JPS639321A

JPS639321A - パ−ソナル無線中継方式

Info

Publication number: JPS639321A
Application number: JP15306386A
Authority: JP
Inventors: Toshikane Satou; 佐藤　勤務
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1986-06-30
Filing date: 1986-06-30
Publication date: 1988-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はパーソナル無線の無線方式に関し、特に通話可
能ゾーン（サービスエリア）を拡大する方式に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来、この種の無線中継方式は、２台の無ｖＡ機を使用
し、電波の有無によるスケルチ中継となっていた。また
、デジタル技術を使用し、デジタル信号により制御する
方式としてＭＣＡ無線があるが、通話チャネルの補足用
に使用しているのみとなっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

−パーソナル無線は、移動局間通信、移動局・固定局間
通信および固定局間の音声通信に使用している。第４図
は、従来の固定局・移動局間通信の一例を表わした説明
図である。

２は固定局用パーソナル無線機（以下単に「固定局」と
いう）１のサービスエリア、４は移動局用パーソナル無
線機（以下単に「移動局」という）３のサービスエリア
である。両局は、相互のサービスエリアに入っているた
め、通話することが可能である。しかし移動局５は、固
定局１のサービスエリアに入っていないため、通話する
ことができない。

すなわち、固定局と移動局が直接通話する方法は、移動
局５が固定局１のサービスエリア２以内でないと通話で
きないという欠点がある。また、サービスエリアを広げ
るために空中線の高さを高くしようとすると費用がかか
る欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

このような欠点を除去するために本発明は、複数のパー
ソナル無線機とこのパーソナル無線機を制御する制御機
とを有する中継装置を設けるようにしたものである。

〔作用〕

本発明においては、パーソナル無線機は送出する制御信
号フォーマットに中継装置を制御する信号を追加し、制
′４Ｂ機は制御信号の中継装置要求信号により中継機能
を制御し信号を記憶し、パーソナル無線の空チャネル番
号、記憶している群番号、呼出名称を相手パーソナル無
線機へ送出し、通話時の前後および一定時間間隔に送出
される制御信号により中継装置の送信機を制御し、予め
定めた時間内に電波および制御信号が着信しない場合は
自動釣に制御チャネルに戻る。

〔実施例〕

本発明に係わるパーソナル無線中継方式の一実施例を第
１図に示す。第１図において、７は中継装置６のサービ
スエリアであり、そのサービスエリア７内には通話を目
的とする移動局５がある。

中継装置６は、パーソナル無線機８．９の２台、各パー
ソナル無線機８．９を制御する制御機１０に−よって構
成される。第１図において第４図と同一部分又は相当部
分には同一符号が付しである。

パーソナル無線［８，９間の接続線は、復調出力と変調
入力とを接続する。制御機１０は、固定局１．移動局５
から送られて来る制御信号を解読し判別し、パーソナル
無線機８，９を制御するものである。

第２図は一般的な制御信号のフォーマットである。第２
図において、１１は群コード、１２はチャネルコード、
１３はコマンドコード、１４は呼出名称である。

従来、制御信号フォーマットの中のコマンドコード１３
の４ビツトは空情報ｒ００００Ｊであった。本方式にお
いては、コマンドコード１３に、中継装置６を使用する
ための中継要求信号と中継局経由信号、中継装置６の中
継用送信機を起動するための送信機立上信号、中継装置
６の中継用送信機を停止するための送信機立下信号を付
加する。

例えば、中継要求信号はｒｌｏｏｏＪ、送信機立上信号
はｒｌｌｏｏＪ、送信機立下信号は「１０１０」、中継
局経由信号はｒｌｏｏｌＪとする。

第３図は本方式の概略の動作フローを表わしたものであ
る。本方式の動作について第２図、第３図を用いて説明
する。固定局１より通話要求があった場合について説明
する。第３図において、ステップ２０〜２９は固定局１
の動作を示すステップであり、ステップ３０〜４２は中
継装置６の動作を示すステップであり、ステップ５０〜
６０は移動局５の動作を示すステップである。

固定局１で中継要求の設定、従来から行なっている相手
群コード番号の設定を行なう。次に送信起動スイッチ（
プレススイッチ）を押し、送話要求を行なう。次に送話
チャネル内の空チャネルを探し、制御チャネル（ＣｃＨ
）で第２図の信号フォーマットを中継装置６へ送る。中
継装置６内のパーソナル無線機の１台のみ（ここではパ
ーソナル無線機８）が制御チャネル機能を持っており、
固定局１からの制御チャネルの受信はパーソナル無線機
８で受信される。（ステップ２１）制御機１０では、第
２図のコマンドコード１３ｒ−１０００Ｊを解読し、そ
の信号フォーマットを記憶する。中継装置６のパーソナ
ル無線機８では、通話チャネル内の空チャネル（固定局
１から指定されたチャネル以外のチャネルであるｆ２チ
ャネル）を探し、パーソナル無線機８の制御チャネルで
空チャネル番号（［２チャネル）、記憶していル群コー
ド番号、コマンドコードｒｌｏｏＩＪ。

呼出名称番号を送出する。（ステップ３１）移動局５で
は制御チャネルで待ち受けており、中継装置６からの信
号フォーマントを解読判別する。　（ステップ５１）固定局１の無線機および中継装置６のパーソナル無線機
８は、通話チャネルｆ１に移行し、中継装置６のパーソ
ナル無線機９および移動局５は、通話チャネルｆ２に移
行する。（ステップ２２゜３２．５２）これで音声の中継システムが構成されたことになる。

固定局１のプレススイッチを押すと、第２図の制御信号
が音声の前に送出される。（ステップ２このときの信号
フォーマント内のコマンドコードＩ３はｒｌｌｏｏＪで
あり、パーソナル無線機９の送信機能を動作させる命令
である。制御機１０は、前に記憶している群コード１１
．チャネルコード１２．呼出名称コード１４と照合して
、一致すれば、パーソナル無線機９の送信機能が動作す
る。パーソナル無線機９からは記憶していた群コード１
１．チャネルコード１２．コマンドコード１３ｒ１００
１Ｊ、呼出名称コード１４が出力される。（ステップ３
３）次に固定局１からの音声が中継される。固定局１からの
音声が終わり、プレススイッチを離すと、第２図の制御
信号が出力される。（ステップ３４）このときの信号フ
ォーマット内のコマンドコード１３はｒｌ　Ｏ１０」で
あり、パーソナル無線機９の送信機能を停止させる命令
である。制御機１０では、前に記憶している群コード１
１．チャネルコード１２．呼出名称コード１４と照合し
て、−敗していれば、パーソナル無線機９から記憶して
−いた群コード１１．チャネルコード１２．コマンドコ
ード１３ｒ１００１Ｊ、呼出名称コード１４を出力し、
送信機能を停止する。（ステップ３移動局５から応答す
る場合も上記固定局１からの通話動作と同様である。（
ステップ５４〜５８）中継装置６からコマンドコード１
３ｒ１００１Ｊを受信した場合は、移動局５から送出さ
れるコマンドコード１３の情報には送信機立上命令「１
１００」又は送信機立下命令ｒｌＯ１ＯＪを付加する。

第３者の移動局および固定局のモニタ状態において、群
コードエ１が一致すれば、中継装置６から送出されるコ
マンドコードｒｌｏｏＩＪを８１取り通話に参加するこ
とができる。（ステップ２５ａ〜２７　ａ、　　５２　
ａ、　　５３　ａ）固定局１又は移動局５が１分間以上
連続通話する場合には、自動的に１分経過毎に送出され
る第２図の制御信号内のコマンドコード１３が「１１０
０Ｊである。

制？ＩＩＩ機１０はタイマ回路を持ち、送信機立上命令
が来た後の一定時間内（約１分）に再度送信機立上命令
が着信しないと自動的に中継機能を停止しくステップ４
０）、通話チャネルから制御チャネルに戻る（ステップ
４１）。

固定局１又は移動局５が一定時間以上送信しない場合は
、通話チャネルから制御チャネルに戻り待受状態になる
（ステップ４２）。

上記説明は、固定局ｌから通話要求のあった場合につい
て説明したが、移動局５から通話要求した場合も同様で
ある。

また、上記説明では、端末無線機として、固定局と移動
局で説明を行なったが、固定局と固定局間又は移動局と
移動局間であっても同じである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、パーソナル無線機を有す
る中継装置を使用することにより、広い範囲でのサービ
スエリアが確保できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わるパーソナル無線中継方式の一実
施例を示す説明図、第２図は一般的な制御信号フォーマ
ットを示すフォーマット図、第３図は第１図の方式の動
作を説明するためのフローチャート、第４図は従来例の
説明図である。 ■・・・固定局、２，７・・・サービスエリア、５・・
・移動局、６・・・中継装置、８，９・・・パーソナル
無線機、１０・・・制御機。

Claims

【特許請求の範囲】

複数のパーソナル無線機とこのパーソナル無線機を制御
する制御機とを有する中継装置を備え、通話要求する前
記パーソナル無線機は、送出する制御信号フォーマット
に前記中継装置を制御する信号を追加し、前記制御機は
、前記制御信号の中継装置要求信号により、中継機能を
制御し信号を記憶し、パーソナル無線の空チャネル番号
、記憶している群番号、呼出名称を相手パーソナル無線
機へ送出し、通話時の前後および一定時間間隔に送出さ
れる制御信号により中継装置の送信機を制御し、予め定
めた時間内に電波および制御信号が着信しない場合は自
動的に制御チャネルに戻ることを特徴とするパーソナル
無線中継方式。