JPS6389207A - 多軸ヘツド用スピンドル - Google Patents

多軸ヘツド用スピンドル

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Publication number
JPS6389207A
JPS6389207A JP23390486A JP23390486A JPS6389207A JP S6389207 A JPS6389207 A JP S6389207A JP 23390486 A JP23390486 A JP 23390486A JP 23390486 A JP23390486 A JP 23390486A JP S6389207 A JPS6389207 A JP S6389207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
speed
driving shaft
friction mechanism
crank member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23390486A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kobayashi
正典 小林
Akira Chikamori
章 近森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIWA SEIKI KK
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
SEIWA SEIKI KK
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by SEIWA SEIKI KK, Koyo Seiko Co Ltd filed Critical SEIWA SEIKI KK
Priority to JP23390486A priority Critical patent/JPS6389207A/ja
Publication of JPS6389207A publication Critical patent/JPS6389207A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、単一の原動軸からの回転力を複数に分岐して
伝達する多軸ヘッドの少なくとも1つの分岐部に装着さ
れる多軸ヘッド用スピンドルに関するものである。
〈従来の技術〉 従来のこの種の多軸ヘッド用スピンドルを多軸ヘッドに
装着した状態にして、第3図および第4図に示し、同図
を参照して説明する。
図例の多軸へラド1は、マシニングセンタ用のものであ
って、シャンク69と直結した原動軸2と、例えばドリ
ルなどのワーク加工用工具3が取り付けられる複数個の
スピンドル4と、単一の原動軸2からの回転力を各スピ
ンドル4に分岐して伝達する動力分岐機構5とを備えて
いる。スピンドル4の装着個数は、使用目的に応じて任
意に変更できる。
原動軸2は、軸端に軸心が原動軸2本体の軸心に対して
平行に偏心した第1クランクピン21を備えている。
スピンドル4は、増速機能を備えていないものであって
、円筒状のケーシング41と、このケーシング41の一
端にニードルベアリング42を介して回転自在に嵌合さ
れたクランク部材43と、ケーシング41の他端側に配
されかつ一端がクランク部材43の筒部431に装着ピ
ン44により固定状態に連結されたチャック部材45と
を備えている。
前記のクランク部材43にはケーシング41の軸心に対
して偏心した第2クランクピン432が一体に形成され
ている。チャック部材45にはワーク加工用工具3が取
り付けられている。
チャック部材45は、ケーシング4工に対して回転自在
にスラストボールベアリング46を介して同軸状に連結
している。
動力分岐機構5は、そのケーシング51内に中間伝動プ
レート52が配されている。中間伝動プレート52は、
第4図に示すように、その中央位置に円形状の貫通孔5
21が、また、貫通孔521の周辺に複数のスピンドル
取付孔522が形成されている。
前記の貫通孔521には円柱状ころ53を介して原動軸
2の第1クランクピン21が回転自在に嵌合されている
。ケーシング51の底板部には、スピンドル4のケーシ
ング41の上端がねし止めされていて、第2クランクピ
ン432がケーシング51内で中間伝動プレート52の
スピンドル取付孔522に円筒状のブツシュ54を介し
て嵌合されている。
符号55はバランスウェイトで、原動軸2の本体部に装
着され、第1クランクピン21の偏心回転による原動軸
2周りのモーメントを釣り合わせるために設けられてい
る。
次に、上記構成の多軸ヘッド1の動作について説明する
原動軸2が回転すると、第1クランクピン21が原動軸
2の中心から偏心した円軌道に沿って回転する。
この回転運動により中間伝動プレート52が第2クラン
クピン432と協働してクランク運動(偏心往復運動)
を行う。
このクランク運動により第2クランクピン432がクラ
ンク部材43の筒部431の軸心から偏心したところで
回転し、筒部431に固定されたチャック部材45およ
びワーク加工用工具3が回転する。
つまり、スピンドル4は、原動軸2の回転数をそのまま
ワーク加工用工具3に伝達するようになっている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来例のスピンドル4では、増速機能を備えていな
いから、入力した回転数がそのままワーク加工用工具3
の回転数として出力される。つまり、多軸ヘッド1の原
動軸2の回転数がワーク加工用工具3の回転数になりで
いた。
したがって、高速で回転できないような多軸ヘッド1に
上記のスピンドル4を装着した場合には、例えばワーク
加工用工具3を数万rpm以上の高速にしなければなら
ないアルミニウムなどのポーリング加工などの工程を行
うことができないという問題点がある。
本発明はこのような事情に鑑みて創案されたものであっ
て、ワーク加工用工具を高速回転させることができる多
軸ヘッド用スピンドルを提供することを目的としている
〈問題点を解決するための手段〉 本発明はこのような目、的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本発明にかかる多軸ヘッド用スピンドルは、単一
の原動軸からの回転力を複数に分岐して伝達する多軸ヘ
ッドの少なくとも1つの分岐部に装着される多軸ヘッド
用スピンドルであって、内部に増速型の遊星摩擦機構を
備えている点に特徴を存している。
〈作用〉 本発明の構成による作用は次のとおりである。
□ 多軸ヘッドにおいては、使用可能な回転数の範囲内
で回転される原動軸からの回転力を、分岐して複数のス
ピンドルへ伝達する。
スピンドルでは、その内部の増速型の遊星摩擦機構によ
り増速される。よって、スピンドルに取り付けられるワ
ーク加工用工具の回転数は原動軸の回転数よりも高速に
なる。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は本発明の一実施例である多軸ヘッ
ド用スピンドルを示している。
図例の多軸ヘッド用スピンドル6は、増速型の遊X摩擦
機構61を備えており、例えばドリルなどのワーク加工
用工具7が取り付けられる。
スピンドル6の主たる構成は、増速型の遊星摩擦機構6
1、円筒形状のケーシング62.クランク部材63であ
る。
増速型の遊星摩擦機構61は、固定輪611.遊星ロー
ラ612および保持器613を備えている。固定輪61
1は多軸ヘッド用スピンドル6のケーシング62の内周
面に固定状態に嵌合されていて、固定輪611と同心状
に例えばドリルなどのワーク加工用工具7の軸171が
太陽軸として内挿されている。このワーク加工用工具7
の軸端71と固定輪611 との間に複数個の遊星ロー
ラ612がそれぞれに圧接した状態で介在されている。
この各遊星ローラ612それぞれは、保持器613に回
動自在に保持されている。
保持器613は、ワーク加工用工具7の軸端71が遊嵌
状態に内挿された円筒部613aと、クランク部材63
に装着ピン64を介して連結した軸部613bとを備え
ている。
円筒部613aには、その円周方向および軸心方向に長
方形状のポケン)613cが複数個隔設されていて、こ
のポケット613c内に遊星ローラ612がそれぞれ回
動自在に保持されている。ポケット613cは、例えば
第2図に示すように、ブローチ加工或いはフライス加工
などによって、そのローラ案内面が軸心に向かって直線
状に形成されている。
軸部613bは、多軸ヘッド用スピンドル6のクランク
部材63の円筒部631に固定状態に嵌合されてクラン
ク部材63と連結されている。
保持器613が安定して回転するように、保持器613
の軸部613bはクランク部材63の円筒部631を介
してニードルローラベアリング65で支承されていると
ともに、保持器613の円筒部613aの端部は玉軸受
66により支承されている。
なお、符号67、68はワーク加工用工具7の中径部7
2を支承する玉軸受であり、ワーク加工用工具7の軸端
71の基部に螺合されているす7ト8で位置決め固定さ
れている。この玉軸受67、68および遊星ローラ61
2とによってワーク加工用工具7が安定して回転するよ
うになっている。
次に、動作について説明する。
多軸ヘッド用スピンドル6を、例えば従来例の第3図に
示した多軸へラドなどに装着しているとする。
クランク部材63には、従来例と同様に、原動軸2の回
転により、動力分岐機構5の中間伝動プレート52が偏
心して回転することによって、原動軸2の回転力が分岐
して与えられる。
そして、クランク部材63の回転により、保持器613
がクランク部材63と同一回転数で回転する。
保持器613の回転により、複数の遊星ローラ612が
自転および公転して、ワーク加工用工具7の軸端71が
回転する。このときに、公知のように、保持器613が
1回回転する間にワーク加工用工具7の軸端71がそれ
以上回転することとなるので、ワーク加工用工具7の回
転数がクランク部材63の回転数よりも増えるのである
このように、スピンドル6のクランク部材63の回転数
は、従来例である第3図と同様、原動軸2から動力分岐
m構5の中間伝動プレート52を介して行うことに基づ
き、従来同様あまり高速にはできないが、ワーク加工用
工具7の回転数は増速型の遊星摩擦機構61によりクラ
ンク部63の回転数よりも増える。
したがって、増速型の遊星摩擦機構61の増速比の選定
により、ワーク加工用工具7を例えば数万rpm以上の
高速で回転さ廿ることが実現できるから、数万rpm以
上の高速回転を必要とする作業例えばアルミニウムのポ
ーリング加工作業などを行うことが可能となる。
なお、本実施例での多軸ヘッド用のスピンドル6と、増
速機能を備えていない従来のスピンドル4とを適当に組
み合わせて、多軸ヘッドに装着すれば、種々な作業が実
現できるようになる。
また、スピンドル6内に設ける増速型の遊星摩擦機構6
1の構成は上記実施例で説明したものに1定されず、例
えば増速型の遊星摩擦機構として例えばアンギュラ玉軸
受を用いてもかまわない。
加えて、上記スピンドル6は、第3図に示した構成の多
軸ヘッド以外に装着しうろことは言うまでもない。
また、スピンドル6の内部に備える増速型の遊星摩擦機
構61の小型化は容易だから、スピンドル6自体が不要
に大きくなることはない。
〈発明の効果〉 本発明によれば、次の効果が発揮される。
原動軸の回転数を高速にできない多軸ヘッドに本発明に
かかるスピンドルを装着すると、スピンドルに備えた増
速型の遊星摩擦機構により、スピンドルに取り付けられ
るワーク加工用工具の回転数を多軸ヘッドの原動軸の回
転数よりも高速で回転させることができる。
そして、増速型の遊星摩擦機構の増速比の選定により例
えば数万rpm以上の高速で出力させることができるか
ら、本発明にかかる多軸ヘッド用スピンドルによれば、
例えば高速回転できない多軸ヘッドに装着しても高速回
転を要する加工作業が可能になる。勿論、増速型の遊星
摩擦機構の増速比を適宜に選定することにより、ワーク
加工用工具の使用回転数を任意に指定することも可能で
ある。
なお、副次的には、次のような利点がある。
即ち、多軸ヘッドに、増速型の遊星摩擦機構を備えたス
ピンドルと、増速機能を備えないスピンドルとを必要に
応じて組み合わせて装着すれば、あるワーク加工用工具
は高速回転で、また他のワーク加工用工具は低速回転で
使用できることとなるから、利用範囲が広くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例にかかり、第1
図は多軸ヘッド用スピンドルを示す縦断側面図、第2図
は第1図のn−n線断面矢視図である。 また、第3図および第4図は従来例にかかり、第3図は
多軸ヘッドを示す一部縦断側面図、第4図は第3図のI
V−IV線断面矢視図である。 6・・・スピンドル 61・・・増速型の遊X摩擦機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一の原動軸からの回転力を複数に分岐して伝達
    する多軸ヘッドの少なくとも1つの分岐部に装着される
    多軸ヘッド用スピンドルであって、内部に増速型の遊星
    摩擦機構を備えていることを特徴とする多軸ヘッド用ス
    ピンドル。
JP23390486A 1986-09-30 1986-09-30 多軸ヘツド用スピンドル Pending JPS6389207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23390486A JPS6389207A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 多軸ヘツド用スピンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23390486A JPS6389207A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 多軸ヘツド用スピンドル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6389207A true JPS6389207A (ja) 1988-04-20

Family

ID=16962402

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23390486A Pending JPS6389207A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 多軸ヘツド用スピンドル

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JP (1) JPS6389207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7048479B2 (en) * 2003-07-29 2006-05-23 Aisin Aw Co., Ltd. Machine tool apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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