JPS6383553A - ヒ−トポンプシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒートポンプ側′ａ縮器と熱負荷との間に第１
熱交換媒体循環経路を設けるとともに、前記第１熱交換
媒体循環経路と補助熱源との間に第２熱交換媒体循環経
路を設けてあるヒートポンプシステムに関する。

〔従来の技術〕

上記のように熱負荷の増大に伴ってヒートポンプだけで
はオーバー負荷となる場合にボイラ等の補助熱源で補償
する構成のものにあっては、互いに連通ずる第１、第２
熱交換媒体循環経路を介して補助熱源からの高温熱交換
媒体或いは補助熱源から一旦熱負荷を循環したリターン
高温熱交換媒体が凝縮器に流入することがある。

したがって、この高温熱交換媒体はヒートポンプだけを
運転している場合の所定の第１熱交換媒体温度（５０℃
以下）より高温（７０℃以上）のものである為に、凝縮
器内に滞留している凝縮液が再蒸気化する或いは圧縮機
からの高温ガスが凝縮せず凝縮器内圧が高まって破壊圧
に達することもある。

その為に、従来は、凝縮器に備えられた安全弁が作動し
、冷媒を大気に放出する形態をとっていた。

Ｃ発明が解決しようとする問題点〕 その結果、冷媒が大気に放出され、冷媒が再充填される
までは以後のヒートポンプの運転が行なえない欠点があ
った。

本発明の目的は冷媒蒸気の放出を行うことなく、凝縮器
の破壊を阻止できるものを提供する点にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による特徴構成は ■　第１熱交換循環経路における凝縮器への入口部分又
は出口部分に温度センサを設け、■　凝縮器へ熱交換媒
体が流入するのを阻止する制御手段を設け、 ■　前記温度センサが設定値以上の温度を感知した場合
には制御手段を作動させるべく構成しである、 点にあり、その作用効果は次の通りである。

〔作　用〕

つまり、前記温度センサの設定値を、ヒートポンプノど
けを運転している場合の第１熱交換媒体の凝縮器への入
口温度（又は出口温度）より高い温度に設定することに
よって、補助熱源を作動させてもそ補助熱源からの高温
熱交換媒体が凝縮器内に流入することを捉えることがで
き、温度センサの感知作動によって制御手段を作動させ
、前記高温熱交換媒体のセンサ作動後の流入を防止でき
る。

〔発明の効果〕

従って、補助熱源作動時にも、冷媒放出を伴うことなく
、凝縮器の破壊を防止でき、冷媒放出に伴って冷媒を再
充填するといった作業能率の低下を招来する方法を採る
こともない。

〔実施例〕

第１図に示すように、凝縮器（１）、膨張弁（２）、蒸
発器（３）、エンジン（Ｅ）駆動型圧縮機（４）からな
る冷媒循環回路を構成するとともに、凝縮器■と熱負荷
（５）との間に蓄熱槽（６）を介装した第１熱交換媒体
循環回路（ａ）及び蓄熱槽（６）と補助熱源（ボイラ）
（７）との間に第２熱交換媒体循環回路（ｂ）を設けて
ヒートポンプシステムを構成しである。

前記圧縮機（４）には吸込圧力を感知して設定以下の場
合に圧縮機（４）停止信号を出力する低圧スイッチ（Ｌ
Ｐ）、及び、吐出圧力を感知して設定圧（２５ｋｇ／ｃ
ｏり以上の場合に圧縮機（４）停止信号を出力する高圧
スイッチ（ＨＰ）、並びに、潤骨油圧を感知する油圧ス
イッチ（ＯＰ）が設けられ、これらスイッチ（ＬＰ）　
、　（ＨＰ）　。

（ＯＰ）は夫々、圧力計（ＰＬ）　、　（ＰＲ）　、　
（ＰＯ）を装備している。又、前記凝縮器（１）には安
全弁（８）が設けられ、この安全弁（８）は火災等の発
生によって内圧が異常に高くなった場合に冷媒を放出す
べく構成されたもので、因みにこの安全弁（８）の設定
圧力は２９ｋｇ／ｃｒＡ〜３２ｋｇ／ｃ＋＋Ｉである。

又、この安全弁（８）の替りに７０〜７５℃で溶融する
可溶柱を取付けてもよい。以上設定圧力等は冷媒として
Ｒ２２を使用した場合を想定している。

前記第１熱交換媒体循環経路（ａ）の凝縮器（１）への
入口部分に熱交換媒体の温度を感知する温度センサ（９
）を設けるとともに、熱交換媒体の凝縮器（１）内への
流入を阻止する電磁弁（１０）を設け、温度センサ（９
）が設定温度以上の温度を感知した場合には制御袋！（
１１）を介して電磁弁（１０）を閉塞作動させるように
構成し、補助熱源（７）からの高温熱交換媒体の流入を
阻止するとともに圧縮ａ（４）を停止して警報を発する
ようにしである。以上、電磁弁（１０）と制御装置（１
１）を制御手段（１２）と称する。

〔別実施例〕

■　第２図に示すように、凝縮器（１）出口側には元々
高温熱交換媒体によっての焼損を防ぐ為に温度センサ（
ＴＯが設けられており、この温度センサ（Ｔ、）が焼損
を防止する為の第１の設定温度（例えば５５℃）を感知
した場合には圧縮機（４）を停止するように、かつ、前
記温度センサ（Ｔｌ）が凝縮器（１）の破壊を防止する
為の第２の設定温度（例えば７０から８０℃）を感知し
た場合には電磁弁（１０）を作動させるべく構成してよ
い。

◎　補助熱源（７）としては他のヒートポンプを使用し
てもよく、ボイラーに限定されるものではない。

θ　第１、第２熱交換媒体循環経路（ａ）　、　（ｂ）
は熱負荷に直結されてもよい。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るヒートポンプシステムの実施例を示
し、第１図は全体構成図、第２図は温度センサの設置に
おける別実施例を示す要部構成図である。 （１）・・・・・・凝縮器、（５）・・・・・・熱負荷
、（７）・・・・・・補助熱源、（９）・・・・・・温
度センサ、（１２）・・・・・・制御、（ａ）・・・・
・・第１熱交換媒体循環経路、（ｂ）・・・・・・第２
熱交換媒体循環経路。 代理°人弁理士　北　村　　修

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒートポンプ側凝縮器（１）と熱負荷（５）との間に第
   １熱交換媒体循環経路（ａ）を設けるとともに、前記第
   １熱交換媒体循環経路（ａ）と補助熱源（７）との間に
   第２熱交換媒体循環経路（ｂ）を設けてあるヒートポン
   プシステムであって、第１熱交換媒体循環経路（ａ）に
   おける凝縮器（１）への入口部分又は出口部分に温度セ
   ンサ（９）を設け、この温度センサ（９）が設定値以上
   の温度を感知した場合には、凝縮器（１）への前記熱交
   換媒体の流入を阻止する制御手段（１２）を設けてある
   ヒートポンプシステム。