JPS6373291A - 画像表示用液晶パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野） 開示技術はマイクロ型の液晶テレビや液晶パネルに光を
透過させてスクリーンに拡大して画像を投影する等する
液晶パネルの画素の配列構造技術分野に属する。

〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明は小型でコンパクトなマイクロ
タイプの液晶テレビや該液晶テレビの液晶パネルに白色
光を透過させてスクリーン上に拡大画像を投影する当該
液晶パネルの構造において所定形状の所定サイズの液晶
セルが設定数多数隣接状態で規則的に配列されている画
像表示用液晶パネルに関する発明であり、特に、各液晶
セルが正三角形状等の隣接に形成されてより多く配列さ
れ、特に、カラー液晶パネルに於いては赤、緑、　　　
。

青（以下各々Ｒ，Ｇ、Ｂと略称）の各々のカラー液晶セ
ルがその各三角形の一辺を介して隣接され、全体で実質
的には同数のＲ，Ｇ、Ｂの配列状態でおりながらも同一
色の２つのカラー液晶セルが相互にはその辺を介しては
隣接されていない状態で配δ愛されている画像表示用液
晶パネルに係る発明である。

〈従来技術〉 周知の如く、画像情報は文字情報や音声情報に比してそ
の密度、及び、精細度が高く優れた情報伝達メディアと
して旧くから用いられているが、需給や絵画等の静的画
像に代わって映画やスライド等の画像が盛んになり、近
時急激な電子メディアの発達によりテレビ画像の情報伝
達に占める割合は脅威的に大きくなってきている。

さりながら、種々問題になっているようにブラウン管テ
レビに代表される直視型テレビは一人、乃至、限られた
少数人数に対する情報伝達の機能を有してはいるものの
、不特定多数の視聴者に対する情報伝達機能としては劣
っており、したがって、ビデオプロジェクタ等がその画
像をスクリーン上に拡大して投影するような技術が開発
されているが、ブラウン管に結像された画像を反射鎗等
を介してスクリーン上に拡大投影するために、画像が暗
く、大量の情報を同時多数的に伝達する機能としては充
分ではないきらいがある。

これに対して近時素材技術、及び、電子技術との結合に
より所謂液晶テレビが実用化され、パーンナルテレビと
しての機能もそのサイズのコンパクト化によって可搬式
にされ、急速な広がりをみせているのみならず、その内
蔵する液晶パネル自身が光透過性を有していることによ
り、液晶パネル自体に白色光を透過させてスクリーン上
に拡大投影し、不特定多数の視聴者に同時に情報を伝達
することが可能な手段として脚光を浴び、技術的にも鮮
明で明るい画像を投影することが出来るようになりつつ
ある。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ざりながら、これまで開発してきている液晶テレビ、或
は、液晶パネルに形成される原画に光を透過させてスク
リーン上に投影して画像を形成させる場合にも液晶パネ
ルに於ける単位液晶セルが正方形等の方形に形成してい
るために、開発途上にある先端技術の常として種々の問
題を有していた。

即ち、液晶セルが方形であることによりそのサイズはそ
の辺の長さに支配され、したがって、液晶パネルに於け
る液晶セルの配列数に限度があり、液晶テレビ等の直視
型の場合はともかくとして、上述した如く、盛り上がる
ニーズに応えるべく光透過を介してのスクリーン上の拡
大画像の投影においてはスクリーン上のきめが粗く、視
聴するに目の疲れを覚えるという欠点がめった。

特に、カラー液晶パネルに於ける液晶セルはそれぞれＲ
ＳＧ、Ｂの３つの液晶セルが１グループとなって画像の
カラー化を図るようにされているために、特に、画素が
粗く、チラつきを覚える等の難点があった。

第４図に示す様なカラー液晶パネルに於ける各液晶セル
のＲ，Ｇ、Ｂの配列は一種の規則的配列にされているた
めに、各液晶セルに対する図示しない微細な電極線の配
置が極めて困難であり、コスト高を招く不利点となって
おり、又、当該第４図に示す様に規則的な配列をするた
めに、右下斜め方向にはＲ，ＧＳＢの配列が直線状にな
るために、特に、Ｂが暗色に映る四角状の輝線パターン
が障害となる難点があった。

又、細い線状の画像を表示する場合に、画素が粗いため
に画素列方向に斜めの画像は屈曲する線の接続となって
精細度が悪く適性を欠くという不具合があった。

そして、これらのことはスクリーン上に画像拡大投影す
る場合に一種の規則的、不規則的な縞模様となり、特に
、カラー化された縞模様が鮮明さ、コントラストを悪く
するという不都合さにつながっており、その障害の対処
が技術的に強く望まれている。

〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく実用化に
至っている液晶テレビや技術的に相当な域に達している
液晶パネルに対する光透過を介してのスクリーン上の拡
大画像の投影の問題点を解決すべき技術的課題とし、こ
れらの問題の最もネックとなっている液晶パネルに於け
る液晶セルの形状、及び、その配列を四角形型から図形
そのものの基本的な最小単位である三角形に発想を切り
換えることにより根本的に上述全ての問題を解決するこ
とが出来るようにし、画素を細かく、又、電極線の接続
もし易く、コストダウンを図れ、直現型は勿論のこと、
スクリーン上への拡大画像の投影においてもきめ細かく
良いコントラストで明るい画像を視認することが出来る
ようにして情報産業における画像技術利用分野に益する
優れた画像表示用液晶パネルを提供せんとするものでお
る。

〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、基本的に液晶パネルに
所定数多数配列する各液晶セルを図形の基本単位の三角
形として隣接させ、規則性を持たせる配列の場合には電
極線の接続も極めてし易いように出来、又、その配設に
より液晶パネルの液晶セルは在来タイプの方形液晶セル
よりも走査線方向の液晶セルの数は極めて多くすること
が出来、それにより線状の画像の表示も全ての方向に実
質的に直線化することが出来、正確な情報伝達が出来、
又、カラー液晶パネルに於ける画像はきめ細かな液晶セ
ル配列により画素が細かくなり、スクリーン上に拡大投
影してもコントラスト良く明るい画像が視認出来、又、
配列の規則性を落とすことにより各Ｒ，Ｇ、Ｂは相互に
入り込んで色の混在状態が現出されて特定の色のパター
ン配列による色混じりヤチラつき等も解消させて安定し
た画像を維持することが出来、種々の設計態様もとり得
るようにした技術的手段を講じたものである。

〈実施例〉 次に、この出願の発明の実施例を第１〜３図に基づいて
説明すれば以下の通りである。尚、第４図と同一態様部
分は同一符号を用いて説明するものとする。

第１図に示す実施例において、１′はこの出願の発明の
要旨を成す液晶パネルであり、当該実施例はカラー液晶
パネルの態様であって、各カラー液晶セルＲ２１、Ｇ２
１’　、Ｂ２１’は三角形にされ、その三角形形状は第
４図に示す在来タイプの液晶パネルの液晶セルＲ２、Ｇ
　２’　、Ｂ　２’の方形サイズに対応するように横向
きの底辺を同一長さにして図上高ざの長さの第４図の各
液晶セルの辺に等しいようにして配列したものであり、
したがって、その走査線の同一長さにおいて液晶セルの
数は在来の方形セルの場合よりも１．５倍もの多きに亘
っている。

そして、当該実施例においては走査線方向に三角形の下
向き、上向きを問わず各液晶セルの配列はＲ，Ｇ、Ｂ、
Ｒ，ＧＳＢ・・・の規則配列にされた態様であり、全体
の液晶パネル１′としては実質的に液晶セルのＲ，Ｇ、
Ｂは同一数になっており、具体的にはＲ，Ｇ、Ｂの混在
状態にされている。

又、当該実施例においては、左下傾斜方向の配列におい
てＲ，Ｇ、Ｂの相隣る配列となって第４図に示す様な右
下傾斜方向の相隣るＲ、Ｇ、Ｂの配列と同様に見えるが
、その相互間隔は上述した如く、極めて短いので全体的
には画素がきめ細かく、したがって、視角上には輝線と
なって視認されず、直視型は勿論のこと、液晶パネル１
′に対する白色光源からの光透過を介してのスクリーン
上の投影された画像においても、在来タイプのようなカ
ラーの模様等が投影されることがない。

又、スクリーン上に拡大投影された画像のきめが細かい
ためにコントラストも良く、明るくチラつきのない鮮明
な画像を視認することが出来る。

而して、第２図に示す実施例はその各液晶セル２１．２
１’　、２１’に対する電極線の接続態様を示したもの
であり、図示する様に各三角形の液晶セルＲ２１、Ｇ２
１’　、８２１″が三角形状に配列されているために、
当該実施例における左下傾斜方向の同一液晶セル配列に
よってＲ２１に対する電極線３とＧ２１′　に対する電
極線３′と８２１’に対する電極線３１は相互に平行状
態に、且つ、分離させて接続することが出来るために極
めて整然と接続出来、第４図に示す様な在来態様の如き
液晶セル２、′、２′の配列では各液晶セルそのものは
規則的に配列されていながらも、電極線の接続が極めて
複雑で接続し難かったのに比し極めて簡易に出来るよう
にされていることが分る。

そして、縦、横右下方向への傾斜方向の同一液晶セルの
接続配列の規則、及び、間隔は第４図の液晶セルのそれ
らに比し極めて直線配列に接続されるパターンとなり、
したがって、直視型は勿論のこと、スクリーン上に拡大
投影される線状の画像の表示も実質的に直線にすること
が出来る。

〈実施例−作用〉 上述構成において、直視型の液晶テレビ、或は、スクリ
ーン上に拡大投影する画像の態様においても、液晶パネ
ル１′の各液晶セル、即ち、画素がその面積も小さく、
且つ、数が多く、隣接されて配列されているために、画
像は著しくきめ細かく、したがって、その鮮明度は飛躍
的に高く、特に、スクリーン上に拡大投影されている画
像においてはコントラストも良く、色の滲みもなく画像
上に色別の縞模様等も現れることなく安定した満足のい
く画像を視認することが出来る。

そして、娯楽観賞的な画像は勿論のこと、シンポジウム
や研究会、或は、研究所、工場等での情報伝達における
データ表示の線状画像も極めて正確に屈曲なく表示する
ことが出来る。

次に、第３図に示す実施例は液晶パネル１１の各液晶セ
ル各々上述実施例同様のサイズであるが、その鎖線方向
の配列は隣接状態ではあるものの、その液晶セル群の配
列は図示太線枠内に示す様にＲ２１、Ｇ２１’　、Ｂ２
１’が右回り６つで１群にされている配列であり、しか
も、右回りの位相は１つづつずらすようにされ、更に、
斜めの電極線で各色の画素を接続でき、それで走査線方
向、及び、縦方向、並びに、斜め方向の隣接している各
液晶セルは実質的に同一色の直線化を表示することが出
来るようにされている。

そして、その動作における画像表示は上述実施例と実質
的に変わりはなく、単に上述実施例とは各Ｒ，Ｇ、Ｂの
規則的配列における規則性を落としたものに過ぎないも
のである。

而して、各液晶セルのＲ２１、Ｇ２１’　、Ｂ２１’に
おいては３つの色の各液晶セルが各辺を介して配列され
ているものの、同一の色が１つの辺を介しては決して相
隣っていないような配列にされて画素のきめ細かさを保
証しており、全体としての色の精細度を向上するように
されている。

尚、この出願の発明の実施態様は上述実施例に限るもの
でないことは勿論であり、例えば、カラー液晶パネルば
かりでなく、モノクローム液晶パネルにしてその画素の
細かさを更に脅威的にアップすることが出来るようにし
たりする等種々の態様が採用可能である。

又、設計変更的には各液晶セルの形状を正三角形にした
り二等三角形にしたりすることが出来ることも勿論のこ
とである。

勿論、適用対象は直視型の液晶テレビでもスクリーンへ
の拡大投影型の投影テレビでも良いことも勿論のことで
ある。

〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、直視型の液晶テレビや
スクリーンへの拡大画像を得るようにした投影テレビに
於いても画素が細かくきめの細かいコントラストの良い
明るい画像を得ることが出来る優れた効果が秦される。

そして、カラー液晶パネルに於いては液晶セルの配置を
斜めにすることにより、線状の画像を直線とすることが
出来、しかも、何ら屈曲した在来態様のような不自然な
線状画像表示がなくて済むという優れた効果が秦される
。

又更に、液晶セルの色別配列においても、相互に他の色
が深く入り込んでいるために、在来のようなギラつきや
縞模様のような色滲み等も出ず、より自然色に近いカラ
ー画像が視認することが出来るという優れた効果が秦さ
れる。

又、各色別の液晶セルが各々三角形であるために、相互
の規則的、不規則的な配列の設計の自由度が得られると
いう弾力性を有する優れた効果が奏される。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図はこの出願の発明の詳細な説明図であり、第
１図は液晶パネルの模式図、第２図は液晶パネルに対す
る電極線の接続模式図、第３図は別の実施例の液晶パネ
ルの模式図、第４図は従１′・・・液晶パネル、 ２１．２１’　、２１’・・・液晶セル第　１７ ４．■ １°−−−沢Ｔｒａハ”−’Ｆｔ　　　　　　　　　　
　２１，２１’、２１”−−”’３ｊ　””し第　３図 第　４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定形状の液晶セルを隣接させて設定数多数配列
   した画像表示用液晶パネルにおいて、上記液晶セルが三
   角形に形成されていることを特徴とする画像表示用液晶
   パネル。
2. （２）所定形状の液晶セルを隣接させて設定数多数配列
   した画像表示用液晶パネルにおいて、上記液晶セルが三
   角形に形成され、而して赤、緑、青の各カラー液晶セル
   が相互に液晶セルを介して隣接され、且つ同一色の２つ
   のカラー液晶セルが相互に辺を介して隣接されていない
   配列にされていることを特徴とする画像表示用液晶パネ
   ル。