JPS639481Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS639481Y2
JPS639481Y2 JP16763482U JP16763482U JPS639481Y2 JP S639481 Y2 JPS639481 Y2 JP S639481Y2 JP 16763482 U JP16763482 U JP 16763482U JP 16763482 U JP16763482 U JP 16763482U JP S639481 Y2 JPS639481 Y2 JP S639481Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
flanges
shape
stainless steel
gusset
sections
Prior art date
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Expired
Application number
JP16763482U
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English (en)
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JPS5970869U (ja
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Publication date
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Publication of JPS639481Y2 publication Critical patent/JPS639481Y2/ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)
  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はステンレス製鉄道車両用ガセツトに関
するもので、強度的に優れ、製作が容易であり、
正確な仕上り寸法精度を得ることができ、スポツ
ト溶接時に特殊な異形チツプを使用する必要がな
く、高張力ステンレスを使用することが可能であ
ることを特徴とするものである。
ステンレス製鉄道車両の製作にあたつて、その
素材が高張力ステンレス材である場合にはその材
質固有の特性によりオールスポツト溶接が採用さ
れる。
したがつて、必然的に骨材と骨材の結合部分に
はガセツトが必要となる。
従来、上記のごときガセツトを使用して、第7
図、第8図のごとき組立構造のものが提供されて
いた。
第7図について述べると、第7図には平板状の
ガセツト20を使用した例である。
上記ガセツト20はまず骨材21とスポツト溶
接され、つぎに正確に位置合せした後に骨材22
とスポツト溶接されて取付けられ、その後に骨材
21及び22のフランジ21a及び22aに外板
23がスポツト溶接されるが、骨組み段階で骨組
み強度を上げるため骨材21,22のフランジ2
1aと22aとの重合部x点をスポツト溶接する
必要がある。しかしガセツト20が上記溶接の邪
魔になり、通常使用されているストレート電極を
使用することができない欠点がある。
そのため、異形電極を使用する必要があるが、
異形電極に取替える手数を要するとともに、異形
電極ではストレート電極を使用した溶接と同等の
強度を得られない場合があつた。また、上記のご
とき場合に、栓溶接することも行われている。す
なわち、一方に穴を設けて該穴部を溶接する方法
であるが、その場合には溶接割れあるいは歪が生
ずる欠点があつた。
また、第8図示のごとく、絞り加工によるガセ
ツト24も提供されているが、その場合には骨材
21と22のフランジ21a,22aの結合部に
近い位置と外板23との重合点yを溶接すること
が困難であり、現実には省略せざるを得ず、その
結果、強度的に難点が生ずるとともに、上記絞り
加工は高張力ステンレス材の場合には加工が困難
であるため、ガセツトの素材として低張力ステン
レス材を使用せざるを得ず、十分の強度が得られ
ない欠点があつた。
本考案は上記のごとき欠点を除去してなるも
で、全てストレート電極によるスポツト溶接が可
能であるとともに、高張力ステンレス材を使用す
ることができ、しかもベンデイング加工により製
作が容易であり、しかも正確な仕上り寸法精度を
得ることができることを特徴とするものである。
以下に本考案の一実施例を図面について詳細に
説明する。
第1図、第2図あるいは第3図、第4図示のご
とく、骨材AあるいはBの上面に適合する二つの
〓(ハツト)形材1及び2が準備される。
それら〓形材1及び2はベンデイング加工によ
り構成され、それぞれの〓形材1及び2は上面片
1a及び2a、両側片1b及び2b並びにフラン
ジ1c及び2cを有する。
本考案では上記〓形材1及び2中央部の両側片
1b及び2b並びにフランジ1c及び2cが切除
s及びtされる。
それら切除部s及びtは上記ベンデイング加工
に先立ち、予め素材を打抜き加工することにより
行われる。
さらに、一方の〓形材1の上面辺1aの中央部
cが他方の〓形材2の肉厚分だけ上方にベンデイ
ング加工される。
もつとも、通常両〓形材1及び2は同じ肉厚素
材で構成される。
さらに、両〓形材1及び2を十字状に重ね合せ
た時両フランジ1c及び2c下面が同一平面とな
るよう構成される。
第1図、第2図示の場合、一方の〓形材1のフ
ランジ1cの切除部s側端部dが他方の〓形材2
のフランジ2cの切除部t側に重ね合わされるよ
うベンデイング加工を施し、両〓形材1及び2の
フランジ1c及び2c下面が同一平面となるよう
構成されている。
また、第3図、第4図示の場合には一方の〓形
材1のフランジ1cの切除部s側端部eを他方の
〓形材のフランジ2cの巾分だけ除去して両〓形
材1及び2のフランジ1c及び2cの下面が同一
平面となるよう構成されている。
さらに、第5図には上記第1図、第2図実施例
に示した〓形材1及び2をそれぞれ4分割した例
が示され、第6図には上記第3図、第4図実施例
に示した〓形材1及び2をそれぞれ4分割した例
が示されている。
もつとも、〓形材1及び2をそれぞれ縦方向に
2分割してもよい。
また、骨材の結合がT字状である場合には一方
〓形材の一側端部を除去した状態とすればよい。
図中3は外板である。
上記構成の本考案にあつては両〓形材1及び2
が予め一体とされ、ガセツトとして骨材A及びB
の結合部に取付けられる。もつとも別々に順序だ
てて取付けることも可能である。
つぎにその取付について述べると、第2図、第
4図示のごとく、〓形材1と〓形材2を十字状に
組合せてその重合面、すなわち、〓形材1の上面
片1aの中央部cをスポツト溶接fし、さらに第
1図、第2図実施例の場合には前記x点をスポツ
ト溶接gすれば一体ガセツトが構成される。
つぎにそれらを骨材A及びBの結合部に被嵌
し、〓形材1及び2のそれぞれ上面片1a及び2
a部がスポツト溶接hされてガセツトと骨材A及
びBが結合され、つぎに〓形材1及び2のそれぞ
れフランジ1c及び2c並びに骨材A及びBのフ
ランジ部と外板3がスポツト溶接iされてガセツ
トと骨材A及びBに外板3が取付けられる。
もつとも、例えば骨材Bをストレートとしてそ
れに一方の〓形材2を被嵌し、その上面部をスポ
ツト溶接hし、つぎに〓形材2の両側の切除部t
に分割された骨材Aを当接し、他方の〓形材1を
上記〓形材2と十字状に組合せて骨材Aに被嵌し
てその上面部をスポツト溶接hし、その後〓形材
1及び2のそれぞれフランジ1c及び2c並びに
骨材A及びBのフランジ部と外板3をスポツト溶
接iしてもよい。
上記のごとく、本考案のガセツトはベンデイン
グ加工により構成することができるため、低張力
ステンレス材に限らず。高張力ステンレス材を使
用することができ、しかも製作も容易で仕上り寸
法精度を向上させることができ、さらに二つの〓
形材を組合せて使用するため、スポツト溶接もす
べてストレート電極で行うことができ、強度的に
も優れた効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す斜視図、第2図はその分解状態
を示す斜視図、第3図は他の実施例を示し、その
使用状態を示す斜視図、第4図はその分解状態を
示す斜視図、第5図及び第6図はさらに他の実施
例を示し、それぞれその使用状態を示す斜視図、
第7図及び第8図は従来例を示し、それぞれその
使用状態を示す斜視図である。 1,2……〓(ハツト)形状、1a,2a……
上面片、1b,2b……両側片、1c,2c……
フランジ、3……外板、A,B……骨材、c……
(上面片の)中央部、f,g,h,i……スポツ
ト溶接(部)、s,t……切除(部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 骨材の上面に適合する二つの〓形材中央部の
    両側片及びフランジを切除し、一方〓形材中央
    部の上面片を他方の〓形材の肉厚分だけ上方に
    ベンデイングし、両〓形材のフランジ下面を同
    一平面として十字状に重ね合せてなることを特
    徴とするステンレス製鉄道車両用ガセツト。 (2) 〓形材が上面片部において適数に分割されて
    なることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のステンレス製鉄道車両用ガセツ
    ト。
JP16763482U 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト Granted JPS5970869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16763482U JPS5970869U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP16763482U JPS5970869U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト

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JPS5970869U JPS5970869U (ja) 1984-05-14
JPS639481Y2 true JPS639481Y2 (ja) 1988-03-22

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JP16763482U Granted JPS5970869U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 ステンレス製鉄道車両用ガセツト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008068808A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 The Kinki Sharyo Co., Ltd. 鉄道車両の外板・付帯物溶接接合方法とそれによる側構体

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JP5096732B2 (ja) * 2006-11-17 2012-12-12 株式会社総合車両製作所 鉄道車両用構体

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WO2008068808A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 The Kinki Sharyo Co., Ltd. 鉄道車両の外板・付帯物溶接接合方法とそれによる側構体

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JPS5970869U (ja) 1984-05-14

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