JPS639638Y2 - - Google Patents

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JPS639638Y2
JPS639638Y2 JP1980178073U JP17807380U JPS639638Y2 JP S639638 Y2 JPS639638 Y2 JP S639638Y2 JP 1980178073 U JP1980178073 U JP 1980178073U JP 17807380 U JP17807380 U JP 17807380U JP S639638 Y2 JPS639638 Y2 JP S639638Y2
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JP
Japan
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bonnet
engine bonnet
engine
cabin
driving cabin
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Expired
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JP1980178073U
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English (en)
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JPS57101167U (ja
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Publication of JPS57101167U publication Critical patent/JPS57101167U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、運転キヤビンを着脱自在に、かつ、
エンジンボンネツトを、その左右一側方を中心に
上下揺動自在に、夫々旋回台に備えた旋回作業車
に関する。
この種の作業車においては、機体前後長さを短
かくするために、エンジン関係を収納したボンネ
ツトと運転キヤビンを近接配設してあり、従来エ
ンジン関係の修理点検等でボンネツトの揺動開閉
を許容すべく構成する為に運転キヤビンの占有面
積が狭くなり、操縦者の着座姿勢において後頭部
がキヤビン後壁に接触し、不快感を生じ、居住性
を欠くものであつた。
本考案は、上述の点に鑑みてなしたものであつ
て、実質的な運転キヤビンの占有面積を狭くしな
がらも居住性を良くし、さらにボンネツトの揺動
開閉に支障が無いようにすることを目的とする。
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
クローラ走行装置1を装備する機台に対して縦
軸芯周りで駆動回動操作自在に旋回台2を設け、
この旋回台2前方に縦軸周りで揺動固定自在に掘
削装置3を設けると共に、この後方に運転座席4
を設けた操縦部5に運転キヤビン6を着脱自在に
取り付け、この後方にエンジン関係をボンネツト
7で覆い、旋回作業車を構成してある。
前記運転キヤビン6は、その後部上方部分が前
記ボンネツト7の揺動軸芯Xとは反対側の一部分
の上方に位置する状態で取付けられるべく、前記
ボンネツト7の天板7Cに沿う状態でそのボンネ
ツト7の上方空間側へ膨出させて形成してあり、
そして、旋回台2に防振構造9を介して着脱自在
に取付けてある。他方、前記ボンネツト7は、平
面視で、前記運転キヤビン6の膨出部分の下方に
なる範囲のボンネツト部分7Bを、このボンネツ
ト部分7Bを除く残りのボンネツト本体部分7A
に対して着脱自在に構成してある。
前記防振構造9は、第4図に示すように、前記
運転キヤビン6の底板10四隅に穿設の孔に弾性
筒体11を嵌入するとともに、前記旋回台2に突
設のボルト12……に弾性リング13……を介し
て、前記運転キヤビン6に取付け、そのボルト1
2の突出端部にやはり弾性リング13……を介し
てナツト14……に上り締付け、上下若しくは左
右方向の揺れによるガタツキ、それに伴う騒音を
極力防止すべく構成してある。
第3図イに示すように、前記運転キヤビン6を
旋回台2に組付けたとき、運転キヤビン6の後壁
と、前記ボンネツト部分7Bを取り去つた後のボ
ンネツトの切欠部8の上面端部との間隙を密封す
べく、前記切欠部8の上面周部に弾性シール材1
5をボルト16……により取付け、雨水等の浸入
を防ぐ様に構成してある。
そして、前記運転キヤビン6を取り外して作業
を行う場合には、第3図ロに示すように、前記切
欠部8の全面を覆うボンネツト部分7Bを、前記
弾性シール材15取付孔に対しボルト止めすべく
構成してある。
尚、前記弾性シール材15は運転キヤビン6と
前記切欠部8との対向面全周に設けてもよく、ま
た、本考案による構成はバツクホウ作業車に限ら
ずクレーン車等の各種旋回作業車に適用できる。
以上要するに本考案は、前記運転キヤビン6
を、その後部上方部分が前記エンジンボンネツト
7の揺動軸芯Xとは反対側の一部分の上方に位置
する状態で取付けられるべく、前記エンジンボン
ネツト7の天板7Cに沿う状態でそのエンジンボ
ンネツト7の上方空間側へ膨出させて形成すると
ともに、平面視で前記運転キヤビン6の膨出部分
の下方になる範囲のエンジンボンネツト部分7B
を、このボンネツト部分7Bを除く残りのボンネ
ツト本体部分7Aに対して着脱自在に構成してあ
る事を特徴とする。
上記の構成を採用したことにより、本考案で
は、旋回台2上で着脱自在な運転キヤビン6を備
えて、運転キヤビン6を搭載した状態と取外した
状態との両状態に、使用形態を切換えて自在に使
用することのできる旋回作業車において、前記運
転キヤビン6を取外したときには、前記運転キヤ
ビン6の膨出部分の下方になる範囲のエンジンボ
ンネツト部分7Bを、ボンネツト本体部分7Aに
装着して、この状態でエンジンルームの全体を覆
うエンジンボンネツト7を構成することのできる
ものであり、また、運転キヤビン6を搭載した状
態では、エンジンボンネツト7の揺動軸芯Xとは
反対側の一部分の上方に位置する運転キヤビン6
が、その後部上方の膨出部分を、平面視で前記膨
出部分の下方になる範囲の前記エンジンボンネツ
ト部分7Bに相当する位置に位置させ、かつ、こ
の状態では前記エンジンボンネツト部分7Bをボ
ンネツト本体部分7Aから取外して運転キヤビン
6を旋回台2上に搭載設置したままの状態でエン
ジンボンネツト7を揺動開閉させても、前記エン
ジンボンネツト部分7Bを取外した箇所が、エン
ジンボンネツト7の一部に切欠部分を形成し、そ
の切欠部分が前記膨出部分との干渉を避ける手段
として役立ち、エンジンボンネツト7と運転キヤ
ビン6との接当を回避できる。
従つて、前記運転キヤビン6を取外した使用状
態とは別に、運転キヤビン6とエンジンボンネツ
ト7とを、限られた旋回台2上の設置面積内で配
置して使用するにあたり、運転キヤビン6として
は、着座姿勢の操縦者の後頭部が接しないように
後壁上部をボンネツト7側へ膨出させ、居住空間
を広くした構造としながらも、エンジンボンネツ
ト7内空間は狭めず、しかも、それでいて、前記
エンジンボンネツト7の自由な揺動開閉を許すこ
とのできる、修理点検に便利な構造にできた。換
言すれば、旋回台上の限られた平面スペースを有
効に利用して、エンジンルームやキヤビン内空間
を極力広く保つことのできる居住性の良さ、なら
びに、修理点検の都度、運転キヤビン6を取外す
ような手数を要することなく、簡易にエンジンボ
ンネツトを開閉できる保守点検上の便利さがあ
る。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る旋回作業車の実施例を示
し、第1図は全体側面図、第2図は要部を示す分
解斜視図、第3図イは運転キヤビン取付状態、第
3図ロはカバー体取付状態を示す要部断面図、第
4図は防振構造を示す要部断面図である。 2……旋回台、6……運転キヤビン、7……ボ
ンネツト、7A……ボンネツト本体部分、7B…
…ボンネツト部分、7C……天板、X……揺動軸
芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転キヤビン6を着脱自在に、かつ、エンジン
    ボンネツト7を、その左右一側方を中心に上下揺
    動自在に、夫々旋回台2に備えた旋回作業車であ
    つて、前記運転キヤビン6を、その後部上方部分
    が前記エンジンボンネツト7の揺動軸芯Xとは反
    対側の一部分の上方に位置する状態で取付けられ
    るべく、前記エンジンボンネツト7の天板7Cに
    沿う状態でそのエンジンボンネツト7の上方空間
    側へ膨出させて形成するとともに、平面視で前記
    運転キヤビン6の膨出部分の下方になる範囲のエ
    ンジンボンネツト部分7Bを、このボンネツト部
    分7Bを除く残りのボンネツト本体部分7Aに対
    して着脱自在に構成してある事を特徴とする旋回
    作業車。
JP1980178073U 1980-12-10 1980-12-10 Expired JPS639638Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980178073U JPS639638Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980178073U JPS639638Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS57101167U JPS57101167U (ja) 1982-06-22
JPS639638Y2 true JPS639638Y2 (ja) 1988-03-22

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ID=29972534

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JP1980178073U Expired JPS639638Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH067081Y2 (ja) * 1992-12-11 1994-02-23 日立建機株式会社 全旋回式作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636659Y2 (ja) * 1976-01-21 1981-08-28

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JPS57101167U (ja) 1982-06-22

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