JPS6390812A - バルントランス - Google Patents

バルントランス

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Publication number
JPS6390812A
JPS6390812A JP23683686A JP23683686A JPS6390812A JP S6390812 A JPS6390812 A JP S6390812A JP 23683686 A JP23683686 A JP 23683686A JP 23683686 A JP23683686 A JP 23683686A JP S6390812 A JPS6390812 A JP S6390812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
winding
path structure
magnetic path
ferrite powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP23683686A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Okamoto
俊則 岡本
Takeo Maeda
前田 丈夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
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Publication of JPS6390812A publication Critical patent/JPS6390812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビジョン受像機等においてインピーダン
スM合等のために用いられるバルントランスに関し、更
に詳しくは、開磁路構造の焼結フェライト磁心に所定の
バイファイラ巻線を施し、その外側をフェライト粉末と
樹脂とを混合した磁性複合体で覆ったバルントランスに
関するものである。
[従来の技術] テレビジョン受像機やVTI?等のアンテナ入力回路で
はインピーダンス整合のためにバルントランスが組み込
まれている。アンテナの出力インピーダンスやフィーダ
の特性インピーダンスは普通300Ω平衡形のものが使
われるが、チューナ入力回路のインピーダンスは75Ω
の不平衡形が多く用いられている。バルントランスは両
者を結合するための平衡・不平衡変換用トランスで同時
にインピーダンス整合も行っている。
原理的には2個の独立した線路形トランスを、入力側で
直列に、出力側で並列に接続したものであり、眼鏡形の
フェライトコアの両巻線孔に2本の平行線を巻線した構
造が広く採用されている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが従来のバルントランスでは、多孔磁心の小さな
各巻線孔に平行線を通さねばならず、この巻線工程が自
動化できないため、全て手作業で行われており、生産性
が悪く製造コストが高くなる欠点があった。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、巻線を容易に行うことができ自動化も可能となるよう
なバルントランスを提供することにある。
口問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本発明は、開
磁路構造の焼結フェライト磁心に複数個所でバイファイ
ラS線を施し、その外側全体をフェライト粉末を含む樹
脂でモールドして閉磁路構造にしたバルントランスであ
る。
特に好ましい実施態様としては、各S線窓の外壁に幅の
狭いスリットを形成した焼結フ、エライト磁心を用い、
スリットを利用して巻線を施す構造がある。
[作用] 巻芯となる磁心は基本的にそれ自体は開磁路構造である
から巻線孔に線材を挿通ずるといった煩瑣な作業が不要
となり、巻線は自動化により容易に行うことが可能とな
る0巻芯となる磁心および線(オは、更にその外側がフ
ェライト粉末を含む樹脂で覆われるから、結果的には閉
ルn路構造となり、従来のものとほぼ同程度のバルント
ランス特性(インピーダンス特性、リターンロス、イン
サージョンロス等)が得られる。
[実施例] 第1図は本発明に係るバルントランス10の一実施例を
示す説明図である。
この実施例では従来の眼鏡形に近い構造のは心を用いて
いる。巻芯となる磁心12は、巻線孔14を2個並べた
構造のフェライト焼結体である。本発明が従来技術と顕
著に相違する点の一つは、この磁心12が開磁路構造を
なしている点である。つまり磁心12の各巻線孔14に
ついて、その壁部にスリット16が巻線孔の軸方向に形
成されている。このスリット16の幅は使用する線材1
8の直径よりも大きい。従ってこのスリット16を利用
して磁心12に線材18を巻き付けることが可能となる
。このような磁心12への巻線は、基本的には従来同様
の平行線材を用いてバイファイラ巻きし、2個の独立し
た線路形トランスを形成し、一方の側で直列に、他方の
側で並列に接続する。
そしてそれらの外側を、仮想線で示すように、フェライ
ト粉末と硬化性樹脂とを混合した磁性複合体20でモー
ルドする。この点に本発明の第2の特徴がある。
巻芯となる焼結磁心12は開磁路構造であるが、巻線が
施された後、それらの外側全体が上記のようにフェライ
ト粉末を含む磁性複合体20でモールドされるため、結
果的には閉磁路構造となり、必要なバルントランスとし
ての特性を発現させることができる。
第2図は本発明の他の実施例を示す断面図である。前記
第1図に示す実施例は眼鏡型(2つ孔)磁心の場合の例
であるが、本発明は従来の4つ孔構造のものにも同様に
適用できる。基本的な考え方は上記第1図に示す実施例
と同様であるから、対応する部分には同一符号を付す。
この場合には磁心12は第2図に示すような断面構造と
し、所定の巻線18を施して前記フェライト粉末を含む
磁性複合体20でモールドする。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発
明はこのような構造のみに限定されるものではない、磁
心形状は巻線状態等に応じて適宜変更することが可能で
ある。
[発明の効果] 本発明は上記のように開磁路構造の焼結フェライト磁心
を巻芯として、それに所定のバイファイラ巻線を施し、
フェライト粉末を含む樹脂でモールドした構造のバルン
トランスであるから、極めて容易に巻線を行うことがで
き小さな貫通孔に線材をijす従来技術に比べて蟲かに
巻線作業に要する時間を短縮できるし、自vJ化も可能
となることから大幅に製造コストを低減できる効果があ
る。
また本発明では巻芯部は開磁路構造であるものの、外側
がフェライト粉末を含む樹脂で覆われるため、実質的に
は閉θ生路構造になり、従来品と同等の良好なバルント
ランス特性を発現させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバルントランスの一実施例を示す
説明図、第2図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。 lO・・・バルントランス、12・・・磁心、14・・
・巻 糸突 孔 、  1 6 ・・・ ス リ  ッ
  ト 、  1 8 ・・・ 線 材 、  2 0
 ・・・磁性複合体。 特許出願人  冨士電気化学株式会社 代  理  人     茂  見     穣第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.開磁路構造の焼結フェライト磁心に複数個所でバイ
    ファイラ巻線を施し、その外側全体をフェライト粉末を
    含む樹脂でモールドして閉磁路構造にしたバルントラン
    ス。
JP23683686A 1986-10-04 1986-10-04 バルントランス Pending JPS6390812A (ja)

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JP23683686A JPS6390812A (ja) 1986-10-04 1986-10-04 バルントランス

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JP23683686A JPS6390812A (ja) 1986-10-04 1986-10-04 バルントランス

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JPS6390812A true JPS6390812A (ja) 1988-04-21

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ID=17006504

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JP23683686A Pending JPS6390812A (ja) 1986-10-04 1986-10-04 バルントランス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0399409A (ja) * 1989-09-12 1991-04-24 Mitsubishi Electric Corp インダクタンス素子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57170292A (en) * 1981-04-14 1982-10-20 Tokyo Juki Industrial Co Ltd Cotton tightening regulating automatic controller by balance
JPS5838592A (ja) * 1981-08-31 1983-03-07 ジューキ株式会社 ミシンの上糸供給装置

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