JPS6379239A - デイスク傾斜度検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディスク傾斜度検出ｖ装置に係り、光学方式
のディスクを記録かつ再生する５Ａ置に設けられ、ディ
スクの傾斜度を検出する装置に関する。

従来の技術 従来より光学読取方式の情報記録円盤（以下「ディスク
」と言う）がある。このディスクが恒久的に平面性を保
つことは難かしく、一般には中心部と外周縁部との高さ
が変わり略椀形状に変形することが多いが、エアサンド
インチ構造のディスクなどではスペーサのある内周縁部
及び外周縁部のディスク面で傾斜が起こることがある。

上記の変形を生じたディスクに情報を記録する場合には
、ディスク面に垂直に光ビームが照射されないので、ビ
ームスポットが歪み、歪んだビットが形成されたり、と
きにはビットが形成されないこともある。ビットが歪む
と再生時の周波数特性が劣化し、ディスクの内周縁部で
上記傾斜があるとＣＡＶ方式では特に間層となる。また
、ディスクを再生する場合には、ディスクで反射された
ビームが正確にピックアップに戻らないため情報を正確
に検出できなくなる。

このため、従来より第４図に示す如き装置を用いてディ
スクの傾斜を検出し、ディスクの傾斜に応じて記録再生
素子の姿勢制御を行なうディスク再生装置があった。第
４図において、ライトワンス型のディスク１０は透明基
板１１上に媒体１２の膜が設けられたものである。発光
ダイオード１３と受光素子１４．１５とはディスク１ｏ
の半径方向に沿って位置されている。受光素子１４゜１
５はディスク１０の媒体１２で反射された発光ダイオー
ド１３よりの光ビームの受光量に応じたレベルの信号を
出力し、上記受光素子１４．１５夫々の出力信号は差動
増幅器１６で差動増幅されてディスク１０の傾斜に応じ
たレベルの信号が端子１７より出力される。

発明が解決しようとする問題点 上記のライトワンス型のディスク１０は、記録時にレー
ザ光を照射し媒体１２の一部を蒸発させてビットを形成
するために、既記録部分はビットが存在して光反射率が
小で、未記録部分は光反射率が大である。

このために、例えばディスク１０の発光ダイオード１３
に対応する位置より内周側部分工が既記録部分で、外周
側部分■が未記録部分である場合には、ディスク１０が
傾斜してなくとも差動増幅！１１６の出力レベルが変化
してディスク１０の傾斜を示す誤りの信号を出力してし
まうという問題点があった。

また第５図に示す如く、２枚のディスク１０をスペーサ
１８を挾んで離間対向させたエアーサンドイッチ構造の
ディスク１９では、裏面（上面）で反射された光ビーム
が図中破線で示す如く受光素子１４．１５に入射して外
乱を生じ、ディスク１９の傾斜を正確に検出できないと
いう問題点があった。

本発明は、このような点に鑑みてなされたちのであり、
正確な傾斜検出の可能なディスク傾斜度検出装置を提供
することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明において、一対の検出素子は、ディスクで反射さ
れた光ビームの一部を照射され、ディスクの傾斜に応じ
て夫々の照射量が変化する。

ＲＦ信号検出回路は電気信号の高周波成分の有無より情
報の記録有無を検出する。

ゲイン切換回路は一対の光検出素子夫々の出力信号に対
する増幅度をＲＦ信号検出回路の検出信号に応じて切換
える。

差動増幅器はゲイン切換回路で増幅された一対の光検出
素子夫々の出力信号を差動増幅してディスクの傾斜度に
応じたレベルの信号を生成する。

作用 本発明においては、光ビームはディスクに集光されてデ
ィスクの裏面による反射光ビームは光学系に入射するこ
とがなく、またディスクの既記緑部分、未記録部分夫々
の走査時に、一対の光検出素子の出力信号のゲイン切換
が行なわれて、常時、差動出力・ディスク傾斜量特性が
一定とされる。

実施例 第１図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す
。同図中、レーザダイオード２１より発射されたレーザ
光ビームは光学系を構成するプリズム２２を通り、対物
レンズ２３によりディスク１０の媒体１２に集光される
。

このため、第２図に示す如くエアーサンドインチ構造の
ディスク１９の記録及び再生を行なう場合には、ディス
ク１９の裏面（上面）の媒体１２で反射された光ビーム
は図中梨地で示す如く対物レンズ２３の外側に照射され
、この対物レンズ２３に入射することはない。従って、
上記裏面で反射された光ビームが光検出素子２７ａ、２
７ｂに外乱として入射することがない。

ディスク１０で反射されたレーザ光ビームは対物レンズ
２３を通り、プリズム２２で反射されてハーフミラ−２
５に導ひかれる。ハーフミラ−２５を透過したレーザ光
ビームは光検索子２６に照射され、ここで光電変換され
る。またハーフミラー２５で反射されたレーザ光ビーム
は隣接して設けられた光検出素子２７ａ、２７ｂに照射
される。ところで、ディスク１０が実線に示す如く水平
であればハーフミラ−２５の反射光ビームは光検出素子
２７ａ、２７ｂの境界部分に照射され、ディスク１０が
破線（又は−点鎖線）に示す如く傾斜していればハーフ
ミラ−２５の反射光ビームは光検出素子２７ａ（又は２
７ｂ）側に片寄って照射される。

光検出素子２６は光ビームを光電変換して、ディスク１
０の媒体１２におけるビットの有無に応じてレベルの変
化する信号を出力し、この出力信号は端子２８より次段
の再生回路（図示せず）に供給されると共に、ＲＦ信号
検出回路２９に供給される。ＲＦ信号検出回路２９は光
検出素子２６の出力信号の高周波成分の有無を検出する
。これによってディスク１０にビットが形成された情報
既記緑部分の走査により高周波成分が検出されたとき例
えばＨレベルで、ディスク１０にビットが形成されてな
い未記録部分の走査により高周波成分が検出されないと
きＬレベルとなるＲＦ検出信号が生成され、ゲイン切換
回路３０に供給される。

また、光検出素子２７ａ、２７ｂ夫々で光電変換された
信号は夫々ＡＧＣ回路３１．３２で自動利得制御され光
」の異なる記録時と再生時とで同一レベルとされた後ゲ
イン切換回路３０を通して差動増幅器３３に供給される
。ゲイン切換回路３０はＲＦ検出信号がＬレベルのとき
とＨレベルのときとで、ＡＧＣ回路３１．３２夫々の出
力信号に対する増幅度を切換え、夫々の信号を差動増幅
器３３の反転入力端子、非反転入力端子犬々に供給する
。

ここで、ゲイン切換回路３０がない場合には、差動増幅
器３３出力とディスクの傾斜量とは、ディスク１０の未
記録部分で第２図の実線■に示す如き関係であるが、デ
ィスク１０の既記録部分では光反射率が小であるために
実線■に示す関係となる。従って、ゲイン切換回路３０
はＲＦ検出信号がＨレベルでディスク１０の既記録部分
を走査しているとき実線■の特性を実線■の特性となる
よう補正している。このようにして差動増幅器３３の出
力は常時実ａｍの特性とされて差動増幅器３４の非反転
入力端子に供給される。

また、端子３５より入来するトラッキングエラー信号は
トラッキングコイル３６に供給され、これによって対物
レンズ２３が変位されてトラッキング制御が行なわれる
。これと共にトラッキングエラー信号は低域フィルタ３
７でその低域成分が取り出されて差動増幅器３４の反転
入力端子に供給される。差動増幅器３４は差動増幅器３
３よりのディスクの傾斜の検出信号のレベルから低域フ
ィルタ３７よりのトラッキングエラー信号を減算して出
力する。この信号は端子３８より記録再生素子である光
学ヘッド（プリズム２２、対物レンズ２３等）の姿勢を
変位させるチルトモータ（図示せず）に供給される。

このように、ゲイン切換回路３０によって、ディスク１
０の既記録部分と未記録部分との夫々における差動出力
・ディスク傾斜量特性が一定とされ、傾斜量を誤検出す
ることがない。

また、情報の記録及び再生に用いられるレーザ光ビーム
を利用して傾斜を検出するので、傾斜検出専用の光源を
設ける必要がない。

発明の効果 上述の如く、本発明装置は、ディスク裏面の反射光ビー
ムが光学系に入射せず裏面の反射光ビームが外乱を生ず
ることがなく、またディスクの情報記録有無に応じてゲ
イン切換を行なうことにより常時一定の差動出力・傾斜
度特性となり、正確な傾斜度検出を行なうことができる
等の特長を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例のブロック系統図、第２
図は第１図示のレーザ光ビームの光路を説明するための
図、第３図は第１図示の装置の差動出力・傾斜量特性を
説明するための図、第４図。 第５図夫々は従来装置の各側の構成を示す図である。 ２１・・・レーザダイオード、２３・・・対物レンズ、
２５・・・ハーフミラ−１２６，２７ａ、２７ｂ・・・
光検出素子、２９・・・ＲＦ信号検出回路、３０・・・
ゲイン切換回路、３１．３２・・・ＡＧＣ回路、３３゜
３４・・・差動増幅器。 特許出願人　ティアツク株式会社 第１因

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光学系でディスクに光ビームを集光して照射して情報を
   記録し、かつ該ディスクで反射され該光学系に入射する
   光ビームを電気信号に変換して情報の再生を行なう装置
   に設けられ、該ディスクの傾斜を検出するディスク傾斜
   度検出装置において、該ディスクで反射された光ビーム
   の一部を照射され、該ディスクの傾斜に応じて夫々の照
   射量が変化する一対の光検出素子と、 該電気信号の高周波成分の有無より情報の記録有無を検
   出するＲＦ信号検出回路と、 該一対の光検出素子夫々の出力信号に対する増幅度を該
   ＲＦ信号検出回路の検出信号に応じて切換えるゲイン切
   換回路と、 該ゲイン切換回路で増幅された該一対の光検出素子夫々
   の出力信号を差動増幅して該ディスクの傾斜度に応じた
   レベルの信号を生成する差動増幅器とよりなることを特
   徴とするディスク傾斜度検出装置。