JPS638788Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS638788Y2
JPS638788Y2 JP1984014720U JP1472084U JPS638788Y2 JP S638788 Y2 JPS638788 Y2 JP S638788Y2 JP 1984014720 U JP1984014720 U JP 1984014720U JP 1472084 U JP1472084 U JP 1472084U JP S638788 Y2 JPS638788 Y2 JP S638788Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
polyester film
mizuhiki
slit
metal
paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984014720U
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English (en)
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JPS60127389U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1472084U priority Critical patent/JPS60127389U/ja
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Publication of JPS638788Y2 publication Critical patent/JPS638788Y2/ja
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水引に関する。さらに詳しくは、金属
光沢がすぐれ、かつ細工加工性および形保持性が
すぐれている水引に関する。
従来より、紙撚芯に金属蒸着プラスチツクフイ
ルムのスリツト糸または金属箔のスリツト糸を巻
付けてなる水引が知られている。
しかし金属蒸着プラスチツクフイルムのスリツ
ト糸は金属光沢はすぐれているものの反撥性が大
きいため、これを用いた水引は細工加工性および
形保持性に劣るという欠点がある。たとえば水引
の細工加工では螺旋などの形に巻くことが多い
が、螺旋の形に巻く際に変形やくずれを生じるこ
とがなく一定の形の螺旋に巻くことが容易でしか
もえられた螺旋が包装、輸送、その他の取扱中に
変形やくずれを生じることなく、初期の一定の形
状をそのまま保持していることが要求される。し
かし、金属蒸着プラスチツクフイルムのスリツト
糸を用いる水引ではスリツト糸の反撥性のゆえに
かかる諸要件を満足することが困難である。
一方、金属箔のスリツト糸のばあいは金属蒸着
プラスチツクフイルムのスリツト糸にくらべて反
撥性が小さいから、これを用いた水引は細工加工
性および形保持性の点で比較的すぐれているもの
の充分ではなく、さらに強度が小さく、かつ金属
光沢が金属蒸着プラスチツクフイルムのスリツト
糸を用いる水引にくらべて劣るという欠点があ
る。
本考案は前記の点に鑑みて、金属光沢がすぐれ
ると共に細工加工性および形保持性のすぐれた水
引を提供するにある。
すなわち本考案は、厚さ4〜10μのアルミニウ
ム箔の片面にベースフイルムが厚さ5〜25μのポ
リエステルフイルムである金属蒸着ポリエステル
フイルムを積層し、他面に裏貼紙を積層したもの
のスリツト糸を、金属蒸着ポリエステルフイルム
の側を外側にして紙撚芯に接着剤層を介して巻付
け一体化してなる水引に関する。
本考案の水引においては、紙撚芯に巻付けるス
リツト糸が特定の厚さのアルミニウム箔に特定の
厚さの金属蒸着ポリエステルフイルムを積層した
構成のものであるため、金属蒸着ポリエステルフ
イルムによりアルミニウム箔の強度が補強され、
かつ金属蒸着ポリエステルフイルムの反撥性がア
ルミニウム箔により低減されるので反撥性が小さ
く、そのため細工加工性および形保持性がすぐれ
ている。しかも巻付けられたスリツト糸の外表面
は金属蒸着ポリエステルフイルムであるから金属
光沢がすぐれている。
このように本考案は特定の厚さのアルミニウム
箔に特定の厚さの金属蒸着ポリエステルフイルム
を積層したものをスリツト糸に用いるという斬新
な発想により、従来の水引の欠点を解消して金属
光沢がすぐれかつ細工加工性および形保持性のす
ぐれた水引を提供することに成功したものであ
る。
つぎに図面にもとづいて本考案を説明する。
第1図は本考案の水引の一実施例を示す部分斜
視図である。第1図において、1は紙撚芯であ
り、紙撚芯1に接着剤層2を介してスリツト糸3
が各巻回間に隙間を設けることなく密接して巻付
けられている。スリツト糸3は第2図に示される
ごとくアルミニウム箔4の片面に接着剤層6を介
して金属蒸着ポリエステルフイルム5を積層し、
他面に接着剤層8を介して裏貼紙7を積層したも
ののスリツト糸である。
アルミニウム箔4としてはアルミニウムの圧延
加工によりえられる通常のアルミニウム箔であつ
て、厚さが4〜10μのものが用いられる。
金属蒸着ポリエステルフイルム5としては通常
の層構成のものがいずれも用いられる。たとえば
第2図に示されるごとく、ポリエステルフイルム
10上に金属蒸着層11を形成したものが用いら
れる。ポリエステルフイルム10としては前記の
ごとく厚さが5〜25μのものが用いられる。金属
蒸着層11としてはアルミニウム、銀、金、クロ
ム、ニツケル、亜鉛、スズなどの単体金属または
それらの2種もしくはそれ以上の合金などを真空
蒸着法、スパツタリング法、イオンプレーテイン
グ法などの方法によつて蒸着したものが用いら
れ、その厚さは0.03〜0.15μ程度である。
前記金属蒸着ポリエステルフイルム5は、第2
図に示されるごとく、通常金属蒸着層11の側を
内側にしてアルミニウム箔4と貼合わされる。
金属蒸着ポリエステルフイルム5としてはさら
に前記金属蒸着ポリエステルフイルムの金属蒸着
層11のうえに保護層としての透明な樹脂コート
層12を設けたものが用いられる。このものは、
第3図に示されるがごとく、通常樹脂コート層1
2が外側になるようにアルミニウム箔4と貼合わ
される。樹脂コート層12を透明性着色剤で着色
すると蒸着金属に固有な金属光沢に限定されない
各種色彩の金属光沢がえられる。第3図に示され
るものは第2図に示されるものより金属光沢がす
ぐれているので、本考案において好ましく用いら
れる。
接着剤層6の接着剤としては通常の接着剤が用
いられるが、貼合わせる両材料が通気性のないも
のであるので、接着剤を塗布後溶剤を揮発させた
のち熱圧着するタイプの接着剤(たとえば、ポリ
オールとイソシアネートからなる2液タイプのポ
リウレタン系接着剤)、あるいは非溶剤タイプの
接着剤、たとえばホツトメルト接着剤を使用する
のが好ましい。
裏貼紙7としては通常坪量が6〜30g/cm2程度
の和紙または洋紙が用いられる。接着剤層8の接
着剤としては通常のものが用いられる。かかる裏
貼紙7を積層することによつてスリツト糸3を紙
撚芯1に巻付ける際の接着性がよくなるとともに
高品位の水引がえられる。
前記のアルミニウム箔4と金属蒸着ポリエステ
ルフイルム5と裏貼紙7との積層物をスリツトし
て幅が0.1〜5mm程度のスリツト糸3をうる。
前記スリツト糸3を金属蒸着ポリエステルフイ
ルム5の側を外側にして紙撚芯1のうえに接着剤
層2を介して巻付け、一体化する。紙撚芯1とし
ては従来より水引に使用されている紙撚芯がいず
れも用いられ、その太さは0.5〜2mm程度である。
接着剤層2に用いる接着剤もとくに制限されず、
たとえば酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル系樹脂などのエマルジヨン型
接着剤、ポリビニルアルコール、デンプンなどの
水溶性接着剤などが用いられる。スリツト糸3は
通常各巻回間に隙間を設けず密接して巻付けられ
るが、紙撚芯1として色水引を用いるばあいは巻
回間に適宜の間隔をおいて巻付けてもよい。
かくして金属光沢がすぐれて、しかも細工加工
性および形保持性にすぐれた水引がえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の水引の一実施例を示す部分斜
視図、第2〜3図はそれぞれ本考案に用いるスリ
ツト糸の各種態様を示す概略断面図である。 図面の主要符号、1……紙撚芯、2……接着剤
層、3……スリツト糸、4……アルミニウム箔、
5……金属蒸着ポリエステルフイルム、7……裏
貼紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚さ4〜10μのアルミニウム箔の片面にベース
    フイルムが厚さ5〜25μのポリエステルフイルム
    である金属蒸着ポリエステルフイルムを積層し、
    他面に裏貼紙を積層したもののスリツト糸を、金
    属蒸着ポリエステルフイルムを外側にして紙撚芯
    に接着剤層を介して巻付け一体化してなる水引。
JP1472084U 1984-02-03 1984-02-03 水引 Granted JPS60127389U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1472084U JPS60127389U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 水引

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1472084U JPS60127389U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 水引

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60127389U JPS60127389U (ja) 1985-08-27
JPS638788Y2 true JPS638788Y2 (ja) 1988-03-16

Family

ID=30499900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1472084U Granted JPS60127389U (ja) 1984-02-03 1984-02-03 水引

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60127389U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291896U (ja) * 1975-12-29 1977-07-08
JPS53144941U (ja) * 1977-04-13 1978-11-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60127389U (ja) 1985-08-27

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