JPS6379204A - 磁気ヘツドおよびその製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドおよびその製造方法

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JPS6379204A
JPS6379204A JP22531486A JP22531486A JPS6379204A JP S6379204 A JPS6379204 A JP S6379204A JP 22531486 A JP22531486 A JP 22531486A JP 22531486 A JP22531486 A JP 22531486A JP S6379204 A JPS6379204 A JP S6379204A
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groove
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JP22531486A
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Masahiro Onishi
雅裕 大西
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Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は磁気ヘッド、特にトンネルイレーズタイプのフ
ロッピーヘッドに関する。
先行技術とその問題点 例えば、フレキシブル記録媒体に情報を記録・再生・消
去するための磁気ヘッドは、その形状について各社のド
ライブに合せた最適設計がなされており、いろいろなも
のが提案されている。 この場合、要求される基本特性
は、はとんど同じであるが、最近では、特に記録密度、
トラック密度の高密度化、およびフレキシブル記録媒体
のコンパクト化により、磁気ヘッドの磁気効率のアップ
による高出力化、小型コンパクト化、組立工程の簡素化
などが強く要望されている。
磁気ヘッド構造の従来技術の1例を第9図および第10
図に示す。 これは通常バルクタイブと呼ばれるトンネ
ルイレーズタイプの磁気ヘッドである。
この場合、リードライトコア2、リードライト中間コア
45はフェライトなどの材質から形成されたコア半休ブ
ロックを突き合せてなり、磁気記録媒体に摺接するフロ
ント面にリードライトギャップ71を有する。
そして、リードライトギャップ71のトラック巾方向の
外側側の両端部には非磁性材充填部81.82を有して
おり、この非磁性材充填部81.82はリードライトギ
ャップのトラック巾を決定するものである。
この非磁性材充填部81.82を含むリードライトヘッ
ド部分は、それぞれフロント面にトラック巾を決定する
ための溝を形成したリードライトコア2とリードライト
中間コア45とを突き合せたのち、ガラスなどの非磁性
充填材を溝部に充填して作成されている。
そして、このリードライトヘッドのリードライトサイド
コア部には、巻線91が施されている。
また、イレーズコア3、イレーズ中間コア46は、やは
りフェライトなどの材質からなり、イレーズコア3とイ
レーズ中間コア46との突き合せ面の磁気記録媒体に摺
接するフロント面にイレーズギャップ75.76を有す
る。
このイレーズギャップ75.76は、中央部の非磁性材
充填部85を隔ててほぼ対称の位置関係にある。
この非磁性材充填部85は通常前記のリードライトギャ
ップ71のトラック巾とほぼ同一とされる。 またイレ
ーズギャップのトラック巾はトラック巾方向の内外側側
の両端部に設けられる非磁性材充填部86.87にて決
定されるものである。
この非磁性材充填部85,86.87を含むイレーズヘ
ッド部分は、それぞれフロント面に所定の溝を形成した
イレーズコア3とイレーズ中間コア46とを突き合せた
のち、非磁性充填材を充填して作成されている。
また、このイレーズヘッドのイレーズサイドコア部35
には、巻線95が施されている。
そして、このようなリードライトコア2とリードライト
中間コア45との一体化体と、イレーズコア3とイレー
ズ中間コア46との一体化体とを絶縁層6を介して一体
化してコアブロック1を形成している。
そして、コアブロック1は、その長手方向の両面をさら
にスライダー15.16によってはさみ込み固定してい
る。
このような従来の磁気ヘッドでは、種々の不都合がある
特に、リードライトトラックとイレーズトラックの精度
向上に難があり、また工程が多くローコスト化の障害と
もなっている。
そこで本発明者らは、先に第11図および第12図に示
されるようなリードライトコア2、中間コア4およびイ
レーズコア3を一体化したコアブロックlを有し、コア
ブロック1のフロント面のトラック方向に、中間コア4
のフロント面からリードライトコア2側のコアブロック
端面に至る第1の溝を有し、この溝によってリードライ
トコア2と中間コア4との突き合せ面のリードライトギ
ャップ71のトラック巾が規制されており、コアブロッ
ク1のフロント面のトラック方向に、中間コア4のフロ
ント面からイレーズコア3側のコアブロック端面に至る
第2の溝を有し、この溝によって中間コア4とイレーズ
コア3との突き合せ面のイレーズギャップ75.76の
トラック巾が規制される磁気ヘッドおよびその製造方法
を提案している。
そして、この提案によればコアブロック材接合後に研削
により第1および′s2の溝を形成するので、上記の不
都合は容易に解消できるとされている。
しかし、このものでは、中間コア4のフロント面41は
、第1の溝210.220と第2の溝310,320,
330とによって、リードライト側のフロント面411
と、イレーズ側のフロント面413,415に分断され
ており、フロント面411とフロント面413,415
は、点接触ないし線接触している。 こ の結果、研削
時にこのフロント面411,413゜415の接触部分
にワレが発生し、そのため歩留りが低下してしまうとい
う不都合がある。
■発明の目的 本発明の目的は、組み立て精度が高く、工程が簡易で、
かつ使用時の耐久性に優れ、しかも製造歩留りの高い磁
気ヘッドおよびその製造方法を提供することにある。
■発明の開示 このような目的は下記の本発明によって達成される。
すなわち、第1の発明はリードライトコア、中間コアお
よびイレーズコアを一体化したコアブロックを有し、コ
アブロックのフロント面のトラック方向に、中間コアの
フロント面からリードライトコア側のコアブロック端面
に至る第1の溝を有し、この溝によってリードライトコ
アと中間コアとの突き合せ面のリードライトギャップの
トラック巾が規制されており、コアブロックのフロント
面のトラック方向に、中間コアのフロント面からイレー
ズコア側のコアブロック端面に至る第2の溝を有し、こ
の溝によって中間コアとイレーズコアとの突き合せ面の
イレーズギャップのトラック巾が規制されており、中間
コアのフロント面にて、第1の溝と第2の溝とがトラッ
ク方向およびトラック巾方向に間隙をもって隔離されて
おり、しかも中間コアのフロント面が第1易よび第2の
溝によって分断されることなくリードライトおよびイレ
ーズギャップと第1および第2の溝の外縁部とで囲まれ
た一体平面として形成されていることを特徴とする磁気
ヘッドである。
また、第2の発明は、リードライトコア材、中間コア材
およびイレーズコア材を一体化したコアブロック材のフ
ロント面に、第1の溝をイレーズコアあるいは中間コア
のフロント面からリードライトコア側のコアブロック材
端面までトラック方向に設け、第2の溝をリードライト
コアあるいは中間コアのフロント面からイレーズコア側
のコアブロック材端面までトラック方向に設け、第1の
溝によりリードライトギャップのトラック巾が規制され
、第2の溝によりイレーズギャップのトラック巾が規制
され、しかも中間コアのフロント面にて第1の溝と第2
の溝とがトラック方向およびトラック巾方向に間隙をも
って隔離されており、しかも中間コアのフロント面が第
1および第2の溝によって分断されることなくリードラ
イトおよびイレーズ−ギャップと第1および第2の溝の
外縁部とで囲まれた一体平面として形成されたコアブロ
ックを得ることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法であ
る。
■発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
第1図〜第5図には、本発明の磁気ヘッドの実施例が示
されている。
この場合、本発明の磁気ヘッドはリードライトコア2、
中間コア4およびイレーズコア3を一体化して形成され
る。
リードライトコア2、イレーズコア3はフェライトなど
の材質から形成される。 リードライトコア2、イレー
ズコア3は、はぼL字状の形状をしており、リードライ
トフロントコア部21およびイレーズフロントコア部3
1にて、中間コア4を挟持するように突き合せ一体化さ
れ、第5図に示されるようにコアブロック1を形成して
いる。
このようなリードライトコア2、中間コア4およびイレ
ーズコア3の固定接着方法としては、ガラスボンディン
グ等を行なえばよい。
中間コア4は、やはりフェライトなどの材質であり、リ
ードライトコア2、イレーズコア3と同じ材質のものが
好ましい。
この場合、リードライトコア2はトラック巾方向の厚さ
062〜0.8mm程度の平板形状である。 また、リ
ードライトフロントコア部21の長さは1.0〜3.0
mm程度、リードライトサイドコア部25の長さは2.
0〜5.0mm程度とする。
中間コア4は、トラック方向の長さは0,2〜1.0m
m程度、トラック巾方向の厚さはリードライトコア2と
ほぼ同一であり、長さはリードライトサイドコア部25
とほぼ同一の平板形状である。
また、イレーズコア3はトラック巾方向の厚さがリード
ライトコア2、中間コア4とほぼ同一の平板形状である
。 また、イレーズフロントコア部31の長さは1.0
〜3.0mm程度、イレーズサイドコア部35の長さは
2.0〜5.0mm程度とする。
そして、リードライトフロントコア部21と中間コア4
との突き合せ面にはギャップ間隙0.5〜2.0−程度
のリードライトギャップTIを有し、またイレーズフロ
ントコア部31と中間コア4との突き合せ面にはギャッ
プ間隙2.0〜5.0−程度の通常2つのイレーズギャ
ップ75.76を有している。 ギャップ材としては5
i02、ガラス等の非磁性材を用いる。
また、図示のように、リードライトフロントコア部21
およびイレーズフロントコア部3!のギャップ突き合せ
面に連接する底部側をテーパー状とし、いわゆるエイペ
ックス部(APEX)120,130が設けられている
。 そして、このエイペックス部120゜130には、
ガラス等の非磁性充填材が充填されている。
本発明の磁気ヘッドは、第4図〜第5図に示されるよう
に、リードライトギャップ71の巾を決定するための第
1の溝210,220およびイレーズギャップ75.7
6の巾を決定するための第2の溝330がコアブロック
1のフロント面に形成されている。
この第1および第2の溝について、その製造工程に即し
て説明する。
まず、コアブロックに対応する溝を形成するためのコア
ブロック材10を用意する。
このコアブロック材10は、1つの態様として第3図に
示されるように、コアブロック1とほぼ対応する寸法を
もつものであって、リードライトコア材20、イレーズ
コア材30および中間コア材40を一体化して形成され
る。
次いで、このコアブロック材10に溝を形成するが、溝
の形成態様は種々可能であり、以下にその一例を挙げる
溝330,210,220は第4−A図、第4−B図、
第5図に示されるように、リードライトコア材20また
はイレーズコア材30のフロント面からイレーズコア側
またはリードライトコア側のコアブロック端面に達する
よう、トラック方向に平行にほぼ同−深さを維持するよ
うに設けられる。
この場合、イレーズコア材30のフロント面からほぼ同
−深さの溝としてリードライトコア材20のトラック方
向端面に達しているのが第1の溝210,220である
。 また、リードライトコア材20のフロント面からほ
ぼ同−深さの溝としてイレーズコア材30のトラック方
向端面に達しているのが第2の満330である。
第4−A図において、溝210と満220とのトラック
巾方向の間隔aは0.1〜0.3mm程度、第2の溝3
30の巾すは0.1〜0.3mm程度、溝210,22
0,330のトラック方向の長さは1.0〜5.0mm
程度である。
また、第1の満210,220の巾は 0.05〜0.2rntn程度である。
そして、第1の溝210,220間の間隔aによってリ
ードライトギャップ71のトラック巾が決定される。 
また、第2の溝330の巾イレーズコア材30の巾との
間隔によってイレーズギャップ75.76のトラック中
が決定され、このトラック中は、通常、0.05〜0.
2mm程度である。
また、第4−B図において、第1の溝 210.220の底部を示す破線g1と第2の溝330
の底部を示す破線g2とがそれぞれエイペックス部12
0,130にくい込む深さx、およびx2はそれぞれ0
.05〜0.1mm程度、コアブロック材10のトラッ
ク方向両端部におけるコアブロック材10のフロント面
からglおよびglまでの距ta YrおよびY2はそ
れぞtLo、5〜l 、Omm程度である。
なお、図示の第1および第2の溝210゜220.33
0の底部g1およびglは、コアブロック材10のフロ
ント面からコアブロック材lOの端面に向って直線的に
ほぼ同−深さを維持しているが、研削に用いる砥石の形
状、大きさに応じ、底部g1およびglはコアブロック
材lOのフロント面に対し凹状の円弧であったり、連続
的に傾斜するものであフてもよい。
本発明においては、第1図、第2図および第5図に示さ
れるように、第1および第2の溝はトラック方向にもト
ラック巾方向にも隔離されており、リードライトギャッ
プ71およびイレーズギャップ75.76の一部を構成
する中間コア4のフロント面41は、第1および第2の
溝210,220,330の外縁部によって分断ないし
細分化されることなく、各々のギャップ71,75.7
6と中間コア4のフロント面に形成された第1および第
2の溝210.220,330の外縁部とで囲まれた一
体的な平面となるように形成されている。
すなわち、中間コア4のフロント面41にて、リードラ
イト側のフロント面411は、イレーズ側のフロント面
413,415とは溝210.230によって分断され
てはおらず、また互いに点ないし線接触するものではな
く、フロント面41として、一つの一体的な面を形成し
ている。
従って、通常、第4−A図に示されるように、フロント
面における第1の満210゜220の各々のトラック方
向内部側端面211.221と第2の溝330のほぼト
ラック方向内部側端面331′との位置関係において、
第1の溝210,220のトラック方向内部側端面21
1,221は、第2の溝330のトラック方向内部側端
面331の位置まで到達しない。
さらに詳述すると、第4−A図に示されるように、フロ
ント面におけるリードライトギャップ71から中間コア
4のフロント面のほぼ中央に位置する第1の溝210,
220の各々のトラック方向内部側端面211,221
までの距離をそれぞれLLI、Lllとし、イレーズギ
ャップ75.76から中間コア4のフロント面のほぼ中
央部に位置する第2の溝330のトラック方向内部側端
面331までの距離をLi2とし、中間コア4のトラッ
ク方向の長さをZとしだ場合、上述したような一体平面
を形成するには、通常L 1 、+ L 3 ! < 
2かつL 12+ L s+< 2を満足するようにそ
れぞれ溝の端面を適宜決定すればよい。 なお、通常り
、□=LI2とされ、Z−Lll−Li2の値は200
〜300−程度とされる。 Zの値は、タイプにより要
求されるトラック密度により異なるが、約600−程度
である。
このように、はぼ矩形状の中間コアのフロント面を、第
1および第2の溝によって切り欠き、しかも中間コアの
フロント面にトラック巾方向にて溝の存在しない領域を
好ましくはトラック方向長200〜300戸設け、フロ
ント面をいわゆるほぼY字状の一体平面として形成する
ことにより、研削時のワレ・カケが防止され、製造歩留
りは格段と向上する。
上述したような満210,220,330の形成は、通
常砥石研削等で行なえばよいので、製造上きわめて有利
である。
このように形成された溝210,220゜330にはガ
ラス、セラミックなどの非磁性充填材5が充填されるこ
とが好ましい。
このように溝が形成されたコアブロック1のリードライ
トサイドコア部25にはリードライトヘッド用の巻11
91がまた、イレーズサイドコア部35にはイレーズヘ
ッド用の巻線95がそれぞれ施されている。
巻線91の@線数は通常、ioo〜300ターン×2程
度とする。 また、巻線95の巻線数は通常、20〜1
00タ一ン程度とする。
なお、第1図〜第5図には第1の満210と溝220の
トラック巾方向の間隔aと第2の溝330の巾すとが等
しい場合の例が示されているが、aとbの大きさは上記
の範囲内であればよく、a<bの場合およびa>bの場
合であってもよい。
また、本発明ではイレーズギャップ75゜76の巾を決
定するための第2の溝を2つ設けているが、コアブロッ
ク1のフロント面の1箇所にのみ形成するものであって
もよい。
さらに、本発明では第6図に示されるように、トラック
巾方向に伸長された長尺のコアブロック材10を用意し
、これに前述のリードライトギャップ71の巾を決定す
るための第1の満210,220s3よびイレーズギャ
ップ75.76の巾を決定するための第2の溝330を
2組以上形成し、その後これを単位ブロックごとに切断
し、研削・研磨して個々の磁気ヘッドとすることが好ま
しい。
この場合、第1都よび第2の溝への非磁性充填材の充填
は、単位ブロックごとの切断の前後いずれであってもよ
い。
このような方法により、高精度で安定した品質の磁気ヘ
ッドを簡易かつ多量に製造することが可能となる。
なお、本発明の磁気ヘッドのフロント部の形成に際して
、上述したような第1の満場よび第2の溝の本数および
その配置は、通常第1図〜第5図に示される通りである
しかしながら、場合によっては第2の溝をさらに、フロ
ントコアのトラック巾方向の両端部にそれぞれ設けて、
これら3本の溝によってイレーズギャップ75.76の
巾を規制することもできる。
このような変形例は、本発明者らが先に提案した特願昭
61−45741号の内容から容易に応用できるもので
ある。
なお、本発明の磁気ヘッドでは第7図に示されるように
、リードライトコア2とリードライト中間コア45とを
一体化し、イレーズコア材3とイレーズ中間コア46と
を一体化し、これらを絶縁層6を介して一体化した中間
コアを2つのコアから形成したコアブロック材10を用
いてもよい。
また、第8図に示されるようにリードライトコア材20
と中間コア材40との間にリードライトバックコア部2
9およびイレーズコア材30と中間コア材40との間に
イレーズバックコア部39を設けてもよく、前述の巻線
91゜95をリードライトバックコア部29およびイレ
ーズバックコア部39に施してもよい。
また、前述とは異なり、イレーズギャップおよび第2の
溝は1つのみであってもよい。
さらに上記のリードライトコア2、中間コア4およびイ
レーズコア3からなるコアブロックの一体化体の両側平
面を挟み込むようにスライダ15.16が接着される。
このスライダー15.16は、コアブロックの一体化体
を固定補強するために設けられたものである。
スライダー15.16の材質はチタン酸バリウム、チタ
ン酸カリウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロン
チウムなどの非磁性セラミックス等が用いられる。
スライダー形状としては、種々のものが可能である。 
図示例では、リードライトヘッド用@a91、イレーズ
ヘッド用巻線95を収納するための切り欠き部を設けた
ものであるが、例えばバック側に凹部を有する箱型形状
のスライグーのフロント面にコアブロック挿入用の切り
欠き部を設け、この切り欠き部にコアブロック1を挿入
固定したものであってもよい。
また、図示例では磁気記録媒体との摺接面に磁気記録媒
体の走行安定性を確保するための溝160がトラック巾
方向と直行するように形成されている。 溝160は深
さ0.2〜1.0mm程度、巾0.2〜1.5mm程度
である。
そしてこのような磁気ヘッドを用い、いわゆるジンバル
型磁気ヘッドおよび、いわゆるボタン型、T型等の固定
型磁気ヘッドを作成することができる。
このような本発明の磁気ヘッドはフロッピーヘッドとし
てその優れた特性を有効に発揮することができる。
■発明の具体的作用効果 本発明の磁気ヘッドはリードライトコア、中間コアおよ
びイレーズコアとを一体化したコアブロックのフロント
面にトラック方向に第1および第2の溝を形成してリー
ドライトギャップおよびイレーズギャップを設け、中間
コアのフロント面にて第1の溝と第2の溝とがトラック
方向およびトラック巾方向に間隙をもって隔離されてお
り、しかも中間コアのフロント面が第1および第2の溝
によって分断されることなく、リードライトおよびイレ
ーズギャップと第1および第2の溝の外縁部とで囲まれ
た一体平面として形成されている。
このため、従来磁気ヘッドの組み立て時に発生していた
リードライトギャップ、イレーズギャップの位置、サイ
ズ等のバラツキのない極めて精度の高い磁気ヘッドが可
能となった。
また、組み立て時の位置精度出しのための時間を大巾に
短縮することができ、工程も減少し製造コストの低減が
可能となった。
また、中間コアのフロント面は一体面であるので、研削
時にワレ・カケ等の発生がきわめて少なくなり、製造歩
留りが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の磁気ヘッドの1実施例
を示す図であり、そのうち第1図が斜視図、第2図が平
面図である。 第3図は、本発明の磁気ヘッドに用いるコアブロック材
の斜視図である。 第4−A図および第4−B図は、第3図に示されるコア
ブロック材に溝を設ける場合の溝の位置を示す図であり
、そのうち第4−A図が平面図、第4−B図が正面図で
ある。 第5図は、第3図に示されるコアブロック材に溝を形成
した場合の斜視図である。 第6〜8図は、それぞれ、本発明の磁気ヘッドに用いる
コアブロック材の実施例を示す斜視図である。 第9図および第10図は、従来の磁気ヘッドを示す図で
あり、そのうち、第9図が斜視図、第10図が平面図で
ある。 第11図および第12図は、本発明者らが先に提案した
磁気ヘッドを示す図であり、そのうち、東11図が斜視
図、第12図が磁気ヘッドに用いるコアブロックの斜視
図である。 符号の説明 1−コアブロック、 10−コアブロック材、 2・−リードライトコア、 20−リードライトコア材、 21−リードライトフロントコア部、 25−リードライトサイドコア部、 29−リードライトバックコア部、 210.220−第1の溝、 3・−イレーズコア、 30−イレーズコア材、 31−イレーズフロントコア部、 35・−イレーズサイドコア部、 39・−イレーズバックコア部、 310,320,330.−第2の溝、4−中間コア、 4〇−中間コア材、 45−リードライト中間コア、 46−イレーズ中間コア、 5・−非磁性充填材、 6・−絶縁層、 71−リードライトギャップ、 75.7ローイレーズギヤツプ、 81.82,85,86.87 一非磁性材充填部、 91.95−巻線、 15.16−スライダー、 120.130−・・エイペックス部、160・−スラ
イダ一部溝 FIG、3 FIG、5 FIG、6 FIG−710

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リードライトコア、中間コアおよびイレーズコア
    を一体化したコアブロックを有し、コアブロックのフロ
    ント面のトラック方向に、中間コアのフロント面からリ
    ードライトコア側のコアブロック端面に至る第1の溝を
    有し、この溝によってリードライトコアと中間コアとの
    突き合せ面のリードライトギャップのトラック巾が規制
    されており、コアブロックのフロント面のトラック方向
    に、中間コアのフロント面からイレーズコア側のコアブ
    ロック端面に至る第2の溝を有し、この溝によって中間
    コアとイレーズコアとの突き合せ面のイレーズギャップ
    のトラック巾が規制されており、中間コアのフロント面
    にて、第1の溝と第2の溝とがトラック方向およびトラ
    ック巾方向に間隙をもって隔離されており、しかも中間
    コアのフロント面が第1および第2の溝によって分断さ
    れることなくリードライトおよびイレーズギャップと第
    1および第2の溝の外縁部とで囲まれた一体平面として
    形成されていることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. (2)第1の溝がフロント面のトラック巾方向の両外側
    側に設けられている特許請求の範囲第1項に記載の磁気
    ヘッド。
  3. (3)第2の溝がフロント面のトラック巾方向のほぼ中
    央部に設けられており、第2の溝のトラック巾方向の両
    外側側にイレーズギャップを有する特許請求の範囲第2
    項に記載の磁気ヘッド。
  4. (4)第2の溝がフロント面のトラック巾方向のほぼ中
    央とトラック巾方向の両外側側とに設けられており、中
    央の第2の溝のトラック巾方向の両外側側にイレーズギ
    ャップを有する特許請求の範囲第2項に記載の磁気ヘッ
    ド。
  5. (5)第1および第2の溝に非磁性充填材が充填されて
    いる特許請求の範囲第1項ないし第4項に記載の磁気ヘ
    ッド。
  6. (6)リードライトコア材、中間コア材およびイレーズ
    コア材を一体化したコアブロック材のフロント面に、第
    1の溝をイレーズコアあるいは中間コアのフロント面か
    らリードライトコア側のコアブロック材端面までトラッ
    ク方向に設け、第2の溝をリードライトコアあるいは中
    間コアのフロント面からイレーズコア側のコアブロック
    材端面までトラック方向に設け、第1の溝によりリード
    ライトギャップのトラック巾が規制され、第2の溝によ
    りイレーズギャップのトラック巾が規制され、しかも中
    間コアのフロント面にて第1の溝と第2の溝とがトラッ
    ク方向およびトラック巾方向に間隙をもって隔離されて
    おり、しかも中間コアのフロント面が第1および第2の
    溝によって分断されることなくリードライトおよびイレ
    ーズギャップと第1および第2の溝の外縁部とで囲まれ
    た一体平面として形成されたコアブロックを得ることを
    特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  7. (7)第1および第2の溝に非磁性充填材を充填した状
    態でコアブロック材のフロント面を研磨する特許請求の
    範囲第6項に記載の磁気ヘッドの製造方法。
  8. (8)第1の溝をフロント面のトラック巾方向の両外側
    側に設ける特許請求の範囲第6項または第7項に記載の
    磁気ヘッドの製造方法。
  9. (9)第2の溝をフロント面のトラック巾方向のほぼ中
    央部に設け、第2の溝のトラック巾方向の両外側側にイ
    レーズギャップを形成する特許請求の範囲第8項に記載
    の磁気ヘッドの製造方法。
  10. (10)第2の溝をフロント面のトラック巾方向のほぼ
    中央とトラック巾方向の両外側側とに設け、中央の第2
    の溝のトラック巾方向の両外側側にイレーズギャップを
    形成する特許請求の範囲第8項に記載の磁気ヘッドの製
    造方法。
  11. (11)コアブロック材に、第1および第2の溝を複数
    設け、これを所定単位のコアブロック材ごとに切断した
    状態でコアブロック材を研磨または研削・研磨する特許
    請求の範囲第6項および第8項ないし第10項のいずれ
    かに記載の磁気ヘッドの製造方法。
  12. (12)第1および第2の溝に非磁性充填材を充填した
    状態でコアブロック材を切断する特許請求の範囲第11
    項に記載の磁気ヘッドの製造方法。
  13. (13)第1および第2の溝に非磁性充填材を充填しな
    い状態でコアブロック材を切断したのち非磁性充填材を
    充填する特許請求の範囲第11項に記載の磁気ヘッドの
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61160814A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘツドの製造方法

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JPS61160814A (ja) * 1985-01-09 1986-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘツドの製造方法

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