JPS6381109A - ポリ塩化ビニリデン口部はくりラテックス - Google Patents

ポリ塩化ビニリデン口部はくりラテックス

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JPS6381109A
JPS6381109A JP62180904A JP18090487A JPS6381109A JP S6381109 A JPS6381109 A JP S6381109A JP 62180904 A JP62180904 A JP 62180904A JP 18090487 A JP18090487 A JP 18090487A JP S6381109 A JPS6381109 A JP S6381109A
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latex
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JP62180904A
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トーマス・ジョン・プロッサー
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Hercules LLC
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    • C09D127/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D127/02Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Coating compositions based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C09D127/04Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Coating compositions based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
    • C09D127/08Homopolymers or copolymers of vinylidene chloride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F214/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F214/02Monomers containing chlorine
    • C08F214/04Monomers containing two carbon atoms
    • C08F214/08Vinylidene chloride

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリオレフィンフィルムのヒートシール性の
改良に関する。更に詳しくは、ヒートシール後に改良さ
れた口部はくシ(Jaw rel、easθ)性を提供
する七−トシール可能なコーティングの改良およびその
ようなコーティングを実施したフィルムに関する。
ポリオレフィンフィルム詳しくはポリプロピレンフィル
ムは、云わゆる垂直成形、および充満設備での袋の製造
に広く使用されている。この設備においては平らなフィ
ルムシートを先ず管形につくり、縦方向に継目をシール
し、横方向にシールしそしてこのようにしてつくった袋
を充満させ、その頂部をシールした後、その充満した袋
を連続チニープから切りとシ、それを移送容器に自由移
動させることによシ袋をつくるのである。この方法をヒ
ートシール閉じ装置を用いておこなう場合、フィルムを
自由移動させるためヒートシール機から簡単にはくシさ
せることが必要である。多くのフィルムは、ヒートシー
ル後ある程度の力を与えずに容易にはくシさせることは
できない。この力は成形および充満装置の場合、容器の
重量によシ供給される。フィルムをヒートシール機かラ
バくシするために200〜4001の重量が必要である
ため成形および充満法は、簡易包装を使用することが実
質上できなかった。
本発明の目的は、良好なヒートシール性に加えてすぐれ
た口部はくシ性を示すポリオレフィンフィルムの改良さ
れたヒートシールコーチインフラ提供するところにある
。更に本発明の目的は、成形および充満操作における使
用で容易にヒートシールしうるポリオレフィンフィルム
を提供することである。更に他の目的は、垂直成形およ
び充満法によシ比較的小さく、軽量の品物の包装のため
に使用することができるポリオレフィンフィルムを提供
することである。
ポリ(塩化ビニリデン)コポリマーおよびターポリマー
から成るフィルムコーティング組成物は、技術的に公知
であシ、これまで何年間も酸素および湿度のバリアとし
て更にヒートシールコーティングとしてポリオレフィン
フィルム上に使用されてきた。これまでに生じている多
くの問題点について数多くの特許が出願されている。
アメリカ特許、%3,202,528には、ポリプロピ
レンフィルムに対し、ヒートシール性を付与するため塩
化ビニリデンとアクリロニトリルとのコポリマーの使用
について開示されている。これは電気処理されたフィル
ム表面へ溶液処理するものである。
アメリカ特許A3,353,992には塩化ビニリデン
、アクリレートモノマーおよび任意にアルキルアクリレ
ート、塩化ビニルあるいはブタジェンである第三のモノ
マーのコポリマーから成るバリア/ヒートシールコーテ
ィングについて開示されている。
アメリカ特許A3,353,991には、塩化ビニリデ
ン、アクリロニトリル、アクリル酸メチルおよびアクリ
ル酸、メタクリル酸あるいはイタコン酸である不飽和脂
肪酸のコポリマーベースのバリア/ヒートシールコーテ
ィングについて開示されている。
アメリカ特許/%3,617,368には、好適には塩
化ビニリデン、アクリル酸メチル、あるいはメタクリル
酸メチルおよびスルホン酸あるいはスルホン酸塩のコポ
リマーを含有するポリオレフィンフィルム基材コーティ
ング用のラテックスについて記載されている。
アメリカ特許!3,714,106には、塩化ビニリデ
ンとα、β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒト30キ
シアルキルエステルとのコポリマーについて開示されて
いる。このエステルは、接着性を向上させるための内部
湿潤剤として作用すると云われる。
アメリカ特許A3,736,303には、塩化ピニリデ
ン、6価の硫黄を有するエチレン性不飽和硫黄酸、およ
び不飽和カルボン酸および第4のエチレン性不飽和モノ
マーのコ4 +)マーについて開示されている。
アメリカ特許A 3,843,581には、所望される
ヒートシール温度を低下させるためのポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステルを含有する塩化ビニリデン
ラテックスをベースとしたラテックスバリア/ヒートシ
ールコーティング材料の製造について記載されている。
またアメリカ特許層3.843,582には、同じ目的
での脂肪族アルコールあるいは酸のエチレンオキシド付
加物について記載されている。またアメリカ特許43,
843,582ニハアルキルフエノールのオレフィンオ
キシヒ付加物についても記載されている。
アメリカ特許A3,850,726には、塩化ビニリチ
ン、α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒト90ア
ルキルエステル、6価の硫黄含有エチレン性不飽和硫黄
酸、エチレン性不飽和カルボン酸および第4のエチレン
性不飽和モノマーから成るバリア/ヒートシールコーテ
ィングとして有用な塩化ビニリデンコポリマーについて
記載されている。
これまでに述べてきたようにバリア/ヒートシールへの
応用に塩化ビニリデンポリマーを使用することに大きな
注目がはられれてきた。しかしながらいづれも垂直成形
および充満工程で生ずる口部はくυ性に関する問題を解
決するには至らなかりた。
本発明による改良バリア/ヒートシールコーティングは
、塩化ビニリデン約80〜87.5重量%、アクリル酸
メチル7.0〜14.5%、およびアクリル酸の約10
〜50チが金属塩あるいはアンモニウム塩の形へ転化さ
れているアクリル酸4.5〜6.5チから成る、新規な
イオン性改質ターポリマーに基くものである。
本発明のある態様は、全固形物含有量的40〜   ′
48重量%を有し、該固形物がイオン性改質ターポリマ
ー、該全固形物の約93〜97重量%、ワックス3〜7
重量%およびシリカ約1重量%までから成る水系ラテッ
クス組成物である。
本発明は、広義では新規なイオン性改質塩化ビニリデン
ターポリマーである。このイオノマー特性は、アクリル
酸カルボキシ基のうちの約10〜5Qmol%を金属あ
るいはアンモニウムの塩で中和することによシ与えられ
る。いづれの金属塩を使用しても改質カチオン例えばナ
トリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムあるい
は亜鉛等を提供することができる。最高の結果は二価の
カチオン、最適にはカルシウムによシ得られる。アニオ
ンとしてはアセテート、ヒト“ロキシト9あるいはカー
ボネートである。
イオノマー改質を実施するために最適な化合物は、炭酸
カルシウムであることが見出された。これは、実施する
場合、ドライパウダーとして、容易に添加することがで
きるしまた反応時副生物として無害な二酸化炭素と水と
が生成する。酢酸カルシウムも同様に取扱いやすいが、
副生物として酢酸を生成しこれがしばしばコーティング
フィルムに弱い不愉快なにおいを残存させるため、場合
によっては、望ましくない。
改質されていないターポリマーラテックスは、公知であ
シ、ポリオレフィンフィルム用湿度バリアコーティング
材料として、広く使用されている。
ターポリマーは、そのポリオレフィンよシ低い融点のた
めにヒートシールコーティング材料として広範囲に使用
されている。ラテックスを使用したフィルムにアンチブ
ロック性およびスリップ性を提供するためラテックスに
硬質ワックスおよびシリカを配合することは一般的であ
る。この目的にワックスは通常的3〜5 PHR添加さ
れる。これまでに説明したように、一般的な非改質ター
ポリマーでコーティンクサレタフィルムはヒートシール
後の口部はくシ性が非常に劣っている。またワックスの
レベルでの処理では、フィルムの口部はくシ性に大きな
効果は得られない。
しかしながら、本発明のラテックスへ添加したワックス
は、そのアンチブロック性およびスリップ性に加えてヒ
ートシール後の口部はくり性にいちじるしい改良を与え
ることがここに見出されたのである。ラテックス中にお
けるワックスの濃度は、約3〜7%、好ましくは約5チ
である。口部はくり性は、25〜30gのオーダーまで
低下する。
更に、このフィルムのアンチブロック性はイオン性改質
ターポリマーの存在下ワックス含有量を増加すればする
ほど改良されることが見出された。
このことは、また一般的なターポリマーを使用した場合
の結果と対称的である。
使用しうるワックスは、天然産あるいは石油精製により
得られるパラフィンである。好適なワックスの例は、カ
ルナバワックスである。
以下の実施例によシ本発明を説明するが、文中の部およ
びパーセントは特にことわシがなければ重量によるもの
である。
(実施例 1) pH電極付マグネチック攪拌容器へ、塩化ビニリデン8
5.2%、メタクリル酸メチル9.3%、およびアクリ
ル酸5.5チから成るターポリマー46%を含有する一
般的なPVDCラテックスを仕込んだ。
pHを水酸化アンモニウムで約5.0に調整後、激しく
攪拌しなから15チ酢酸カルシウム水溶液を滴下した。
これを滴下後、更に水酸化アンモニウムを添加してpH
を5.5に調整した。ついでこのカルシウム−改質PV
DCラテックスへカルナバワックス22%分散液(Mi
chelman Chemical 、 Inc製Mi
chem Lube 160 )およびターポリ?−1
00部につきシリカ(Davison Chemica
l製5yloid244 ) 0.5部を加えた。つい
でこの混合物を激しく攪拌して良好な分散液を得た。こ
れらのテストでハ酢酸カルシウム溶液およびワックス分
散液の量を変化させ、Ca / C0OH当量比および
ターポリマーに対するワックス濃度を変えた。これを第
1表に示す。
配合物は、湿潤性を向上させるための事前コロナ放電処
理した62ゲージホモポリプロピレンフイルムの片面に
使用した。コーティングは、エア    “−ナイフを
用いて30 feet / m!n 1でおこないコー
ティング厚さを6〜8gaにコントロールした。コーテ
イング物は、107下で乾燥させた。
フィルムのコーティングされていない面は、カカシウム
改質していない同じPvDCラテックス分散液で片面に
コーティングした市販のポリプロピレンフィルムのコー
ティングされていない面へ市販のラミネート用接着剤を
用いてラミネートした。
このラミネートしたフィルムを一般的な垂直成形、充満
およびシール包装機にセットした。4×6inchの袋
を内部に非改質コーテイング面をもつようにしてつくっ
た。これらを異なるレベルのシミュレート荷重をかけた
後127℃のタリンプジ目−でヒートシールして口(j
aW)の開口と同時に加熱口から袋をはくシさせるため
の最小荷重を測定した。
これらのテスト結果および非改質ラテックスを同様のフ
ィルムに使用した比較テ゛ストの結果を第1表に示す。
第1表 当量、比   ワックス シリカ  127下サンプル
 Caブ(COOH)  濃度  濃度  口部はくシ
性−jL−−工羨Σ−−■月坦11月坦l   (F)
比較    0    3.0   0.5   36
0比較    0    5.0   0.5   3
60比較    0    7.0   0.5   
3601−A     10    3.0   0.
5   2501−B     25    7.0 
  0.5    101−C303,00,570 1−D     30    3.5   0.5  
  751−El:     30    4.0  
 0.5    251−F’     30    
4.5   0.5    151−G     30
    5.0   0.5    101−H403
,00,580 1−工40    5.0   0.5    101
−J     40    7.0   0.5   
 10第1表のデータから、ターポリマーのイオン改質
度およびワックス含有量の両者が口部はくシ性の向上に
寄与していることは明白である。
(実施例 2) 本実施例では、ターポリマー中のモノマー濃度を変化さ
せた場合の効果を調べた。
、金属イオン源として酢酸カルシウムを再び使用し、そ
の製造、コーティングおよび口部はくシ性のテスト法は
実施例1と同じであった。関連するデーターを第2表に
示す。
比較 80.014.5 55  0   3.0 0
.5 3002−A  80.014.5 5.5  
20  5.0 05  02−B  80.0145
 5.5  30  5.0 0.5  02−C80
,014,55,5405,00510比較 82.5
12.0 5.5   0   3.0 0.5 30
02−D  B2.512.0 5.5  20  5
.0 0.5  1024 82.512.0 5.5
  30  5.0 0.5  02−F  82.5
12.0 5.5  40  5.0 0.5  02
−G  85.0 9.5 5.5  20  5.0
 0.5  102−H85゜0 9.5 5.5  
30  5.0 0.5  02−■85.0 9.5
 5.5  40  5.0 0.5  02−J  
87.5 7.0 5.5  20  5.0 0.5
  02−K  87.5 7.0 5.5  30 
 5.0 0.5  02−L  87.5 7.0 
5.5  40  5.0 0.5  0(実施例 3
) 本実施例においては、実施例1で使用のラテックスを他
の金属アセテートの量を変えることにより改質した。改
質は、ラテックス300部に対し金属アセテートの2N
溶液の適当量を添加することによシおこなった。その他
の操作は実施例1と同じにおこなった。
その結果を第3表に示す。
第3表 3−ANf(4・20 5.Oo、5 903−B  
NH4305,00,51303−CNH4405,0
0,5180 3−D Na  20 5.0 0.5 103−E 
Ha  30 5.0 0.5 603−F Na  
40 5.0 0.5 203−G K  20 5.
0 0.5 1703−HK  30 5.0 0.5
 903−工K  40 5.0 0.5 103−、
T Mg  20 5.0 0.5 103−K  M
g   30   5.0   0.5   .103
−L Mg  40 5.0 0.5 103−M Z
n  20 5.0 0.5 553−N Zn  3
0 5.0 0.5 25比較 −−−−03,00,
5500 比較 −−−−05,00,5400 (実施例 4) 本実施例においては、実施例1使用のラテックスを金属
イオン源として水酸化カルシウムを用いて改質した。
マグネチック攪拌反応容器へラテックス(1600部)
を仕込後、所定量のCa (OH) 2を15チスラリ
ー水溶液として添加した。一定のpHが得られる迄攪拌
し続けた。その後NH40E(によりpH’=i 5.
0ニ調整した。コーティングおよびテストは、実施例1
と同様にしておこなった。
結果を第4表に示す。
第4表 当量、比  ワックス シリカ 127下サンプルCa
++/(CO2H)  濃度  濃度 口部はくり性屑
  −−ぶ昨−(PHR)  (PHR)   (Ii
)比較    0    3.0   0.5  34
04−A     10    3.0   0.5 
  154−13    10    5.0   0
.5   154−c     20    3.0 
  0.5   154−I)     20    
5.0   0.5    04−1    30  
  3.0   0.5   104−F’     
30    5.0   0.5    04−G  
   40    3.0   0.5   104−
H405,00,50 (実施例 5) 本実施例では、金属イオン源として炭酸カルシウムを用
いた。
マグネチック攪拌反応容器へ実施例1の非改質ラテック
ス(1600部)を仕込んだ。所定量の炭酸カルシウム
パウダーを5分間にわたって添加後、反応が完了し一定
pHが得られる迄攪拌しつづけた。
ついで濃NH4OH2添加することによシpHを所望の
範囲に調整した。コーティングおよびテストは実施例1
と同様にしておこなった。
結果を第5表に示す。
第5表 当量、比   ワックス シリカ 127T比較  −
−−03,00゜5  400比較  −−−05,0
0,5400 5−A    5.0    10    3.0  
 0.5   3705−B    5.0    1
0    5.0   0.5    905−C5,
5203,00,590 5−D    5.5    20    5.0  
 0.5    05−E5.5    30    
3.0   0.5    105−F    5.5
    30    5.0   0.5    05
−G   6.1    40    3.0   0
.5    05−H6,1405,00,50 (実施例 6) 実施例5記載の操作を、ドライパウダーあるいはスラリ
ー水溶液として加えた他の金属カーボネートを用いてお
こなった。各々のケースにおける最終pH改質は約pH
5でおこなった。
結果を第6表に示す。
(実施例 7) 本実施例においては、実施例5と同様に金属イオン源と
して炭酸カルシウムを用いてラテックスを改質した。こ
の改質ラテックスを二種類のベースフィルム(Yおよび
Yと称す)に使用した。フィルムXは両面に透明なポリ
プロピレン層を有する白色不透明コアから成る二軸方向
三層ポリプロピレンフィルムである。フィルムYは、片
面にTlO2顔料を有する別の形のフィルムである。こ
のフィルムは、いづれも両面にヒートシールコーティン
グされていない。
ラテックスの配合およびフィルムの処理は、前述の実施
例と同様にしておこなった。コーティングは各フィルム
の片面だけにおこなった。各フィルムの比較対照物は、
片面だけ非改質ラテックスでコーティングした。これら
のフィルムのプロツキフグ傾向即ちロール巻きの隣接フ
ィルム層がお互いに接着あるいは“ブロック”する傾向
を測定するため、以下に述べるテスト法を用いた。
新しいコーティングフィルムを、一つのシートのコーテ
イング面がもう一つのシートのコーティングした面かあ
るいはコーティングされていない面かのいずれかと接す
るようにした。そしてこれらを1psiの圧力をかけ、
55℃3時間そのままにしておいた。その後、11nc
h幅のサンプルについてその接合力を工n5tron 
Te5terを用いて測定した。接合力(g/in)は
、ズロッキング傾向として第7表に示す。
一第、−2−フーー 当量、比    ワラ サンプル  ベース   Ca++/(C○2H)  
 濃比較   Y        0     3.0
比較    Y        0     5.07
−A     Y        10      3
.07−B     Y        10    
  5.07−CY        20      
3.07−D     Y        20   
   5.07−E     Y        30
      3.07−F’     Y      
  30      5.0比較    X     
   O5,07−G     X        1
0      5.07− HX        20
      5.07− 工X        30 
     5.01pθ1 ブロッキング 0.5      33        890.5 
     13        860.5     
  4        380.5       4 
        80.5       3     
    80.5       3         
60.5       3         40.5
       3         50.5    
   2        380.5        
  4            140.5     
  3        190.5         
 0             7本発明の口部はくシ
性コーティングしたフィルムのブロッキング低下傾向は
、これにょシ充分に明らかなことである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ターポリマーの全重量に基き、塩化ビニリデン約
    80〜87.5%、メタクリル酸メチル約7〜14.5
    %およびアクリル酸当量の約10〜50mol%が金属
    あるいはアンモニウム塩の形へ転化されているアクリル
    酸約4.5〜6.5%から成ることを特徴とするターポ
    リマー。
  2. (2)金属が、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、
    亜鉛およびカルシウムから成る群から選ばれる特許請求
    の範囲第1項記載のターポリマー。
  3. (3)金属が、カルシウムである特許請求の範囲第2項
    、記載のターポリマー。
  4. (4)全固形物含有量約40〜48重量%を有し、該固
    形物がターポリマーの全重量に基き、塩化ビニリデン約
    80〜87.5%、メタクリル酸メチル約7〜14.5
    %およびアクリル酸当量の約10〜50mol%が金属
    あるいはアンモニウム塩の形へ転化されているアクリル
    酸約4.5〜6.5%から成ることを特徴とするターポ
    リマー約93〜97重量%、ワックス約3〜7重量%お
    よびシリカ約1重量%までから成ることを特徴とする水
    系ラテックス組成物。
  5. (5)金属が、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、
    亜鉛およびカルシウムから成る群から選ばれる特許請求
    の範囲第4項記載の水系ラテックス組成物。
  6. (6)金属がカルシウムである特許請求の範囲第5項記
    載の水系ラテックス組成物。
  7. (7)ワックスがカルナバワックスである特許請求の範
    囲第4項記載の水系ラテックス組成物。
  8. (8)ターポリマーの全重量に基き、塩化ビニリデン約
    80〜87.5%、メタクリル酸メチル約7〜14.5
    %およびアクリル酸当量の約10〜50mol%が金属
    あるいはアンモニウム塩の形へ転化されているアクリル
    酸約4.5〜6.5%から成ることを特徴とするターポ
    リマーによりその表面の少なくとも一面にコーティング
    されたヒートシール可能なポリオレフィンフィルム。
  9. (9)特許請求の範囲第2項記載のターポリマーにより
    その表面の少なくとも一面にコーティングされたヒート
    シール可能なポリオレフィンフィルム。
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