JPS6381180A - 鉛筆芯 - Google Patents

鉛筆芯

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Publication number
JPS6381180A
JPS6381180A JP22656286A JP22656286A JPS6381180A JP S6381180 A JPS6381180 A JP S6381180A JP 22656286 A JP22656286 A JP 22656286A JP 22656286 A JP22656286 A JP 22656286A JP S6381180 A JPS6381180 A JP S6381180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
squalane
examples
oil
lead
pores
Prior art date
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Pending
Application number
JP22656286A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Shimoyama
下山 紳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
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Publication of JPS6381180A publication Critical patent/JPS6381180A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 焼成芯体が有する気孔中に油状物゛を含浸してなる鉛筆
芯に関する。
(従来の技術) 粘土、各種合成樹脂などを結合材として使用し、黒鉛、
タルクなどの体質材や必要に応じて使用される着色材、
気孔形成材、可塑剤、溶剤などとともにカロ庄ニーダ−
、ヘンシェルミキサー、6本ロールなどで均一分散させ
た後、高温処理して得られる焼成芯体は多孔質体であり
この焼成芯体が有する気孔に種々物質を種々目的で含浸
している。油状物もその一種であり。
一般に濃度の向上に役立つ。現在のところ、最もよ〈使
用されている油状物はスピンドル油。
シリコーン油、流動パラフィンの3者であり。
その他、鯨油、オレイン酸、菜種油なども公知となって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 濃度をより一層向上させた鉛筆芯とすることが本発明の
目的である。
以下、詳述する。
含浸される油状物にはいくつかの条件が望まれる。例え
ば。
■ 通常の生活環境にあっては十分な液状性を保持でき
るだけの高沸点かつ低凝固点を有すること。
■ 少くとも焼成芯体の気孔に含浸するにあた −って
は容易に含浸できるだけの低粘性を有すること。
■ 自らの変質の点で経時的に安定であるとともにケー
スやホルダーなどを侵蝕しないように化学的不活性であ
ること。
■ 空気中の湿分の影響を品質特性に与えないように非
吸湿性であること。
などである。
これら条件を満足した上に濃度向上への寄与が大きなも
のが好ましい訳で、現在汎用はれているスピンドル油、
シリコーン油、a動パラフィンはその最終選択の結果と
言えるものである。
ところが、これら複数のものが選択許容されているとい
うことを裏返せば、きわたった寄与をするものが無いと
いうことにもなる。それゆえ、これらを使用しな鉛箔芯
に比べて一層の濃度向上を果された鉛筆芯とすることが
できれば。
実用的効果は絶大なものとなる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、焼成芯体が有する気孔中に油状物を含浸して
なる鉛箔芯において、@配油状物の少くとも一部として
スクヮランが含浸すれていることを特徴とする鉛筆芯を
要旨とする。
スクワランは# C30H62の炭化水素の一種、←・
2゜6.10,15,19.23−へキサメチルテトラ
コサン)であり、深海産のサメ肝油に多く含まれるスク
ワレンを水素添加して得られる凝固点約−63℃、沸点
約281℃724 mmHgの液体である。このスクワ
ランは上記諸条件を満足するのみならず2種々物質との
相溶性が良いという利点を有する。種々目的で焼成芯体
の気孔中に含浸きれる物質を容易に併用できる訳である
(実施例) 〔実施例1〕 塩化ビニル酢酸ビニル共重合物  30重量部天然鱗状
黒鉛          50 〃カーボンブラック 
        5 〃ステアリン酸塩(安定剤)  
   1 〃ジオクチルフタレート      12 
〃上記材料をミキサー及び3本ロールテ均一分散物とし
たものを細線状に押出成形し、空気中で300℃まで熱
処理後、不活性雰囲気中で1000℃まで熱処理して呼
び径0.5 mmのシャープペンシル用の焼成芯体を得
な。これを100℃に加熱したスクヮラン中に2時間浸
漬し、余剰分を除去して鉛筆芯とした。
〔実施例2〕 実施例1において、スクヮランをスフワラ250重量%
とスピンドル油5o重量%との混合油に変えた以外、す
べて実施例1と同様にした。
〔実施例3〕 実施例1において、スクヮランをスタフ9210重量%
七スピンドル油90重量%との混合油に変えた以外、す
べて実施例1と同様にした。
〔実施例4,5〕 実施例2,3において、スピンドル油に代えてシリコー
ン油を使用した以外、すべて実施例2.3と同様にした
〔実施例6,7〕 実施例2,6において、スピンドル油に代えて流動パラ
フィンを使用した以外、すべて実施例2,3と同様にし
た。
〔実施例8,9つ 実施例2.乙において、スピンドル油に代えてパラフィ
ンワックスを使用した以外、すべて実施例2,6と同様
にした。
〔実施例10〜12〕 呼び径0.5 mmのシャープペンシル用として市販き
れている炭素骨格を有する製品2種と呼び径2 mm 
 のし、ドホルダー用として市販式れている粘土骨格を
有する製品1種の計5種について、脱油のためにメチル
エチルケトンとア七トンとによって十分に洗浄し、これ
を実施例1における焼成芯体に代えてそれぞれ使用した
以外は、すべて実施例1と同様にした。
〔比較例1〜4〕 実施例1,10〜12において、スクヮランに代えてス
ピンドル油を使用した以外、すべてそれぞれの実施例と
同様にした。
〔比較例5〜8〕 実施例1.10〜12において、スクヮランに代えてシ
リコーン油を使用した以外、すべてそれぞれの実施例と
同様にした。
〔比較例9〜12〕 実施例1,10〜12において、スクヮランに代えて流
動パラフィンを使用した以外、すべてそれぞれの実施例
と同様にした。
〔比較例13〜16〕 実施例1,10〜12において、スクワランに代えてパ
ラフィンワックスを使用した以外、すべてそれぞれの実
施例と同様にした。
(発明の効果) 各側の鉛筆芯について特性評価した結果を表−1に示す
表−1 (注)濃度、動摩擦係数1曲げ強さはJIS  360
05に準じて測定した。また含浸率は。
スクワランなどを含浸する前後の芯体重量をX、Yとし
たとき。
(y−x)τY×100 で求めた。尚2曲げ強さの値に対しては。
同じ種類のものであっても個体間のバラツキが1〜2%
程度ある。
この表−1より判るように1本発明によればより一層濃
度向上きれた鉛筆芯となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 焼成芯体が有する気孔中に油状物を含浸してなる鉛筆芯
    において、前記油状物の少くとも一部としてスクワラン
    が含浸されていることを特徴とする鉛筆芯。
JP22656286A 1986-09-25 1986-09-25 鉛筆芯 Pending JPS6381180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22656286A JPS6381180A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 鉛筆芯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22656286A JPS6381180A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 鉛筆芯

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Publication Number Publication Date
JPS6381180A true JPS6381180A (ja) 1988-04-12

Family

ID=16847102

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JP22656286A Pending JPS6381180A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 鉛筆芯

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