JPS6387090A

JPS6387090A - 画像情報の圧縮伸張方法

Info

Publication number: JPS6387090A
Application number: JP61232643A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Matsumura; 松村　滋
Original assignee: Yokogawa Medical Systems Ltd
Current assignee: GE Healthcare Japan Corp
Priority date: 1986-09-30
Filing date: 1986-09-30
Publication date: 1988-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野）本光明は画像情報の保存、通信のために、該画像情報を
圧縮し、必要に応じて伸張する画像情報の圧縮伸張方法
に関する。

（従来の［ｉ）医療用断層畷影装置において、膨大な量の画像データを
処理して画像表示装置に表示している。

この画像データを通信手段によって電送する場合とか保
存するために、例えば磁気テープ等の記録手段に記録す
る場合に、この膨大な量のデータをそのまま使用するの
は通信費が嵩み、又記録手段の材料を多く要して不経済
である。従って画像の保存及び通信を行うＰ　Ａ　ＣＳ
　（Ｐｉｃｔｕｒｅ　Ａｒｃｈｉｖａ１８　Ｃｏｍｎｕ
ｎｉｃａｔｉｏｎ　５ｙｓｔｅｌ）のようなシステムで
は、画像を圧縮してデータ量を減少させて保存及び通信
を行っている。その画像データ圧縮のために従来機のよ
うな方法が用いられている。

（１）完全に復元可能な方法同じデータが連続する場合や、対称性のある画像の場合
、その反復性を利用して画像を圧縮する方法。

（２）完全には復元しない方法下位のピットを切り捨てる方法のように完全には画像の
復元は出来ないが、俊日の参照に支障ない程度に情報量
を圧縮する方法。

（発明が解決しようとする問題点）上記のような方法を用いてデータの圧縮を行った場合法
のような問題点を含んでいる。それは従来の圧縮方法の
多くは全画面に対して同等の圧縮方法を設定するか、或
いは、画像の変化の多い所と少ない所の乱雑に分布して
いる所では変化の小さい部分を選んで圧縮するなどの方
法を取っているため、医学的には患部の位置を示す程度
の意味しかない非関心領域のデータも、関心領域である
患部と同等の圧縮を受けるのみに止まり、全問的にも密
度的にも無駄な情報を含んでいることになる。この場合
前記の（１）の方法であれば同等の圧縮を行っても問題
はないが、同じデータが連続する場合とか、画像が対称
的である場合などの特別な条件が必要なので、如何なる
場合にも適用することは出来ない。（２）の（イ）の場
合は有望な方法であるが、関心領域に適用すると、切捨
てたビット数で表わされる数値程度の誤差はさけられな
い。又、ＲＯＩ（関心領域として画像上に設定される部
分）等の情報の統計データを取りたい部分に密度圧縮を
行うとｅ！Ａ準偏差に大きな影響がでるという問題もあ
る。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、関心領域の分解能を落とすことなく画像圧縮を行い画
像の保存、通信を低コストで行い青る画像情報の圧縮伸
張方法を実現することにある。

（問題点を解決するための手段）前記の問題点を解決する本発明は画像１１報の保存、通
信のために、該画像情報を圧縮し、必要に応じて伸張す
る画像情報の圧縮伸張方法において、画像表示手段に表
示される画像に位置データを入力して圧縮方法の異なる
領域を設定し、入力手段からの指令により該領域に対し
それぞれ異なる圧縮方法により、画像情報を圧縮し、前
記位置データと前記圧縮方法を示すデータと共に圧縮画
像情報を記録して処理し、復元時には前記位置データと
前記圧縮方法のデータに示される前記領域に対し前記圧
縮方法に応じた伸張を行うことを特徴とするものである
。

（作用）画像に圧縮方法の異なる領域の座標を入力して設定し、
入力手段によって表示装置に表示される画面の各設定領
域に対し異なる圧縮方法を指令し、その指令に基づいて
画像情報を圧縮する。圧縮した画像情報を前記の領域の
座標と、各領域に施した圧縮方法のデータを圧縮画像デ
ータと共に記録し、之に対し保存又は電送等の処理を行
う。前記圧、縮画像データの復元においては、記録され
ている座標と圧縮方法のデータに基づいて、指定領域に
それぞれの圧縮方法に応じた伸張方法を行う。

（実施例）以下図面を用いて本発明の方法を詳しく説明する。

第１図は本弁明の方法を実施するための一実施例の装置
の要部構成図である。図において、１はこの装置におけ
る信号のやりとりを卿Ｎｌｌする制御装置、２は断層像
等の画像を表示し、カーソルによって領域設定を行う表
示装置、３は設定する領域の座標を制御装置１に入力し
、制御装置１を経由して表示装置２に入力座標に基づい
て領域を表示させる座標入力装置、４は画像の表示、Ｆ
ｉ縮伸張、画像記録等に関し、制御装置１に対し操作指
示を行う操作コンソールである。５は座標入力に置３に
て指定された領域の画像データを圧縮して画像記録装置
６に記録させ、又は画像記録装置６に記録され、或いは
通信装置７によって受信された圧縮画像データを伸張す
る圧縮伸張装置である。

上記のように構成された装置の動作を説明しながら、実
施例の方法を説明する。

先ず保存又は通信のために圧縮しようとする画像を表示
装置２に表示し、この表示画像を観察して関心領域を座
標入力装置３からｒ！標等の位置データを入力して設定
する。表示画像の一例を第２図に示す。図において、１
１は′ＩＲ密に描く必要がある関心領域で１２は関心領
域１１の他の部分との関係位置を示すための精密さを要
しない非関心領域、１３ａ　、１３ｂ、１３Ｃ，１３ｄ
　は関心領域１１の領域を示す座標等の位置データであ
る。

この領！ｉｉ！１１は座標入力装置３によって入力する
位置データに基づき制ｍ装置１を経由して画面上に表示
するカーソルによって領域設定を行う。位置データは（
イ）図の四辺形の場合例えば図のように左下隅の座標１
３ａ　　（Ｘ　　、　Ｙｌ）と左下隅の座１ｉ！Ａ１３
ｂ　　（Ｘ　　、Ｙ２）の２点の座標で示すことが出来
、（ロ）図の円形の場合は中心の座標１３ｃ　　（Ｘ３
．Ｙ３）、！：半径１３ｄ（Ｒｌｒ−示すことが出来、
つまり２個の情報で充分である。

次に操作コンソール４から制御装置１に画像圧縮の指令
を入力し、圧縮伸張装置５に、座標入力装置３からの座
標等の位置データに基づき前記表示装置２において領域
設定された表示画像の画像データを圧縮させる。圧縮は
関心領域１１では行わないで、そのままデータを使用す
るか、又は復元可能な圧縮を行い非関心領域１２は強く
圧縮する。非関心領域１２のみを強く圧縮するので、従
来に比し圧縮の度合いを大きくすることが出来る。

例えば次のような圧縮を行う。

（１）空間間引き例えば画像のビクセルを１つおきにするようにデータを
省略する。即ち５１２ｘ５１２の画像では２５６Ｘ２５
６の画像にして１／４の圧Ｍｉとする。

（２）濃度間引き１ピクセルの画像の濃度の階調を表わすデータのビット
数を減らす。例えば下位の２ビツトを切捨てる。

（３）線画化上記＜１）、（２）はａ淡画像であるが、画像の構造情
報のみを抽出する線画にして２値データとする。

以上の圧縮方法の種類は操作コンソール４への入力によ
り選択される。

上記の圧縮の仕方は第３図に示す通りで、領域１１の圧
縮を先ず行い（行わない場合も含む）、次いで領域１２
の圧縮を行う。

上記のように圧縮された画像データは制′ｇＯ装置１に
入力され、既に入力されている座標入力装置３からの座
標等の位置データ１３ａ〜１３ｄと、操作コンソール４
からの圧縮方法の種類のデータと共に編集され、編集さ
れた画像情報は、画像記録装＠６に入力されて記録され
る。記録されたデータの記録状態を第４図に示す。図に
おいて、第２図と同じものには同一符号を付しである。

１４は圧縮方法の種類を示すデータ、１５は圧縮された
画像データ、１６は磁気テープである。図で明らかなよ
うに磁気テープ１６に領域指定の位置データ１３ａ〜１
３ｄを頭部分に記入し、次に圧縮方法の種類のデータ１
４を記録し、続いて圧縮された画像データ１５を記録す
る。

このように記録された画像情報は保存され、又は通＠装
置７によって電送される。保存された画像情報又は、電
送された画像情報の復元の場合は次のようにして伸張さ
れる。

伸張すべき画像情報は保存されていた画像情報も、電送
された画像情報う共に画像記録装置６に入力されており
、操作コンソール４からの伸張指令により、制御装置１
は画像記録装置６から画像情報を受取り、圧縮伸張装置
５に画像情報を転送する。圧縮伸張装置５は頭の部分に
入っている座標等の位置データ１３ａ〜１３ｄと圧縮種
類のデータ１４を解読して、指定された関心領域１１及
び非関心領域１２のデータを伸張する。伸張する方法は
次に示す通りである。

（１）空間間引き空間間引きされた圧縮データの場合は同じデータを繰返
し補間することによって元の画像と同じ大きさに拡大す
る。この空間間引き領域の中に高分解能の関心領域１１
がある場合には、画像の中の窓に高分解能をイメージが
嵌めこまれる形で表示される。

（２）濃度間引き濃度間引きの場合には元のビット数に復元する。

但し、間引かれた下位ビットはＯで表示するため、既述
の２ビツト切捨ての場合には最大３の誤差を生ずる。

（３）線画線画はそのまま線画として表示する。

以上のように伸張された画像データは制御置１に戻され
、表示装置２で表示される。

以上説明したように本実施例に示した方法により、関心
領域１１と非関心領域１２を区分して選択的にＩＩ［ｉ
することにより、圧縮率を高めることが出来て、画像デ
ータの保存における記Ｑｔｓ体の所要ａを節約し、通信
コストを低減することが出来るようになった。又、従来
高圧縮率では出来なかった関心領域１１の完全な復元を
可能にし、同等の高圧縮ながら診断能力の高い画像の保
存、転送を実現することが出来た。更に領域毎にそれぞ
れの目的に適した圧縮方法が選択出来て、従来の圧縮方
法もしくは新しい圧縮方法を併用することが容易になっ
た。Ｘ徨ＣＴにおいて、ボニイ（ＢＯＮＹ）像と標準像
とを上記の方法で区分して保存し、１画像データから２
つの像を表示する目的にも使用できる。尚、本発明は上
記実施例に限定されるものではない。例えば、室間間引
きの圧縮方法において、１ビクセル毎に間引くのではな
く、１ライン毎に間引いても差支えない。又、本発明の
方法を実施する装置の構−成に増減があっても本発明が
実施し得る構成であれば、如何様に変化しても差支えな
い。又記録媒体は磁気テープに限らないことは勿論であ
る。

（発明の効果）以上詳細に説明したように本弁明によれば、関心領域と
非関心領域とを区分して異なる圧縮方法及び圧縮の程度
で圧縮することが出来、関心領域は完全に復元すること
が可能であって、しかも画像の保存及び通信コストを低
廉することができ、実用上の効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の方法を実施するための一実施例の装置
の要部構成図、第２図は領域設定の説明図で、（イ）は
領域が四辺形の場合の座標の設定例を示す図、（ロ）は
領域が円の場合の座標の設定例を示す図、第３図は圧縮
の方法を示す図、第４図はデータ記録の状態を示す図で
ある。１・・・制御装置　　　　　２・・・表示装置３・・・
座標入力装置　　　４・・・操作コンソール５・・・圧
縮伸張装置　　　６・・・画像記録装置７・・・通信製
＠　　　　　１１・・・関心領域１２・・・非関心領域１３ａ　、１３ｂ　、１３ｃ　−・・座標１３ｄ・・・
半径　　１４・・・圧縮方法の種類１５・・・圧縮され
た画像データ１６・・・磁気テープ特許出願人　　横河メディカルシステム株式会社角■２
　図１１　ｉｆ！！Ｉ心哨壮或］２１非関心便域１３ａ　、１３ｂ、１３ｃ　ｉ劇票１３ｄ；年径

Claims

【特許請求の範囲】

画像情報の保存、通信のために、該画像情報を圧縮し、
必要に応じて伸張する画像情報の圧縮伸張方法において
、画像表示手段に表示される画像に位置データを入力し
て圧縮方法の異なる領域を設定し、入力手段からの指令
により該領域に対しそれぞれ異なる圧縮方法により、画
像情報を圧縮し、前記位置データと前記圧縮方法を示す
データと共に圧縮画像情報を記録して処理し、復元時に
は前記位置データと前記圧縮方法のデータに示される前
記領域に対し前記圧縮方法に応じた伸張を行うことを特
徴とする画像情報の圧縮伸張方法。