JPS639076Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS639076Y2 JPS639076Y2 JP1982146658U JP14665882U JPS639076Y2 JP S639076 Y2 JPS639076 Y2 JP S639076Y2 JP 1982146658 U JP1982146658 U JP 1982146658U JP 14665882 U JP14665882 U JP 14665882U JP S639076 Y2 JPS639076 Y2 JP S639076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operating
- switch
- section
- concave spherical
- spherical surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動二輪車のハンドルグリツプの近傍
に設けられ、運転操作上の各種スイツチの操作を
図るハンドルスイツチの改良に関するのものであ
る。
に設けられ、運転操作上の各種スイツチの操作を
図るハンドルスイツチの改良に関するのものであ
る。
(従来技術とその問題点)
従来のこの種のハンドルスイツチは、例えば第
4図及び第5図に示すように山形の操作面aを有
する摺動式操作部A、あるいは凹曲面状の操作面
bを有する押圧式操作部Bを用いたものが主流を
なしているが、例えば二種類の操作スイツチを同
一部位に設けるような場合、上記のような構成の
操作部を有するスイツチを単に並設させたので
は、単純には略2倍の取付けスペースを確保する
必要があつて小さなスイツチハウジングの取付け
スペースの犠牲を余儀なくされ、また、操作指の
移動範囲が大きくなつて操作指の長短(個人差)
によつては円滑な操作性を確保し難い場合がある
という問題点がある。
4図及び第5図に示すように山形の操作面aを有
する摺動式操作部A、あるいは凹曲面状の操作面
bを有する押圧式操作部Bを用いたものが主流を
なしているが、例えば二種類の操作スイツチを同
一部位に設けるような場合、上記のような構成の
操作部を有するスイツチを単に並設させたので
は、単純には略2倍の取付けスペースを確保する
必要があつて小さなスイツチハウジングの取付け
スペースの犠牲を余儀なくされ、また、操作指の
移動範囲が大きくなつて操作指の長短(個人差)
によつては円滑な操作性を確保し難い場合がある
という問題点がある。
本考案は上記問題点を解決すべくなされたもの
であり、ハンドルグリツプの近傍に設けられ、円
板状を呈す第1操作部の操作面が凹球面の一部を
含むように形成され、該操作面の法線方向の押し
操作により作動する第1操作スイツチと、第2操
作部が該第1操作スイツチの操作面の略中心位置
の回りに回動自在に取付けられ、該第2操作部の
所定範囲の回動により作動すると共に、該第2操
作部の少なくとも先端部の表面が前記凹球面の一
部に連なるように形成されると共に、該第2操作
部の基端部が前記第1操作スイツチの操作部の外
方側に若干突出するように設けられた第2操作ス
イツチとを備えたことを特徴とし、ハンドルグリ
ツプ近傍の同一部位に設けられる二種類のスイツ
チを取付けスペースの犠牲を伴うことなく、ま
た、それぞれの操作を確実かつ容易に行えるよう
にした自動二輪車のハンドルスイツチを提供する
ことを目的とする。
であり、ハンドルグリツプの近傍に設けられ、円
板状を呈す第1操作部の操作面が凹球面の一部を
含むように形成され、該操作面の法線方向の押し
操作により作動する第1操作スイツチと、第2操
作部が該第1操作スイツチの操作面の略中心位置
の回りに回動自在に取付けられ、該第2操作部の
所定範囲の回動により作動すると共に、該第2操
作部の少なくとも先端部の表面が前記凹球面の一
部に連なるように形成されると共に、該第2操作
部の基端部が前記第1操作スイツチの操作部の外
方側に若干突出するように設けられた第2操作ス
イツチとを備えたことを特徴とし、ハンドルグリ
ツプ近傍の同一部位に設けられる二種類のスイツ
チを取付けスペースの犠牲を伴うことなく、ま
た、それぞれの操作を確実かつ容易に行えるよう
にした自動二輪車のハンドルスイツチを提供する
ことを目的とする。
(作用)
第1操作スイツチは第1操作部の操作面を運転
操作者の1本の操作指により押圧することにより
作動できるが、この場合、該操作面は第2操作ス
イツチの第2操作部の一部と共に凹球面状をなす
ので、操作指の腹面によくなじみ易い。一方、第
2操作スイツチは、操作指を第1操作スイツチの
操作位置と略同一位置に置いたまま、その操作部
を所定範囲だけ回動することにより作動できる。
操作者の1本の操作指により押圧することにより
作動できるが、この場合、該操作面は第2操作ス
イツチの第2操作部の一部と共に凹球面状をなす
ので、操作指の腹面によくなじみ易い。一方、第
2操作スイツチは、操作指を第1操作スイツチの
操作位置と略同一位置に置いたまま、その操作部
を所定範囲だけ回動することにより作動できる。
(実施例)
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案に係る自動二輪車のハンドルス
イツチを示すものであり、ハンドルパイプ1の端
部に取付けられるハンドルグリツプ2の近傍には
スイツチハウジング3が設けられている。そし
て、このスイツチハウジング3の手前側(運転者
と対向する側)の面の略中央部には図示しない前
照灯のハイビームとロービームとのビーム切換え
スイツチ4(第1操作スイツチ)、及びウインカ
スイツチ5(第2操作スイツチ)がそれぞれ設け
られている。このビーム切換えスイツチ4の操作
部4A(第1操作部)は円板状をなし、その操作
面4aの法線方向の押し込み操作により、例えば
最初の押し込み位置ではロービームにて、これに
続く押し込み位置ではハイビームにて前照灯が点
灯するべく作動する。一方、ウインカスイツチ5
の操作部5A(第2操作部)は短棒片状に形成さ
れ、後述するようにビーム切換えスイツチ4の操
作面4aの中心位置の回りの回動操作により、例
えば同図に示す中立位置から左方または右方に所
定量回動することにより左方のウインカ、右方の
ウインカが点灯すべく作動する。
イツチを示すものであり、ハンドルパイプ1の端
部に取付けられるハンドルグリツプ2の近傍には
スイツチハウジング3が設けられている。そし
て、このスイツチハウジング3の手前側(運転者
と対向する側)の面の略中央部には図示しない前
照灯のハイビームとロービームとのビーム切換え
スイツチ4(第1操作スイツチ)、及びウインカ
スイツチ5(第2操作スイツチ)がそれぞれ設け
られている。このビーム切換えスイツチ4の操作
部4A(第1操作部)は円板状をなし、その操作
面4aの法線方向の押し込み操作により、例えば
最初の押し込み位置ではロービームにて、これに
続く押し込み位置ではハイビームにて前照灯が点
灯するべく作動する。一方、ウインカスイツチ5
の操作部5A(第2操作部)は短棒片状に形成さ
れ、後述するようにビーム切換えスイツチ4の操
作面4aの中心位置の回りの回動操作により、例
えば同図に示す中立位置から左方または右方に所
定量回動することにより左方のウインカ、右方の
ウインカが点灯すべく作動する。
なお、スイツチハウジング3におけるビーム切
換えスイツチ4の下方には横長状のホーンスイツ
チ6が設けられ、凹曲面Rをなす操作面6aの押
圧操作により図示しないホーンを吹鳴すべく作動
する。
換えスイツチ4の下方には横長状のホーンスイツ
チ6が設けられ、凹曲面Rをなす操作面6aの押
圧操作により図示しないホーンを吹鳴すべく作動
する。
第2図に示すように、ビーム切換えスイツチ4
の操作面4aの略中央部は凹球面Sの一部をなす
ように形成され、この凹球面Sは前記ウインカス
イツチ5の操作部5Aの操作面5aに隣接する先
端部5bの表面を共通に含んでいる。
の操作面4aの略中央部は凹球面Sの一部をなす
ように形成され、この凹球面Sは前記ウインカス
イツチ5の操作部5Aの操作面5aに隣接する先
端部5bの表面を共通に含んでいる。
また、このウインカスイツチ5の操作部5A
は、第3図に示すように、その基端部5cがビー
ム切換えスイツチ4の操作部4Aの外周部から外
方に若干突出するように設けられている一方、ビ
ーム切換えスイツチ4の操作面4aをなす凹球面
Sの略中心位置の回りに所定範囲で回動自在であ
り、中立位置から左方または右方に所定量回動す
る。この場合、その先端部5bの表面は前記凹球
面Sの一部をなすので、該操作部5Aの回動によ
りビーム切換えスイツチ4の操作面4aの押圧操
作を妨げることはない。また、操作部5Aの基端
部5cはビーム切換えスイツチ4の操作部の外方
に突出しているので回動操作は容易であり、ま
た、この回動操作はビーム切換えスイツチ4の押
圧操作とは全く異なる運動方向であるのでビーム
切換えスイツチ4の操作に支障を与えることはな
い。
は、第3図に示すように、その基端部5cがビー
ム切換えスイツチ4の操作部4Aの外周部から外
方に若干突出するように設けられている一方、ビ
ーム切換えスイツチ4の操作面4aをなす凹球面
Sの略中心位置の回りに所定範囲で回動自在であ
り、中立位置から左方または右方に所定量回動す
る。この場合、その先端部5bの表面は前記凹球
面Sの一部をなすので、該操作部5Aの回動によ
りビーム切換えスイツチ4の操作面4aの押圧操
作を妨げることはない。また、操作部5Aの基端
部5cはビーム切換えスイツチ4の操作部の外方
に突出しているので回動操作は容易であり、ま
た、この回動操作はビーム切換えスイツチ4の押
圧操作とは全く異なる運動方向であるのでビーム
切換えスイツチ4の操作に支障を与えることはな
い。
(考案の効果)
以上のようにこの考案によれば、ハンドルグリ
ツプの近傍に設けられ、ハンドルグリツプの近傍
に設けられ、円板状を呈す第1操作部の操作面が
凹球面の一部を含むように形成され、該操作面の
法線方向の押し操作により作動する第1操作スイ
ツチと、第2操作部が該第1操作スイツチの操作
面の略中心位置の回りに回動自在に取付けられ、
該第2操作部の所定範囲の回動により作動すると
共に、該第2操作部の少なくとも先端部の表面が
前記凹球面の一部に連なるように形成されると共
に、該第2操作部の基端部が前記第1操作スイツ
チの操作部の外方側に若干突出するように設けら
れた第2操作スイツチとを備える構成としたの
で、二種の操作スイツチをハンドルグリツプ近傍
の略同一部位に取付けスペースを犠牲にすること
なく、さらに、互いに異なる運動方向の操作態様
で操作可能に、互いに独立かつ確実な操作を行い
得るように取付けることができる。
ツプの近傍に設けられ、ハンドルグリツプの近傍
に設けられ、円板状を呈す第1操作部の操作面が
凹球面の一部を含むように形成され、該操作面の
法線方向の押し操作により作動する第1操作スイ
ツチと、第2操作部が該第1操作スイツチの操作
面の略中心位置の回りに回動自在に取付けられ、
該第2操作部の所定範囲の回動により作動すると
共に、該第2操作部の少なくとも先端部の表面が
前記凹球面の一部に連なるように形成されると共
に、該第2操作部の基端部が前記第1操作スイツ
チの操作部の外方側に若干突出するように設けら
れた第2操作スイツチとを備える構成としたの
で、二種の操作スイツチをハンドルグリツプ近傍
の略同一部位に取付けスペースを犠牲にすること
なく、さらに、互いに異なる運動方向の操作態様
で操作可能に、互いに独立かつ確実な操作を行い
得るように取付けることができる。
しかも、第1操作スイツチ及び第2操作スイツ
チの操作部の一部は操作指の腹面に好適に適合す
る凹球面状に形成されているので、互いに他の操
作スイツチを操作する際に、操作指の無駄な移動
がなく、また、操作中に操作指の脱落等の恐れが
なく、操作の敏速性、確実性を保証でき、自動二
輪車のハンドルスイツチに適用してきわめて有用
である。
チの操作部の一部は操作指の腹面に好適に適合す
る凹球面状に形成されているので、互いに他の操
作スイツチを操作する際に、操作指の無駄な移動
がなく、また、操作中に操作指の脱落等の恐れが
なく、操作の敏速性、確実性を保証でき、自動二
輪車のハンドルスイツチに適用してきわめて有用
である。
第1図はこの考案の一実施例を示す要部斜視
図、第2図は第1操作スイツチ及び第2操作スイ
ツチの取付け状態を示す側面図、第3図はその平
面図、第4図及び第5図は従来の操作スイツチを
説明するための斜視図である。 2……ハンドルグリツプ、4……ビーム切換え
スイツチ(第1操作スイツチ)、4A……第1操
作部、4a……操作面、5……ウインカスイツチ
(第2操作スイツチ)、5A……第2操作部、5b
……先端部、5c……基端部、S……凹球面。
図、第2図は第1操作スイツチ及び第2操作スイ
ツチの取付け状態を示す側面図、第3図はその平
面図、第4図及び第5図は従来の操作スイツチを
説明するための斜視図である。 2……ハンドルグリツプ、4……ビーム切換え
スイツチ(第1操作スイツチ)、4A……第1操
作部、4a……操作面、5……ウインカスイツチ
(第2操作スイツチ)、5A……第2操作部、5b
……先端部、5c……基端部、S……凹球面。
Claims (1)
- ハンドルグリツプの近傍に設けられ、円板状を
呈す第1操作部の操作面が凹球面の一部を含むよ
うに形成され、該操作面の法線方向の押し操作に
より作動する第1操作スイツチと、第2操作部が
該第1操作スイツチの操作面の略中心位置の回り
に回動自在に取付けられ、該第2操作部の所定範
囲の回動により作動すると共に、該第2操作部の
少なくとも先端部の表面が前記凹球面の一部に連
なるように形成されると共に、該第2操作部の基
端部が前記第1操作スイツチの操作部の外方側に
若干突出するように設けられた第2操作スイツチ
とを備えたことを特徴とする自動二輪車のハンド
ルスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14665882U JPS5950881U (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | 自動二輪車のハンドルスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14665882U JPS5950881U (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | 自動二輪車のハンドルスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5950881U JPS5950881U (ja) | 1984-04-04 |
JPS639076Y2 true JPS639076Y2 (ja) | 1988-03-17 |
Family
ID=30326384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14665882U Granted JPS5950881U (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | 自動二輪車のハンドルスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5950881U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311976A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-02 | Ashimori Ind Co Ltd | Method of forming rubber film of uniform thickness on surface of flexible cylindrical body and apparatus for coating coagurative solution on folded part of the cylindrical body |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54134275U (ja) * | 1978-03-10 | 1979-09-18 |
-
1982
- 1982-09-28 JP JP14665882U patent/JPS5950881U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5311976A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-02 | Ashimori Ind Co Ltd | Method of forming rubber film of uniform thickness on surface of flexible cylindrical body and apparatus for coating coagurative solution on folded part of the cylindrical body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5950881U (ja) | 1984-04-04 |
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