JPS6383087A - テトラベンゾポルフイリン誘導体の製法 - Google Patents

テトラベンゾポルフイリン誘導体の製法

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JPS6383087A
JPS6383087A JP22666486A JP22666486A JPS6383087A JP S6383087 A JPS6383087 A JP S6383087A JP 22666486 A JP22666486 A JP 22666486A JP 22666486 A JP22666486 A JP 22666486A JP S6383087 A JPS6383087 A JP S6383087A
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tetrabenzoporphyrin
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Kunihiro Ichimura
市村 国宏
Naoyuki Morii
森井 尚之
Masako Sakuragi
桜木 雅子
Osamu Ono
修 大野
Madoka Yasuike
安池 円
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可視光用増感剤、導電性材料などの光電材料
に有用なテトラベンゾポルフィリン誘導体の製法に関す
る。更に詳しくは、フタルイミド類またはその金属塩を
カルボン酸金属塩と反応させる事を特徴とする、メソー
位に少なくとも一つの置換基を有するとともに優れた溶
解性を示すテトラベンゾポルフィリン誘導体の製法に関
する。
〔従来の技術〕
メソー位に置換基を持たないテトラベンゾポルフィリン
の製法として、これまでに次のような例が公知である。
その一つは、3−カルポキシメチ)ルフタルイミジンと
酢酸亜鉛を加熱反応させるものである(M、ガラターマ
ンら、J、 Am、 Chem、 Soc、。
98巻、7,638ページ(1976年)参照)。また
、2−アセチル安息香酸と酢酸亜鉛とをアンモニアの存
在下で反応させる方法(V、 A、フォグラーら、An
gew、 Chem、+ 90巻、808ページ(19
78年)参照)やフタルイミドカリウムをマロン酸と酢
酸銘 ナトリウム及び酢酸亜溢を加熱反応させる方法(V、N
、コブラネンコフら、Zh、 0bschch、 Kh
im、+51巻、2,727ページ(1981年)参照
)が知られている。これらの方法のうちでは、三番目の
ものが原料入手の容易さから有利と考えられる。しかし
ながら、これらの方法で得られる化合物は溶媒に低い溶
解性しか示さず、実用上不都合である。
ポルフィリンが難溶性であるのに対し、そのメソ−テト
ラフェニル置換体が可溶性であることを考慮すると、こ
の多環芳香族化合物の溶解性を向上させるには、そのメ
ン位に置換基を導入することが有効と考えられる。実際
に、これまでに知られているメソー位に置換基を持つテ
トラベンゾポルフィリンあるいはその金属錯体は各種の
溶媒に良好な溶解性を示す。
メソ−テトラ置換−テトラベンゾポルフィリンの製造方
法には次の三つが知られている。その一つは、アルキリ
デンフタルイミジンと酢酸亜鉛及びトリベンジルアミン
とを加熱反応させるものであるfv、 N、コブラネン
コフら、Khim、Geterotsikl。
5oedn、、61ページ(1984年)参照)。また
、イソインドール、ベンズアルデヒド、酢酸亜鉛とを加
熱させる方法も報告されている(D、 E、レミー、T
etrahedron Lett、+ 24巻、1,4
51ページ(1983年)参照)。さらには、フタルイ
ミドカリウム塩と酢酸亜鉛及びフェニル酢酸を加゛熱す
ることにより、メソ−テトラフェニルテトラベンゾポル
フィリンが得られるという報告がある(V、 N、コブ
ラネンコフら、Zh、 0bshch−Khimi、、
 51巻、2,513ページ(1981年)参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これまでに知られているメソー位に置換基を持つテトラ
ベンゾポルフィリンのうち、上記の第一の方法はアルキ
リデンフタルイミ・ジンを無水フタル酸から二段階で合
成する必要があり、工業的な製造にはより入手しやすい
原料を利用することが必要である。一方、第二の方法で
は極めて不安定なイソインドールを用いる1番こ、多く
の合成段階を含むという欠点を有する。さらには、原料
的に最も有利な第三の方法は、亜鉛源として酢酸亜鉛と
ともに、メソ−置換基導入のためのカルボン酸を併用し
ている。このため、この高温反応では沸点の低いカルボ
ン酸が系外に散逸してしまうという欠点を有していた。
本発明者らは、以上の問題点を十分に吟味し、工業的に
製造しつる方法を見いだすべ(鋭意努力を重ねた結果、
フタルイミド類をカルボン酸金縛塩と反応させるだけで
、有機溶媒に高(〈溶解性を示すテトラベンゾポルフィ
リン誘導体を与えることを発見し、本発明をなすに至っ
た。
わ すな−4ち、本発明は、一般式(I) (式中、Xは水素原子またはアルカリ金属原子を示し、
A及びBは水素原子、C1−Csのアルキル基、シアノ
基、またはアルコキシカルボニル基から選ばれた一員、
もしくはその両者で縮合ベンゼン環を構成するCH=C
Hを示す) で表されるフタルイミドまたはその金属塩を、−般式(
n) (RCHzCOO)zM           ・・・
・・・[I[l(式中、Rは水素原子、C1〜C1oの
アルキル基、フェニル基、t!換フェニル基、ナフチル
基、アラルキル基、ピリジル基を示し、Mは二価の金属
原子を示す) で表されるカルボン酸金属塩と反応させる事を特徴とす
るテトラベンゾポルフィリン誘導体の製法。
本発明に用いられる一般式は)で表されるフタルイミド
誘導体はベンゼン環に置換基を有していてよい。従って
、無置換フタルイミドの他に、4−メトキシカルボニル
フタルイミド、4−シアノカルボニルフタルイミド、4
−メチルフタルイミド、4−t−ブチルフタルイミドな
どが用いられる。また、1.2−ナフタリンジカルボン
酸イミド、2,3−ナフタリンジカルボン酸イミドなど
も用いられる。さらには、これらのフタルイミド類の窒
素原子はナトリウムやカリウムのアルカリ金属で置換さ
れていてもよい。
一般式(II)で表されるカルボン酸金属塩のカルボン
酸は、カルボキシル基のα−位がメチレン基であること
が不可欠であり、具体的には、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、吉草酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、など
の脂肪族カルボン酸の外に、フェニル酢酸、p−メトキ
シフェニル酢酸、α−ナフチル酢酸、β−ナフチル酢酸
、β−フェニルプロピオン酸、α−ピリジル酢酸、β−
ピリジル酢酸、γ−ピリジル酢酸、などを上げることが
出来る。また、その金属塩としては、マグネシウム、チ
タニウム、クロミウム、マンガン、鉄、ケルマニウム、
コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、スス、バナジウム、鉛
、などがあげられる。
一般式+I+で表されるフタルイミド類と一般式fII
lで表されるカルボン酸金属塩は1:0.5から1:5
のモル比、より好ましくは、1:1から1:3のモル比
で反応させることがよい。反応は溶媒を用いずに両者を
混合して加熱する。反応温度は200°Cから500°
C1より好ましくは250°Cから400°Cである。
反応時間は10分から3時間の範囲であり、より好まし
くは30分から2時間である。
また、この高温反応を窒素ガスなどの不活性気体中で行
うのが好ましい。
反応粗生成物から、テトラベンゾポルフィリンメ 金属錯体を分離するには、それを水及び丸タノールで洗
浄してからピリジン、ジオキサン、テトラヒドロフラン
、ベンゼン、クロロホルムナトノ有機溶媒で抽出すれば
よい。さらに、精製を行うには、カラムクロマトグラフ
ィーが効果的である。
本発明で製造されるテトラベンゾポルフィリン誘導体は
、一般式(5) (式中、A、B、Mは前記と同じ意味を持ち、R1−R
4はそれぞれ一般式+II)におけるRが意味する残基
から選ばれた一員を示す) で表される構造を持つ。
前述の従来の方法では、メソ−テトラ置換体のみが生成
していると報告されている。しかしながら、本発明の方
法において製造されるテトラベンゾポルフィリン誘導体
はメソー位の置換基数が4個のもののみではなく、0か
ら4個の混合物であ°−ることが明らかになった。これ
らの置換基数の異なる誘導体は薄層クロマトグラフィー
などの方法で分離が可能であるが、むしろ、実用的には
混合物の方が溶解性に優れており好ましい。すなわち、
光増感剤や導電性材料としてテトラベンゾポルフィリン
類がその機能を発揮するのはその多環基本骨格の特性に
由来するのであって、置換基の数は本質的でなく、溶解
性などの副次的な性質を律するものである。それゆえ、
テトラベンゾポルフィリンの基本骨格を保持しつつ、置
換基の数が異なる誘導体の混合物として得られることは
、その機能を保ちつつ溶解性を著しく高める効果がある
ので、非常に都合が良い。実際に、本発明の方法で得ら
れる誘導体から単離したメソ−ジフェニルテトラベンゾ
ポルフィリン亜鉛錯体の溶解性は、混合物として得られ
るものに比べて著しく低い。
このように、本発明に従えば、これまで知られていなか
ったメソ−モノ、ジ、トリ置換体が混合物として製造さ
れる。これらの誘導体の生成反応あ機構は明らかでない
が、一般式(I)のフタルイミド類と一般式(mlの金
属塩からアリIJデンまたはアルキリデンフタルイミジ
ンが生成し、これが一部反応中に分解してメチレンフタ
ルイミジンとなるために、メソー位に置換基が欠けた誘
導体が得られるものと考えられる。
〔発明の効果〕
本発明により、工業的に入手が容易なフタルイミド類を
原料として、複数の置換基をメソー位に持つ誘導体が混
合物として得られるので、溶解性に富んだテトラベンゾ
ポルフィリン金属錯体が容易に製造される。こうして得
られる本発明の誘導体は、約750 nmにまで至る長
波長の光を効率良(吸収するうえ、高分子材料やミセル
などに高濃度で混合することができるので、レーザ光用
の増感剤として極めて有用である。
次に実施例によって、この発明をさらに詳しく説明する
。なお、本発明はこれらの例に限定されるものではない
実施例1 フタルイミドカリウム塩3.7g(0,02モル)と酢
酸亜鉛二水和物8.78 g (0,04モル)を乳鉢
でよ(混合し、これを窒素ガス気流下320℃で2時間
加熱した。得られた反応生成物にピリジン100mlを
加え、2時間加熱還流した。室温まで冷却した後、この
ピリジン溶液を吸引ろ過し不溶物を除去した。ろ液から
ピリジンを減圧下留去してから、残留物を10重量%の
ピリジンを含むベンゼン10m1に溶解し、ピリジン:
ベンゼン=2二8の展開溶液を用いてシリカゲルカラム
クロマトグラフィーに供した。濃緑色の留分を分取し、
0.3gの粗生成物を得た。可視吸収スペクトルはピリ
ジン中で433nm(ツレ−帯)、628nm(Q−帯
)にテトラベンゾポルフィリン金属錯体に特有の吸収を
示した。電界脱離イオンスペクトルはテトラベンゾポル
フィリン亜鉛錯体に相当する分子4yFン(m/e=5
72)が検出され、その構造が確認された。’H−NM
R:δ−(D M F−dy); 11.35  (4
H,s、メソ−プロトン)、9.92一実施例2 フタルイミドカリウム塩0.92 g (0,005モ
ル)とプロピオン酸亜鉛2.1 g (0,01g)を
実施例1と同様の条件で反応、処理をしたのち、カラム
クロマトグラフィーで分離した留分をさらに分取用薄層
クロマトプレート(アルミナ:メルク社魔5726 ’
)で精製した。展開溶液はベンゼン:へキサン:ピリジ
ン=10:10:1の容量比の混合溶媒であった。分取
物は0.06gであった。このもののピリジン中の可視
吸収スペクトルは435nm(ツレ−帯)、630nm
(Q−帯)ニテトラヘンゾボルフィリン誘導体の特徴を
示した。電界脱離イオンスペクトルは628.614.
600.586.572の分子イオンを示した。これら
は、テトラベンゾポルフィリン亜鉛錯体のメソー位にメ
チル基が4.3.2.1個置換したものと無霞換体の構
造に相当する。この化合物はアセトン、ベンゼン、クロ
ロホルム、THFなどに良好な溶解性を示した。
実施例3 フタルイミドカリウム塩3.35 g  (0,01モ
ル)とフェニル酢酸亜鉛3.35 g (0,01g’
)を乳鉢で良(混合し、これを窒素ガス気流下360°
Cで1時間加熱した。反応粗生成物にベンゼンを50m
1加え、実施例1と同様に抽出操作を行った。残留物を
ベンゼン10mlに溶解し、アルミナ(メルク社:Na
1097)を充填したカラムクロマトグラフィーニ供シ
、ベンゼン:ヘキサン:THF=10:10:1の容量
比の混合溶媒を用いて展開した。
緑色の移動相を分取し、減圧上溶媒を留去し、残留物を
再度カラムクロマトグラフィーにかけて、0.1gの精
製物を得た。このもののピリジン中での可視吸収スペク
トルは453nm(ツレ−帯)、640nm(Q−帯)
のポルフィリン類特有のものであった。電界脱離イオン
スペクトルは876.800.724.648.572
の分子イオンを示した。これらはテトラベンゾポルフィ
リン亜鉛錯体のメソー位に4.3.2.1個のフェニル
基が置換した誘導体と無置換のものの混合物であること
を示す。これは、ベンゼン、THF%アセトン酢酸エチ
ル、塩化メチレンなどに良(溶解し、さらには、ヘキサ
ンにも可溶であった。
この混合物を分取用薄層クロマトプレート(メルク社:
アルミナ Nα5726 )を用い、ベンゼン:ヘキサ
ン:THF=10:10:1の溶量比の混合溶媒を展開
溶媒として5つの分画に分けた。
上から3番目までの各分画からの抽出物をIH−NMR
及び’H−COS Yによって解析した結果、1番目、
2番目、3番目の分画からの化合物はそれぞれ、メソ−
テトラフェニルテトラベンゾポルフィリン亜鉛錯体、メ
ソ−トリフェニルテトラベンゾポルフィリン亜鉛錯体、
メソ−ジフェニルテトラベンゾポルフィリン亜鉛錯体で
あることが明らかになった。3番目のジフェニル体には
二つの異性体が存在するが、’H−CO3Yから二つの
フェニル基が隣合った位置に置換していることが分かっ
た。これらの電界脱離イオンスペクトルはそれぞれ87
6.800.724であり、各々の構造を裏付けた。こ
のうち、ジフェニル体は塩化メチレンに難溶であり、上
記の混合物の溶解性と対象的であった。
実施例4 フタルイミドカリウム塩3.7 g (0,02モル)
と酢酸マグネシウムの4水和物6.4g(0,03モル
)とを乳鉢でよく混合し、実施例1と同様の操作によっ
て反応させ、同様なカラムクロマトグラフィーによる分
離によって0.22gの濃紫色の生成物を得た。このも
ののピリジン中における可視吸収スペクトルはその吸収
極大波長が433nm(ツレ−帯)、628nm(Q−
帯)にあり、テトラベンゾポルフィリン錯体の特有のも
のであった。
電界脱離イオンスペクトルでは、テトラベンゾポルフィ
リンマグネシウム錯体に相当する分子イオン(m/e=
532)が検出された。溶解性は実施例1の化合物と同
様であった。
実施例5 実施例4の酢酸マグネシウムを酢酸ニッケルに換えた以
外は全く同様の操作を行い、0.1gの濃紫色の生成物
を得た。電界脱離イオンスペクトルでは、テトラベンゾ
ポルフィリンニッケル錯体に相当する分子イオン(m/
e=566)が検出された。
実施例6 2.3−ナフタリンジカルボン酸イミドから調製したカ
リウム塩0.86 g (0,0036モル)と、フェ
ニル酢酸亜鉛2.41 g (0,0072モル)とか
ら実施例3と同様にして緑色の生成物0.08gを得た
。これは塩化メチレン中で474nm(ツレ−帯)、7
14nm(Q−帯)に吸収極大を示し、テトラベンゾポ
ルフィリン類よりさらに長波長に吸収を持つテトラナフ
トポルフィリン亜鉛錯体であることが分かった。電界脱
離イオンスペクトルは1076.1000.924.8
48.772に分子イオンの存在を示した。これらはそ
れぞれ、メソー位に4.3.2.1個のフェニル基が置
換したテトラナフトポルフィリン亜鉛錯体及び置換基の
ないテトラナフトポルフィリン亜鉛錯体に一致した。溶
解性は、ピリジン、ベンゼン、塩化メチレン、クロロフ
ォルム、アセトン、THF、酢酸エチル、などに良好な
溶解性を示した。
実施例7 フタルイミドカリウム塩0.33 g  (0,001
8モル)とγ−ピリジル酢酸亜鉛1.21 g (0,
0036モル)から、実施例3と同様にして緑色の生成
物を得た。これはピリジン中で436nm(ツレ−帯)
、630nm(Q−帯)に吸収極大を持ち、テトラベン
ゾポルフィリン亜鉛錯体に特有のスペクトルを示した。
これは、ピリジン、ベンゼン、メタノール、アセトン、
THF、塩化メチレン、などに良好な溶解性を示した。
さらに、この化合物にブロモブタンを反応させることに
よりピリジル基が4級化され、水溶性の誘導体とするこ
とができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素原子またはアルカリ金属原子を示し、
    A及びBは水素原子、C_1〜C_5のアルキル基、シ
    アノ基、またはアルコキシカルボニル基から選ばれた一
    員、もしくはその両者で縮合ベンゼン環を構成するCH
    =CHを示す) で表されるフタルイミドまたはその金属塩を、一般式 (RCH_2COO)_2M (式中、Rは水素原子、C_1〜C_1_0のアルキル
    基、フェニル基、置換フェニル基、ナフチル基、アラル
    キル基、ピリジル基を示し、Mは二価の金属原子を示す
    ) で表されるカルボン酸金属塩と反応させる事を特徴とす
    るテトラベンゾポルフィリン誘導体の製法。
JP22666486A 1986-09-25 1986-09-25 テトラベンゾポルフイリン誘導体の製法 Granted JPS6383087A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109232590A (zh) * 2018-11-06 2019-01-18 黄冈师范学院 一种微波固相合成四苯并卟啉合锌(ii)的方法
JP2021093433A (ja) * 2019-12-10 2021-06-17 株式会社アイシン ホール輸送層材料及びホール輸送層材料を用いた太陽電池

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Title
CHEMICAL ABSTRACTS *

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JP2021093433A (ja) * 2019-12-10 2021-06-17 株式会社アイシン ホール輸送層材料及びホール輸送層材料を用いた太陽電池

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