents

膨張タ−ビンにおける軸受装置

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JPS6396453A
JPS6396453A JP24120586A JP24120586A JPS6396453A JP S6396453 A JPS6396453 A JP S6396453A JP 24120586 A JP24120586 A JP 24120586A JP 24120586 A JP24120586 A JP 24120586A JP S6396453 A JPS6396453 A JP S6396453A
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JP
Japan
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bearing
rotor
gas
turbine
thrust
Prior art date
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Pending
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JP24120586A
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English (en)
Inventor
根本 政明
島北 正俊
白潟 幹雄
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヘリウムガス、水素ガス、酸素、窒素、LP
G、 LNG等の液化用膨脹タービンにおいて、ロータ
を回転自在に支承する軸受装置に関する。
従来の技術 従来の小型膨脹タービンにおけるロータの軸受装置には
、例えば第5図に示すようなものがある。
この装置は、一端にタービン翼車013を、かつ他端に
コンプレッサ翼車014を備えるロータ011を、軸受
ハウジング090内に設けた左右1対のジャーナル軸受
020.040と単一のスラスト軸受060とを以て支
承するようにしている。
ジャーナル軸受0201040としては、高速回転時に
問題となるホワールを抑えるため、ロータ011の円周
方向に互いに分割されたティルティングパッド022を
備える動圧型のものが用いられ、またスラスト軸受06
0としては、負荷能力の大きなスパイラルグループ軸受
が用いられている。
軸受ハウジング090内のガス圧は、タービン入口圧力
及びコンプレッサ出口圧力に均圧されていとの間には、
いずれも特別なシールは設けられていない。
発明が解決しようとする問題点 上述のような従来の構造では、ロータ011の外径があ
まり大きくない場合には、ホワールの発生を十分に抑制
することができるが、タービン流量が増し、かつロータ
011の外径が大径化するにしたがって、ホワールが発
生し易くなるという問題点がある。その理由は次のとお
りである。
一般に、ガス軸受の場合、軸径の大小にか\わらず、軸
受最大剛性を与えるような軸受半径すきま比近傍の値に
設計される。軸受すきま比一定の条件のもとで運転する
ことを前提とした場合、軸受のバネ剛性や減衰率はロー
タの周速に比例する。
一方、ロータホワール発生回転数は軸受直径の1.5乗
に逆比例する。
膨脹タービンはタービン性能上から、タービン外周の速
度が一定になるように設計されるため、タービン外径が
決まれば、ロータの回転数はそれに反比例したような値
になる。しかし、ロータのホワール発生回転数は上述し
たように軸径の1.5乗に反比例するため、軸径の増大
にしたがい不安定に成り易い傾向を有する。
本発明は、上述のような問題点に鑑み、ロータの外径が
大径化しても、ホワールの発生を十分に抑えることがで
きるようにした膨脹タービンにおける軸受装置を提供す
ることを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明の膨脹タービンにおける軸受装置においては、一
端にタービン翼車を、かつ他端にコンプレッサ翼車を備
えるロータを、軸受ハウジング内に設けたジャーナル軸
受とスラスト軸受とをもって支承するとともに、前記ジ
ャーナル軸受を、ロータの軸線を中心とする円周方向に
互いに分離された複数の弧状の軸受パッドをもって構成
し、かつ前記各軸受パッドを、軸受ハウジング内に支持
されたピボット軸の内端に、球面軸受をもってそれぞれ
支持するとともに、前記各軸受パッドの軸受面に静圧ガ
スを供給する静圧ガス供給手段を設けている。
作用 本発明の膨脹タービンにおける軸受装置によると、各軸
受パッドの軸受面に静圧ガスを送り込むことにより、ロ
ータに対して、各軸受パッドによる機械的な動圧に、静
圧ガスによる静圧が加わり、軸受ばね剛性が増加する。
軸受によってロータに与えられる求心力は、各軸受パッ
ドの軸受面に供給するガスの圧力を制御することにより
、大巾に変えることができる。
したがって、膨脹タービン運転領域で発生する軸受合力
の接線成分より大きな求心力が得られるように軸受供給
ガス圧力を調整することにより、ロータを安定して回転
させ、ホワールの発生を防↓ 止することができ。
実施例 以下、本発明の一実施例を、第1図から第4図までを参
照して詳細に説明する。
第1図において、10はロータアセンブリで、中央部に
拡径円板状のスラストカラー12を有するロータ11と
、このロータ11の第1図における右端に、固定ボルト
111をもって固着されたタービン翼車13と、ロータ
11の第1図における左端に、固定ボルト112をもっ
て固着されたコンプレッサ翼車14とからなっている。
ロータ11は、軸受ハウジング90内に設けた左右i対
のジャーナル軸受40.20とその中間に設けたスラス
ト軸受60とをもって支承され、タービン翼車13が軸
受ハウジング90の右側のタービン室(図示路)内に、
またコンプレッサ翼車14が軸受ハウジング90の左側
のブレーキコンプレッサ室(図示路)内にそれぞれ位置
するようにしである。
タービン翼車13は、タービン室からの冷熱が逃げない
ように、ロータ11の右端に空洞部を形成する円筒状の
薄肉シリンダ部114を介して取付けられている。
第1図及び第2図に示すように、右方のジャーナル軸受
20は、ロータ11の軸線を中心とする円周方向に互い
に分離された3個の弧状の軸受パッド22をもって構成
される。
なお、左方のジャーナル軸受40は、右方のジャーナル
軸受20と同一構造であるので、以下の説明では右方の
ジャーナル軸受20についてのみ詳述し、左方のジャー
ナル軸受40については、その詳細な説明を省略する。
各軸受パッド22は、ロータ11の中心軸線に対して半
径方向を向くピボット軸23の内端に、球面軸受24を
もってそれぞれ支持されている(第2図においては、1
個の軸受パッド22の支持構造のみを図示し、他の軸受
バヅド22の支持構造は省略して示しである。)。
ピボット軸23は、ピボット取付ねじ26に貫通するよ
うにして螺着され、またピボット取付ねじ26は、軸受
ハウジング90内に設けられた環状の軸受支持ブロック
21に、ロックナツト27を緩めることにより、ピボッ
ト軸23の進退量を調節し得るようにして螺着されてい
る。
球面軸受24は、ピボット軸23の内端に形成された大
径の半球体231と、この半球体231を受ける球面状
の凹部を有する受座241と、この受座241を軸受パ
ッド22に固定するキャップ25とからなっている。
各軸受パッド22を、このようなピボット軸23と球面
軸受24とをもって支持することにより、各軸受パッド
22が、半球体231の曲率中心を中心として、あらゆ
る方向に微小角度だけ回動でき、しかもピボット軸23
から脱落しないようにしである。
スラスト軸受60は、ロータ11のスラストカラー12
を左右より挾む主スラスト軸受61と反スラスト軸受7
1とからなり、ロータ11の軸線方向の位置決めと、ス
ラスト方向の負荷荷重を受けもつ役目をしている。軸受
すきまを一定値にするため、主スラスト軸受61と反ス
ラスト軸受71との間には、環状のスペーサ72が設け
られ、それらの3つの部材は、軸受ハウジング90内に
固着された左右1対のバックアッププレート62に挾ま
れ、かつボルト73をもって固着されている。
ジャーナル軸受20.40における各軸受パッド22の
軸受面と、スラスト軸受60における主スラスト軸61
及び反スラスト軸受71の各軸受面に静圧ガスを供給す
る静圧ガス供給手段100は、次のような糸路より構成
されている。
軸受供給用静圧ガス(以下単に静圧ガスという)は、軸
受ハウジング90の中央上部に設けたガス導入口95よ
り、軸受ハウジング90の上壁部を縦方向に貫通し、か
つスラスト軸受60におけるスペーサ72、反スラスト
軸受71、右方のバックアッププレート62及びジャー
ナル軸受20.40側における軸受支持ブロック21の
一部を横方向に順次貫通する給気孔28を通って、軸受
支持ブロック21の外周部に形成された3つの給気室3
3.34.35のうちの1つの給気室33に供給される
給気室33に送られてきた静圧ガスは、そこから、軸受
支持ブロック21の外周面に形成された環状溝30.3
1を通って、他の給気室34.35にそれぞれ供給され
る。
各給気室33.34.35には、上述のピボット軸23
の外端がそれぞれ突入しており、各給気室33.34.
35に供給された静圧ガスは、ピボット軸23の中心に
穿設された中心孔232、受座241の中央に穿設され
た中央孔242を通って、各軸受パッド22の中央に形
成された導通孔221に供給される。
第3図に示すように、各軸受パッド22の軸受面には、
長方形の狭い溝122が穿設されており、この溝122
の各辺の中央には、導通孔221に連通するオリフィス
121がそれぞれ開口している。
したがって、導通孔221に供給された静圧ガスは、オ
リフィス121を通って溝122内に供給され、そこか
ら各軸受パッド22の軸受面とロータ11の外周との間
に供給される。
またスラスト軸受60側における両バックアッププレー
ト62内においては、給気孔28上り給気孔63が分岐
し、この給気孔63は、各バックアッププレート62と
主スラスト軸受61及び反スラスト軸受71のそれぞれ
の対向面に形成された環状溝64.65にそれぞれ連通
している。
第4図に示すように、主スラスト軸受61の軸受面及び
反スラスト軸受71の軸受面には、環状溝65に連通ず
る複数のオリフィス161が開口している。
したがって、給気孔28より給気孔63側に分岐された
静圧ガスは、環状溝64.65及びオリフィス161を
通って、主スラスト軸受61の軸受面とスラストカラー
12との間、及び反スラスト軸受71の軸受面とスラス
トカラー12との間にそれぞれ供給される。
また第4図に示すように、主スラスト軸受61(及び反
スラスト軸受71)の軸受面には、スパイラルグループ
162が穿設されている。
ジャーナル軸受20.40の各軸受面から排出されたガ
スは、軸受支持ブロック21に穿設された排気孔29よ
り、スラスト軸受60の外周に形成された空間であるブ
レナム室66に集められ、スラスト軸受60の軸受面か
ら排出されるガスと合流し、そこから、軸受ハウジング
9Gの中央下部に接続された排出パイプ96を通って、
プロセスガスループの低圧部へと引き込まれる。
軸受供給用静圧ガスとしては、プロセス高圧ガス源を使
用する。したがって、軸圧ハウジング90内の圧力は、
タービン入口ガスの圧力とほぼ同一となる。静圧ガス軸
受型としての利用を図るため、軸受ハウジング90内の
ガス圧力はプロセスガス圧力よりも低くとる必要があり
、そのため、タービンから冷却されたガスが軸受ハウジ
ング90内に流入し、その生成流量が減少しないように
、軸受ハウジング90の右端におけるエンドプレート8
0とロータ11の右端部との間にラビリンスガスシール
81を設けである。
また、同様の理由から、ブレーキコンプレッサ側につい
ても、軸受ハウジング90の左端におけるエンドプレー
ト82とロータ11の左端部との間にラビリンスガスシ
ール83を設けである。
このように、ロータ11の両端にガスシール81.83
を設けるため、ロータ11を長くすると、オーバーハン
グによる振動の問題が出てくるが、この実施例において
は、スラストカラー12をロータ11の中央に設けるこ
とにより、オーバーハングによる影響をできるだけ緩和
するようにしている。
この実施例は上述のような構造としであるので、本発明
の作用として上述したところと同様の作用を生じ、かつ
本発明の効果として後述するところと同様の効果を奏す
ることができる他に、スラスト軸受60側にも静圧ガス
を供給するようにしたことにより、スラスト軸受60に
おいて動圧に静圧が加算され、軸受負荷荷重が増大し、
タービン翼車及びコンプレッサ翼車に加わる空力的な変
動分を含めた負荷だけでなく、ロータ11の円錐モード
に基く振れ回りに対しても抵抗力を有するという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の中央縦断正面図、第2図
は、第1図の■−■線断面図、第3図は、第2図の■−
■線拡大矢視図、第4図は、主スラスト軸受の側面図、
第5図は従来の膨脹タービンにおける軸受装置の一例を
示す縦断正面図である。 11・・ロータ、13・・タービン翼車、14・・コン
プレッサ翼車、20.40・・ジャーナル軸受、22・
・軸受パッド、23・・ピボット軸、24・・球面軸受
、60・・スラスト軸受、90・・軸受ハウジング、9
5・・ガス導入口、96・・排出パイプ、100(ほか
1名) 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一端にタービン翼車を、かつ他端にコンプレッサ翼車を
    備えるロータを、軸受ハウジング内に設けたジャーナル
    軸受とスラスト軸受とをもって支承するようにした膨脹
    タービンにおける軸受装置において、前記ジャーナル軸
    受を、ロータの軸線を中心とする円周方向に互いに分離
    された複数の弧状の軸受パッドをもって構成し、前記各
    軸受パッドを、軸受ハウジング内に支持されたピボット
    軸の内端に、球面軸受をもってそれぞれ支持するととも
    に、前記各軸受パッドの軸受面に静圧ガスを供給する静
    圧ガス供給手段を設けたことを特徴とする、膨脹タービ
    ンにおける軸受装置。
JP24120586A 1986-10-13 1986-10-13 膨張タ−ビンにおける軸受装置 Pending JPS6396453A (ja)

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JP24120586A JPS6396453A (ja) 1986-10-13 1986-10-13 膨張タ−ビンにおける軸受装置

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JP24120586A JPS6396453A (ja) 1986-10-13 1986-10-13 膨張タ−ビンにおける軸受装置

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JPS6396453A true JPS6396453A (ja) 1988-04-27

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ID=17070765

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24120586A Pending JPS6396453A (ja) 1986-10-13 1986-10-13 膨張タ−ビンにおける軸受装置

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JP (1) JPS6396453A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077966A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷器式冷凍機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077966A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷器式冷凍機

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