JPS6369744A - 粘土成形体の迅速乾燥装置 - Google Patents

粘土成形体の迅速乾燥装置

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JPS6369744A
JPS6369744A JP21496186A JP21496186A JPS6369744A JP S6369744 A JPS6369744 A JP S6369744A JP 21496186 A JP21496186 A JP 21496186A JP 21496186 A JP21496186 A JP 21496186A JP S6369744 A JPS6369744 A JP S6369744A
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JP
Japan
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clay
extrusion
extruded
drying
microwave heating
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JP21496186A
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隆一 高橋
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Priority to DE8787100639T priority patent/DE3774751D1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粘土を主成分とする原料を所定形状で連続して
押し出された押出成形体を10分〜1時間位の短時間に
乾燥しうる粘土成形体の迅速乾燥装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、粘土を用いた内、外壁材、瓦は所定形状で押出
成形され、これを直ちに短尺、例えば10〜30cmの
長さに切断し、これを焼成炉の廃熱を利用して約1〜3
日間位で水分を1〜0%まで低減し、焼成炉に供給する
構成の装置が普通であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の粘土成形体の乾燥装置は乾燥に数日を要するばか
りでなく、特に従前より長めの粘土成形体は下敷板を用
いないと運搬することができず、生産性に劣り、かつコ
ストアンプを招くと共に、広大な敷地を必要とした。さ
らに、従前の表面から熱を付加して乾燥する乾燥装置で
乾燥時間を1日短縮した場合に、表面層が最初に乾燥し
、内部の水蒸気圧によって瓦、タイル、外壁材が捩じれ
たり、クラックが入ったり、反ったり、破壊したりする
欠点があり、乾燥時間の短縮は非常に困難なものであっ
た。また、表面からの加熱による乾燥に代わって内部加
熱による装置、例えばマイクロ波加熱機、遠赤外線ヒー
タによる乾燥も考えられるが、単に各装置を用いた場合
は前者では被乾燥物を130℃位まで上昇させるのが困
難で、急激な加熱は爆裂を招き、その上、後者より装置
、工ネルギコストが高価になるものであった。また、後
者では被乾燥物の内部までの到達時間が前者より長くか
かるが、内部温度を上昇させるのには前者よりもはるか
に有利であるということで各乾燥装置には一長一短があ
った。その上、上記2装置では乾燥時に発生する大量の
水蒸気の結露防止処理、被乾燥物の乾燥時における搬送
構造にも種々の問題点、例えば被乾燥物とコンヘアベル
ト間の摩擦抵抗による変形、長尺体に対するマイクロ波
の不均一加熱等があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、押出成形機の
次に押出成形体の内部へ浸透性がよいマイクロ波加熱機
、次に被乾燥物の温度上昇を図る遠赤外線ヒータ装置の
順に配列し、粘土押出成形体の乾燥を連続して約10分
〜1時間位の短時間に大幅に短縮し、かつクラックの発
生、爆裂、捩じれもなく迅速に乾燥できる小型の乾燥装
置を提供するものである。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明に係る粘土成形体の迅速乾
燥装置の一実施例について詳細に説明する。第1図(a
l、(blは上記装置の代表的な一例を示す説明図であ
る。図において、1は押出成形機で粘土を主材とする原
料を例えば第2図(a)〜(jlに示す断面形状の押出
成形体へを連続して押出すものであり、例えば押出し速
度は厚さ、幅によって異なるが200〜2000+m/
 min位である。なお、粘土は天然物であり、各産地
により成分が異なるものであり、これらの長所、短所を
相互に相殺させて所定の混合粘土を得るものである。そ
の具体例としては陶石、長石、カオリンナイト、ハロサ
イト、メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘土、信楽木粘
土、シャモットなどを打ち砕き、水を加えて練り」二げ
るものである。また、この粘土には必要によりマグネッ
トによって除鉄されることもある。2は移送機構で例え
ばフリローラ、あるいは図示しないが押出速度に同調し
た駆動ベルト等の少なくとも1種からなるものであり、
押出成形体Aを押出速度のままで次工程に変形なく送給
するためのものである。ユはマイクロ波加熱機でオーブ
ン連続方式構造としたものであり、主に押出成形体Aの
内部へ浸透して熱伝導に時間を要することなくマイクロ
波を熱エネルギーに変換し、数秒から数分で発熱して粘
土内の水分を蒸発せしめるためのものである。なお、水
分が押出成形体Aにおいて重量比で22〜15%位含有
されており、そのうちの5〜10%を蒸発せしめるもの
である。特にこの種、押出成形体Aは水分が5〜8%位
になるまで体積が収縮するが、それ以下の水分になると
体積の収縮が生じないものとなる。そこで、マイクロ波
加熱機盈を具体的に説明すると、図示しないマイクロ波
発振器から発振されたマイクロ波を所要個所に案内する
導波管4と案内されたマイクロ波を反射する反射板5と
反射されたマイクロ波を攪拌する回転羽根6と押出成形
体Aを押出速度で移動させるフリローラ、駆動ベルトの
1種、好ましくはマイクロ波を裏面からも照射しうるフ
リローラからなる搬送部7と押出成形体Aの入口、出口
8.9とエア等を被加熱空間10に案内する導出口11
とマイクロ波が外部へ漏洩しないように囲んだ包囲体1
2とから構成したものである。なお、入口、出口8.9
はマイクロ波が外部へ漏洩しない構造、長さに形成され
ているものである。また、押出成形体Aの被加熱空間1
0は目的に応じて異なるが、例えば約1〜5m位とした
ものである。さらに、搬送部7は押出成形体Aが1割程
度収縮するため、フリローラが好ましい。13は遠赤外
線ヒータ装置で押出成形体Aの水分を1〜0%まで低減
するために押出成形体Aを130℃以上まで上昇させる
ものである。その構成はフリローラ、駆動ベルトからな
る搬送機構14と遠赤外線ヒータ15と保温箱16とか
らなり、加熱ゾーンは約2〜5m位である。
勿論、加熱ゾーンは半乾燥体となった押出成形体Aの厚
さ、幅、大きさ、搬送速度によって異なるものである。
次に動作について説明する。
まず、信楽木粘土とシャモットと減水剤と水からなる粘
土を原料として準備する。なお、その重量%は例えば信
楽木粘土61.5%、シャモット18%、減水剤0.5
%(商品名セルフロー二第−工業製薬社製)、水20%
を土練機(MP−100型宮崎鉄工社製)で混練したも
のである。また、押出成形機1としては押し出し能力1
0(1〜1501 / hrの型名MV−FM−A−1
型(宮崎鉄工社製)を用いた。また、移送機構2として
はフリローラ、駆動ベルトコンベアの順に配列したもの
、マイクロ波加熱機工としては周波数2450 M H
Z、出力5KW、被加熱空間10の長さは3mとし、必
要によりエアを被加熱空間10に大量に包囲体12の一
壁面から送給され、人、出口8.9から加熱時に発生す
る水蒸気を外部へ放出し、被加熱空間10内の水上気圧
を低下し、被加熱物、包囲体12の内壁に結露水が発生
するのを防止できる構成としたものであり、搬送部7は
テフロン製パイプからなるフリローラとした。また、遠
赤外線ヒータ装W13は遠赤外線ヒータを複数個、約3
〜1.0mのゾーン内に配列したものであり、その出力
は例えば20KWとした。なお、マイクロ波加熱機主で
は押出成形体Aの水分18%(重量%)を12%(重量
%)まで蒸発させ、残りの水分を上記ヒータ装置13で
蒸発させるように設定した。さらに、押出成形機1の押
出し速度は300〜1000m/minであり、ここで
は400mm/minとした。その他、押出成形体A(
ここでは連続成形体状である)のパスラインは同一高さ
とし、押出成形体Aは押出成形機1の押出速度をそのま
ま駆動ヘルドでマイクロ波加熱機主に送給され、マイク
ロ波加熱機主内の搬送部7のフリローラで水分蒸発によ
る体積収縮による速度の差を吸収するようにしたもので
ある。そこで、押出成形機1に供給された粘土はその出
口から第2図(g)に示す断面の連続体で送出される。
送出された押出成形体Aは移送機構2を介してマイクロ
波加熱機工に送給され、マイクロ波加熱機主の被加熱空
間10を通過中に押出成形体Aの水分を12%(重量比
)まで5分間で低減し、その出口から遠赤外線ヒータ装
置13へ送給し、遠赤外線ヒータ装置13では水分を1
%(重量比)以下に約10分間で蒸発させ乾燥させた。
その結果、押出成形体1の出口から遠赤外線ヒータ装置
13までを連続体とした押出成形体Aを約15〜20分
て乾燥体として次工程に送出できた。そして、ごの乾燥
された連続帯状の押出成形体Aは走行カッタ17で定尺
に切断され、図示しない施釉工程、もしくは焼成工程に
送給するものである。
以上説明したのは本発明に係る粘土成形体の迅速乾燥装
置の一実施例にすぎず、第1図(alにおいて一点鎖線
で示す位置にカッタを設は短尺に切断ゐしたり、二点鎖
線で示すようにマイクロ波加熱機工、遠赤外線ヒータ装
置13に温風、または熱風(遠赤外線ヒータ装置13の
部分にのみ図示)を送給し、より乾燥時間を短縮するよ
うに構成することもできる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る粘土成形体の迅速乾燥装置
によれば、水分を22〜15%位(重量比)含有した粘
土押出成形体(短尺)、その連続体を2段階の加熱工程
によってクラック、爆裂、捩しれ、反りもなく、かつ乾
燥時間を従前の1 /100〜300に短縮できる特徴
がある。また、押出成形体の体積は押出時に比べ1割以
上収縮するが、それによる搬送速度が押出成形体へ及ぼ
す悪影響もなく吸収し次工程に移送できる利点がある。
さらに、本発明では押出から乾燥までを直線状に配列し
たため、長尺体をスムーズに乾燥できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係る粘土成形体の迅速
乾燥装置の一実施例を示す構成略図とそのイーイ線断面
図、第2図(a)〜(J)は押出成形体の断面を示す説
明図である。 ■・・・押出成形機、3ノ・・マイクロ波加熱機、13
・・・遠赤外線ヒータ装置。 第2図 Cα)/A (b)、八 (C)、A りン (A fへ ゛     。 第2図 fへ (い    〜Δ 、   。 (ス)     、へ (と)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘土を主材とした原料を連続して所定形状で押し
    出す押出成形機と、該押出成形機から送出される押出成
    形体の水分を短時間で低減するオーブン連続方式のマイ
    クロ波加熱機と、該マイクロ波加熱機を通過した押出成
    形体の主に温度上昇を図る遠赤外線ヒータ装置の順に配
    列したことを特徴とする粘土成形体の迅速乾燥装置。
JP21496186A 1986-04-22 1986-09-10 粘土成形体の迅速乾燥装置 Pending JPS6369744A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21496186A JPS6369744A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 粘土成形体の迅速乾燥装置
US07/004,054 US4764102A (en) 1986-04-22 1987-01-16 Continuous elongate ceramic article manufacturing system
EP87100639A EP0242503B1 (en) 1986-04-22 1987-01-19 Continuous elongate ceramic article manufacturing system
DE8787100639T DE3774751D1 (de) 1986-04-22 1987-01-19 System zum herstellen von kontinuierlichen langen keramischen gegenstaenden.
CA000527651A CA1296510C (en) 1986-04-22 1987-01-20 Continuous elongate ceramic article manufacturing system
NZ218984A NZ218984A (en) 1986-04-22 1987-01-20 Extruding continuous elongate ceramic article

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21496186A JPS6369744A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 粘土成形体の迅速乾燥装置

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JPS6369744A true JPS6369744A (ja) 1988-03-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524553U (ja) * 1978-08-07 1980-02-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524553U (ja) * 1978-08-07 1980-02-16

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