JPS6367141A - 帯電防止用積層シ−ト - Google Patents

帯電防止用積層シ−ト

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JPS6367141A
JPS6367141A JP61210639A JP21063986A JPS6367141A JP S6367141 A JPS6367141 A JP S6367141A JP 61210639 A JP61210639 A JP 61210639A JP 21063986 A JP21063986 A JP 21063986A JP S6367141 A JPS6367141 A JP S6367141A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレクトロニクス関連工場、クリーンルーム
、手術室、臨床試験室、コンピュータルーム、電気通信
室、船舶無線室、火薬工場、可燃物倉庫、科学実験室な
と 静電気や塵などにより障害を受は易い場所の床に使
用される帯電防止用積層シートに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、静電気や塵などによる障害を受は易い場所の床面
には、導電性を有するアルミニウムやステンレススチー
ルのような金属シート、または導電性を有する炭素粉末
、金属粉末もしくは短繊維などを練り込んだ合成樹脂シ
ー1〜が使用されていた。
しかし、前者の金属シートの場合は、シート面が硬く、
歩行音や振動などの問題があるばかりでなく、シート全
体が導電性の金属でできているために導電性が高く、こ
のため床面上で使用する機器などの漏電による感電の危
険があり、また価格面でも高価となり、さらに施工性も
悪いなどの問題があった。
一方、後者の合成樹脂シートの場合は、シート面の摩耗
により、練り込まれた炭素粉末、金属粉末もしくは短繊
維などがシートから剥離し、これが塵となって、例えば
半導体に付着してコンピュータの故障原因となるなどの
障害を発生させたり、金属性の粉末や短繊維が酸化など
により変質し、帯電防止性能が経時的に低下し、初期の
性能が短時間に消失してしまう問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、前記従来技術の問題点を背景になされたもの
で、全体としては、帯電防止機能を有するとともに、表
面層が帯電防止機能を有し、かつ裏面層には導電機能を
有し、しかも耐久性、発塵防止性に優れた帯電防止用積
層シートを提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、表面側に体積固有抵抗値1×10
4〜1×10I0Ω・Cmの防発塵性の合成樹脂層を有
する一方、裏面側に抵抗値1×10゜〜1×104 Ω
・cmの導電性の基材層を有するとともに、合成樹脂層
および基材層を有する積層体としての体積固有抵抗値を
1×106〜1×10I0Ω・■としたことを特徴とす
る帯電防止用積層シートを提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明すると、帯電防止用積層シー
トの表面側の体積固有抵抗値1×106〜1×1010
Ω・cmの防発塵性に優れた合成樹脂層は、帯電防止性
可塑剤および/または帯電防止剤および/または導電性
物質を混入した合成樹脂組成物から形成されており、こ
の合成樹脂層の厚みは、0.2〜5mmが好ましく、0
.2R未満のものでは耐摩耗性が悪い一方、51を越え
るものではシートが表面側に反り易くなると同時に、基
材層までの距離が長くなり、得られるシートの帯電防止
機能が低下する。
また、この合成樹脂層は、単層でも複層でもよく、複層
にする場合は、例えば合成樹脂層を、最」二層の上引層
とその下部に配置する発泡層の中間層とで構成させ、上
引層と中間層との間に一部に発泡抑制剤および/または
発泡促進剤を含む印刷層を介在させてもよい。
すなわち、中間層を加熱膨張させる前に、この中間層の
表面に、中間層の組成物内に配合された膨張剤の分解温
度を変化させる発泡抑制剤および/または発泡促進剤を
塗布し、そののち、これらの表面に上引層を積層し、次
いで膨張剤が分解する温度までこれを加熱させることで
、発泡抑制剤および/または発泡促進剤を塗布した合成
樹脂層の表面部分をこの層の残りの部分と異なる厚さに
形成させてシートに立体的な意匠効果をもたせてもよい
なお、この場合、上引層は、透明または半透明にした方
が、中間層、発泡抑制剤および/または発泡促進剤を含
む印刷層を有色にした場合に、より効果的に意匠効果を
出すことができ、またこの上引層の厚みは、0.1〜1
111Iが好ましい。これは、厚みがO,1m未満のも
のでは耐摩耗性に乏しい一方、INを越えると、シート
が表面側に反り易く、また価格も高くなるためである。
また、中間層は、前記したような発泡層であっても非発
泡層であってもよいが、得られるシートにクッション性
が要求される場合には、前記発泡層にするのが好ましい
さらに、この表面層は、一部に導電性チップを使用した
着色合成樹脂製チップにより、意匠性を向上させたシー
トとすることもできる。
また、この合成樹脂層を構成する主成分の合成樹脂とし
ては、例えば塩化ビニル系樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビ
ニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられる
が、耐摩耗性やコスト面から考慮して塩化ビニル系樹脂
が好ましい。
本発明における塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
樹脂および塩化ビニルと他のモノマー、例えばエチレン
、酢酸ビニル、ビニルエーテル、マレイン酸エステル、
(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、ア
クリロニトリル、ウレタンなどとの共重合体や、その他
ポリ塩化ビニル樹脂と、他のポリマーとの混合物も含む
ものである。
また、合成樹脂層内に混入される帯電防止性可塑剤とし
ては、トリブトキシエチルホスフェート(大穴化学■製
、TBXP) 、ブチルジグリコールアジペート(大穴
化学■製、BXA)、サンソサイザーC−1100(新
日本理化学■製)、5E−673,5R−172,5E
−871(いずれも理研ビタミン油■製)などが好まし
く、目的とする体積固有抵抗値に合わせてジオクチルフ
タレート、ジブチルフタレート、プチルベンジルフタレ
−1・、ジオクチルアジペート、ジオクチルフタレート
、ジイソノニルフタレートなどの汎用の可塑剤の一部あ
るいは全部を置換して使用され、またこの配合量は、合
成樹脂100重量部に対して通常、5〜】00重量部が
好ましく、5重量部未満では得られるシートの帯電防止
性が低下する一方、100重量部を越えると帯電防止機
能が比例的に増加しないばかりか、得られるシートの物
性も低下する。
さらに、合成樹脂層内に混入される帯電防止剤としては
、カチオン系、アニオン系、ノニオン系などの通常使用
される帯電防止剤が挙げられ、その配合量は、通常、合
成樹脂100重量部に対して、0.2〜10重量部が好
ましく、0.2重量部未満では得られるシートの帯電防
止性が低下する一方、10重量部を越えると帯電防止機
能が比例的に増加しないばかりか、得られるシートの物
性も低下する。
さらにまた、合成樹脂層内に混入される導電性物質とし
ては、カーボン粉末、カーボン短繊維、表面導電化処理
した無機および有機の粉末または短繊維〔導電性炭酸カ
ルシウムT13(1−2500(日東粉化■製)、EC
−1、E(、−5(いずれも丸尾力ルシュウム■製)、
デント−ルWK−10O3(大塚化学■製)、サンダー
ロン5S−N(日本令名染色側製)〕など、酸化により
電気抵抗が低下しないものが好ましい。
このときの導電性粉末は、粒径が、0.5〜L、000
8m1または導電性短繊維は、粒径が1〜600μm、
長さが0.5〜20mmの範囲が好ましい。
また、この導電性物質の配合量は、例えば複層における
上引層に使用する場合は、摩耗による塵の発生を防止す
るため、合成樹脂100重量部に対し、好ましくは50
重量部以下、さらに好ましくは5〜30重景部であり、
また複層における中間層に使用する場合は、合成樹脂1
00重量部に対し、好ましくは2重量部以上、さらに好
ましくは5〜500重量部である。
以上の配合剤は、単独で使用しても2種類以上を混合し
て使用してもよい。
そのほか、必要に応じて、可塑剤、安定剤、充填剤、発
泡剤、防黴剤、着色剤などの配合剤を添加することが可
能である。
次に、帯電防止用積層シートの裏面側の基材層としては
、一般に、シート基材として使用されている、例えば天
然の動物性または植物性繊維、アスヘスト、ガラス繊維
、ロックウール、パルプ、合成繊維などの無機または有
機繊維を、単独もしくは適宜混合した織布、不織布、編
布、紙などに前述のような導電性物質を含む導電性樹脂
液を含浸処理したものや、その他、抄紙法により不織布
やガラス混抄紙などの紙を製造する際に、導電性繊維、
導電性粉末、導電処理された粉末や繊維などを混抄した
ものや、これらの導電性繊維や導電処理された繊維を織
り込んだり編みこんだりした織布、編布などが使用でき
る。
なかでも、カーボン繊維やカーボン粉末をこの不織布、
紙(ガラス混抄紙、無機紙、ガラス繊維紙など)の抄紙
時に混抄したものが、寸法精度および価格的な面でシー
ト基材として特に適している。
なお、この基材層の厚みは、通常、0.1〜2龍が好ま
しく、厚みが0.1未満の場合には得られるシートのシ
ート強度が弱くなる一方、2龍を越えるとコスト高にな
る。
なお、これらの合成樹脂層および基材層からなる帯電防
止用積層シー1−のシート総厚ば、1〜7Uであるのが
好ましく、厚みがIH未満のときはこのシートを敷設す
る床面の凹凸が目立ち易い一方、7龍を越えるとシーi
・の重量が重くなって敷設時の取り扱いが難しくなり、
またコスト高にもなる。
本発明の積層シートを床材として使用した場合には、そ
の上で作業をする人や種々の機器などに帯電した静電気
を有効に除去するとともに、機器などからの漏電による
感電などの危険を排除し、さらに積層シートからの塵、
埃の発生のない安全性の高い床材が得られる。
また、表面側の合成樹脂層は、淡色系の帯電防止性可塑
剤、帯電防止剤などを主として使用する場合には、広い
範囲の色相に着色可能である。
また、複層となした場合には、最上層の上引層と中間層
の間に介在させた印刷層中に発泡抑制剤および/または
発泡促進剤を含ませることにより色彩および立体感に冨
んだ絵柄を形成することができ、装飾性に冨み、かつ明
色系に着色したには室内の照明効率を向」ニさせ、室内
をより明るくする効果がある。
さらに、本発明の積層シートは、基材に柔軟な素材を採
用した場合には、表面層の合成樹脂層とあいまって長尺
巻が可能で、柔軟性に冨み、折り曲げても折れないため
、施工性にも優れるものである。
本発明の積層シートの施工に際しては、シート裏面のシ
ートとシートの継目に部分的に金属箔を接着し、さらに
シートの端部にアース線を接続した金属箔を接着し、ア
ースをとることにより、通常の施工接着剤を使用して施
工することも、また施工下地がコンクリートなどの導電
性の場合は、導電性接着剤にて施工することも、さらに
両者を併用して施工することも可能である。
さらに、本発明の帯電防止用積層シートの敷設にあたっ
ては、例えば、長尺シート状態での使用のほか、所定幅
に裁断されたタイル状態のものを一般の施工接着剤(合
成ゴムラテックス系、酢酸ビニル樹脂溶剤系、エポキシ
樹脂系、アクリルエマルジョン系、EVAエマルジョン
系など)、または導電性接着剤を使用してフリーアクセ
スフロアの床面に接着することで、フリーアクセスフロ
ア川床表面材としても使用可能である。
〔作用〕
本発明の帯電防止用積層シーI〜は、表面側に体積固有
抵抗値1×104〜1×1010Ω・cmの防発塵性の
合成樹脂層を配置し、裏面側に抵抗値1×100〜1×
104Ωの導電性の基材層を配置し、合成樹脂層および
基材層を有する積層体としての体積固有抵抗値をI X
 ]、 06〜IX]0’°Ω・CIIlとしたことで
、このシート自体およびシート以外で発生した静電気を
水平方向と垂直方向に逃がして効率的に除電し、ゆえに
静電気の発生およびシート表面への塵の付着を防止する
という帯電防止機能を向上でき、また合成樹脂層と基材
層とを電気的に連結する特別な手段が不用なため、この
シートの製造にあたって、製造工程数の削減ができ、従
ってコスト低減が可能となる。
さらに、合成樹脂層を複層として、いわゆるケミカルエ
ンボスを施したものは、装飾性にも冨んだものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1 実施例1の帯電防止用積層シートは、導電性基材(基材
層)に、炭素繊維を5重量%混抄してなる、ガラス繊維
、パルプ、合成樹脂バインダーなどを含む導電性ガラス
混抄紙(抵抗値:2.lX102Ω・cm、厚み:0.
45龍)を使用し、この導電性ガラス混抄紙の表面に第
1表に記載する発泡性塩化ビニル樹脂ペースト(Tl)
を0.6鶴の厚みとなるように塗布し、180℃で1分
加熱してゲル化したのち、その表面に絵柄の一部に発泡
抑制剤を含む印刷インクを使用して多色グラビア印刷加
工を施し、さらにこの印刷加工を施したシートの表面」
二に、第1表に記載する透明性の塩化ビニル樹脂ペース
ト(1)を0.4龍の厚みとなるように塗布したのち、
210℃で1分40秒加熱して、発泡性塩化ビニル樹脂
ペース) (TI)を発泡させ、印刷模様と凹凸模様と
を一致させた装飾性の良好な総厚2.Ommのシートで
ある。
この帯電防止用積層シートは、体積固有抵抗値が9.0
×1011Ω・cmであり、労働省産業安全研究所の静
電気安全指針に基づく抵抗値が5×106Ωであって、
さらに帯電減衰時間(STATICDecay  Me
ter  406B:5kv+、−印加、0%cut 
 off:FD/Method  406Cに準する)
が0.03秒と、優れたものであった。
第1表 第1表の2 なお、体積固有抵抗値は、東亜電波工業■製、5M−1
0E型極超絶縁計で測定した。
また、導電性基材の抵抗値は、通常の抵抗計で測定した
値である。さらに、合成樹脂層の抵抗値は、各々の合成
樹脂組成物をシート状に加工した状態での測定値である
実施例2 実施例2の帯電防止用積層シートは、実施例1の帯電防
止用積層シートと同じ導電性基材と透明性塩化ビニル樹
脂ペースト(I)を使用し、新たに発泡性塩化ビニル樹
脂ペースト(II)に代えて第2表に記載する発泡性塩
化ビニル樹脂ペースト(III)を使用したもので、実
施例1と同様の方法で印刷模様と凹凸模様の一致した装
飾性の良好な総厚2.Ommの積層シートである。
この帯電防止用積層シートは、体積固有抵抗値が3.6
X10”Ω・cm、労働省産業安全研究所の静電気安全
指針に基づく抵抗値が2×106Ω、帯電減衰時間が0
.02秒という良好な帯電防止性を示した。
 a 第2表 実施例3 実施例3の帯電防止用積層シートは、実施例1および実
施例2の帯電防止用積層シートと同じ導電性基材に加え
て、新たに第3表に記載する透明性塩化ビニル樹脂ペー
ス) (rV)および発泡性塩化ビニル樹脂ペース) 
(V)を使用したもので、実施例1および実施例2と同
様の方法で印刷模様と凹凸模様の一致した装飾性の良好
な総厚2.OUの積層シートである。
1に の帯電防止用積層シートは、体積固有抵抗値が6.5X
109Ω・Cm、労働省産業安全研究所の静電気安全指
針に基づく抵抗値が3X107Ω、帯電減衰時間が0.
04秒という良好な帯電防止性を有するものであった。
第3表 第3表の2 実施例4 実施例4の帯電防止用積層シートは、実施例1の帯電防
止用積層シートと同じ導電性基材の表面に第4表に記載
する着色塩化ビニル樹脂ペースト(VI)を1鶴の厚み
に塗布し、これを200°Cで2分間加熱してゲル化し
て淡色系の無地に着色した総厚1,5mmの積層シート
である。
この帯電防止用積層シートは、体積固有抵抗値が4.0
XIO’Ω・cm、労働省産業安全研究所の静電気安全
指針に基づく抵抗値が2X105Ω、帯電減衰時間が0
.02秒という良好な帯電防止性を有するものであった
第4表 比較例1〜3 第5表の塩化ビニル樹脂ペースト組成物を第6表に記載
の組み合わせで実施例1と同様の方法で印刷模様と凹凸
模様の一致した装飾性の良好な総厚2.0鰭の積層シー
1−を得た。
この積層シートの体積固有抵抗値、労働省産業安全研究
所の静電気安全指針に基づく抵抗値、帯電減衰時間を各
々測定した結果を第6表に示す。
この結果からも明らかなように、いずれも帯電防止性能
が悪く、本発明の目的とする分野での使用には不適当な
ものである。
(以下余白) 第5表 第6表 〔発明の効果〕 このように、本発明の帯電防止用積層シートは、表面側
に体積固有抵抗値1×106〜1×1010Ω・cmの
防発塵性の合成樹脂層を配置し、裏面側に抵抗(i 1
 X 100〜IXIQ6Ωの導電性の基材層を配置し
、合成樹脂層および基材層を有する積層体としての体積
固有抵抗値を1×106〜lXl010Ω・cmとした
ことで、このシート自体およびシート以外で発生した静
電気を水平方向と垂直方向に逃がして効率的に除電し、
ゆえに、静電気の発生およびシート表面への塵の付着を
防止するという帯電防止機能を向上でき、また発塵を防
止することができ、さらに合成樹脂層と基材層とを電気
的に連結する特別な手段が不用なため、このシートの製
造にあたって、製造工程数の削減ができ、従ってコスト
低減が可能となるという効果が得られる。
しかも、前記合成樹脂層を複層として、いわゆるケミカ
ルエンボス加工を施したものは、帯電防止性に加えて装
飾性にも優れており、床材などの用途に有用である。
特許出願人  アキレス株式会社 代理人 弁理士 白 井 重 隆 手続補正書く自発) 昭和61年10月15日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面側に体積固有抵抗値1×10^6〜1×10
    ^1^0Ω・cmの防発塵性の合成樹脂層を有する一方
    、裏面側に抵抗値1×10^0〜1×10^4Ω・cm
    の導電性の基材層を有するとともに、合成樹脂層および
    基材層を有する積層体としての体積固有抵抗値を1×1
    0^6〜1×10^1^0Ω・cmとしたことを特徴と
    する帯電防止用積層シート。
JP61210639A 1986-09-09 1986-09-09 帯電防止用積層シ−ト Granted JPS6367141A (ja)

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