JPS6364106A - 工具干渉を回避した自由曲面の加工情報生成システム - Google Patents

工具干渉を回避した自由曲面の加工情報生成システム

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JPS6364106A
JPS6364106A JP61208553A JP20855386A JPS6364106A JP S6364106 A JPS6364106 A JP S6364106A JP 61208553 A JP61208553 A JP 61208553A JP 20855386 A JP20855386 A JP 20855386A JP S6364106 A JPS6364106 A JP S6364106A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は3次元自由曲面をNCマシニングセン〔発明の
概要〕 3次元自由曲面のデータから数値制御工作機械用の工具
径路データを生成する際に、切削用面素から成る多面体
近似を行い、面素を1つずつ取出して、Z軸に平行な平
面群でサンプリングを行って面素と平面との交線の(X
、Z)座標でもって工具径路を表現し、一つのサンプリ
ング平面上の交線がX座標に関しオーバーラツプし且つ
互に交叉する場合には、各交線を分割し、オーバーラツ
プしないように上位の交線をとって工具干渉を除去する
ことを特徴とし、データの生成効率及びサンプリング精
度を改善し高速処理を可能にしたシステムである。
(従来の技術〕 計算機内部で3次元自由曲面のデータを扱い、これらの
データから最終的な製品又は金型をNC工作機械等で自
動加工するためのNGデータ(工具径路データ)を生成
するCAD/CAMシステムが実用化されつつある。
工具径路生成の一手法として従来から知れているものに
A P T (Automatically Prog
rammed Tools)がある、APTの主体は英
語に類似した記述様式を持つ多軸輪郭制御用の汎用自動
プログラミング言語である。この言語は、工作物と工具
の幾何学的形状、工作物に対する工具の運動の外、工作
機械の機能、許容誤差、算術計算などに関する命令、定
義を含む。この言語で記述したプログラムを大型コンピ
ュータにかけると、NCテープを出力することができる
一方、計算機内で製品外径等の曲面を扱う場合、形状の
制御性が良い(変形や修正が容易)とか計算が容易であ
ると云った設計に好ましい性質を持つB6z i er
式とか9−5pline式を用いたパラメトリックな表
現形式が良く使われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
工具径路生成に内在する最も根本的な問題は、加工精度
を考慮したデータ生成の効率の問題及び工具干渉判定の
問題である。
上述のAPTは、ユーザが工具往路を指示(プログラム
)し、その結果自由曲面の切削データが生成されるもの
であって、計算機内で生成された幾何モデルから自動的
に工具径路を生成するものではない0本来CAD/CA
Mシステムは、設計時の形状情報を加工へ伝達するから
全体として効率が良くなるのであって、APTのように
設計は別に行われ、要求形状を意識しながら加工用の工
具径路をプログラムするのでは効率向上が望めない。
一方、パラメトリックに表現された曲面は、座標系に依
存しないため形状定義には都合が良い。
しかし曲面を切削する工作機械は座標系が決まっている
ため、計算機内で生成した曲面データから加工データ(
工具径路データ)に精度良く変換することができない、
このため加工精度が低下する。
またパラメトリック表現に基いて直接切削加工すると、
工具又は工具ホルダと仕上形状との干渉(衝突)をチェ
ックすることが技術的に困難で、必要部分を切削してし
まう不都合が生じる。
他に知られている多面体近似による曲面表現では、処理
能力を越えるような膨大なデータを扱わないと十分な加
工精度が得られない、従って実用に耐える程の実短時間
での加工データの生成は到底望めない。高速処理を行う
ために曲面表現のデータ数を少な(すると、加工精度が
粗くなり、設計された曲面の公差を満足することができ
な(なる。
本発明は上述の問題にかんがみ、工具の干渉、非干渉を
判定しながら必要な加工精度を満足する工具径路データ
を高速で生成させることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は3次元自由曲面を表現したデータを加工してN
Gミーリングマシンのような少なくとも3軸制御の数値
制御工作機械用の工具径路データを生成するシステムで
ある。
自由曲面を切削用面素に分割し且つ工具の形状に応じて
自由曲面からオフセットさせたオフセット多面体を生成
する手段を備える。
上記各面素ごとに、面素と、3軸の一つ(Z軸)に平行
でY軸方向に所定間隔の平面群との交線上に工具径路を
設定するために、上記各平面上におてる各交線の始端及
び終端の直交座標値(X、Z)を算出して記憶する手段
を備える。
上記平面群の一つに属する二つの交線がX座標に関しオ
ーバーラツプし且つ交叉する場合に、各交線の端点及び
交叉点のX座標に基いて複数の交線に分割し、Z軸に関
し最上位でX軸に関し互いにオーバーラツプしない交線
群を選択する手段を備える。
上記平面群の一つに属する複数の交線がX座標に関しオ
ーバーラツプする場合に、そのうちのZ座標が最大のも
のを選択する手段を備える。
更に、上記選択された交線に沿った工具径路データを生
成する手段とを具備する。
〔作用〕
直交座標系(XYZ軸)を持つ3軸制御の数値制御工作
機械に最も通した工具径路生成システムであり、直交座
標系において工具干渉除去処理を高速に実行する。
オフセット多面体を生成する処理と工具径路をオフセッ
ト多面体から求める処理とを分離させてあり、工具径路
は直交座標系で求められるが、オフセット多面体の生成
はB5zier曲面、B −5plins曲面、Coo
ns曲面等の幾何曲面の表現形式に基(ことができる。
従って曲面表現のデータ構造に依存せずに、多種多様な
曲面の加工が可能となる。
また加工物が複数の曲面で構成されていても、単一の曲
面と同様に扱うことができる。
またオフセット多面体を構成する面素の1つごとに工具
干渉の除去処理を一回だけ行い、重複した演算処理が生
じないから、効率よく、高速に工具径路データが生成さ
れる。
工具径路は、オフセット多面体を多数の平行なサンプリ
ング平面で切断して得た線分群のデータで表現され、工
具干渉の除去処理は、線分群が交叉するときに、線分を
分割してそのうちのオーバーラツプのない上位の線分を
選択することがで達成される。よって処理アルゴリズム
が簡単で扱うデータ量が少ないにもかかわらず、高精度
の加工データが得られる。
〔実施例〕
〈G1 ニジステム全体の構成〉 第1図に実施例のCAD/CAMシステムの全体構成を
示す、第1図において自由曲面生成処理システム1は、
CADに相当する部分で、目的物の3次元自由曲面を表
現する幾何モデルの形状データをオペレータの入力操作
に基いて生成し、ファイルに蓄積する。目的物は機械加
工部品やモールド金型である。
作成された形状データは、自由曲面切削用工具径路生成
システム2において加工データ、即ち切削工具の移動径
路を決定するデータに変換される。
加工データはフロッピーディスクに落とされ、NCミー
リングマシン3 (NCフライス盤又はマシニングセン
タ)にフロッピーディスクを装着することにより、自動
加工が行われる。
自由曲面生成処理システム1及び自由曲面切削用工具径
路システム2の実体はコンピュータであり、ユーザイン
ターフェイスのために、キーボードやディジタイザ等の
入力装置4及びCRT等のディスプレイ装置5が付属し
ている。
工具径路生成システム2は、 (1)、自由曲面の形状精度 (2)、自由曲面の表面粗度(表面あらさ)(3)、工
具干渉チェック を考慮し且つ高速に加工データを生成するように工夫さ
れたアルゴリズムで動作する。
〈G2 :工具径路生成システムの構成〉第2図に示す
ように、工具径路生成システムは順次又は平行して起動
される複数のプログラムモジュールを含む。各プログラ
ムモジュールは専用のデータプロセッサと考えることが
できるので、以下プロセッサと称する。
まず予備処理段階で起動されるのが、精度決定プリプロ
セッサ21及び面粗度決定プリプロセッサ22である。
精度決定プリプロセッサ21は、目的加工物に対して指
定された公差に基いて、CAD段階で生成された幾何モ
デルの曲面を多数の四辺形(又は三角形)に分割してす
るための分割細度を決定する。この多面体分割により、
公差内で近似された切削形状(切削モデル)を生成する
ことができる。公差を考慮した多面体近似により、必要
以上に高精度でなくしかも設計仕様を満足する切削加工
を実行するための最適工具径路を決定することができる
幾何曲面の曲率半径ρとその中心から近似多面体までの
距離との誤差をδとするとき、式によるδが指定交差内
となるように近似多面体の個々の一辺の大きさl、つり
幾何モデル曲面上のサンプリング巾を定めるのが仕上げ
精度プリプロセッサ21である。
工具径路は生成された多面体上に設定される。
つまり工具は空間内の点から点へ微細に直線運動しなが
ら曲面を切削する。このような切削加工は通常の3軸制
′411NCミーリングマシンで実現できる。
なお実際の工具径路は、加工面に対して工具の刃先から
工具中心(工具移動の指令位置)までオフセットした仮
想のオフセット多面体上に設定される。
次に面粗度決定プリプロセッサ22は、目的加工物に対
して指定された表面あらさに基いて、工具の送り巾(送
りピッチ)を決定する。一般に工具送り巾が狭ければ、
表面はよりなめらかに切削される。しかし工具送り巾を
1/2にすれば、工具径路を規定するデータ量は2倍に
なる。従って最小の工具径路データで所要の仕上げ表面
あらさを得るために、工具送り巾は最適に設定されなけ
ればならない0面粗度決定プリプロセッサ22では、与
えられた表面あらさを満足する工具送り巾を算出するた
めのアルゴリズムを含む。
ボールエンドミル(半径R)を切削工具として使用する
場合、面粗度決定プリプロセッサ22は、加工面上の削
り残し量の高さHが指定表面あらさを満足するように、
式 %式% を用いて工具送り巾Δを決定する。
これらの精度決定プリプロセッサ21及び面粗度決定プ
リプロセッサ22によって得られたオフセット多面体の
分割細度及び工具送りピッチのデータは、荒削り用プロ
セッサ23及び仕上削り用プロセッサ24から成る工具
径路生成プロセッサに渡され、これらに基いて幾何モデ
ルの曲面データが順次処理されて、工具径路データが最
終的に生成される。なお荒削りと仕上げ削りとは、工具
の大きさと送り巾及び仕上代の有無が夫々異なるのみで
、データ処理アルゴリズムは同一と考えてよい、また荒
削りプロセスにおいては、公差及び面粗度について考慮
しなくてよい。
これらの工具径路生成のプロセッサ23.24の最も重
要な機能は工具干渉を回避した工具径路を決定すること
である。工具干渉は工具外径が大きい荒削りプロセスで
最も生じ易い、更に、工具径路生成アルゴリズムを工夫
することにより、これらのプロセッサ23.24におい
て高速に工具径路を生成することができるようになって
いる。
生成された工具径路データは、荒削り及び仕上げ削りの
順にフロッピーディスク等を媒体として第1図のNCミ
ーリングマシン3に渡され、ブロック素材に対してミー
リング(フライス)切削加工が実行される。
なお第2図に示す工具径路生成システムには、パラメー
タ切削用プロセッサ25が付属していて、パラメータ表
現の原曲面形状データに基いて直接に切削加工すること
も可能になっている。このプロセッサ25では工具干渉
チェックを行わないが、干渉が生じないと予測できる曲
面については、曲面形状に応じてパラメータ切削を選択
することができる。
更に工具径路生成システムは、工具径路表示プロセッサ
26及び干渉箇所表示プロセッサ27を含む。これらの
プロセッサによる3次元画像表示により、工具径路や工
具干渉を視覚で認識することができる。
工具径路生成システムの各プロセッサ又はプリプロセッ
サは、ユーザインターフェイスモジュール28を通じて
入出力機器とデータの出し入れを行うことができる。キ
ーボードやディスプレイ、XYプロフタ等の入出力機器
を使用して、オペレータは各プロセッサを動作させ、処
理結果を得ることができる。
第3図に第2図の工具径路生成システムの処理フローチ
ャートを示す、まず曲面データを計算機ファイルから読
込む(入力PI)。次に曲面データを表示してデータを
確認する(表示P2)。次に荒削り用プロセスに進み、
荒削り用工具径路を生成させる。荒削りプロセスではま
ず仕上代と工具径を指定する(操作P3)。これらの指
定値と曲面データとに基いて、工具干渉を回避した工具
径路を荒削り用プロセッサ23(ルーチンP4)で生成
する。これにより生成されたデータにより、荒削り用工
具径路、切削開始点、切削終了点を表示する(表示P5
)、このとき不可避の工具干渉箇所があったならばこれ
を表示する(表示P6)。
工具干渉が生じた場合(判断P7)、工具径を変更する
ために操作P3に戻り、再度工具径路の生成を実行する
判断P7で工具干渉が無いと判定されると、次の仕上げ
削りプロセスに進む。このプロセスでは、まず仕上げ工
具径を指定する(操作P8)、更に登録されている一般
公差テーブルの公差等級(許容公差)を指定する(操作
P9)。次に仕上げ精度決定のプリプロセッサ21 (
ルーチンP10)を起動し、指定された公差テーブルと
切削寸法との照合により、仕上げ精度(オフセット多面
体への分割細度)を決定する。更に設計図面に指定され
た面粗度値を入力する(操作pH)。この面粗度指定値
により、工具送り巾が仕上げ面粗度決定プリプロセッサ
22(ルーチンP12)によって決定される。
次に許容公差及び指定面粗度により決定された多面体の
分割細度及び工具送り巾のデータに基いて、仕上削り用
プロセッサ24(ルーチンP13)を起動させ、仕上削
り用工具径路を生成させる。
生成された工具径路データにより、仕上削り用工具径路
を表示させると共に、工具干渉箇所を表示させる(表示
P14、PI3)。工具干渉が生じていたならば、判断
P16から操作P8に戻り、部分的に仕上げ工具径路を
変更し、再度工具径路を生成させる。この工具変更によ
り干渉が除去されれば、生成した工具径路データをファ
イルに書込んで一連の処理が終了する。
くG、:工具径路生成プロセスの基本概念〉荒削り用プ
ロセッサ23及び仕上削り用プロセッサ24から成る工
具径路生成プロセスは、基本的には幾何モデルの曲面デ
ータからオフセット多面体を生成し、この多面体から工
具干渉の無い工具径路データを高速に生成する手順であ
る。
第4図のようにボールエンドミルlOで自由曲面Sの点
Aを切削する場合、点Aは自由曲面とボールエンドミル
の刃面との接点となる。この場合、ボールエンドミル1
0の球部の中心0と点Aを結ぶベクトルAOは自由曲面
の点Aにおける法線ベクトルになる。このベクトルをオ
フセットベクトルと称する。
一般には曲面上にある点におけるオフセットベクトルと
は、その点を始点とし、その点を切削するために工具を
接触させたとき、工具内に定めた基準点が終点となるベ
クトルでしる。ベクトルFは一般に法線ベクトルnの関
数F (n)である。
ボールエンドミルの場合、F (n)=rn (rは球
面部の半径)となる。
自由曲面上の総ての点においてオフセットベクトルを考
えると、その終点は一つの曲面を形成する。この曲面を
オフセット曲面と称すと、明らかに工具中心がオフセッ
ト曲面上にあるように工具を移動させれば、目的の自由
曲面を加工することができる。
オフセット曲面を基に工具径路を生成する最も単純な手
法は、自由曲面上で切削される点の列を考え、各点にお
けるオフセットベクトルの終端点を列を工具径路とする
手法である。この手法は主にパラメトリックな式で表現
された自由曲面に対して用いられている。
例えば、第5図のようなパラメトリック表現の自由曲面
を考える0曲面上の点の位W P (X % t、2)
は、 xxf、(u、■) y = ’z  (u、 v) z = f 3  (u、 v) によってパラメータu、vの期間として与えられる、こ
のような曲面では、u、vを与えると、曲面上の点及び
法線方向が容易に求められるので、u、vを変化させる
ことにより、第6図に示すように点列(A)を作り、こ
れに対応する工具中心の点列(O)を工具径路として得
ることができる。
別の手法として、第7図に示すように、自由曲面からそ
れに対応するオフセット曲面を生成し、オフセット曲面
上の点をパラメトリックに指定することにより工具径路
を生成する手法もある。例えば、自由曲面が次の式で表
わされている場合、X”gl(u、V)”Cl1u’ 
+C1zu” v+c、、uv”   +c、 4 v
’   +cBu”   +c、、uv+cI、v” 
+C1,u+C,qV+C,4)’”gz(u、v)=
C21u3+C2zu” V+Cz3uv! +c、4
v3+C,%u” +c、、uv+C2yV” +C2
1u+CtqV+cza””gl(u、V)”C31u
’ +C3zu” V+c、3uv”  +C3,V3
 +C35u”  +c34uv+CBV” +c3.
Iu+C3,V+C,。
自由曲面点10の点P、〜P1゜でのオフセットベクト
ルを考え、その終点Q、−Q、。を通る曲面としてオフ
セット曲面を求めることができる。このオフセット曲面
において、パラメータU′、V′を変化させることによ
り工具径路を生成することができる。
上述の工具径路の生成手法では工具干渉が考慮されてい
ない0例えば第8図aSbに示すようにAの部分を切削
しようとすると、その近傍の必要部分が削り取られてし
まう、これは工具形状に起因する工具干渉である。或い
は第9図に示すように、ボールエンドミルの角度を変え
ない限り、工具干渉を回避してA部を削ることができな
い場合も生じる。これは加工軸の設定条件に起因する工
具干渉である。
工具干渉を発見するには、ボールエンドミルと目的の自
由曲面との交点を求める計算を行えばよいが、ある程度
の精度を得るためには多大の計算時間を必要とするため
、実際には工具干渉が起きないように人間が確認しなが
ら工具径路を生成させている。
このような工具干渉問題を解決するために、第10図の
ようなZ軸方向の検定法を用いることができる。この方
法では、ボールエンドミルの軸をZ軸方向にとり、Z軸
と平行な直線lを考え、これとオフセット曲面の交点を
求める。工具干渉が生じている場合には、図のようにオ
フセット曲面上の工具径路がループを描くので、一本の
直線lに対し複数個の交点H,,H2、H3が求まる。
これらの交点のZ軸方向の値(高さ)に関し最も大きい
値を持つ点H,が、工具干渉を回避したオフセット面上
の点となる。このようなオフセット曲面は直線iのx、
y座標と交点の2座標とで表現される。
〈G4 :工具径路生成プロセスの具体例〉上述の原理
に基いた具体的な工具径路生成プロセスは、基本的に次
のステップより成る。
第1ステップ:自由曲面からオフセット多面体を生成す
る。
第2ステップ:XY千画面上点におけるオフセット曲面
の最高位置を求める。
第2ステツプのアルゴリズムとして、X軸に平行な走査
線に沿って引かれたオフセット面上の線分(セグメント
)に関しZ軸の計算を行う「セグメント高さ法」を以下
に詳述する。
このアルゴリズムは、基本的にはオフセット曲面の外包
面を求める問題の解法を与えるものである。
すなわち第11図に示すように、オーバーラツプするオ
フセット曲面1.2のうちZ軸方向の上位の面に干渉の
無い工具径路が存在する。
第12図にセグメント高さ法の特徴を示す、この手法で
は、オフセット面の標本化を例えばY軸に沿った一方向
だけとすることにより、高い精度で工具径路を生成し得
るようにしている。即ち、線でのサンプリングを行って
いる。っまりy座標が(yj)の等間隔の各位置にてサ
ンプリングを行うことにする。各位置で平面y=y=を
考え、この平面に沿ってオフセット多面体の断面をとっ
たときの交線に対応する線分群を求める。
線分群の夫々は、オフセット多面体を成す四角形の各辺
と平面?””)Ijとの交点を順に結ぶことによって得
られる。
次に、このようにして得られた線分群に基いて、第13
図に示すようにZ軸方向の最大高さを持つ線分群を生成
することにより、工具干渉のない工具径路が得られる。
第14図にセグメント高さ法の処理手順を示す。
ステップ1 (第15図) 幾何モデル曲面上の格子点での法線ベクトルnを求める
。各格子点(サンプル点)は、既述の精度決定プリプロ
セッサ21の結果(サンプリング間隔1)を基に、要求
公差を満足するように曲面上に格子状に配置することに
よって得られる。格子間隔、即ち多面体への分割細度は
、その曲面ごとの曲率及び指定された公差等級で定まる
なお第15図は幾何モデルを構成する面素の一枚(バッ
チ)を示し、これは16個の制御点によりパラメトリッ
クに表現されている。このパッチを格子状に細分する際
に精度決定プリプロセッサ21による結果を用いて、最
終仕上げ形状が公差内に入るような分割を行っている。
ステップ2(第Lm 各点での法線ベクトルnからオフセットベクトルFを求
める。関数F (n)は工具形状により決定する。
ステップ3(17”) オフセットベクトルの終点で定まるオフセット曲面上の
各四辺形を二つに分割し、四角形を面素とするオフセッ
ト多面体を得る。なお四角形は平面を成さないので正確
にはオフセット多面体は生成されない。
ステップ4(18−) Y軸方向の各サンプリング位置y、に対応するオフセッ
ト面上の線分群を格納するメモリ配列を準備する。一つ
の線分は始端の座標値(XtいZii)及び終端の座標
値(X50、zl、)で表される。
なおサンプリング間隔は、既述の面粗度決定プリプロセ
ッサ22によって図面指定の表面あらさを満足するよう
に計算された工具送り幅Δに等しいか、又はそれ以下と
する。
ステップ5(19゛) オフセット面上の格子から一つの四辺形要素を取出し、
y座標の最小値7 sin及び最大値y、、□を求める
ステップ6(2O−) )’ sin〜7 m、tの区間に入るytについて、
平面y−ytと四辺形との交点(2つ)を求め、ylご
とにメモリ配列に交点の座標(XzいZt−)  (x
il、zi、)を書込む、これを総ての四辺形について
繰返す。
ステップ7(21”、第22゛) yiごとに線分群のデータを用いて、Z軸方向の最上位
の線分データに変換する。即ち、yiについて第21図
のようにZ軸方向に重なりが生じている複数の線分群が
得られている場合、第22図のように最上位の線分群以
外を消去して新たな線分群データを生成する。得られた
線分群のデータは、工具干渉を回避した工具径路を表す
ステップ8(第23′) このようにして得られた第18図のメモリ配列内の線分
群の座標データでもって工具径路を定めることができる
。例えば第23図に示すようにX軸方向に連続的に工具
を等速スキャンさせながら、Z軸方向の工具高さが各線
分と一致するようにZ軸制御を行う、Y軸方向には工具
をピッチΔずつステップ移動さセる。加工時間を短縮す
るためにX軸の工具移動は往復で行うのがよい。
セグメント高さ法の 1演 アルゴリズム次に第14図
のステップ7 (第22図)で必要な演算処理を高速化
する手法について説明する。
このステップ7で行われる演算はZ軸に関し最上位の線
分群を生成する過程であり、最も時間がかかる処理であ
る。演算処理は第24図a、bの二タイプ及びその組合
せから成る線分の位置関係について行う。タイプaは二
つの線分のオーバーラップであり、タイプbは二つの線
分のクロスである。何れの場合も点線部分を消去するた
めに線分の再定義を行う。
タイプaでは、線分P、P、とQ+ Qtとが重なって
いる0点Plが線分QIQtより上方にある場合、直線
x−PIXと線分QI Q2との交点P、′を求め、Z
軸に関してより上方にある線分P1 Pz、とQ、P、
’をオーバーラツプの無い線分として得る。
タイプbでは、線分P、P2とQ、Q!とが交わるので
、まず交点R1を求める。これにより生成された4つの
線分のうちZ軸に関し上方にあるものを選択して、クロ
スの無い二つの線分P、 Rz、RrQxを得る。
第25図にステップ7の処理手順の詳細を示す。
ステップ6では、オフセット面を表わす線分群の端点が
yJごとに求められた順序でメモリ配列に蓄えられてい
る。各線分をP isP ta (t = 1.2・・
・・−・・・−・・・・・−・n、sは始端、eは終端
を夫々表す)とすると、メモリ内の各端点の座標データ
は、P 、、= (x、イ2 ta) P i、= (XiいZiJ となっている。
ステップ7−1 XisくXieとなるようにxisとXisとを交換す
る。つまり始端から終端への方向がX軸の負方向を向い
ている線分については、xi、<xi、であるから、始
端と終端のX座標のみを交換して全線分がX軸の正方向
を向くようにオリエンテーションを行う、2座標は変化
しないので、各線分の高さ、つまり工具径路自体は変化
しない。オリエンテーションの目的は工具径路をX軸の
一方方向に限定するためである。
ステップ7−2 各線分p、、P、、をXi、(始端座標)の小さい順に
ソーティング(並び変え)する。このソーティングによ
り、線分群がどのような順序でサンプリングされていて
も、X座標が増加する順序で線分群が再配列され、その
順序で工具径路が生成される。
ステップ7−3 1及びt+1番目の隣接した線分PisPi。、Pい1
.s Pi*I+a  取出す。
■ X is −X i+I+ sの場合(第26図)
隣接した二つの線分の終端と始端とのX座標が一致して
いる場合、工具干渉がないので、iを1つ増やし、新た
に二つの線分を取出す。
■ x、、<xi、11の場合(第27図)前の線分の
終端と後の線分の始端とのX座標が離れている場合には
、予め決められたzl、7の高さを持つ線分Q、Q、を
PilPi*の後に挿入する。挿入によりQIQzが新
たにP i、、+ l P i*1+ @となり、それ
以降の添字が1ずつシフトされる。
更にiを+1進め、次の処理を行う、なおメモリ内でデ
ータの挿入、移動を容易にするために、実際にはポイン
タ構造により線分の配列及びデータ管理を行っている。
■ X 、11 〉X i + In %の場合(第2
8図)前の線分の終端が後の線分の始端よりもX軸に関
し後方にある場合には、線分どうしのオーバーラツプが
あり、工具干渉が生じている。この場合には、第28図
のように2つの線分を最大4つの区間■〜■に分割する
(a)、xi、≠Pi0.+1の場合、区間■が存在す
る。
(b)、線分PisP五*とP i+l+ s P (
+1+ @ とが交叉する場合には、交点R8が存在し
、区間■と■が出来る。交叉しない場合には、■、■は
1つの区間となる。
(C) 、” il #xi*L+ @の場合、区間■
が存在する。
次に区間■、■において、Z軸の上方にある線分を選択
する。更に元の線分Pi、P3.とPi41+sP i
s1+6をデータから削除し、新しく得られた4つの線
分S I” S v+をXls≠X、、、、、の区間に
挿入する。
上記ステップ7−3はi−nとなるまで繰返される。た
だし処理中にn(総数)の値は変化する。
以上の処理により、工具干渉の発生部分を検知して干渉
を排除することができる。なお干渉のない部分では、単
に第25図の■又は■の処理を通るループを回るので非
常に高速の処理が可能である。
以上のように対しセグメント高さ法では、第29図にそ
の概要を示すように、オ、フセット多面体から1つの四
辺形を取出し、平面yjでサンプリングして、y、に対
応したメモリ領域に一旦総ての線分データを格納し、こ
のデータに基いて工具干渉を取除く演算を行う。線分デ
ータは適当な順序でメモリに格納されるので、既述のよ
うにX座標についてソーティングを行う必要がある。し
かしセグメント高さ法では線分の両端の座標データのみ
を扱うので、メモリ領域も小さくてよい、従ってセグメ
ント高さ法は、より工具径路生成の効率が良く、小容量
のデータプロセッサで高精度の工具径路生成が可能であ
る。
第30図にセグメント高さ法による工具径路生成システ
ムをブロック図で示す、各ブロックは以下のプログラム
モジュールに対応する。
IVIDE B6zier曲面からオフセット多面体を生成する(な
お面素は四辺形で平面ではない)。
並U 境界において、位置、接平面が不連続な部分を補うオフ
セット多面体を生成する。
LICE オフセット多面体をY軸と直交した平面で切断し、線分
群を生成する。
PVECT 工具干渉を除去する演算を行う。
RPATH 計算誤差等により生じる誤った線分データを除去する。
また平行で継かった線分の統合等の無駄なデータの除去
を行う。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように、幾何曲面をオフセット多面体で
近似する処理と、オフセット多面体から工具径路を生成
する処理とを分離しているので、種々の表現形式の幾何
曲面から直接に直交3軸の工具径路データを生成できる
オフセット多面体を構成する面素の1つごとに工具干渉
の除去処理を一回だけ行い、重複した演算処理が生じ無
いから、工具径路生成の効率がよく、高速処理が可能で
ある。
工具径路は、サンプリング平面ごとにオフセット多面体
を切断した線分群データ(直線の両端座標)で表現され
るので、サンプリングに伴なう精度劣化が無く、またデ
ータを扱うプロセッサが小規模でよ(、極めて実用的な
自動加ニジステムが得られる。
工具干渉の除去処理は、線分群が交叉するときに、線分
を分割してオーバーラップのない上位の線分を選択する
ことで達成される。よって処理アルゴリズムが簡単で扱
うデータ量が少ないにもかかわらず、高精度の加工デー
タが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工具径路生成システムの実施例を示す
CAD/CAMシステムの全体構成のブロック図、第2
図は工具径路生成システムのブロック図、第3図は工具
径路生成システムのデータ処理手順のフローチャートで
ある。 第4図は自由曲面とオフセット曲面との関係を示す線図
、第5図はパラメトリック表現の自由曲面を示す線図、
第6図は自由曲面から工具径路を生成する一方法を示す
線図、第7図はオフセフ)曲面から工具径路を生成する
一方法を示す線図、第8図は工具形状に起因する工具干
渉を示す断面図、第9図は加工軸の設定条件に起因する
工具干渉を示す断面図、第10図は工具干渉検定法を示
す断面図である。 第11図は工具干渉を回避したオフセフ)曲面の外包面
を示す線図、第12図はセグメント高さ法の原理を示す
線図、第13図は工具干渉を除去した線分群の線図、第
14図はセグメント高さ法の処理手順を示すフローチャ
ートである。 第15図は第14図のフローチャートのステップ1に対
応した幾何曲面の線図、第16図はステップ2に対応し
たオフセットベクトルの線図、第17図はステップ3に
対応したオフセット多面体の線図、第18図はステップ
4に対応したサンプリング位置とデータメモリ配列を示
す線図、第19図はステップ5に対応したオフセット多
面体の四辺形面素を示す線図、第20図はステップ6に
対応したセグメントサンプリングの線図、第21図はス
テップ7に対応した線分群の位置を示す線図、第22図
はステップ7に対応した工具干渉除去処理を行った線分
群の線図、第23図はステップ8に対応した工具径路の
線図である。 第24図a、bはセグメント高さ法において線分のオー
バーラツプ及びクロスを示す線図、第25図は第33図
のステップ7の処理手順の詳細を示すフローチャート、
第26図〜第28図は二つの隣接する線分の位置関係の
種々のB様を示す線図である。 第29図はセグメント高さ法の処理手順の概要を示す線
図、第30図は工具径路生成システムのブロック図であ
る。 なお、図面に用いた符号において、 1−−−−−−−・・・・・−・・−自由曲面生成処理
システム2〜・・〜・−一−−−・・・・−・−・自由
曲面切削用工具径路生成システム 3−・−・−・・・・・・−・−・−・−NCミーリン
グマシン4・・・−・−−−一−−・−・−人力装置5
・・・・〜・・・・・・−・−・ディスプレイ21・−
・−・・−・・・・・−精度決定プリプロセッサ22・
−・−・・・−・−・面粗度決定プリプロセッサ23・
・−・〜・・−・・−荒削り用プロセッサ24・・−・
・−・・−仕上げ削り用プロセッサである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 3次元自由曲面を表現したデータを加工して少なくとも
    3軸制御の数値制御工作機械用の工具径路データを生成
    するシステムであって、 自由曲面を切削用面素に分割し且つ工具の形状に応じて
    自由曲面からオフセットさせたオフセット多面体を生成
    する手段と、 上記各面素ごとに、面素と、3軸の一つ(Z軸)に平行
    でY軸方向に所定間隔の平面群との交線上に工具径路を
    設定するために、上記各平面上における各交線の始端及
    び終端の直交座標値(X、Z)を算出して記憶する手段
    と、 上記平面群の一つに属する二つの交線がX座標に関しオ
    ーバーラップし且つ交叉する場合に、各交線の端点及び
    交叉点のX座標に基いて複数の交線に分割し、Z軸に関
    し最上位でX軸に関し互いにオーバーラップしない交線
    群を選択する手段と、上記選択された交線に沿った工具
    径路データを生成する手段とを具備する工具干渉を回避
    した自由曲面の加工情報生成システム。
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