JPS6373868A - 電磁ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、少量の金属溶湯を供給するのに好適な電磁
ポンプに関するものである。

し従来の技術］ 一般に、電磁ポンプは、溶融金属（以下、溶湯という。

）を流す導管の外部に、その導管を囲むり、コイルに多
相交流電力を供給することにより、移動磁界を生ぜしめ
、これによって導管内の溶湯をその一端側から他端側へ
送る乙のである。

［発明が解決しようと一４′る問題点］ところで、上記
構成の’Ｑｉｒｌｉポンプによって少！Ｒの溶湯を流す
場合には、溶湯の流れが遅いため、ＧＰｆｆ内を流れる
途中において溶湯ｈ＜＞合部凝固し、このため導管が徐
々に詰まってしまうという問題があった。特に、導管の
直径が比較的小さい場合には、溶湯の熱容量が小さいた
め、この傾向が顕著であった。

［発明の目的］ この発明は、」二足問題を解消するためになされたらの
で、導管内が詰まることなく、少ら１の溶７Ｊ４を流す
ことができろ電磁ポンプを提供することを［１的とする
。

［目的を達成するための手段］ この発明は、」二足の１］的を達成するために、導管を
導電性耐火材によって）（構成するとともに、導７午の
　播道ｊ旧執工ρシん　叫　（ト　Ａ　ト　ら　に　１
ｒ−ｊ、　　の　−７凧　六この場合、導管全体を導電
性耐火材で形成してもよく１１．また導管を多層管構造
とし、その内の一層、例えば最も内側の層だけを導電性
耐火材によって形成してもよい。

［作用コ 誘導加熱手段に電流を流すと、導管が導電性耐火材によ
って形成されているから、その内部に渦電流が流れ、こ
の渦電流によって導管が加熱され、この結果溶湯が加熱
される。導管の温度が必要な温度に達した後は、電磁コ
イルに通常のポンプ作用を行わ什る。

［実施例］ 以下、この発明の実施例について添付図面を参照して説
明する。

第１図はこの発明の電磁ポンプを用いた溶湯供給装置を
示ζもので、この溶湯供給装置においては溶湯Ａを入れ
たるっぽＢにこの発明に係る電磁ポンプＣを取り付け、
溶湯Ａを少量ずつ流すようになっている。すなわち、る
っぽＢの下端部には、その内部に連通ずる導管Ｉが軸線
を上下に向けて取り付けられている。この導管ｌは導電
性および耐火性を兼ね備えた材料によって形成されてお
り、この実施例では黒鉛が用いられている。また、導管
ｌの直径は少量の溶湯Ａを流すために比較的小径に形成
されている。特に、この場合には、溶湯Ａと導管１との
間の摩擦抵抗と溶１易Ａの粘性とによ一層、溶湯Ａが導
管ｌから自由落下ずろのを阻止し得る程度の直径に設定
されている。また、導管ｌの外部には、それぞれ導管１
を囲むようにひ回された複数のコイル２が導管１に沿っ
て配置されている。これらのコイル２には、それらコイ
ル２によって移動磁界を生じさせたときに、その移動磁
界によって導管ｌを誘導加熱し得るような大電流を流す
大Ｔｉ源（図示せず）と、ｆり動磁界によって溶？ｎ　
Ａを流すに足る小電流を流す小電源（図示せず）とが切
換可能に接続されている。これから明らかなように、こ
の実施例においては、コイル２が溶＞ｐｔ　Ａを流すた
めのらのとして機能するのみならず、誘導加熱手段とし
て乙機能している。

なお、大電源および小電源としては、単相交流電源を用
いるのが望ましいが、効率を考慮しないのであれば３相
以上の多用交流電源を用いてもよく、大電源として単相
交流電源を用い、小電源として３相以上多相交流電源を
もちいてもよい。また、単相交流電源の場合には、導管
ｌの上端側から下端側へ向って磁界が移動するように、
単相交流が」二端側のコイル２から下端側のコイル２に
向けて順次流され、３相交流電源の場合には、３相交流
？Ｕ源の端子か電流の位相順にしたがって接続される。

しかして、」ユ記溝成の溶湯供給装置において、まずコ
イル２に大電源から電力を供給し、導管ｌ内に強力な渦
電流を生ぜしめて効率よく導管ｌを誘導加熱する。この
際、導管ｌ内への溶湯の有無は問わず、導管ｉ内での溶
湯Ａの通過時における溶湯の温度低下に伴う固化を的確
に防止するに足る電力供給を行う。ごのようにして導管
ｌ加熱したら、コイル２に小電源から溶湯の出場に必要
な小電流を供給し、溶湯Ａを導管ｌから送り出ず。

なお−雷磁ボツブＣ奉め１）−すると、溶湯Ａと導管Ｉ
との摩擦および粘性抵抗と溶湯Ａの自重とがつり合う、
ようになっているから、溶？Ａ　Ａか導管ｌから流れて
ることはない。

なお、この実施例においては、摩擦および粘性抵抗と溶
？ｎ　Ａの自重とをつり合わせることにより、溶？ｎ　
Ａの自由流出を阻止するようにしているが、コ・イル２
を３相結線として下端側のコイル２から上端側のコイル
２に向って強力な移動磁界を発生させ、これによって溶
を易Δが自由に流出するのを阻止するようにすれば、溶
／ＡＡを流さない場合にも導管ｌ内の溶７１　Ａを加熱
することができ、導管ｌ内の溶湯Ａが冷却凝固するのを
常時阻止することができる。

次に、第２図、第３図にそれぞれ示すこの発明の他の実
施例について説明する。

第２図に示すらのは、るつぼＢの周面下端部にこの考案
に係る電磁ポンプＣをその導管１が水平方向を向くよう
にして取り付は几ものであり、導管ｌから流れ出た溶？
Ａ　Ａは、ｌ）Ｊ　Ｉ）を流れて他の溶湯を必要とする
箇所へ至るようになっている。

また、第３図に示す乙のは、るつぼＢの周面下端部に電
磁ポンプＣをその導管ｌが斜め上方を向くようにして取
り付けｆこ乙のであり、導管１から流れ出た溶ｉ易Ａを
導管１の先端部に取り付けた注湯具Ｅを介して他の容器
等に注ぐようになっている。

［発明の効果］ 以上説明したようにこの発明の電磁ポンプによれば、導
管を導電性耐火材によって形成するとと乙に、導管の誘
導加熱手段を設けｌコから、予め導管を誘導加熱してお
くことができ、したがって導管内を流れる金属溶湯の爪
を少なくしても、その溶湯が冷却凝固するのを防止する
ことができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は、それぞれこの発明の一実施例を
示す縦断正面図である。 Ｃ・・・・・・電磁ポンプ、ｌ　・・・・導管、２・・
・・・・コイル。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）内部を、溶融金属が流れる導管と、この導管の外
   部にその導管に沿って配置された複数のコイルとからな
   る電磁ポンプにおいて、前記導管を導電性耐火材によっ
   て形成したことを特徴とする電磁ポンプ。
2. （２）前記導電性耐火材が黒鉛であることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の電磁ポンプ。