JPS6392595A - 乗客コンベア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野Ｊ 本発明は、エスカレータ−あるいは電動道路等の乗客コ
ンベアの表示装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、乗客コンベアの欄干形態としては透明な強化ガ
ラス製の透明欄干パネルをデツキカバーに直立して設け
たものが実用されている。そして、最近になって、この
透明欄干パネルの裏側（外側）に特開昭５９−１０１３
６１６号公報に示されたように光フアイバーを配置した
ものが提案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術においては、光ファイバーを配置するのに
多大な労力が必要なばかりか、光フアイバー自体が透明
欄干パネルの透明感を阻害し、かつ表示内容を変更する
場合に装置の大幅改造が必要となる問題があった。また
、光フフイバーは細い線であるため光効果が低く視覚効
果が小さいという問題もあった。

本発明の目的は、表示内容の変更が容易であると共に、
利用客に対して行先案内、安全な利用及び視覚効果を高
め得る乗客コンベアの表示装置を提供することしこある
。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、少なくとも乗降口付近の透明欄干パネル部
分に、文字、模様等を備えた表示体と、この表示体の表
示用光源となる照明装置を前記欄干パネルの側面に直接
あるいは近接して配置することにより、達成される。

〔作用〕

本発明の表示装置は、乗降口から乗降口にかけて配置さ
れた欄干の、少なくとも乗降口付近にある透明欄干パネ
ルの側面にあって、ステップと移動手すりの進行方向の
明示、さらに売場案内や店舗のマークを示す文字や模様
、乗客コンベアの利用上の注意事項を明示する文字２階
床名を示す数字、アルファベットなどを光や色彩によっ
て案内表示する。それによって、乗客サービス、安全増
し及びデザイン効果を高めることができる。また、この
表示装置は、利用客の衝突防止、配線経路の改善及び保
守性向上にも効果的である。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図にもとづき説明する。

第１図において、無端状に連結されて移動するステップ
１、このステップ１と同期移動する移動手すり２、乗降
口３等の基本構成と移動手すり２の走行を案内するガイ
ドフレーム４、透明欄干パネル５及びデツキカバー６な
どから成る欄干７の構成は従来と同様であるが、本発明
では乗降口３付近の透明欄干パネル５の側面に表示体８
と照明装置９で構成される表示装置１０を配置したこと
に特徴がある。この第１図は、透明欄干パネル５の上端
部とガイドフレーム４との間にステンレス鋼製等のフレ
ーム１１と欄干照明１２、カバー１３を備えた形態を示
しており、その詳細は第２図のようになっている。すな
わち、乗降口付近の欄干７の透明欄干パネル５の内側面
５ａには表示ベース８ａと、これの一部に嵌め込まれた
透光可能な材質で成る表示体８ｂで構成される表示体８
、さらに欄干パネル５の外側面５ｂにはランプ９ａ、ラ
ンプカバー９ｂ、表示体９Ｃ及び支持ベース９ｄから成
る照明装置９、それにデツキカバー６に固設された中空
材の給電配線用の柱１４を支持ベース９ｄと固定的に配
置して第３図に示したようにこの中空部１４ａの中を電
線１５を通してランプ９ａに給電している。ここで、ラ
ンプ９ａが発する光線は支持ベース９ｄの開口窓９ｄ、
透明欄干パネル５を通過して表示体８ｂの表示内容を光
線に１のようにステップ１側に光表現する。また反ステ
ップ１側、すなわち乗客コンベアの外側に対してはラン
プカバー９ｂに嵌み込まれた表示体９ｃを通過した光線
が矢印に２のように光表現するもので、例えば第１図の
矢印Ａ及びＢのように乗客コンベアの進行方向を利用客
の視覚に訴えるようになっている。

一方、第１図と第２図に示した表示装置１０は、透明欄
干パネル５に対して第４図のように固設されている。す
なわち、透明欄干パネル５の側面、表示体８及び支持ベ
ース９ｄに位置等しくあけられた穴ａ、ｂ及びＣに貫通
ボルト１６を通し、ナツト（１６ａ）締めしてこの三部
材を直接的に固定している。

以上、移動手すり２を案内するフレーム１１を備えた欄
干７に表示装置１０を付加した形態について説明したが
、例えば第５図の欄干１８のようにフレーム１１がない
場合でも上記構造を適用できるものである。なお、欄干
１８は透明欄干パネル１９とガイドフレーム２０で移動
手すり２を案内支持する構造であるが、これには前記の
表示装［１０とは異なる形態の表示装置２１と２２を付
加した例を示しである。この表示装置２１の詳細は第６
図に示した通り、始端部２１Ａをガイドフレーム２０に
密着させ、このガイドフレーム２０の一部の空間２０ａ
に沿って配線された電線２３によってランプ２４に給電
するようになっている。

さらに、この表示装置２１はカバー２１Ｂと表示体２１
Ｃを備えていて、例えば模様２１Ｄを透明欄干パネル１
９の外側からステップ１側の内側に向けて光線に３のよ
うに光表現するものであり、この構造特有の利点として
利用客の進行の妨げと手先、荷物の衝突防止、配線経路
の簡略化とこれに伴う意匠性、保守性及び組立性の向上
があげられる。

次に表示装置２２は、外形が円板状となっていてこの欄
干１８の終端（移動手すり２の反転部Ｚ）形状と調和す
る意匠であるほか、角ぼらずに衝突物があってもそれを
傷めぬような安全上の配慮をしている。なお、その表側
には表示体２２Ａを備えて、ここからランプ２５の光を
光線に４のように光表現している。

ここで、第１図から第７図までの構造は透明欄干パネル
５及び１９に表示装置ｉ０．２１及び２２を直接的に固
設しているが、本発明はこれに限定するものではなく、
例えば第８図のように透明欄干パネル５と表示装置２６
との間にすき間ｇを設けてもよい、この場合は表示装置
２６をデツキカバー６とこれに固定された柱２７によっ
て支えて自立させたものであり、組立性がよく、前記の
穴ａが不要となって強度、コスト両面での利点がある。

さらに、第２図の構成として配線経路のみを第９図のよ
うにフレーム１１の中空部１１Ａを利用することもでき
る。この場合は配線路２８でフレーム１１と表示装置２
９を直接つなぐことができ、美観２組立及びコスト面で
有利となる。

ここで、上記表示体８等は色彩豊かにして視覚効果を高
めたり、ランプ９ａ等に着色することも可能である。ま
た表示袋！１０等の形状は例示のものに限定されるもの
ではなく、デザイン面で様々な応用例が考えられる。

〔発明の効果〕

本発明によれば１表示内容の変更が容易であると共に、
乗客サービス、安全性及び意匠性に優れた乗客コンベア
の表示装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した斜視図、第２図は第
１図の！　−１、＠に沿う断面図、第３図は第１図の■
−■線に沿う断面図、第４図は第１図の要部の斜視断面
図、第５図は第１図の形態が異なる斜視図、第６図は第
５図のｍ−ｍ線に沿う断面図、第７図は第５図の■−Ｉ
Ｖ線に沿う断面図、第８図及び第９図は第２図相当の断
面図である。 １・・・ステップ、２・・・移動手すり、３・・・乗降
口、４゜２０・・・ガイドフレーム、５，１９・・・透
明欄干パネル、６・・・デツキカバー、７，１８・・・
欄干、８・・・表示体、９・・・照明装置、１０，２１
，２２，２６・・・第４図 ８６図　　　　　　　第７ｍ ２３・・・電線

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、無端状に連結されて乗降口と乗降口の間を走行する
   ステップと、このステップと同期的に走行する移動手す
   りと、この移動手すりの走行を案内するガイドフレーム
   と、このガイドフレームを支える透明欄干パネルと、こ
   の透明欄干パネルの基部を被うデッキカバーを備えた乗
   客コンベアにおいて、少なくとも前記乗降口付近の前記
   透明欄干パネルに表示体と、この表示体の表示用光源と
   なる照明装置を配設したことを特徴とする乗客コンベア
   の表示装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載において、前記デッキカ
   バーは前記照明装置まで延在する支柱を有し、この支柱
   の内側に給電用電線を配設していることを特徴とする乗
   客コンベアの表示装置。 ３、特許請求の範囲第１項記載において、前記表示体と
   前記照明装置は前記透明欄干パネルの外側に配設されて
   いることを特徴とする乗客コンベアの表示装置。 ４、特許請求の範囲第１項記載において、前記表示装置
   の外形を略円板状とし、その平面部を前記透明欄干パネ
   ル面に配置したことを特徴とする乗客コンベアの表示装
   置。 ５、特許請求の範囲第１項記載において、前記ガイドフ
   レームは内側に給電用電線を有し、この給電用電線は前
   記照明装置に接続されていることを特徴とする乗客コン
   ベアの表示装置。