JPS6369726A - 装飾ガラス製品の製造方法 - Google Patents
装飾ガラス製品の製造方法Info
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- JPS6369726A JPS6369726A JP21309786A JP21309786A JPS6369726A JP S6369726 A JPS6369726 A JP S6369726A JP 21309786 A JP21309786 A JP 21309786A JP 21309786 A JP21309786 A JP 21309786A JP S6369726 A JPS6369726 A JP S6369726A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/09—Other methods of shaping glass by fusing powdered glass in a shaping mould
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、板ガラスの切断力レフト、破損ガラス、空き
ビン等のガラス廃棄物を再利用した装飾ガラス製品の製
造方法に関する。
ビン等のガラス廃棄物を再利用した装飾ガラス製品の製
造方法に関する。
（従来技術）
従来よりガラス廃棄物を再生利用することは日常的に行
なわれているが、付加価値の低いビン等に使用される他
は新たな用途にこれを用いているものは少なく、再生利
用する場合でもガラス廃棄物のみを材料とするとガラス
自体の品質が低下するため、改めて主ガラス原料を混合
しなければならなかった（例えば特開昭５５−２３０８
１号公報参照）。
なわれているが、付加価値の低いビン等に使用される他
は新たな用途にこれを用いているものは少なく、再生利
用する場合でもガラス廃棄物のみを材料とするとガラス
自体の品質が低下するため、改めて主ガラス原料を混合
しなければならなかった（例えば特開昭５５−２３０８
１号公報参照）。
（発明が解決すべき問題点）
従って、ガラス廃棄物の再生利用の対象物は付加価値の
低い製品に狭く限定されているのが実情であり、又主ガ
ラス原料を所定必要量混合しなければならないことで再
生された製品のコストが必ずしも低下しないなどの問題
点もあった。
低い製品に狭く限定されているのが実情であり、又主ガ
ラス原料を所定必要量混合しなければならないことで再
生された製品のコストが必ずしも低下しないなどの問題
点もあった。
（問題点を解決する手段）
本発明は主ガラス原料を混合することなく、板ガラスの
切断カレット、破損ガラス、空きビン等といったガラス
廃棄物のみを再利用して、これらのガラス廃棄物と溶け
合う廉価な溶融添加物を添加することにより、インテリ
ア、内装及び外装の壁材、ブロック、あるいはガラス食
器等といった付加価値の高い別異な装飾ガラス製品を製
造する製造方法を提供しようとするものであり、その手
段は第一に、 ガラス廃棄物を粉砕してガラス粉末を得、これにガラス
と溶け合う溶融添加物を添加した後水を加えて混合し、
次いで得られた混合物を枠型に入れて圧縮し、十分乾燥
させてから加熱溶融し、その後徐冷することを特徴とす
る装飾ガラス製品の製造方法であり、 第二に、ガラス廃棄物を粉砕してガラス粉末を得、これ
にガラスと溶け合う溶融添加物を添加した後粘着剤を加
えて混合し、次いで得られた混合物を成形して十分乾燥
させ、得られた成形物を枠型に入れて加熱溶融し、その
後徐冷することを特徴とする装飾ガラス製品の製造方法
である。
切断カレット、破損ガラス、空きビン等といったガラス
廃棄物のみを再利用して、これらのガラス廃棄物と溶け
合う廉価な溶融添加物を添加することにより、インテリ
ア、内装及び外装の壁材、ブロック、あるいはガラス食
器等といった付加価値の高い別異な装飾ガラス製品を製
造する製造方法を提供しようとするものであり、その手
段は第一に、 ガラス廃棄物を粉砕してガラス粉末を得、これにガラス
と溶け合う溶融添加物を添加した後水を加えて混合し、
次いで得られた混合物を枠型に入れて圧縮し、十分乾燥
させてから加熱溶融し、その後徐冷することを特徴とす
る装飾ガラス製品の製造方法であり、 第二に、ガラス廃棄物を粉砕してガラス粉末を得、これ
にガラスと溶け合う溶融添加物を添加した後粘着剤を加
えて混合し、次いで得られた混合物を成形して十分乾燥
させ、得られた成形物を枠型に入れて加熱溶融し、その
後徐冷することを特徴とする装飾ガラス製品の製造方法
である。
（発明の構成）
本発明のおいては、ガラス粉末に供せられるガラス廃棄
物は、板ガラスの切断力レフト、破損ガラス、空きビン
、更には破損したガラス食器等を粉砕機にかけて粉砕し
たものが使用される。この場合、板ガラス、ビン、ガラ
ス食器等をそれぞれ材質ごと、換言すれば膨張係数の異
なるガラスの材質毎に分けて粉砕されたガラス粉末を得
るように処理するのが望ましい。又有色のガラス廃棄物
の場合には色毎に分けたガラス粉末を得るのが望ましい
。
物は、板ガラスの切断力レフト、破損ガラス、空きビン
、更には破損したガラス食器等を粉砕機にかけて粉砕し
たものが使用される。この場合、板ガラス、ビン、ガラ
ス食器等をそれぞれ材質ごと、換言すれば膨張係数の異
なるガラスの材質毎に分けて粉砕されたガラス粉末を得
るように処理するのが望ましい。又有色のガラス廃棄物
の場合には色毎に分けたガラス粉末を得るのが望ましい
。
カラス粉末に混入する溶融橋加物は、前述のガラス廃棄
物と膨張係数が一致し、１０００℃〜１２００℃で溶け
るものであって、本実施例では珪砂やカオリン、粘土類
、又は陶器生産の過程で生じる洗浄後の沈殿物や研磨後
の粉といった工業用スラッジが使用される。なお実験上
、添加物のガラス粉末に対する添加昂は１０〜２０ｗｔ
％が適量である。
物と膨張係数が一致し、１０００℃〜１２００℃で溶け
るものであって、本実施例では珪砂やカオリン、粘土類
、又は陶器生産の過程で生じる洗浄後の沈殿物や研磨後
の粉といった工業用スラッジが使用される。なお実験上
、添加物のガラス粉末に対する添加昂は１０〜２０ｗｔ
％が適量である。
この溶融添加物によって、製造される装飾ガラス製品に
は溶融添加物のさまざまな色調や光透過性のある焼成体
ができ、爾も溶融添加物の量を調整することにより変化
ある装飾ガラス製品が出き上がる。尚、溶融添加物は膨
張係数の大きなガラスの熱割れに対し緩衝機能を有する
ものである。
は溶融添加物のさまざまな色調や光透過性のある焼成体
ができ、爾も溶融添加物の量を調整することにより変化
ある装飾ガラス製品が出き上がる。尚、溶融添加物は膨
張係数の大きなガラスの熱割れに対し緩衝機能を有する
ものである。
ガラス粉末に溶融添加物を混入した後、第一の発明では
、この混合粉末を所定の形状に形成された枠型に製造さ
れる製品の厚みに応じ、均一化するよう所定量を振動さ
せながらプレス注入する。
、この混合粉末を所定の形状に形成された枠型に製造さ
れる製品の厚みに応じ、均一化するよう所定量を振動さ
せながらプレス注入する。
この場合、製造される装飾ガラス製品の強度を高めるた
めにも圧縮して内部に空気を含まない状態にする。
めにも圧縮して内部に空気を含まない状態にする。
そして枠型に入れる際には、混合粉末が枠型に馴じむよ
うにするため、湿る程度の水を混合粉末全体に添加する
。枠型に馴しんだ後は、加熱する前に混合粉末を十分乾
燥させ、上述の水を除去させる。後述する加熱時に水分
が膨張して爆発を起こすことを防ぐためである。
うにするため、湿る程度の水を混合粉末全体に添加する
。枠型に馴しんだ後は、加熱する前に混合粉末を十分乾
燥させ、上述の水を除去させる。後述する加熱時に水分
が膨張して爆発を起こすことを防ぐためである。
また、混合粉末の焼成後、剥れ易くするため枠型にはあ
らかじめ離型剤を塗布しておくと良い。
らかじめ離型剤を塗布しておくと良い。
次に、混合粉末が溶融するまで加熱炉に入れ加熱する。
加熱温度は添加物の種類あるいは混入割合により温度調
整を行なうが、通常１１００℃〜１２００℃程度であり
、加熱時間は５時間程度である。
整を行なうが、通常１１００℃〜１２００℃程度であり
、加熱時間は５時間程度である。
混合粉末を溶融状態まで加熱したら、その後２０詩間程
度かけて徐冷する。
度かけて徐冷する。
一方、第二の発明では、ガラス粉末に溶融添加物を混入
した後、この混合粉末にさらに粘着剤を加えて混合粉末
に塑形性をもたせる。粘着剤としては市販の液状の糊等
が使用され、粘着剤を加えることにより出き上った装飾
ガラス製品を任意の形状に成形することができる。成形
物は十分乾燥させた後これを枠型に入れ、以下第一の発
明と同様に処理する。この場合、成形物を枠型内で圧縮
する必要はない。
した後、この混合粉末にさらに粘着剤を加えて混合粉末
に塑形性をもたせる。粘着剤としては市販の液状の糊等
が使用され、粘着剤を加えることにより出き上った装飾
ガラス製品を任意の形状に成形することができる。成形
物は十分乾燥させた後これを枠型に入れ、以下第一の発
明と同様に処理する。この場合、成形物を枠型内で圧縮
する必要はない。
この第二の発明によれば、枠型に入れる前に既に任意の
形状に成形し乾燥しておけるので、枠型内での乾燥時間
を要せず大量生産に適し、コストを低減できるメリット
を有している。
形状に成形し乾燥しておけるので、枠型内での乾燥時間
を要せず大量生産に適し、コストを低減できるメリット
を有している。
尚第−及び第二の発明共に、溶融添加物と一緒に着色原
料として、銅、コバルト、ニッケルといった非鉄金属や
希土類を２％〜３％添加し、その後上述と同様の処理を
すれば、焼成後群やかな色で着色されたガラス製品が得
られ、特にインテリアや食器に好適である。
料として、銅、コバルト、ニッケルといった非鉄金属や
希土類を２％〜３％添加し、その後上述と同様の処理を
すれば、焼成後群やかな色で着色されたガラス製品が得
られ、特にインテリアや食器に好適である。
更に、溶融添加物と一緒に酸化コバルト、二酸化マンガ
ン或いは酸化バナジウムといった発泡助成原料を２％〜
３％添加すれば、細い気泡体の焼成も可能であり、建材
に適した軽量のガラス製品として好ましい。
ン或いは酸化バナジウムといった発泡助成原料を２％〜
３％添加すれば、細い気泡体の焼成も可能であり、建材
に適した軽量のガラス製品として好ましい。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明に係る装飾ガラス製品の製
造方法□に於いては、別途ガラス主原料を混合すること
なく、廉価なガラス廃棄物を粉砕したガラス粉末に溶融
添加物を所定量添加し後処理することで、いわゆる壁材
やインテリア或いは食器といった別異の用途を持つ付加
価値の高い装飾ガラス製品を低コストで製造することが
出来るものである。
造方法□に於いては、別途ガラス主原料を混合すること
なく、廉価なガラス廃棄物を粉砕したガラス粉末に溶融
添加物を所定量添加し後処理することで、いわゆる壁材
やインテリア或いは食器といった別異の用途を持つ付加
価値の高い装飾ガラス製品を低コストで製造することが
出来るものである。
更に第二の製造方法の場合には、前述したように枠型に
入れる前に既に任意の形状に成形し乾燥しておけるので
、枠型内での乾燥時間を要せず大量生産に適し、コスト
を低減できるメリットを有している。
入れる前に既に任意の形状に成形し乾燥しておけるので
、枠型内での乾燥時間を要せず大量生産に適し、コスト
を低減できるメリットを有している。
尚、必要に応じ、着色原料又は発泡助成原料を加えるこ
とで一層変化ある付加価値の高い装飾ガラス製品を製造
することが出来るものである。
とで一層変化ある付加価値の高い装飾ガラス製品を製造
することが出来るものである。
第１図は本発明に係る第一の装飾ガラス製品の製造方法
を表すフローチャート、第２図は第二の製造方法を表わ
すフローチャートである。
を表すフローチャート、第２図は第二の製造方法を表わ
すフローチャートである。
Claims (6)
- （１）ガラス廃棄物を粉砕してガラス粉末を得、これに
ガラスと溶け合う溶融添加物を添加した後水を加えて混
合し、次いで得られた混合物を枠型に入れて圧縮し、十
分乾燥させてから加熱溶融し、その後徐冷することを特
徴とする装飾ガラス製品の製造方法。 - （２）前記溶融添加物が珪砂、カオリン、粘土類、又は
工業用スラッジであることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の装飾ガラス製品の製造方法。 - （３）前記溶融添加物がガラス粉末に対して１０〜２０
ｗｔ％であることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
は第２項記載の装飾ガラス製品の製造方法。 - （４）ガラス廃棄物を粉砕してガラス粉末を得、これに
ガラスと溶け合う溶融添加物を添加した後粘着剤を加え
て混合し、次いで得られた混合物を成形して十分乾燥さ
せ、得られた成形物を枠型に入れて加熱溶融し、その後
徐冷することを特徴とする装飾ガラス製品の製造方法。 - （５）前記溶融添加物が珪砂、カオリン、粘土類、又は
工業用スラッジであることを特徴とする特許請求の範囲
第４項記載の装飾ガラス製品の製造方法。 - （６）前記溶融添加物がガラス粉末に対して１０〜２０
ｗｔ％であることを特徴とする特許請求の範囲第４項又
は第５項記載の装飾ガラス製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21309786A JPS6369726A (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | 装飾ガラス製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21309786A JPS6369726A (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | 装飾ガラス製品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6369726A true JPS6369726A (ja) | 1988-03-29 |
Family
ID=16633515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21309786A Pending JPS6369726A (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 | 装飾ガラス製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6369726A (ja) |
Cited By (7)
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| JP2010006665A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Asahi Glass Co Ltd | 板状ガラスの製造方法 |
| CN102910821A (zh) * | 2012-10-24 | 2013-02-06 | 江苏博杰特机电有限公司 | 一种废旧玻璃制成的新型玻璃 |
| WO2019218404A1 (zh) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | Hong Deqiang | 用废料制成玛瑙玻璃的制作方法及玛瑙玻璃制品 |
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- 1986-09-10 JP JP21309786A patent/JPS6369726A/ja active Pending
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