JPS638246A - 繊維補強無機質板の抄造方法 - Google Patents
繊維補強無機質板の抄造方法Info
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- JPS638246A JPS638246A JP15015886A JP15015886A JPS638246A JP S638246 A JPS638246 A JP S638246A JP 15015886 A JP15015886 A JP 15015886A JP 15015886 A JP15015886 A JP 15015886A JP S638246 A JPS638246 A JP S638246A
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 title 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims description 8
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- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 3
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、繊維補強無機質板の抄造方法に関する。
セメントスラリーを抄造して製板する場合、石綿を無配
合とすると、セメント等の粉体原料がワイヤーシリンダ
から抜は落ち、抄造歩留が低下する、及び濾水量が増加
し、種膜が不均質になるため製品の地合が悪くなると言
った問題がをる。
合とすると、セメント等の粉体原料がワイヤーシリンダ
から抜は落ち、抄造歩留が低下する、及び濾水量が増加
し、種膜が不均質になるため製品の地合が悪くなると言
った問題がをる。
そこで、石綿無添加の場合に、これを補うためパルプを
添加することが行なわれる。
添加することが行なわれる。
ところで、パルプを添加する場合、パルプを所定の濾水
度まで叩解し、均一な材質とすることが通常行なわれる
が一定の濾水度まで均一にパルプを叩解するには別途、
叩解工程を必要とする上、その工程管理も必要となり工
数が増加すると言った問題が有った。
度まで叩解し、均一な材質とすることが通常行なわれる
が一定の濾水度まで均一にパルプを叩解するには別途、
叩解工程を必要とする上、その工程管理も必要となり工
数が増加すると言った問題が有った。
この発明は、上記問題点に鑑み、石綿に代え、パルプを
添加する場合、パルプの叩解工程を省略し、あるいは、
叩解するにしても簡単に終了し得る改良された繊維補強
無機質板の抄造方法を得ることを目的としてなされたも
のである。
添加する場合、パルプの叩解工程を省略し、あるいは、
叩解するにしても簡単に終了し得る改良された繊維補強
無機質板の抄造方法を得ることを目的としてなされたも
のである。
抄造効率を高めるためのパルプの濾水度は通常カナディ
アン濾水度で430〜47klとされる。そこで、種々
濾水度のパルプであって、濾水度の異なるものを混合し
、これらの平均濾水度が上記範囲となるようにすれば、
結果として充分な濾水度が得られる。
アン濾水度で430〜47klとされる。そこで、種々
濾水度のパルプであって、濾水度の異なるものを混合し
、これらの平均濾水度が上記範囲となるようにすれば、
結果として充分な濾水度が得られる。
即ち、未叩解の濾水度の高いパルプと未叩解の濾水度の
低いパルプとを混合し、その平均濾水度を所定の値とす
れば、全(叩解工程を要することなく所定の抄造効率と
することが出来る。
低いパルプとを混合し、その平均濾水度を所定の値とす
れば、全(叩解工程を要することなく所定の抄造効率と
することが出来る。
また、特に濾水度の低いパルプで、所定のものが得られ
ない場合は、この部分のパルプのみを叩解し、濾水度の
高いパルプとの平均濾水度が所定値となるようにするの
である。
ない場合は、この部分のパルプのみを叩解し、濾水度の
高いパルプとの平均濾水度が所定値となるようにするの
である。
なお、上記混合バルブの添加量は全固形分に対し6%以
上とすることが望ましい。
上とすることが望ましい。
この理由は、6%より少ないと充分な抄き上げ効率とな
し得す、本発明の効果が得られなくなるからである。
し得す、本発明の効果が得られなくなるからである。
次に、この発明の詳細な説明する。
〈実施例1〉
未叩解のパルプであって、カナディアン濾水度(以下単
に濾水度と言う)が707m l、及び未叩解のパルプ
であって、濾水度が114mlのものを同量ずつ配合し
、該配合バルブを無石綿とされたセメントスラリーに供
給し、ワイヤーシリンダーで種膜を抄造し、これを積層
して製板した。
に濾水度と言う)が707m l、及び未叩解のパルプ
であって、濾水度が114mlのものを同量ずつ配合し
、該配合バルブを無石綿とされたセメントスラリーに供
給し、ワイヤーシリンダーで種膜を抄造し、これを積層
して製板した。
このときの抄造歩留、濾水速度、地合等は別表の通りで
あった。
あった。
なお、別表において比較例は、添加されるパルプをすべ
て均一に濾水度457となるまで叩解処理したものであ
る。
て均一に濾水度457となるまで叩解処理したものであ
る。
〈実施例2〉
セメントスラリーに添加必要量の濾水度が707mAの
パルプのうち、その半量のみを濾水度110となるまで
叩解し、これを残りの未叩解のパルプと混合し、実施例
1と同様な抄造を行なったところ、実施例1と同じ結果
が得られた。
パルプのうち、その半量のみを濾水度110となるまで
叩解し、これを残りの未叩解のパルプと混合し、実施例
1と同様な抄造を行なったところ、実施例1と同じ結果
が得られた。
〈実施例3〉
濾水度が90011112のパルプを濾水度が100m
lとなるまで叩解処理し、次いで、その半量を取り出
し、残りのパルプを濾水度が110mlとなるまで叩解
し、先のパルプと混合し、これを必要量、石綿無添加の
スラリーに添加し、実施例1と同様の抄造を行なった。
lとなるまで叩解処理し、次いで、その半量を取り出
し、残りのパルプを濾水度が110mlとなるまで叩解
し、先のパルプと混合し、これを必要量、石綿無添加の
スラリーに添加し、実施例1と同様の抄造を行なった。
この場合も実施例1と全(同様な結果が得られた。
この発明は、以上のように構成されているので、石綿無
配合のセメントスラリーにパルプを添加する場合、濾水
度の大小異なるパルプを混合して、その平均濾水度を所
定の濾水度とする構成であるから、叩解処理を全く必要
としないか、叩解処理をするにしても従来に比し、その
処理が著しく簡略化されるため、省エネルギが図られる
といった効果を有する。
配合のセメントスラリーにパルプを添加する場合、濾水
度の大小異なるパルプを混合して、その平均濾水度を所
定の濾水度とする構成であるから、叩解処理を全く必要
としないか、叩解処理をするにしても従来に比し、その
処理が著しく簡略化されるため、省エネルギが図られる
といった効果を有する。
Claims (3)
- (1)セメント及びパルプを含むスラリーを抄造して板
材を製造する場合において、濾水度の高いパルプと濾水
度の低いパルプとを混合してセメントスラリーに混入し
、該スラリーを抄造することを特徴とする繊維補強無機
質板の抄造方法。 - (2)使用するパルプの濾水度がカナディアン濾水度で
濾水度の高いパルプが700ml以上、濾水度の低いパ
ルプが200ml以下であり、かつ、両パルプを1:1
で混合して成る特許請求の範囲1項記載の繊維補強無機
質板の抄造方法。 - (3)パルプ全体の配合量が全固形分に対し6%以上で
ある特許請求の範囲第1項、又は第2項記載の繊維補強
無機質板の抄造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15015886A JPS638246A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 繊維補強無機質板の抄造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15015886A JPS638246A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 繊維補強無機質板の抄造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS638246A true JPS638246A (ja) | 1988-01-14 |
Family
ID=15490769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15015886A Pending JPS638246A (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 繊維補強無機質板の抄造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS638246A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008169083A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Nichiha Corp | 耐力面材及びその製造方法 |
JP2010120790A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Ube Ind Ltd | 繊維混入抄造板及びその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58223657A (ja) * | 1982-06-17 | 1983-12-26 | 本州製紙株式会社 | 無機質物シ−ト |
JPS605049A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-11 | 松下電工株式会社 | 無機硬化体の製法 |
JPS60137861A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-22 | 松下電工株式会社 | 無機硬化体の製法 |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP15015886A patent/JPS638246A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58223657A (ja) * | 1982-06-17 | 1983-12-26 | 本州製紙株式会社 | 無機質物シ−ト |
JPS605049A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-11 | 松下電工株式会社 | 無機硬化体の製法 |
JPS60137861A (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-22 | 松下電工株式会社 | 無機硬化体の製法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008169083A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Nichiha Corp | 耐力面材及びその製造方法 |
JP2010120790A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Ube Ind Ltd | 繊維混入抄造板及びその製造方法 |
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