JPS6396325A - 磁粉式電磁クラツチの制御方法 - Google Patents

磁粉式電磁クラツチの制御方法

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JPS6396325A
JPS6396325A JP61243399A JP24339986A JPS6396325A JP S6396325 A JPS6396325 A JP S6396325A JP 61243399 A JP61243399 A JP 61243399A JP 24339986 A JP24339986 A JP 24339986A JP S6396325 A JPS6396325 A JP S6396325A
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JP
Japan
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clutch
control
transmission torque
powder clutch
electromagnetic clutch
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JP61243399A
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Takashi Hayashi
孝士 林
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用の磁粉式電磁クラッチ(以下パウダクラ
ッチと記す)の制御方法に関し、特に該パウダクラッチ
の特性の変化を補正する技術に関する。
[従来の技術] 従来、車両のエンジンと駆動輪間に介挿されるパウダク
ラッチの経時変化又は機差(バラツキ)等によるクラッ
チ伝達トルクの変動を補正する技術として、特開昭60
−164025号公報に開示されて技術がある。該技術
は、パウダクラッチのストール回転数、すなわち車速零
でかつスロットル全開状態でエンジン回転数が一定にな
る回転数の変化から、該パウダクラッチの特性補正係数
を算出して、該パウダクラッチの発進制御時に該補正係
数を用いて、発進時のクラッチの係合状態を適性にする
ものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の技術では、車両の停止時にパ
ウダクラッチのストール回転数を検出しなければならな
いため、サイドブレーキを引き、しかもアクセルを踏み
込んでスロットルを全開にする操作等を行なう必要があ
った。このため、該補正時の操作そのものが面倒である
ばかりでなく騒音の発生およびパウダクラッチの耐久性
が低下する等の問題の発生が考えられる。
本発明は、上記問題点を解決して、パウダクラッチの経
時変化等を原因とするクラッチ特性の変化を自動的にし
かも耐久性を悪化させることなく補正して、常にパウダ
クラッチの制御を最適に行なうことができる磁粉式電磁
クラッチの制御方法の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成する手段として、本発明は第1図に例
示するように、 磁粉式電磁クラッチの目標伝達トルクに対応して予め定
められた咳磁粉式電磁クラッチの励vii量(ステップ
E)を、該磁粉式電磁クラッチの特性に応じて定められ
る特性補正値を用いて補正しくステップF)、該補正さ
れた励ra量により、上記磁粉式電磁クラッチを励磁す
る(ステップG)磁粉式電磁クラッチの制御方法におい
て、上記磁粉式電磁クラッチの伝達トルクの変動が所定
以下のとき(ステップA)、上記磁粉式電磁クラッチの
伝達トルクを検出しくステップB)、該検出された伝達
トルクと上記目標伝達トルクと(ステップC)にもとづ
いて、上記特性補正値を更新する(ステップD)ことを
特徴とする磁粉式電磁クラッチの制御方法を要旨とする
構成を採る。
磁粉式電磁クラッチの伝達トルクの変動が所定以下とは
、例えばパウダクラッチの入力軸および出力軸間にすべ
りがある状態で、しかも定常回転状態の場合である。
磁粉式電磁クラッチの伝達トルクの検出は、例えばエン
ジンと駆動輪との間の動力伝達経路に設けられたトルク
メータで、又はエンジンのスロットル開度と回転数とか
ら推定して行なう。
[作用] 本発明の磁粉式電磁クラッチの制御方法により、パウダ
クラッチの伝達トルクの変動が所定以下のとき、該パウ
ダクラッチの伝達トルクと目標伝達トルクとにもとづい
て、該パウダクラッチの励磁量を補正するためのこのパ
ウダクラッチの特性に応じて定められた特性補正値が、
更新される。このことで、パウダクラッチの目標伝達ト
ルクに対応して予め定められた該パウダクラッチの励磁
量は更新された特性補正値で補正される。この結果、パ
ウダクラッチの特性に経時変化があった場合に、該経時
変化にともなって増加する、パウダクラッチの目標伝達
トルクと実際の伝達トルクとの偏差が、なくなる方向に
励miが補正される。
[実施例] 本発明の一実施例を第2図〜第10図に基づいて説明す
る。
第2図は本実施例が適用されるシステムの構成図である
。該図では、1はエンジン、2は磁粉式電磁クラッチで
あるパウダクラッチ、3は無段変速機(以下CVTと記
す)、4は電子制御部、5は速度比制御装置を示す。
上記パウダクラッチ2は、エンジン1の出力軸11とC
VT3との間に介挿されている。そして、該パウダクラ
ッチ2には、該パウダクラッチ2を係合させるための励
磁コイル21等がハウジング22内に収容されている。
上記CVT3は、入力軸31を備える入力側プーリ32
および出力軸33を備える出力側プーリ34等から構成
されている。上記入力側プーリ32および上記出力側プ
ーリ34には、油圧室35゜36が設けられている。そ
して、該油圧室35゜36には、該CVT3の速度比を
制御する速度比制御装置5から油圧が供給される。上記
速度比制御装置5には、油タンク51の作動油を圧送す
るオイルポンプ52、該圧送される圧油の油圧を制御す
る圧力制御弁53および上記油圧室35に供給される油
圧の流量を制御する流量制御弁54等が設けられている
電子制御部4は、上記エンジン1、パウダクラッチ2.
CVT3および速度比制御装置5等に設けられているセ
ンサ等からの検出値にもとづいて、上記パウダクラッチ
2およびCVT3を制御する。
該電子制御部4に入力される各種検出値としては、スロ
ットル開度センサ14が検出するエンジン1のスロット
ル開度θ、エンジン回転数センサ15が検出するエンジ
ン回転数Ne、水温センサ16が検出するエンジン水温
TW 、クラッチ雰囲気温度センサ23が検出するハウ
ジング22内のハウジング温度TC、入力側プーリ32
の回転数センサ37が検出する入力回転数Nin、出力
側プーリ34の回転数センサ38が検出する出力回転数
Nout 、シフト位置センサ39が検出するシフト位
置C1等がある。一方、該電子制御部4の被制御対象と
しては、パウダクラッチ2の励磁コイル21、速度比制
御装置5の圧力制御弁53および流量制御弁54等があ
る。上記電子制御部4では、上記の検出値がパルス入力
部408〜40C,A/Dコンバータ41a〜41G、
又はデジタル入力部42を介して入力ポート43に入力
する。電子制御部4は上述した入力ポート43と共に、
周知のROM44.RAM45.CPU46.EEPR
OM47.出力ボート49a等を備え、ROM44内に
格納されたプログラムに基づいて制御を行なう算術論理
演算回路として構成されている。
CPU46は、このプログラムに従い、コモンバス48
を介して入力ポート43から上述した各種検出値および
計測値を入力し、これに基づいて、上記パウダクラッチ
2およびCVT3の制御値を演算して、該制御値を出力
ボート49aに出力する。該出力ボート49aに入力さ
れた制御値は、電磁弁駆動部49b、49cおよび励磁
コイル駆動部49dを介して、上記パウダクラッチ2お
よび速度比制御装置5に加えられる。この結果、本、実
施例のパウダクラッチ2の伝達トルクの制御およびCV
T3の速度比制御が行なわれる。なお、CVT3の速度
比制御は、第3図に示す該CVT3の出力回転数Nou
tl〜l’、1out3に応じて定められているスロッ
トル開度θ−目標エンジン回転数Ne*の特性グラフ等
にもとづいて行なわれる。
パウダクラッチ2は、その入力側回転体と出力側回転体
との間のギャップに励磁コイル21の磁気力によって磁
粉を充填することにより、励磁コイル21に流す励磁電
流に対応する伝達トルクを一定の伝達特性に従って伝達
するようになっている。該第4図はパウダクラッチ2の
一例を示すものであって、出力軸11には入力側回転体
としての円環状のヨーク222が外周部材224を介し
て固定されている。ヨーク222内には環状の励磁コイ
ル21が埋設されており、その励磁コイル21には、ヨ
ーク222とともに回転する第1ラビリンス部材228
に固定されたスリップリング230を介して励1a電流
が供給されるようになっている。出力側回転体であるロ
ータ232はヨーク222と同心にかつ相対回転可能に
ベアリング234を介して第1ラビリンス部材228に
支持されており、ロータ232は上記入力軸31の軸端
とスプライン嵌合されている。第1ラビリンス部材22
8には環状突起236が設けられる一方、ヨーク222
の出力軸11側には同様の環状突起を備えた第2ラビリ
ンス部材238が固定されており、それら環状突起23
6および第2ラビリンス部材238(よって磁粉を封入
するべき略密閉された環状空間が形成されている。その
環状空間内に収容された磁粉は、励磁コイル21の磁気
力に従ってロータ232の外周面とヨーク222の内周
面との間のギャップ内に充填されるとともに磁気的に結
合され、出力軸11の回転を励磁コイル21に供給され
る励磁電流に対応した大きざの伝達トルクにて入力軸3
1へ伝達するようになっている。したがって、上記出力
軸11および上記入力軸31はパウダクラッチ2の入力
軸および出力軸に相当するものである。
上記パウダクラッチ2の動力伝達の割合は、励磁コイル
21に供給される励磁電流ICLに比例している。第5
図はパウダクラッチ2の励磁コイル21に流れる励磁電
流ICLとパウダクラッチ2の実伝達トルクTCRとの
関係を示すグラフであるが、実線T CROは両者の初
期および平均的な関係を、一方破線TCRA 、 TC
RBはパウダクラッチ2の機差および経時変化に起因す
る両者の関係のバラつく範囲を示している。
本実施例では、パウダクラッチ2の実伝達トルクTCR
を決定するすべり制御は、エンジントルク変動を僅かの
パウダクラッチ2のすべりで吸収する制御である。その
詳細は説明しないが、電子制神都4は、エンジントルク
変動がパウダクラッチ2の出力側に伝達されず、しかも
すべりが最小になるクラッチ制御値TCLを算出し、こ
れを第6図に示す関係に基づいて励磁電流■cLに変換
し、パウダクラッチ2のすべりを制御する。図示しない
すべり制御により、エンジントルク変動の吸収が行なわ
れていれば、第7図の時刻T1以降として示されたよう
に、クラッチ制御値TCLは、フィードバック制御され
、パウダクラッチ2の出力回転数(CVT3の入力回転
数)Ninは、エンジン回転数Neより20〜30pp
m低いレベルで安定に維持される。
こうした周知のすべり制御と共に、本実施例では、第8
図に示す励磁電流算出マツプ更新ルーチンが実行される
。この制御ルーチンは、第5図に示した励磁電流ICL
と実伝達トルクTCRとの相関のバラつきを補償する目
的で行なわれ、まず上述した図示しないすべり制御ルー
チンで算出されたクラッチ制御値TCLを読み込む処理
が行なわれる。
(ステップ400)。次いで励磁電流算出マツプ更新す
るための条件、すなわちパウダクラッチ2の伝達トルク
の変動が所定以下であるかが判断される(ステップ41
0〜440)。この判断では、水温センサ16にて検出
されたエンジン水ITWか所定温a1を越え(ステップ
410)、クラッチ雰囲気温度センサ23にて検出され
たハウジング温度TCか所定温a2を越え(ステップ4
20)、パウダクラッチ2のすべり量(I Ne −N
inl >が0を越え所定値61未満(Neはエンジン
回転数センサ15にて検出されたエンジン回転数、N1
nは回転数センサ37にて検出された入力回転数)で(
ステップ430)、しかもエンジン回転数Neの単位#
間当りの変化量Qeが所定値62未満(ステップ440
)の場合は、パウダクラッチ2の伝達トルクの変動が所
定以下で比γを算出して励磁電流算出マツプを更新する
ための条件が満足されていると判断し、一方上記のいず
れかの判断(ステップ410〜440)が否定された場
合は、比γを算出して、励磁電流算出マツプを更新する
ための条件が満足されていないと判断する。
上記のステップ410〜440にて、比γを算出してマ
ツプを更新するための条件が満足されていないと判断し
た場合には、カウンタnを1に更新し、かつクラッチ制
御値TCLの加算値(クラッチ制御加算値>TCLを上
記ステップ400にて読み込まれたクラッチ制御値TC
Lに更新して(ステップ450) 、本ルーチンを一旦
終了する。
上記ステップ450のnおよびTCLの更新状態で、比
γを算出してマツプを更新するための条件が満足された
と判断した場合は、(ステップ410〜440) 、カ
ウンタnをインクリメンし、かつクラッチ制御加算値T
♂[に上記ステップ400にて読み込まれたクラッチ制
御値TCLを加算する(ステップ460)。上記クラッ
チ制御値TCLをクラッチ!lJ御加算ta T C’
Lに加算する処理をカウンタnが所定値Nになるまで続
けて(ステップ470)、上記クラッチ制御加算値TC
Lのデータからクラッチ制御fliTcLの平均値(ク
ラッチ制御平均値TCL(=÷TCL))を算出する(
ステップ480)。該クラッチ制御平均値TCLを用い
ることで、上記第7図の時該T1以後に示すようなフィ
ードバック制御によって僅かに変動するクラッチ制御値
下C[の中心値が得られ、比γの算出精度が向上する。
上記クラッチ制御平均値TCLの算出、(第8図ステッ
プ480)に続いて、パウダクラッチ2の実伝達トルク
TCRを算出する(ステップ490)。この実伝達トル
クTCRは、本すべり制御ルーチンのステップ410〜
440で判断する比γを算出してマツプを更新するため
の条件を満足している間では、エンジントルクTeに等
しいので、該エンジントルクTeを予めROM44に記
憶されている第9図に示すエンジントルクマツプ(スロ
ットル開度θとエンジン回転数Neとからエンジントル
クTeを求める特性線)を参照して求め、この算出され
たエンジントルクTeを実伝達トルクTCRとする。な
お、上記実伝達トルクTCRは、上記のようにエンジン
トルクマツプから推定する他に、エンジン1とパウダク
ラッチ2との間に図示しないトルクメータを設置して、
検出してもよい。
次いで、上記両線出値TCL(第8図のステップ480
)とTCR(ステップ490)とにもとづいて、比γ(
=TCR/T6′し)を算出して(ステップ500) 
、不揮発性のメモリでめるEEPROM47に格納され
ているクラッチ制御値TCLから励磁電流ICLを算出
する励磁電流算出マツプ(図示せず)をこの比Tで補正
(1倍)して再び格納する(ステップ510)。上記励
磁電流算出マツプをEEPROM47に格納することで
、イグニッションキーが「オフ」されても、クラッチ特
性の変化にともなって更新された該マツプをメモリに残
すことができる。
以上に説明したように、比γにより補正され更新された
励磁電流算出マツプを参照してクラッチ制御値TCLか
ら励磁電流ICLを算出することにより、上記第5図に
示すような実伝達トルクTCRのバラツキを防止するこ
とができる。たとえば、パウダクラッチ2が経時変化で
劣化した場合、運転状態による温度変化又は機差等で作
動条件が変化した場合に、上記比γで補正しない場合に
は、初期又は平均的な実伝達トルクT CROがたとえ
ば比1倍されて矢印YB力方向点線で示す実伝達トルク
T CRBに変化する。このため、所定のクラッチ制御
値T CLlに対応する励磁電流I CLlをパウダク
ラッチ2に加えた場合に、初期には実伝達トルクTCR
は値TCOIとなるのに対し、劣化時には実伝達トルク
TCRは値T COIの比1倍の値T CBIに変化す
る。これに対して、本実施例により比γにより補正され
た励磁電流算出マツプを参照して、クラッチ制御値TC
Lに対応する励磁電流ICLを算出して、パウダクラッ
チ2を励磁することで、励磁電流ICLが1/γ倍にさ
れて、実伝達トルクTCRが1/γ倍になるので、上記
制御値TCLと同一の実伝達トルクTCRを得ることが
できる。なお、本実施例では上記励磁電流算出マツプを
、クラッチ特性が全クラッチ制御値TCLに対して同割
合変化したと仮定して、−律に1倍しているが、各々の
クラッチ制御値TCL毎に上記励磁電流算出マツプを補
正することでより精度の高い補正ができる。
又、UjjJ磁電流算出マツプをRAM45に格納して
、パウダクラッチ2の熱的要因等による短時間の特性変
化の補償を行なってもよい。
以上に説明したように、制御値TCLと実伝達トルクT
CRとの比γ(=TCR/TCL>にもとづいて、制御
値TCLから励磁電流ICLを算出するときに参照する
励磁電流算出マツプを更新することで、たとえばすべり
制御、クリープ制御、および発進制御等から指令される
制御値TCLとパウダクラッチ2の実伝達トルクTCR
とが常に同一になるような励磁電流ICLの算出ができ
る。この結果、目標となる伝達トルクの指令値であるク
ラッチ制御値TCしと実伝達トルクTCRとを、パウダ
クラッチ2の特性が経時変化等で変化したときでも同一
に制御することができるので、常にパウダクラッチ2の
伝達トルクを高い精度で制御することができる。
次に第10図にパウダクラッチ制御ルーチンを示して説
明する。該ルーチンは、上記図示しないすべり制御ルー
チンとともに実行される第8図の励磁電流算出マツプ更
新ルーチン、クリープ制御ルーチン又は発進制御ルーチ
ンを、パウダクラッチ2の動作状態等にもとづいて選択
実行し、上記励磁電流算出マツプ更新ルーチンにて補正
された励磁電流算出マツプを参照して、上記各ルーチン
から指令されたクラッチ制御値TCLに対応してパウダ
クラッチ2を励磁するものである。該パウダクラッチ制
御ルーチンでは、まず以後の各種制御に用いるデータを
各センサから入力する(ステップ600)。次いで、パ
ウダクラッチ2のすべりif Ne −Ninl  (
Neはエンジン回転数センサ15が検出したエンジン回
転数、Ninは回転数センサ37が検出した入力回転数
)が所定量δ未満か否かを判断して(ステップ610)
、すべり伍l Ne−Nin1が所定量δ未満の場合に
は、パウダクラッチ2を僅かにすべらせてエンジントル
ク変動を吸収するすべり制御ルーチンを実行する(ステ
ップ620)。次いで、該すべり制御ルーチンにて指令
されたクラッチ制御値TCLを利用して、上記第8図に
て説明した励磁電流算出マップ更新ルーチンを実行する
(ステップ625)。この実行に続いて、上記すべり制
御ルーチンにて算出されたクラッチ制御値TCLに対応
する励磁電流ICLを、上記励磁電流算出マツプ更新ル
ーチンにて更新されEEPROM47に格納されている
励磁電流算出マツプを参照して算出する(ステップ63
0)。次いで、該゛励磁電流ICLにもとづいて定電流
アンプを有する励磁コイル駆動部49dに加える制御電
圧VCLを算出(VCL←αICL)L、て(ステップ
640)、この制御電圧VCLを励磁コイル駆動部49
dに出力する(ステップ650)。
上記励磁コイル駆動部49dは、上記制御電圧VCLに
対応する励磁電流をパウダクラッチ2の励磁コイル21
に供給する。このことで、パウダクラッチ2の実伝達ト
ルクTCRは、上記すべり制御ルーチン(ステップ62
0)にて算出されたクラッチ制御値TCLと同一値に制
御される。
次に、パウダクラッチ2のすべりffi l Ne −
Ninlが所定量6以上の場合(ステップ610)につ
いて説明する。この場合には、まず図示しないアイドル
スイッチ(LLと略す)が「オン」であるか否かを判断
して(ステップ660)、「オン」すなわちエンジン1
がアイドル回転状態の場合には図示しないクリープ制御
ルーチンを実行して、クラッチ制御値TCLを算出する
(ステップ670)。このクリープ制御ルーチンは、パ
ウダクラッチ2の伝達トルクを極めて小ざい実伝達トル
クTCR状態に保持する制御を行なうものである。一方
、エンジン1がアイドル回転状態でない場合には(LL
スイッチ「オフ」)、詳細を図示しない発進制御ルーチ
ンを実行する(ステップ680)。
この発進制御ルーチンは、パウダクラッチ2の伝達トル
クを車速の上昇に応じて大きくして、目標係合完了車速
又は目標係合完了エンジン回転数でエンジントルクTe
と実伝達トルクTCRとを同一にする制御を行なうもの
である。
以上第10図のパウダクラッチ制御ルーチンにもとづい
て説明したように、励磁電流算出マツプ更新ルーチン(
ステップ625)にて更新された励磁電流算出マツプを
参照して、すべり制御ルーチン、クリープ制御ルーチン
、又は発進制御ルーチンから指令されたクラッチ制御値
7CLに対応する励磁電流ICLでパウダクラッチ2の
実伝達トルクTCRが制御されるので、常にパウダクラ
ッチ2を目標とする伝達トルクに制御することができる
この結果、クラッチ特性を補正するための特別な操作を
運転者が行なわなくてもパウダクラッチ2のすべりが経
時変化2機差2周囲条件等で過大、又は過小にならなく
なるので、該パウダクラッチ2の耐久性、燃費が向上し
、しかも車両の運転性が向上する。
[発明の効果] 以上に詳細に説明したように、本発明により、パウダク
ラッチの特性に応じて定められる特性補正値が伝達トル
クと目標伝達トルクとにもとづいて更新され、この特性
補正値で目標伝達トルクに対応して予め定められたパウ
ダクラッチの励mlが補正されるので、常にパウダクラ
ッチの目標伝達トルクと実際の伝達トルクとの偏差が小
さくなるように制御される。これにより、パウダクラッ
チに負担が加わらず、しかも運転者がクラッチ特性のバ
ラツキを補正するための特別な操作を行なわなくてもパ
ウダクラッチの実際の伝達トルクを常に目標伝達トルク
に維持できる。この結果、パウダクラッチの過大なすべ
りを防止して耐久性。
燃費を向上させ、しかも発進制御、すべり制御等の伝達
トルク制御が正確になるので車両の運転性。
燃費、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁粉式電磁クラッチの制御方法の基本
的構成を例示するフローチャート、第2図は本発明の実
施例が適用されるシステムの構成図、第3図は実施例の
CVTの速度比の制御特性を示すグラフ、第4図は実施
例のパウダクラッチの断面図、第5図は実施例の実伝達
トルク特性を示すグラフ、第6図は実施例の励磁電流特
性を示すグラフ、第7図は実施例のすべり制御を説明す
るためのグラフ、第8図は実施例の励磁電流算出マツプ
更新ルーチンのフローチャート、第9図は実施例のエン
ジントルク特性を示すグラフ、第10図は実施例のパウ
ダクラッチ制御ルーチンを示すフローチャートである。 1・・・エンジン 2・・・パウダクラッチ 4・・・電子制御部 14・・・スロットル開度センサ 15・・・エンジン回転数センサ 21・・・励磁コイル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁粉式電磁クラッチの目標伝達トルクに対応して予め定
    められた該磁粉式電磁クラッチの励磁量を、該磁粉式電
    磁クラッチの特性に応じて定められる特性補正値を用い
    て補正し、該補正された励磁量により、上記磁粉式電磁
    クラッチを励磁する磁粉式電磁クラッチの制御方法にお
    いて、 上記磁粉式電磁クラッチの伝達トルクの変動が所定以下
    のとき、上記磁粉式電磁クラッチの伝達トルクを検出し
    、該検出された伝達トルクと上記目標伝達トルクとにも
    とづいて、上記特性補正値を更新することを特徴とする
    磁粉式電磁クラッチの制御方法。
JP61243399A 1986-06-20 1986-10-14 磁粉式電磁クラツチの制御方法 Pending JPS6396325A (ja)

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US07/322,908 US4969545A (en) 1986-06-20 1989-03-14 Apparatus and control method for a magnetic powder clutch

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JP61243399A Pending JPS6396325A (ja) 1986-06-20 1986-10-14 磁粉式電磁クラツチの制御方法

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JP (1) JPS6396325A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013036484A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Honda Motor Co Ltd 車両用クラッチ制御装置

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JP2013036484A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Honda Motor Co Ltd 車両用クラッチ制御装置

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