JPS6363753B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6363753B2 JPS6363753B2 JP16335284A JP16335284A JPS6363753B2 JP S6363753 B2 JPS6363753 B2 JP S6363753B2 JP 16335284 A JP16335284 A JP 16335284A JP 16335284 A JP16335284 A JP 16335284A JP S6363753 B2 JPS6363753 B2 JP S6363753B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- pump
- pump body
- bellows
- volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は携帯式エアーポンプに関するもので
ある。
ある。
ベローズでなるポンプ本体の一端にエアー吸引
口とエアー吐出口を設け、これらの吸引口と吐出
口にそれぞれ逆向きの方向性をもつた逆止弁を介
在し、上記ポンプ本体を繰返し伸縮させることに
より、吐出口に接続されたエアータンク、液体タ
ンク等の内部圧力を高めるようにしたエアーポン
プは従来から知られている。
口とエアー吐出口を設け、これらの吸引口と吐出
口にそれぞれ逆向きの方向性をもつた逆止弁を介
在し、上記ポンプ本体を繰返し伸縮させることに
より、吐出口に接続されたエアータンク、液体タ
ンク等の内部圧力を高めるようにしたエアーポン
プは従来から知られている。
上記のごときエアーポンプによると、ポンプ本
体の空気を圧縮して吐出口からエアーの吐出を開
始し、吐出を終了するまでの間、吐出口の逆止弁
が開放されるために、ポンプ本体の内部圧力はタ
ンク側の圧力と等しくなる。ポンプ本体はベロー
ズにより構成されるため、最大限に圧縮した場合
でもその内部空間の容積が零になることはないの
で、内部に加圧空気が残存する。その空気は前記
のとおりタンク内の圧力に等しいので、次にポン
プ本体の内容積を拡大させた場合に、その拡大量
が相当大きくならないと逆止弁を開放させるに必
要な圧力まで低下しない問題がある。
体の空気を圧縮して吐出口からエアーの吐出を開
始し、吐出を終了するまでの間、吐出口の逆止弁
が開放されるために、ポンプ本体の内部圧力はタ
ンク側の圧力と等しくなる。ポンプ本体はベロー
ズにより構成されるため、最大限に圧縮した場合
でもその内部空間の容積が零になることはないの
で、内部に加圧空気が残存する。その空気は前記
のとおりタンク内の圧力に等しいので、次にポン
プ本体の内容積を拡大させた場合に、その拡大量
が相当大きくならないと逆止弁を開放させるに必
要な圧力まで低下しない問題がある。
上記の問題点を解決するために、この発明はポ
ンプ本体の内部にゲル状無定形物（以下、単に無
定形物という）を封入し、その無定形物の容積を
ポンプ本体の内部積かからその最大吐出量を差引
いた残りの容積にほぼ等しい大きさに形成したも
のである。
ンプ本体の内部にゲル状無定形物（以下、単に無
定形物という）を封入し、その無定形物の容積を
ポンプ本体の内部積かからその最大吐出量を差引
いた残りの容積にほぼ等しい大きさに形成したも
のである。
上記のように構成すると、ポンプ本体を圧縮し
た際、その内部はほとんど無定形物で占められ、
しかもその無定形物の容積は内部圧力の上昇によ
つて変化することがない。したがつて、ポンプ本
体を最大限に圧縮した際にはほとんど空気が残存
しないので、次にポンプ本体を伸長させた場合
に、吸収側の逆止弁が直ちに開放される。
た際、その内部はほとんど無定形物で占められ、
しかもその無定形物の容積は内部圧力の上昇によ
つて変化することがない。したがつて、ポンプ本
体を最大限に圧縮した際にはほとんど空気が残存
しないので、次にポンプ本体を伸長させた場合
に、吸収側の逆止弁が直ちに開放される。
添付図面は、この発明に係るベローズ式エアー
ポンプ１を噴霧機２に使用した例を示している。
ポンプ１を噴霧機２に使用した例を示している。
噴霧機２は、タンク３の底部に噴出管４を備え
るとともに、エアーポンプ１の作動用ハンドル５
およびそのハンドル５に連結されたクランクレバ
ー６を有する。
るとともに、エアーポンプ１の作動用ハンドル５
およびそのハンドル５に連結されたクランクレバ
ー６を有する。
エアーポンプ１は、ベローズ７の下端をカツプ
部材８の内部に挿入して固着し、そのカツプ部材
８の底部に前記のクランクレバー６を回動自在に
挿入している（第４図参照）。なお、第５図の場
合はカツプ部材８の側面にクランクレバー６を枢
着している。
部材８の内部に挿入して固着し、そのカツプ部材
８の底部に前記のクランクレバー６を回動自在に
挿入している（第４図参照）。なお、第５図の場
合はカツプ部材８の側面にクランクレバー６を枢
着している。
ベローズ７の上端部は噴霧機２に固定されたブ
ラケツト９に固着され、またそのブラケツト９に
エアー吸入口１０およびエアー吐出口１１を設け
ている。エアー吸入口１０にはスプリング１２に
よつて外向きに付勢された逆止弁１３が設けら
れ、通常状態においてはこれによつて吸入口１０
の弁孔１４を閉じ、一定以上に内部圧力が低下し
た際に吸入管１５を通じて大気を吸入する。ま
た、エアー吐出口１１には、スプリング１６によ
つて前記の場合とは逆方向に付勢された逆止弁１
７が設けられ、通常状態においてはこれによつて
吐出口１１の弁孔１８を閉じ、一定以上に内部圧
力が上昇した際に吐出管１９を通じてタンク３内
にエアーを送り込む。
ラケツト９に固着され、またそのブラケツト９に
エアー吸入口１０およびエアー吐出口１１を設け
ている。エアー吸入口１０にはスプリング１２に
よつて外向きに付勢された逆止弁１３が設けら
れ、通常状態においてはこれによつて吸入口１０
の弁孔１４を閉じ、一定以上に内部圧力が低下し
た際に吸入管１５を通じて大気を吸入する。ま
た、エアー吐出口１１には、スプリング１６によ
つて前記の場合とは逆方向に付勢された逆止弁１
７が設けられ、通常状態においてはこれによつて
吐出口１１の弁孔１８を閉じ、一定以上に内部圧
力が上昇した際に吐出管１９を通じてタンク３内
にエアーを送り込む。
また、上記のベローズ７の内部には、ポリマー
でなる無定形物２０が封入されている。
でなる無定形物２０が封入されている。
この無定形物２０の容積は、ベローズ７の容積
からその最大吐出量を差引いた残りの容積にほぼ
等しい。
からその最大吐出量を差引いた残りの容積にほぼ
等しい。
即ち、ベローズ７の最大吐出量は、カツプ部材
８がその最下端の位置からブラケツト９に当たる
まで（第３図参照）移動する間に吐出されるエア
ーの量である。したがつて、実施例においては、
ベローズ７の底からカツプ部材８の高さの位置ま
で無定形物２０が封入されている。
８がその最下端の位置からブラケツト９に当たる
まで（第３図参照）移動する間に吐出されるエア
ーの量である。したがつて、実施例においては、
ベローズ７の底からカツプ部材８の高さの位置ま
で無定形物２０が封入されている。
いま、ベローズ７を第２図のよに伸長すると、
その内部圧力が低下するため吸入口７の逆止弁１
３が弁孔１４を開放し、エアーを吸入する。次
に、ハンドル５の操作によてカツプ部材８を上昇
せしめて内部圧力を増大させると、吐出口１１の
逆止弁１７が弁孔１８を開放し、タンク３内へエ
アーを吸出し、タンク３内の圧力を上昇させる
（第３図参照）。
その内部圧力が低下するため吸入口７の逆止弁１
３が弁孔１４を開放し、エアーを吸入する。次
に、ハンドル５の操作によてカツプ部材８を上昇
せしめて内部圧力を増大させると、吐出口１１の
逆止弁１７が弁孔１８を開放し、タンク３内へエ
アーを吸出し、タンク３内の圧力を上昇させる
（第３図参照）。
このようにしてカツプ部材８を最上位まで押上
げてその上端がブラケツト９に当つた状態におい
ては、ベローズ７内部のエアーがほとんど全て吐
出されたことになる。
げてその上端がブラケツト９に当つた状態におい
ては、ベローズ７内部のエアーがほとんど全て吐
出されたことになる。
そこで、次にハンドル５の操作によつてカツプ
部材８を下降させると、ベローズ７の内部圧力が
急速に一定以下に低下するので、吸入口１０の逆
止弁１３が直ちにその弁孔１４を開放し、エアー
を吸入する。
部材８を下降させると、ベローズ７の内部圧力が
急速に一定以下に低下するので、吸入口１０の逆
止弁１３が直ちにその弁孔１４を開放し、エアー
を吸入する。
以後同様の操作を繰返えすことによつてタンク
３の内部圧力を上昇させる。
３の内部圧力を上昇させる。
この発明は、上述のようにベローズでなるポン
プ本体の内部に所定量の無定形物を封入した構成
としたものであるから、圧縮時に無定形物の体積
の変化が無い。そのため圧縮時にポンプ本体内部
に加圧されたエアーがほとんど残らない。
プ本体の内部に所定量の無定形物を封入した構成
としたものであるから、圧縮時に無定形物の体積
の変化が無い。そのため圧縮時にポンプ本体内部
に加圧されたエアーがほとんど残らない。
したがつて、ポンプ本体の伸長時に直ちに吸入
側の逆止弁がその弁孔を開放するので、効率の良
いポンプを得ることができる。また、携帯用ポン
プにおいては、ポンプ自体が傾いた状態で使用さ
れることがあるが、この発明の場合は無定形物
（ゲル状）を使用するものであるから、その表面
の傾斜の変化は緩慢である。そのため、傾斜状態
で使用される場合もポンプの作用に支障が無く、
所期の効果を発揮することができる。
側の逆止弁がその弁孔を開放するので、効率の良
いポンプを得ることができる。また、携帯用ポン
プにおいては、ポンプ自体が傾いた状態で使用さ
れることがあるが、この発明の場合は無定形物
（ゲル状）を使用するものであるから、その表面
の傾斜の変化は緩慢である。そのため、傾斜状態
で使用される場合もポンプの作用に支障が無く、
所期の効果を発揮することができる。
第１図は実施例の一部省略断面図、第２図およ
び第３図は同上のエアーポンプ部分の拡大断面
図、第４図はクランクレバーとカツプ部材の部分
を示す側面図、第５図は第４図の変形例を示す側
面図である。 １……エアーポンプ、２……噴霧機、７……ベ
ローズ、８……カツプ部材、９……ブラケツト、
１０……吸入口、１１……吐出口、１３……逆止
弁、１４……弁孔、１７……逆止弁、１８……弁
孔。
び第３図は同上のエアーポンプ部分の拡大断面
図、第４図はクランクレバーとカツプ部材の部分
を示す側面図、第５図は第４図の変形例を示す側
面図である。 １……エアーポンプ、２……噴霧機、７……ベ
ローズ、８……カツプ部材、９……ブラケツト、
１０……吸入口、１１……吐出口、１３……逆止
弁、１４……弁孔、１７……逆止弁、１８……弁
孔。
Claims (1)
- １ ベローズでなるポンプ本体の一端にエアー吸
入口とエアー吐出口を設け、これらの吸入口と吐
出口にそれぞれ方向性逆の逆止弁を挿入したエア
ーポンプにおいて、上記ポンプ本体内部にゲル状
無定形物を封入し、その無定形物の容積を、ポン
プ本体の内部容積からその最大吐出量を差引いた
残りの容積にほぼ等しい大きさに形成したことを
特徴とする携帯式エアーポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16335284A JPS6140468A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 携帯式エアーポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16335284A JPS6140468A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 携帯式エアーポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6140468A JPS6140468A (ja) | 1986-02-26 |
| JPS6363753B2 true JPS6363753B2 (ja) | 1988-12-08 |
Family
ID=15772250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16335284A Granted JPS6140468A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 携帯式エアーポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6140468A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0317550U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-21 | ||
| JPH0590351U (ja) * | 1991-05-20 | 1993-12-10 | 株式会社ツーデン | 漏液センサ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002202062A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Marunaka Seisakusho:Kk | 散布機のポンプ |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16335284A patent/JPS6140468A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0317550U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-21 | ||
| JPH0590351U (ja) * | 1991-05-20 | 1993-12-10 | 株式会社ツーデン | 漏液センサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6140468A (ja) | 1986-02-26 |
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