JPS6369671A - 通帳プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金融機関等において用いられる通帳プリンタに
関し、特に発行に失敗した通帳または顧客が取忘れた通
帳等の、不要通帳の回収に好適な通帳プリンタに関する
。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置は、前述の不要通帳に関しては、１
冊だけ待避させる構造となっていた。これは、不要通帳
の発生を早期に係員に知らせることを目的とするためで
あった。

また、不要通帳を待避させる場合、当該不要通帳は開い
たままとなっており、これを閉じる点については配慮さ
れてはいなかった。

なお、この種の装置として関連するものに１例えば、特
開昭５９−２２９３７７号、同５９−２０２８８２号公
報に記載されている装置を挙げることができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、今後、この種の装置の夜間運転または無
人運転が増加することを考慮すると１通帳発行機能をサ
ポートするために、多数冊の新規通帳収納が必須となり
、また、前記不要通帳の回収冊数の増大および回収通帳
の量検知を正確に行うことが必要となることは明らかで
ある。

従来の通帳プリンタ装置は、これらの点に関する配慮に
欠けるところがあり、今後予想される。

夜間運転または無人運転に対する適性に欠けるという重
大な問題がありｊ−０ 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは６従来の通帳プリンタにおける−に述の如
き問題を解消し、新規通帳の収納スペースを確保するた
めに回収される不要通帳の収納スペースを節約可能とし
、かつ１回収された不要通帳の量を正確に検知可能とし
た１通帳プリンタを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記［１的は、印字機構と通帳搬送機構を有す
る通帳プリンタにおいて、通帳の頁めくり機構または折
りたたみ機構と、通帳の回収部とを設けて、通帳発行の
失敗または顧客の通帳取忘れ等が発生した場合、当該通
帳を、前記頁めくり機構または折りたたみ機構により、
折りたたんだ形で前記回収部に回収する如く構成したこ
とを特徴とする通帳プリンタによって達成される。

〔作用〕

本発明においては１回収部に通帳を回収する際に、頁め
くり機構または通帳折りたたみ機構により、通帳を折り
たたんだ状態にして回収するようにして、回収された不
要通帳の収納スペースを節約するとともに、開いた状態
では正確な計測が内辺な回収通帳の量を、折りたたんだ
状態で回収することにより正確に計測可能にしている。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す通帳プリンタの構成図
である０図において、１は通帳挿入口。

２は新規通帳を保管する通帳ホッパ、３は通帳への印字
を行う印字ユニット、４は通帳に貼付された磁気テープ
への情報の読み書きを行う磁気読み書き部、５は通帳の
頁めくりを行う頁めくり部。

６は発行に失敗した通帳、顧客が取忘れた通帳等を回収
する回収箱を示している。

本実施例の装置における動作の概要は、以下の通りであ
る。

通常、通帳は上記挿入口】または通帳ホッパ２から供給
され、印字ユニット３または磁気読み書き部４における
処理を施された後、挿入口１から顧客に返却される。こ
のとき、必要により、上記頁めくり部５において１頁め
くりが行われる。

上述の如き処理において、顧客が通帳を取忘れた場合、
あるいは、通帳ホッパ２から供給された通帳への磁気書
込みがうまく行かない場合等に。

当該通帳を回収して次の取引に移ることを可能とするた
め、上記回収箱６が設けられている。

第２図は上記回収箱６の構成を示す図であり、７ａ、７
ｂは搬送ローラ対、８は回収される通帳を示している。

本実施例のポイントは、上述の如く、通帳を回収する場
合に、当該通帳８を、第２図に示す如く折りたたんだ状
態で上記回収箱６に回収する点にある。上記通１１８の
折りたたみ動作は、前記頁めくり部５を利用して行うこ
とが可能である。すなわち、前記頁めくり部５において
、折りたたんだ状態になるまでめくり、搬焼ローラ対７
ａ、７ｂに渡す方式である。

また、上記通帳８の折りたたみ動作は、第３図（Ａ）、
（Ｂ）に示す如き、ソレノイド】Ｏにより駆動される簡
単なリンク機構９を設けて、開いた通帳８を折りたたむ
ようにしても良い。

本リンク機構９の動作は、通＠８が搬送ローラ対７ａの
左側から右側へ搬送されて来て、右側の搬送ローラ対７
ｂに加える噛み込まれる前に、ソレノイド１０により上
記リンク機構９を矢印方向に開動作せて、通帳８を下方
から押上げることにより、該通＠８は折りぐせによって
、第３図（Ａ）に示す如き状態になる。

これを、そのまま搬送ローラ対７ａを回転させて搬送し
続けると、第３図（Ｂ）に示す如く、搬送ローラ対７ｂ
に折りたたんだ状態で噛み込まれ、この状態で前記回収
箱６に収納される。

上記実施例によれば、回収される通帳を、折りたたんだ
状態で順序良く回収箱６に収納することが可能となるた
め、回収箱６が小型化できるとともに、回収される通帳
の計数が確実にできる等の効果が得られる。

なお、回収される通帳の折りたたみ手段は、上記頁めく
り部５．リンク機構９に限定されるものではなく、他の
手段によっても良いことは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べた如く、本発明によれば、印字機構と通帳搬送
機構を有する通帳プリンタにおいて１通帳の頁めくり機
構または折りたたみ機構と、通帳の回収部とを設けて、
通帳発行の失敗または顧客の通帳取忘れ等が発生した場
合、当該通帳を、前記頁めくり機構または折りたたみ機
構により、折りたたんだ形で前記回収部に回収する如く
構成したので、新規通帳の収納スペースを確保するため
に回収される不要通帳の収納スペースを節約可能とし、
かつ１回収された不要通帳の量を正確に検知可能とした
、通帳プリンタを実現できるという顕著な効果を奏する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す通帳プリンタの構成図
、第２図はその要部である回収箱付近のの構成を示す図
、第３図（Ａ）、（Ｂ）は通帳を折りたたむリンク機構
の構成例を示す図である。 １：通帳挿入口、２：通帳ホッパ、３：印字ユニット、
４：磁気読み書き部、５：頁めくり部、６：回収箱、７
ａ、７ｂ：搬送ローラ対、８：回収される通帳。 第　　　　　１　　　　　図 第　　　　３　　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、印字機構と通帳搬送機構を有する通帳プリンタにお
   いて、通帳の頁めくり機構または折りたたみ機構と、通
   帳の回収部とを設けて、通帳発行の失敗または顧客の通
   帳取忘れ等が発生した場合、当該通帳を、前記頁めくり
   機構または折りたたみ機構により、折りたたんだ形で前
   記回収部に回収する如く構成したことを特徴とする通帳
   プリンタ。