JPS6374722A - 自動車車体ヘミング部の構造とその形成方法 - Google Patents

自動車車体ヘミング部の構造とその形成方法

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JPS6374722A
JPS6374722A JP21699186A JP21699186A JPS6374722A JP S6374722 A JPS6374722 A JP S6374722A JP 21699186 A JP21699186 A JP 21699186A JP 21699186 A JP21699186 A JP 21699186A JP S6374722 A JPS6374722 A JP S6374722A
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thermosetting resin
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JP21699186A
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Hisayoshi Ishizaki
石崎 久好
Seishi Shibata
晴司 柴田
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Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の内装板とその縁部を覆って曲げた外装
板とからなるヘミング部の構造と、その形成方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
自動車のドアやトランクリッドなとは外装板と内装板か
らなり、その構造はヘミング構造といわれ外装板が内装
板の縁部を覆うように折り曲げられている。外装板と内
装板の間はスボ−/ )溶接がされるとともに、連結を
強化し雨水等の浸入を阻止して防錆するために接着剤が
いっばいに充填されている。このような構造は、例えば
特開昭59−128084号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の自動車車体ヘミング部の構造で、内装板と外装板
との間隙に熱硬化性樹脂(例えばエポキシ樹脂)接着剤
が充填された構造のものは、内装板と外装板の結合が強
固であることは好ましいが、接着力が強靭すぎるため、
外装板を歪ませることがある。特に接着剤が肉厚に塗布
されている部分では、内部応力が増大することにより部
分的な剥がれが生じ、そこに水分が浸透して防錆性が低
下することになる。
また従来のヘミング部の構造で、内装板と外装板との間
隙に熱可塑性樹脂である塩化ビニル系接着剤やブチルゴ
ム系接着剤が充填された構造のものは、接着強度が弱い
という欠点がある。特に高温時の強度が弱い、しかも塩
化ビニル系接着剤であると、スポット溶接の熱により塩
化ビニルが分解して発生する塩酸ガスのため、スポット
溶接部分が腐食しやすいという欠点がある。
本発明は従来の自動車車体ヘミング部の構造が有する上
記欠点を解消し、接着強度に優れ、密封性がよく防錆性
の良いヘミング部の構造とその形成方法を提供するもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決する本発明の自動車車体ヘミング部
の構造を、実施例に対応する第1図により説明する。同
図に示すように、ヘミング部は内装板2と内装板2の縁
部2aを覆って折り曲げた部分1aを有する外装板lと
からなる。そして内装板2と外装板lとの間隙に熱硬化
性樹脂の層4と熱可塑性樹脂の層5とが充填されている
また、本発明の自動車車体ヘミング部の構造を形成する
方法を、第2図により説明する。同図(a)に示すよう
に外装板lまたは内装板2に熱硬化性樹脂の層4と熱可
塑性樹脂の層5を塗布しておく0次いで内装板2の縁部
2aを覆うように外装板lを、同図(b)に示すように
折り曲げる。そして、少なくとも該熱硬化性樹脂の層4
を加熱して硬化する。
〔作用〕
熱硬化性樹脂の層4と熱可塑性樹脂の層5とにより内装
板2と外装板1との間隙が充填され、水分が浸透するこ
とがない、そのため、防錆性に優れている。熱硬化性樹
脂だけが充填されている場合に比べ、熱硬化性樹脂の量
が少なくてすみ、その分充填される熱可塑性樹脂は柔軟
性があるため、外装板lを歪ませない、熱硬化性樹脂も
充填されているから、内装板2と外装板lとの接着強度
を保持することができる。
〔実施例〕
本発明のヘミング部の構造の良否を判定するため、実施
例1〜実施例3および比較例1〜比較例3に記すように
ヘミング部を構成する。
実施例1〜実施例3の各個は、第2図(a)に示すよう
に、外装板lに帯状に熱硬化性樹脂の層4と熱可塑性樹
脂の層5を塗布する。塗布は、樹脂を吐出するガンを装
着したロボットで行なう。
内装板2の構造に合せて、外装板1の塗布位置をロボッ
トにティーチングしておき、熱硬化性樹脂の層4と熱可
塑性樹脂を同時に相隣り合って接触する位置に塗布して
ゆく。そして第2図(b)に示すように内装板2の縁部
2aを覆うように外装板1を折り曲げてから外装板1と
内装板2の間をスポット溶vi6をする。それを加熱し
て熱硬化性樹脂の層4を硬化し、ヘミング部を構成する
(第1図参照)。なお実験に使用した外装板1と内装板
2の材質は、JIS規格の5PC−D鋼板(板厚0.8
mm)を使用する。
実施例1゜ 熱硬化性樹脂の層4としてエポキシ系接着剤を、熱可塑
性樹脂の層5として塩化ビニル系接着剤を夫々使用する
エポキシ樹脂系接着剤の組成 変性エポキシ樹脂       40重量%反応性希釈
剤         10重量%硬化剤       
      3重着%硬化促進剤          
 2重量%揺変剤(チクソ性付与剤)    3重量%
粉末充填剤          40重量%可撓性付与
等の添加剤      2重量%このエポキシ樹脂系接
着剤の硬化後の引張剪断強度は200〜350 Kg/
c+s2である。
塩化ビニル系接着剤の組成 ペースト用塩化ビニル     18重1%可塑剤(フ
タル醜エステル系)  20重呈%接着性付与剤   
       2重量%安定剤           
  5重量%充填剤            40重量
%揺変剤            10重量%添加剤 
            5重量%塩化ビニル系接着剤
の引張剪断強度は10〜100Kg/ cm2である。
実施例2゜ 熱硬化性樹脂の層4として実施例1で使用したエポキシ
系接着剤と同一のもの、熱可塑性樹脂の層5としてゴム
系シーリング剤を夫々使用する。
なお、このゴム系シーリング剤(ホットアプライタイプ
粘接着剤)は剥離紙に貼付されたテープ状であり、外装
板1に対する塗布は、既に塗布されている熱硬化性樹脂
の層4に沿って貼り付けてから剥離紙を剥がし去る。
ゴム系シーリング剤の組成 ブチル系ゴム         20重量%粘着付与剤
          15重量%可塑剤       
     25重量%カーボンブラック       
 1重量%充填剤            30重量%
老化防止等の添加剤       9重量%実施例3゜ 熱硬化性樹脂の層4として実施例1で使用したエポキシ
系接着剤と同一のもの、熱可塑性樹脂の層5としてゴム
系シーリング剤を夫々使用する。
ホットメルト系シーリング剤の組成 SIS系ゴム         50重量%粘着付与剤
          15重量%可塑剤       
     15重量%熱可塑樹脂          
15重量%老化防止等の添加剤       5重量%
ホットメルト系シーリング剤の引張剪断強度は10〜1
00Kg/cm2テある。
比較例1〜比較例3の各側は、外装板1に1種類のみ樹
脂層を塗布する。
比較例1゜ 外装板1に塗布する1種類の樹脂層は熱硬化性樹脂で実
施例1で使用したエポキシ系接着剤と同一のものを使用
する。その他は実施例の各側と同じようにしてヘミング
部を構成する。
比較例2゜ 外装板lに塗布する1種類の樹脂層は熱可塑性樹脂で実
施例1で使用した塩化ビニル系接着剤と同一のものを使
用する。外装板lと内装板2の間はスポット溶接をしな
い。
比較例3゜ 外装板1に塗布する1種類の樹脂層は熱可塑性樹脂で実
施例1で使用した塩化ビニル系接着剤と同一のものを使
用する。外装板1と内装板2の間はスポット溶接6をは
じめ、その他は実施例の各側と同じようにしてヘミング
部を形成する。
各実施例および比較例により形成したヘミング部につい
て性能試験をした結果が下記の表に示しである。
防錆性は、5%−NaCl溶液に50℃にて上記の各ヘ
ミング部の試料を4時間浸漬し、80℃で2時間風乾し
た後室温で2時間放置する操作を1サイクル(==)と
し、順次錆の発生状態を観察した。五段階評価は最良の
ものを5、最悪のものを1として相対評価したものであ
る。
構造体強度は、接着部分の剥がれ具合を観察したもので
ある。
(以下余白) ヘミング構造の性能 (以下余白) 本発明の各実施例のヘミング部は肉厚になっても内部応
力増加に伴なう接着力低下が少なく防錆性もよい、スポ
ット溶接6した周辺は、熱硬化性樹脂の層4としてエポ
キシ系接着剤が充填され塩化ビニル系接着剤のように錆
を促進するガスの発生がなくかつ硬化物が強靭であるた
め、鋼板の剥がれ割れを防止できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明の自動車車体ヘミング部の
構造は、熱硬化性樹脂の接着強度に優れた特徴と熱可塑
性樹脂の密封性に優れた夫々の特徴を生かしてさらに相
乗された性能となっている。すなわち、ヘミング部の構
造が強靭で水分等の浸入がなく防錆性が良い、また熱硬
化性樹脂の単独使用に比ベコストが安くすむ。簡便な方
法で形成でき自動化が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車車体ヘミング部の構造の断面図
、第2図はその形成方法を説明する斜視図である。 i 、、、、、外装板    1 a、、、、  折曲
げ部分2 ・・・・内装板    2a ・・・・縁部
401.熱硬化性樹脂の層 5  、熱可塑性樹脂の層 6・・・・・ スポット溶接

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内装板と該内装板の縁部を覆って折り曲げた部分を
    有する外装板とからなる自動車車体のヘミング部におい
    て、該内装板と該外装板との間隙に熱硬化性樹脂の層と
    熱可塑性樹脂の層とが充填されていることを特徴とする
    自動車車体ヘミング部の構造。 2、外装板または内装板に熱硬化性樹脂の層と熱可塑性
    樹脂の層を塗布しておき、該内装板の縁部を覆って該外
    装板を折り曲げ、少なくとも該熱硬化性樹脂の層を加熱
    して硬化することを特徴とする自動車車体ヘミング部の
    構造の形成方法。
JP21699186A 1986-09-17 1986-09-17 自動車車体ヘミング部の構造とその形成方法 Expired - Lifetime JPH0676012B2 (ja)

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