JPS6392153A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPS6392153A
JPS6392153A JP61237067A JP23706786A JPS6392153A JP S6392153 A JPS6392153 A JP S6392153A JP 61237067 A JP61237067 A JP 61237067A JP 23706786 A JP23706786 A JP 23706786A JP S6392153 A JPS6392153 A JP S6392153A
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Toshihiro Saiga
敏宏 雑賀
Ihachirou Gofuku
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、画像読取装置に関し、特に原稿の幅方向に対
応させた一次元ラインセンサを有し、その−次元ライン
センサに対して相対的に、原稿を移動させつつ画像情報
を読取るファクシミリ装置、イメージリーダ、ディジタ
ル複写装置等に適用して好適な画像読取装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、−次元ラインセンサを用いる画像読取り装置とし
ては、長さ数cmの一次元ラインセンサに縮小光学系を
用いて原稿像を結像させて原稿系情報の読取りを行うも
のが知られている。また、原稿幅と同じ長さの長尺−次
元ラインセンサ(等倍型ラインセンサ)を有し、原稿に
直接接触できるとともに、結像系の不要であるか、また
は結像系の動作距離の短い画像読取装置が、適用機器の
小型化および低順化を達成できるものとして注目されて
いる。
結像系の動作距離を短くできる等倍型ラインセンサを有
する画像読取装置としては、結像系に集束性光ファイバ
を用いたものやコンタクトレンズアレイを用いたものが
知られている。また、結像系を不要とした等倍型ライン
センサを有する画像読取装置としては、透明基板上にラ
インセンサを設け、基板裏面側より光を原稿面に照射し
てその反射光をラインセンサ上に受容するように構成し
たものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点コ ところで、−次元ラインセンサを有する形態の画像読取
装置においては、ラインセンサは成膜工程ないしエツチ
ング工程を経て一体に形成されるが、これら工程におい
て端部に位置するセンサの構成層か薄く形成されてしま
うのが一般的である。これにより、−次元ラインセンサ
の出力は第8図において実線で示すような分布を有する
こと、すなわち、端部においてセンサ出力が低く、中央
に近い程センサ出力が高くなるような分布を有すること
になる。また、用いる光源の照度分布に対して、センサ
出力に分布が生じてしまうこともある。
従来、このような分布を平滑化して−様な画像情報を読
取るために、読取られた画像情報に対してシェーディン
グ補正を施したり、あるいは読取りの1ビツト毎に補正
を加えるビット補正を施すことが行われていた。
しかしながら、このような信号補正を行う回路は一般に
高価であり、これが画像読取装置ひいては適用機器の低
順化を阻害する重大な一因となっていた。
本発明は、かかる問題点を鑑み、補正回路を不要とし、
ないしは用いる場合にあっても庶価に構成できるように
することにより、以て画像読取装置ひいてはこれを適用
する機器の低順化を達成することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] そのために、本発明は、導電層と、導電層上に配置され
た絶縁層と、絶縁層上に配置された半導イ太層 と 、
  」こ道イ大照 L−憤 1.て戸(を代=+、  
て西−IJ大 h−f−−対の上部電極とを有する光セ
ンサを基板上に配列した画像読取装置において、光セン
サの配列位置に応じて異な)たバイアス電圧を導電層に
印加する駆動手段を具えたことを特徴とする。
[作 用] すなわち、本発明によれば、センサ出力の分布は画像の
読取り時に平滑化されるので、補正回路の不要となり、
ないしは用いる場合にあっても低願なもので十分となり
、以て画像読取装置を耶価に構成できるようになる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
まず、本発明を通用可能な画像読取装置の構成例につい
て説明する。
第1図(A)および(B)は、そねぞれ、本発明の一実
施例として、結像系を不要とした画像読取装置の側断面
図、およびそのセンサ部の上面図である。なお、同図(
A)は同図(B)の1−1線断面図である。これら図に
おいて、108はガラス等透明の基板ll上に図面に直
方する方向に配列されて一次元ラインセンサを構成する
センサ部である。このセンサ部108において、ガラス
等の透明基板1上には、遮光層112および絶縁層13
が形成され、その上に光導電層としての水素化アモルフ
ァスシリコン(以下a−5i:Hと称する)やCd5−
5e等の半導体層14が形成されている。更にオーミッ
クコンタクト用のドーピング半導体層15を介して一対
の主電極116および117が形成され、その間に受光
窓118が形成されている。
本例に係るセンサ部108においては、遮光層112を
金属等導電性の材料で形成するとともに、後述するよう
にIT1動源に接続して、主電極116(ソース側)お
よび117(ドレイン側)に対するゲート電極となるよ
うにする。また、主電極116および117をくし形に
形成し、互い違いに対向させることによって同図(B)
上受光窓118が蛇行した形状に形成され、この窓10
8によって露出した半導体層14の部分において原稿P
からの反射光を受容し、光電変換が行われる。
また、原fA Pとセンサ部108との間の間隔は、通
常0.1mm程度として4〜8木/mmの読取り解像力
が得られるが、このような解像力を確保するために上記
間隔は厳密に制御されなければならない。該間隔の制御
は、透明の保護層20をセンサ部108の上面に被覆形
成することによって行われる。
かかる構成において、透明基板11の入射窓19を通し
て入射した光しくこの入射光に対してはセンサ部108
は遮光層112によって遮光されている)で原fi P
を照明し、その反射光を光センサ部108が受けて、電
極配線を介して読み取り信号を取り出すものである。す
なわち、例えば主電極+16の電位を基準として主電極
117に高電位の駆動電圧が印加されているとき、受光
窓118を介して反射光りが半導体層14の表面に入射
すると、キャリアが増加するために抵抗が下がり、この
変化を画像情報として読取ることができる。また、後述
のように、金属性の遮光層112に対し適切に電圧を印
加することによって、光センサの出力を安定化させると
ともに光強度に比例した出力を得ることが可能となる。
第1図(A)およびCB) に示した光センサ部108
は、画像読取りの1ビツトに対応したものであるが、基
板11上にこれをライン状に複数個数整列させて、−次
元ラインセンサを構成する。すなわち、例えば、原稿P
の幅方向(同図(A)において矢印で示す原fA Pの
移動方向と直交する方向)に1728個の光センサ部1
0Bを配列することができる。
さらに、光センサ部と、光センサ部の出力を蓄積する電
荷蓄積部(コンデンサ部)と、当該蓄積された電荷を転
送して信号処理に供するためのスイッチ部と、必要な配
線パターン等とを同一の製造工程で基板上に形成しても
よい。
第2図(A) 、 (B)および(C)は、それぞれこ
のような光センサ部と、電荷蓄積部とスイッチ部等とを
一体に形成した形態の画像読取装置の一実施例を示す平
面図、そのB−B線断面図およびC−C線断面図を示す
これら図において、210はマトリクス配線部、208
は光センサ部、212は電荷8積部、213は転送用ス
イッチ213aおよび電荷蓄積部212の電荷をリセッ
トする放電用スイッチ213bを含むスイッチ部、21
4は転送用スイッチの信号出力を後述の信号処理部に接
続する配線、223は転送用スイッチ213aによって
転送される電荷を蓄積し、読み出すための負荷コンデン
サである。
本実施例では光センサ部208、転送用スイッチ213
aおよび放電用スイッチ213bを構成する光電導性半
導体層14としてa−Si:It膜が用いられ、絶縁層
203 としてグロー放電による窒化シリコン膜(Si
NII)が用いられている。
なお、第2図(八)においては、煩雑さを避けるために
、上下二層の電極配線のみ示し、光導電性半導体層14
および絶縁層203は図示していない。
また光導電性半導体層14および絶U層203は光セン
サ部208、電荷蓄積部212)転送用スイッチ213
aおよび放電用スイッチ213bに形成されているほか
、上層電極配線と基板との間にも形成されている。さら
に上層電極配線と光導電性半導体層との界面にはn+に
ドープされたa−5i:)1層205が形成され、オー
ミック接合がとられている。
また、木実施例のラインセンサの配線パターンにおいて
は、各センサ部から出力される信号経路はすべて他の配
線と交差しないように配線されており、各信号成分間の
クロストーク並びにゲート電極配線からの話導ノイズの
発生を防いでいる。
光センサ部208において、216および217は上層
電極配線である。入射を219から人力し、原稿面で反
射された光はa−5i:IIたる光導電性半導体層14
の導電率を変化させ、くし状に対向する上層TL極配P
i!216,217間に流れる電流を変化させる。
なお、202は後述する電源に接続された金属の遮光層
である。
電荷蓄積部212は下層電極配線214 と、この下層
電極配線214上に形成された絶縁層203 と光導電
性半導体14との銹電体と、光導電性半導体層14上に
形成されて光センサ部の上層電極配線217に連続した
配線とから構成される。この電荷蓄積部212の構造は
いわゆるMIS (Metal−1nsulater−
5emiconductor)コンデンサと同じ構造で
ある。バイアス条件は正負いずれでも、用いることがで
きるが、下層電極配線214を常に負にバイアスする状
態で用いることにより、安定な容量と周波数特性を得る
ことかできる。
図中(C)は転送用スイッチ213aおよび放電用スイ
ッチ2+3bを含むTPT構造のスイッチ部213を示
し、転送用スイッチ213aは、ゲート電極たる下層電
極配線224 と、ケート絶縁層をなす絶縁層203と
、光導電性半導体層14と、ソース電極たる上層電極配
線225 と、トレイン電極たる上層電極配線217等
とから構成される。放電用スイッチ213bのゲート絶
縁層および光導電性半導体層は絶縁層203および光導
電性半導体層14と同一層であり、ソース電極は上層電
極配線217、ゲート電極は下層電極配線227、ドレ
イン電極は上層電極配線226である。また、234は
転送用スイッチ213aのゲート電極に接続される下層
配線である。
前述したように、上層電極配線217 、225および
226と光導電性半導体層14との界面には、a −5
i:Hのn+層205が介在し、オーミック接触を形成
している。
以上のように本例に係るラインセンサは、光センサ部、
電荷蓄積部、転送用スイッチ、放電用スイッチ、マトリ
クス配線部の各構成部のすべてが光導電性半導体層およ
び絶縁層等の積層構造を有するので、各部を同一プロセ
スにより同時形成することができる。
第3図は等倍型ラインセンサを有する画像読取装置の他
の例を示す。ここて、Pは原稿、301はその原稿Mを
f方向に搬送するための搬送ローラであり、その軸30
1Aが装置本体の所定位置に回転自在に支持されている
。303は搬送ローラに対向する位置に設けた読取部で
あり、原稿Pの全幅にわたって原1n Pを′M送ロー
ラ301に対し弾性的に押圧するための押え部材として
の板はね305、原稿Pを照明するための照明手段とし
ての1、EDアレー307 、原f高Mからの斤n+キ
な水車するためのjK束性光ファイバを配列した光学系
309 、 集束光の光電変換を行う光電変換素子(光
センサ)を設けた変換部308、およびこれら各部を保
持する保持部材310を有する。
すなわち、搬送ローラ301の不図示の駆動手段による
回転に伴い、押え部材305により搬送ローラ301 
に向けて押圧されている原fn Pが案内されてf方向
に搬送されてゆく。この過程で原稿面かLIEDアレー
307により照明され、その反射光が光学系309を介
して変換部308に供給されて、原稿P上の画像が順次
読取られてゆく。
第4図は変換部308を構成する光センサの一114成
例を示す。図において、ガラスまたはセラミクス等の絶
縁物基板311上には、補助電極312および絶縁層1
3が形成され、その上に光導電層としてのGd5−5e
やa−5i:It等の半導体層14か形成されている。
更にオーミックコンタクト用のドーピング半導体層31
5を介して一対の主室4Ji 316および317か形
成され、その間に受光窓318か形成されている。なお
、各部312,316.317等の形状については、第
1図(八)および(B) に示した実施例と同線に選択
することができる。
かかる構成において、例えば主電極316の電位を基準
として主電極317に高電位の駆動電圧が印加されてい
るとき、受光窓318を介して反射光りが半導体層14
の表面に入射すると、キャリアが増加するために抵抗が
下がり、この変化を画像情報として読取ることができる
。また、補助電極312に対し、後述のように適切に電
圧を印加することによって、光センサの出力を安定化さ
せ、かつ光強度に比例した出力を得ることが可能となる
このような光センサは画像読取りの1ビツトに対応した
ものであるhへ基板11上にこれをライン状に配列して
、等倍型の一次元ラインセンサ308を構成することが
できる。
例えば、原稿Pの幅方向(第3図において矢印で示す原
fRPの8動方向と直交する方向)に1728個の光セ
ンサ部308を配列することができる。さらに、上記第
2図(A)〜(C)に示した実施例と同様に、光センサ
部と、光センサ部の出力を蓄積する電荷蓄積部(コンデ
ンサ部)と、当該蓄積された電荷を転送して信号処理に
供するためのスイッチ部と、必要な配線パターン等とを
同一の製造工程で基板上に形成してもよい。
第5図は、このような光センサ部、電荷蓄積部およびス
イッチ部等を一体に形成した形態の画像読取装置の一実
施例を示す平面図である。
図において、410はゲートマトリクス配線部、408
は光センサ部、412は電荷蓄積部、413ば転送用ス
イッチ41:laおよび電荷蓄積部142の電荷をリセ
ットする放電用スイッチ413bを含むスイッチ部、4
14は転送用スイッチの信号出力を後述の信号処理部に
接続する配線、423は転送用スイッチ413aによっ
て転送される電荷を蓄積し、読み出すための負荷コンデ
ンサであり、これらはそれぞれ、第2図(^)〜(C)
 に示した各部210,208,212゜213および
223等と同様の積層構造で構成することがてきる。な
お、光センサ部408において、4】5および417は
、それぞれソース電極およびトレイン′FrL極たる電
極配線、402はゲート電極たる補助電極配線であり、
後述する駆動部に接続されている。本例は、基板411
裏面側より光を照射する形態ではないため、第2図(A
)の如き入射窓は有していない。
以上のような例に係るラインセンサは、光センサ部、電
荷蓄積部、転送用スイッチ、放電用スイッチ、マトリク
ス配線部の各構成部のすべてが光導電性半導体層と絶縁
層の積層構造を有するので、各部を同一プロセスにより
同時形成することかできる。
第6図は第2図(A)〜(C)または第5図に示した画
像読取装置の等価回路を示す。
同図において、51.S2.・・・、SN(以下、SY
I と記す)は光センサ部208をまたは408を示す
光センサである。CI、C2,・・・、CN(以下、C
YIと記す)は電荷蓄積部212または412を示す蓄
積コンデンサであり、光センサSYIの光電流を蓄積す
る。STI、ST2゜・・・、5TN(以下、5TYI
と記す)は蓄積コンデンサCYIの電荷を負荷コンデン
サCXI  (負荷コンデンサ223または423に対
応)に巾云送するためのφ云j′A用スイッチ(転送用
スイッチ213aまたは413aに対応) 、 SRI
、SR2,・・・、5RN(以下、5RYIと記す)は
蓄積コンデンサCYIの電荷をリセットする放電用スイ
ッチ(放電用スイッチ213bに対応)である。
これらの光センサSl+蓄積コンデンサCYI、転送用
スイッチ5TYIおよび放電用スイッチ5RYIはそれ
ぞれ一列にアレイ状に配置され、N個で1ブロツクを構
成し、画像読取装置は全体としてM個のブロックに分け
られている。例えは、センサが1728個で構成されて
いるとすれば、N=32. M=54とすることかYl
できる。アレイ状に設けられた転送用スイッチSTY 
1 、放電用スイッチ5RaY1のケート電極はマトリ
クス配線部210に接続される。転送用スイッチST、
のゲート電極は他の1番目のブロック内での同順位の転
送用スイッチのケート電極とそれぞれ共通に接続され、
放電用スイッチSR。
のゲート電極は各ブロック内の次の順位の転送用スイッ
チのゲート電極に循環して接続される。
マトリクス配線部210または410の共通線(ケ−ト
駆動線Gl、G2.・・・、 GN)はゲート駆動部2
46によりドライブされる。−力信号出力は引出し線2
14または414(信号出力線Di、D2.・・・、 
DM)を介して信号処理部247に接続される。
また、光センサ51.・・・、SN、・・・SNXMの
ゲート電極(遮光層202または補助電極402)は、
各ブロック毎に、すなわち、SYI 、・・・、 SY
Mのブロック毎に駆動部250に接続されて、適切な値
のバイアスVSGI 、・・・、VSGMが印加され、
分布のない光電流が得られるようにする。なお、このよ
うにブロック毎に異なったバイアス電圧Vsgを発生す
る手段としては、各ブロック毎にボリウム等を設けた可
変電源を配設して装置製造時にそれらを調整するように
してもよく、あるいは、可変ゲインアンプを配設すると
ともに装置の制御を司どる62口や記憶部を有した制御
部により、装置のイニシャライズ時に記憶部に記憶され
た調整値を読み出してアンプを調整するようにしてもよ
い。
かかる構成において、ゲート駆動線Gl、G2.・・・
GNにはゲート駆動部246から順次選択パルス(VG
I、VO2,VO2,−、νGN)が供給される。まず
、ゲート駆動線G1が選択されると、転送用スイッチS
TIがON状態となり、蓄積コンデンサC1に蓄積され
た電荷が負荷コンデンサCXIに転送される。次にゲー
ト駆動線G2が選択されると、転送用スイッチST2が
ON状態となり、蓄積コンデンサC2に蓄積された電荷
が負荷コンデンサCXIに転送され、同時に放電用スイ
ッチSRIにより蓄積コンデンサC1の電荷がリセット
される。以下同様にして、G3.G4.・・・、GNに
ついても選択されて読み取り動作が行われる。これらの
動作は各ブロックごとに行われ、各ブロックの信号出力
VXI、VX2.・・・、VXMは信号処理部247の
人力Di、D2.・・・、DMに送られ、シリアル信号
に変換されて出力される。
第7図はバイアス電圧Vsgに対する光電流1pおよび
センサの光量依存性(直線性)を表わすγ値(γ=1が
理想)の特性であり、光センサのドレイン側電極117
(第1図) 、217(第2図) 、317(第4図)
および417(第5図)に印加する電圧Vgを変化させ
て行った実験結果を示す。なお、この実験に用いる半導
体層の厚みは4000人であった。
ここで、光電流Ipがバイアス電圧Vsgに応じて変化
するのは、バイアス電圧VsgO値によって半導体層1
4に形成される空乏層が変化するためである。
この図から明らかなように、ライン状に配列された光セ
ンサに対しそのゲート電極112(第1図)、202(
第2図) 、 312(第4図)および402(第5図
)に印加する電圧Vsgを適切に定めれば、均一の照射
光量や反射光量等条件に対して、直線性を損うことなく
均一な光電流を得ることができるようになる。
第8図は一次元ラインセンサを14のブロックに分割し
、各ブロック毎にバイアス電圧Vsgを調整した場合(
破線)と非調整の場合(実線)とにおける光電流1pを
測定した結果を示したものである。実験は均一な表面状
態の原稿の幅方向に均一な光量の光を照射することによ
り均一の反射光がセンサに入射されるようにして行った
この図から明らかなように、バイアス電圧Vsgの調整
時では、非調整時に比べて遥かに分布が平滑化されてい
ることがわかる。すなわち、Vsgの調整をセンサの配
列方向に適切に行えば、同一条件に対して同一の値の光
電流が得られることとなり、従って従来の如き高価な読
取り信号の補正回路を信号処理部247に付加すること
が全く不要となるか、少なくとも簡単で廉価に構成でき
る補正回路を付加すれば足りることになる。
なお、本発明を適用可能な画像読取装置は上述の各実施
例にのみ限られるものではない。例えば、次のようなも
のであってもよい。
第9図は、光センサ部と電荷蓄積部とスイッチ部とが一
体に形成され、レンズを有さない形態の画像読取装置の
他の実施例を示す。ここで、第2図と同様に構成できる
部分については対応箇所に同一符号を付しである。図に
おいて、230は出力信号マトリクスである。
第10図は画像読取装置の等価回路を示す。
同図において、S+、 I+S1.2+”・+S1.N
(以下、s設配す)は光センサ部208を示す光センサ
である。
c、、 l 、c、、 2.・・・、C1,N (以下
、CIと記す)は電荷蓄積部212を示す蓄積コンデン
サであり、光センサSlの光電流を蓄積する。STY、
 r 1STl−2+・・・STY、 H(以下、ST
、と記す)は蓄積コンデンサCIの電荷を負荷コンデン
サCX、、・・・、 CX、(蓄積コンデンサ223 
に対応)に転送するための転送用スイッチ(転送用スイ
ッチ213aに対応) 、SR+、 + 、 SR+、
2s・・。
sn、、、  (以下、SR,と記す)は蓄積コンデン
サC。
の電荷をリセットする放電用スイッチ(放電用スイッチ
213bに対応)である。
これらの光センサSl、蓄積コンデンサCI、転送用ス
イッチSTIおよび放電用スイッチ5illはそれぞれ
一列にアレイ状に配置され、N個で1ブロツクを構成し
、画像読取装置は全体としてM個のブロックに分けられ
ている。例えば、センサが1728個で構成されている
とすれば、N=32. M=54とすることができる。
アレイ状に設けられた転送用スイッチ5TYI 、放電
用スイッチ5RYIのゲート電極はマトリクス配線部2
10に接続される。転送用スイッチST、のゲート電極
はi番目のブロック内で共通に接続され、放電用スイッ
チSR,のゲート電極もブロック毎に接続され、次の順
位のブロックの転送用スイッチのゲート駆動線のゲート
電極と共通に接続されている。
ゲート配線部210の共通線(ゲート駆動線Gl。
G2.・・・、GN)はゲート駆動部246 によりド
ライブされる。一方信号出力はマトリクス構成になって
いる引出し線230(信号出力線DI、D2.・・・、
DN)を介して信号処理部247に接続される。
また、光センサs、、 1.5+、 2.・・・jl、
 NrS2. l+  *九、Nのゲート電極(遮光層
202)は、各ブロック毎に、すなわち、S、1.・・
・、Sl、のブロック毎に駆動部250に接続されて、
適切な値のバイアスVSGI、・・・、VSGMが印加
され、分布のない光電流が得られるようにする。なお、
このようなブロック毎に異なったバイアス電圧Vsgを
発生する手段としては、各ブロック毎にボリウム等を設
けた可変電源を配設して装置製造時にそれらを調整する
ようにしてもよく、あるいは、可変ゲインアンプを配設
するとともに装置の制御を司どるCPUや記憶部を有し
た制御部により、装置のイニシャライズ時に北上〇部に
記憶された調整値を読み出してアンプを調整するように
してもよい。
かかる構成において、ゲート駆動線Gl、G2゜・・・
、GNにはゲート駆動部246から順次選択パルス(V
GI、VO2,VO2,・、VGN)が供給される。ま
ず、ゲート駆動線Glが選択されると、転送用スイッチ
STIがON状態となり、蓄積コンデンサCIに蓄積さ
れた電荷が負荷コンデンサCXI〜CXNに転送される
。次にゲート駆動線G2が選択されると、転送用スイッ
チST2がON状態となり、蓄積コンデンサc2に蓄積
された電荷が負荷コンデンサCXI〜CXHに転送され
、同時に放電用スイッチSRI により蓄積コンデンサ
CIの電荷がリセットされる。以下同様にして、G3.
G4.・・・、GNについても選択されて読み取り動作
か行われる。これらの動作は各ブロックごとに行われ、
各ブロックの信号出力VXI。
VX2 、 ・、 VXNは信号処理部247ノ人力D
1,02.−、ONに送られ、シリアル信号に変換され
て出力される。
本例によっても、上記実施例と同様の効果が得られる。
なお、上述の各側ではセンサ群をブロックに分割すると
ともにバイアス電圧Vsgの調整を各ブロック毎に行う
ようにしたが、ブロック分けの有無あるいは分割時のブ
ロック数は任意所望に定めることができるのは勿麺であ
る。
配置したスタガー型の画像読取装置について述べたが、
第11図に示すように、半導体層14の同じ側に八に等
の主電極+1[i 、 117と遮光層]12とを配置
する構成にしても同様の効果が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれは、光センサの出力
を簡単に調整できるようにしたので、−次元ラインセン
サを具えた画像読取装置において分布が改善された出力
を得ることができ、従って従来の如き高価な補正回路は
全く必要となるか、少なくともそれが廉価なものであっ
ても足りることとなり、以て画像読取装置ひいてはこれ
を適用する85器の低廉化を達成できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は、それぞれ、本発明の一実
施例に係る画像読取装置の側断面図、およびそのセンサ
部の上面図、 第2面目) 、 (B)および(C)は、それぞれ、第
1図(A)および(B) に示した、光センサ部と電荷
蓄積部とスイッチ部等とを一体に形成した形態の画像読
取装置の一実施例を示す平面図、そのB−B線断面図、
およびC−C線断面図、 第3図は、本発明の他の実施例に係る画像読取装置の側
面図、 第4図は第3図示の装置における光センサの構成例を示
す側断面図、 第5図は第4図示の光センサ部と電荷蓄積部とスイッチ
部等とを一体に形成した形態の画像読取装置の一実施例
を示す断面図、 第6図は第2図(A)〜(C)および第5図に示した画
像読取装置の等価回路を示す回路図、第7図は光センサ
部のゲート駆動部に印加するバイアス電圧変化に対する
諸特性を説明するための線図、 第8図は本発明に係る画像読取装置の作用効果を説明す
るための線図、 第9図は本発明のさらに他の実施例を示す平面図、 第10図は第9図示の装置の等価回路を示す回路図、 第11図は本発明を適用可能な画像読取装置の更に他の
実施例を示ず側断面図である。 11.201・・・透明基板、 13.203・・・絶縁層、 14・・・半導体層、 19.219・・・入射窓、 20・・・保護層、 108.208,308,408・・・光センサ部、1
12・・・遮光板、 116.117,216,217,316,317.”
116,417,312 。 402・・・電極(配線)、 212.412・・・電荷蓄積部、 213.413・・・スイッチ部、 213a、413a・・・転送用スイッチ部、213b
、413b・・・放電用スイッチ部、246・・・ゲー
ト駆動部、 247・・・信号処理部、 250・・・駆動部。 第1図 第1図 第2 図 第3図 第4図 0 ■1I110■ Δ VoL=5V 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)導電層と、該導電層上に配置された絶縁層と、該絶
    縁層上に配置された半導体層と、該半導体層に接して離
    隔して配置された一対の上部電極とを有する光センサを
    基板上に配列した画像読取装置において、 前記光センサの配列位置に応じて異なったバイアス電圧
    を前記導電層に印加する駆動手段を具えたことを特徴と
    する画像読取装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の画像読取装置において
    、前記光センサは前記基板上に原稿幅方向に対応させて
    直線状に配列されていることを特徴とする画像読取装置
    。 3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の画像読取
    装置において、前記光センサは前記原稿の全幅に対応し
    て配列されていることを特徴とする画像読取装置。 4)特許請求の範囲第1項ないし第3項記載の画像読取
    装置において、前記直線状に配列されている光センサを
    、所定個数毎にブロック分けし、前記駆動手段はブロッ
    ク毎に前記異なったバイアス電圧を印加することを特徴
    とする画像読取装置。 5)特許請求の範囲第1項ないし第4項記載の画像読取
    装置において、前記基板を透明部材で形成し、前記導電
    層を遮光性の部材で形成し、前記光センサは該透明部材
    の裏面側より原稿面に照射された光の反射光を前記一対
    の上部電極間に露出した前記半導体層の部分においての
    み受容することを特徴とする画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5184007A (en) * 1990-03-27 1993-02-02 Canon Kabushiki Kaisha Method of driving a thin film transistor type optical sensor and the drive unit
US5324928A (en) * 1990-03-27 1994-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Method of driving a thin film transistor type optical sensor and the drive unit

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