JPS6376259A - 空気電池を貯蔵するための包装エレメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は使用開始まで空気遮断下に空気電池を貯蔵する
ための包装エレメントに関する。空気電池のうちで特に
ゼノン形電池の補聴器用・ζツテリが本発明の有利な適
用分野である。

従来の技術 再充電可能なＮｉ／Ｃｄ系の市販のゼタン電池ｔ＊は一
次系Ａｇ２Ｏ／Ｚｎ　ｋ　ヨＵ　ＨｇＯ／Ｚｎ　ノ、Ｉ
タン電池は、たいていは比較的費用のかかる包装で最終
消費者に届く。このような容器の例は、米国特許第３４
１４１６１号または西Ｐイッ国特許出願公開第２５４５
０４９号明細書から認められる。すべては、プラスチッ
ク製の２つの円形ケーシングシェルからなるという基本
的構造の点で類似しており、それらのシェルの一方は適
当な区分によって環状に配置されたＩタン電池収納用仕
切シ室を有しており、かつそれら双方は一方のケーシン
グシェルが他方の固持されたシェルに対して回転するこ
とができるように相互に嵌め込まれている。その際、メ
タン電池は順番Ｋ、区分されていない平滑なケーシング
シェルの分配取出し部で覆い、該取出し部から閉鎖板を
上方へ引上げた後に取り出すことができる。

亜鉛／空気ぎタン電池が市場に導入されるにつれて、包
装−じ−る際に陰極カップに存在する空気入口孔は周辺
空気の侵入から絶対に防護しなければならないという問
題が生じた。負電極と反応して、この電極を徐々に不活
性な酸化亜鉛に変換する酸素は別として、侵入する二酸
化炭素は、アルカリ電解液を炭酸塩形成により使用不能
にする。さらに、外部雰囲気の相対湿度が電解液上方の
相対湿度よりも高い場合には水が電池中へ侵入しうるし
、外部の相対湿度が低い、場合には電池が乾燥する。貯
蔵の間の電池の容量損失は、これらすべての場合に起き
ないこともない。

これらの問題の公知の解決手段は米国特許第４０１５７
０８号明細書による折りたたみケースの形のノ々ツテリ
包装である。該ケースは、たとえば収納すべき亜鉛／空
気電池用の幾つかの円形切欠部およびポリエステル製背
壁を有する堅い厚紙からなる平らな封入物を有し、該背
壁に電池がケーシング底とともに接着剤にょシ軽く接着
されている。ポリエステルシートは、酸素、二酸化炭素
および湿分を底部開口部から遠ざけるが、内部から外部
への水素の透過を、シートが接着剤から離れるような過
圧は生じえないような程度に許容する。

さらに、電池を個々にラベルと一緒にカップ底に貼付け
ることも公知である。このラベルは、ポリエステルシー
トと、付加的にゴムを主体とする全面永久接着剤層を備
えている印刷された紙との二層ラミネートから構成され
ている。

それでも、ラベル付けは多数の欠点を有することが判明
した。一般に通常の６〜２４ケ月の貯蔵期間を有するメ
タン電池の場合、このゴム接着剤は劣化しかつその接着
力が低下する。これにより、接着剤層中に電池の損傷す
る原因である空気溝が生じうる。

さらに、接着剤層はすでに始めから空気侵入を可能にす
る接着剤不存在の線状および巣状の欠陥個所を有する可
能性がある。よごれ、脂肪−または油残分を有するカッ
プ底は、接着剤の粘着を極めて著しく減少する。上述の
触圧接着剤の場合の付加的欠点は、相応する圧着力でし
か最適な接着力を発揮しないことである。さらに、接着
剤はできるだけ大きな接触面を必要とする。それゆえ、
必要なカップの刻印は最小に減少させねばならない。

前述の厚紙を保持する場合に、煩雑な手段として、電解
液侵出による損傷を制限するために、厚紙を予防的に中
和塩で含浸しなければならないことが加わる。

発明が解決しようとする問題点 それゆえ、本発明の根底をなす課題は、特に補聴器に使
用するための空気電池用の、空気密かつ水蒸気密で、上
記の欠点を回避し、その上全自動的な包装の進行が可能
である包装エレメントを記載することである。

問題点を解決するための手段 かかる課題は、特許請求の範囲第１項の特徴部に記載さ
れた手段、即ち大体において電池の寸法に適合せる、空
気−および水蒸気不透過性のプラスチックシートまたは
プラスチック／金属複合シートからなる鉢形収容体から
なり、それに同様に空気−および水蒸気不透過性で、裂
開または分離可能の密閉シートが封着されていることに
より解決される。

従って、包装エレメントは、大体において２つのシート
から構成されていて、その一方は成形により収容部とし
て働き、他方はこの収容部を閉鎖する。熱接触、熱衝撃
、高周波、超音波または摩擦熱を用いた密封により、双
方の包装部材は相互に強固に結合され、その際通例閉鎖
シートは電池収納シート上に平面状に存在する。

本発明により使用されるシートは、材料選択および強度
により、空気および水蒸気を無条件に透過しないという
要求を考慮する。電池を収納するための鉢形凹みを備え
たシートは相応する特性を有するプラスチックからなり
、密封する閉鎖シートは有利には、特にアルミニウムか
らなり、ヒートシールのため貼り合された接着層を有す
る金属シートである。

鉢形に成形されるシートに適当なプラスチックは、特に
ポリ塩化ビニル（ｐｖｃ）およびポリ塩化ビニリデン（
ＰＶＤＣ）であシ、そのうち最後に挙げた材料は特に水
蒸気に対して良好な遮断力たより優れている。

出発状態で０．２〜０．５龍の厚さを有しかつ有利には
透明であるこのシートの成形は、熱深絞り成形によシ行
なわれる。

必然的に特定の剛性が結びつく強靭でかつ引張り強さを
有する鉢形成形材料とは異なり、それに密封貼着される
閉鎖シートは比較的薄く、従って容易に裂開するかまた
は引き剥がすことができる。本発明により使用可能なア
ルミニウム箔は約０．０２〜０．０３　ｍｍの厚さであ
る。この場合、包装内容物は、取り出すためにたんにア
ルミニウム箔を通して押し出す。それというのもこのア
ルミニウム箔は容易に破れるからである。

極端に高いかないしは極端に低い空気湿度を有する気候
地域での空気電池の発送および貯蔵のために、包装の保
護作用は、容器側ならびに被覆側にプラスチック／金属
複合シートを使用することによシさらに高めることがで
きる。絶対的水蒸気密の鉢形収容部材料は、たとえば５
層、つまりプラスチック保護シート、第１接着剤、アル
ミニウム箔、第２接着剤ならびに密封可能のプラスチッ
クシートから構成されかつこの構造により比較的剛性で
ある。それに対して、フレキシブルな鉢形収容部材料は
、たとえば３層複合体、即ちプラスチック保護シート、
貼合せ接着剤、アルミニウム箔からなり、アルミニウム
側に閉鎖シートと結合するためのヒートシール層が添付
される。

また、類似の層複合体から閉鎖シート自体が成形されて
いてもよい。

しかしこの場合には、包装に製品取り出しのために裂は
目を入れねばならない。それというのもプラスチック成
分が閉鎖シートの機械的抵抗性を高めるので、該７−ト
はもはや押し破れないからである。

本発明の他の実施態様では、包装エレメントは、たんに
相互に密封された２つの収容部シートにより形成され、
これらの鉢形成形部は、相互に向い合い、相補って１つ
の気密なカプセルを形成する。

鉢形プラスチック／アルミニウム複合シートの場合、相
応に同調された湾曲成形が使用される。

本発明による包装の大きな利点は、一般に双方の包装部
材のヒートシールであり、このヒートシールはラベルを
用いる接着の包装確実性の点ではるかにすぐれている。

金属箔上に設けられたヒートシール用接着剤は、９０℃
より上の熱接触の場合にのみ溶融する。室温における硬
化した状態では、その接着力は触圧接着剤の接着力より
も著しく高い。

実施例 本発明による包装の例が２つの図面に表わされている。

第１図によれば、例として選択された６個入りパック１
の場合、上側に透明なプラスチックシート２から、ゼタ
ン電池牛を収納しかつ環状の配置を有する針形押込み部
３が形成される。

下側で、プラスチックシートはアルミニウム箔５によっ
て平滑な面に密封されているので、ボタン電池はカプセ
ルに気密に収納されている。

密封具（ローラまたはラム）によりアルミニウム箔には
網目状模様が付与され、これはシート２が透明のために
上部から見ることができる。

最前部の林状容器からボタン電池は、アルミニ。

ラム箔５を通して押し出すことにより既に取シ出された
。

第２図に４個入り・ぞンク６として表わされた切込み入
り包装の場合、湾曲成形により製造された、２つの同じ
プラスチック／アルミニウム複合シート７は相互に密封
されている。多層の鉢形収容部材料の強度は、ボタン電
池の取り出しは切込みを入れることによってのみ可能で
ある。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の２実施例を示すもので、第１図は押
し出し包装の斜視図であり第２図は切り込み包装の斜視
図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、使用開始まで空気遮断下に空気電池を貯蔵するため
   の包装エレメントにおいて、該エレメントが大体におい
   て電池の寸法に適合せる、空気−および水蒸気不透過性
   のプラスチックシートまたはプラスチック／金属複合シ
   ートからなる鉢形収容部上に、同様に空気−および水不
   透過性で、裂開または引剥し可能な閉鎖シートが密封貼
   着されていることを特徴とする空気電池を貯蔵するため
   の包装エレメント。 ２、密閉シートが金属箔である特許請求の範囲第１項記
   載の包装エレメント。 ３、鉢形収容部が透明プラスチック材料から形成されて
   いる特許請求の範囲第１項または第２項記載の包装エレ
   メント。 ４、密閉シートがプラスチック層と金属層との複合体に
   より形成されている特許請求の範囲第１項記載の包装エ
   レメント。 ５、双方のシートが鉢形に押込み成形されている特許請
   求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項記載の包
   装エレメント。 ６、収容部シートのプラスチック材料がポリ塩化ビニル
   またはポリ塩化ビニリデンである特許請求の範囲第１項
   から第５項までのいずれか１項記載の包装エレメント。 ７、密封貼着されるアルミニウム箔の厚さが０．０２〜
   ０．０３ｍｍである特許請求の範囲第４項記載の包装エ
   レメント。