JPS6393089A - 客用無料駐車場における無断駐車防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パチンコ店、ゲームセンター、遊園地等の
遊ぶ施設に付帯する客用無料駐車場における無断駐車防
止装置に関するものである。

〔従来の技術〕

パチンコ店、ゲームセンター、遊園地等の遊仁ｒＪＳ設
に付帯する客用の駐車場は、施設利用客に対するサービ
スを目的として無ｔ４間敢されており、この種の客用無
料駐車場では、経費の削減のために駐車場管理者を置か
ずに、施設利用客に自由に駐車場を利用させている。

しかしながら、このような管理者のいない客用無料駐車
場では、施設を利用しない者も口出に１１両を入出庫さ
せることができるために、：Ｊき設刊用客以外の無断駐
車が多いという問題があり、この無断駐車分だけ駐車場
の駐車スペースが少なくなって施設利用客が駐車できな
くなることがあるから、これが客数の減少につながって
遊戯施設の売上げ成績に悪影響をもたらしていた。

このため、従来から、駐車場の入口に駐車場に入庫しよ
うとする車両に対して駐車券を発行する駐車券発行機を
設け、駐車場の出口には、車両の通過を阻止する遮断供
と、所定のパスカードが挿入されたときに遮断機を開放
させて車両を出庫させるカード回収改を設けておき、Ｔ
ｉ戯ｍ設の利用客に１Ａ設内で駐車券と引替えに前記パ
スカードを発行して、ｌ、［Ｉ利用客だけがパスカード
を使用して駐車場から車両を出庫させられるようにする
こと考えられており、このようにすれば、パスカードの
ない者は駐車場から車両を出庫させることはできないか
ら、結果として施設利用客以外の無断駐車を防ぐことが
できる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記のような無断駐車防止システムでは、駐車
券を持参してパスカードの発行を要求した者が施設利用
客であるか否かを確めることは難しいために、駐車券を
持参した者に対しては無条件でパスカードを発行するし
かなく、したがって施設利用客以外の者が駐車場に無断
で駐車し、施設で駐車券と引替えにパスカードを受取っ
て駐車場から出庫することも可能であるから、施設利用
客以外の無料での無断駐車を完全に防ぐことはできなか
った。

この発明は上記のような実情にかんがみてなされたもの
であって、その目的とするところは、遊戯７１１！股の
利用客に対しては実質的に無料で駐車させ、施設利用客
以外の無料での無断駐車はこれを完全に排除することが
できる客用無料駐車場における無断駐車防止装置を提供
することにある。

〔問題点を解決する手段〕

この発明は、パチンコ店、ゲームセンター、遊園地等の
遊！を施設に付帯する客用無料駐車場の入口に設けられ
て車両の入庫を阻止する遮断襲と、このａ断礪の手前側
に設けられて駐車場利用者に対し前記Ｍｉ設においての
み通用する有価カードを販売する自動カード販売機と、
このカード販売薇へのカード購入料金の挿入により前記
カード販売はから送出される有価カードを駐車場利用者
が抜き取ったときに前記′ａ断ｎを開放させて有価カー
ドを購入した駐車場利用者の車両を入庫させるとともに
、前記入口に設けた車両検知器により前記車両の入庫を
判定して入庫車両がｔＩｆＩｉｎを通過したときにこの
遮断はを閉止させる制御回路とを備えたことを特徴とす
るものである。

〔作用〕

すなわち、この発明の客用無料駐車場における無断駐車
防止装置は、遊ａ７Ｉｌ！ｉ設に付帯する客用無料駐車
場の入口に自動カード販売機を設けて、駐車場に入庫し
ようとする駐車場利用者に対し前記施設においてのみ通
用する有価カードを販売し、駐車場利用者が有価カード
を購入したときに駐車場入口の遮ｒＳ傭を開放させて有
価カードを購入した駐車場利用者の車両を入庫させるよ
うにしたものであり、駐車場利用者が購入した有価カー
ドは、前記施設において遊戯代金等の支払に使用される
。

そして、この無断駐車防止装置では、施設利用客以外の
者でも、前記有価カードを購入しさえずれば駐車場に入
庫することができるが、これは結果として駐車料金を有
価カードを購入する形で支払ったことになるから、施設
利用客以外の無料での無断駐車を完全に防いで、ｔＡ設
利用客以外の駐車による遊戯施設の売上げ減少を補償す
ることができる。また、実際にＩＪ！ｔ／ｉ！！ｉ￥２
を利用する客は、駐車場への入庫の際に購入した有価カ
ードを前記価設での遊厳代金等の支払に使用して遊ぶこ
とができるから、遊戯施設の利用客に対しては実質的に
無料で駐車させたことになる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実廠例をパチンコ店の客用無料駐車
場における無断駐車防止装置を例にとって図面を参照し
説明する。

第１図は駐車場の入口に設けられる遮断機および自動カ
ード販売機の配置を示したもので、図中１は駐車場出入
口であり１．？−は駐車場内、旦−は道路である。４は
前記出入口１に設けられた遮断沢であり、この遮断別４
は常時はバー４ａを降下させた状態にあって出入口１を
遮断している。５は遮断機４の手前側（道路１側）に設
けられた自動カード販売機である。また、８１．８２．
８３は出入口１の路面下に埋設された磁気検知式の車両
検知器であり、′ｙｘ断機４の前方の検知器Ｓ１は、駐
車場に入庫しようとする車両Ａが出入口１に進入してき
たときにこれを検知する入庫車検知器とされ、１Ｍ断様
４の後方（駐車場内２側）の検知器Ｓ３は、駐車場から
出庫しようとする車両が出入口１に進入してきたときに
これを検知する出庫車検知器とされ、遮断機４のバー４
ａ下の検知器Ｓ２は、入庫車両および出庫車両が前記バ
ー４ａの下を通過したときにこれを検知する通過検知器
とされている。

第３図は前記自動カード販売機５を示しており、このカ
ード販売機５は、紙幣挿入口６および硬貨挿入ロアと、
金額表示部８と、釣銭排出口９およびカード送出口１０
を有している。このカード販売機５内には第２図に示す
ように、紙幣挿入口６から挿入された紙幣を読取る紙幣
リーダ１１と、硬貨挿入ロアから挿入された硬貨を読取
る硬貨リーダ１２と、釣銭を釣銭排出口９に排出する釣
銭排出Ｈｆ１１３と、駐車場を付帯するパチンコ店にお
いてのみ通用する有価カードを１枚ずつカード送出口１
０に送出するカード送出装置１４とが設けられており、
これらはカード販売機５内に設けられたシステム制御用
コン１〜ローラ１５に接続され、また前記各車両検知器
Ｓ１．Ｓ２　、Ｓ３も前記コントローラ１５に接続され
ている。

この無断駐車防止装置の動作を説明すると、駐車場に入
庫しようとする車両Ａが出入口１に進入してくると、こ
の車両Ａが入庫車検知器Ｓ１によって検知され、入庫車
検知信号がコントローラ１５に送られる。なお、この車
両Ａは、遮断様４のバー４ａにより駐車場への入庫を阻
止されて遮ｆ［４の手前で停止する。そして入庫車検知
器Ｓ！からコントローラ１５に入庫車検知信号が入力さ
れると、コントローラ１５はまずカード販売機５の表示
部８に有価カードの価格を表示する。

しかして、駐車場に車両を入庫させようとする客がカー
ド販売機５の紙幣挿入口６や硬貨挿入ロアから有価カー
ドの購入料金を挿入すると、この挿入紙幣または硬貨が
紙幣リーダ１１またはＩｉ！貨リーダ１２で読取られて
挿入金額信号がコントローラ１５に送られる。この挿入
金額信号がコントローラ１５に入力されると、コントロ
ーラ１５は挿入金額信号に基づいて挿入金額を計算して
その金額を前記表示部８に表示させるとともに、挿入金
額が有価カードの価格に達したときにカード送出装置１
４にカード送出信号を出力し、また挿入金額が有価カー
ドの価格を越えた場合には、釣銭排出ＩＡ置１３に余剰
金額信号を送ってこの釣銭排出装置１３から余剰金額に
相当する釣銭を釣銭排出口９に排出させる。

前記カード送出装置１４は、コントローラ１５からカー
ド送出信号が入力される毎に、カード収納部にＶａｌね
収納されている有価カードを１枚ずつカード送出口１０
に送出するもので、有価カードは、その端部がカード送
出口１０から突出する状態になるまで送出され、カード
販売は５にカード購入料金を挿入した駐車場利用者の手
によって抜き取られる。この有価カードがカード送出口
１ｏから広き取られると、このカードの広き取りが例え
ば光学的手段等により検知され、その信号がカード送出
装置１４からコントローラー５に送られる。このカード
の抜き取り信号が入力されると、コントローラー５から
遮断門４に開放信号が送られて遮断１４が開放動作し、
バー４８を上昇回動させて有価カードを購入した駐車場
利用者の車両Ａを入庫させる。また、駐車場に入庫する
車両がバー４ａ下の通過検知器Ｓ２上を通過すると、こ
の通過検知器Ｓ２が一旦検知状態となってから車両の通
過後に再び無検知状態となり、コントロラ ーＶ′Ｉ５はこのときの通過検知器Ｓ２からの信号によ
り車両の入庫完了を判定して遮断芸４に閉止信号を送り
、Ｈ！７ｉｔ１４を閉止動作（バー４８を下降回動）さ
せて再び出入口−を３ＩＩ！断させる。なお、駐車場に
入庫する車両は、通過検知器Ｓ２で検知された後に出庫
車検知器Ｓ３によっても検知されるが、このように通過
検知器Ｓ２が検知動作しニー後に出庫車検知器Ｓ３が検
知動作したときは、コントローラ１５は何等の動作も行
なわないようになっている。

次に駐車場からの駐車車両の出庫について説明すると、
駐車場から出庫しようとする車両が出入口１に進入して
くると、この車両が出庫車検知器Ｓ３によって検知され
、出庫車検知信号がコントローラ１５に送られる。そし
てコントローラ１５は、通過検知器Ｓ２が検知動作する
前に出庫車検知器Ｓ３から出庫車検知信号が入力された
場合には直ちに遮断は４の開放信号を送るようになって
おり、したがって出庫車両が出入口１に進入してきた場
合は、即座に遮断Ｕ１４が開放してこの車両を出庫させ
る。そしてこの場合も、駐車場から出庫する車両がバー
４ａ下の通過検知器＄２上を通過すると、この通過検知
器Ｓ２が一旦検知状態となってから車両の通過後に再び
Ｂ検知状態となり、コントローち５はこのときの通過検
知器Ｓ２からの信号により車両の出庫完了を判定して遮
断曙４を閉止動作させる。なお、この車両の出頭時にも
、出庫車両は通過検知器Ｓ２で検知された後に入庫車検
知器Ｓ１によっても検知されるが、このように通過検知
器Ｓ２が検知動作した後に入庫車検知器Ｓ１が検知動作
したときにも、コントローラ１５は何等の動作も行なわ
ないようになっている。

すなわち、上記パチンコ店の客用無料駐車場における無
断駐車防止装置は、駐車場の出入口１において駐車場に
入庫しようとする駐車場利用者に対し駐車場を付帯する
パチンコ店においてのみ通用する有価カードを自動カー
ド挿入口５によって販売し、駐車場利用者が有価カード
を購入したときに駐車場出入口１に設けた遮断機４を開
放させて有価カードを購入した駐車場利用者の車両を入
庫させ、駐車場からの出庫車両に対しては無条件で航記
遮断機４を開放させてこの車両を出庫させるようにした
ものであり、駐車場利用者が購入した有価カードは、パ
チンコ店において′ｙ１１戯代金つまり玉貸し代の支払
に使用される。

前記有価カードとその使用方法を説明すると、第４図は
有価カードを示しており、この有価カードとしては、第
４図（ａ）に示すようなカード面に磁気ストライプ２１
を形成した磁気記録式カード２０や、第４図（ｂ）に示
すようなカード而全体に磁気コーティング２３を胞した
磁気記録式カード２２、あるいは第４図（Ｃ）に示すよ
うなパンチ式カード２４が使用される。これら有価カー
ドは、その販売時に、販売日付およびパチンコ店のコー
ド情報と、カードの価格に相当する金額分の使用可能回
数情報をＦ社気記録または穿孔記録して販売されるもの
で、この有価カードへの前記情報の記録は、前記自動カ
ード販売口５においてカードを販売する際にカード送出
装置１４によって行なわれる。この有価カードの価格は
、駐車場を利用する客がどの程度の金額以上をパチンコ
店での遊戯に使ってくれれば採口がとれるかを考慮して
設定されるもので、例えば採口がとれる金額が５００円
以上である場合には、有価カードの価格は例えば１００
０円とされる。なお、この右１カードの通用口は販売口
当日限りどされる。

この有価カードは　ＦＥ接するパチンコ台間に設けられ
ている第５図に示すような硬貨・カード併用式の台間自
助玉貸１３０に挿入して使用される。

この硬貨・カード併用式の合間自動玉貸！３３０は、最
近パチンコ店において使用され始めたもので、１００円
硬貨専用の硬貨挿入口３１と、前記有価カードの挿入口
３２およびカード読取り書込み装置（図示しないが玉賃
機３０内に設けられている）と、玉出し口３３とを備え
ている。この硬貨・カード併用式の台間自動玉貸間３０
は、硬貨挿入口３１に　１００円硬貨が挿入されたとき
は１００円分の玉を玉出し口３３に排出し、カード挿入
口３２に有価カードが挿入されたときは、あらかじめ設
定しておいた金額分く例えば１回について２００円分）
の玉を玉出し口３３に排出するもので、カード挿入口３
２にカードを挿入すると、玉貸１３０は、このカード２
０に記録されている日付およびパチンコ店のコード情報
と使用可能回数情報を読取って、カードが有効であると
きにのみ玉貸し勤（πを行なうとともに、このカードに
記録されている使用可能回数情報をその回数から１を減
じた回数の情報に円きＤえて（パンチ式カードの３９合
は穿孔を増やす）、このカードをカード挿入口３２から
送出して客に返還する。

なお、前記有価カードは、パチンコ店の店内においても
自助カード販売機（駐車場の出入口に設けたカード販売
殿５と同様なものでカード販売低能だけを備えたもの）
により販売される。この有価カードを使用する玉貸しシ
ステムは、昭和６１年６月３０日付けの日経産業新聞に
おいても紹介されているもので、このシステムを採用し
ているパチンコ店では、１１２１１客は上記カードを購
入しさえすればＶｆ！貨を準備することなく台間玉貸ｄ
を利用して玉を借りることができる。

しかして、上記無断駐車防止装置においては、パチンコ
店には入らない施設利用客以外の者でも、前記有価カー
ドを購入しさえすれば駐車場に入庫することができるが
、これは結果として駐車料金を有価カードを購入する形
で支払ったことになるから、施設利用客以外の無料での
無断駐車を完全に防いで、隠設利用客以外の駐車による
売上げ減少を補償することができる。また、実際にパチ
ンコ店を利用する客は、駐車場への入庫の際に購入した
有価カードを遊戯代金の支払に使用して遊ぶことができ
るから、パチンコ店の利用客に対しては実質的に無料で
駐車させたことになる。なお、有価カードによる玉貸し
システムを採用しているパチンコ店では、有価カードを
使い切らなかった遊戯客のために、店内に自動精算機を
設置して、遊戯客が有価カードの残領分を現金化できる
ようにしているが、駐車場利用者に販売したカードも同
様に扱うと、施設利用客以外の者が店内に立寄って駐車
場で購入した有価カードを精算１に入れてカード購入代
金を取戻すという不正利用がなされる心配があるから、
駐車場への入庫に際して駐車場利用者に販売するカード
には、店内で販売するカードと区別できる識別情報を記
録しておいて、この駐車場で販売したカードはＩＮ　ｎ
　磯に入れても現金化できないようにするか、あるいは
精算ｎで現金化できる金額の上限を制限するく例えば駐
車場を利用する客が５００円以上を使ってくれれば探算
がとれる場合で、有価カードの販売価格が１０００円で
ある場合は、現金化できる金額を５００円以内とする〉
のが望ましい。

なお、上記実施例では、有価カードにその価格に相当す
る金額分の使用可能回数情報を記録して販売するように
したが、前記使用可能回数情報に代えて、有価カードに
その価格に相当する金額情報を記録してもよい。また、
上記実施例では、入口と出口を共用する駐車場について
説明したが、この発明は入口と出口を別にした駐車場に
も適用できるし、またパチンコ店の客用無料駐車場に限
らず、ゲームセンターやｙｆ１園地等の客用無料駐車場
にも適用することができる。なお、この場合、ゲームセ
ンターでは、ゲーム用コインの自動貸出しは暮を硬貨カ
ード併用式のものとして有価カードをゲーム用コイン等
の借用に使用させ、遊園地では、入園券販売農や乗物券
販売別等を硬貨カード併用式のものとして有価カードを
入園券や乗物券等の購入に使用させるか、あるいは有価
カード自体を入園券や乗物券として使用させればよい。

〔発明の効果〕

この発明の客用無料駐車場における無断駐車防止装置は
、ｌｉ！施設に付帯する客用無料駐車場の入口に自動カ
ード販売機を設けて、駐車場に入庫しようとする駐車場
利用者に対し前記施設においてのみ通用する有価カード
を販売し、駐車場利用者が有価カードを購入したときに
駐車場入口に設けたｉ！！３ｔｆｌを開放させて有価カ
ードを購入した駐車場利用者の車両を入庫させるように
したものであるから、Ｔｌｆ！［！ｉＱの利用客に対し
ては実質的に無料で駐車させ、施設利用客以外の無料で
の無断駐車はこれを完全に排除することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示したもので、第１図は駐
車場の入口に設けられる遮断国および自助カード販売別
の配買図、第２図は無断駐車防止装置の制御回路図、第
３図は自動カード販売例の外観図、第４図は各種有価カ
ードの斜視図、第５図はパチンコ店にＹ２置される硬貨
・カード併用式台間自動玉貸芸の外観図である。 １・・・出入口、４・・・ｎ１ｔｉ、５・・・自動カー
ド販売礪、Ｓｌ、Ｓ２．８３・・・車両検知器。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 ５カーＦ′Ｆ最濾　４ｙＬ断復 深　１　図 筒２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 パチンコ店、ゲームセンター、遊園地等の遊戯施設に付
   帯する客用無料駐車場における施設利用客以外の無断駐
   車防止装置であって、 駐車場の入口に設けられて車両の入庫を阻止する遮断機
   と、 この遮断機の手前側に設けられて駐車場利用者に対し前
   記施設においてのみ通用する有価カードを販売する自動
   カード販売機と、 このカード販売機へのカード購入料金の挿入により前記
   カード販売機から送出される前記有価カードを駐車場利
   用者が抜き取ったときに前記遮断機を開放させて前記有
   価カードを購入した駐車場利用者の車両を入庫させると
   ともに、前記入口に設けた車両検知器により前記車両の
   入庫を判定して入庫車両が前記遮断機を通過したときに
   この遮断機を閉止させる制御回路と、 を備えたことを特徴とする客用無料駐車場における無断
   駐車防止装置。